JP3047522B2 - アクティブマトリクス基板を用いた液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス基板を用いた液晶表示装置

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JP3047522B2
JP3047522B2 JP16421791A JP16421791A JP3047522B2 JP 3047522 B2 JP3047522 B2 JP 3047522B2 JP 16421791 A JP16421791 A JP 16421791A JP 16421791 A JP16421791 A JP 16421791A JP 3047522 B2 JP3047522 B2 JP 3047522B2
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capacitor
display area
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弘樹 作田
記久雄 小野
武 田中
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動回路を同時形成し
たアクティブマトリクス基板の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動回路内蔵TFT液晶表示装置に関し
ての公知例として、特開昭62−198827号公報等がある。
この発明は、液晶表示領域の信号線の入力側と出力側の
両方に駆動回路を内蔵し、その駆動回路の出力側に容量
を有することを特徴としている。この容量により信号線
が断線した場合に発生する線状欠陥不良を低減させよう
とするものである。内蔵した容量の片方の電極は駆動回
路の出力側に接続され、他方の電極は外部接続端子を有
し通常は電気的に浮かした状態にしている。線状欠陥が
発生した場合、どちらか一方の容量の外部接続端子を使
用することで所定の電圧が供給でき、充分な容量を得る
ことができる。これによって画素電極への書き込みを確
実にすることを可能としたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
薄膜トランジスタ及び容量等で構成される駆動回路を液
晶表示領域の信号線の入力側と出力側の両方に形成する
ために、同一透明基板内に占める駆動回路領域が大きく
なりパネル全体が大きくなる傾向にある。本発明の第1
の目的は、液晶表示領域は同じ大きさで駆動回路領域を
狭くし、パネル全体を小さくすることにある。また、液
晶表示領域を駆動するための薄膜トランジスタ及び容量
を液晶表示領域の信号線の入力側と出力側の両方に形成
するために駆動回路の歩留まり低下が予測される。本発
明の第2の目的は、駆動回路の歩留まり低下を抑えるこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記2つの目
的を次の手段によって達成するものである。
【0005】本発明は、複数の走査線と、その複数の走
査線に交差するように配置した複数の信号線を有する表
示領域と、表示領域外に設けられ複数の信号線にそれぞ
れ接続され第1の静電容量を形成するように配置された
第1のコンデンサを有する第1の駆動回路領域と、表示
領域外に設けられ第1の駆動回路領域に対して表示領域
から伸びるもう一方の複数の信号線に接続される第2の
薄膜トランジスタと第2の薄膜トランジスタと表示領域
を接続する電極線上に接続され第1の静電容量よりも小
さい第2の静電容量を形成するように配置された第2の
コンデンサを有する第2の駆動回路領域を有する第2の
駆動回路領域を含んでなる液晶表示装置により構成され
る。
【0006】
【作用】本発明の上記第1の目的に対しては、液晶表示
領域を制御する駆動回路を、薄膜トランジスタ1個及び
容量の必要最小限に留め、パネルに占める駆動回路領域
を狭くすることでパネル全体を小さくすることができ
る。
【0007】
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
【0009】図1は本発明の駆動回路を内蔵したアクテ
ィブマトリクス基板を用いた液晶表示装置を示したもの
である。本液晶表示装置は、画素TFT及び画素容量を
マトリクス状に配置した液晶表示領域1と、液晶表示領
域1を挾んで液晶表示領域1を制御する駆動回路2を同
一透明基板上に形成する。各信号線6は、画素TFTと
駆動回路2に接続されている。駆動回路2は、周辺TF
T3及び第1の静電容量4、第2の静電容量5で構成さ
れている。周辺TFT3の出力側には第2の静電容量5
が接続されており、液晶表示領域1を挾んだ反対側の駆
動回路2には第1の静電容量4が信号線6に接続されて
いる。
【0010】図2は駆動回路2の平面構造を示す。周辺
TFT3及び第1の静電容量4、第2の静電容量5は、
ゲート/ドレイン間ショートの不良が発生した場合を考
慮し、周辺TFT3の半導体膜層と上部電極および容量
4,5の上部電極を複数に分割する。ショートが発生し
た箇所はレーザでソースあるいはドレイン電極を切断す
る。また、断線に対しては、駆動回路の信号線を少なく
とも2本に分割し冗長性を持たせている。第2の静電容
量5より第1の静電容量4の容量値を大きくしてあり、
周辺TFT3及び第2の静電容量5で構成される駆動回
路2と第1の静電容量4の駆動回路の占有面積をほぼ同
じにする。
【0011】図3は、図2の駆動回路平面構造の周辺T
FT3の断面A−A′と、第1の静電容量4及び第2の
静電容量5の断面B−B′を示したものである。周辺T
FTの構造は、逆スタガ構造でゲート絶縁膜には陽極酸
化膜と窒化珪素膜の2層絶縁膜で形成される。また、周
辺TFT3は高移動度を必要とするため半導体膜層を移
動度の高い多結晶シリコン膜を使用し、単結晶シリコン
膜の2層半導体膜層で形成する。
【0012】図4に液晶表示領域1の1画素分の平面構
造を示す。液晶表示領域1は画素TFT13及び画素容
量14をマトリクス状に形成してある。画素TFT13
のゲート電極は走査線に、ドレイン電極は信号線にそれ
ぞれ接続され、ソース電極は透明導電膜16に接続され
る。また、前段の走査線15と透明導電膜16との間に
画素容量14を形成する。
【0013】図5は、図4の液晶表示領域1の画素TF
T13の断面構造C−C′を示したものである。画素T
FT13の構造は、逆スタガ構造であり、半導体膜のみ
周辺TFT3とは違い単結晶シリコン膜11のみで形成
される。
【0014】図6は、パネル内の液晶表示領域1と駆動
回路2の配置図を示す。液晶表示領域1を挾んで周辺T
FT3及び第2の静電容量5、及び第1の静電容量4で
構成される駆動回路2でパネルを構成する。また、駆動
回路2の占有面積比を0.90から1.10 の範囲内とす
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、駆動回路領域を狭くす
ることでパネル全体を小さくすることができる。駆動回
路に冗長性をもたせることで駆動回路の歩留まり低下を
抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動回路内蔵アクティブマトリクス基
板の概略図である。
【図2】本発明の駆動回路の平面構造図である。
【図3】本発明の駆動回路の断面図である。
【図4】本発明の液晶表示領域の平面構造図である。
【図5】本発明の液晶表示領域の断面図である。
【図6】本発明のパネル内の液晶表示領域と駆動回路の
配置図である。
【符号の説明】
1…液晶表示領域、2…駆動回路、3…周辺TFT、4
…第1の静電容量、5…第2の静電容量、6…信号線、
7…ガラス基板、8…ゲート電極、9…ゲート絶縁膜、
10…多結晶シリコン膜、11…単結晶シリコン膜、1
2…ソース/ドレイン電極、13…画素TFT、14…
画素容量、15…走査線、16…透明導電膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−65018(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1368 G02F 1/133 550

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の走査線と、複数の走査線に交差する
    ように配置した複数の信号線と、前記走査線と前記信号
    線の交点近傍に設けられた第1の薄膜トランジスタと、
    前記複数の走査線と前記複数の信号線により囲まれたそ
    れぞれの領域に対応して配置した透明電極と、を有する
    表示領域と、前記表示領域外に設けられ前記複数の信号
    線にそれぞれ接続され第1の静電容量を形成するように
    配置された第1のコンデンサと、を有する第1の駆動回
    路領域と、前記表示領域外に設けられ前記第1の駆動回
    路領域に対して前記表示領域から伸びるもう一方の複数
    の信号線に接続される第2の薄膜トランジスタと、該第
    2の薄膜トランジスタと前記表示領域を接続する電極線
    上に接続され前記第1の静電容量よりも小さい第2の静
    電容量を形成するように配置された第2のコンデンサ
    と、を有する第2の駆動回路領域と、を含んでなるアク
    ティブマトリクス基板を用いた液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第2の薄膜トラン
    ジスタ及び前記第2のコンデンサの占有面積と、前記第
    1のコンデンサの占有面積の比が、0.9から1.1の範
    囲内にあることを特徴とするアクティブマトリクス基板
    を用いた液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第1のコンデンサ
    又は前記第2のコンデンサの少なくともいずれか一方の
    片側の導体板が前記信号線の一部で形成され、かつ上部
    導体板が複数に分割されたアクティブマトリクス基板を
    用いた液晶表示装置。
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JP3081497B2 (ja) * 1995-03-30 2000-08-28 三洋電機株式会社 表示装置及びその製造方法
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