JP3047346B2 - クロスコネクト装置 - Google Patents

クロスコネクト装置

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JP3047346B2
JP3047346B2 JP7112840A JP11284095A JP3047346B2 JP 3047346 B2 JP3047346 B2 JP 3047346B2 JP 7112840 A JP7112840 A JP 7112840A JP 11284095 A JP11284095 A JP 11284095A JP 3047346 B2 JP3047346 B2 JP 3047346B2
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control
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロスコネクト装置に関
し、特に既存設定経路を保護する機能を有するクロスコ
ネクト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のクロスコネクト装置の一
例の動作を示すフローチャートである。このフローチャ
ートは便宜上動作フローとともに信号の流れも示してい
る。
【0003】これはマトリックススイッチを2個相互に
接続して構成されるクロスコネクト装置の動作例であ
る。
【0004】各マトリックススイッチはスイッチの接続
を行うマトリックススイッチ接続情報部100,101
と、これらのマトリックススイッチ接続情報部100,
101を制御する制御部102,103と、これらの制
御部102,103を制御する上位制御装置104とか
らなっていた。
【0005】まず、上位制御装置104から制御部10
2,103の各々に対して接続情報が送信される。する
と、この接続情報を受けた制御部102,103は応答
レスポンスを上位制御装置104に返送する。
【0006】次に、S100にて上位制御装置104は
全ての制御部102,103から応答レスポンスを受け
取ったことを確認した場合は、制御部102,103に
接続を指令するトリガを出力する。するとこの指令に基
づいて制御部102,103はマトリックススイッチ接
続情報部100,101にマトリックススイッチを接続
させる。一方、S100にて上位制御装置104が全て
の制御部102,103から応答レスポンスを受け取ら
ない場合は、制御部102,103に接続しない旨を知
らせるトリガを出力する。
【0007】また、マトリックススイッチの接続方式に
関して(1)特開平4−277952号公報に、各イン
タフェース部ごとにスイッチ部を設けることにより、1
個のスイッチの故障でシステム全体がダウンするのを防
止する技術が開示され、(2)特開平2−272953
号公報に、回線接続時に誤って他の回線へ通信内容が送
信されることを防止する技術が開示され、(3)特開平
5−260081号公報に、回線の両端のクロスコネク
ト装置を第1、第2の特定装置とし、第1の装置は障害
信号を生成し、この信号に従い、第2の特定装置と協働
して所定のアルゴリズムを処理し、ラインを切り替える
技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のクロス
コネクト装置には次のような欠点があった。図12,1
3を参照しながらこの欠点について説明する。図12,
13は従来のクロスコネクト装置の接続例を示す模式説
明図である。
【0009】一例として入力端子、出力端子ともに3個
の端子を有するスイッチAとスイッチBとが相互に接続
されたクロスコネクト装置について説明する。
【0010】まず、図12から説明する。初期状態とし
て、スイッチAは入力3と出力1とが接続され、スイッ
チBは入力1と出力1とが接続されているとする。すな
わち、スイッチAの入力3に入れた信号は、スイッチB
の出力1から出てくることになる。このとき、上位制御
装置は、スイッチAの入力3とスイッチBの出力1とが
接続されていることを忘れてしまったと仮定する。
【0011】次に、上位制御装置は、なんらかの外部か
らの要求に従い、スイッチAの入力1とスイッチBの出
力2を接続することが必要になったとする。この場合、
本来であれば上位制御装置は、各々の制御部に対しスイ
ッチAの入力1と出力2を接続する命令と、スイッチB
の入力2と出力2を接続する命令を出力するべきであ
る。ところが、上位制御装置はスイッチAの入力3とス
イッチBの出力1とが接続されていることを忘れてしま
ったため、各々の制御部に対しスイッチAの入力1と出
力1を接続する命令と、スイッチBの入力1と出力2を
接続する命令を出力してしまったとする。
【0012】この場合、スイッチAの出力1には入力
1,3の両方が接続されることになり誤接続となる。
(なお、入力1にたとえば出力1,2の両方が接続され
る場合は、いわゆるブロードキャストとなりこれは有効
である。)ところが、従来のクロスコネクト装置はこの
誤接続を事前に確認する手段を有しなかった。
【0013】次に、図13について説明する。前述の初
期状態に対し、上位制御装置はスイッチAの入力3とス
イッチBの出力2が接続していると間違えて認識したと
する。この場合において、上位制御装置は、各々の制御
部に対しスイッチAの入力3と出力1を開放する命令
と、スイッチBの入力1と出力2を開放する命令を出力
してしまったとする。
【0014】この場合、スイッチBの入力1と出力1の
接続は開放されないため誤開放となる。
【0015】ところが、従来のクロスコネクト装置はこ
の誤開放を事前に確認する手段も有しなかった。
【0016】また、先行技術(1)〜(3)に誤接続お
よび誤開放を事前に確認する手段は開示されていない。
【0017】そこで本発明の目的は、接続情報が異常と
なった場合に誤接続、誤開放されるのを防ぎ、もってク
ロスコネクト装置に設定された既存設定経路を保護する
ことができるクロスコネクト装置を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、N個の入力端子とG個の出力端子(N,G
は正の整数)を有し、任意の入力端子と任意の出力端子
を1対X(Xは1≦X≦Gの条件を満たす正の整数)で
接続するスイッチ部と、このスイッチ部の実際の接続状
態を記憶する接続情報部と、外部からの制御情報に基づ
いて前記スイッチ部を制御するに際し、前記接続情報部
より制御前の接続情報を読み出し、他の既存設定経路に
影響を及ぼさないことを確認した上で前記スイッチ部を
制御する制御部とを含むことを特徴とする。ここで、接
続制御の場合は、前記接続情報部より接続するよう指定
された前記スイッチ部の出力端子の接続情報を読み出
し、前記出力端子がいずれの前記入力端子とも接続され
ていないことを確認する。開放制御の場合は、前記接続
情報部より開放するよう指定された前記スイッチ部の出
力端子と入力端子の接続情報を読み出し、前記出力端子
と前記入力端子とが接続されていることを確認する。
【0019】
【作用】制御部はスイッチ部を制御するに際し、接続情
報部より制御前の接続状態を読み出す。次に、制御部は
その接続状態を調べスイッチ部を制御しても他の既存設
定経路に影響を及ぼさないことを確認した後にスイッチ
部を制御する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。まず、第1実施例から説明する。
図1は本発明に係るクロスコネクト装置の第1実施例の
構成図である。
【0021】クロスコネクト装置1は、回線接続を行う
スイッチ部2と、このスイッチ部2を駆動しかつスイッ
チ部2の接続状態を記憶する接続情報部3と、インタフ
ェース部5と、このインタフェース部5を介して外部よ
り制御情報が入力され、かつこの制御情報に基づき接続
情報部3を介してスイッチ部2を制御する制御部6と、
この制御部6に入力された制御情報を記憶させるメモリ
7とからなり、スイッチ部2と接続情報部3とでマトリ
ックススイッチ10を構成し、インタフェース部5、制
御部6およびメモリ7とで制御装置11を構成する。
【0022】なお、スイッチ部2の入力端子15はN個
の端子を備え、出力端子16はG個の端子を備える。こ
こに、N,Gは正の整数である。
【0023】また、スイッチ部2の出力端子16の1本
の端子に入力端子15の複数本の端子が接続される場合
は誤接続となるが、これと逆の場合、すなわち入力端子
15の1本の端子に出力端子16の複数本の端子が接続
される場合は、いわゆるブロードキャストとなりこれは
有効である。
【0024】次に、第1実施例の動作について説明す
る。図2は第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。このフローチャートは便宜上動作フローとともに信
号の流れも示している。また、接続制御の場合の動作を
示している。
【0025】まず、外部よりインタフェース部5を介し
て制御部6に接続情報(制御情報ともいう)が入力され
ると、制御部6はその接続情報をメモリ7に書き込むと
ともに接続情報部3よりスイッチ部2の現在の接続情報
を取り出す。そして、S1にて制御部6は接続情報に指
定されたスイッチ部2の出力ポート(以下、出力端子と
もいう)16がいずれの入力ポート(以下、入力端子と
もいう)15にも接続されていないかを確認する。そし
て、出力ポート16がいずれの入力ポート15にも接続
されていないことが確認された場合は、S2に進み制御
部6は確認レスポンスをインタフェース部5を介して外
部に送出し、かつ接続制御部3に対し接続情報の変更を
指令する。この指令に従い接続制御部3はスイッチ部2
の接続を変更、すなわち指定の出力ポート16と入力ポ
ート15とを接続する。
【0026】次に、開放制御の場合について説明する。
この場合、S1にて制御部6は接続情報に指定された出
力ポート16と入力ポート15とが接続されているかを
確認する(このS1の内容のみは不図示)。そして、出
力ポート16と入力ポート15とが接続されていること
が確認された場合は、S2に進み制御部6は確認レスポ
ンスをインタフェース部5を介して外部に送出し、かつ
接続制御部3に対し接続情報の変更を指令する。この指
令に従い接続制御部3はスイッチ部2の接続を変更、す
なわち指定の出力ポート16と入力ポート15とを開放
する。
【0027】次に、第2実施例について説明する。図3
は第2実施例の構成図である。第2実施例はスイッチ部
を2個相互に接続したものである。したがって、第1実
施例に係るクロスコネクト装置の制御装置11と、マト
リックススイッチ10はそのまま用い、新たに追加され
る構成部分にのみ新番号を付す。
【0028】クロスコネクト装置20はマトリックスス
イッチ10と、制御装置11と、これらと同様の構成を
有するマトリックススイッチ21と、制御装置22と、
制御装置11,22の両者を制御する上位制御装置23
とからなる。
【0029】また、マトリックススイッチ21はマトリ
ックススイッチ10と同様のスイッチ部31と、接続情
報部32とからなり、制御装置22は制御装置11と同
様のインタフェース部35と、制御部36と、メモリ3
7とからなる。
【0030】また、上位制御装置23も制御装置11,
22と同様のインタフェース部41と、制御部42と、
メモリ43とからなる。ただし、この制御部42はイン
タフェース部5,35を介して制御部6,36を制御す
る点が制御部6,36と異なる。
【0031】さらに、スイッチ部2の出力端子16とス
イッチ部31の入力端子45とが1個ずつ接続されてい
る。また、スイッチ部31の出力側には出力端子46が
設けられている。
【0032】次に、第2実施例の動作について説明す
る。図4は第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。このフローチャートは便宜上動作フローとともに信
号の流れも示している。また、接続制御の場合の動作を
示している。
【0033】まず、上位制御装置23よりインタフェー
ス部5を介して制御部6に接続情報が入力され、インタ
フェース部35を介して制御部36に接続情報が入力さ
れる。これを受けて制御部6はその接続情報をメモリ7
に書き込むとともに接続情報部3より現状の接続状態を
読み出し(リードし)、制御部36はその接続情報をメ
モリ37に書き込むとともに接続情報部32より現状の
接続状態を読み出す。
【0034】そして、S11にて制御部6は接続情報に
指定された出力ポート16がいずれの入力ポート15に
も接続されていないかを確認する。そして、いずれの入
力ポート15にも接続されていない場合(OK)はS1
2に進み上位制御装置23に確認レスポンスを返す。一
方、いずれかの入力ポート15に接続されている場合
(NG)はS13に進み上位制御装置23に異常レスポ
ンスを返す。
【0035】同様に、S15にて制御部36は接続情報
に指定された出力ポート46がいずれの入力ポート45
にも接続されていないかを確認する。そして、いずれの
入力ポート45にも接続されていない場合(OK)はS
16に進み上位制御装置23に確認レスポンスを返す。
一方、いずれかの入力ポート45に接続されている場合
(NG)はS17に進み上位制御装置23に異常レスポ
ンスを返す。
【0036】次に、上位制御装置23はS21にて両制
御部6,36から接続情報に対する確認レスポンスを受
けたかの確認を行い、両制御部6,36からその確認レ
スポンスを受けた場合(OK)は、確認レスポンスを接
続情報の発信元に返し、かつ両制御部6,36に対しス
イッチ部2,31の設定を指示するトリガを送出する。
このトリガを受けた両制御部6,36は接続情報部3,
36にスイッチ部2,31の設定を行わせる。一方、S
21にて上位制御装置23が少なくとも制御部6,36
のいずれか一方から確認レスポンスを受けていない場合
(NG)は、異常レスポンスを接続情報の発信元に返
す。
【0037】次に、開放制御の場合について説明する。
この場合、S11にて制御部6は接続情報に指定された
出力ポート16と入力ポート15とが接続されているか
を確認する(このS11の内容は不図示)。そして、出
力ポート16と入力ポート15とが接続されていること
が確認された場合は、S12に進み制御部6は確認レス
ポンスを上位制御装置23に返す。また、出力ポート1
6と入力ポート15とが接続されていないことが確認さ
れた場合はS13に進み制御部6は異常レスポンスを上
位制御装置23に返す。
【0038】同様に、S15にて制御部36は接続情報
に指定された出力ポート46と入力ポート45とが接続
されているかを確認する(このS15の内容は不図
示)。そして、出力ポート46と入力ポート45とが接
続されていることが確認された場合は、S16に進み制
御部36は確認レスポンスを上位制御装置23に返す。
また、出力ポート46と入力ポート45とが接続されて
いないことが確認された場合はS17に進み制御部36
は異常レスポンスを上位制御装置23に返す。
【0039】次に、上位制御装置23はS21にて両制
御部6,36から接続情報に対する確認レスポンスを受
けたかの確認を行い、両制御部6,36からその確認レ
スポンスを受けた場合(OK)は、確認レスポンスを接
続情報の発信元に返し、かつ両制御部6,36に対しス
イッチ部2,31の設定を指示するトリガを送出する。
このトリガを受けた両制御部6,36は接続情報部3,
36にスイッチ部2,31の設定、すなわち指定された
出力ポート46と入力ポート45とを開放する。一方、
S21にて上位制御装置23が少なくとも制御部6,3
6のいずれか一方から確認レスポンスを受けていない場
合(NG)は、異常レスポンスを接続情報の発信元に返
す。
【0040】次に、第3実施例について説明する。図5
は第3実施例の構成図である。この第3実施例は3段ス
イッチの構成である。また、図中のN,G,n,M,g
の値は、所望のスイッチのサイズによって任意に決定す
ることができる。
【0041】この3段スイッチは、入力端子数n個と出
力端子数M個を有し、任意の入力端子と出力端子を1対
多で接続できるP個の1次スイッチ1−1〜1−Pと、
入力端子数P個と出力端子数Q個を有し、任意の入力端
子と出力端子を1対多で接続できるM個の2次スイッチ
2−1〜2−Mと、入力端子数M個と出力端子数g個を
有し、任意の入力端子と出力端子を1対多で接続できる
Q個の3次スイッチ3−1〜3−Qとからなる。
【0042】また、任意のp番目(1≦p≦P)の1次
スイッチ1−1〜1−Pの任意のm番目(1≦m≦M)
の出力は、任意のm番目(1≦m≦M)の2次スイッチ
2−1〜2−Mの任意のp番目(1≦p≦P)の入力に
接続され、任意のm番目(1≦m≦M)の2次スイッチ
2−1〜2−Mの任意のq番目(1≦q≦Q)の出力
は、任意のq番目(1≦q≦Q)の3次スイッチ3−1
〜3−Qの任意のm番目(1≦m≦M)の入力に接続さ
れる。
【0043】また、N個の入力端子4−1〜4−NとG
個の出力端子5−1〜5−Gとを備えている。
【0044】さらに、この3段スイッチを制御するため
に、上位制御装置60と、1次スイッチ1−1〜1−P
を制御するP個の制御装置61と、2次スイッチ2−1
〜2−Mを制御するM個の制御装置62と、3次スイッ
チ3−1〜3−Qを制御するQ個の制御装置63とを備
えている。
【0045】そして、上位制御装置60は、1次スイッ
チ1−1〜1−Pを制御するP個の制御装置61と、2
次スイッチ2−1〜2−Mを制御するM個の制御装置6
2と、3次スイッチ3−1〜3−Qを制御するQ個の制
御装置63とに各々接続される。
【0046】また、1次スイッチ1−1〜1−Pを制御
するP個の制御装置61は、各々1次スイッチ1−1〜
1−Pに接続され、2次スイッチ2−1〜2−Mを制御
するM個の制御装置62は各々2次スイッチ2−1〜2
−Mに接続され、3次スイッチ3−1〜3−Qを制御す
るQ個の制御装置63は各々3次スイッチ3−1〜3−
Qに接続される。
【0047】なお、同図中*はスイッチのサイズを意味
するために使用し、a×bは入力端子数aと出力端子数
bを有することを意味する。
【0048】次に、第3実施例の動作について説明す
る。同図において、N=100、G=100、n=5、
M=9、g=5とする。そして、物理的に3段スイッチ
の入力端子4−3と、出力端子5−3が接続されている
とする。
【0049】この接続は、1番目の1次スイッチ1−1
の3番目の入力端子と1番目の出力端子が接続され、1
番目の2次スイッチ2−1の2番目の入力端子と1番目
の出力端子が接続され、1番目の3次スイッチ3−1の
1番目の入力端子と3番目の出力端子が接続されて実現
される。
【0050】次に、情報制御部は、この物理的接続情報
を廃棄してしまったと仮定する。
【0051】この時、「3段スイッチの入力端子4−7
と、出力端子5−2を接続する」という命令を上位制御
装置60が受けた場合は、2番目の1次スイッチ1−2
の2番目の入力端子と1番目の出力端子の接続命令を1
次スイッチ1−2の制御装置61に送信し、1番目の2
次スイッチ2−1の2番目の入力端子と1番目の出力端
子の接続命令を2次スイッチ2−1の制御装置62に送
信し、1番目の3次スイッチ3−1の1番目の入力端子
と2番目の出力端子の接続命令を3次スイッチ3−1の
制御装置63に送信する。
【0052】しかし、2次スイッチ2−1の制御装置6
2は1番目の出力端子が既に他の入力端子と接続されて
いることを検出し、これらの制御命令が誤りであること
を上位制御装置60に通知することができる。
【0053】次に、スイッチ部と接続情報部の構成につ
いて説明する。まず、スイッチ部から説明する。図6は
スイッチ部の外観図、図7は同回路の模式説明図であ
る。図6に示すようにスイッチ部2,32(以下、スイ
ッチ部2で代表する。)はICで構成され、左側に入力
端子15を、右側に出力端子16を備える。
【0054】また、図7に示すように内部回路はマトリ
ックス構成となっており、同図右側に示すようにマトリ
ックスの選択はスイッチのオン・オフにより行われる。
【0055】図8はマトリックスの模式拡大図、図9は
マトリックスの一部回路図である。図8,9は入力端子
15の1〜3ピン、出力端子16の1〜2ピンの部分を
拡大表示したものである。図9は図8に対応している。
図9に示すようにマトリックスは入力端子15に対して
6個のナンド回路71〜76が設けられ、出力端子16
に対して2個のナンド回路77,78が設けられる。そ
して、ナンド回路71〜76の入力側の一方の線が制御
線S1−1〜3,S2−1〜3であり、入力側の他方の
線が信号線である。
【0056】そして、この制御線S1−1〜3のいずれ
かが高レベル(H)となると、その高レベルとなったナ
ンド回路71〜73のゲートが開き、そのゲートおよび
ナンド回路77を介して信号が出力される。
【0057】同様に、制御線S2−1〜3のいずれかが
高レベル(H)となると、その高レベルとなったナンド
回路74〜76のゲートが開き、そのゲートおよびナン
ド回路78を介して信号が出力される。
【0058】次に、接続情報部について説明する。図1
0は接続情報部の回路図である。接続情報部3,32
(以下、接続情報部3で代表する。)は、デコーダ8
1,82と、Dフリップフロップ83〜88と、ナンド
回路91〜103と、コーダ104とにより構成され
る。
【0059】そしてデコーダ81の入力ポート(入力
1,2)およびデコーダ82の入力ポート(入力1,
2)には制御部6より制御信号が入力される。また、ラ
イトパルスおよびリードパルスも制御部6より入力され
る。さらに、コーダ104の入力ポートにはデコーダ8
1の入力ポート(入力1,2)に入力された信号が解読
されて出力される。
【0060】次に、信号の入出力関係について説明す
る。まず、デコーダ81の入出力関係から説明する。デ
コーダ81の入力1,2が0,1の場合は、出力1,
2,3は1,0,0となり、入力1,2が1,0の場合
は、出力1,2,3は0,1,0となり、入力1,2が
1,1の場合は、出力1,2,3は0,0,1となる。
すなわち、これらの入力に対していずれか1の出力のみ
が「1」となる。
【0061】一方、コーダ104の入出力関係は、コー
ダ104の入力1,2,3が1,0,0の場合は、出力
1,2は0,1となり、入力1,2,3が0,1,0の
場合は、出力1,2は1,0となり、入力1,2,3が
0,0,1の場合は、出力1,2は1,1となる。
【0062】また、ライトパルスおよびリードパルスは
負論理(低レベルが「1」)であり、その他の信号は正
論理(高レベルが「1」)である。そして、ライトパル
スは接続情報に従ってスイッチ制御するタイミングを決
定するものであり、リードパルスは現在の接続情報を読
み出す(リードする)タイミングを決定するものであ
る。
【0063】次に、ライトとリードの動作について説明
する。まず、ライトの場合、すなわちスイッチ制御する
場合から説明する。この場合は、デコーダ82のいずれ
か一方に入力された信号とライトパルスによりナンド回
路97,99のいずれか一方が選択される。従って、デ
コーダ81のいずれか1の出力「1」との組み合わせに
よりDフリップフロップ83〜88のいずれか1個がセ
ットされ、S1−1〜3およびS2−1〜3のいずれか
1個から高レベル信号が出力される。そして、この高レ
ベル信号はスイッチ部2のS1−1〜3およびS2−1
〜3のいずれか1個に入力され、所定のスイッチが接続
される。
【0064】また、リードの場合はデコーダ82のいず
れか一方に入力された信号とリードパルスによりナンド
回路98,100のいずれか一方が選択される。従っ
て、デコーダ82の入力1に信号が入力された場合はナ
ンド回路98が選択されるためナンド回路91〜93お
よび101〜103を介してデコーダ81の出力がコー
ダ104に入力される。
【0065】同様に、デコーダ82の入力2に信号が入
力された場合はナンド回路100が選択されるためナン
ド回路94〜96および101〜103を介してデコー
ダ81の出力がコーダ104に入力される。
【0066】そして、このコーダ104に入力された信
号が解読されて出力される。このコーダ104から出力
される信号はデコーダ81に入力された信号と同一であ
る。
【0067】すなわち、デコーダ82に入力した信号
と、コーダ104から出力される信号との組み合わせか
らどの端子とどの端子とが接続され、どの端子とどの端
子とが開放されているかが分かる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチ部の接続状態
を記憶する接続情報部を備え、制御部がスイッチ部を制
御するのに先立って、制御部に接続情報部から接続前の
接続状態を読み出させ、スイッチ部の接続を変更しても
他の既存設定経路に影響を及ぼさないことを確認してか
ら制御部にスイッチ部を制御させたため、制御部、制御
装置のいずれかに異常が有り、制御情報が異常になった
場合でも、誤接続、誤開放されるのを防ぎ、もってクロ
スコネクト装置に設定された既存設定経路を保護するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロスコネクト装置の第1実施例
の構成図である。
【図2】同クロスコネクト装置の第1実施例の動作を示
すフローチャートである。
【図3】同クロスコネクト装置の第2実施例の構成図で
ある。
【図4】同クロスコネクト装置の第2実施例の動作を示
すフローチャートである。
【図5】同クロスコネクト装置の第3実施例の構成図で
ある。
【図6】同クロスコネクト装置のスイッチ部の外観図で
ある。
【図7】同クロスコネクト装置のスイッチ回路の模式説
明図である。
【図8】同クロスコネクト装置のスイッチ部のマトリッ
クスの模式拡大図である。
【図9】同クロスコネクト装置のスイッチ部のマトリッ
クスの一部回路図である。
【図10】同クロスコネクト装置の接続情報部の回路図
である。
【図11】従来のクロスコネクト装置の一例の動作を示
すフローチャートである。
【図12】同クロスコネクト装置の接続例を示す模式説
明図である。
【図13】同クロスコネクト装置の接続例を示す模式説
明図である。
【符号の説明】
1,20 クロスコネクト装置 2,31 スイッチ部 3,32 接続情報部 6,36,42 制御部 61,62,63 制御装置 15,45 入力端子 16,46 出力端子 23,60 上位制御装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N個の入力端子とG個の出力端子(N,
    Gは正の整数)を有し、任意の入力端子と任意の出力端
    子を1対X(Xは1≦X≦Gの条件を満たす正の整数)
    で接続するスイッチ部と、このスイッチ部の実際の接続
    状態を記憶する接続情報部と、外部からの制御情報に基
    づいて前記スイッチ部を制御するに際し、接続制御の場
    合は、前記接続情報部より接続するよう指定された前記
    スイッチ部の出力端子の接続情報を読み出し、前記出力
    端子がいずれの前記入力端子とも接続されておらず、他
    の既存設定経路に影響を及ぼさないことを確認した上で
    前記スイッチ部を制御する制御部とを含むことを特徴と
    するクロスコネクト装置。
  2. 【請求項2】 N個の入力端子とG個の出力端子(N,
    Gは正の整数)を有し、任意の入力端子と任意の出力端
    子を1対X(Xは1≦X≦Gの条件を満たす正の整数)
    で接続するスイッチ部と、このスイッチ部の実際の接続
    状態を記憶する接続情報部と、外部からの制御情報に基
    づいて前記スイッチ部を制御するに際し、開放制御の場
    合は、前記接続情報部より開放するよう指定された前記
    スイッチ部の出力端子と入力端子の接続情報を読み出
    し、前記出力端子と前記入力端子とが接続されており、
    他の既存設定経路に影響を及ぼさないことを確認した上
    で前記スイッチ部を制御する制御部とを含むことを特徴
    とするクロスコネクト装置。
  3. 【請求項3】 N個の入力端子とG個の出力端子(N,
    Gは正の整数)を有し、任意の入力端子と任意の出力端
    子を1対X(Xは1≦X≦Gの条件を満たす正の整数)
    で接続するスイッチ部を相互に接続してなる複数のスイ
    ッチ部と、これらのスイッチ部の各々の実際の接続状態
    を記憶する複数の接続情報部と、上位からの制御情報に
    基づいて前記各スイッチ部を制御するに際し、接続制御
    の場合は、前記接続情報部より接続するよう指定された
    前記スイッチ部の出力端子の接続情報を読み出し、前記
    出力端子がいずれの前記入力端子とも接続されていない
    ことを確認する複数の制御部と、これら制御部より前記
    各スイッチ部の制御前の接続状態を全て調べ前記各スイ
    ッチ部を制御しても他の既存設定経路に影響を及ぼさな
    いことを確認した上で前記各制御部に前記スイッチ部を
    制御させる上位制御部とを含むことを特徴とするクロス
    コネクト装置。
  4. 【請求項4】 N個の入力端子とG個の出力端子(N,
    Gは正の整数)を有し、任意の入力端子と任意の出力端
    子を1対X(Xは1≦X≦Gの条件を満たす正の整数)
    で接続するスイッチ部を相互に接続してなる複数のスイ
    ッチ部と、これらのスイッチ部の各々の実際の接続状態
    を記憶する複数の接続情報部と、上位からの制御情報に
    基づいて前記各スイッチ部を制御するに際し、開放制御
    の場合は、前記各接続情報部より開放するよう指定され
    た前記各スイッチ部の出力端子と入力端子の接続情報を
    読み出し、前記出力端子と前記入力端子とが接続されて
    いることを確認する複数の制御部と、これら制御部より
    前記各スイッチ部の制御前の接続状態を全て調べ前記各
    スイッチ部を制御しても他の既存設定経路に影響を及ぼ
    さないことを確認した上で前記各制御部に前記スイッチ
    部を制御させる上位制御部とを含むことを特徴とするク
    ロスコネクト装置。
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