JP3047213U - スカーフクリップ - Google Patents

スカーフクリップ

Info

Publication number
JP3047213U
JP3047213U JP1997008333U JP833397U JP3047213U JP 3047213 U JP3047213 U JP 3047213U JP 1997008333 U JP1997008333 U JP 1997008333U JP 833397 U JP833397 U JP 833397U JP 3047213 U JP3047213 U JP 3047213U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scarf
holding
main body
holding piece
clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997008333U
Other languages
English (en)
Inventor
美希 若林
真理 八木
Original Assignee
美希 若林
有限会社 利来安司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 美希 若林, 有限会社 利来安司 filed Critical 美希 若林
Priority to JP1997008333U priority Critical patent/JP3047213U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3047213U publication Critical patent/JP3047213U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄いスカーフと厚いスカーフのどちらでもク
リップできるスカーフクリップを提供する。 【解決手段】 本体11と該本体に起伏自在に設けられ
た押さえ部材12とを有するスカーフクリップ10に軟
質の弾性材で作った小物ホルダ20を装着する。この小
物ホルダ20には、大小2つの小物保持用の孔21,2
3が形成してある。薄いスカーフは小さい孔23に挿通
してクリップし、厚いスカーフは、大きい方の孔21に
挿通してクリップする。小物ホルダ20が不要な場合
は、押さえ部材の先端を小物ホルダ20のスリット27
から抜き出せば、金属製の押さえ部材単独で使用するこ
とが可能となる。のスカーフクリップをハンドバッグに
クリップした場合、小物保持用の孔を手袋ホルダとして
使用することもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、スカーフクリップなどの装飾体に関し、特に、スカーフのアレンジ に使用したり、手袋ホルダーとしても使用できるスカーフクリップに関する。 なお、本明細書で「小物」とは、スカーフや手袋等を総称した言葉として使用 している。
【0002】
【従来の技術】
女性が身につける装飾体に、スカーフクリップがある。これは、スカーフを種 々にアレンジして身につける場合に使用するもので、スカーフクリップの本体に 、押さえ部材を起伏自在に取り付けた形状をしている。本体部分は、貴金属や宝 石を用いた装飾部分である。押さえ部材は、金属性で環状をしており、本体の裏 側にヒンジとばねで取り付けられている。この押さえ部材の環の中にスカーフを 通し、押さえ部材を倒して本体に重ねると、ばねの力でスカーフを挟んで保持で きる。 スカーフを折ったり結んだりして色々な形状にし、スカーフクリップで要部を 固定すれば、簡単にその形状を保つことができることから、多用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のスカーフクリップは、押さえ部材が金属製で、その大きさは変 わらないことから、薄いスカーフには、小型の押さえ部材の付いたスカーフクリ ップを用い、厚いスカーフには、大きな押さえ部材のスカーフクリップを用いる 必要があり、複数のスカーフクリップを所有する必要があった。 本考案は、上記の事実から考えられたもので、1つのスカーフクリップで、薄 いスカーフでも厚いスカーフでも使用でき、また、スカーフ以外の手袋などの小 物も保持できるスカーフクリップを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために本考案のスカーフクリップは、本体と、該本体に 起伏自在に設けられた環状の押さえ部材と、小物ホルダとを有し、該小物ホルダ が少なくとも2つの大きさの異なる小物保持用の孔を有することを特徴としてい る。
【0005】 または、本体と、該本体に起伏自在に設けられた環状の押さえ部材と、小物ホ ルダとを有し、該小物ホルダが、本体側の第1保持片と押さえ部材側の第2保持 片とを有し、これら第1保持片と第2保持片に大きさの異なる小物保持用の孔を 穿設し、第2保持片と押さえ部材とが係合離脱自在であるを特徴としている。
【0006】 または、本体と、該本体に起伏自在に設けられた環状の押さえ部材と、小物ホ ルダとを有し、該小物ホルダが、本体に装着されるための2つの装着孔と、これ ら装着孔の両側に延設された第1保持片及び第2保持片とを有し、これら第1保 持片と第2保持片に大きさの異なる小物保持用の孔を穿設し、上記第1保持片と 第2保持片とが重なるように折り曲げたとき、上記2つの装着孔も重なり、第1 保持片と第2保持片とが重なり合う状態で本体に取り付けられ、押さえ部材側の 第2保持片と押さえ部材とが係合離脱自在である
【0007】 上記小物ホルダが、軟質の弾性材から形成された構成とすることが望ましい。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施例を、図面により説明する。 図1は、本考案の第1実施例を示す分解斜視図である。同図に示す10はスカ ーフクリップで、20は小物ホルダである。 スカーフクリップ10は、本体11と、環状の押さえ部材12と、ヒンジタイ プの取付金具13とからなる。本体11は、貴金属を加工したものや、貴金属の ベースに宝石などを取り付けたもので、スカーフクリップの中核となる部分であ る。この本体11には、取付金具13が固定され、ここに、押さえ部材12の下 端が軸支されている。
【0009】 押さえ部材12は金属製で、環状をしており、先端はやや尖った形状で、その 下端はL字型に曲げられている。取付金具13の内部には図示しないが、湾曲し た板ばねがあり、押さえ部材12が倒れて本体11上に重なると、L字型の先端 12aが板ばねに押され、押さえ部材12は、本体11に押しつけられる。この ような構造により、押さえ部材12の輪の中にスカーフを通し、本体11と押さ え部材12との間にスカーフを挟み込んで、スカーフが与えられた形態を保持で きるようになっている。
【0010】 小物ホルダ20は、大きな小物保持用の孔21が開けられた第1保持片22と 、小さな小物保持用の孔23が開けられた第2保持片24とが繋がって、中央が くびれた瓢箪型をしており、中央に細長い2つの装着孔25,26が開けられて いる。また、第2保持片24の先端近くにはスリット27が切り開かれている。 素材としては、折り曲げ程度が可能な可撓性を持ったプラスチックでもよいが、 天然或いは合成のゴムや、各種プラスチックの柔軟で弾力に富む薄板状の素材か ら形成するのが望ましい。
【0011】 小物ホルダ20をスカーフクリップ10に取り付けるには、まず、小物ホルダ 20を中央で2つ折りにし、2つの装着孔25,26を重ね合わせる。重なった 装着孔25,26に押さえ部材12の先端を通す。装着孔25,26の長さは、 押さえ部材12の中央部分より狭いが、小物ホルダ20自身が弾性に富むので、 弾性で伸びて押さえ部材12の最も広い部分を通過し、取付金具13に達する。 次に、第2保持片24の先端を掴んで引っ張り、スリット27に押さえ部材12 の先端を通す。図1の矢印は、押さえ部材12の先端が通過する状態を示してい る。
【0012】 図2は、上記のようにして小物ホルダ20をスカーフクリップ10に取り付け た状態を示す。(b)は、小物ホルダ20を図2の(a)から押さえ部材12が 若干、本体11側に倒れた状態を示す断面図で、スカーフクリップ10を仮想線 で示している。
【0013】 この後、スカーフを、小さい方の小物保持用の孔23に挿通し、押さえ部材1 2を倒して本体11に重ねれば、ばねの力で押さえ部材は本体側に付勢され、ス カーフを保持できる。スカーフが厚手のものであれば、大きい方の小物保持用の 孔21に挿通することになる。
【0014】 また、スカーフを身体から外してハンドバッグ等に収容する場合には、折り畳 んだスカーフは使用している状態より嵩張るので、大きい方の小物保持用の孔2 1に挿通して係止する。小物ホルダ20がゴム等の弾性材で形成されていれば、 伸縮性があるので、小物保持用の孔21,23が保持できる大きさはかなりの許 容量があり、かなり細い(小さい)ものからかなり大きな(太い)ものまで幅広 く対応できる。また、本考案のスカーフクリップであれば、スカーフを使用して いない場合も、上記のようにスカーフクリップと一緒にしておけるので、スカー フクリップを無くすおそれがない。
【0015】 スカーフクリップをハンドバッグのベルトなどに挟み、大きな小物保持用の孔 21に手袋を挿通すれば、手袋ホルダーとなり、ハンドバックの装飾としても利 用できる。
【0016】 スカーフの素材などにより、孔23に挿通すると、ゴムと擦れて生地が傷む場 合もある。そのような場合には、押さえ部材12の先端をスリット27から抜き 出す。すると、押さえ部材12から第2保持片24が外れ、押さえ部材12の金 属の環状の部分だけになる。この状態で押さえ部材12の環にスカーフを挿通し 、押さえ部材12を倒して本体11に重ねれば、スカーフがゴムなどと擦れて傷 むのを防止することができる。この場合、押さえ部材12の先端をスリット27 から抜き出せばよく、小物ホルダ20を本体11から取り外す必要はない。
【0017】 図3及び図4は、本考案の第2実施例である。この実施例の小物ホルダ30は 、第1保持具片31と第2保持片32とから構成される。これらは、いずれも図 1に示す小物ホルダ20と同様の素材からなる。 第1保持片31は、ほぼ円形に近い小物保持用の孔33と、その上に形成され た細長い装着孔34とからなる。装着孔34は、押さえ部材12の最も広い部分 が通過できるならば、針金などの伸縮しない素材を芯材とし、その周りに軟質の 弾性材を被せたものとしてもよい。
【0018】 第2保持片32は、上下に小物保持用の孔35,36が開けられた瓢箪型又は 8字状で、軟質で弾性に富む素材で形成されている。 上記第2保持片32を装着孔34に通し、その中心線37で折り曲げ孔35, 36を重ね合わせる。図3(c)はこのようにした状態を示す平面図である。な お、折り曲げた状態を保持できるように、接着材やマジックテープなどを取り付 けておくとよい。
【0019】 図3(c)の状態にしたら、装着孔34に押さえ部材12を挿通し、図4に示 す取り付けた状態にする。この実施例の場合、小さい方の小物保持用の孔35は 、図4に示すように、スカーフクリップ10の外側に出て、先端のスリット38 が押さえ部材12の先端に嵌合して押さえ部材12と第2保持片32とが係合す る。
【0020】 この実施例では、たとえば、第2保持片32の孔35,36にスカーフを挿通 し、第1保持片31の小物保持片の孔33は手袋などの小物ホルダとして使用す る。小物保持用の孔33,35,36の使用の仕方は、多様な使い方が可能であ り、スカーフクリップの装飾効果をより一層上げることができる。 第2保持片32のスリット38から押さえ部材12の先端を抜き出せば、第2 保持片32と押さえ部材12とは離反し、本来の押さえ部材12として使用でき る。したがって、孔35,36を挿通することによって生地が傷むスカーフの場 合には、第2保持片を離反して押さえ部材12の環に挿通すればよい。
【0021】 なお、上記の実施例において、小物ホルダは、ゴム等の軟質で弾性に富む素材 から形成されたが、適当な改変を行えば、硬質の素材から形成してもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、スカーフクリップの本体に小物ホル ダを設け、該小物ホルダに少なくとも2つの大きさの異なる小物保持用の孔を開 けたので、薄いスカーフでも厚いスカーフでも1つのスカーフクリップで留める ことができる。
【0023】 また、小物ホルダが軟質の弾性に富む素材で形成されていれば、多様なサイズ の小物を保持できる。 また、第2保持片と押さえ部材とが係合、離反可能な構成とすれば、係合した 状態と係合しない状態とを任意に選択でき、係合しない状態では、小物ホルダの 孔を使用せずにスカーフをクリップできるので、ゴム等で傷み易いスカーフでも 傷める心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の小物ホルダをスカーフクリップに装着
する前の状態を示す斜視図である。
【図2】(a)は小物ホルダをスカーフクリップに装着
した状態を示す斜視図、(b)は、押さえ部材を若干倒
した状態にしたときの小物ホルダの横断面図である。
【図3】本考案の第2実施例で、(a),(b)は小物
ホルダの組立前の状態を示す平面図、(c)は組立状態
を示す平面図である。
【図4】図3の実施例の小物ホルダをスカーフクリップ
に装着した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 スカーフクリップ 11 本体 12 押さえ部材 20,30 小物ホルダ 25,26,34 装着孔 21,23,33,35,36 小物保持用の孔 22 第1保持片 24 第2保持片

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(11)と、該本体に起伏自在に設
    けられた環状の押さえ部材(12)と、小物ホルダ(2
    0,30)とを有し、該小物ホルダが少なくとも2つの
    大きさの異なる小物保持用の孔(21,23,33,3
    5,36)を有することを特徴とするスカーフクリッ
    プ。
  2. 【請求項2】 本体(11)と、該本体に起伏自在に設
    けられた環状の押さえ部材(12)と、小物ホルダ(2
    0,30)とを有し、該小物ホルダ(20,30)が、
    本体側の第1保持片(22,31)と押さえ部材側の第
    2保持片(24,32)とを有し、これら第1保持片と
    第2保持片に大きさの異なる小物保持用の孔(21,2
    3,33,35,36)を穿設し、第2保持片(24,
    32)と押さえ部材(12)とが係合離脱自在であるこ
    とを特徴とするスカーフクリップ。
  3. 【請求項3】 本体(11)と、該本体に起伏自在に設
    けられた環状の押さえ部材(12)と、小物ホルダ(2
    0)とを有し、該小物ホルダ(20)が、本体に装着さ
    れるための2つの装着孔(25,26)と、これら装着
    孔の両側に延設された第1保持片(22)及び第2保持
    片(24)とを有し、これら第1保持片と第2保持片に
    大きさの異なる小物保持用の孔(21,23)を穿設
    し、上記第1保持片(22)と第2保持片(24)とが
    重なるように折り曲げたとき、上記2つの装着孔(2
    5,26)も重なり、第1保持片と第2保持片とが重な
    り合う状態で本体に取り付けられ、押さえ部材側の第2
    保持片(24)と押さえ部材とが係合離脱自在であるこ
    とを特徴とするスカーフクリップ。
  4. 【請求項4】 上記小物ホルダ(20,30)が、軟質
    の弾性材から形成されたことを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載のスカーフクリップ。
JP1997008333U 1997-09-18 1997-09-18 スカーフクリップ Expired - Lifetime JP3047213U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008333U JP3047213U (ja) 1997-09-18 1997-09-18 スカーフクリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997008333U JP3047213U (ja) 1997-09-18 1997-09-18 スカーフクリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3047213U true JP3047213U (ja) 1998-04-10

Family

ID=43181526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997008333U Expired - Lifetime JP3047213U (ja) 1997-09-18 1997-09-18 スカーフクリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3047213U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5975092A (en) Wave clip and ornament arrangement
JPH066632Y2 (ja) 着脱クリツプの固定構造
US7574753B1 (en) Garter for items of apparel and method of use
US8055005B2 (en) Bluetooth earphone and lanyard structure thereof
US3041856A (en) Ear ornament with three-point resilient support within the tragus, the antitragus and the anti-helix
US5186186A (en) Multi-purpose ornament and method of use in retaining hair
US20030000976A1 (en) Holder for a cellular telephone in combination with a clip adapted to be secured to clothing articles and clothing accessories
JP4734536B2 (ja) クリップ及びクリップケース
KR930008624B1 (ko) 클립링식 장신구
US9022043B1 (en) Hair holder system
US8485202B1 (en) Hair holder device
JP3047213U (ja) スカーフクリップ
US3934317A (en) Means for detachable support of keys within a pocket of an article of clothing
JP3031370U (ja) シャツのカラー保持具
US3779053A (en) Means for detachable support of keys within a pocket of an article of clothing
KR101621939B1 (ko) 악세사리 밴드 체결구 및 이를 갖는 악세사리
KR20090104958A (ko) 이어폰 줄 고정클립
JP3064995U (ja) 携帯機器用ストラップの簡易着脱式アクセサリ―
JP3119007U (ja) ブレスレット装着の際の補助具
KR200192512Y1 (ko) 뵈뵈 헤어핀
JP3045362U (ja) 携帯具,装身具用係止部材の装飾体
JP3046674U (ja) ポケットクリップ
JP3163776U (ja) 装飾品用留め具、及び当該装飾品用留め具を備えた装飾品、コサージュ
JP2001340136A (ja) リュックサック
JP3058970U (ja) 携帯電話機