JP3047077U - ガス燃焼器具の安全遮断装置 - Google Patents
ガス燃焼器具の安全遮断装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱電対と電磁石からなる安全遮断装置に逆起
電力を瞬間的に印加して安全遮断装置の動作を制御する
ためのガス燃焼器具の安全遮断装置を提供する。 【解決手段】 本考案の安全遮断装置は、ガス流入通路
を開閉する安全バルブと、熱により起電力を発生する熱
電対と、熱電対から発生された起電力に基づいて安全バ
ルブが開いた状態を維持するように磁力を発生する磁気
パワーユニットと、ガス供給を遮断するとき、磁気パワ
ーユニットで逆起電力を印加するPCB 回路を含めて構成
される。
電力を瞬間的に印加して安全遮断装置の動作を制御する
ためのガス燃焼器具の安全遮断装置を提供する。 【解決手段】 本考案の安全遮断装置は、ガス流入通路
を開閉する安全バルブと、熱により起電力を発生する熱
電対と、熱電対から発生された起電力に基づいて安全バ
ルブが開いた状態を維持するように磁力を発生する磁気
パワーユニットと、ガス供給を遮断するとき、磁気パワ
ーユニットで逆起電力を印加するPCB 回路を含めて構成
される。
Description
【0001】
本考案は、ガス燃焼器具の安全遮断装置に関し、より詳細には熱電対と電磁石 からなる安全遮断装置に逆起電力を瞬間的に印加して安全遮断装置の動作を制御 するためのガス燃焼器具の安全遮断装置に関する。
【0002】
産業の発達に伴って家庭及び会社にて冷暖房用及び厨房用で用いている燃料も ガスに変わりつつあるのが実状である。近年、天然ガス及びLPG を燃料で用いる 家庭及び会社が急激に増加する趨勢であり、かかる現象により天然ガス及びLPG (以下、「ガス」と称する)を燃料で用いるガス燃焼器具も多く発展を重ねてい る。しかし、ガスは使用上で多くの便利性があるが、間違って使用した場合には 人の生命に致命的な危険を与えるばかりでなく、火災が発生した場合には、経済 的な損失も大きい問題がある。
【0003】 そこで、ガスを燃料で用いるガス燃焼器具にはガス漏出のおそれがある場合に 、自動的にガス遮断のための安全遮断装置を動作するようにしている。例えば、 飲食物がこぼれて火花が消えた場合、風が吹いて火花が消えた場合、点火しない 状態で点火/消火スイッチが点火スイッチの位置にある場合等、ガス漏出のおそ れがある場合に自動的に安全遮断装置がガス流入口を遮断させる。
【0004】 かかる、安全遮断装置は種々の形態で具現することができるが、本考案では熱 電対と電磁石からなる安全遮断装置について説明する。 次に、従来技術によるガス燃焼器具の安全遮断装置について以下に説明し従来 技術の問題点を検討する。 図1は、従来のガス燃焼器具の安全遮断装置を図示している。図1において、 前記安全遮断装置は二種類の金属に温度差を与えることにより熱起電力を発生す る熱電対を利用している。
【0005】 前記熱電対(1) は供給されたガスによりバーナが着火した後、バーナの火花に より熱起電力を発生する。前記熱電対(1) から発生する熱起電力は配線を通じて 電磁石(3) に印加され、前記電磁石(3) は印加された熱起電力によって磁力を発 生する。前記熱電対から発生する起電力は250mA 、20mV程度である。この時、発 生された磁力によって前記電磁石(3) は安全パルプ(6) と連結した鉄板(4) を吸 引する。
【0006】 前記鉄板(4) は安全バルブ(6) と1つの軸に連結されており、前記安全バルブ (6) は電磁石(3)及び鉄板(4) を内蔵している磁気パワーユニット(2)の胴体下 端部にスプリング(5) で支持され、前記安全バルブ(6) を支持するスプリング力 は下部に加わるように構成する。 しかし、前記下部に加わるスプリング力は、前記熱電対(1) から発生した起電 力に起因され、前記電磁石から発生される磁力より大きく構成される。そこで、 前記熱電対(1) の起電力により発生された磁力では前記スプリング(5) のスプリ ング力に打ち勝って離隔された距離に位置した鉄板(4) を引き付けることは困難 である。従って、初期点火の時、前記安全バルブ(6) を開く動作はユーザーが手 動で点火スイッチ(20)を押して回転させることにより構成される。
【0007】 そして、前記手動動作により一旦開いた安全バルブ(6) が継続して開いた状態 を維持するため、前記熱電対(1) から発生する起電力が印加されて発生する磁力 で前記電磁石(3) が鉄板(4) を吸引するものである。 前記のような動作に安全バルブ(6) は上部に引き付けられてガス流入口が開放 されて所定の時間が経過後、前記ガス流入口に流入されるガスを遮断するときは 、次のように動作する。
【0008】 図1に示したように、前記熱電対(1) と磁気パワーユニット(2) 間に設定され た時間の間、動作してオフするタイマー遮断スイッチ(8) が接続されている。前 記遮断スイッチ(8) が設定された時間の間、オン動作してオフしながら電磁石(3 ) で供給される熱電対(1) の起電力を遮断させる。 前記遮断スイッチ(8) により起電力が遮断すと、前記電磁石(3) が磁力を失う ようになり、従って、前記電磁石(3) が鉄板(4) を放しながらスプリング(5) の 下部に加わるスプリング力により安全バルブ(6) が下部に下降されてガス流入口 を遮断するようになる。
【0009】 前記のような動作に安全バルブがガス流入口を遮断した状態から再び前記電磁 石(3) で前記熱電対(1) から発生する起電力が供給されるとしても、この時発生 する前記電磁石(3) の磁力では前記スプリング(5) 力に打ち勝って離隔された距 離の鉄板(4) を吸引することはない。従って、前記安全バルブ(6) は手動で再び 開く前には、常に閉めている状態を維持する。
【0010】 以上説明した従来のガス燃焼器具では、ガス流入がなされる動作過程で、前記 遮断スイッチ(8) を通じて電磁石(3) で起電力が印加されているために、前記遮 断スイッチ(8) の接触抵抗を常に20m Ω以下で管理されなければならない。これ は前記電磁石(3) で供給される起電力により発生された磁力で鉄板(4) を引き付 ける動作を維持しなければならないので、前記遮断スイッチ(8) により必要な電 圧を最小にする。
【0011】 しかし、前記遮断スイッチ(8) の接触抵抗を20m Ω以下に維持することに対し て、一般的なスイッチ種類では現在殆ど保証がされていないのが実状である。又 、前記遮断スイッチ(8) の接点を金接点化する等の永久酸化防止及び異物質投入 を確実に防止する等の調節をしてもスイッチの接触抵抗増加に対しては完璧な保 証が不可能である。
【0012】 従って、前記遮断スイッチ(8) は長時間使用により接触抵抗がますます増加し て前記電磁石(3) で供給される起電力を低下させる問題点を惹起した。これによ りユーザは手動動作により安全バルブを長時間押しているか又は掴んでいなけれ ばならず、ひいては、熱電対から発生された起電力が安全に遮断されて使用不能 の状態に到達する等の品質問題が惹起された。
【0013】
従って、本考案の目的はガス遮断が必要な場合に、逆起電力を瞬間的に印加し て安全遮断装置のオン/オフ動作を制御することができるガス燃焼器具の安全遮 断装置を提供することにある。 本考案の他の目的は、使用時間にかかわらず、熱電対から発生した起電力に安 全遮断装置が開いた状態を長時間維持することができるガス燃焼器具の安全遮断 装置を提供することにある。
【0014】 本考案の他の目的は、多数個の安全遮断装置中で特定装置に逆起電力を印加し て選択的に動作を制御することができるガス燃焼器具の安全遮断装置を提供する ことにある。
【0015】
前記目的を達成するため、本考案の第1実施形態によるガス燃焼器具の安全遮 断装置は、ガス流入通路を開閉する安全バルブと、熱により起電力を発生する熱 電対と、前記熱電対から発生された起電力に基づいて前記安全バルブが開いた状 態を維持するように磁力を発生する磁気パワーユニットと、ガス供給を遮断する とき、前記磁気パワーユニットで逆起電力を印加するPCB 回路部を含めて構成す ることを特徴とする。
【0016】 又、本考案の目的を達成するため、第2実施形態によるガス燃焼器具の安全遮 断装置は、所定の大きさの電流を供給するPCB 回路部と、前記PCB 回路部と並列 接続してPCB 回路部から供給される電流の通路を選択的に開閉する多数個のスイ ッチと、熱により起電力を発生する熱電対と、前記熱電対から発生された起電力 に基づいて安全バルブが開いた状態を維持するように磁力を発生する磁気パワー ユニットで構成される安全遮断装置を多数個備え、前記多数個の安全遮断装置と 前記多数個のスイッチが各々一対一で接続され、消火動作の時、前記選択された スイッチを通じて特定の安全遮断装置に逆起電力が供給されることを特徴とする 。
【0017】 又、本考案の目的を達成するための第3実施形態によるガス燃焼器具の安全遮 断装置は、熱により起電力を発生する熱電対と、前記熱電対から発生された起電 力に基づいて安全バルブが開いた状態を維持するように磁力を発生する磁気パワ ーユニットで構成される安全遮断装置と、安全バルブの開閉動作を手動で行う点 火スイッチと、電流を供給する電源部と、設定された時間の間、動作してオフす るタイマーと、前記安全遮断装置と電源部の間に接続されて前記点火スイッチの 点火動作に連動して順方向の電流が安全遮断装置に供給されるように制御するか 、前記タイマーに連動して逆方向の電流が前記安全遮断装置に供給されるように 制御する電流の伝達経路切換手段を含めて構成することを特徴とする。
【0018】 本考案の第1実施形態によるガス燃焼器具の安全遮断装置は、ガスの供給を遮 断する時、熱電対と電磁石からなる安全遮断装置に瞬間的な逆起電力を印加する 。この時、印加された逆起電力はガスの供給がなされる時、即ち、前記安全遮断 装置が開いている時と、反対の極性に印加されているために、極性が切り替わる 瞬間に前記電磁石が磁力を失うようになり、安全遮断装置はオフ状態で切り替わ ってガス供給を遮断する。
【0019】 本考案の第2実施形態によるガス燃焼器具の安全遮断装置は、多数個のバーナ を備えるガス燃焼器具において、逆起電力が発生することができるPCB 回路を1 つ装着して、前記PCB 回路と多数個のバーナの安全遮断装置を各々連結して選択 的に各安全遮断装置のガス供給遮断動作を制御する。 本考案の第3実施形態によるガス燃焼器具の安全遮断装置は、熱電対と電磁石 からなる安全遮断装置のオン/オフ動作を制御するために起電力発生のためのPC B 回路を備える。そして、ガスの供給開閉動作により前記PCB 回路から発生され た順方向の起電力又は逆方向の起電力を前記安全遮断装置に印加する。この場合 、前記安全遮断装置に印加される順方向の起電力は安全遮断装置の下部に加わる スプリング力に打ち勝てる大きさからなる。
【0020】 そして、本考案の第1乃至第3実施形態で安全遮断装置のガス供給開閉動作を 制御するためのPCB 回路から発生される起電力は所定時間の間のみ、印加した後 、遮断され、この時PCB 回路の使用により発生される抵抗は非常に小さい。 以下、添付した図面を参照して本考案の実施形態によるガス燃焼器具の安全遮 断装置に対して詳細に説明する。
【0021】 本考案で説明する安全遮断装置はガスレンジ、ガスオーブンレンジ、ガス飯釜 など、ガス燃焼が必要な装置でガスの流入を開閉する安全バルブを制御する装置 である。 図2は、本考案の第1実施形態によるガス燃焼器具の安全遮断装置を図示する 構成図である。
【0022】 図面を参照して構成を説明すると、電磁石(103) と鉄板(104) を内蔵している 磁気パワーユニット(102) がある。前記電磁石(103) にはコイルが巻かれていて 、前記電磁石に巻かれているコイルの一方側にスクリュー固定端子(112) が接続 され、前記スクリュー固定端子(112) を接続した配線(112) を通じて熱電対(101 ) の一方側が接続する。そして、前記配線(122) に接地(113) が連結されている 。前記電磁石(103) に巻かれているコイルの他方側にはコネクタ(111) により熱 電対(101) の一方側が接続する。この時、前記コネクタ(111) と熱電対(101) 間 の配線(119) にタイマー(118) と連結されたPCB(109)が連結される。
【0023】 前記熱電対(101) は、二種類の金属に温度差を与えることにより熱起電力を発 生することにより、本考案で使用する金属はコンスタンタンとインコネル(Incon el) である。前記2種の金属が加熱されて発生する正電極と負電極が配線(119,1 22) を通じて電磁石(103) で伝達される。即ち、前記配線(119,122) に電磁石(1 03) に巻かれたコイルの両側が各々接続される。このようにして、構成された電 磁石(103) は前記熱電対(101) から発生する熱起電力が印加され、印加される熱 起電力に起因した磁力を発生する。この発生された磁力により前記電磁石(103) は安全バルブ(106) と連結された鉄板(104) を引き付けるようになる。
【0024】 前記鉄板(104) に連結された安全バルブ(106) の上下移動構造は、従来と同一 である。即ち、前記鉄板(104) は安全バルブ(106) と1つの軸に連結されている 。前記安全バルブ(106) は電磁石(103) 及び鉄板(104) を内蔵している磁気パワ ーユニット(102) の胴体下端部にスプリング(105) で支持され、前記安全バルブ (106) を支持するスプリング力は下部に加わるように構成する。この時、前記下 部に加わるスプリング力は大きいため、前記熱電対(101) から発生した起電力に 起因して前記電磁石(103) から発生する磁力では前記スプリングに打ち勝って離 隔された距離に位置した鉄板(104) を引き付けることは困難である。
【0025】 従って、前記安全バルブ(106) を開く動作はユーザーが手動で前記安全バルブ (106) 下端に位置した点火スイッチ(120) を押して回転させることにより成され る。即ち、前記手動動作により開いた安全バルブ(106) が続いて開いた状態を維 持するために、前記電磁石(103) の磁力が前記鉄板(104) を引き付けるものであ る。
【0026】 又、バルブ胴体部(107) の一方側にガス流入口が前記安全バルブ(106) により 開閉されるように成形し、前記ガス流入口にガスが流入されるためには、先ず安 全バルブ(106) を手動で開かねばならない。即ち、前記安全バルブ(106) の下端 部に点火スイッチ(120) を装着して、前記点火スイッチ(120) を点火させる動作 (押して回転させる)により前記安全バルブ(106) を上部に押してガス流入口を 開放させるものである。
【0027】 又、タイマー(118) と連結されたPCB(109)上に前記磁気パワーユニット(102) の動作を瞬間的に停止させるためのPCB が具現される。 この構成を検討して見ると、5ボルト(V) の電源(121) が一方側を接地に連結 して他側をリレー(110) に連結する。前記リレー(110) の異なる一方側は前記コ ネクタ(111) と熱電対(101) 間の配線(119) に連結される。ここで、前記リレー (110) は所定時間が過ぎた後、オフ(OFF) 動作されるタイマー(118) に連動され 、前記タイマー(118) がオフ動作されるとき、オン動作する素子である。
【0028】 次は、本考案の第1実施形態によるガス燃焼器具の点火動作の時及び消火させ る時の動作を説明する。先ず、初期点火動作の時、安全バルブ(106) を開くこと はユーザーの手動動作によって成される。即ち、安全バルブ(106) 下端の点火ス イッチ(120) を上部に押して前記安全バルブ(106) を上部に押すようになる。こ の動作によりガス流入口にガスが流入され、この流入するガスによりバーナは点 火される。
【0029】 この時、バーナに点火された熱により前記熱電対(101) が加熱されながら前記 熱電対(101) に連結された2つ配線(119,122) に正電極と負電極が発生される。 即ち、ユーザーが手動で前記安全バルブ(106) を所定時間の間、上部に押す間に 、前記熱電対(101) から起電力が発生され、この発生された起電力に起因して電 磁力に磁力が発生し、この発生された磁力で前記上部に移動された安全バルブ(1 06) を続いて引き付けるようになるものである。前記熱電対(101) から発生した 起電力に前記磁気パワーユニット(102) が動作した後、ユーザーは点火スイッチ (120) による安全バルブ(106) を押し動作を停止しても、前記安全バルブは続い て開いている状態を維持するものである。
【0030】 次にガス燃焼器具の消火動作を説明する。設定された時間の間、動作して、設 定された時間が経過すると、タイマー(118) はオフ動作する。この時、前記タイ マーの動作に連動して動作されるリレー(110) がオフ状態からオン状態に切り替 わる。前記リレー(110) がオンになると、電流は前記リレー(110) を通じて配線 (119) に流れる。
【0031】 このようにして、前記配線(119) に供給する電流は電磁石(103) に流れるよう になるが、この時、前記電磁石(103) に流れる電流の極性は前記熱電対(101) か ら発生される起電力による極性と反対となる。しかし、前記リレー(110) を通じ て印加される電流が前記熱電対から発生する起電力よりずっと大きいために、前 記電磁石(103) は切り替わる。
【0032】 一般的に前記熱電対から発生される起電力は250mA,20mVで、前記電源(121) か ら印加される電流は1A、電圧は5Vである。前記電磁石(103) の極性が切り替わる 瞬間に前記電磁石(103) は引き付けていた鉄板(104) を放すか、はねと飛ばすよ うになる。前記電磁石(103) が鉄板(104) を放すかはね飛ばすと、圧縮コイルス プリング(105) の下部に向かうスプリング力により安全バルブ(106) がバルブ胴 体に(107) に触れなから前記バルブ胴体(107) に成形されたガス流入通路を塞ぐ ようになる。
【0033】 前記のような過程により、安全バルブ(106) がガス流入通路を遮断した後、前 記リレー(110) がオフ動作しながら前記電磁石(103) で供給される電源は遮断さ れる。この時、前記電磁石(103) で逆起電力が供給される時間は1秒乃至2秒で あり、この時間が経過すると、逆起電力が消滅することにより接触抵抗によりあ らわれる不作用がない。この時、前記回路により発生する抵抗は全体的に35m Ω 以下であり、この時、発生された抵抗は熱電対と磁気パワーユニット間には、全 く影響を及ぼさない。そして、この抵抗による初期点火遅延等には全く影響を及 ぼさない。
【0034】 又、この過程で前記熱電対(101) から発生する起電力によってはスプリング力 に打ち勝って前記安全バルブ(106) を引き付けないように構成されているので、 ユーザが安全バルブを手動で再び開く前には常に閉まるようになる。 以上のように、本考案の第1実施形態で安全バルブ(106) を閉めるための動作 を説明した。前記説明で、前記安全バルブ(106) は設定された時間が経過した後 、オフされるタイマー(118) により連動動作がなされることを例として説明した が、ガスの漏出のおそれがある場合に、マイクロコンピューター(図示せず)の 制御下に前記タイマー(118) がオフ動作されるように制御して前記安全バルブ(1 06) を強制的に閉めることもできる。
【0035】 即ち、本考案の第1実施形態によるガス燃焼器具は初期点火動作の時、手動で 安全バルブを開いて、前記開いた安全バルブを続いて開いた状態に維持するため に熱電対から発生する起電力を用いる。 又、磁気パワーユニットに装着された電磁石で所定時間の間、逆起電力を印加 することができるPCB 回路部を構成して、ガスの供給を遮断させるとき、前記熱 電対から発生する起電力より大きい起電力が前記PCB 回路部から前記電磁石で印 加され、前記電磁石の極性を切り替える。この時、極性が切り替わりながら電磁 石が瞬間的に磁力を失うようになり、この時安全バルブは閉まる。この時、前記 回路部の使用により生じる抵抗は、従来の遮断スイッチの使用による接触抵抗よ りはるかに小さい抵抗である。そして、この時、接触抵抗は熱電対と磁気パワー ユニットの間には全く影響を及ばさないために、この接触抵抗による初期点火遅 延等には全く影響を及ばさない。
【0036】 次に図3を説明する。図3は、本考案の第2実施形態による多数個の安全遮断 装置のガス供給開閉動作を制御する構成図である。 この、第2実施形態によると、多数個のバーナを備えるガス燃焼器具において 、逆起電力を発生することができるPCB 回路を一つ装着して、前記PCB 回路と多 数個のバーナの安全遮断装置を各々連結して選択的に各安全遮断装置のオフ動作 を制御する。
【0037】 前記各安全遮断装置のオン/オフ動作をPCB 回路から発生された起電力により 制御する構成は前記第1実施例と同一であるか、単に多数個の安全遮断装置(214 ,215,216) が装着され、前記安全遮断装置に逆起電力を印加するPCB 回路部(209 ) を一つ備える。前記回路部(209) と前記各安全遮断装置(214,215,216) が配線 (211,212,213) を通じて各々連結される。
【0038】 又、前記回路部(209) と前記電線(211,212,213) 間に選択スイッチ部(SW3) が 接続され、逆起電力が供給される安全遮断装置を選択するようにする。前記選択 スイッチ部(SW3) は多数個のスイッチ(217,218,219,220) を含み、このスイッチ は各配線(211,212,213) と個別的に連結されている。 従って、ユーザが選択スイッチ部(SW3) の特定スイッチをオン(ON)状態に切り 替わらせて、逆起電力が必要な安全遮断装置を配線を通じてPCB 回路部(209) と 連結させる。そして、タイマー(図示しない)が設定された時間が経過した後、 オフ動作すると、前記タイマーと連動動作されるリレー(210) がオン状態に切り 替わりながら選択された安全遮断装置に前記回路部から出力される逆起電力供給 がなされる。
【0039】 即ち、第2実施形態による本考案は、一つのタイマーとして多数個のバーナを 選択的に消火することができるので、製品の生産コストを引き下げることができ 、又安全な消火を可能にする。 次は、本考案の第3実施形態によるガス燃焼器具に対して説明する。 図4は、安全遮断装置の初期点火の時と消火の時、動作をPCB 回路から発生さ れる起電力に制御するための構成図である。
【0040】 全体的な構成を検討して見ると、外部で印加される交流電源(第1電源入力及 び第2電源入力)を入力して、整流して出力する整流部が含まれる。前記整流部 から出力される第1電源(正電極)と第2電源(負電極)は配線(319,322) を通 じて安全遮断装置(300) と連結された配線に連結される。 そして、前記整流部と安全遮断装置(300) 間にリレー部(RY1,RY2,RY3) が接続 され、前記リレー部(RY1,RY2,RY3) のオン/オフ動作により前記安全遮断装置(3 00) に印加される電源の極性が切り替わるように構成する。
【0041】 前記リレー部の相互連結関係をより詳細に説明すると、前記整流部から出力す る第1電源(正電極)端子と第2電源(負電極)端子に第1リレー(RY1) の可動 端子(C,C’) が各々接続する。前記第1リレー(RY1) は二つのスイッチ(SW4,SW5 ) で構成され、そして、前記各可動端子(C,C’) に二つの端子(NC,NO;NC ’,NO ’) が切り換え接続するようになっている。そして、前記スイッチ(SW4) の端子 (NC)とスイッチ(SW5) の端子(NO ’)が連結され、前記スイッチ(SW4) の端子(N O)とスイッチ(SW5) の端子(NC ’) が連結される。なお、前記スイッチ(SW4) の 端子(NC)には、第2、3リレー(RY2,RY3) が並列連結され、前記第2、3リレー は配線(319) を通じて安全遮断装置の陰電極に連結される。そして、前記スイッ チ(SW5) の端子(NC ’) は配線(322) を通じて安全遮断装置の正電極に連結され る。ここで、前記安全遮断装置の正電極又は負電極ということは熱電対から発生 する起電力による電極を言う。そして、図5と図6は、図4に示したリレーのオ ン/オフ動作を制御する回路図を図示している。
【0042】 次は図4の構成による安全遮断装置の初期点火時の動作及び消火時の動作を説 明する。前記動作説明中に必要なリレーの制御回路部分に対しては図5及び図6 を参照して説明する。 図4は安全遮断装置の初期点火動作の時に、前記安全遮断装置に順方向の起電 力を一定の時間、印加することができる回路である。この時、印加される順方向 の起電力は前記安全バルブを引き付けるのに充分な大きさの力で印加される。
【0043】 より詳細に説明すると、先ず、ユーザーが点火スイッチ(320) を点火状態に動 作させると、前記点火スイッチ(320) に連動動作する図5に図示されたスイッチ (SW2) がオン動作する。ここで、図5に図示されたスイッチ(SW2) は、図4に図 示された点火スイッチ(320) の動作に連動動作するスイッチである。 この時、前記スイッチ(SW2) を通じて流れる電流がトランジスター(Q5)をター ンーオンさせる。前記トランジスター(Q5)がターンーオンすることにより抵抗(R 9,R10) とコンデンサー(C5)により決定された充電時間と放電時間の間に第1、 3リレー(RY1,RY3) を通過する電流通路が形成される。この時、前記第1リレー は可動端子(C,C’) の位置を切り換えて、前記第3リレーはオン動作する。
【0044】 即ち、図4から、前記1リレー(RY1) は初期状態に可動端子(C,C’) が各々端 子(NC,NC) に連結されているので、前記切り換え動作により可動端子(C,C’) が 端子(NO,NO’) に連結される。従って、整流部から整流された第1電源(正電極 )と第2電源(負電極)は第1リレー(RY1) の端子(NO,NO’) を通じて電極の伝 送路が切り替わり、従って、第3リレー(RY3) を通過する配線(319) には負電極 が流れるようになり、他の配線(322) には正電極が流れるようになる。
【0045】 従って、前記安全遮断装置では前記熱電対から発生する起電力と同じ方向に電 流(I2)が流れるようになる。このとき、印加される電流は通常前記熱電対から発 生する起電力よりはかなり大きい電流であり、又は前記安全バルブを下端に引き 付けるスプリング力よりも大きい力で印加される。 従って、前記電磁石(303) は、この時印加される起電力により鉄板(304) を引 き付けて安全バルブ(306) を上部に移動させる。この時、前記電磁石(303) で約 5秒の間起電力が印加され、この時間の間に熱電対(301) は加熱されて起電力を 発生する。前記約5秒の時間が経過した後、ユーザーが前記点火スイッチ(320) のプッシュ動作を放すようになると、スイッチ(SW2) がオフしながら前記第1リ レーは初期状態[可動端子が端子(NC,NC ’)に接続される状態]に切り替わり 、第3リレーはオフされる。
【0046】 そして、前記整流部から出力する電源を前記安全遮断装置に供給する伝送路が 遮断される。しかし、この時前記熱電対による起電力に前記鉄板を引き付ける動 作は継続維持される。即ち、ユーザーが点火スイッチ(320) を少し押してもPCB 回路で時間が補償されるので高速点火が可能である。 次は図4で消火動作の時に、前記安全遮断装置に逆起電力が印加される動作を 説明する。
【0047】 図6に示したタイマースイッチ(SW1) が設定された時間が経過すると、オフ動 作する。前記スイッチ(SW1) がオフすると、トランジスター(Q1)がターンオフし ながら同時にトランジスター(Q2)はターンオンとなる。前記トランジスター(Q2) がターンオンされることにより第2リレー(RY2) の電流通路が形成され、従って 、抵抗(R1)とコンデンサー(C1)により決定された充電時間の間、第2リレー(RY2 ) に電圧が印加される。
【0048】 一方、前記第1リレー(RY1) の可動端子(C,C’) は端子(NC,NC’) に接続され ている状態であるので、前記整流部から整流して出力される第1電源(正電極) は第1リレー端子(NC)及び第2リレーを通じて電線(319) に流れるようになり、 第2電源(負電極)は第1リレー端子(NC ’) を通じて配線(322) に流れる。 従って、前記安全遮断装置の熱電対(301) から電磁石(303) で印加される電極 と極性が切り替わりながら、前記電磁石(303) に逆方向の電流(I1)が流れて、前 記電磁石(303) が瞬間的に磁力を失うようになる。前記のような過程により前記 電磁石(303) は、瞬間的に鉄板(304) を放すようになり、この時下部に向かうス プリング力により安全バルブ(306) はガス流入口を塞ぐようになる。
【0049】 前記のような過程が実行される中でも、前記熱電対(301) では継続熱起電力が 発生するが、前記熱電対(301) から発生する起電力は前記整流部を通じて印加さ れる電源に比べて少ない電源であるために、前記整流部を通じて印加される電源 により前記安全遮断装置の極性は切り替わる。前記熱電対から発生する起電力は 250mA 、20mVで、前記整流部から印加する電源は1A,5V である。
【0050】 そして、第2リレーがオフされながら前記整流部から印加される逆起電力が遮 断され、前記安全遮断装置で熱電対から発生する順方向の起電力が印加されても 前記熱電対から発生される起電力によっては前記スプリング力に打ち勝って鉄板 を引き付けることはない。本考案で用いられる電源(221) と整流部を通じて出力 される電源はバッテリー又は交流220 ボルト50/60Hz、交流110 ボルト50/60Hz の電源等を用いる。
【0051】
以上の説明したように本考案の実施形態による安全遮断装置は、前記安全遮断 装置回路内に使用することにより抵抗が増加する遮断スイッチのような素子を追 加しないで、前記安全遮断装置の安全バルブを自動的に制御することができるの で、製品の信頼性を向上させて品質コストを低減することができる効果がある。 又、高価なタイマーとPCB 回路を1つずつ装着して、廉価な選択スイッチを装着 して多数の安全遮断装置を一つのタイマー影響下で制御することもできるので、 製品の使用性、便利性が大幅向上される効果がある。
【図1】従来技術によるガス燃焼器具の安全遮断装置を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】本考案の第1実施形態によるガス燃焼器具の安
全遮断装置を示す構成図である。
全遮断装置を示す構成図である。
【図3】本考案の第1実施形態を用いて多数個のガス燃
焼器具の安全遮断装置を制御する構成図である。
焼器具の安全遮断装置を制御する構成図である。
【図4】本考案の第2実施形態によるガス燃焼器具の安
全遮断装置の構成図である。
全遮断装置の構成図である。
【図5】図4に示した第1、3リレーを制御する回路図
である。
である。
【図6】図4に示した第2リレーを制御する回路図であ
る。
る。
1,101,301 …熱電対 2,102,302 …磁気パワーユニット 3,103,303 …電磁石 4,104,304 …鉄板 5,105,305 …スプリング 6,106,306 …安全バルブ 7,107,307 …バルブ胴体部 8 …遮断スイッチ 20,120,320…点火スイッチ 109,209 …PCB 回路部 110,210 …リレー 121,221 …電源 118 …タイマー 217,218,219,220 …スイッチ 119,122,211,212,213,319,322 …配線 100,214,215,216,300 …安全遮断装置 RY1,RY2,RY3 …リレー SW1,SW2,SW4,SW5 …スイッチ R1〜R10 …抵抗 C1〜C5…コンデンサー Q1〜Q5…トランジスター SW3 …選択スイッチ部 D1…ダイオード
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (6)
- 【請求項1】 ガス流入通路を開閉する安全バルブと、 熱により起電力を発生する熱電対と、 前記熱電対から発生された起電力に基づいて、前記安全
バルブが開いた状態を維持するように磁力を発生する磁
気パワーユニットと、 ガス供給を遮断するとき、前記磁気パワーユニットで逆
起電力を印加するPCB回路部を含めて構成されることを
特徴とするガス燃焼器具の安全遮断装置。 - 【請求項2】 設定された時間の間、動作してオフする
タイマーをさらに含み、前記PCB 回路部は前記タイマー
に連動動作することを特徴とする請求項1に記載のガス
燃焼器具の安全遮断装置。 - 【請求項3】 前記安全バルブの開閉動作を手動で行う
点火スイッチをさらに含み、前記安全バルブの初期開動
作は、前記点火スイッチを通じてのみ成されることを特
徴とする請求項2に記載のガス燃焼器具の安全遮断装
置。 - 【請求項4】 所定の大きさの電流を供給するPCB 回路
部と、 前記PCB 回路部と並列接続して、PCB 回路部から供給さ
れる電流の通路を選択的に開閉する多数個のスイッチ
と、 熱により起電力を発生する熱電対と、前記熱電対から発
生された起電力に基づいて安全バルブが開いた状態を維
持するように磁力を発生する磁気パワーユニットで構成
される安全遮断装置を多数個備え、 前記多数個の安全遮断装置と前記多数個のスイッチが各
々一対一接続され、消火動作のとき、前記選択されたス
イッチを通じて特定の安全遮断装置に逆起電力が供給さ
れることを特徴するガス燃焼器具の安全遮断装置。 - 【請求項5】 熱により起電力を発生する熱電対と、前
記熱電対から発生された起電力に基づいて安全バルブが
開いた状態を維持するように磁力を発生する磁気パワー
ユニットで構成される安全遮断装置と、 安全バルブの開閉動作を手動で行う点火スイッチと、 電流を供給するPCB 回路部と、 設定された時間の間、動作してオフするタイマーと、 前記安全遮断装置とPCB 回路部の間に接続され、前記点
火スイッチの点火動作に連動して順方向の電流が前記安
全遮断装置に供給されるように制御するか、若しくは前
記タイマーに連動して逆方向の電流が前記安全遮断装置
に供給されるように制御する電流の伝達経路切り換え手
段を含めて構成するガス燃焼器具の安全遮断装置。 - 【請求項6】 前記電流の伝達経路切り換え手段は、 前記磁気パワーユニットの負電極に接続した第1伝送路
と、 前記磁気ユニットパワーの正電極に接続した第2伝送路
と、 前記PCB 回路部から出力する第1電源(正電極)と第2
電源(負電極)を入力し、前記点火スイッチの点火動作
に連動して前記第1電源を第2伝送路に、かつ第2電源
を第1伝送路に伝送し、前記タイマーのオフ動作に連動
して前記第1電源を第1伝送路に、かつ第2電源を第2
伝送路に伝送するようにスイッチングする第1リレー
と、 前記第1リレーと第1伝送路の間に接続して前記バルブ
スイッチの動作に連動する第3リレーと、 前記第1リレーと前記第1伝送路の間に接続されて前記
タイマーのオフ動作に連動する第2リレーで構成するこ
とを特徴とする請求項7に記載のガス燃焼器具の安全遮
断装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR19925/1996 | 1996-06-05 | ||
KR9619925 | 1996-06-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3047077U true JP3047077U (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=43181393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997004421U Expired - Lifetime JP3047077U (ja) | 1996-06-05 | 1997-05-28 | ガス燃焼器具の安全遮断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3047077U (ja) |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP1997004421U patent/JP3047077U/ja not_active Expired - Lifetime
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