JP3046880U - 潜水用エアコンプレッサー - Google Patents

潜水用エアコンプレッサー

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JP3046880U
JP3046880U JP1997008455U JP845597U JP3046880U JP 3046880 U JP3046880 U JP 3046880U JP 1997008455 U JP1997008455 U JP 1997008455U JP 845597 U JP845597 U JP 845597U JP 3046880 U JP3046880 U JP 3046880U
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徹 望月
幸一 中島
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日本海洋株式会社
幸一 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造により運搬や移動を軽易に行なうこ
とができてしかも使用時には慣性力による浮き上がりを
防止できる潜水用コンプレッサーを提供することにあ
る。 【解決手段】台板1にエンジン2とこれにより駆動され
るエア圧縮機本体3を搭載した潜水用のエアコンプレッ
サーであって、前記台板1が搭載面の下側に空所Cを有
し、ここに注入部と排出部を備えた水類収容体5を配
し、圧縮エアの製造時にだけ水類収容体5に水類を充填
してエア圧縮機本体3の慣性力による浮き上がりを防止
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は潜水用の呼吸用エアコンプレッサーに関する。
【0002】
【従来の技術】
水中や水底での各種作業を長時間にわたって行なう場合、エアコンプレッサー で圧縮エアを製造し、これをエアタンクに貯気しつつ水中のダイバーに供給する フーカー潜水システムが採用されている。 前記水中作業や水底作業は、岸壁、防波堤などの陸上近傍で行われるほか、海 上で行われることも多く、この場合にはエアコンプレッサーとエアタンクは船舶 の甲板等に設置して使用される。 かかるエアコンプレッサーA’とエアタンクBは、従来では一般に図10のよ うに一体型となっていた。このため、たとえば、常用圧力7kgf/cm2、吐 出容量180l/min、エアタンク容量103lの仕様のものにおいても、重 量が110〜120kgと非常に重く、船舶への積込み、積み降ろしのための運 搬や移動、あるいはトラック等への積込み、積み降ろしのための運搬や移動に多 くの人手と手間を要した。また、岸壁付近での潜水作業においても、現場は岩な どが散在していることが多く、この現場まで運搬することは容易でなかった。
【0003】 この対策としては、エアコンプレッサーとエアタンクとを分離することが考え られる。しかし、圧縮エアの製造は、エンジンの駆動力をクランク軸からバラン スウエイト付きのクランクアームを介してクランクピンに伝達し、連接棒により ピストンを並進運動させることで行われるため、ピストンの上下運動とクランク 軸の回転運動により往復質量の慣性力と回転質量の慣性力が発生する。 これにより、エアコンプレッサー全体が設置面から浮き上がり、ついで自重で 落下して激しい振動が生ずる。これにより円滑な作動が行えなくなり、要員がエ アコンプレッサーのそばでこれを押さえ付けたりしなけれぱならなくなる。また 激しい振動でエンジンや圧縮機本体が損傷しやすくなる。 これを防止するためには、エアコンプレッサーのベースを意図的に厚肉大型化 して重量構造化することが必要である。したがって、エアコンプレッサーとエア タンクを分離しても、実際上はエアコンプレッサーは重量がかなり重くなり、や はり運搬や移動に多くの人手と手間を要するという問題を解消することができな かった。
【0004】
【考案が解決しようする課題】
本考案は前記のような問題点を解消するために考案されたもので、その目的と するところは、簡単な構造により運搬や移動を軽易に行なうことができてしかも 使用時には慣性力による浮き上がりを防止できる潜水用コンプレッサーを提供す ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案は、台板にエンジンとこれにより駆動されるエ ア圧縮機本体を搭載したエアコンプレッサーであって、前記台板が搭載面の下側 に空所を有し、ここに注入部と排出部を備えた水類収容体を配した構成としたも のである。 水類収容体としては、適度に柔軟性のある袋、または比較的剛性のある箱型の 容器などが挙げられる。前者としては、水類を収容するための偏平状筒部と、該 偏平状筒部の一端に先細り状に立上り形成し、先端を開口させた突出部と、偏平 状筒部の他端に先細り状に立上り形成した空気抜き部とを有する袋体からなって いるものが例として挙げられる。後者としては、空所の形状、寸法に適合する形 状、寸法の比較的剛性のある容器からなり、一端部には水類を注入するためのノ ズル状の注入部が突設され、他端部にはノズル状の空気抜き部が突設され、底部 には水類を排出するための排出部が設けられているものが挙げられる。
【0006】 台板としては、複数本の平行な脚部材と、これと直交するように固着された側 壁部材と、側壁部材の下面に端部が接合された帯板からなる底板と、側壁部材の 上部に端部を接合された帯板からなる受支板で構成され、前記側壁部材と底板と 受支材とにより矩形状の空所が画成されている構造のものが上げられる。 また、本考案は台板にエンジンとこれにより駆動されるエア圧縮機本体を搭載 したエアコンプレッサーにおいて、前記台板が搭載面よりも下側に注入部と排出 部を有する箱型の水類収容タンクとなっている構成としたものである。 なお、本考案においては、台板に運搬操作用のパイプフレームを設けてもよく 、このパイプフレームに水の注入部と排出部を設けて、さらに重量の調整を行な えるようにしてもよい。 本考案において、水類とは、水のほかオイルなどの液体、さらには砂などの流 動性のある粒状物が含まれる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。 図1において、Aは本考案による潜水用コンプレッサー、Bは前記潜水用コン プレッサーと分離独立したエアタンクである。図1は潜水用コンプレッサーAを 設置して稼働させる前の状態を示している。
【0008】 図2ないし図5は潜水用コンプレッサーAの第1実施例を示している。1は断 面が比較的偏平な箱状をなす台板である。該台板1は、溝形鋼などからなる少な くとも2本の平行な脚部材1a,1aの端部上に、溝形鋼などからなる2本の側 壁部材1b,1bを脚部材1a,1aと直交するように平行に配して脚部材1a ,1aと溶接により定着し、側壁部材1b,1bの下面には前記脚部材1a,1 aと平行な底板1c,1cを渡して溶接し、側壁部材1b,1bの上部には搭載 面を形成する受支板1d,1dを渡して溶接により定着している。以上の構成に より、台板1には、前記側壁部材1b,1bと底板1c,1cと受支材1d,1 dとにより比較的偏平な矩形状の空所Cが画成されている。 底板1c,1cと受支板1d,1dは面板でもよいが、軽量化のためこの実施 例では帯鋼材が用いられている。
【0009】 前記側壁部材1b,1bには、潜水用コンプレッサーAを持ち上げ運搬操作す るためのパイプ状のフレーム4がその下端をもって固定されている。 フレーム4は耐食性材料からなっており、台板1から立上り上端から側壁部材 1b,1bと平行状に延びる一対の側フレーム部4a,4aと、それら側フレー ム部4a,4a間を結ぶ梁フレーム部4b,4bとを有している。
【0010】 2はエンジンであり、ガソリンタイプ、ディーゼルタイプなど任意であり、上 部に燃料タンク2aを有している。該エンジン2は下部のベース2bが前記受支 板1d,1dに設置され、受支板1d,1dに設けた通孔に固定ボルトを通して ナットと螺合することにより固定される。
【0011】 3はエア圧縮機本体であり、クランク部3aとシリンダ部3bとを有し、クラ ンク部3aには、クランク軸30とこれに直結したバランスウエイト付きクラン クアーム31とクランクピン32が配され、クランク軸30には被動プーリ30 0が固定されていて、ベルト35によって前記エンジン2の出力軸に固定した駆 動プーリ200と連絡されている。 前記シリンダ部3bにはピストン33が嵌装され、そのピストン33に前記ク ランクピン32に連結した連接棒34が連結されており、ピストン33の上部の 圧縮室には逆止弁を有するエア吸込み部36と吐出部37が接続されている。
【0012】 5は前記台板1の空所Cに収納された水類収容体である。これに注入する水類 Wとしては、本考案コンプレッサーの用途から付近に存在する海水や真水が利用 されるが、場合によってはオイル類、あるいは砂類も使用することができる。 この第1実施例では水類収容体5として柔軟な袋体が用いられている。すなわ ち、図4と図5のように、帆布で代表される丈夫で水密性のあるシートを縫製あ るいは融着して構成された偏平状筒部5aと、該偏平状筒部5aの一端に先細り 状に立上り形成し、先端を開口させた可曲性の突出部5bと、偏平状筒部5aの 他端に先細り状に立上り形成した空気抜き部5cとを有している。突出部5bと 空気抜き部5cの開口には紐などからなる操作用リング部50,51が設けられ ている。突出部5bは水類Wの注入部と排出部を兼ねている。
【0013】 図6ないし図8は本考案の第2実施例を示している。この実施例においては、 水類収容体5は比較的剛性のある偏平箱状の容器からなっている。この容器は軽 量化のためたとえばプラスチック成形体が用いられ、前記空所Cの形状、寸法に 適合する形状、寸法に作られている。そして容器の一端部には水類Wを注入する ためのノズル状の注入部5b1が突設され、他端部にはノズル状の空気抜き部5 c’が突設されている。また、底部には水類Wを排出するための排出部5b2が 設けられており、該排出部5b2はキャップにより常態において閉止されている 。 なお、図8(b)は第2実施例の別の態様を示しており、水類収容体5とし ての容器の端部に水類Wの注入部と排出部を兼ねた突出部5bが取り付けられて いる。この突出部5bは、ノズル状体52を水類収容体5のボス53に回転可能 に挿着したもので、実線のように上方に向けることにより注入部として機能し、 仮想線のように下向きになるように回転することにより排出部として機能するよ うになっている。 その他の構成は第1実施例と同様であるから、同じ部位や箇所に同符号を付し 、説明は省略する。
【0014】 図9は本考案の第3実施例を示している。この実施例は前記台板1それ自体を 水密な水類収容タンク5’として構成したもので、実施例1,2に比べると重量 が重なるととともにコストが高くなる不利は否めない。 水類収容タンク5’は側壁形成部材1b,1bに対して底板1eと蓋板1fを 溶接して構成され、一端部に水類Wを注入するためのノズル状の注入部5b1を 突設し、他端部にはノズル状の空気抜き部5cを突設し、また、底板1eには水 類Wを排出するための排出部5b2を設けており、該排出部5b2はキャップに より常態において閉止されている。なお、注入部5b1と排出部5b2は図8( b)で示すような注入部と排出部を兼ねた構造とすることができる。
【0015】 本考案はさらに、第1実施例ないし第3実施例において、フレーム4のパイプ 構造を利用してここに水類により重量を付加させることを含む。そのための構造 として、側フレーム部4a,4aと梁フレーム部4b,4bとを相互に連通させ 、図3と図9で代表的に示すように、フレーム4の上部の適所に水類Wを注入す るためのノズル状の注入部40を突設し、フレーム4の下部の適所には水類Wを 排出するための排出部41を設けている。
【0016】
【実施例の作用】
次に実施例に示すものの作用を説明する。 本考案においては、図1のように潜水用コンプレッサーAとエアタンクBが分 離されている。したがって潜水用コンプレッサーAとエアタンクBが一体型の場 合に比べて軽量となり、運搬が容易である。 ことに、潜水用コンプレッサーAにおいては、エンジン2とエア圧縮機本体3 を搭載している台板1が錘を兼ねさせるべく意図的に鋼材使用量を多くした重量 構造でなく、側壁部材1b,1bと脚部材1a,1aを骨格として側壁部材1b ,1bの上下端面(フランジ面)に帯板などからなる受支材1d,1dと底板1 c,1cを渡して接合しただけの軽量構造をなしている。したがって、軽量であ る。
【0017】 側壁部材1b,1bと受支材1d,1dと底板1c,1cにより画成された空 所Cには水類収容体5が風体の状態で配されているだけである。すなわち、第1 実施例では帆布で代表される丈夫で水密性のあるシートからなる袋体が空の状態 で配されているだけである。第2実施例ではプラスチックなどの軽比重材料から なる空の容器が収納されているだけであり、いずれも軽量である。 したがって、潜水用コンプレッサーAは重量が軽く、フレーム4を両手でつか んだり肩に掛けたりすることで運搬、移動を少人数で容易に行なうことができる 。このため、船舶や車輌等への積込み、積み降ろしを能率よく短時間で行なうこ とができる。
【0018】 このようにして船舶の甲板等に到達し、ここに潜水用コンプレッサーAとエア タンクBを配して潜水用エアを製造するに際しては、水類収容体5に海水、真水 等の水を注入、充填すればよい。 すなわち、第1実施例においては、袋体に形成されている注入部兼排出部の突 出部5bを操作リング50で上向きとし、突出部5bの開口を通してバケツやホ ースから水類を注入すればよい。これにより偏平状筒部5aは水類で充満し、そ れにより台板1は実質的に重量が増したことになる。 第2実施例においては、容器の端部に突出しているノズル状の注入部5b1か らバケツやホースから水類を注入すればよい。第2実施例の図8(b)の態様の 場合には、注入部兼排出部の突出部5bを上向きとしバケツやホースから水を注 入すればよい。これにより容器内は水で充満し、台板1は重量が増す。
【0019】 この状態でエンジン2を駆動すれば、エア圧縮機本体3では、クランク軸30 が回転し、この運動がクランクアーム31とクランクピン32を介して連接棒3 4の並進運動に変換され、ピストン33が上下して圧縮室に吸いこまれたエアが 圧縮されて吐出される。このときにピストン33の上下動とクランク軸30の回 転運動により往復質量の慣性力と回転質量の慣性力とが生じ、そうした慣性力で 潜水用コンプレッサーA全体が浮き上がろうとするが、前記のように台板1は水 類収容体5に水類が充填されているため重量が増し、いわば錘を付けた状態にな っているため、前記慣性力による浮き上がりが防止され、安定した設置状態で圧 縮エアの製造を行なうことができる。 なお、第3実施例の場合にも同様に側壁部材1b,1bに対して底板1eと蓋 板1fを溶接して構成された水類収容タンク5’のノズル状の注入部5b1から バケツやホースから水類を注入すればよい。
【0020】 前記のように水類収容体5または水類収容タンク5’への注水だけでは重量が 不足するような場合には、フレーム4の注入部40からフレーム内に水類を注入 してフレーム4内に充填すればよく、これでさらに錘が増加された状態となるの で、確実に慣性力による浮き上がりを抑制することができる。
【0021】 そして、潜水作業が終り、甲板から潜水用コンプレッサーAを撤収するに際し ては、水類収容体5内に満たされている水類を抜く。第1実施例においては、袋 体に形成されている突出部5bを、図2の仮想線のように下向きに曲げればよい 。これにより袋体内の水は自然に排出され、風体だけの軽量な状態に復帰する。 第2実施例では容器の下部の排出部5b2のキャップを外して開放すればよい。 第2実施例の図8(b)の態様の場合には、突出部5bを下向きに回転させれば よい。これで容器内の水類は排出され、風体だけの軽量な状態に復帰する。 したがって、台板1は再び軽量になるので、船舶から陸側への運搬、移動を少 人数で容易に行なうことができる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明した本考案の請求項1によれば、台板1にエンジン2とこれにより駆 動されるエア圧縮機本体3を搭載したエアコンプレッサーであって、前記台板1 が搭載面の下側に空所Cを有し、ここに注入部と排出部を備えた水類収容体5を 配したので、水類収容体5に注入部から水類を注入することにより錘を付けた状 態となり、エア圧縮機本体3の作動時の慣性力による浮き上がりを防止すること ができ、コンプレッサを作動させないときには排出部から水類収容体5の水類を 排出することにより風体だけとなり台板1が軽量なものとなるので、運搬、移動 を少人数で容易に行なうことができるというすぐれた効果が得られる。
【0023】 請求項2によれば、水類収容体5が、水類を収容するための偏平状筒部5aと 、該偏平状筒部5aの一端に先細り状に立上り形成し、先端を開口させた突出部 5bと、偏平状筒部5aの他端に先細り状に立上り形成した空気抜き部5cとを 有する袋体からなっているため、帆布などのシートを加工して形成して簡単、安 価に得ることができるとともに台板1の空所Cに簡単に収納することができ、突 出部5bを上に向ければ注入部となり、下に向ければ排出部となるため構造が簡 単で取り扱いが容易であるなどのすぐれた効果が得られる。
【0024】 請求項4によれば、台板1が複数本の平行な脚部材1a,1aと、これと直交 するように固着された側壁形成部材1b,1bと、側壁形成部材1b,1bの下 面に端部が接合された帯板からなる底板1c,1cと、側壁形成部材1b,1b の上部に端部を接合された帯板からなる受支板1d,1dで構成され、前記側壁 形成部材1b,1bと底板1c,1cと受支材1d,1dとにより矩形状の空所 Cが画成されているため、構造が簡単で軽量なものとすることができるというす ぐれた効果が得られる。
【0025】 請求項6によれば、台板1の上部に運搬操作用のパイプ状のフレーム4が固定 されており、該フレーム4の上部適所に水類の注入部40がまた下方の適所に排 出部41が設けられているので、台板1の凹所Cと水類収容体5による重量調整 に加えて運搬操作用のフレーム4を利用して重量調整を行なうことができ、した がって、運搬移動時には軽く、エア圧縮機本体3の作動時には慣性力による浮き 上がりをより確実に防止することができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による分離型の潜水用エアコンプレッサ
ーとエアタンクを示す部分切欠側面図である。
【図2】本考案による潜水用エアコンプレッサーの第1
実施例を圧縮機稼働時の状態で示す部分切欠側面図であ
る。
【図3】本考案による潜水用エアコンプレッサーの第1
実施例を圧縮機稼働時の状態で示す部分切欠正面図であ
る。
【図4】本考案における潜水用エアコンプレッサーの第
1実施例を示す要部斜視図である。
【図5】本考案における潜水用エアコンプレッサーに使
用する水類収容体の第1実施例を示す斜視図である。
【図6】本考案による潜水用エアコンプレッサーの第2
実施例を圧縮機稼働時の状態で示す部分切欠側面図であ
る。
【図7】本考案による潜水用エアコンプレッサーの第2
実施例を圧縮機稼働時の状態で示す部分切欠正面図であ
る。
【図8】(a)本考案における潜水用エアコンプレッサ
ーに使用する水類収容体の第2実施例を示す部分切欠斜
視図、(b)は第2実施例における水類注入・は排出部
の他の例を示す部分的断面図ある。
【図9】本考案による潜水用エアコンプレッサーの第3
実施例を圧縮機稼働時の状態で示す部分切欠正面図であ
る。
【図10】従来のエアタンク一体型潜水用エアコンプレ
ッサーの側面図である。
【符号の説明】
1 台板 1a,1a 脚部材 1b,1b 側壁部材 1c,1c 底板 1d,1d 受支板 2 エンジン 3 エア圧縮機本体 4 フレーム 5 水類収容体 5’ 水類収容タンク 5a 偏平状筒部 5b 突出部 5c 空気抜き部 5b1 注入部 5b2 排出部 40 注入部 41 排出部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】台板1にエンジン2とこれにより駆動され
    るエア圧縮機本体3を搭載したエアコンプレッサーであ
    って、前記台板1が搭載面の下側に空所Cを有し、ここ
    に注入部と排出部を備えた水類収容体5を配したことを
    特徴とする潜水用エアコンプレッサー。
  2. 【請求項2】水類収容体5が、水類を収容するための偏
    平状筒部5aと、該偏平状筒部5aの一端に先細り状に
    立上り形成し、先端を開口させた突出部5bと、偏平状
    筒部5aの他端に先細り状に立上り形成した空気抜き部
    5cとを有する袋体からなっている請求項1に記載の潜
    水用エアコンプレッサー。
  3. 【請求項3】水類収容体5が、空所Cの形状、寸法に適
    合する形状、寸法の比較的剛性のある容器からなり、一
    端部には水類Wを注入するためのノズル状の注入部5b
    1が突設され、他端部にはノズル状の空気抜き部5c’
    が突設され、底部には水類Wを排出するための排出部5
    b2が設けられている請求項1に記載の潜水用エアコン
    プレッサー。
  4. 【請求項4】台板1が複数本の平行な脚部材1a,1a
    と、これと直交するように固着された側壁部材1b,1
    bと、側壁部材1b,1bの下面に端部が接合された帯
    板からなる底板1c,1cと、側壁部材1b,1bの上
    部に端部を接合された帯板からなる受支板1d,1dで
    構成され、前記側壁部材1b,1bと底板1c,1cと
    受支材1d,1dとにより矩形状の空所Cが画成されて
    いる請求項1に記載の潜水用エアコンプレッサー。
  5. 【請求項5】台板1にエンジン2とこれにより駆動され
    るエア圧縮機本体3を搭載したエアコンプレッサーにお
    いて、前記台板1が搭載面よりも下側に注入部と排出部
    を有する箱型の水類収容タンク5’となっていることを
    特徴とする潜水用エアコンプレッサー。
  6. 【請求項6】台板1の上部に運搬操作用のパイプ状のフ
    レーム4が固定されており、該フレーム4の上部適所に
    水類の注入部40がまた下方の適所に排出部41が設け
    られているものを含む請求項1または請求項5に記載の
    潜水用エアコンプレッサー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018150541A1 (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 三菱重工コンプレッサ株式会社 圧縮機モジュール

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