JP3046627B2 - トナー像定着装置用加圧ローラの製造方法 - Google Patents

トナー像定着装置用加圧ローラの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機、レー
ザプリンタ、LEDプリンタ、普通紙ファクシミリ等に
用いられるトナー像定着装置の加圧ローラの製造方法に
関し、特に、シャフトと、このシャフト外周面に積層さ
れた円筒状外周面を有するシリコーンゴム層等の弾性材
料層と、この弾性材料層の円筒状外周面を被覆して前記
弾性材料層へのトナー剥離剤の浸透を防止する保護層と
を有するトナー像定着装置用加圧ローラの製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のトナー像定着装置の一例
を示す図で、図8は図7に示す定着ローラおよび加圧ロ
ーラの正面図である。図7において、トナー像定着装置
01は、ヒータ02aを内蔵して所定温度に加熱される
定着ローラ02と、加圧ローラ03とを備えている。加
圧ローラ03は、シャフト03aと、その外周面に積層
されたシリコーンゴム等の弾性材料層03bと、この弾
性材料層03b外周面を被覆する保護層03cとを有して
いる。
【0003】両ローラ02,03は相互に摺接して定着
ローラ02は時計方向に、また加圧ローラは反時計方向
にそれぞれ回転するように構成されている。そして、定
着ローラ02側にはトナー剥離剤付与機構(いわゆる、
ウエブアッシー)04が配設されている。このウエブア
ッシー04は、トナー剥離剤を染み込ませた含油紙(い
わゆる、ウエブ)04aと、このウエブ04aを前記定着
ローラ02表面に供給するための供給ロール04b、巻
取りロール04c、およびピンチロール04dから構成さ
れている。
【0004】トナー像を定着する際には、トナー像Tを
形成されたシート状基体たとえば転写紙Pがその転写面
を図7中、上向きにして搬送され、前記定着ローラ02
および加圧ローラ03間に挿入される。そして、前記ト
ナー像Tは定着ローラ02と接触して転写紙Pに融着さ
れる。その際、前記ウエブ04から供給されたトナー剥
離剤が定着ローラ02表面に塗布されているので、前記
トナー像Tが定着ローラ02表面に付着するのが防止さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
ように弾性材料層03bの両端面が全く被覆されていな
い加圧ローラ03は、前記定着ローラ02表面に塗布さ
れた前記トナー剥離剤が図8の矢印Aで示すように移動
して前記加圧ローラ02の両端面から前記弾性材料層0
3bに浸透し易い。このため、次のような問題点が生じ
る場合がある。すなわち、 (a) 弾性材料層が膨潤する。 (b) 弾性材料層の弾性力が低下する。 (c) 弾性材料層の粘着化が生じる。 (d) 加圧ローラの直径が変化し、軸方向に沿って生じ
る直径の相違により、再現画像の乱れ、用紙のしわの発
生等が生じる。 また、前記加圧ローラ03は、その端部が図9に示すよ
うに外方に大きく膨張して変形し易いという問題点があ
った。
【0006】前記問題点が解消された従来技術として、
加圧ローラの両端部を外端に行くほど径の縮小するテー
パ状にしたもの(実開昭63−82269号公報、特開
昭57−37382号公報、および特公昭51−375
3号公報等参照)が従来公知である。しかしながら、前
記両端部をテーパ状にした従来の加圧ローラでは前記テ
ーパ部分が加圧の作用を奏しないので、そのテーパ部分
は加圧ロールが本来の作用(加圧作用)を行うには不必
要な部分である。このため、加圧ローラの軸方向の長さ
が必要以上に長くなって、スペースの無駄が生じ、材料
の無駄も多くなるという問題点があった。さらに、加圧
ローラの前記テーパ状部分の端面においてエッジ部分が
形成されるので、次のような問題点が生じる場合があ
る。すなわち、 (e) エッジ部分でロール表面にしわが発生し易い。 (f) 前記エッジ部分において前記保護層が弾性材料層
から剥がれ易い、すなわち、エッジ部分の強度が低い。 (g) エッジ部分で相手方のローラ(定着ローラ)に傷
を付ける可能性がある。
【0007】また、樹脂表面を保護層で被覆したローラ
を製作する方法として、樹脂層を形成されたロール表面
外側に熱収縮チューブを配置し、ロールおよび熱収縮チ
ューブを回転させながら熱風ガンで熱風を吹き付ける方
法が従来公知である。この方法によると、熱風によって
熱収縮チューブが収縮したとき、ローラ端部の樹脂層が
圧縮される。このときローラ端部にアール(環状円弧
面)が形成される。この場合、前記(f),(g)の問題点は
解消されるが、前記(e)の問題点は以前として解消され
ない。しかも、前記環状円弧面の中心角を90度程度に
大きくすると、前記しわがひどくなってしまう。本発明
は、前述の事情に鑑みてなされたもので、前記両端部が
しわの無い環状円弧面に形成された加圧ローラを製造で
きるようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のトナー像定着装置用加圧ローラの製造方法
は、シャフト外周面に積層された弾性材料層と、この弾
性材料層外周面に形成されて前記弾性材料層へのトナー
剥離剤の浸透を防止する保護層とを有し、前記弾性材料
層および保護層の端部が環状円弧面に形成されたトナー
像定着装置用加圧ローラの製造方法において、円筒状内
面の両端部に内方に湾曲する環状円弧面が形成された成
形型組立体を用い、前記成形型組立体の円筒状内面の内
方中央部にシャフトを支持し、前記円筒状内面と前記シ
ャフト外周面との間にそれらの間の空間を仕切る保護層
形成用の筒状シートを前記環状円弧面の内方に配置して
その両端部を固定し、前記シャフト外周面と前記筒状シ
ート内面との間に流動性の弾性材料を注入して固化させ
ることにより前記弾性材料層および保護層の端部を環状
円弧面に1工程で形成することを特徴とする。
【0009】
【作用】前述の構成を備えた本発明のトナー像定着装置
用加圧ローラの製造方法は、円筒状内面の両端部に内方
に湾曲する環状円弧面が形成された成形型組立体を用
い、前記成形型組立体の円筒状内面の内方中央部にシャ
フトを支持し、前記円筒状内面と前記シャフト外周面と
の間にそれらの間の空間を仕切る保護層形成用の筒状シ
ートを前記環状円弧面の内方に配置してその両端部を固
定し、前記シャフト外周面と前記筒状シート内面との間
に流動性の弾性材料を注入して固化させるので、製造さ
れたトナー像定着装置用加圧ローラの弾性材料層および
その両端部を被覆する前記保護層がしわの無い環状円弧
面に形成される。
【0010】
【実施例】次に、図1〜3により本発明のトナー像定着
装置用加圧ローラの製造方法の第1実施例を説明する。
図1は本発明のトナー像定着装置用加圧ローラの製造方
法の第1実施例によって製造されたトナー像定着装置用
の加圧ローラ1を示している。前記加圧ローラ1は、円
筒状のシャフト2を備えており、このシャフト2の両端
部内側には図示しない回転支持軸を装着するための回転
支持軸装着部2aが形成されている。このシャフト2の
外周面にはシリコーンゴム等の弾性材料層3と、この弾
性材料層3外周面を被覆するPFA(パーフロロアルコ
キシ樹脂)等のフッソ樹脂によって形成された保護層4
とが設けられている。そして、前記弾性材料層3および
保護層4の両端部の外周部は環状円弧面1aに形成され
ている。次に、図4図により、前記第1実施例の加圧ロ
ーラ1の製造方法を説明する。
【0011】図4図において、前記シャフト2は、その
上下にそれぞれ配置された上側シャフト支持金型10お
よび下側シャフト支持金型11によって支持されてい
る。上側シャフト支持金型10にはシリコーンゴム注入
口10aが形成され、下側シャフト支持金型11には空
気抜き孔11aが形成されている。
【0012】前記下側シャフト支持金型11は下部外側
金型13と結合されている。そして、前記金型10、1
1、および13によって円筒状金型14が支持されてい
る。前記円筒状金型14の内面14aは円筒状に形成さ
れている。そして、この円筒状金型14と前記上側シャ
フト支持金型10とによって上側リング状金型15が支
持されている。前記上側リング状金型15内側下端部は
環状円弧面15aに形成され、前記下部外側金型13内
側上端部は環状円弧面13aに形成されている。前記各
環状円弧面15aおよび13aの外端部は、前記円筒状金
型14の円筒状内側面14aと滑らかに連続するように
形成されている。そして、フッソ樹脂製の柔軟なシート
によって形成された保護層形成用の筒状シート4′は、
その上端部が前記金型10および15によって保持さ
れ、その下端部が前記金型11および13によって保持
されている。
【0013】このように各金型10,11,13,15
によって保持された前記筒状シート4′は円筒状に保持
されている。そして、この円筒状に保持された筒状シー
ト4′の内側面と、前記シャフト2の外側面との間の空
間は、流動性のシリコーンゴムを充填するための空間す
なわち弾性材料層形成用空間Aとして形成されている。
そして、前記弾性材料層形成用空間Aには、前記シリコ
ーンゴム注入孔10aおよび空気抜き孔11aが連通して
いる。なお、前記各金型10〜15等から成形型組立体
Kが構成されており、その成形型組立体Kに組み込まれ
た前記シャフト2外周面および保護層4形成用の筒状シ
ート4′内周面等には、予めシリコーンゴムとの接着性
を確保するためにプライマー処理を行っておく。
【0014】前記成形型組立体Kの前記シリコーンゴム
注入孔10aから流動性のシリコーンゴムを注入する
と、流動性のシリコーンゴムは前記弾性材料層形成用空
間Aに充填される。この充填時、前記弾性材料層形成用
空間A内の空気は前記空気抜き孔11aから排出され
る。また、前記シリコーン樹脂の充填時、前記保護層4
形成用筒状シート4′は、外側に膨張して前記成形型組
立体Kの円筒状内側面14a、環状円弧面15a,13a
に接触し、前記円筒状内側面14aと保護層4形成用筒
状シート4′と間の空間に存在していた空気は、前記各
金型13,14,15,10の間から排出される。そし
て、前記流動性シリコーンゴムが固まったときに形成さ
れる弾性材料層3および保護層4の形状は、前記成形用
金型Kの円筒状内側面14aおよび前記環状円弧面15
a,13a等によって定まる。
【0015】前記成形型K内に充填された流動性のシリ
コーンゴムを固化させて弾性材料層3およびその保護層
4を形成してから、前記成形型組立体Kを分離する。そ
して、シャフト2の外端部に付着している不要な弾性材
料層3および保護層4を部分的に除去すると、前記図1
図に示したトナー像形成用の加圧ローラ1が得られる。
【0016】次に、前記トナー像定着装置用加圧ローラ
の製造方法の第1実施例で製造された前記加圧ローラ1
の作用を説明する。前述のように、弾性材料層3および
それを被覆する保護層4の端部が環状円弧面1aに形成
されているので、図3で示すように定着ローラ17から
矢印A方向にトナー剥離剤が移動してきた際、前記トナ
ー剥離剤の弾性材料層3への浸透を少なくすることがで
きる。また、前述の両端部がテーパ状に形成された従来
の加圧ローラに比較して、加圧の作用を奏しない部分の
長さが短くなるとともにエッジ部分が無くなる。さら
に、弾性材料層3端部の径の膨張、いわゆる、跳ね上が
りp(図2図参照)の値を0.1mm程度以下とすること
が可能である。このように、加圧ローラ1端部の跳ね上
がりpの値を小さくすることにより、加圧ローラの直径
の不均一に基づく再現画像の乱れ、用紙のしわの発生等
を防止することができる。しかも、金型を用いて前記環
状円弧面11aを形成したことにより、前記環状円弧面
1aにはしわが無い。
【0017】次に、図5および図6により本発明のトナ
ー像定着装置用加圧ローラの製造方法の第2実施例を説
明する。図5において、第2実施例の製造方法によって
製造された加圧ローラ1は、中実のシャフト(芯ロー
ラ)2を備えており、その外周面にはシリコーンゴム層
等の弾性材料層3が設けられている。この弾性材料層3
およびそれを被覆する保護層4の軸方向外端部の周縁は
環状円弧面1aに形成されている。図6は前記図5に示
した加圧ローラ1の製造方法(第2実施例の製造方法)
の説明図である。図6において、前記シャフト2は、そ
の上下にそれぞれ配置された上側シャフト支持金型20
および下側シャフト支持金型21によって支持されてい
る。上側シャフト支持金型20にはシリコーンゴム注入
口20aが形成され、下側シャフト支持金型21には空
気抜き孔21aが形成されている。
【0018】前記下側シャフト支持金型21は下部外側
金型23と結合されている。そして、前記金型20、2
1、および23によって円筒状金型24が支持されてい
る。前記円筒状金型24の内面24aは円筒面に形成さ
れている。そして、この円筒状金型24と前記上側シャ
フト支持金型20とによって上側リング状金型25が支
持されている。前記上側リング状金型25内側下端部は
環状円弧面25aに形成され、前記下部外側金型23内
側上端部は環状円弧面23aに形成されている。前記各
環状円弧面25aおよび23aの外端部は、前記円筒状金
型24の円筒状内側面24aと滑らかに連続するように
形成されている。そして、フッソ樹脂製の柔軟なシート
によって形成された保護層形成用の筒状シート4′は、
その上端部が前記金型20および25によって保持さ
れ、その下端部が前記金型21および23によって保持
されている。
【0019】このように各金型20,21,23,25
によって保持された前記筒状シート4′は円筒状に保持
されている。そして、この円筒状に保持された筒状シー
ト4′の内側面と、前記シャフト2の外側面との間の空
間は、流動性のシリコーンゴムを充填するための空間す
なわち弾性材料層形成用空間Aとして形成されている。
そして、前記弾性材料層形成用空間Aには、前記シリコ
ーンゴム注入孔20aおよび空気抜き孔21aが連通して
いる。
【0020】前記各金型20〜25等から成形型組立体
Kが構成されており、その成形型組立体Kに組み込まれ
た前記シャフト2外周面および保護層4形成用の筒状シ
ート4′内周面間の弾性材料層形成用空間Aに、流動性
の弾性材料を充填後固化して弾性材料層3を形成し、そ
の後シャフト2の外端部に付着している不要な弾性材料
層3および保護層4を部分的に除去することにより、前
記図5に示すトナー像形成用の加圧ローラ1が得られ
る。
【0021】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明を逸脱することなく、種々の
小設計変更を行うことが可能である。例えば、弾性材料
層をシリコーンゴム層以外の他の材料により形成するこ
とも可能であり、また、保護層をフッソ樹脂以外の他の
材料から形成することも可能である。
【0022】
【発明の効果】前述の本発明のトナー像定着装置用加圧
ローラの製造方法は、前記弾性材料層およびそれを被覆
する保護層の端部に、しわが無くしかも中心角が大きな
環状円弧面に形成されたトナー像定着装置用加圧ローラ
を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトナー像定着装置用の加圧ローラ製造
方法の第1実施例によって製造された加圧ローラの全体
説明図である。
【図2】前記図1の矢視2部分の拡大図である。
【図3】前記加圧ローラの使用状態の説明図である。
【図4】同第1実施例で使用する加圧ローラの製造用型
の全体説明図である。
【図5】本発明のトナー像定着装置用の加圧ローラ製造
方法の第2実施例によって製造された加圧ローラの全体
説明図である。
【図6】同第2実施例で使用する加圧ローラの製造用型
の全体説明図である。
【図7】従来の現像装置の1例を示す図である。
【図8】前記図7のVIII−VIII線矢視図である。
【図9】前記図8の矢印IX部分の拡大図である。
【符号の説明】
1a 環状円弧面 2 シャフト 3 弾性材料層 4 保護部材 4′ 筒状シート 11a 流動性弾性材料注入孔(流動性のシリコーンゴ
ム注入孔) 13a 製造用型の環状円弧面、 14a 製造用型の円筒状内側面 15a 製造用型の環状円弧面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 31:32 (56)参考文献 特開 平1−306209(JP,A) 特開 昭63−168673(JP,A) 特開 昭62−28213(JP,A) 実開 平2−10556(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 31/00 B29C 45/14 B29C 45/26 G03G 15/20 103

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフト外周面に積層された弾性材料層
    と、この弾性材料層外周面に形成されて前記弾性材料層
    へのトナー剥離剤の浸透を防止する保護層とを有し、前
    記弾性材料層および保護層の端部が環状円弧面に形成さ
    れたトナー像定着装置用加圧ローラの製造方法におい
    て、 円筒状内面の両端部に内方に湾曲する環状円弧面が形成
    された成形型組立体を用い、前記成形型組立体の円筒状
    内面の内方中央部にシャフトを支持し、前記円筒状内面
    と前記シャフト外周面との間にそれらの間の空間を仕切
    る保護層形成用の筒状シートを前記環状円弧面の内方に
    配置してその両端部を固定し、前記シャフト外周面と前
    記筒状シート内面との間に流動性の弾性材料を注入して
    固化させることにより前記弾性材料層および保護層の端
    部を環状円弧面に1工程で形成することを特徴とするト
    ナー像定着装置用加圧ローラの製造方法。
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