JP3046611B2 - トートロジーチェック装置 - Google Patents

トートロジーチェック装置

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JP3046611B2
JP3046611B2 JP2157416A JP15741690A JP3046611B2 JP 3046611 B2 JP3046611 B2 JP 3046611B2 JP 2157416 A JP2157416 A JP 2157416A JP 15741690 A JP15741690 A JP 15741690A JP 3046611 B2 JP3046611 B2 JP 3046611B2
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マルチン ナタナエル スタルマルク グンナー
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マルチン ナタナエル スタルマルク グンナー
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    • G06F30/33Design verification, e.g. functional simulation or model checking
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明に従った装置は、いわゆるトートロジーチェッ
クを行う場合に、ブール式の変数に対する可能な全ての
真値(0もしくは1)の指定(assignments)に対して
ブール式が真になるかどうかを決定する問題の解法に関
する。本方法はまた、ブール式に含まれる変数に対する
真値の任意の指定によりブール式が真となるかどうかを
判定する、いわゆる満足度問題の解法にも適用すること
ができる。
[従来の技術] 今日の技術を実施する際には、公式中に含まれる変数
に1及び0を指定(解釈)するたびに真値をチェックす
る必要がある。
簡単なシステムでは、いわゆる導出法(resolution m
ethod)を使用することもできる。この方法では、いわ
ゆる導出ルールに従って互いに比較されるいくつかの部
分からなる論理等式へ元の式がリライトされる。例え
ば、Aを含む式とAを含まぬ式との間で比較を行う場合
には、このルールはAもノットAも含まぬ新しい式、レ
ゾルベント(resolvent)、を形成する必要がある。そ
の概念は、Aしか含まぬ式とノットAしか含まぬ式を見
つけて、これら2つの式を比較する時に求める空レゾル
ベント(empty resolvent)を形成することである。
今日の技術における問題点はテストシーケンスが極端
に時間を消費することである。変数の数がNに等しけれ
ば、可能な指定数は2Nに等しい。最悪の場合には、テス
トを行うのに同じ長時間、すなわち2Nの算術ステップが
必要となる。
導出法(resolution method)を実施する場合、新し
い式が常時形成されるため本方法により全く改善がなさ
れない危険性のあることが一つの重要な問題点ではある
が、平均的には少い比較を行うだけで済む。また、ある
公式については導出法(resolution method)常にエク
スポネンシャルであることが理論的調査により判明して
いる。
本発明に関する2つの重要な点は、 a)自然演算方式(ND方式)における全てのトートロジ
ー誘導(プルーフ)は被証明式の部分式及び否定部分式
しか含まぬコニークな標準形で書述することができる。
b)全ての部分誘導が高々所与数Nの互いに異なる自由
な前提しか含んでいない標準誘導(標準形の誘導)とト
ートロジャスに公式を示すことができるかどうかを確認
する問題を本発明の装置を実施して多項式時間で計算す
ることができる。
本発明の装置は添付特許請求の範囲に記載された事項
を特徴とし、公式の真の内容をチェックする際の時間を
消費する極端な数のテストシーケンスの問題を解決する
ものである。この問題は、本発明に従って、公式を各々
が3項を含むいわゆるトリプレットと呼ばれる部分式へ
分割し、その真の内容をチェックする目的でトリプレッ
ト内の変数を前記真値、論理0:Sもしくは1:S、へ指定す
ることにより解決される。このようにトリプレットヘ分
割することにより元の式の中の部分式の真値と計算する
目的で有効な算術ルールを公式化することができる。こ
れにより、元式の変数の真値の全ての組合せを分析する
必要なしに、元式の真値を計算することができる。従っ
て、全式の全変数に対してではなくトリプレットに対し
てチェックがなされ、所要のテストシーケンス数が著し
く低減され時間が著しく節減される。
ここで定理チェッカーと呼ぶ本方法の実施装置はシー
ケンスユニットS、ジェネレータG、永久ユニットP、
アナライザA及び多数のエバルエータ(算術ユニット)
Eを含んでいる。
シーケンスユニットは特定時点においてどのチェック
ステージを実施すべきかを決定するように作動する。ジ
ェネレータGはタプレットと呼ばれる一連の順序ずけら
れた変数を生成するように作動する。永久ユニットPは
トリプレットを記憶するメモリ、例示化部及びアナライ
ザ部を含んでいる。エバルエータEはテストシーケンス
で行われる計算に責任のある唯一の算術ユニットであ
る。
本装置は、例えば、システムの仕様が正しいかどうか
あるいはこの仕様に従って実現することが可能かどうか
をチェックする必要のある全ての応用において有利に使
用することができる。テストされる仕様は問題をハード
ウェア的に解決しようとするものであってもソフトウェ
ア的に解決しようとするものであってもよい。
時間を節減できる他に、本発明の装置により得られる
利点は、本発明を小型システムと大型システム、及び単
純なシステムと複雑なシステムの両方に応用できること
である。
[実施例] 発明の最善の形態 本発明の装置は2つのフェーズに分割することができ
る。
a)(データ)−構造の確立、 b)算術フェーズ。
確立フェーズ 1. 例えば次のリライトルールに従って、例えば論理定
数として −>(含意)及び −(A式の否定−Aは(A−>O)として定義され
る)のみを含む論式等式ヘテストされる式がリライトさ
れる。
(AもしくはB)は(−A−>B)ヘリライトされる。
(A&B)は−(A−>−B)ヘリライトされる。
(この場合、独立した例示ルールを導入することも必要
であるが、いくつかのブール連結語を使用することもで
きる。) 2. a1…anをA内の全ての変数とする。
B1…BkをAの全ての複合小式とし且つ Biを(Ci−>Di)とし、ここにCi及びDiはAの部分
式である。また、y1…ykを“新しい”変数とし、yiは各
aiとは異なる、すなわち新しい変数の全てが古い変数の
各々と異なるようにする。
fをf(ai)=ai且つf(Bi)=yi となるような関数とする。
Aのマトリクスと呼ばれ、マトリクス内の論理積ルー
トti=(yi<−>(f(ci)−>f(Di)))は前記し
たようにトリプレットと呼ばれる。説明を簡単にするた
めに、M(A)は1組のトリプレット(t1…tn)と考え
トリプレット ti=(yi<−>(f(ci)−>f(Di)))は順序付け
されたセット(yi,f(ci),f(Di))である。
算術フェーズ マトリクスM(A)が確立されていると、いわゆる算
術すなわち計算フェーズが開始される。元式Aの各複合
小式はマトリクスM(A)内のトリプレットの新しい変
数によって表わされる。A式の全体を常時M(A)内の
最高インデクストリプレットにより表わすことができる
ようにする約束を導入すれば、すなわちM(A)=(t1
…tK)であれば、Aの全体がtk=(yK,f(CK),f(D
K))内のyKにより表わされる。
本発明を実証するのに使用する例は0−指定が偽を表
わし1−指定が真を表わすという仮定に基いている。
マトリクスM(A)の基本的性質は、A式がトートロ
ジャスであればAの定義によりAを表わす変数を真とし
て“強制する”ということである。
公式で示すと、 M(A)=(t1…tK)であれば、 M(A)−>yKがトートロジーである場合に限りAはト
ートロジーである。
別の表現をすれば、 M(A)=(t1…tK)であれば、 M(A)yk/0が矛盾対当である場合に限りAはトートロ
ジーである(ここに、yK/0は変数ykに0が指定されてい
ることを意味する)。
A式のトートロジーチェックは本質的に次のようにし
て行われる。
(i)マトリクスM(A)=(t1…tK)が確立される。
(ii)yKが0指定される、すなわちA式全体が偽である
と仮定する。
(iii)ターミナルと呼ばれる偽トリプレットが生じて
A式がトートロジャスであるという結論を引き出すこと
ができるか、もしくはいかなる算術ルールも適用されず
シミュレーションのために選定された形式的計算(form
al calculus)においてA式をチェックできないという
結論を引き出すことができるまで、M(A)内の変数に
は所与のルールに従った値が指定される。
説明にはいくつかの専門家の表現が含まれるため、次
にこれらの表現について説明する。 は常に変数すなわち定数、0もしくは1、に等しい。トリプレット は常に(3)項を含んでいる。マトリクス は1つ以上のトリプレットを含んでいる。アトム は対応する公式のマトリクス内へ導入される新し
い変数とは異なる元式内の項である。ターミナル は偽トリプレットであり、ターミナルが生じ
ると計算もしくは部分計算が終止する。
元式は偽であると仮定する。計算中に偽トリプレット
(ターミナル)が生じると、これは元式が真であること
を示す。ターミナルは実際上所与の確定構成を有するト
リプレットである。
次に、本発明に従って簡単な所定の例示化ルールによ
り公式を計算する例を示す。トリプレットが真であると
仮定すると、これらのルール1〜10によりトリプレット
内の変数がトリプレットを真とするための所与の値を有
するように強制されたかどうかを調べることができる。
ルール1に従った例示化の説明において、 トリプレット(X、Y、1)がマトリクスMの要素で
あれば、定数1を変数Xに代入してマトリクスMをMへ
簡約することができる。
計算される公式は次のようである。
(i)式はトリプレットヘリライトされ全式を表わす変
数が、変数X5の例に従って、0(ゼロ)へ例示化され
る。0へ例示化することにより、全式が偽であると仮定
する。
トリプレットt1=(X1,p,q) t2=(X2,q,r) t3=(x3,p,r) t4=(X4,X2,X3) t5=(0,X1,X4) 式は偽と仮定するX5=0。
X1−X5は元式にはなく、元式内の複合部分式に対応す
る新しい変数である。X1−X5の位置は各変数によりどの
小式を表わすかを示す。
第1図を参照として、ルール1〜10により前記公式を
計算する例を示す。
1a)どのトリプレットもターミナルではない。
b)トリプレットt5に簡単な例示化ルール(10)を適用
して結果を得ることができる。
t1(1,p,q)(マトリクスのX1に1を代入しX4に0を代
入することを意味する) t2(X2,q,r) t3(X3,p,r) t4(0,X2,X3) t5(0 1 0) 2a)ノー、どのトリプレットもターミナルではない。
b)イエス、t4に簡単な例示化ルールを適用して結果を
得ることができる。
t1(1,p,q) t2(1,q,r) t3(0,p,r) t4(0,1,0) t5(0,1,0) 3a)ノー、どのトリプレットもターミナルではない。
イエス、t3に簡単な例示化ルール5を適用して結果を
得ることができる。
t1(1,1,q) t2(1,q,0) t3(0,1,0) t4(0,1,0) t5(0,1,0) 4a)ノー、どのトリプレットもターミナルではない。
b)イエス、トリプレットt1に簡単な例示化ルールを適
用して結果を得ることができる。
t1(1,1,1) t2(1,1,0) t3(0,1,0) t4(0,1,0) t5(0,1,0) 5. トリプレットt2はターミナルであることが判り、従
って公式はトートロジャスである。
テスト例示化、すなわち1:S及び0:Sによるテストはこ
の場合必要ではなく、簡単な例示化ルールで充分であ
る。
簡単な例示化ルールにより計算を行うことが不可能な
場合には、前記したように、(1)及び(0)によりテ
スト例示化を行うことができる。従って、マトリクス内
の一つ以上の非例示化変数の(1)とゼロ(2)の可能
な各組合せに対して(1)及びゼロ(2)が指定され
る。次に、これらいずれのルールも適用できなくなるま
で、前記可能な各組合せに対して簡単な例示化ルールが
適用される。別々の各組合せに対してマトリクスに簡単
な例示化ルールを適用して得られる結果は比較を行う目
的で一時保管される。さまざまな結果(変数への値指
定)が比較され分析される。各テストケースに共通の結
果は永久保管され、残りの一時的に保管される結果はメ
モリから消去される。本方法に従って行われる計算は実
際の関連応用で許容される結果が得られるまで繰り返さ
れる。
第2図に、シーケンスユニットS、ジェネレータG、
永久ユニットP、アナライザA及び複数個のエバルエー
E0〜E(Q−1)算術ユニットを具備する定理チェッ
カー形式の本発明の装置を示す。
シーケンスユニットは特定の場合に定理チェックのど
のステージすなわちフェーズを実施すべきかを決定する
ように作動する。残りのユニットはそれらの状態を、バ
スを介して、シーケンスユニットヘ知らせ、それに基い
てどのステージやフェーズを次に実施すべきかを決定す
る。
ジェネレータはテスト変数のタプレットを生成する。
各テスト評価を行う前に、変数名がバスGBを介して全て
のエバルエータヘ送信される。タプルは一連の順序付け
された変数、例えば<A,B>である。
永久ユニットはメモリを含んでいる。各アドレスは
リプレット内の3つの変数に対応する3語を含んでい
る。語の中には現在変数が永久例示化(変数に値を指定
する)されている値が記憶されている。メモリの他に、
永久ユニットは、なかんずく、例示化部及び分析部を含
んでいる。
テスト変数のタプルを例示化できる定数値の各組合せ
に対してエバルエータが設けられている。タプルの値が
Tであれば、エバルエータの数はQ=2Tとなる。例え
ば、2つの変数からなるタプルは<0,0>、<0,1>、<
1,0>、<1,1>へ例示化することができ、従って4個の
エバルエータが必要である。各エバルエータは、それ自
体が、テストケースを評価する責任がある。各エバルエ
ータは永久ユニットと同種のメモリをそれぞれ含んでい
る。語には、現在テストにおいて変数が例示化されてい
る値が記憶されている。永久ユニット内のメモリの内容
はバスCBを介してエバルエータのメモリ内ヘコピーする
ことができる。メモリの他にエバルエータは、なかんず
く、例示化部、ルール部及び分析部を含んでいる。
アナライザはテストを評価する全ての変数対を発生す
る。前記対に対応するアドレスが全てのエバルエータ及
び永久ユニットヘバスABを介して送信される。対はこれ
らの要素内で分析され、次に結果がアナライザヘ送信さ
れる。
永久ユニット及びエバルエータ内のメモリに記憶され
ているマトリクスのフォーマットを第1表に示す。最初
のn個のアドレスがトリプレットにより収容される。特
に、アドレス0は公式の主含意に対応するトリプレット
を含んでいる。これら3つの変数の値Vi,X、Vi,Y及びV
i,Zは各トリプレットiに対して記憶される。続くアド
レスはアトムに使用される。値iが各アトムの語Ai内に
記憶される。アトムが存在する理由は語0内で少くとも
一度ユニークな各変数が発生しなければならないためで
ある。最終アドレスは定数0を記憶するのに使用され
る。
各語は第2表に従って分割される。EQCは変数が現在
例示化されている等価クラスを示す。C=1は変数が定
数0に例示化されていることを示す。次に、EQCは無意
味であるが、0と仮定する。N=1は変数が前記等価ク
ラスの否定もしくは定数に例示化されていることを示
す。次に、値を一般的に<N,C,EQC>として与える。
2つの変数X,Yが<NX,CXEQ,CX>及び<NY,CY,EQCY
の値を有するものとする。次に、次式が適用される。
−もし、NX=NY、CY=EQCYならば、X=Y(XはYに等
しい) −もし、NX≠NY、CX=CY、EQCX=EQCYならば、X≠Y
(XノットイコールY) −もし、NX=0、CX=1ならば、X=0(Xは偽) −もし、NX=1、CX=1ならば、X=1(Xは真) 最初に、ユニークな各変数Vがユニークな値<0,0,AV
>を有し、ここにAVは語0内でVが見つかるマトリクス
内位置のアドレスである。従って、全式に対応する変数
が<0,0,0>の値を持たなければならない。
<NX,0,EQCX>の値を有する変数をもう一つの変数とイ
コールかもしくはノットイコールな定数へ例示化するこ
とは、前記したようにその値を変えることにより行われ
る。Xにイコールもしくはノットイコールな全ての変数
がまだXにイコールもしくはノットイコールなままでい
なければならないため、これら全ての値を対応する方法
で変えなければならない。従って、例示化は等価クラス
EQCV=EQCXを有する全ての変数の値を変えることを意味
する。従って、例示化の対象は変数よりもむしろ等価ク
ラスである。以後、このような等価クラスは行先と呼ば
れ等価クラスはある値に例示化されたと言われる。
機能 定理チェックは次の主ステージすなわちフェーズに分
割される。
−チャージング −イニシエーション −コピー −生成 −評価 −分析 −報告 シーケンスユニットが、残りのユニットからの信号に
より、これらのステージのいずれを実施すべきかを決定
する。
3.1 チャージング チャージングステージ中に、前記マトリクスは外部デ
バイスから永久部内に組み入れられたメモリヘ転送され
る。この転送は従来の方法によって行うことができるた
め、ここでは説明しない。ハードウェアがこの転送を行
うのに必要なフローはフローシートに含まれていない。
3.2 イニシエーション 定理チェックは外部開始信号により開始され、それは
イニシエーションが開始されたことを意味する。全式、
より精密にはその等価クラス、に対応する変数が永久ユ
ニット内で定数0に例示化される。
等価クラスDを値Vへ例示化することはシーケンス内
の全てのトリプレット及びアトムをアドレスすることに
より行われる。Dを含む語が見つかると、語はVへ変え
られる。
3.3 コピー コビーは一般的に各テストの最初のステージとしてイ
ニシエーションに続いて行われる。全てのエバルエータ
内のマトリクスの永久部全体がコピーされる。
コピーは永久ユニット内の全てのトリプレット及び
トムを逐次アドレスして行われる。トリプレット及び関
連するアドレスがバスCBを介して転送されてエバルエー
タヘ書き込まれる。
3.4 生成 コピーに続いて、エバルエータ内でテスト変数のタプ
レットの生成及びその例示化が行われる。各エバルエー
タは例示化のユニークな組合せをテスト変数へ与える。
ジェネレータ内に含まれるカウンタの数はタプレット
の数、T、に等しい。カウンタはその時点においてタプ
レットにどの変数が含まれるかを決定する。全テストを
繰り返さなければならないため、永久例示化が行われる
たびにカウンタはゼロにセットされる。他の点について
は、カウンタ組合せもしくはチェーンが生成プロセスご
とにステップする。
最初の変数はバスGBを介して全てのエバルエータヘ転
送される。各エバルエータは変数を定数0に例示化すべ
きか定数1に例示化すべきかを決定する。次に、全ての
エバルエータにおいて並行して例示化が行われる。この
手順は永久ユニットに適用したのと同じ原理に従って実
施される。全てのエバルエータの準備が完了すると、次
の変数が転送されタプレット内の全ての変数が例示化さ
れるまで手順は繰り返される。エバルエータはタプレッ
ト内の変数が各エバルエータ内のユニークな例示化の組
合せを得るように値を決定する。各エバルエータはこの
ためのユニークな数を有している。
3.5 評価 生成に続いて評価が行われる。全てのエバルエータは
マトリクスを互いに独立して平行に評価するように作動
する。評価は2つの部分ステージ、すなわち適用できる
ルールの探索、及びこれらのルールに従った例示化、に
より行われる。
探索はトリプレットを逐次アドレスして実施される。
各トリプレットを調べて任意の例示化ルールもしくは
端ルールが適用できるかどうかを確かめる。適用可能な
終端ルールが見つかると、評価プロセスは終端しターミ
ナル信号が出される。適用可能な例示化ルールが見つか
ると、探索が中断されルールに従って例示化が行われ
る。適用可能なルールが見つかることなくマトリクス全
体が探索されると、評価プロセスが終端する。
全トリプレットの調査を伴う前記原理に従って例示化
が行われる。ルール及びルールを適用するトリプレット
内の変数により例示化が決定される。例示化に続いて、
適用可能なルールの探索が最初から開始される。
3.6 分析 全てのエバルエータが準備完了すると、分析が行われ
る。全てのエバルエータがターミナル信号を出す場合、
公式は論理的に真であるため、定理チェックは報告に切
り替る。他の場合には、テストが評価される。
この評価の目的は全てのエバルエータに新たに到来す
る例示化を見つけ出すことである。バスABを介して全て
のエバルエータ及び永久ユニットヘアドレス対を送信す
ることにより、分析ユニットは全ての変数対を逐次表示
する。マトリクス内の語0内にある時点において全ての
変数が生じるため、この語を分析するのに充分である。
各エバルエータ及び永久ユニットは変数対がイコールに
例示されるかノットイコールに例示されるかをテストす
る。結果は分析ユニットヘ信号で知らされる。対が全て
のエバルエータにおいてイコールもしくはノットイコー
ルに例示されるが永久ユニットではそうでない場合に
は、対を永久ユニットにおいてそれぞれイコールもしく
はノットイコールに例示化しなければならない。例示化
は前記したようにして行われる。
分析ユニットも、マトリクス内の最後の変数、すなわ
ち常に0に例示化されている変数、を示すため、評価に
より新たに到来する0及び1への例示化がカバーされる
ことが保証される。
全ての対を分析した後、定理チェッカーは2つの択一
的ステージの一方へ切り替わる。分析が永久例示化に到
達すると、全てのテストを最初から繰り返す必要があ
る。次に、コピーを行うように切り替えられて、ジェネ
レータ内のカウンタが0にセットされる。分析が永久例
示化へ導かれず可能な全てのテストがまだ実施されてい
ない場合には、新しい変数タプレットによりテストを実
施しなければならない。コピーへの切り替えはこの場合
にもなされる。この場合には、ジェネレータ内のカウン
タが前進ステップされる。分析が任意の永久例示化へ導
かれずに可能な全てのテストが実施されていると、公式
を論理的に真であるとして示すことができないため、定
理チェッカーは報告へ切り替る。
3.7 報告 報告は定理チェックの結果だけが真理信号の形式で利
用できることが分ったことを意味する。
4. 詳細説明 4.1 接続 第3表に定理チェッカー内のさまざまなユニット間の
全ての接続を列挙する。バスの接続はバス名の後にコロ
ンとバス内の接続名を付して示す。大文字は1ビットよ
りも多い接続を示す。ワイヤドーアンドタイプの接続は
&で示す。このような接続の場合には、全ての送信ユニ
ットが1の信号を送る場合のみ信号は1である。0は周
囲との通信を示す。
4.2 シーケンスユニット シーケンスユニットSは第18図に従った状態遷移を有
する有限状態マシンである。
状態はカウンタSCにより決定される。カウンタはデコ
ーダSD内で7つの異なる状態信号へデコードされる。連
続するコード化状態間の遷移はカウンタをステップさせ
て行われる。どの外部信号がカウンタをスナップさせた
りインデクスすることができるかは関連する状態に依存
し、セレクタSSにより選定される。非連続コード化状態
間の遷移はカウンタに定数0もしくは3をチャージして
行われる。どの外部信号がカウンタをチャージできるか
ということは関連する状態に依存し、ゲート諭理により
選定される。
フリップフロップSTFが定理チェックの結果を記憶す
る。フリップフロップは開始時に0セットされ、状態5
から状態0への遷移と共に1セットされる。
信号“any inst"がアクティブの時に、信号“reset g
en"は状態6から状態3への遷移と共にジェネレータヘ
送られる。
3個のレジスタSNR0、SNR1、SNR2はそれぞれいくつか
のトリプレット、N、いくつかのトリプレット+アト
ム、N+A、及びいくつかのトリプレット+アトム+
1、N+A+1を含んでいる。これらは、ここに記載し
ない、チャージステージ中にチャージされるものと考え
られる。
4.3 ジェネレータ 第4図に示すジェネレータは生成ステージにおいての
みアクティブである。
ユニットはテストタプル内の各変数に対するカウンタ
を含んでいる。GDC0…GDC(T−1)、ここにTはタプ
ルサイズである。各カウンタはモジュロN+Aをカウン
トする。カウンタはチェーン結合され、先行カウンタが
0から再開する時にチェーン内のカウンタがステップす
るようにされている。
このシーケンスはモジュロtをカウントするカウンタ
GSCにより行われる。カウンタはセレクタGDSを介してカ
ウンタGDC0…GDC(T−1)の中の1個を選定する。
生成開始時にGSCは0の値を有している。次に、GDSに
よりGDC0が選定され、その値が“G:D"上に送信される。
この値はエバルエータ内で等価クラスとして解釈され
る。GSCの値が同時に“G:N"上に送信される。エバルエ
ータが送信データに従って例示化されると、ジェネレー
タは信号“eval ready"を受信し、GSCがステップされ
る。次に、ライン内の次のカウンタGDC1が選定されその
値が送信される。この手順は全てのカウンタが一度選定
されるまで繰り返される。信号“eval ready"が最後に
受信されると、GSCはキャリー信号を与えそれはカウン
タチェーンGDC0…GDC(T−1)をステップさせてシー
ケンスユニットヘ信号“gen ready"が送られる。
イニシエーション中もしくはシーケンスユニットから
信号“reset gen"が受信される時にジェネレータがリセ
ットされる。ジェネレータがリセットされると、全ての
カウンタGDC0…GDC(T−1)が0にセットされる。
フリップフロップGMFはいくつかのテストが残ってい
るかどうかを示す。ジェネレータリセット時にフリップ
フロップは1にセットされ、カウンタチェーンGDC0…GD
C(T−1)がキャリー信号を与える時に0にセットさ
れる。フリップフロップの値は信号“more tests"の形
式でシーケンスユニットへ送られる。
4.4 永久ユニット 第5図に示す永久ユニットはイニシエーション、コピ
ー及び分析ステージにおいてアクティブとなる。分析に
は2つの部分ステージ、すなわち比較及び例示化が含ま
れる。
ユニットはマトリクスメモリPM、例示化部PI及び分析
部PCを含んでいる。
マトリクスメモリはそれぞれ語0、1及び2を含む3
つの同じメモリPMX、PMY、PMZに分割されている。メモ
リの共通アドレスはセレクタPASにより選定される。全
てのメモリの入力データがセレクタPVSにより選定され
る。3個のメモリは別々のライト信号を有し、それらは
3個の並列セレクタPWSにより選定される。
第6図に示す例示化部PIは各メモリに対するコンパレ
タを有している。PM内の3つのアドレスされた語はコン
パランドすなわち基準と比較される。語とコンパランド
との間に類似性が生じると、対応するメモリヘライト信
号が送られる。コンパランドはセレクタPDSにより選定
される(第5図)。
第7図に示す分析部PCはメモリPMXからの語を語の類
似性及び類似性否定についてすぐ先行してアドレスされ
た語と比較する。語はレジスタPDR及びPVR内に登録され
る(第5図)。定数(C=1)を含む語が常にPVR内に
登録されることをクロスカウンタPCXが保証する(第7
図)。
イニシエーション、コピー及び例示化と共にマトリク
スメモリPMをアドレスするのにモジュロN+A+1をカ
ウントするカウンタPACが使用される。
2個のフリップフロップPIF1、PIF2は分析中に比較も
しくは例示化の部分ステージのいずれを実施すべきかを
決定するように作動する。これらのフリップフロップは
また類似性もしくは類似性否定例示化を行うべきかどう
かをも決定する。
セレクタはさまざまなステージ中に第4表に従って起
動される。
等化クラスD=EQCDをV=<NV,CV,EQCV>の値へ例示
化することにより、全てのトリプレット及びアトムが探
索される。この探索は連続的にステップされるカウンタ
PACからPMをアドレスすることにより行われる。読み出
される語<NR、CR、EQCR>は例示化部PIにおいてコンパ
ランドEQCDと比較され、ノットコンスタント、CR=0、
がマッチする語に対応してライト信号を起動する。この
ライト信号によりPM内のマッチする語が<NRNV,CV,EQ
CV>の値と置換され、ここにはモジュロ−2−合計を
示す。モジュロ−2−合計は否定素子PVNにより行われ
る。第8図に従った否定素子はその制御入力が1の時に
Nを変えることにより値を否定する。PM内の全てのトリ
プレット及びアトムがアドレスされていると、カウンタ
PACからキャリー信号が得られる。
イニシエーションは前記方法により等価クラス0を定
数0へ例示化する。D及びVは、前記表に従って、セレ
クタにより選定され、ここにDS=0、VS=<0,1,0>で
ある。イニシエーションステージが完了するとシーケン
スユニットヘ信号“perm ready"が送られる。
コピーイングには連続的にステップされるカウンタPA
CによりマトリクスメモリPM全体を行毎にアドレスする
ことが伴う。行から読み出される語は、“C:A"上のアド
レスと共に、“C:VX"、“C:VY"、“C:VZ"上の全てのエ
バルエータへ送られる。コピーステージが完了すると、
シーケンスユニットヘ信号“perm ready"が送られる。
分析プロセスの比較ステージ中に、“A:A"の元で2つ
の連続サイクルにわたって比較される変数対の2つのア
ドレスが受信される。PMはこれらのアドレスにより逐次
アドレスされる。
PMXから最初にアドレスされる語X0=<N0,C0,EQC0
はレジスタPCR内に登録され、次のサイクルに分析部PC
においてPMXからの第2のアドレス語X−1=<N1,C1,E
QC1>と比較される。値が等しければ、X1≠X0、信号A:
イコールは送出されない。値がノットイコールであれ
ば、X1≠X0、信号A:equalは送出されない。否定の理由
は分析により永久ユニット内で類似性が見つからない場
合にエバルエータ内で類似性を見つけ出そうとするため
である。類似性否定は否定素子により決定される。可能
な例示化を行う目的で、最初にアドレスされる語内の等
価クラスがレジスタPDR内に登録され、最初の語読出し
が定数、C0=1、でない場合には、最後の語読出しがレ
ジスタPVRに登録され、その場合登録は逆に行われる。
この登録の逆転はセレクタPCXにより行われる。しかし
ながら、PVR内のフィールドNは常にN0N1に等しくさ
れる。モジュロ−2−合計は否定素子により行われる。
分析の例示化ステージは信号“A:strobe"と組合せた
信号“A:equal"もしくは“A:nequal"の受信により開始
される。前のケースは最後に比較される対はイコールに
例示化されるべきことを意味し、後のケースはこの対が
ノットイコールに例示化されるべきことを意味する。そ
れぞれの場合に、フリップフロップPIF1もしくはPIF2が
1にセットされる。PDRがEQCDを含みPVRが<NV、CV、EQ
CV>を含む場合、EQCDは前のケースでは<NV,CV,EQCV
へ例示化し後のケースでは<1 NV,CV,EQCV>へ例示化し
なければならない。否定はPVRの後の否定素子により行
われる。例示化は前記方法に従って行われる。例示化プ
ロセスが完了すると分析ユニットヘ“perm ready"信号
が送出される。
4.5 エバルエータ 第9図に従ったエバルエータはコピー、生成、評価及
び分析ステージにおいてアクティブとなる。評価ステー
ジは2つの部分ステージ、すなわち探索及び例示化、か
らなる。
各ユニットはマトリクスメモリEM、例示化部EI、ルー
ル部ER及び分析部ECを含んでいる。
永久メモリ内のメモりと同様に、マトリクスメモリは
それぞれ語0,1及び2を含む3個の同じメモリEMX,EMY、
EMZへ分割されている。前記メモリの共通アドレスはセ
レクタEASにより選定される。全てのメモリに対して入
力データが共通である場合には、メモリ入力データはセ
レクタEVS1を使用して3個の並列セレクタEVS2により選
定される。3個のメモリは別々のライト信号を有し、そ
れらは3個の並列セレクタEWSにより選定される。
第10図からお判りのように、例示化部は永久ユニット
の例示化部と同様な各メモリに対するコンパレタを有し
ている。EM内の3つのアドレスされた語はコンパランド
と比較される。語とコンパランドとの間に類似性が存在
すれば、対応するメモリヘライト信号が送出される。コ
ンパランドはセレクタEDSにより選定される(第9
図)。
ルール部ER(第12図)は条件部ERDP、ERDI、ERDT、帰
結部ERE及びセレクタ部ERDS、ERVSを含んでいる。条件
部はマトリクスメモリEM内のアドレスされたトリプレッ
トがルールの条件部を満すかどうかを確認し、満す場合
にはその旨を表示しもしくはターミナルを表示する。帰
結部は、それに基いて、どの例示化を行うべきかを確認
しセレクタをセットアウトする。
第11図に従った分析部ECはEMXからアドレスされた語
を、類似性もしくは類似性否定に関して、すぐ先行して
アドレスされた語と比較する。
モジュロNもしくはN+AをカウントするカウンタEA
C(第9図)を使用して、生成、探索及び例示化ステー
ジと共にEMをアドレスする。
フリップフロップEIFは評価中に、探索もしくは例示
化の、いずれの部分ステージが行われるかを決定する。
セレクタは第5表に従ってさまざまなステージ中に起
動される。
等価クラスD=EQCDをV=<NV,CV,EQCV>の値へ例示
化することには全てのトリプレット及びアトムを探索す
ることが伴う。その手順は永久ユニットの例示化と同じ
である。
EACは例示化ステージ中にモジュロN+Aをカウント
する。
コピーを行う時、トリプレットは“C:A"上のアドレス
と共に“C:VX"、“C:VY"“C:VZ"上に受信される。EMは
受信される各トリプレットに対して受信されるアドレス
によりアドレスされ、トリプレットが書き込まれる。
例示化される変数、より詳細にはその等価クラス、は
“G:N"上のタプレットの変数番号と共に生成ステージ内
の各ステップに対して“G:D"上に受信される。この番号
はその入力が2進形式の各エバルエータの番号からなる
セレクタEVGSを導く。選定ビットが0であれば、定数0
へ例示化しなければならず、さもなくば定数1へ例示化
しなければならない。このようにして、タプルすなわち
変数の順序付けられたシーケンスは各エバルエータ内に
ユニークな例示化の組合せを得ることになる。次に、前
記した方法で例示化が行われる。例示化が完了すると、
“eval ready"信号がジェネレータヘ送られる。
評価プロセスの探索ステージ中に、ルールの条件部の
一つを満すトリプレットが満足されるまで全てのトリプ
レットが探索される。EMは連続的にステップするEACに
よりアドレスされる。探索中、EACはモジュロNをカウ
ントする。読み出される語はルール部の条件部により分
析される。プリデコーダERDP(第13図)が定数もしくは
非定数値について3つのアドレスされた語を個別に調
べ、且つイコールもしくはノットイコール値について対
で調べる。例示化デコーダERDI(第14図)は一つの例示
化ルールの条件が満されたかどうかに関してERDPからの
結果を調べる。条件の概要を第6図に記載する。条件が
満されるとルールが示される。ORゲートチェーンが最大
限一つの表示を与えるのを保証するように作動する。一
つのORゲートが例示化ルールが表示されているかどうか
を決定するように作動する。同様に、ターミナルデータ
ERDT(第15図)はターミナルルール内の条件部が満され
るかどうかに関してEDRPからの結果を調べる。条件の概
要を第7表に示す。条件が満されるとルールが示され
る。ORゲートがターミナルルールが示されるかどうかを
決定する。帰結部ERE(第16図)はERDI内に示されるル
ールに基いて例示化を実施すべき方法を決定する。結論
の概要を第6表に示す。結果は例示化される変数として
の語0、1もしくは2の中の一つの表示、例示化の値と
しての語0、1、2もしくは定数0の表示及び否定表示
である。この表示によりセレクタEDRS、ERVSが始動して
表示された語を選定し、恐らく値を否定する。表示され
る変数が<ND、CD、EQCD>であれば、表示される値は<
NV,CV,EQCV>であり、否定表示はNで表わされ、例示化
対象は等価クラスEQCD及び表示される例示化値<NND
NV、C1、EQC1>である。後者は表示値を否定する2個の
否定素子により得られる。生成プロセス中にフリップフ
ロップETFは0にセットされる。ターミナルが発見され
ると、フリップフロップETFは1にセットされ“eval te
rm"信号がシーケンスユニットヘ送出される。適用可能
な例示化ルールが見つかると、フリップフロップEIFが
1にセットされその後評価プロセスの例示化ステージが
開始される。適用可能な例示化ルールが見つからずにEM
内の全てのトリプレットが探索されると、EACからのキ
ャリー信号はシーケンスユニットヘ送出される“eval r
eady"信号となる。
例示化は評価プロセスの例示化ステージ中にERから得
られる結果に従って行われる。例示化プロセスは前記し
た方法で行われる。このプロセスが完了すると、フリッ
プフロップEIFは0にセットされ、探索は最初から繰り
返される。
分析中に、比較される変数対の2つのアドレスが2つ
の連続サイクル中に“A−A"上に受信される。EMはこれ
らのアドレスにより逐次アドレスされる。EMXから最初
にアドレスされる語X0=<N0,C0 EQC0>はレジスタECR
に登録され、次のサイクルで、ECにおいてEMXから2番
目にアドレスされる語X1=<N1,C1,EQCV1>と比較され
る。値が等しければ、X1=X0、A:equa1信号が送出され
る。値がノットイコール、X1≠X0、であれば、A:nequal
信号が送出される。しかしながら、フリップフロップET
Fが1にセットされると、すなわちターミナルが見つか
ると、A:equal及びA:nequalが常に送出される。
4.6 分析 アナライザA(第17図)は分析ステージにおいてのみ
アクティブとなる。ユニットは分析される対、AAC0、AA
C1、内の各変数に対するカウンタを含んでいる。各カウ
ンタはモジュロN+Aをカウントする。カウンタは互い
にカウンタチェーンを形成するように接続されており、
チェーン内の1個のカウンタは先行カウンタが0から再
開する時にスナップするようにされている。
1ビットカウンタASCがセレクタAASを介してカウンタ
AAC0、AAC1の一方を交互に選定する。
フリップフロップAIFは比較もしくは例示化を実施す
べきかどうかを決定する。
フリップフロップAAIFは分析ステージ中に例示化が実
施されたかどうかを表示する。
分析が開始するとフリップフロップAIFは0にセット
され、それは比較を行うべきことを意味する。AAIF及び
カウンタAAC0、AAC1は0にセットされる。ASCがステッ
プするため、AAC0、AAC1上の値は逐次“A:A"上に送出さ
れる。ASCLから受信されるキャリー信号により発生され
る“A:strobe"信号により完全な対が送信されたという
事実が表示される。キャリー信号によりカウンタチェー
ンAAC0、AAC1もステップされる。エバルエータ及び永久
ユニットで行われる比較の結果は“A:equal"及び“A:ne
qual"上に受信される。これらの一方がアクティブであ
るとAIFは1にセットされ、その後永久ユニット内で例
示化が行われる。AAIFも1にセットされ、それにより
“any inst"信号がシーケンスユニットヘ送出される。
“A:equal"も“A:nequal"もアクティブでなければ、次
の対に対して手順が繰り返される。
例示化ステージ中に分析ユニットはパッシブのままで
ある。永久ユニットから“perm ready"信号が受信され
るとAIFは0にセットされ、前記したように比較手順が
継続される。
全ての対が調べられると、カウンタチェーンAAC0、AA
C1からキャリー信号が受信される。これにより分析ステ
ージが終止し“anal ready"信号がシーケンスユニット
ヘ送出される。
前記装置及び方法は実際上、例えば、電気的システム
の構成がシステム仕様と一致するかどうかをチェックす
るのに使用することができる。システム解法は公式項目
で記述することができ、それは次に仕様公式と比較さ
れ、システム機能が仕様と合致するかどうかを確認する
ことができる。仕様を公式項目へ変換することは前から
知られている。例えば、1938年、Trans.Amer.Inst.Elec
t.Eng.第57巻、第713〜723頁、“リレー及びスイッチン
グ回路のシンボリック分析”参照。
しかしながら、本発明の方法及び装置の理解を助ける
目的でシャノンの名前を挙げたい。
いわゆるカウンタモデルに対するニーズがあり、公式
がトートジャスでない場合には、本方法は例えば満足度
チェックプロセス等のいわゆる“バックトラッキング”
プロセスにも応用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシーケンスを示すフロー図、第2図は
本発明の装置の略ブロック図、第3図はシーケンスユニ
ットSの略ブロック図、第4図はジェネレータGの略ブ
ロック図、第5図は永久ユニットPの略ブロック図、第
6図は永久ユニットP内の例示化部の略ブロック図、第
7図は永久ユニット内のアナライザ部のブロック図、第
8図は否定素子の略ブロック図、第9図はエバルエータ
Eの略ブロック図、第10図はエバルエータE内の例示化
部の略ブロック図、第11図はエバルエータE内のアナラ
イザ部の略ブロック図、第12図はエバルエータE内のル
ール部の略ブロック図、第13図はプリレコーダの略ブロ
ック図、第14図は例示デコーダの略ブロック図、第15図
はターミナルデコーダの略ブロック図、第16図は帰結部
の略ブロック図、第17図はアナライザAの略ブロック
図、第18図はシーケンスユニットの状態グラフを示す図
である。 [参照符号の説明] S…シーケンスユニット G…ジェネレータ P…永久ユニット A…アナライザ E0〜E(Q−1)…エバルエータ SC,GDC0〜GDC(T−1),GSC,PAC,EAC,AAC0,AAC1…カウ
ンタ SD…デコーダ SS,GDS,PAS,PVS,PWS,PDS,PCX,EAS,EVS2,EVS1,EWS,EDS,E
VGS,ERDS,ERVS,EDRS…セレクタ STF,GMF,PIF1,PIF2,EIF,ETF,AAlF,AIF…フリップフロッ
プ SNR0,SNR1,SNR2,PDR,PVR…レジスタ PM…マトリクスメモリ PI,EI…例示化部 PC,EC…分析部 PMX,PMY,PMZ,EMX,EMY,EMZ…メモリ PCX…クロスカウンタ PM,EM…マトリクスメモリ PVN…否定素子 ER…ルール部 ERDP,ERDI,ERDT…条件部 ERE…帰結部 ERDS,ERVS…セレクタ部 ERDP…プリデコーダ ERDI…例示化デコーダ ERDT…ターミナルデコーダ
フロントページの続き (56)参考文献 情報処理学会編,「情報処理ハンドブ ック」,第1版,株式会社オーム社, 1989年5月30日,p.8 情報処理学会全国大会講演論文集,V ol.27th,No.1,1983年,p. 377−378 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/26 G06F 15/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】いわゆるトートロジーチェックにおいて、
    ブール式内の変数に対する可能な全ての真理値0及び1
    の指定に対して公式が真となるかどうかを確証するため
    の装置において、定理チェックデバイス(TB)は残りの
    接続されたユニットからの情報に基いて一連のステージ
    の中のどのステージを実施すべきかを決定するシーケン
    スユニット(S)と、通信バスを介してシーケンスユニ
    ットに接続され順序ずけられた変数(トリプレット)シ
    ーケンスを生成するように作動するジェネレータ(G)
    と、トリプレット内の変数に対応するアドレス語を各メ
    モリに記憶するメモリファシリティとを含み、テスト変
    数のタプルを例示することができる定数値の各組合せが
    算術ユニット、エバルエータ(E)、内で処理され、前
    記各エバルエータは永久ユニットのメモリファシリティ
    に対応する種類のメモリファシリティ、計算を評価する
    ための全ての変数対を生成するように作動するアナライ
    ザ(A)を含み、バス(AB)を介して全てのエバルエー
    タ及び永久ユニットヘアドレスが送出され、その後前記
    エバルエータ及び永久ユニットにおいて変数対の分析が
    行われ分析結果が前記アナライザへ送出される、ことを
    特徴とするトートロジーチェック装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の装置において、永久ユ
    ニット(P)は、前記メモリファシリティの他に、例示
    化部及び分析部を含むことを特徴とするトートロジーチ
    ェック装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)記載の装置において、前記エ
    バルエータ(E)は、前記メモリファシリティの他に、
    例示化部、ルール部及び分析部を含む、トートロジーチ
    ェック装置。
JP2157416A 1989-06-16 1990-06-15 トートロジーチェック装置 Expired - Lifetime JP3046611B2 (ja)

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