JP3046542B2 - 電子イオン歯ブラシ - Google Patents
電子イオン歯ブラシInfo
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- JP3046542B2 JP3046542B2 JP8103824A JP10382496A JP3046542B2 JP 3046542 B2 JP3046542 B2 JP 3046542B2 JP 8103824 A JP8103824 A JP 8103824A JP 10382496 A JP10382496 A JP 10382496A JP 3046542 B2 JP3046542 B2 JP 3046542B2
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 12
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 29
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 description 1
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 208000028169 periodontal disease Diseases 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流イオン効果を
もたらす電子イオン歯ブラシに関するものであり、特
に、音により歯磨き時間を報知するものに関する。
もたらす電子イオン歯ブラシに関するものであり、特
に、音により歯磨き時間を報知するものに関する。
【0002】
【従来の技術】電子イオン歯ブラシは、一般に、ブラシ
毛を植毛したヘッド部と、このヘッド部に連接される把
持部と、ヘッド部及び把持部の双方に設置した外部電極
を介して口内に微弱電流を供給する電池部とを備えたも
のであった。この電子イオン歯ブラシにおいては、口内
に微弱電流を供給しながらブラッシングすることによ
り、沈着した歯垢を容易に除去することができ、歯周病
の予防に効果があることが認められている。
毛を植毛したヘッド部と、このヘッド部に連接される把
持部と、ヘッド部及び把持部の双方に設置した外部電極
を介して口内に微弱電流を供給する電池部とを備えたも
のであった。この電子イオン歯ブラシにおいては、口内
に微弱電流を供給しながらブラッシングすることによ
り、沈着した歯垢を容易に除去することができ、歯周病
の予防に効果があることが認められている。
【0003】また、一般に歯磨きは、適正なブラッシン
グを数分間続けることが最も効果があるとされている。
電子イオン歯ブラシを用いた場合にも同様に数分間のブ
ラッシングが効果的であるが、時間を計るのがめんどう
であったり、あまりに長時間ブラッシングが行われると
電池の消耗を早めるため、歯ブラシにタイマーを取り付
けて、一定時間経過したことを使用者に報知するものが
あった。
グを数分間続けることが最も効果があるとされている。
電子イオン歯ブラシを用いた場合にも同様に数分間のブ
ラッシングが効果的であるが、時間を計るのがめんどう
であったり、あまりに長時間ブラッシングが行われると
電池の消耗を早めるため、歯ブラシにタイマーを取り付
けて、一定時間経過したことを使用者に報知するものが
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常、歯磨きは、歯ブ
ラシを持ち替えたり、ヘッド部を口から出して中断する
ことが多い。この場合、上記従来の電子イオン歯ブラシ
においては、一度タイマーが作動すると一定時間作動す
るだけのものであったため、歯磨きの正味時間を計測す
ることができず、歯を磨いていなくても一定時間経過す
ると報知してしまうものであった。このため、歯磨きを
正確かつ適正な時間だけ行うことができないという課題
があった。
ラシを持ち替えたり、ヘッド部を口から出して中断する
ことが多い。この場合、上記従来の電子イオン歯ブラシ
においては、一度タイマーが作動すると一定時間作動す
るだけのものであったため、歯磨きの正味時間を計測す
ることができず、歯を磨いていなくても一定時間経過す
ると報知してしまうものであった。このため、歯磨きを
正確かつ適正な時間だけ行うことができないという課題
があった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
その目的は、口内に微弱電流が供給されている間だけ時
間を計測することにより、歯磨きの正味時間が一定時間
に達したことを報知する電子イオン歯ブラシを提供する
ことにある。
その目的は、口内に微弱電流が供給されている間だけ時
間を計測することにより、歯磨きの正味時間が一定時間
に達したことを報知する電子イオン歯ブラシを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子イオン歯ブ
ラシは、ブラシ毛を植毛したヘッド部と、該ヘッド部に
連接される把持部と、前記ヘッド部及び把持部の双方に
設置した外部電極を介して口内に微弱電流を供給する電
池部とを備えた電子イオン歯ブラシにおいて、前記外部
電極より口内に微弱電流が供給されていることを検出し
て検出信号を出力する検出回路と、前記検出信号に応答
して作動信号を出力する作動制御回路と、前記作動信号
に応答してカウントを開始するカウント回路と、該カウ
ント回路のカウント値が予め設定された値になると一致
信号を前記作動制御回路に印加して作動信号の出力を停
止させる一致検出回路と、前記作動信号に応答して音を
発生する音発生回路と、からなり、口内への微弱電流の
供給が停止して前記検出信号の出力が停止すると、前記
作動制御回路は前記検出信号の出力が再び開始されるま
で作動信号の出力を停止し、前記カウント回路のカウン
ト動作を一時停止させることを特徴とするものである。
ラシは、ブラシ毛を植毛したヘッド部と、該ヘッド部に
連接される把持部と、前記ヘッド部及び把持部の双方に
設置した外部電極を介して口内に微弱電流を供給する電
池部とを備えた電子イオン歯ブラシにおいて、前記外部
電極より口内に微弱電流が供給されていることを検出し
て検出信号を出力する検出回路と、前記検出信号に応答
して作動信号を出力する作動制御回路と、前記作動信号
に応答してカウントを開始するカウント回路と、該カウ
ント回路のカウント値が予め設定された値になると一致
信号を前記作動制御回路に印加して作動信号の出力を停
止させる一致検出回路と、前記作動信号に応答して音を
発生する音発生回路と、からなり、口内への微弱電流の
供給が停止して前記検出信号の出力が停止すると、前記
作動制御回路は前記検出信号の出力が再び開始されるま
で作動信号の出力を停止し、前記カウント回路のカウン
ト動作を一時停止させることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明の電子イオン歯ブラシにお
いては、外部電極より口内に微弱電流が供給されている
ことを検出回路で検出し、この検出回路から検出信号が
出力されている間だけ作動制御回路から作動信号が出力
される。カウント回路と音発生回路は、この作動信号に
応答してカウントすると共に音を発生し、歯磨きが中断
されて口内に微弱電流が流れなくなると一時停止する。
このため、カウント回路と音発生回路はブラッシングが
行われている間だけ作動することになり、歯磨きの正味
時間を計測することになる。その後、カウント回路のカ
ウント値が設定値に達すると一致検出回路から一致信号
が出力され、この一致信号に応答して作動制御回路は検
出信号の出力の有無に関係なく作動信号の出力を停止す
る状態になる。このように、歯磨きを中断するとカウン
トが一時停止し、再び歯磨きを始めると停止したカウン
ト値からカウントを開始し、そのカウント値が設定値に
達するとカウント及び音の発生が停止する。従って、歯
磨きの正味時間のみが計測され、歯磨きが実際に行われ
ている間だけ音が発生される。
いては、外部電極より口内に微弱電流が供給されている
ことを検出回路で検出し、この検出回路から検出信号が
出力されている間だけ作動制御回路から作動信号が出力
される。カウント回路と音発生回路は、この作動信号に
応答してカウントすると共に音を発生し、歯磨きが中断
されて口内に微弱電流が流れなくなると一時停止する。
このため、カウント回路と音発生回路はブラッシングが
行われている間だけ作動することになり、歯磨きの正味
時間を計測することになる。その後、カウント回路のカ
ウント値が設定値に達すると一致検出回路から一致信号
が出力され、この一致信号に応答して作動制御回路は検
出信号の出力の有無に関係なく作動信号の出力を停止す
る状態になる。このように、歯磨きを中断するとカウン
トが一時停止し、再び歯磨きを始めると停止したカウン
ト値からカウントを開始し、そのカウント値が設定値に
達するとカウント及び音の発生が停止する。従って、歯
磨きの正味時間のみが計測され、歯磨きが実際に行われ
ている間だけ音が発生される。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る電子イオン歯
ブラシの回路構成を示す回路図であり、図2及び図3は
電子イオン歯ブラシの外観図及び断面図である。図2及
び図3に示すように、本実施例の電子イオン歯ブラシ
は、ブラシ毛2を植毛したヘッド部4と、このヘッド部
4に連接される把持部6と、これらヘッド部4及び把持
部6の双方に設置した外部電極8、10と、双方の外部
電極8、10を介して口内に微弱電流を供給する電池部
12とを備えている。そして、公知の電子イオン歯ブラ
シと同様に、把持部6を握って口内にヘッド部4を入れ
ると、使用者の体液を介して数百μAの電流が歯磨き中
に口内へ流れる。この電流イオン効果により、歯垢が取
り除かれる等のクリーニング効果を発揮するものであ
る。
ブラシの回路構成を示す回路図であり、図2及び図3は
電子イオン歯ブラシの外観図及び断面図である。図2及
び図3に示すように、本実施例の電子イオン歯ブラシ
は、ブラシ毛2を植毛したヘッド部4と、このヘッド部
4に連接される把持部6と、これらヘッド部4及び把持
部6の双方に設置した外部電極8、10と、双方の外部
電極8、10を介して口内に微弱電流を供給する電池部
12とを備えている。そして、公知の電子イオン歯ブラ
シと同様に、把持部6を握って口内にヘッド部4を入れ
ると、使用者の体液を介して数百μAの電流が歯磨き中
に口内へ流れる。この電流イオン効果により、歯垢が取
り除かれる等のクリーニング効果を発揮するものであ
る。
【0009】更に、本実施例においては、回路基板14
に歯磨き時間を計測する回路が形成され、また、スピー
カ16や電源スイッチ18も回路基板14に取り付けら
れている。
に歯磨き時間を計測する回路が形成され、また、スピー
カ16や電源スイッチ18も回路基板14に取り付けら
れている。
【0010】次に、図1に基づいて、その回路構成を説
明する。20、22は図2及び図3に示す外部電極8、
10に相当する外部電極であり、24は電源としての電
池である。外部電極20、22はそれぞれ電池24の異
なる電極に接続されており、人体RLを介して導通し、
微弱電流を口内に供給するものである。
明する。20、22は図2及び図3に示す外部電極8、
10に相当する外部電極であり、24は電源としての電
池である。外部電極20、22はそれぞれ電池24の異
なる電極に接続されており、人体RLを介して導通し、
微弱電流を口内に供給するものである。
【0011】26はモーメンタリー型の電源スイッチで
あり、電池24と後述する回路との間に設けられてお
り、回路と電池24とを接続・遮断するものである。
あり、電池24と後述する回路との間に設けられてお
り、回路と電池24とを接続・遮断するものである。
【0012】28は外部電極20、22から人体RLに
電流が供給されていることを検出する検出回路である。
本実施例における検出回路28は、外部電極22と電池
24との間に設けられた抵抗30と、この抵抗30の接
続端に生じる電位差を増幅するアンプ32と、その出力
信号を入力して生じた電位差が設定値以上であると検出
信号Aを出力するコンパレータ34と、から構成されて
いる。
電流が供給されていることを検出する検出回路である。
本実施例における検出回路28は、外部電極22と電池
24との間に設けられた抵抗30と、この抵抗30の接
続端に生じる電位差を増幅するアンプ32と、その出力
信号を入力して生じた電位差が設定値以上であると検出
信号Aを出力するコンパレータ34と、から構成されて
いる。
【0013】36は後述するカウント回路及び音発生回
路の作動・停止を制御する作動制御回路である。この作
動制御回路36は、検出信号Aと後述する一致検出回路
からの一致信号Dを入力するナンドゲート38と、一致
信号Dを反転入力に入力するナンドゲート40と、この
ナンドゲート40の出力信号を入力すると共にナンドゲ
ート38の出力信号を反転入力に入力してナンドゲート
40に出力信号を印加するナンドゲート42と、このナ
ンドゲート42の出力信号を反転入力に入力すると共に
検出信号Aを入力して後述するカウント回路用の第1の
作動信号を出力するアンドゲート44と、データ入力D
がHレベルに接続されると共にナンドゲート42の出力
信号を反転してクロック入力に入力し且つ一致信号Dを
反転してリセット入力Rに入力するフリップフロップ4
6と、その出力Qからの信号と一致信号Dを入力して後
述する音発生回路用の第2の作動信号Fを出力するアン
ドゲート48と、から構成されている。
路の作動・停止を制御する作動制御回路である。この作
動制御回路36は、検出信号Aと後述する一致検出回路
からの一致信号Dを入力するナンドゲート38と、一致
信号Dを反転入力に入力するナンドゲート40と、この
ナンドゲート40の出力信号を入力すると共にナンドゲ
ート38の出力信号を反転入力に入力してナンドゲート
40に出力信号を印加するナンドゲート42と、このナ
ンドゲート42の出力信号を反転入力に入力すると共に
検出信号Aを入力して後述するカウント回路用の第1の
作動信号を出力するアンドゲート44と、データ入力D
がHレベルに接続されると共にナンドゲート42の出力
信号を反転してクロック入力に入力し且つ一致信号Dを
反転してリセット入力Rに入力するフリップフロップ4
6と、その出力Qからの信号と一致信号Dを入力して後
述する音発生回路用の第2の作動信号Fを出力するアン
ドゲート48と、から構成されている。
【0014】50は作動信号に応答して歯磨きの正味時
間を計測するカウント回路である。このカウント回路5
0は、電源スイッチ26からの信号Bに応答して単発パ
ルスを出力信号Cに発生させるワンショット回路52
と、常時一定周期のクロックパルスを出力するパルス発
生器54と、そのクロックパルスと前述した作動制御回
路36からの第1の作動信号を入力するアンドゲート5
6と、その出力信号Eを入力してカウントすると共にワ
ンショット回路52からの信号Cをリセット入力に入力
するアップカウンタ58と、から構成されている。
間を計測するカウント回路である。このカウント回路5
0は、電源スイッチ26からの信号Bに応答して単発パ
ルスを出力信号Cに発生させるワンショット回路52
と、常時一定周期のクロックパルスを出力するパルス発
生器54と、そのクロックパルスと前述した作動制御回
路36からの第1の作動信号を入力するアンドゲート5
6と、その出力信号Eを入力してカウントすると共にワ
ンショット回路52からの信号Cをリセット入力に入力
するアップカウンタ58と、から構成されている。
【0015】60は上記アップカウンタ58のカウント
値が設定値に達したことを検出する一致検出回路であ
り、予め設定された時間、例えば3分、5分等の値を記
憶する設定値メモリ62と、前述したアップカウンタ5
8のカウント値と設定値メモリ62の記憶値を入力して
一致すると一致信号Dを出力するコンパレータ64と、
から構成されている。
値が設定値に達したことを検出する一致検出回路であ
り、予め設定された時間、例えば3分、5分等の値を記
憶する設定値メモリ62と、前述したアップカウンタ5
8のカウント値と設定値メモリ62の記憶値を入力して
一致すると一致信号Dを出力するコンパレータ64と、
から構成されている。
【0016】66は音発生回路であり、本実施例におい
ては、第2の作動信号Fを入力するとメロディ信号を出
力するメロディ発生回路68と、そのメロディ信号によ
り駆動されて音楽を発生するスピーカ70と、から構成
されている。
ては、第2の作動信号Fを入力するとメロディ信号を出
力するメロディ発生回路68と、そのメロディ信号によ
り駆動されて音楽を発生するスピーカ70と、から構成
されている。
【0017】次に上記構成からなる本実施例の電子イオ
ン歯ブラシの動作を図4に示すタイムチャートに基づい
て説明する。はじめに、電源スイッチ26をオン操作し
て回路全体を電源に接続する。これにより電源スイッチ
26からの信号BはHレベルになり、この信号Bの立ち
上がりに同期してワンショット回路52はその出力信号
Cに単発パルスを発生させる。このパルスはアップカウ
ンタ64のリセット入力に印加され、アップカウンタ6
4はリセットされる。
ン歯ブラシの動作を図4に示すタイムチャートに基づい
て説明する。はじめに、電源スイッチ26をオン操作し
て回路全体を電源に接続する。これにより電源スイッチ
26からの信号BはHレベルになり、この信号Bの立ち
上がりに同期してワンショット回路52はその出力信号
Cに単発パルスを発生させる。このパルスはアップカウ
ンタ64のリセット入力に印加され、アップカウンタ6
4はリセットされる。
【0018】次に、使用者が歯磨きを始め、外部電極2
0、22に触れると、人体RLに微弱電流が流れ、この
ときに抵抗30の接続端に電位差が生じ、これによりコ
ンパレータ34からの検出信号AがHレベルになる。こ
のときにアップカウンタ58は既にリセットされてお
り、コンパレータ64からの一致信号DはHレベルにな
っている。このため、一致信号Dと検出信号Aを入力す
るナンドゲート38は、検出信号AがHレベルになると
その出力信号をLレベルにする。このときにナンドゲー
ト40は反転して入力する一致信号DがHレベルである
ためその出力が既にHレベルになっているため、ナンド
ゲート38の出力がLレベルになることによりこれを反
転して入力するナンドゲート42の出力はLレベルにな
る。このため、アンドゲート44は開状態になり、その
出力にHレベルの検出信号が発生して第1の作動信号を
Hレベルにする。これにより、アンドゲート56は開状
態になり、その出力信号Eにはパルス発生器54からの
クロックパルスが発生し、この信号Eを入力するアップ
カウンタ58はカウントを開始する。
0、22に触れると、人体RLに微弱電流が流れ、この
ときに抵抗30の接続端に電位差が生じ、これによりコ
ンパレータ34からの検出信号AがHレベルになる。こ
のときにアップカウンタ58は既にリセットされてお
り、コンパレータ64からの一致信号DはHレベルにな
っている。このため、一致信号Dと検出信号Aを入力す
るナンドゲート38は、検出信号AがHレベルになると
その出力信号をLレベルにする。このときにナンドゲー
ト40は反転して入力する一致信号DがHレベルである
ためその出力が既にHレベルになっているため、ナンド
ゲート38の出力がLレベルになることによりこれを反
転して入力するナンドゲート42の出力はLレベルにな
る。このため、アンドゲート44は開状態になり、その
出力にHレベルの検出信号が発生して第1の作動信号を
Hレベルにする。これにより、アンドゲート56は開状
態になり、その出力信号Eにはパルス発生器54からの
クロックパルスが発生し、この信号Eを入力するアップ
カウンタ58はカウントを開始する。
【0019】また、ナンドゲート42の出力がLレベル
になると、その立ち下がりに同期してフリップフロップ
46の出力QはHレベルになり、これによりアンドゲー
ト48は開状態になる。そして、このアンドゲート48
が出力する第2の作動信号FはHレベルになり、この信
号に応答してメロディ発生回路68からメロディ信号が
出力され、スピーカ70から音楽が発せられる。
になると、その立ち下がりに同期してフリップフロップ
46の出力QはHレベルになり、これによりアンドゲー
ト48は開状態になる。そして、このアンドゲート48
が出力する第2の作動信号FはHレベルになり、この信
号に応答してメロディ発生回路68からメロディ信号が
出力され、スピーカ70から音楽が発せられる。
【0020】その後、一方又は両方の外部電極20、2
2から人体が離れて歯磨きが中断されると、コンパレー
タ34が出力する検出信号AはLレベルになる。この検
出信号AがLレベルになると、これを入力するアンドゲ
ート44、48が閉状態になり、第1の作動信号と第2
の作動信号Fが共にLレベルになる。これにより、アン
ドゲート56も閉状態になって、その出力信号EはLレ
ベルになり、アップカウンタ58へのクロックパルスの
供給が止まって、アップカウンタ58はそのカウント値
を維持したままカウントを停止する。また、メロディ発
生回路68もメロディ信号の出力を停止するため、スピ
ーカ70からの音楽の発生も停止する。
2から人体が離れて歯磨きが中断されると、コンパレー
タ34が出力する検出信号AはLレベルになる。この検
出信号AがLレベルになると、これを入力するアンドゲ
ート44、48が閉状態になり、第1の作動信号と第2
の作動信号Fが共にLレベルになる。これにより、アン
ドゲート56も閉状態になって、その出力信号EはLレ
ベルになり、アップカウンタ58へのクロックパルスの
供給が止まって、アップカウンタ58はそのカウント値
を維持したままカウントを停止する。また、メロディ発
生回路68もメロディ信号の出力を停止するため、スピ
ーカ70からの音楽の発生も停止する。
【0021】更にその後、再び歯磨きが開始されると、
コンパレータ34からの検出信号Aは再びHレベルに立
ち上がる。これにより、アンドゲート44、48は再び
開状態になってその出力からの第1の作動信号及び第2
の作動信号FはHレベルに立ち上がる。このため、アン
ドゲート56は開状態になり、再びアップカウンタ58
にクロック信号を印加し、これに応答してアップカウン
タ58はそれまでカウントしたカウント値から継続して
カウントを開始する。また、第2の作動信号FがHレベ
ルになったことにより、メロディ発生回路68からメロ
ディ信号が出力され、再びスピーカ70から音楽が発生
される。
コンパレータ34からの検出信号Aは再びHレベルに立
ち上がる。これにより、アンドゲート44、48は再び
開状態になってその出力からの第1の作動信号及び第2
の作動信号FはHレベルに立ち上がる。このため、アン
ドゲート56は開状態になり、再びアップカウンタ58
にクロック信号を印加し、これに応答してアップカウン
タ58はそれまでカウントしたカウント値から継続して
カウントを開始する。また、第2の作動信号FがHレベ
ルになったことにより、メロディ発生回路68からメロ
ディ信号が出力され、再びスピーカ70から音楽が発生
される。
【0022】その後、アップカウンタ58のカウント値
が設定値メモリ62に設定された設定値に達すると、コ
ンパレータ64はこれを検出して一致信号DをLレベル
にする。これにより、ナンドゲート38の出力はHレベ
ルになり、これを反転して入力するナンドゲート42の
出力もHレベルになってアンドゲート44は閉状態にな
る。このため、第1の作動信号は検出信号Aの状態に関
係なくLレベルになり、この第1の作動信号を入力する
アンドゲート56が閉状態になってアップカウンタ58
へのクロックパルスの供給が停止してアップカウントが
停止する。また、一致信号DがLレベルになると、これ
を反転してリセット入力に入力するフリップフロップ4
6はリセットされ、その出力QをLレベルにする。これ
によりメロディ発生回路68はメロディ信号の出力を停
止し、音楽が停止する。尚、コンパレータ64は、アッ
プカウンタ58が停止しているためLレベルの一致信号
を出力し続けるので、フリップフロップ46はリセット
状態に保たれ、音楽は停止状態に保持される。
が設定値メモリ62に設定された設定値に達すると、コ
ンパレータ64はこれを検出して一致信号DをLレベル
にする。これにより、ナンドゲート38の出力はHレベ
ルになり、これを反転して入力するナンドゲート42の
出力もHレベルになってアンドゲート44は閉状態にな
る。このため、第1の作動信号は検出信号Aの状態に関
係なくLレベルになり、この第1の作動信号を入力する
アンドゲート56が閉状態になってアップカウンタ58
へのクロックパルスの供給が停止してアップカウントが
停止する。また、一致信号DがLレベルになると、これ
を反転してリセット入力に入力するフリップフロップ4
6はリセットされ、その出力QをLレベルにする。これ
によりメロディ発生回路68はメロディ信号の出力を停
止し、音楽が停止する。尚、コンパレータ64は、アッ
プカウンタ58が停止しているためLレベルの一致信号
を出力し続けるので、フリップフロップ46はリセット
状態に保たれ、音楽は停止状態に保持される。
【0023】上記のように、本実施例においては、歯磨
きが中断されて外部電極20、22から口内への微小電
流の供給が止まると、作動制御回路36からの作動信号
が停止して、カウント回路50のカウントを一時的に停
止させているので、中断中の時間を含まない正味時間を
計測し、その正味時間が設定時間に達すると音楽が停止
して使用者に報知するものである。
きが中断されて外部電極20、22から口内への微小電
流の供給が止まると、作動制御回路36からの作動信号
が停止して、カウント回路50のカウントを一時的に停
止させているので、中断中の時間を含まない正味時間を
計測し、その正味時間が設定時間に達すると音楽が停止
して使用者に報知するものである。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、実際に歯磨きをしてい
る間だけアップカウンタが作動するように構成している
ので、歯磨きの正味時間を計測しその正味時間が設定時
間に達したことを使用者に報知することができ、正確か
つ適正な歯磨きを行うことができる。
る間だけアップカウンタが作動するように構成している
ので、歯磨きの正味時間を計測しその正味時間が設定時
間に達したことを使用者に報知することができ、正確か
つ適正な歯磨きを行うことができる。
【0025】また、本発明は電子イオン歯ブラシに用い
たことで、外部電極から口内に電流が供給されているか
否かを検出することにより歯磨きの中断を自動的に検出
することができ、カウントを一時停止させるスイッチ等
を設ける必要がなく、操作が煩雑になることがない。
たことで、外部電極から口内に電流が供給されているか
否かを検出することにより歯磨きの中断を自動的に検出
することができ、カウントを一時停止させるスイッチ等
を設ける必要がなく、操作が煩雑になることがない。
【図1】本発明の一実施例に係る電子イオン歯ブラシの
回路構成を示す回路図である。
回路構成を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例に係る電子イオン歯ブラシの外
観図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図であ
る。
観図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図であ
る。
【図3】図2に示す電子イオン歯ブラシの断面図であ
り、(a)は一部を破断した正面図、(b)は一部を破
断した右側面図である。
り、(a)は一部を破断した正面図、(b)は一部を破
断した右側面図である。
【図4】図1における各信号のタイムチャートである。
2 ブラシ毛 4 ヘッド部 6 把持部 8、10、20、22 外部電極 12、24 電池 28 検出回路 36 作動制御回路 50 カウント回路 60 一致検出回路 66 音発生回路
Claims (1)
- 【請求項1】 ブラシ毛を植毛したヘッド部と、該ヘッ
ド部に連接される把持部と、前記ヘッド部及び把持部の
双方に設置した外部電極を介して口内に微弱電流を供給
する電池部とを備えた電子イオン歯ブラシにおいて、 前記外部電極より口内に微弱電流が供給されていること
を検出して検出信号を出力する検出回路と、 前記検出信号に応答して作動信号を出力する作動制御回
路と、 前記作動信号に応答してカウントを開始するカウント回
路と、 該カウント回路のカウント値が予め設定された値になる
と一致信号を前記作動制御回路に印加して作動信号の出
力を停止させる一致検出回路と、 前記作動信号に応答して音を発生する音発生回路と、か
らなり、 口内への微弱電流の供給が停止して前記検出信号の出力
が停止すると、前記作動制御回路は前記検出信号の出力
が再び開始されるまで作動信号の出力を停止し、前記カ
ウント回路のカウント動作を一時停止させることを特徴
とする電子イオン歯ブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8103824A JP3046542B2 (ja) | 1996-03-30 | 1996-03-30 | 電子イオン歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8103824A JP3046542B2 (ja) | 1996-03-30 | 1996-03-30 | 電子イオン歯ブラシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09266818A JPH09266818A (ja) | 1997-10-14 |
JP3046542B2 true JP3046542B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=14364168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8103824A Expired - Lifetime JP3046542B2 (ja) | 1996-03-30 | 1996-03-30 | 電子イオン歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3046542B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100591669B1 (ko) * | 2004-11-24 | 2006-06-20 | 이운영 | 음향출력기능을 가진 칫솔장치 |
US20130071807A1 (en) | 2011-09-20 | 2013-03-21 | Alexander Franz Doll | Iontophoretic oral care devices with automatic oral care implement detection and mode selection |
-
1996
- 1996-03-30 JP JP8103824A patent/JP3046542B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09266818A (ja) | 1997-10-14 |
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