JP3046297B1 - 廃棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼方法及び装置 - Google Patents

廃棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼方法及び装置

Info

Publication number
JP3046297B1
JP3046297B1 JP11074712A JP7471299A JP3046297B1 JP 3046297 B1 JP3046297 B1 JP 3046297B1 JP 11074712 A JP11074712 A JP 11074712A JP 7471299 A JP7471299 A JP 7471299A JP 3046297 B1 JP3046297 B1 JP 3046297B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluidized bed
partial combustion
waste
fluidized
buffer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11074712A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000274635A (ja
Inventor
親徳 熊谷
正 片畑
太郎 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
Priority to JP11074712A priority Critical patent/JP3046297B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3046297B1 publication Critical patent/JP3046297B1/ja
Publication of JP2000274635A publication Critical patent/JP2000274635A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 廃棄物、例えばごみのどか落ち、及びごみ切
れの両トラブルに対応できる廃棄物の安定供給を伴う流
動層部分燃焼方法及び装置を提供する。 【解決手段】 廃棄物の部分燃焼流動層Bに隣接して仕
切壁16を介して廃棄物が投入される緩衝流動層Aを設
け、流動媒体が仕切壁16の上側を通って部分燃焼流動
層Bから緩衝流動層Aに、仕切壁16の下側を通って緩
衝流動層Aから部分燃焼流動層Bに流れるように流動媒
体を循環させながら、廃棄物を緩衝流動層Aに投入し流
動媒体と混合させた後、廃棄物を循環流とともに部分燃
焼流動層Bに安定供給して部分燃焼させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物ガス化溶融
炉の流動層部分燃焼炉等に、都市ごみ、産業廃棄物等の
廃棄物を安定して供給し、燃焼処理する方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】廃棄物、例えば都市ごみを流動層燃焼炉
に供給・投入する場合、従来は一般に、2軸スクリュー
式給塵機が用いられている。従来の2軸スクリュー式給
塵機では、廃棄物の給塵機への飲み込みが常に変化し、
2軸スクリューでの廃棄物充填効率が変化するために、
容積切り出しの2軸スクリュー方式では安定した定量給
塵が難しく、廃棄物、例えばごみの「どか落ち」(多量
のごみが一度に投入される状態)や「ごみ切れ」(ごみ
が投入されない状態)のトラブルが頻発している。ごみ
ガス化溶融炉の部分燃焼流動層炉の場合、ごみは冷媒と
して作用するため、ごみのどか落ちが起こった場合、部
分燃焼温度が急低下し、ごみ供給を一旦停止しないと、
運転を継続できないケースが生じる場合がある。
【0003】流動層式焼却炉の制御方法として、例えば
特開平8−159414号公報には、給塵機からのごみ
投入シュートに、シュート内を通過するごみの影の大き
さと通過速度からごみの投入量を検出する給塵センサー
を設置し、ごみの投入量が急増した場合、流動化空気の
供給を停止して「おき燃焼」を行わせるように、流動化
空気の供給量と燃焼用二次空気の供給量を制御するよう
にした技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平8−159414号公報記載の技術をごみガス化
溶融炉の流動層部分燃焼炉に適用した場合、ごみのどか
落ちやごみ切れが生じると、部分燃焼温度を一定に保持
できず、ごみの部分燃焼ガスの組成・性状、未燃固形分
の組成・性状が安定しなくなる。その結果、安定したガ
ス化溶融連続運転ができない。とくに、ごみのどか落ち
が起こった場合、前述のように、ごみが冷媒として作用
して、部分燃焼温度が急低下し、ごみ供給を一旦停止し
ないと、運転を継続できないことがある。また、この特
開平8−159414号公報記載の技術は、ごみ切れに
対応することができない。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、給塵機と部分燃焼流動層との間に、廃
棄物供給変動に対するショックアブソーバーとして新た
に緩衝流動層を設け、流動媒体をこれらの流動層間を循
環させながら、廃棄物を緩衝流動層に投入し、循環して
いる流動媒体とともに部分燃焼流動層に供給して、廃棄
物の安定供給の向上を図るようにした、どか落ち及びご
み切れの両トラブルに対応できる流動層部分燃焼方法及
び装置を提供することにある。また、本発明の目的は、
どか落ちやごみ切れが発生しても、部分燃焼流動層の温
度を一定温度に安定化させる温度制御システムを備えた
流動層部分燃焼方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の廃棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼
方法は、都市ごみ、産業廃棄物等の廃棄物の部分燃焼流
動層に隣接して仕切壁を介して廃棄物が投入される緩衝
流動層を設け、緩衝流動層に供給する流動化ガス量より
も部分燃焼流動層に供給する流動化空気量を多くして、
流動媒体が仕切壁の上側を通って部分燃焼流動層から緩
衝流動層に、仕切壁の下側を通って緩衝流動層から部分
燃焼流動層に流れるように流動媒体を循環させながら、
廃棄物を緩衝流動層に投入し流動媒体と混合させた後、
廃棄物を循環流とともに部分燃焼流動層に安定供給して
部分燃焼流動層の温度が一定になるように部分燃焼させ
て、部分燃焼ガスの組成・性状及び未燃固形分の組成・
性状を安定させるように構成されている(図1参照)。
【0007】この方法において、部分燃焼流動層の温度
が一定になるように、緩衝流動層に供給する流動化ガス
量を調節して、緩衝流動層から部分燃焼流動層への廃棄
物の供給量を制御することが好ましい(図1参照)。ま
た、緩衝流動層の温度変化を把握して、緩衝流動層に供
給する流動化ガス量を制御し部分燃焼流動層の温度が一
定になるようにすることが好ましい(図1参照)。ま
た、緩衝流動層及び部分燃焼流動層の温度を検出し、該
温度の変化速度又は検出値により、部分燃焼流動層の温
度が一定になるように、緩衝流動層に供給する流動化ガ
ス量を制御することが好ましい(図1参照)。これらの
方法を採用することにより、廃棄物のどか落ちが生じて
も、これに十分対応することができる。
【0008】廃棄物が緩衝流動層に投入されない状態、
すなわち、廃棄物切れ(例えば、ごみ切れ)が発生した
場合、緩衝流動層の温度が上昇するので、この温度を検
出するとともに部分燃焼流動層の温度を検出して、部分
燃焼流動層に供給する流動化空気量を減少させて部分燃
焼流動層の温度が一定になるように制御することが好ま
しい(図2参照)。この方法を採用することにより、廃
棄物切れ、例えば、ごみ切れが生じても、これに十分対
応することができる。
【0009】本発明の廃棄物の安定供給を伴う流動層部
分燃焼装置は、給塵機と部分燃焼流動層との間に、廃棄
物供給変動に対するショックアブソーバーとしての緩衝
流動層が設けられ、部分燃焼流動層と緩衝流動層との間
には、上方及び下方に流動媒体通路が形成されるように
仕切壁が設けられており、緩衝流動層及び部分燃焼流動
層には独立したガス供給系統が接続されて、緩衝流動層
の流動化ガス速度よりも部分燃焼流動層の流動化ガス速
度が大きくなるように制御して、部分燃焼流動層の流動
媒体が仕切壁の上側を通って緩衝流動層へ、緩衝流動層
の流動媒体が仕切壁の下側を通って部分燃焼流動層へ循
環されるようにし、給塵機から緩衝流動層に投入された
都市ごみ、産業廃棄物等の廃棄物が流動媒体と混合され
た状態で、部分燃焼流動層に安定供給されて部分燃焼流
動層の温度が一定になるように燃焼し、部分燃焼ガスの
組成・性状及び未燃固形分の組成・性状が安定するよう
に構成されたことを特徴としている(図1、図2、図3
参照)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく、適宜変更して実施することができる
ものである。図1は、本発明の実施の第1形態による廃
棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼装置で、廃棄物の
「どか落ち」に対処する場合を示している。10は部分
燃焼流動層Bを備えた部分燃焼流動層炉で、この流動層
Bと給塵機12との間に、廃棄物供給変動に対するショ
ックアブソーバーとしての緩衝流動層Aを備えた緩衝流
動層炉14が設けられている。流動層Bと流動層Aとの
間には、仕切壁16が設けられ、この仕切壁16の上方
及び下方には流動媒体通路18、20が形成されてい
る。流動層A底部のガス分散板22の下側の風箱24に
は、押込送風機(図示略)及び流量計26を備えた流動
化ガス供給ライン28が接続されている。流動化ガスと
しては、空気又は排ガスが用いられる。一方、流動層B
底部の散気管30には、押込送風機(図示略)及び流量
計32を備えた流動化空気供給ライン34が接続されて
いる。部分燃焼流動層炉10からの流動媒体及び不燃物
はスクリューコンベア等の排出機36により排出され、
振動ふるい等の分級機38で不燃物と流動媒体とが分離
される。分離された流動媒体は流動媒体搬送ライン40
により流動層A又はBに循環される。なお、散気管タイ
プの流動層炉とする代りに、空気分散板タイプの流動層
炉とすることも可能である。
【0011】流動層Aの流動化ガス速度よりも、流動層
Bの流動化空気速度の方が大きくなるように制御されて
おり、流動層Bの流動媒体(例えば砂等)が仕切壁16
の上側を通って流動層Aへ流入し、流動層Aの流動媒体
が仕切壁16の下側を通って流動層Bへ流入して、流動
媒体の強制循環流が形成されるようになっている。流動
層Aに投入された廃棄物は流動媒体と混合された状態
で、流動層Aへの流動化ガスの調節によって流動層Bに
安定供給される。この場合、一度に多量の廃棄物が投入
される「どか落ち」の状態が起こっても、以下のような
制御により、廃棄物は流動層Aから流動層Bに安定供給
される。なお、流動層Aでは、廃棄物は燃焼しないか、
又はほとんど燃焼しない(少し燃焼する)。
【0012】(1) 制御1 流動層Bに温度計42を設け、この温度計42の温度T
B が一定になるように、演算器44を介して流動化ガス
供給ライン28の流量計26を制御し、流動化ガス量を
調節して流動層Bへの廃棄物供給量mを制御する。すな
わち、温度TBが低い場合は、流動層Bへの廃棄物供給
量mが多いので、流動層Aへの流動化ガス量を減少させ
て供給量mを少なくするように制御し、一方、温度TB
が高い場合は、流動層Aへの流動化ガス量を増加させて
供給量mを多くするように制御する。
【0013】(2) 制御2 流動層Aに温度計46を設け、この温度計46の温度T
A 又は温度変化(速度)を把握して、演算器48を介し
て流動化ガス供給ライン28の流量計26を制御し、こ
の結果、流動層Bの温度TB が一定になるようにする。
すなわち、温度TA が下がると流動化ガス量を減らして
流動層Bへの廃棄物供給量mを少なくし、一方、温度T
A が上がると流動化ガス量を増やして流動層Bへの供給
量mを多くするように制御する。
【0014】(3) 制御3 制御1と制御2とを同時に行うもので、流動層A、Bの
温度TA 、TB を検出し、これらの温度TA 、TB の変
化速度又は検出値により、流動層Bの温度TBが一定に
なるように、演算器50を介して流動化ガス供給ライン
28の流量計26を制御し、流動化ガス量を調節して流
動層Bへの廃棄物供給量mを制御する。
【0015】上記のような構成により、廃棄物がどか落
ちしても、一旦流動層Aに入り、直接、部分燃焼流動層
Bに投入されない上、部分燃焼流動層Bへの廃棄物供給
は流動層Aへの流動化ガスによって制御されるために、
部分燃焼流動層Bの温度外乱が小さくなる。また、緩衝
流動層Aを設けることにより、廃棄物のどか落ちを検出
できるために、部分燃焼流動層Bの温度安定化の制御シ
ステムを容易に組み込むことができる。
【0016】図2は、ごみ切れが発生した場合の制御シ
ステム(制御4)を組み込んだ流動層部分燃焼装置を示
している。廃棄物は冷媒として作用しているため、ごみ
切れが発生すると、流動層Aの温度が上昇するために、
これを検知して流動層Bの流動化空気量を減らして流動
層Bの温度TB が一定になるようにする。すなわち、廃
棄物が流動層Aに投入されない状態(ごみ切れ)が発生
した場合、流動層Bへの廃棄物供給量mが零になり流動
層B内で未燃チャーが燃焼し流動層Bの温度T B が上昇
する。また、流動層Aの温度TA が上昇するので、この
温度TA を検出するとともに流動層Bの温度TB を検出
して、演算器52を介して流動化空気供給ライン34の
流量計32を制御し、流動層Bに供給する流動化空気量
を減少させて流動層Bの温度TB が一定になるように制
御する。
【0017】図3は、本発明の実施の第2形態による流
動層部分燃焼装置の要部を示している。本実施形態は、
流動層Bを備えた部分燃焼流動層炉10aに隣接して、
この炉10aの外側に流動層Aを備えた緩衝流動層炉1
4aを設けたものである。他の構成及び作用は実施の第
1形態の場合と同様である。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 部分燃焼流動層炉に隣接して廃棄物供給変動に
対するショックアブソーバーとして新たに緩衝流動層炉
を設け、流動媒体を両流動層間を循環させながら、廃棄
物を緩衝流動層に投入して循環流動媒体とともに部分燃
焼流動層に供給するように構成されているので、廃棄物
の安定供給の向上を図ることができ、ごみのどか落ち、
及びごみ切れの両トラブルに対応することができる。 (2) 廃棄物がどか落ちしても、一旦緩衝流動層に入
り、直接、部分燃焼流動層に投入されない上、部分燃焼
流動層への廃棄物供給は緩衝流動層への流動化ガスによ
って制御されるので、部分燃焼流動層の温度外乱が小さ
くなり、部分燃焼流動層の温度を安定化させることがで
きる。 (3) 緩衝流動層炉を設けることにより、廃棄物のど
か落ちを検出できるので、部分燃焼流動層炉の温度安定
化の制御システムを容易に組み込むことができる。(4) ごみのどか落ちやごみ切れに対処することがで
きるので、部分燃焼温度が一定に保持され、ごみの部分
燃焼ガスの組成・性状、未燃固形分の組成・性状が安定
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による流動層部分燃焼
装置の概略構成図で、廃棄物のどか落ちに対処する場合
を示している。
【図2】本発明の実施の第1形態による流動層部分燃焼
装置の概略構成図で、ごみ切れに対処する場合を示して
いる。
【図3】本発明の実施の第2形態による流動層部分燃焼
装置の要部を示す概略構成図である。
【符号の説明】
A 緩衝流動層 B 部分燃焼流動層 10、10a 部分燃焼流動層炉 12 給塵機 14、14a 緩衝流動層炉 16 仕切壁 18、20 流動媒体通路 22 ガス分散板 24 風箱 26、32 流量計 28 流動化ガス供給ライン 30 散気管 34 流動化空気供給ライン 36 排出機 38 分級機 40 流動媒体搬送ライン 42、46 温度計 44、48、50、52 演算器 TA 、TB 温度 m 廃棄物供給量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−110122(JP,A) 特開 昭62−169915(JP,A) 特開 平7−280238(JP,A) 実開 昭59−81933(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/30 ZAB

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 都市ごみ、産業廃棄物等の廃棄物の部分
    燃焼流動層に隣接して仕切壁を介して廃棄物が投入され
    る緩衝流動層を設け、緩衝流動層に供給する流動化ガス
    量よりも部分燃焼流動層に供給する流動化空気量を多く
    して、流動媒体が仕切壁の上側を通って部分燃焼流動層
    から緩衝流動層に、仕切壁の下側を通って緩衝流動層か
    ら部分燃焼流動層に流れるように流動媒体を循環させな
    がら、廃棄物を緩衝流動層に投入し流動媒体と混合させ
    た後、廃棄物を循環流とともに部分燃焼流動層に安定供
    給して部分燃焼流動層の温度が一定になるように部分燃
    焼させて、部分燃焼ガスの組成・性状及び未燃固形分の
    組成・性状を安定させることを特徴とする廃棄物の安定
    供給を伴う流動層部分燃焼方法。
  2. 【請求項2】 部分燃焼流動層の温度が一定になるよう
    に、緩衝流動層に供給する流動化ガス量を調節して、緩
    衝流動層から部分燃焼流動層への廃棄物の供給量を制御
    する請求項1記載の廃棄物の安定供給を伴う流動層部分
    燃焼方法。
  3. 【請求項3】 緩衝流動層の温度変化を把握して、緩衝
    流動層に供給する流動化ガス量を制御し部分燃焼流動層
    の温度が一定になるようにする請求項1又は2記載の廃
    棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼方法。
  4. 【請求項4】 緩衝流動層及び部分燃焼流動層の温度を
    検出し、該温度の変化速度又は検出値により、部分燃焼
    流動層の温度が一定になるように、緩衝流動層に供給す
    る流動化ガス量を制御する請求項1、2又は3記載の廃
    棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼方法。
  5. 【請求項5】 廃棄物が緩衝流動層に投入されない状態
    が発生した場合、緩衝流動層の温度が上昇するので、こ
    の温度を検出するとともに部分燃焼流動層の温度を検出
    して、部分燃焼流動層に供給する流動化空気量を減少さ
    せて部分燃焼流動層の温度が一定になるように制御する
    請求項1〜4のいずれかに記載の廃棄物の安定供給を伴
    う流動層部分燃焼方法。
  6. 【請求項6】 給塵機と部分燃焼流動層との間に、廃棄
    物供給変動に対するショックアブソーバーとしての緩衝
    流動層が設けられ、部分燃焼流動層と緩衝流動層との間
    には、上方及び下方に流動媒体通路が形成されるように
    仕切壁が設けられており、緩衝流動層及び部分燃焼流動
    層には独立したガス供給系統が接続されて、緩衝流動層
    の流動化ガス速度よりも部分燃焼流動層の流動化ガス速
    度が大きくなるように制御して、部分燃焼流動層の流動
    媒体が仕切壁の上側を通って緩衝流動層へ、緩衝流動層
    の流動媒体が仕切壁の下側を通って部分燃焼流動層へ循
    環されるようにし、給塵機から緩衝流動層に投入された
    都市ごみ、産業廃棄物等の廃棄物が流動媒体と混合され
    た状態で、部分燃焼流動層に安定供給されて部分燃焼流
    動層の温度が一定になるように燃焼し、部分燃焼ガスの
    組成・性状及び未燃固形分の組成・性状が安定するよう
    に構成されたことを特徴とする廃棄物の安定供給を伴う
    流動層部分燃焼装置。
JP11074712A 1999-03-19 1999-03-19 廃棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼方法及び装置 Expired - Fee Related JP3046297B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11074712A JP3046297B1 (ja) 1999-03-19 1999-03-19 廃棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11074712A JP3046297B1 (ja) 1999-03-19 1999-03-19 廃棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3046297B1 true JP3046297B1 (ja) 2000-05-29
JP2000274635A JP2000274635A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13555121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11074712A Expired - Fee Related JP3046297B1 (ja) 1999-03-19 1999-03-19 廃棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3046297B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000274635A (ja) 2000-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW419574B (en) Operating method of flow-level incinerator and the incinerator
EP0358760B1 (en) Combustion control method for fluidized bed incinerator
JP3046297B1 (ja) 廃棄物の安定供給を伴う流動層部分燃焼方法及び装置
JP2001263634A (ja) 循環流動焼却炉の運転方法及びこれに用いられる流動媒体分離粒径調整装置
JP3469489B2 (ja) 循環流動層炉
WO1991014915A1 (en) Method of controlling combustion in fluidized bed incinerator
JPH01114610A (ja) ごみ焼却設備の運転方法
JP2003185116A (ja) 循環流動層燃焼方法および装置
JP2971421B2 (ja) 流動床式焼却炉の燃焼制御方法
CA1307977C (en) Method of controlling combustion in fluidized bed incinerator
JP2623404B2 (ja) 流動床焼却装置の運転方法とその装置
JP2937737B2 (ja) 部分燃焼を伴う流動層燃焼方法及び装置
JP3100365B2 (ja) 流動層焼却炉
JPH07111248B2 (ja) 流動床炉における燃焼制御方法
JPH10220722A (ja) 部分燃焼炉のコーチング回避方法
JP3621805B2 (ja) 流動層焼却炉における燃焼制御方法
JP3367816B2 (ja) 循環流動層燃焼装置
JPH08285259A (ja) 流動床式廃棄物焼却炉の燃焼方法及びその装置
JPH11257630A (ja) 燃焼装置の廃棄物供給装置および供給方法
JP2000039129A (ja) 流動床炉の制御方法とその装置
JP3108742B2 (ja) 流動床焼却炉における燃焼制御方法
JPH07260122A (ja) 流動床炉における安定燃焼方法及び装置
JPS6149912A (ja) 流動層燃焼プラントの運転方法
JP2001227731A (ja) 流動層炉の制御方法とその装置
JPH0914628A (ja) 流動床焼却炉の燃焼制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees