JP3046259B2 - 篩分機 - Google Patents
篩分機Info
- Publication number
- JP3046259B2 JP3046259B2 JP9100410A JP10041097A JP3046259B2 JP 3046259 B2 JP3046259 B2 JP 3046259B2 JP 9100410 A JP9100410 A JP 9100410A JP 10041097 A JP10041097 A JP 10041097A JP 3046259 B2 JP3046259 B2 JP 3046259B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric
- sieve
- side plates
- machine
- endless
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は砕石等の振動篩分機
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の振動篩分機は両側板と中間の篩網
とが一体的に振動したので原料の篩網通過時間が長時間
を要し、一定時間を超えることはできなかったし、篩網
のみの効果的振動による分級効率の向上を望むことは困
難であった。
とが一体的に振動したので原料の篩網通過時間が長時間
を要し、一定時間を超えることはできなかったし、篩網
のみの効果的振動による分級効率の向上を望むことは困
難であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は原料砕石を短
時間に篩分けし、かつ篩分効率良好な画期的振動篩機を
得ることを目的とする。
時間に篩分けし、かつ篩分効率良好な画期的振動篩機を
得ることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は機台に弾機を介して支持した両側板間に無端
回動篩網の上側移行部を移行させ、該移行部の下面受ロ
ーラを該両側板間に複数架設し、両側板の始端部に偏心
回動振動機を設け、かつ上側移行部の篩下排出ホッパー
を上側及び下側移行部の間から側方に排出するように
し、かつ篩上を上側移行部の終端から排出すること及び
上記偏心回動振動機が両側板の始端部両外側に機台に設
けた弾機上に偏心回動軸の偏心軸受を設け、両側板に偏
心回動軸の中心軸受を設け、偏心回動軸をその偏心軸線
を中心に始端側から上方に、さらに上方から終端側に回
転させる駆動装置を設けたものである篩分機両側板の終
端部を機台に弾機で支持した上記第１発明記載の篩分機
無端回動篩網の緯条の下部が経条の上部に上下に一体に
接続してなる上記第１又は第２発明記載の篩分機無端回
動篩網の回動速度が変速可能である上記第１〜第３発明
のいずれかに記載の篩分機によって構成される。
め本発明は機台に弾機を介して支持した両側板間に無端
回動篩網の上側移行部を移行させ、該移行部の下面受ロ
ーラを該両側板間に複数架設し、両側板の始端部に偏心
回動振動機を設け、かつ上側移行部の篩下排出ホッパー
を上側及び下側移行部の間から側方に排出するように
し、かつ篩上を上側移行部の終端から排出すること及び
上記偏心回動振動機が両側板の始端部両外側に機台に設
けた弾機上に偏心回動軸の偏心軸受を設け、両側板に偏
心回動軸の中心軸受を設け、偏心回動軸をその偏心軸線
を中心に始端側から上方に、さらに上方から終端側に回
転させる駆動装置を設けたものである篩分機両側板の終
端部を機台に弾機で支持した上記第１発明記載の篩分機
無端回動篩網の緯条の下部が経条の上部に上下に一体に
接続してなる上記第１又は第２発明記載の篩分機無端回
動篩網の回動速度が変速可能である上記第１〜第３発明
のいずれかに記載の篩分機によって構成される。
【０００５】
【発明の実施の形態】機台１の上部に両側板３、３を配
置し、両側板３、３の始端上部を漏出防止板３’で接続
して平面コ字形篩枠を形成する。
置し、両側板３、３の始端上部を漏出防止板３’で接続
して平面コ字形篩枠を形成する。
【０００６】上記両側板３、３間の上部には複数の篩網
下面受ローラ５を１５０ｍｍピッチに遊動自在に架設
し、該ローラ５上に無端回動篩網４の上側移行部４’を
支持し、両側板３、３間の終端部に上記篩網４の駆動ロ
ーラ１４を設け、始端部に上記篩網４の従動ローラ１５
を設け、両ローラ１４、１５をほぼ水平水準に支持す
る。
下面受ローラ５を１５０ｍｍピッチに遊動自在に架設
し、該ローラ５上に無端回動篩網４の上側移行部４’を
支持し、両側板３、３間の終端部に上記篩網４の駆動ロ
ーラ１４を設け、始端部に上記篩網４の従動ローラ１５
を設け、両ローラ１４、１５をほぼ水平水準に支持す
る。
【０００７】上記駆動ローラ１４を迂回した上記篩網４
は４個の誘導ローラ１６によって機台１の下部を経て従
動ローラ１５に戻る循環動作を行い、駆動ローラ１４は
機台１の上部に設けた可変速モータ１７の出力軸に設け
た出力スプロケット１７’と駆動ローラ１４に設けた入
力スプロケット１４’とに無端チエン１８を掛回して回
動し、上記篩網４を４２〜６４ｍ／分で回動させる。又
可変速モータ１７によって上記篩網４の移行速度を調節
し、投入原料の湿度に対応させる。
は４個の誘導ローラ１６によって機台１の下部を経て従
動ローラ１５に戻る循環動作を行い、駆動ローラ１４は
機台１の上部に設けた可変速モータ１７の出力軸に設け
た出力スプロケット１７’と駆動ローラ１４に設けた入
力スプロケット１４’とに無端チエン１８を掛回して回
動し、上記篩網４を４２〜６４ｍ／分で回動させる。又
可変速モータ１７によって上記篩網４の移行速度を調節
し、投入原料の湿度に対応させる。
【０００８】両側板３、３の終端部の上部外側には図１
に示すように脚１９を設け、脚１９の下面と機台１の上
面との間にコイル発条による弾機２’を介して支持さ
れ、又は脚１９の下面に設けた車輪（図示していない）
によって機台１上に若干摺動自在に支持することができ
る。
に示すように脚１９を設け、脚１９の下面と機台１の上
面との間にコイル発条による弾機２’を介して支持さ
れ、又は脚１９の下面に設けた車輪（図示していない）
によって機台１上に若干摺動自在に支持することができ
る。
【０００９】又両側板３、３の始端部外側中程にはピロ
ーブロックによる軸受９、９を配置し、機台１に凹設し
た受台１’と該軸受９との間にコイル発条による弾機２
を介在し、該軸受９には偏心回動軸８の両端に突設した
偏心線ｃを中心とする突出部８’を軸支し、かつ偏心回
動軸８の中心線ｃ’を中心とする軸受１０を両側板３、
３に設けて偏心回動軸８を両側板３、３間に架設し、一
方の突出部８’にプーリー２０を設け、駆動電動機２１
の出力軸に設けた小径プーリー２２との間に無端ベルト
２３を掛回して、偏心回動軸８を始端側から上方へ、上
方から終端側へ終端側から下方へ、下方から始端側に偏
心軸線ｃを中心として偏心回動させ、それによって両側
板３、３に偏心回動振動を与え、偏心回動振動機６とす
ることができる。
ーブロックによる軸受９、９を配置し、機台１に凹設し
た受台１’と該軸受９との間にコイル発条による弾機２
を介在し、該軸受９には偏心回動軸８の両端に突設した
偏心線ｃを中心とする突出部８’を軸支し、かつ偏心回
動軸８の中心線ｃ’を中心とする軸受１０を両側板３、
３に設けて偏心回動軸８を両側板３、３間に架設し、一
方の突出部８’にプーリー２０を設け、駆動電動機２１
の出力軸に設けた小径プーリー２２との間に無端ベルト
２３を掛回して、偏心回動軸８を始端側から上方へ、上
方から終端側へ終端側から下方へ、下方から始端側に偏
心軸線ｃを中心として偏心回動させ、それによって両側
板３、３に偏心回動振動を与え、偏心回動振動機６とす
ることができる。
【００１０】上記振動機６の駆動電動機２１は終端を機
台１上にピン２４で軸支した昇降自在の台板２５上に設
けられ、該台板２５の始端部をコイル発条２６で支持し
駆動電動機２１に掛る振動を緩和し偏心回動振動機６の
駆動装置１１とする。
台１上にピン２４で軸支した昇降自在の台板２５上に設
けられ、該台板２５の始端部をコイル発条２６で支持し
駆動電動機２１に掛る振動を緩和し偏心回動振動機６の
駆動装置１１とする。
【００１１】又上側移行部４’の始端部の直上には原料
供給ホッパー２７を設け、上側移行部４’と下側移行部
４”との間に篩下排出ホッパー７を設け、篩下を該ホッ
パー７によって機台１の側方に排出することができ、篩
上は上側移行部４’の終端から排出ホッパー２８を経て
機外に排出される。
供給ホッパー２７を設け、上側移行部４’と下側移行部
４”との間に篩下排出ホッパー７を設け、篩下を該ホッ
パー７によって機台１の側方に排出することができ、篩
上は上側移行部４’の終端から排出ホッパー２８を経て
機外に排出される。
【００１２】無端回動篩網４には図３に拡大して示す合
成樹脂条１２、１３が経緯に用いられ、網目は３ｍｍ以
下であり、比較的粒子の小さい砕石を原料とするが、網
目は無端回動篩網４を形成する限り、適宜選択し得る。
成樹脂条１２、１３が経緯に用いられ、網目は３ｍｍ以
下であり、比較的粒子の小さい砕石を原料とするが、網
目は無端回動篩網４を形成する限り、適宜選択し得る。
【００１３】そして緯条１２には芯線１２’が埋設さ
れ、かつ緯条１２と経条１３とを上下２段に一体に接続
させることにより、砕石通過時緯条１２、１２と経条１
３、１３と砕石との接触が上下方向に２度に亘って行わ
れるから上側移行部４’の網４の上から下に通過する速
度が速い。即ち(イ) −(イ) の部分が最初の接点であり、
下方の(ロ) −(ロ) が次の接点となるから摩擦抵抗も２分
され網下に速やかに通過し、目詰りも防止することがで
きる。
れ、かつ緯条１２と経条１３とを上下２段に一体に接続
させることにより、砕石通過時緯条１２、１２と経条１
３、１３と砕石との接触が上下方向に２度に亘って行わ
れるから上側移行部４’の網４の上から下に通過する速
度が速い。即ち(イ) −(イ) の部分が最初の接点であり、
下方の(ロ) −(ロ) が次の接点となるから摩擦抵抗も２分
され網下に速やかに通過し、目詰りも防止することがで
きる。
【００１４】上側移行部４’は両側板３、３に伴う下面
受ローラ５の上記振動によって下から上に叩かれて篩分
けが速やかに行われる。
受ローラ５の上記振動によって下から上に叩かれて篩分
けが速やかに行われる。
【００１５】尚図中２９で示すものは篩下排出ホッパー
内に設けた篩下排出スクレーパー、３０は該スクレーパ
ー２９の回転軸、３１は該回転軸３０の駆動モータ、３
２は上記スクレーパーの両端支持無端チエン、３３は該
チエン３２の駆動用スプロケット、３４は原料搬送コン
ベヤである。
内に設けた篩下排出スクレーパー、３０は該スクレーパ
ー２９の回転軸、３１は該回転軸３０の駆動モータ、３
２は上記スクレーパーの両端支持無端チエン、３３は該
チエン３２の駆動用スプロケット、３４は原料搬送コン
ベヤである。
【００１６】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので砕石
（石灰岩、砂岩、玄武岩、安山岩、珪石等の砕石）は無
端回動篩網の上側移行部を下から叩いて振動させながら
高速で多量に篩分けを行い得る効果がある。
（石灰岩、砂岩、玄武岩、安山岩、珪石等の砕石）は無
端回動篩網の上側移行部を下から叩いて振動させながら
高速で多量に篩分けを行い得る効果がある。
【００１７】又上記篩網の緯条が経条の上に段状に設け
られているため原料は篩網を上から下に迅速に通過し得
る効果がある。
られているため原料は篩網を上から下に迅速に通過し得
る効果がある。
【００１８】さらに無端回動篩網の移行速度が可変であ
るため原料の湿度に応じて適切に篩分けを行い得る効果
がある。
るため原料の湿度に応じて適切に篩分けを行い得る効果
がある。
【図１】本発明の篩分機の側面図である。
【図２】図１の始端部の縦断面図である。
【図３】篩網の一部拡大図である。
１ 機台 ２、２’ 弾機 ３ 両側板 ４ 無端回動篩網 ４’ 上側移行部 ４” 下側移行部 ５ 下面受ローラ ６ 偏心回動振動機 ７ 篩下排出ホッパー ８ 偏心回動軸 ９ 偏心軸受 １０ 中心軸受 ｃ 偏心軸線 １１ 駆動装置 １２ 緯条 １３ 経条
Claims (4)
- 【請求項１】 機台に弾機を介して支持した両側板間に
無端回動篩網の上側移行部を移行させ、該移行部の下面
受ローラを該両側板間に複数架設し、両側板の始端部に
偏心回動振動機を設け、かつ上側移行部の篩下排出ホッ
パーを上側及び下側移行部の間から側方に排出するよう
にし、かつ篩上を上側移行部の終端から排出すること及
び上記偏心回動振動機が両側板の始端部両外側に機台に
設けた弾機上に偏心回動軸の偏心軸受を設け、両側板に
偏心回動軸の中心軸受を設け、偏心回動軸をその偏心軸
線を中心に始端側から上方に、さらに上方から終端側に
回転させる駆動装置を設けたものである篩分機。 - 【請求項２】 両側板の終端部を機台に弾機で支持した
請求項１記載の篩分機。 - 【請求項３】 無端回動篩網の緯条の下部が経条の上部
に上下に一体に接続してなる請求項１又は２に記載の篩
分機。 - 【請求項４】 無端回動篩網の回動速度が変速可能であ
る請求項１〜３のいずれかに記載の篩分機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9100410A JP3046259B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-04-17 | 篩分機 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-78140 | 1997-03-28 | ||
| JP7814097 | 1997-03-28 | ||
| JP9100410A JP3046259B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-04-17 | 篩分機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10323621A JPH10323621A (ja) | 1998-12-08 |
| JP3046259B2 true JP3046259B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=26419216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9100410A Expired - Lifetime JP3046259B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-04-17 | 篩分機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3046259B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106334668A (zh) * | 2016-10-17 | 2017-01-18 | 无锡市日升化工有限公司 | 一种具有筛选功能的化工原料干燥装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2013230694B2 (en) | 2012-03-09 | 2018-03-08 | Aaa Screens Pty Ltd | A mobile screening apparatus |
| CN106378305B (zh) * | 2016-11-28 | 2019-04-12 | 吴保康 | 一种污水处理用石英砂滤料制备筛选装置 |
| CN109092465B (zh) * | 2018-07-12 | 2020-07-24 | 莱阳六和饲料有限公司 | 一种饲料加工投料口用筛盐装置 |
| CN110882905A (zh) * | 2019-12-28 | 2020-03-17 | 山东捷利尔生物工程科技有限公司 | 一种用于生产土壤微生物活化剂的振动筛 |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP9100410A patent/JP3046259B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106334668A (zh) * | 2016-10-17 | 2017-01-18 | 无锡市日升化工有限公司 | 一种具有筛选功能的化工原料干燥装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10323621A (ja) | 1998-12-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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