JP3046156U - 通風式靴用ポンピングアセンブリ - Google Patents

通風式靴用ポンピングアセンブリ

Info

Publication number
JP3046156U
JP3046156U JP1997005975U JP597597U JP3046156U JP 3046156 U JP3046156 U JP 3046156U JP 1997005975 U JP1997005975 U JP 1997005975U JP 597597 U JP597597 U JP 597597U JP 3046156 U JP3046156 U JP 3046156U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
hard plate
pumping assembly
elastic cover
shoe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997005975U
Other languages
English (en)
Inventor
奉燮 申
東建 金
善俊 金
誠玉 趙
光石 朴
Original Assignee
韓国シンバル皮革研究所
光石 朴
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 韓国シンバル皮革研究所, 光石 朴 filed Critical 韓国シンバル皮革研究所
Priority to JP1997005975U priority Critical patent/JP3046156U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3046156U publication Critical patent/JP3046156U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴底に収納されて、空気のポンピング量が著
しく向上した通風式靴用ポンピングアセンブリを提供す
る。 【解決手段】 本考案に係るポンピングアセンブリ10
は、上面中央に突出突起15が形成され、その前後にチ
ェックバルブ16,17が設けられ、前方のチェックバ
ルブ16には排気管18が、後方のチェックバルブ17
には吸気管19が連結された受け板14が配され、前記
突出突起15にバネ20の下端が挿入されるように嵌合
安着させた後、底面中央に突出突起13が形成され全体
は湾曲をなす硬質板12が配され、前記突出突起13が
前記バネ20の上端に挿入されるように嵌合して硬質板
12を位置させ、弾性及び引張力に優れ、厚さが一定な
樹脂系の弾性カバー11を前記硬質板12上に覆って互
いに溶着ないし接着するようにした上、下端の周縁部を
前記受け板14と溶着ないし接着するようにして完成さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、靴底の踵内部に挿入されて歩行者の歩行時に外部の新鮮な空気を靴 内に強制注入させることによって靴内の汗や湿気はもちろん、これにより悪臭が 発生することを防止し、水虫等の皮膚疾患を予防するとともにクッション作用を 果すことによって、衝撃を吸収し安楽な歩行感を与える通風式靴用ポピングアセ ンブリに係り、特に弾性カバー内部に挿入された硬質板によりポンピングアセン ブリの空気ポンピング作用に優れている特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】
既存の靴は靴内の空気の流通が悪く、汗と湿気を外部へ排出することができな いので、常に靴が湿っていて各種細菌が繁殖し、これが悪臭および水虫発生の原 因となっていた。このような現象は特に夏に著しく現れる。このような現象を防 ぐための通風式靴が多数考案されているのは公知のことである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の通風式靴は、これを着用して歩行するとき極めて微かな量の空 気しか出入しないため、その機能及び効果が非常に微弱であるという決定的な短 所を有していた。
【0004】 その理由は、ポンプの上部材質として軟質の素材を用いることによって(側部 は厚いか若しくは硬質に構成される)、歩行時の靴に及ぼす大部分の圧力がポン プの上部中央の軟質部位にのみ及ぶのでポンプ内部の体積変化量が極めて少ない ことが原因である。
【0005】 したがって、歩行時にポンプに加えられる圧力に対するポンプ内部の体積変化 量が少ないため、靴に出入する空気量も少なくなる問題が生ずる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような問題点を解決するために案出されたもので、その目的は 空気のポンピング量を著しく向上させたポンピングアセンブリを提供することに あり、本考案はポンピングアセンブリの体積変化効率が最大になるようにして靴 に出入する空気量が従来の通風式靴に使用されるポンプに比べて5〜10倍程度 増加できる新規な構造を有するものであり、これは硬質板を適用することにより 可能になった。
【0007】 前述のように本考案は空気ポンピングの効率を極めて上昇させることができる 点を大きな特徴としており、その構成は、上面中央に突出突起が形成され、その 前後にチェックバルブが設けられ、前方のチェックバルブには排気管が、そして 後方のチェックバルブには吸気管が連結された受け板が配され、前記突出突起に バネの下端が挿入されるように嵌合安着させた後、底面中央に突出突起が形成さ れ全体は湾曲をなす硬質板が配され、前記突出突起が前記バネの上端に挿入され るように嵌合して硬質板を位置させ、弾性および引張力に優れ、厚さが一定な樹 脂系の弾性カバーを前記硬質板上に覆って互いに溶着ないし接着するようにした 上、下端の周縁部を前記受け板と溶着ないし接着するようにして完成され、踵が 硬質板に圧力を加えて弾性カバーが押し縮むとき硬質板が下降することによって 弾性カバー内部の体積変化が最大に発生され得るようにしたものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて本考案の望ましい実施例をさらに詳細に説明する 。本考案に係るポンピングアセンブリ10は、上面中央に突出突起15が形成さ れた受け板14が配されており、この受け板14における突出突起15の前後に はチェックバルブ16,17が設けられ、前方のチェックバルブ16には靴内部 に通ずる排気管18が連結され、後方のチェックバルブ17には靴の外部に通ず る吸気管19が連結されている。そして、前記突出突起15にはバネ20の下端 が挿入されるように嵌合安着されている。また前記受け板14の上方には、底面 中央に突出突起13が形成されその全体が湾曲形状をなす硬質板12が配されお り、該突出突起13は前記バネ20の上端に挿入されるように嵌合して硬質板1 2を位置させている。さらに前記硬質板12上には、弾性および引張力に優れ、 厚さが一定な樹脂系の弾性カバー11が互いに溶着ないし接着するようにして覆 われており、弾性カバー11の下端の周縁部は前記受け板14と溶着ないし接着 している。
【0009】 本考案に係るポンピングアセンブリ10は、上記のようにして完成され、硬質 板12に圧力を加えると弾性カバー11が押し縮み、このとき硬質板12が下降 することによって弾性カバー11の内部の体積変化が最大に発生され得るように なっている。
【0010】 なお、本考案の硬質板12はプラスチック、金属、木、樹脂等を使用すること ができ、弾性カバー11は円筒状でかつ受け板14は円板形態にすることもでき る。
【0011】 本考案は通常の靴すべてに適用して使用できるが、その一例として図1、2に 示した靴底を使用した靴に本考案のポンピングアセンブリ10を装着したと仮定 する。
【0012】 図示のように靴底と靴は、通常の靴底30の踵部分に空間部31を形成し、前 後2カ所の溝32,33を空間部31の底に形成し、後方の溝33は垂直溝36 と連結し、前方の溝32は靴の長さ方向に形成された傾斜通路34と連結し、傾 斜通路34の前方には直角に交差する溝35を連結したものである。本考案のポ ンピングアセンブリ10を前記靴底の空間部31中に安着させ、吸気管19の上 端部は甲皮踵70の上側から固定片80により固定できるようにした。一方、排 気管18は傾斜通路35に沿って配される。そして、このようにポンピングアセ ンブリ10を収納した靴底30は、溝35から靴の内部に空気を流入させる通気 孔51を形成した中底50によって覆われている。
【0013】 本考案のポンピングアセンブリ10が挿入された靴を着用して歩くとき靴底の ボトムが底面と接触するように、すなわち靴底がの踵部分に着用者の体重が掛か るとき、着用者の体重によってポンピングアセンブリ10の硬質板12とこれを 囲んでいる弾性カバー11に圧力が加えられる。そうすると、硬質板12と弾性 カバー11の上側部分が下降するにつれてバネ20は硬質板12が下降した距離 だけ収縮され弾性カバー11の四方側面は台3図に示すように皺がよりながら収 縮される。そして、硬質板が下降するにつれて弾性カバー内部の空間体積は減少 し、前記体積減少量に相当する分だけ弾性カバー内部の空気はチェックバルブ1 6および排気管18を通して溝35を介して靴内に噴出される。
【0014】 次に、靴底が地面に落ちると、すなわち靴底の踵部分に体重が掛からない状態 になると、バネの弾性復元力により硬質板12は元の位置に復帰し、弾性カバー 11もやはり元の形状に戻るようになる。そうすると、このポンピングアセンブ リ10の復元力により外部から新鮮な空気が吸気管19とチェックバルブ17を 通して弾性カバー11内部に充填される。この際、一次的に排出された空気量に 比例するだけの新鮮な空気が入ってくる。
【0015】 本考案のバネは円錐状に構成されており、外部を囲む弾性カバー11は厚さを 一定に保ちながら引張性に優れるので、バネの機能に全く差し支えず収縮復元が 可能であり、上部から圧力を加えた場合にはバネは如何なる干渉も受けないで平 らな状態まで収縮ができる。
【0016】 これによって、本考案のポンピングアセンブリは荷重が大きく加えられれば加 えられるほど空気の量は比較的に大きくなる特徴がある。エアシリンダのピスト ン作用力(着用者の荷重に相当する)を20、30、40、50、60、70、 80kgに区分しそれぞれ300回以上のポンピング実験を施した結果、本考案 のポンピングアセンブリは従来の通風式靴に比べて1回にポンピングされる空気 の量が5〜10倍程度増加されることがわかった。
【0017】 そして、チェックバルブが受け板の底面に設置されており、排気管および吸気 管は受け板により保護されてポンピング作動時に潰されない状態を保ちながらポ ンピングの際に関連構成品に何ら干渉を加えないようにする新規な構造技術によ って上記実験でのように卓越したポンピング機能の結果を招く有用な効果があっ た。
【0018】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、歩行時の作動の繰り返しにより外部からの 新鮮な空気が靴内へ大量吸入され、逆に靴内部の湿気と汗は靴の外部へ大量排出 され、このような作用が連続的に行われることによって常時靴内部には新鮮な空 気で満たされることになる。したがって、従来の通風式靴に比べて水虫等の病気 の予防はもちろん、足の臭いをさらに効率よく除去できるという効果とともに、 ポンピングアセンブリそのものの弾性力は歩行時に優秀なクッション作用を果す ことにより踵に加えられる衝撃を緩和するので従来の靴に比べて靴の着用感を一 層良好なものとし、歩行の疲労感を大きく減らすことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のポンピングアセンブリを靴底に収納す
る状態を示す分解斜視図。
【図2】本考案のポンピングアセンブリを靴底に収納し
た状態を示す断面図。
【図3】本考案のポンピングアセンブリの作動状態を示
す概略断面図。
【符号の説明】
10 ポンピングアセンブリ 11 弾性カバー 12 硬質板 13,15 突出突起 14 受け板 16,17 チェックバルブ 18 排気管 19 吸気管 20 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 金 善俊 大韓民国釜山市海雲臺區盤如1洞1199−11 (72)考案者 趙 誠玉 大韓民国釜山市金井區久瑞2洞653−12 (72)考案者 朴 光石 大韓民国慶尚南道蔚山市蔚州區農所邑常安 里773−13 サン−ヨンア−ジングリーン タウン309−802號

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面中央に突出突起が形成され、その前
    後にチェックバルブが設けられ、前方のチェックバルブ
    には排気管が、そして後方のチェックバルブには吸気管
    が連結された受け板が配され、前記突出突起にバネの下
    端が挿入されるように嵌合安着させた後、底面中央に突
    出突起が形成され全体は湾曲をなす硬質板が配され、前
    記突出突起が前記バネの上端に挿入されるように嵌合し
    て硬質板を位置させ、弾性および引張力に優れ、厚さが
    一定な樹脂系の弾性カバーを前記硬質板上に覆って互い
    に溶着ないし接着するようにした上、下端の周縁部を前
    記受け板と溶着ないし接着するようにして完成され、踵
    が硬質板に圧力を加えて弾性カバーが押し縮むとき硬質
    板が下降することによって弾性カバー内部の体積変化が
    最大に発生され得るようにすることを特徴とする通風式
    靴ポンピングアセンブリ。
JP1997005975U 1997-07-09 1997-07-09 通風式靴用ポンピングアセンブリ Expired - Lifetime JP3046156U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005975U JP3046156U (ja) 1997-07-09 1997-07-09 通風式靴用ポンピングアセンブリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997005975U JP3046156U (ja) 1997-07-09 1997-07-09 通風式靴用ポンピングアセンブリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3046156U true JP3046156U (ja) 1998-02-24

Family

ID=43180511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997005975U Expired - Lifetime JP3046156U (ja) 1997-07-09 1997-07-09 通風式靴用ポンピングアセンブリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3046156U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100718543B1 (ko) * 2006-09-23 2007-05-18 김병래 통기성이 우수한 신발 깔창
JP2013523207A (ja) * 2010-12-08 2013-06-17 クォン、ドンヒョク 校正バランススプリング靴

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100718543B1 (ko) * 2006-09-23 2007-05-18 김병래 통기성이 우수한 신발 깔창
JP2013523207A (ja) * 2010-12-08 2013-06-17 クォン、ドンヒョク 校正バランススプリング靴

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200150995Y1 (ko) 통풍식 신발용 펌핑어셈브리
CA2255557C (en) Forced-ventilation shoe
KR101006923B1 (ko) 신발 중창
US20040068891A1 (en) Shoe with elastic sole
US20050241184A1 (en) Shock resistant shoe
KR200410566Y1 (ko) 신발 깔창
US20030126760A1 (en) Shock resistant shoe
JP3046156U (ja) 通風式靴用ポンピングアセンブリ
KR0180294B1 (ko) 공기순환식 깔창 및 그 제조방법
JP2001520561A (ja) 指圧用インソール及びこれを備えた指圧用靴
KR200265533Y1 (ko) 완충용구두뒤창구조
KR200259503Y1 (ko) 통풍신발용 펌핑어셈블리
JP2549946Y2 (ja) 脚力補強部材と脚力補強部材付き履物
CN211407790U (zh) 具有缓震功能的鞋底及其运动鞋
CN214016244U (zh) 一种家居带振动按摩拖鞋
CN219845265U (zh) 一种带有缓冲装置的运动鞋
CN215531996U (zh) 一种具有减震功能的靴子
WO2003024263A1 (en) Structure of shoes
KR100457760B1 (ko) 강제통풍신발
KR200404224Y1 (ko) 신발
CN219229181U (zh) 一种减震换气鞋垫
CN211154026U (zh) 一种穿戴舒适的作训鞋
JP3008563U (ja) 靴底およびその靴底を備えた靴
JPS5927127Y2 (ja) 履物
KR200365768Y1 (ko) 공기순환식 신발용 깔창