JP3045987B2 - モルタル補強材支持具 - Google Patents
モルタル補強材支持具Info
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Description
化シートが貼着されたトンネル、橋脚、橋桁、法面等の
土木・海洋コンクリート構造物、ビル、マンション等の
建築コンクリート構造物及び一般木造住宅外壁等のよう
な強化シートが貼着された構造物にモルタルを施工する
際、該強化シート上にラス等のモルタル補強材を取付け
るために用いられるモルタル補強材支持具に関する。
リート構造物を例示すると、既存又は新設の橋脚を補強
する手段として、構造物表面(橋脚のコンクリート表
面)にカーボン繊維シートやアラミド繊維シート等の強
化シートを貼着することが一般的に行われている。さら
に、該強化シートは、火災によって延焼する虞があるた
め、消防法上、該強化シートの上からモルタル層を施工
することが決められている。
図13に示すように、エポキシ樹脂等の接着剤32を含浸
させて貼着された強化シート34上から、該強化シート34
を貫通して構造物31にアンカー35を打ち込み、該アンカ
ー35にラス等のモルタル補強材36を係止させて支持し、
その上からモルタルを湿式若しくは乾式吹付け又は左官
コテ塗り等の手段で布設し、モルタル層38を施工すると
いう方法も考えられるが、かかる施工方法によれば、ア
ンカーを嵌入する嵌入孔が強化シートに穿設されるの
で、強化シートを構成する繊維が分断され、強度が低下
するという問題点を生じるので好ましくない。
化シート上に、モルタルとの接着性に優れる接着用プラ
イマーを塗布し、金こて等で面一に仕上げ、該プライマ
ーの上からビニロン繊維等の繊維強化プラスチック成型
品であるメッシュ状シートからなるモルタル補強材を貼
付け、その上からモルタルを吹付け等の手段で布設し、
モルタル層を施工するという方法もある。
ルタルの施工方法(強化シート上にプライマーを塗布し
モルタル補強材を貼付ける方法)にあっては、モルタル
との接着性に優れる接着用プライマーを塗布しても、強
化シートを貼着するエポキシ樹脂等の接着剤が硬化して
完全にプラスチック層が形成されると、該接着剤とプラ
イマーとの化学的接着力は著しく低下する。従って、モ
ルタルが強化シート面に強固に接着し難く、モルタル層
の剥離や浮き等が生じる虞が考えられる。
ルタル層を厚く施工することが困難となる。前述した消
防法の基準をクリアするには、通常モルタル層を30m
m以上施工するのであるが、かかる厚塗りは、前記方法
では困難である。
上に接着用プライマーを塗布・仕上げしなければなら
ず、その作業が煩雑であるだけでなく、強化シートに含
浸された常温硬化性樹脂が硬化するまでは前記接着用プ
ライマーを塗布することができず、施工時間が長いとい
う欠点を有する。
ので、強化シートが貼着された構造物にモルタル層を施
工する際、強化シートの効果を低下させることなく、モ
ルタル層を簡単に且つ厚く施工することができるモルタ
ルの施工方法を提供するにおいて、前記施工方法に使用
するに際して好適なモルタル補強材支持具を提供するこ
とを課題とする。
決するためになされたもので、その課題を解決するため
の手段としては、モルタル補強材支持具に関し、支持具
本体2の一面側に、構造物11に貼着された強化シート14
に差し入れ可能な挿入係合部3が細長状に形成されてい
ると共に、前記挿入係合部3は前記支持具本体2の一面
とほぼ平行で且つ該一面から僅かに離れて突設され、一
方、支持具本体2の他面側に、ラス等のモルタル補強材
18を係止可能な係止部5が突設されてなるものにある。
止部5が突設されたモルタル補強材支持具1を、構造物
11に接着剤12にて貼着された強化シート14上に、該接着
剤12の硬化前に取付け、次に、該モルタル補強材支持具
1の係止部5にモルタル補強材18を係止した後、該モル
タル補強材18の上からモルタルを布設する施工方法によ
れば、強化シート14を定着させる接着剤12の硬化前に、
モルタル補強材支持具1を強化シート14上に取付けるの
で、該接着材12が硬化した後にはモルタル補強材支持具
1が強化シート12と共に定着し、従って、容易にモルタ
ル補強材支持具1を強化シート14と同じ様に構造物11に
強固に取り付けることができ、強化シートや構造物が損
傷しないので、強化シートの効果を低下させることな
く、剥離脱落の虞も少なく、モルタル層の層厚を厚く形
成することができる。この際、上記モルタル補強材支持
具1を用いれば、該補強材支持具1の該挿入係合部3
を、その先端側から強化シート14と構造物11の間に差し
入れた際に、支持具本体2の一面が強化シート14の表面
に当接し易くなり、従って、接着剤12が支持具本体2の
一面側に付着して、モルタル補強材支持具1は強固に取
付られることとなる。
されていれば、強化シート14の繊維間に挿入係合部3を
差し入れ易く、従って、強化シート14の繊維を切断する
虞もなく、又、強化シート14と構造物11の間にも差し入
れ易いという利点がある。
ついて適宜図面を参照しつつ説明する。
具本体2の一面2a側に挿入係合部3が設けられ、且つ支
持具本体2の他面2b側に係止部5が設けられたステンレ
ス製のモルタル補強材支持具を示す。前記支持具本体2
の周縁近傍位置には、孔6(接着剤が入り込む貫通部に
相当する)が4ヶ所等間隔に穿設されている。
スに限定されず、鉄等の他の材質でもよいが、ステンレ
ス等の絶縁性に優れる材質からなるモルタル補強材支持
具1によれば、電蝕防止効果を有するので好ましい。
の外形が円状に形成され、手で湾曲させることができる
程度の薄い板状体から形成されている。
ように、細長い略U字線状の切込部7が3ヶ所刻設され
ており、該切込部7によって囲われた一部分(切込部7
によって区画される一方の部分8)を、支持具本体2の
一面2a側に僅かに曲げることにより一面2a側から突出さ
せることができ、該突出させた部分8が、強化シートに
差し入れ可能な細長状の挿入係合部3となる。尚、挿入
係合部3の先端3aは、強化シートに差し込み易くするた
めに尖状に形成されている。
に、その基端部3bを段状にして支持具本体2の一面2aよ
り僅かに突出させ、且つ支持具本体2の一面2aに対して
僅かな角度α(例えば、約5度)を有して曲げられてお
り、従って、挿入係合部3は、支持具本体2の一面2aと
ほぼ平行で、且つ該一面2aから僅かに離れて突設されて
いる。
によって囲われた一部分(切込部7によって区画される
残る他方の部分10)を、支持具本体2の他面2b側に略9
0度曲げることにより他面2b側から突出させることがで
き、該突出させた部分10が、ラス等のモルタル補強材を
係止可能な細長状の係止部5となる。尚、係止部5は、
支持具本体2の他面2bに2個突設されている。
板状体で構成し、且つ切込部7を設けることにより、挿
入係合部3及び係止部5を簡単に突出させてモルタル補
強材支持具1を構成することができる。
を板状にしておいたまま、使用時(施工時)に、施工者
等が前記挿入係合部3及び係止部5を突出させることが
でき、保管・運搬等に嵩張らない。
持具1を用いてモルタルを施工する方法及びモルタル層
構造について以下説明する。
に貼着強度を確保するためにプライマーを塗布し、乾燥
後、プライマーの上から接着剤12として例えば常温で硬
化する常温硬化性樹脂を塗布する。
14を貼着する。尚、必要に応じて、該強化シート14の上
から接着剤12としての仕上用樹脂15を塗布してもよく、
又、かかる仕上用樹脂15は、モルタルとの接着性の高い
ものが好ましい。
シート14の繊維間にモルタル補強材支持具1(モルタル
補強材支持具1が板状のままで供給されている場合に
は、取付前に挿入係合部3及び係止部5を突出させてお
く)の挿入係合部3の先端3aを刺し、図4及び図5に示
すように、該モルタル補強材支持具1を強化シート14面
に沿ってスライドさせて挿入係合部3を強化シートと構
造物11の間に差し入れる。
2aとほぼ平行で、且つ該一面2aから僅かに離れて突設さ
れているので、強化シート14と構造物11の間に差し入れ
た際に支持具本体2の一面2aが強化シート14の表面に当
接する。
強化シート14の繊維を切断することなく容易に差し入れ
可能で、又、強化シート14と構造物11の間に差し入れた
後は、強化シート14が殆ど膨出することもなく、強化シ
ート14と構造物11の間に面で挟持されるので、モルタル
補強材支持具1のぐらつきが防止されるという利点があ
る。
12の硬化前にモルタル補強材支持具1の取付け位置が不
用意に変わることなく、更に、接着剤12が硬化した後に
は、挿入係合部3が強化シート14と構造物11の間に挟持
されるので、モルタル補強材支持具1の取付強度がより
強くなる。
入れた後、支持具本体2を押圧してその一面2a側を強化
シート14の表面に圧着させる。かかる押圧により硬化前
の接着剤12が、支持具本体2の孔6や切込部7の打抜部
分17(挿入係合部3及び係止部5が曲げられた後に支持
具本体2に生ずる抜け孔17)、即ち、貫通部(孔6や打
抜部分17)に入り込み(図4の二点鎖線、及び図5参
照)、余った接着剤12が支持具本体2の他面2bにまで接
着する。
化した後には、該接着剤12が恰も釘のような作用を奏
し、支持具本体2を強化シート14の表面に強固に定着さ
せることができる。
を所定間隔(後述するラス等のモルタル補強材を支持で
きる程度の間隔)を置いて取付けていく。尚、必要に応
じて、モルタル補強材支持具1を取付けた後、強化シー
ト14の表面及び支持具本体2の他面2bに常温硬化性樹脂
等の接着剤12を塗布してもよい。
補強材18をモルタル補強材支持具1の係止部5に引掛け
て係止して、各モルタル補強材支持具1にモルタル補強
材18を支持させてモルタル補強材支持具1にモルタル補
強材18を取り付ける。
端5a側をモルタル補強材18の周りに折り曲げ、且つ他方
の係止部5の先端5a側をモルタル補強材18の周りに他方
から折り曲げる、即ち、2本(複数)の係止部5をモル
タル補強材18に巻装するようにすれば、係止部5にモル
タル補強材18が極めて強固に連結されるのでモルタル補
強材18の不用意な脱落もなく好ましい。
補強材18を覆うようにモルタルを吹付け又は左官コテ塗
り等の手段によって布設する。
樹脂モルタル、レジンモルタル、繊維片混合モルタル等
の従来公知のモルタルを用いればよい。
セメントモルタルをモルタル補強材18上に布設するとい
う手順に限定されず、他の手順として、例えば、.モ
ルタル補強材18上にプライマーを吹付け、次に樹脂モル
タル、繊維混合モルタル又はセメントモルタルを布設す
る、.モルタル補強材18上にプライマーを吹き付け、
次に目荒らし目的のためカチオン系セメントモルタルを
吹付け、その上から樹脂モルタル、繊維混合モルタル又
はセメントモルタルを布設する等の手順でモルタルをモ
ルタル補強材18に覆ってもよい。このように樹脂モルタ
ルや繊維混合モルタル等を用いることにより、モルタル
自体が強固となる。
以外としては、例えば、カーボン繊維、ガラス繊維、ビ
ニロン繊維等の繊維強化プラスチックの網状又はシート
状成形品等を用いてもよい。
構造物11と強化シート14の間に挿入係合部3を差し入れ
て取付けられたモルタル補強材支持具1と、該モルタル
補強材支持具1から突設された係止部5に取付けられた
モルタル補強材18と、該モルタル補強材18に覆われて固
着したモルタルとを具備するモルタル層20が施工される
こととなる。
持具1によってモルタル補強材18は構造物11に強固に取
付けられ、且つ該モルタル補強材18にモルタルは固着す
るので、施工されたモルタル層20は、モルタルが極めて
剥離し難く、従って、モルタル層20を厚く(例えば、3
0mm以上)施工することができる。さらに、剥離し難
いので、トンネルの内側上面等の天井面にもモルタル層
20を施工することができる。
ト14に差し入れるだけでよいので作業が簡単である。さ
らに、モルタル補強材支持具1を取り付ける際に強化シ
ート14を損傷することがなく、強化シート14の効果を低
下させることがない。また、接着剤12の硬化前にモルタ
ル補強材支持具1を取付けるので、接着剤12の硬化を待
つ必要がなく、作業時間の短縮を図ることもできる。
法にあっては、挿入係合部3の突設されたモルタル補強
材支持具1を用いており上述の効果を奏するが、必ずし
も挿入係合部3の突設されたモルタル補強材支持具1を
用いる必要はない。挿入係合部3が突設されていないモ
ルタル補強材支持具1を用いても、強化シート14を貼着
する接着剤12が硬化すれば強化シート14と共にモルタル
補強材支持具1も構造物11に定着するからである。
3が突設されたモルタル補強材支持具1は、その挿入係
合部3が支持具本体2に1ヶ所、係止部5が支持具本体
2に2ヶ所設けられているが、必ずしも挿入係合部3及
び係止部5の個数は限定されず、図6及び図7に示すよ
うに、挿入係合部3及び係止部5を支持具本体2にそれ
ぞれ1ヶ所ずつ設けてもよい。また、図8に示すよう
に、線状の切込部7を複数設けて挿入係合部3及び係止
部5をそれぞれ2以上(複数)支持具本体2に設けても
よい。
により、モルタル補強材支持具1を強化シート14に強固
に取付けでき、係止部5を複数設けることによりモルタ
ル補強材18の係止をし易くなるという利点がある。
2に挿入係合部3及び係止部5を設けるに際して、支持
具本体2に2ヶ所の切込部7が設けられてなるが、例え
ば、図9に示すように、支持具本体2に略Z線状の1本
の切込部7を設けて、区画された各々の部分を挿入係合
部3及び係止部5として構成してもよい。
部3及び係止部5は、支持具本体2の中央部に設けられ
ているが、必ずしも挿入係合部3及び係止部5は支持具
本体2の中央部に設ける場合に限定されず、その位置は
任意である。
2に有端線状の切込部7を設けることにより挿入係合部
3及び係止部5が構成されているが、必ずしも切込部7
は有端線状に限定されず、例えば、図10に示すよう
に、挿入係合部3及び係止部5を形成しうる無端線状の
切込部7によって挿入係合部3及び係止部5を構成して
もよい。
持具本体2を、中央部に切込部7を設けた円状体の外縁
の所定箇所に細長状の脚部21を突出した形状に形成し、
該支持具本体2の脚部21を他面2b側に曲げて係止部5と
し、且つ切込部7によって区画された部分を一面2a側に
曲げて挿入係合部3としてモルタル補強材支持具1が構
成されていてもよい。即ち、挿入係合部3や係止部5
は、支持具本体2の内側に設けられている場合に限定さ
れず、支持具本体2の外側に設けられていてもよい。
状に形成した2以上の挿入係止部3を支持具本体2の一
面2a側の外縁近傍位置に、一の挿入係合部3の先端3a側
を他の挿入係合部3の基端部3b側に向けて設けられたモ
ルタル補強材支持具1であれば、同図(イ)に示すよう
に、モルタル補強材支持具1を強化シート14に差し入れ
る際に、矢印E方向にモルタル補強材支持具1を回転さ
せるだけでモルタル補強材支持具1を強固に取り付ける
ことができるという利点がある。この際、図示した如
く、支持具本体2の他面2bに、モルタル補強材支持具1
を矢印E方向に回すために指で押す押出部22が一対突設
されていると更に好ましい。
リブ23を設けると、モルタル補強材支持具1を取り付け
る際に支持具本体2が容易に湾曲しないので好ましく、
上記各実施形態に例示したモルタル補強材支持具1の支
持具本体2に適宜リブを設けてもよい。
3及び係止部5は、支持具本体2と一体的に設けられて
いるが、必ずしも挿入係合部3及び係止部5は、支持具
本体2に一体的に設けられている場合に限定されず、支
持具本体2に別体の挿入係合部3及び/又は係止部5を
接着、溶着等の手段により固着してモルタル補強材支持
具1を構成してもよい。
2には、貫通部(孔6や打抜部分17)が設けられ、上記
利点を有するが、必ずしも支持具本体2に貫通部が設け
られていなければ本発明の目的を達成できないわけでは
ない。
体2は円板状からなるが、必ずしも支持具本体2の形状
は上記実施形態のものに限定されるものではない。他の
形状でも本発明の目的を達成できるからである。
3及び係止部5は、細長で且つ薄い板状に形成され、上
記利点を有するが、必ずしも挿入係合部3及び係止部5
の形状は、細長で且つ薄い板状に限定させず、例えば、
針状に形成されていてもよく、その形状は任意である。
した如く、挿入係合部3の先端3aは尖った状態に形成さ
れているが、必ずしもかかる先端3aは図示した形状に限
定されず、要は、挿入係合部3を強化シート14に差し入
れることができるように形成されていればよいのであ
る。
止部5とが、別体で構成されている場合等に於いて、例
えば、支持具本体2を合成樹脂で形成し、且つ挿入係合
部3及び係止部5を金属で形成する等してもよい。
材支持具によれば、モルタル層を簡単に且つ厚く施工す
ることができるモルタルの施工方法に使用するに際し
て、強化シートに簡単に取付けることができ、補強材支
持具の該挿入係合部を強化シートと構造物の間に差し入
れた際に、接着剤が支持具本体の一面に付着して、モル
タル補強材支持具は強固に取付られるという利点があ
る。
ているモルタル補強材支持具によれば、強化シートと構
造物の間に差し入れ易いという利点がある。
(イ)は、挿入係止部及び係止部が突出された状態の側
面図、(ロ)は、同正面図。
(イ)は、挿入係止部及び係止部は突出されていない状
態の平面図、(ロ)は、(イ)のA−A線断面図。
ルタル層が施工された状態を示す適宜断面を含む一部省
略斜視図。
態を示し、(イ)は、挿入係止部及び係止部が突出され
た状態の側面図、(ロ)は、同正面図。
態を示し、(イ)は、挿入係止部及び係止部は突出され
ていない状態の平面図、(ロ)は、(イ)のD−D線断
面図。
態を示し、挿入係合部及び係止部は突出されていない状
態の平面図。
態を示し、挿入係合部及び係止部は突出されていない状
態の平面図。
形態を示し、挿入係合部及び係止部は突出されていない
状態の平面図。
形態を示し、(イ)は、挿入係合部及び係止部は突出さ
れていない状態の平面図、(ロ)は、挿入係合部及び係
止部が突出された状態の側面図。
形態を示し、(イ)は、係止部及び押出部は突出されて
いない状態の平面図、(ロ)は、挿入係止部及び係止部
並びに押出部が突出された状態の側面図。
層が施工された状態を示す適宜断面を含む一部省略斜視
図。
係合部、5…係止部、11…構造物、12…接着剤、14…強
化シート、18…モルタル補強材
Claims (2)
- 【請求項1】 支持具本体(2)の一面側に、構造物に貼
着された強化シートに差し入れ可能な挿入係合部(3)が
細長状に形成されていると共に、前記挿入係合部(3)は
前記支持具本体(2)の一面とほぼ平行で且つ該一面から
僅かに離れて突設され、一方、支持具本体(2)の他面側
に、ラス等のモルタル補強材を係止可能な係止部(5)が
突設されてなることを特徴とするモルタル補強材支持
具。 - 【請求項2】 前記挿入係合部(3)が、薄い板状に形成
されている請求項1記載のモルタル補強材支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9306151A JP3045987B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | モルタル補強材支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9306151A JP3045987B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | モルタル補強材支持具 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29256599A Division JP3215689B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | モルタル施工方法及びモルタル層構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH11141092A JPH11141092A (ja) | 1999-05-25 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP9306151A Expired - Lifetime JP3045987B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | モルタル補強材支持具 |
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
CN115030034A (zh) * | 2022-03-18 | 2022-09-09 | 四川省交通建设集团股份有限公司 | 适用于架桥机支腿的插销装置 |
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1997
- 1997-11-07 JP JP9306151A patent/JP3045987B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11141092A (ja) | 1999-05-25 |
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