JP3045820U - 積分球 - Google Patents

積分球

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JP3045820U
JP3045820U JP1997007241U JP724197U JP3045820U JP 3045820 U JP3045820 U JP 3045820U JP 1997007241 U JP1997007241 U JP 1997007241U JP 724197 U JP724197 U JP 724197U JP 3045820 U JP3045820 U JP 3045820U
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JP
Japan
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integrating sphere
optically polished
spherical lens
aluminum
polished surface
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997007241U
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English (en)
Inventor
浩三 高橋
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System Instruments Co Ltd
Original Assignee
System Instruments Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 つなぎ目のない積分球を提供する。製造をよ
り容易にし且つ積分球を小型化する。 【解決手段】 球レンズ2における目的に適合する部位
の2箇所に、入・出射口として球径1/4以下の光学研
磨面3、4を設ける。更に、光学研磨面3、4以外の部
分に硫酸バリウム、アルミニウム、酸化マグネシウム等
の反射物、散乱物のコーティング5を施す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、光束測定等に用いる積分球に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の積分球は、図4又は図5に示す方法によって製造されていた。 図4に示す方法は、二つのブロック101、102の夫々に半球形の室103 、104を削り出すと共に、球面内側に硫酸バリウム、アルミニウム、酸化マグ ネシウム等の反射物、散乱物のコーティングを施し、最後にこれら二つのブロッ ク101、102を組み合わせるものである。
【0003】 また、図5に示す方法は、プレスにより球面を内側に持つ半球体105、10 6を成形すると共に、該半球体105、106の内側に硫酸バリウム、アルミニ ウム、酸化マグネシウム等の反射物、散乱物のコーティングを施し、最後にこれ ら半球体105、106を組み合わせるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これら図4又は図5に示す従来の方法による場合には、製造さ れた積分球につなぎ目ができる。また、二つのブロックを半球形に削ったり、プ レスにより半球体を成形する等の工程が面倒である。また、直接的に受光素子の 窓材等に接着することができない。更に、フランジ等の出っ張りがあるため小型 化することができない。
【0005】 本考案は斯かる点に鑑みなされたものであって、球レンズを利用してこれを芯 材として用い、該球レンズの適宜の部位の2箇所に入・出射口としての光学研磨 面を設けると共に該光学研磨面以外の部分に反射物、散乱物のコーティングを施 すことにより、従来方法における上記問題点を悉く解消することができるように なした積分球を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
而して、本考案の要旨とするところは、球レンズにおける目的に適合する部位 の2箇所に、入・出射口として球径の1/4以下の光学研磨面を設けると共に、 該光学研磨面以外の部分に硫酸バリウム、アルミニウム、酸化マグネシウム等の 反射物、散乱物のコーティングを施してなる積分球にある。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態について図面を参照しつつ説明する。 図1において1は本考案に係る積分球である。該積分球1は、先ず球レンズ2 を芯材とし、該球レンズ2における目的の部位の2箇所に、入・出射口として球 径の1/4以下の光学研磨面(フラットフィールド)3、4を設ける。
【0008】 そして更に該光学研磨面3、4以外の部分に硫酸バリウム、アルミニウム、酸 化マグネシウム等の反射物、散乱物のコーティング5を施して製造するものであ る。
【0009】 尚、球レンズ2の材質は波長域により選択する。また、コーティングを施すに 先立って砂地処理を施してもよい。これにより反射物、散乱物の付着率が向上し 、且つ散乱の効果が出せる。
【0010】 また、本考案に係る積分球は、図2又は図3に示す如く用いることができる。 図2は濁度測定に用いる場合であり、球レンズ2を芯材としているから、積分 球1の出射口としての光学研磨面4に受光素子6の窓材を直接接着して用いるこ とができる。尚、7はセルを示す。
【0011】 図3は平均化された単芯光源として利用する場合であり、積分球1の出射口と しての光学研磨面4にバンドル部8を直接接着して用いている。尚、9は単芯フ ァイバー部、10はレンズ、11は光源である。従来、積分球を使用しない場合 は複数芯になるが、本考案に係る積分球を用いると単芯とすることができ、その 後の光学的処理が容易になる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は球レンズを用いるものであるから、つなぎ目のない積分球とすること ができる。したがって、より理論に近い効果を得ることができる。また、球レン ズを用いるものであるから、従来の製造方法よりも製造を容易に行なうことがで きる。また、出っ張り等がないから小型化することが可能となる。また、球レン ズを芯材として用いるから、直接的に受光素子の窓材等に接着することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る積分球の一部切欠して示した斜視
図である。
【図2】本考案に係る積分球の使用例を示すものであ
り、濁度測定に用いる場合の説明図である。
【図3】本考案に係る積分球の使用例を示すものであ
り、平均化された単芯光源として用いる場合の説明図で
ある。
【図4】従来の製造方法の一例の説明図である。
【図5】他の従来方法の説明図である。
【符号の説明】
1 積分球 2 球レンズ 3、4 入・出射口としての光学研磨面 5 反射物、散乱物のコーティング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球レンズにおける目的に適合する部位の
    2箇所に、入・出射口として球径の1/4以下の光学研
    磨面を設けると共に、該光学研磨面以外の部分に硫酸バ
    リウム、アルミニウム、酸化マグネシウム等の反射物、
    散乱物のコーティングを施してなる積分球。
  2. 【請求項2】 光学研磨面以外の部分に硫酸バリウム、
    アルミニウム、酸化マグネシウム等の反射物、散乱物の
    コーティングを施す際、砂地処理を施してからコーティ
    ングを施すようにしてなる請求項1記載の積分球。
JP1997007241U 1997-07-31 1997-07-31 積分球 Expired - Lifetime JP3045820U (ja)

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