JP3045501B2 - バルブ作動部材と該部材を備えたバルブ並びに該バルブを備えた施与装置 - Google Patents
バルブ作動部材と該部材を備えたバルブ並びに該バルブを備えた施与装置Info
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- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
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- B65D83/425—Delivery valves permitting filling or charging
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブ本体の内部
に設けるためのバルブ作動部材、該部材を備えたバル
ブ、及び該バルブを備えた流体製品の収容施与装置に関
する。
に設けるためのバルブ作動部材、該部材を備えたバル
ブ、及び該バルブを備えた流体製品の収容施与装置に関
する。
【0002】好ましくは、この収容施与装置は、製品を
施与又は分配する施与バルブと、貯蔵容器を満たし、も
しくは特にその内容物が消費されたときに再度満たすた
めの取込みバルブとの二つのバルブを有する、例えば噴
射ガスを用いて加圧された加圧容器を具備する種類のも
のである。本発明の収容装置は、液状の噴射物、ムース
又はフォーム、ゲル又はクリームの形態の化粧品又は皮
膚用製品の施与に特に適している。
施与又は分配する施与バルブと、貯蔵容器を満たし、も
しくは特にその内容物が消費されたときに再度満たすた
めの取込みバルブとの二つのバルブを有する、例えば噴
射ガスを用いて加圧された加圧容器を具備する種類のも
のである。本発明の収容装置は、液状の噴射物、ムース
又はフォーム、ゲル又はクリームの形態の化粧品又は皮
膚用製品の施与に特に適している。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、加圧製品の貯蔵容器に装着するために使用されるバ
ルブは、かなり普遍的なモデルとされている。大抵の場
合、例えばフランス国特許出願公開第2064449号
もしくは米国特許第3862741号に記載されている
ような従来のバルブは、弾性復元手段に当接するバルブ
作動ステム部が備えられたバルブ本体を具備しており、
このステム部を作動すると、貯蔵容器と例えば押圧ボタ
ンのような施与手段の間の連通が意のままになされ、所
定量の製品を取出すことができる。通例、この種のバル
ブは、一般にはバルブステム部の周りを囲む例えばエラ
ストマーワッシャーのようなシール部材の形をなし、ス
テム部が休止位置にあるときに該ステム部に形成された
施与流路を遮断する遮断部材を具備している。作動時に
は、遮断部材においてステム部を摺動させることによ
り、この施与流路が開放され、施与後に復元手段の作用
により閉止位置に戻る。通常の方法で、エラストマーワ
ッシャーはバルブ本体の開放端に固定され、該端部はバ
ルブ本体の上部に位置し、一般に金属製の皿状部によっ
て所定位置に保持され、この皿状部がくびれ加工又は膨
張圧延によりバルブ本体に固定される。この種のアセン
ブリを通して、シール部材がバルブ本体の自由縁と上記
皿状部との間に強固に挟持される。従って、該シール部
材が、バルブ本体の内部と外部との間及びバルブ本体の
内部と作動ステム部の外壁との間の双方を液密に保つ。
更に、第2のシール部材が貯蔵容器上に皿状部を固定す
るために必要とされる。
に、加圧製品の貯蔵容器に装着するために使用されるバ
ルブは、かなり普遍的なモデルとされている。大抵の場
合、例えばフランス国特許出願公開第2064449号
もしくは米国特許第3862741号に記載されている
ような従来のバルブは、弾性復元手段に当接するバルブ
作動ステム部が備えられたバルブ本体を具備しており、
このステム部を作動すると、貯蔵容器と例えば押圧ボタ
ンのような施与手段の間の連通が意のままになされ、所
定量の製品を取出すことができる。通例、この種のバル
ブは、一般にはバルブステム部の周りを囲む例えばエラ
ストマーワッシャーのようなシール部材の形をなし、ス
テム部が休止位置にあるときに該ステム部に形成された
施与流路を遮断する遮断部材を具備している。作動時に
は、遮断部材においてステム部を摺動させることによ
り、この施与流路が開放され、施与後に復元手段の作用
により閉止位置に戻る。通常の方法で、エラストマーワ
ッシャーはバルブ本体の開放端に固定され、該端部はバ
ルブ本体の上部に位置し、一般に金属製の皿状部によっ
て所定位置に保持され、この皿状部がくびれ加工又は膨
張圧延によりバルブ本体に固定される。この種のアセン
ブリを通して、シール部材がバルブ本体の自由縁と上記
皿状部との間に強固に挟持される。従って、該シール部
材が、バルブ本体の内部と外部との間及びバルブ本体の
内部と作動ステム部の外壁との間の双方を液密に保つ。
更に、第2のシール部材が貯蔵容器上に皿状部を固定す
るために必要とされる。
【0004】従って、本発明の目的の一つは、くびれ加
工を必要とする金属製皿状部がない、構造及び取付けが
簡単な新しいバルブを提供することである。特に、本発
明は、使用が簡単で、遮断部材をバルブ本体内に固定す
ることを可能にする装置を具備し、バルブを選択的に開
閉させるバルブ作動部材を提案する。本発明は、バルブ
が組立てられたときバルブ本体の内壁に固定される環状
部材を好ましくは具備するバルブ作動部材を用いてこれ
を達成することができ、この環状部材は遮断部材を所定
位置に強固に保持するために遮断部材の一部上に支承さ
れる。
工を必要とする金属製皿状部がない、構造及び取付けが
簡単な新しいバルブを提供することである。特に、本発
明は、使用が簡単で、遮断部材をバルブ本体内に固定す
ることを可能にする装置を具備し、バルブを選択的に開
閉させるバルブ作動部材を提案する。本発明は、バルブ
が組立てられたときバルブ本体の内壁に固定される環状
部材を好ましくは具備するバルブ作動部材を用いてこれ
を達成することができ、この環状部材は遮断部材を所定
位置に強固に保持するために遮断部材の一部上に支承さ
れる。
【0005】従って、本発明は、バルブを構成する部品
数を低減させることができ、とりわけ引用した従来技術
の態様では上記遮断部材を取付けるために使われている
くびれ加工皿状部を省くことができる。本発明は、また
工業的な観点からは、バルブの組立て自体を簡略化し、
製品貯蔵容器上へのバルブの取付けを容易にするもので
ある。従って、高い製造効率が保証される。
数を低減させることができ、とりわけ引用した従来技術
の態様では上記遮断部材を取付けるために使われている
くびれ加工皿状部を省くことができる。本発明は、また
工業的な観点からは、バルブの組立て自体を簡略化し、
製品貯蔵容器上へのバルブの取付けを容易にするもので
ある。従って、高い製造効率が保証される。
【0006】本発明の他の目的は、「施与バルブ(ディ
スペンシングバルブ)」として知られる製品を施与する
ための第1のバルブと、「取込みバルブ(インレットバ
ルブ)」として知られる貯蔵容器に充填する第2のバル
ブの二つのバルブを備えた、加圧下で流体製品を施与す
るための装置、特に寸法の小さい装置を経済的に許容可
能なコストで製造することにある。
スペンシングバルブ)」として知られる製品を施与する
ための第1のバルブと、「取込みバルブ(インレットバ
ルブ)」として知られる貯蔵容器に充填する第2のバル
ブの二つのバルブを備えた、加圧下で流体製品を施与す
るための装置、特に寸法の小さい装置を経済的に許容可
能なコストで製造することにある。
【0007】本発明は、二つのバルブを有し、再充填可
能であり、とりわけ上述のように遮断部材を取付けるた
めの装置を具備する二つのバルブの少なくとも一つを取
付けるのが簡単な施与装置の構造を達成することにあ
る。
能であり、とりわけ上述のように遮断部材を取付けるた
めの装置を具備する二つのバルブの少なくとも一つを取
付けるのが簡単な施与装置の構造を達成することにあ
る。
【0008】本発明の更に他の目的は、特に医薬及び皮
膚科学の分野において使用時に正確な単一用量の製品を
施与するために使用することができる施与装置、特に寸
法が小さいものを提供することにある。
膚科学の分野において使用時に正確な単一用量の製品を
施与するために使用することができる施与装置、特に寸
法が小さいものを提供することにある。
【0009】施与バルブが上部に取付けられた寸法が小
さい貯蔵容器からなり、容器を再充填するために取込み
バルブが底部に加えられた再充填可能なエアロゾール型
の装置は確かに存在する。これらのエアロゾールは、他
のより大なる容積の加圧施与装置により再充填すること
ができる。
さい貯蔵容器からなり、容器を再充填するために取込み
バルブが底部に加えられた再充填可能なエアロゾール型
の装置は確かに存在する。これらのエアロゾールは、他
のより大なる容積の加圧施与装置により再充填すること
ができる。
【0010】この種の再充填可能なエアロゾールの例を
あげると、一方が製品を施与するためのもので他方が再
充填のためのものである二つのバルブを備えた小寸法の
貯蔵容器を開示するドイツ国特許出願公開第11662
25号に言及することができる。
あげると、一方が製品を施与するためのもので他方が再
充填のためのものである二つのバルブを備えた小寸法の
貯蔵容器を開示するドイツ国特許出願公開第11662
25号に言及することができる。
【0011】同様に、フランス国特許公開第12287
33号には、製品の施与のために使用するものと同じバ
ルブによって第2の缶を使用して充填及び再充填を行う
再充填可能なエアロゾール缶が開示されている。しか
し、この装置では、再充填操作を行う前に押圧ボタンを
取除くことが必要であり、これがしばしば困難をもたら
すことになり、何回も再充填操作を行った後では、再充
填可能な容器への押圧ボタンの取付け状態をゆるくして
しまう。更に、この再充填操作の間、寸法が小さいもの
であることが多い押圧ボタンが紛失してしまう危険性も
ある。
33号には、製品の施与のために使用するものと同じバ
ルブによって第2の缶を使用して充填及び再充填を行う
再充填可能なエアロゾール缶が開示されている。しか
し、この装置では、再充填操作を行う前に押圧ボタンを
取除くことが必要であり、これがしばしば困難をもたら
すことになり、何回も再充填操作を行った後では、再充
填可能な容器への押圧ボタンの取付け状態をゆるくして
しまう。更に、この再充填操作の間、寸法が小さいもの
であることが多い押圧ボタンが紛失してしまう危険性も
ある。
【0012】従って、本発明の目的の一つは、二つのバ
ルブを持つ再充填可能な施与装置、特に取付けがより簡
単なものの構造を簡略化することである。本発明の他の
目的は、以下の説明中に、より詳細に記載する。
ルブを持つ再充填可能な施与装置、特に取付けがより簡
単なものの構造を簡略化することである。本発明の他の
目的は、以下の説明中に、より詳細に記載する。
【0013】本発明の第1の側面では、上記目的の一つ
は、バルブ本体内に設けられるためのバルブ作動部材で
あって、該作動部材が、バルブを遮断する部材と協働し
て、第1の位置ではバルブ本体の内部を外部と連通さ
せ、第2の位置ではバルブ本体の内部と外部の間の連通
を防止し得る開放/閉止手段と、バルブ本体内の所定位
置にバルブ遮断部材を保持可能な取付け部材とを含み、
該取付け部材が、作動部材がバルブ本体に設けられて取
付け部材が遮断部材に係合し取付け部材をバルブ本体内
の所定位置に保つときに破壊され得る少なくとも一つの
破壊可能な部分により開放/閉止手段に連結されたバル
ブ作動部材により達成される。
は、バルブ本体内に設けられるためのバルブ作動部材で
あって、該作動部材が、バルブを遮断する部材と協働し
て、第1の位置ではバルブ本体の内部を外部と連通さ
せ、第2の位置ではバルブ本体の内部と外部の間の連通
を防止し得る開放/閉止手段と、バルブ本体内の所定位
置にバルブ遮断部材を保持可能な取付け部材とを含み、
該取付け部材が、作動部材がバルブ本体に設けられて取
付け部材が遮断部材に係合し取付け部材をバルブ本体内
の所定位置に保つときに破壊され得る少なくとも一つの
破壊可能な部分により開放/閉止手段に連結されたバル
ブ作動部材により達成される。
【0014】この構成により、特に遮断部材をバルブ本
体内に取付ける方法を簡単にすることができ、従来のバ
ルブと比較して、バルブの取付けコストを大幅に低減す
ることができる。また、特にバルブ本体内に上記遮断部
材を正確に固定することにより、バルブの作動を改良す
ることが可能になる。
体内に取付ける方法を簡単にすることができ、従来のバ
ルブと比較して、バルブの取付けコストを大幅に低減す
ることができる。また、特にバルブ本体内に上記遮断部
材を正確に固定することにより、バルブの作動を改良す
ることが可能になる。
【0015】本発明の第1の実施態様においては、開放
/閉止部材は、雄型であり、好ましくは、流入口と流出
口を有する軸方向に延びる管路を具備してなるステム部
からなる。第2の実施態様においては、上記開放/閉止
部材は、雌型であり、好ましくは、バルブ作動部材の雄
部材を収容可能なカップ部材からなる。この場合、この
雄部材は好ましくはより大きな容積の再充填貯蔵容器の
一部を構成する。
/閉止部材は、雄型であり、好ましくは、流入口と流出
口を有する軸方向に延びる管路を具備してなるステム部
からなる。第2の実施態様においては、上記開放/閉止
部材は、雌型であり、好ましくは、バルブ作動部材の雄
部材を収容可能なカップ部材からなる。この場合、この
雄部材は好ましくはより大きな容積の再充填貯蔵容器の
一部を構成する。
【0016】好適な実施態様では、取付け部材は、例え
ばある長さの管体又は環体の形の環状部材からなり、上
記開放/閉止部材は上記環状部材の軸線に実質的に沿っ
て配設され、開放/閉止部材の廻りに放射状に配設され
た複数の破壊可能な部位により上記環状部材に連結され
ている。これらの部位は好ましくはバルブが組立てられ
るときに破壊される。従って、環状部材はバルブ本体内
に上記遮断部材を固定する取付け手段である。好ましく
は、遮断手段は、エラストマー材料から製作されたワッ
シャーからなる。このワッシャーは、適切なエラストマ
ーシートを単に押抜くことにより得ることができる。
ばある長さの管体又は環体の形の環状部材からなり、上
記開放/閉止部材は上記環状部材の軸線に実質的に沿っ
て配設され、開放/閉止部材の廻りに放射状に配設され
た複数の破壊可能な部位により上記環状部材に連結され
ている。これらの部位は好ましくはバルブが組立てられ
るときに破壊される。従って、環状部材はバルブ本体内
に上記遮断部材を固定する取付け手段である。好ましく
は、遮断手段は、エラストマー材料から製作されたワッ
シャーからなる。このワッシャーは、適切なエラストマ
ーシートを単に押抜くことにより得ることができる。
【0017】本発明の第2の側面は、第1の側面に係る
作動部材が内部に設けられたバルブ本体を具備し、上記
開放/閉止部材が、如何なる作動命令もない状態で、バ
ルブ本体内に位置せしめられた弾性復元手段により上記
第2の位置に付勢される、流体製品を加圧下で施与する
ための施与/取込みバルブからなる。
作動部材が内部に設けられたバルブ本体を具備し、上記
開放/閉止部材が、如何なる作動命令もない状態で、バ
ルブ本体内に位置せしめられた弾性復元手段により上記
第2の位置に付勢される、流体製品を加圧下で施与する
ための施与/取込みバルブからなる。
【0018】本発明の更に他の側面は、流体製品を収容
し加圧下で該製品を施与するための装置において、第2
の側面に係るバルブを備え、製品の貯蔵容器を構成する
容器を具備し、上記バルブの上部に、施与ノズルを備え
た押圧ボタンのような作動手段手段が設けられた装置か
らなる。
し加圧下で該製品を施与するための装置において、第2
の側面に係るバルブを備え、製品の貯蔵容器を構成する
容器を具備し、上記バルブの上部に、施与ノズルを備え
た押圧ボタンのような作動手段手段が設けられた装置か
らなる。
【0019】上記に記載したバルブは、施与バルブと取
込みバルブが設けられた加圧製品の貯蔵容器を具備し、
上記取込みバルブが施与バルブから離れる方向に向いて
該施与バルブと実質的に同一直線上に配置され、作動施
与手段が上記施与又は取込みバルブの少なくとも一方に
連動し、各バルブが、指令に応答して、バルブの開放と
閉止を選択的に可能にする手段を有する作動部材を具備
し、弾性復元手段が、如何なる指令もない状態で、開放
/閉止手段を閉止位置に付勢するために設けられた、流
体製品を収容し加圧下で該製品を施与する装置の構成部
品に特に適している。この場合、上記施与取込みバルブ
が貯蔵容器と連通した一つの同じ本体内に設けられ、同
じ弾性復元手段によって閉止位置に付勢され、上記バル
ブの少なくとも一つを作動する部材が第1の側面に係る
部材である。
込みバルブが設けられた加圧製品の貯蔵容器を具備し、
上記取込みバルブが施与バルブから離れる方向に向いて
該施与バルブと実質的に同一直線上に配置され、作動施
与手段が上記施与又は取込みバルブの少なくとも一方に
連動し、各バルブが、指令に応答して、バルブの開放と
閉止を選択的に可能にする手段を有する作動部材を具備
し、弾性復元手段が、如何なる指令もない状態で、開放
/閉止手段を閉止位置に付勢するために設けられた、流
体製品を収容し加圧下で該製品を施与する装置の構成部
品に特に適している。この場合、上記施与取込みバルブ
が貯蔵容器と連通した一つの同じ本体内に設けられ、同
じ弾性復元手段によって閉止位置に付勢され、上記バル
ブの少なくとも一つを作動する部材が第1の側面に係る
部材である。
【0020】従って、工業的な観点から取付けが容易で
製造コストが安価な、二つの独立に作動されるバルブを
備えた施与装置を製造することができる。
製造コストが安価な、二つの独立に作動されるバルブを
備えた施与装置を製造することができる。
【0021】上述の第1の実施態様によれば、施与バル
ブ及び/又は取込みバルブを開放/閉止する手段は、側
方傾動又は押込み型の出現バルブステム部から構成する
ことができる。側方傾動ステム部は、その底部端近傍に
形成された流路をその上に設けられるバルブ本体に連通
するようにその軸線廻りに傾動し得るように設けられた
ステム部である。押込みバルブステム部の場合には、ス
テム部の軸線に沿ってバルブ本体内にステム部を押し下
げることにより流路が連通させられる。
ブ及び/又は取込みバルブを開放/閉止する手段は、側
方傾動又は押込み型の出現バルブステム部から構成する
ことができる。側方傾動ステム部は、その底部端近傍に
形成された流路をその上に設けられるバルブ本体に連通
するようにその軸線廻りに傾動し得るように設けられた
ステム部である。押込みバルブステム部の場合には、ス
テム部の軸線に沿ってバルブ本体内にステム部を押し下
げることにより流路が連通させられる。
【0022】あるいは、上述の第2の実施態様によれ
ば、施与バルブ及び/又は取込みバルブを開放/閉止す
る手段は、作動ステム部を取外し可能に収容可能な雌型
の作動部材からなる。この作動ステム部は押圧ボタン型
の作動装置の一体部分を形成するか、施与装置に再充填
するために使用される補助容器の出現バルブステム部か
らなる。この特徴は、特に容器に再充填するための取込
みバルブに関する限りは、充填バルブを偶発的に作動す
る問題に対する可能な解決手段となる。
ば、施与バルブ及び/又は取込みバルブを開放/閉止す
る手段は、作動ステム部を取外し可能に収容可能な雌型
の作動部材からなる。この作動ステム部は押圧ボタン型
の作動装置の一体部分を形成するか、施与装置に再充填
するために使用される補助容器の出現バルブステム部か
らなる。この特徴は、特に容器に再充填するための取込
みバルブに関する限りは、充填バルブを偶発的に作動す
る問題に対する可能な解決手段となる。
【0023】好ましくは、施与装置には、施与バルブ
に、該バルブを作動させて、ある量の製品を施与するた
めの押圧ボタンが備えられ、取込みバルブは貯蔵容器を
充填又は再充填するためのものである。好ましくは、押
圧ボタンは、格子又は多孔ドーム型の分散手段もしくは
スプレーノズルを具備する。
に、該バルブを作動させて、ある量の製品を施与するた
めの押圧ボタンが備えられ、取込みバルブは貯蔵容器を
充填又は再充填するためのものである。好ましくは、押
圧ボタンは、格子又は多孔ドーム型の分散手段もしくは
スプレーノズルを具備する。
【0024】一つの有利な実施態様によれば、施与装置
は本体と底部を具備し、本体は施与バルブ用のバルブ保
持皿状部を形成し、底部は入り口バルブ用のバルブ保持
皿状部を形成し、装置の本体は、底部と協働して、一方
では加圧製品用の貯蔵容器を形成し、他方では施与バル
ブと取込みバルブに共通のバルブ本体を形成する。この
構造は、装置の寸法及びかかる施与装置に使用される部
品数を更に少なくする役割を果たすという点で特に効果
がある。更に、そのような施与装置の取付けは極めて簡
単である。
は本体と底部を具備し、本体は施与バルブ用のバルブ保
持皿状部を形成し、底部は入り口バルブ用のバルブ保持
皿状部を形成し、装置の本体は、底部と協働して、一方
では加圧製品用の貯蔵容器を形成し、他方では施与バル
ブと取込みバルブに共通のバルブ本体を形成する。この
構造は、装置の寸法及びかかる施与装置に使用される部
品数を更に少なくする役割を果たすという点で特に効果
がある。更に、そのような施与装置の取付けは極めて簡
単である。
【0025】施与バルブは、第1の端部がバルブ本体内
に開口し、第2の端部がバルブ本体外に開口するバルブ
ステム部を具備し、取込みバルブは、第1の端部が第1
のバルブステム部の第1の端部に実質的に対向して、バ
ルブ本体内に開口し、第2の端部がバルブ本体外に開口
する取込みバルブステム部を具備し、弾性復元手段が上
記第1のバルブステム部と第2のバルブステム部の上記
第1の端部間に保持された復元バネからなり得る。
に開口し、第2の端部がバルブ本体外に開口するバルブ
ステム部を具備し、取込みバルブは、第1の端部が第1
のバルブステム部の第1の端部に実質的に対向して、バ
ルブ本体内に開口し、第2の端部がバルブ本体外に開口
する取込みバルブステム部を具備し、弾性復元手段が上
記第1のバルブステム部と第2のバルブステム部の上記
第1の端部間に保持された復元バネからなり得る。
【0026】第2のバルブステム部の第1の端部は、好
ましくは、その一面がバルブ本体の底部に対向している
実質的に平坦な部位を有し、取込みバルブは上記面上に
形成されたシール帯状部と第2のバルブステム部が貫通
するシール部の間において弾性圧により閉止位置に保持
され、上記シール部は、本発明によれば、前述した破壊
可能な部材によりバルブ本体の底部に軸方向に密に接す
るように保持される。
ましくは、その一面がバルブ本体の底部に対向している
実質的に平坦な部位を有し、取込みバルブは上記面上に
形成されたシール帯状部と第2のバルブステム部が貫通
するシール部の間において弾性圧により閉止位置に保持
され、上記シール部は、本発明によれば、前述した破壊
可能な部材によりバルブ本体の底部に軸方向に密に接す
るように保持される。
【0027】施与装置の本体は、溶接、スナップ締結、
ネジ止め、接着又は他の適当な手段により液密的に底部
に取付けることができる。
ネジ止め、接着又は他の適当な手段により液密的に底部
に取付けることができる。
【0028】本体は、施与バルブ用のバルブ保持皿状部
を形成する横断壁と、貯蔵容器の外部輪郭を画成する第
1の側方スカート状部と、与えられた内径で貯蔵容器の
内部輪郭を画成する第1の中央中空軸部とを有し、底部
が取込みバルブ用のバルブ保持皿状部を形成し、底部を
本体に取付けるために第1のものと協働する第2の側方
スカート状部と、バルブ本体を形成する第2の中央中空
軸部とを有し、上記第2の中央中空軸部は、第1の中央
中空軸部の内径よりも僅かに小さい外径を有し、貯蔵容
器とバルブ本体の間の連通をなす手段がある。
を形成する横断壁と、貯蔵容器の外部輪郭を画成する第
1の側方スカート状部と、与えられた内径で貯蔵容器の
内部輪郭を画成する第1の中央中空軸部とを有し、底部
が取込みバルブ用のバルブ保持皿状部を形成し、底部を
本体に取付けるために第1のものと協働する第2の側方
スカート状部と、バルブ本体を形成する第2の中央中空
軸部とを有し、上記第2の中央中空軸部は、第1の中央
中空軸部の内径よりも僅かに小さい外径を有し、貯蔵容
器とバルブ本体の間の連通をなす手段がある。
【0029】好適な実施態様では、本体の横断壁は、施
与装置の外側に、該施与手段の自由縁を収容するように
第1の側方スカート状部と第1の中央中空軸部の間に環
状溝を有している。第1及び第2の中央中空軸部は、好
ましくは実質的に同一の高さであり、上記第1の中央中
空軸部は底部の横断壁に取付けられた自由縁を有する。
与装置の外側に、該施与手段の自由縁を収容するように
第1の側方スカート状部と第1の中央中空軸部の間に環
状溝を有している。第1及び第2の中央中空軸部は、好
ましくは実質的に同一の高さであり、上記第1の中央中
空軸部は底部の横断壁に取付けられた自由縁を有する。
【0030】有利な実施態様によれば、底部は取込みバ
ルブステム部が没入する凹所を有し、該凹所は、施与装
置の長軸に沿って、該取込みバルブステム部の出現部分
の高さを越える高さを有している。底部は、第2の側方
スカート状部と第2の中央中空軸部との間に、凹部側が
貯蔵容器の内部に向く丸い環状の輪郭を有する。この特
徴は、貯蔵容器が空にされ得る度合いを大幅に改善する
役割を担う。
ルブステム部が没入する凹所を有し、該凹所は、施与装
置の長軸に沿って、該取込みバルブステム部の出現部分
の高さを越える高さを有している。底部は、第2の側方
スカート状部と第2の中央中空軸部との間に、凹部側が
貯蔵容器の内部に向く丸い環状の輪郭を有する。この特
徴は、貯蔵容器が空にされ得る度合いを大幅に改善する
役割を担う。
【0031】また好適には、施与バルブステム部の第1
の端部は、貯蔵容器を充填又は再充填するために、取込
みバルブが開くとき取込みバルブステム部の動きを制限
するように軸線方向のストップ部を形成する。
の端部は、貯蔵容器を充填又は再充填するために、取込
みバルブが開くとき取込みバルブステム部の動きを制限
するように軸線方向のストップ部を形成する。
【0032】施与装置の外側に開口する取込みバルブス
テム部の端部は、加圧補助容器のバルブステム部の自由
端と協働して、装置に再充填をするために充填貯蔵容器
を構成するように設計された形状を好適には有する。例
をあげると、取込みバルブステム部の上記端部は切頭円
錐状の輪郭を有している。
テム部の端部は、加圧補助容器のバルブステム部の自由
端と協働して、装置に再充填をするために充填貯蔵容器
を構成するように設計された形状を好適には有する。例
をあげると、取込みバルブステム部の上記端部は切頭円
錐状の輪郭を有している。
【0033】ある場合には、製品は、スプレーの形態で
適用される製品に少なくとも部分的に可溶である液化ガ
スを用いて加圧することができる。他の製品の場合に
は、独立気泡多孔性材料から形成された部材を用いて、
非液化ガスにより、又はピストン、袋等のタイプの可撓
性又は剛性部材により製品から分離された加圧ガスによ
り、加圧を行うことができる。
適用される製品に少なくとも部分的に可溶である液化ガ
スを用いて加圧することができる。他の製品の場合に
は、独立気泡多孔性材料から形成された部材を用いて、
非液化ガスにより、又はピストン、袋等のタイプの可撓
性又は剛性部材により製品から分離された加圧ガスによ
り、加圧を行うことができる。
【0034】本発明は、ここに記載したものとは別に、
添付図面を参照して説明する非限定的な実施形態によっ
て以下に記載するある数の他の構成を具備してなる。
添付図面を参照して説明する非限定的な実施形態によっ
て以下に記載するある数の他の構成を具備してなる。
【0035】
【発明の実施の形態】全体が長軸Xを持つ円筒形の形状
を有する図1ないし3に示した加圧容器1は、施与バル
ブ4用のバルブ保持皿状部を形成する横断壁3を有する
本体2からなる。上記本体は、加圧製品Pが入れられた
貯蔵容器6の外部輪郭を画成する周方向に延びる側方ス
カート状部5を具備し、貯蔵容器6の内部輪郭を画成す
る軸スカート状部7を形成する。上記本体2は、例えば
取外し可能なキャップ(図示せず)がスナップ締結によ
り取付けられるような環状凹所47を有している。貯蔵
容器はまた横断壁9と、スカート状部5の下部の内部形
状と協働して本体2を底部8に液密的に取付けられるよ
うな外部形状を有する側方スカート状部9aとからなる
底部8を有している。この取付けは任意の適切な方法に
より実施できる。例をあげると、本体2を底部8に溶接
(超音波圧接、ミラー溶接、回転溶接)し、螺合し又は
スナップ締結することができる。底部は取込みバルブ1
3用のバルブ保持皿状部を形成する。好ましくは、図面
から分るように、底部は貯蔵容器の内部側に面する凹状
面46を有している。この凹状性により、貯蔵容器をよ
り完全に空にすることができ、施与装置1に大なる耐圧
性を付与する。
を有する図1ないし3に示した加圧容器1は、施与バル
ブ4用のバルブ保持皿状部を形成する横断壁3を有する
本体2からなる。上記本体は、加圧製品Pが入れられた
貯蔵容器6の外部輪郭を画成する周方向に延びる側方ス
カート状部5を具備し、貯蔵容器6の内部輪郭を画成す
る軸スカート状部7を形成する。上記本体2は、例えば
取外し可能なキャップ(図示せず)がスナップ締結によ
り取付けられるような環状凹所47を有している。貯蔵
容器はまた横断壁9と、スカート状部5の下部の内部形
状と協働して本体2を底部8に液密的に取付けられるよ
うな外部形状を有する側方スカート状部9aとからなる
底部8を有している。この取付けは任意の適切な方法に
より実施できる。例をあげると、本体2を底部8に溶接
(超音波圧接、ミラー溶接、回転溶接)し、螺合し又は
スナップ締結することができる。底部は取込みバルブ1
3用のバルブ保持皿状部を形成する。好ましくは、図面
から分るように、底部は貯蔵容器の内部側に面する凹状
面46を有している。この凹状性により、貯蔵容器をよ
り完全に空にすることができ、施与装置1に大なる耐圧
性を付与する。
【0036】上記底部8は、中央の中空軸部10に連結
され、該軸部の外径は、該軸部を軸スカート状部7の内
部に取付けることができ、取込みバルブ13と施与バル
ブ4に共通するバルブ本体11を形成しうるように、軸
スカート状部7の内径よりも僅かに小さく、この本体は
後でより詳細に説明する。図面から分るように、バルブ
本体11は、中央の中空軸部10、本体の横断壁3、及
び底部8に対して軸凹所14を形成する底部8の部位1
2により画成されている。凹所は、本発明の第1の実施
態様においては、そのあらゆる偶発的な作動を防止する
ように、取込みバルブ13を作動する雄型の部材を構成
するバルブステム部15の出現部の高さより僅かに高
い。
され、該軸部の外径は、該軸部を軸スカート状部7の内
部に取付けることができ、取込みバルブ13と施与バル
ブ4に共通するバルブ本体11を形成しうるように、軸
スカート状部7の内径よりも僅かに小さく、この本体は
後でより詳細に説明する。図面から分るように、バルブ
本体11は、中央の中空軸部10、本体の横断壁3、及
び底部8に対して軸凹所14を形成する底部8の部位1
2により画成されている。凹所は、本発明の第1の実施
態様においては、そのあらゆる偶発的な作動を防止する
ように、取込みバルブ13を作動する雄型の部材を構成
するバルブステム部15の出現部の高さより僅かに高
い。
【0037】軸スカート状部7と中空軸部10の高さは
実質的に等しく、スカート状部7の自由縁は底部の内壁
に実質的に近接して終端する。
実質的に等しく、スカート状部7の自由縁は底部の内壁
に実質的に近接して終端する。
【0038】スカート状部7の内周部にはチャンファー
部16がある。流入口17がスカート状部7の下部に形
成され、例えば軸スカート状部7の内面の全高にわたっ
て形成された軸方向に延びるスロット(又は溝)18内
に開口している。上記溝18は、容器の上部において、
中空軸部10を貫通する流入口19に連通する。この構
造により、貯蔵容器6をバルブ本体11の内部と連通さ
せることができる。この種の容器は頭部を上側にして使
用され、ラッカー、ヘアーローション又は香水の施与に
特に適している。
部16がある。流入口17がスカート状部7の下部に形
成され、例えば軸スカート状部7の内面の全高にわたっ
て形成された軸方向に延びるスロット(又は溝)18内
に開口している。上記溝18は、容器の上部において、
中空軸部10を貫通する流入口19に連通する。この構
造により、貯蔵容器6をバルブ本体11の内部と連通さ
せることができる。この種の容器は頭部を上側にして使
用され、ラッカー、ヘアーローション又は香水の施与に
特に適している。
【0039】既に述べたように、本発明に係る施与装置
は、同一のバルブ本体11内に施与バルブ4と取込みバ
ルブ13の二つのバルブを具備する。施与バルブ4は、
X軸上に中心が位置せしめられ、横断壁3に形成された
流入口3aを通って貯蔵容器6から出現する部位28を
具備するバルブステム部20を具備する。バルブステム
部20の出現部28に設けられているのは、施与口38
を備えた押圧ボタン21である。好適には、横断壁に
は、押圧ボタンの環状の自由縁53を収容するように、
側方スカート状部5と軸スカート状部7の間に環状空間
又は溝22が形成されている。この溝22の深さは、押
圧ボタンを十分に軸方向に移動させてバルブステム部2
0を作動できるようにし、必要ならば押圧ボタンの下部
をカモフラージュできるようなものに選ばれる。
は、同一のバルブ本体11内に施与バルブ4と取込みバ
ルブ13の二つのバルブを具備する。施与バルブ4は、
X軸上に中心が位置せしめられ、横断壁3に形成された
流入口3aを通って貯蔵容器6から出現する部位28を
具備するバルブステム部20を具備する。バルブステム
部20の出現部28に設けられているのは、施与口38
を備えた押圧ボタン21である。好適には、横断壁に
は、押圧ボタンの環状の自由縁53を収容するように、
側方スカート状部5と軸スカート状部7の間に環状空間
又は溝22が形成されている。この溝22の深さは、押
圧ボタンを十分に軸方向に移動させてバルブステム部2
0を作動できるようにし、必要ならば押圧ボタンの下部
をカモフラージュできるようなものに選ばれる。
【0040】バルブ4の取付け部は、外径が軸スカート
状部4の内径に実質的に等しく、中央の中空軸部10の
環状の上縁により横断壁3に対して押圧されるエラスト
マーシール部材23によりシールされる。バルブステム
部20は、軸方向に延びる内部の施与管路25内に開口
する少なくとも一つの径方向に延びる流路24を有して
いる。バルブ本体11内に開口するバルブステム部20
の一端は、バルブが休止位置にあるとき上記シール部材
23に係合又は噛み込むシール帯状部40によりシール
部材23上に一面が当接している肩部26を有してい
る。該肩部26の他の面はコイルバネ27の第1の端部
27aに対する支持面を形成し、該バネの復元力により
肩部26がシール部材23に押付けられる。この位置に
おいて、径方向に延びる流路24がシール部材に対向
し、施与管路25が密に遮断されるようになる。
状部4の内径に実質的に等しく、中央の中空軸部10の
環状の上縁により横断壁3に対して押圧されるエラスト
マーシール部材23によりシールされる。バルブステム
部20は、軸方向に延びる内部の施与管路25内に開口
する少なくとも一つの径方向に延びる流路24を有して
いる。バルブ本体11内に開口するバルブステム部20
の一端は、バルブが休止位置にあるとき上記シール部材
23に係合又は噛み込むシール帯状部40によりシール
部材23上に一面が当接している肩部26を有してい
る。該肩部26の他の面はコイルバネ27の第1の端部
27aに対する支持面を形成し、該バネの復元力により
肩部26がシール部材23に押付けられる。この位置に
おいて、径方向に延びる流路24がシール部材に対向
し、施与管路25が密に遮断されるようになる。
【0041】バルブ本体11内に設けられ、バルブステ
ム部20から離れる方向に向き容器1のX軸に沿って位
置する取込みバルブ13のステム部15は、底部8の部
位12に形成された流入口12aを貫通して貯蔵容器6
から出現する部位29を具備する。バルブステム部15
は、内部の軸方向に延びる取込み流路45内に開口する
少なくとも一つの径方向に延びる流路35を有する。バ
ルブ本体11の内部に開口するバルブステム部30の第
1の端部は、バルブが休止位置にあるときに上記シール
部材31内に係合するシール帯状部33を介してシール
部材31に対して弾性的に一面が押圧される肩部32を
有する。
ム部20から離れる方向に向き容器1のX軸に沿って位
置する取込みバルブ13のステム部15は、底部8の部
位12に形成された流入口12aを貫通して貯蔵容器6
から出現する部位29を具備する。バルブステム部15
は、内部の軸方向に延びる取込み流路45内に開口する
少なくとも一つの径方向に延びる流路35を有する。バ
ルブ本体11の内部に開口するバルブステム部30の第
1の端部は、バルブが休止位置にあるときに上記シール
部材31内に係合するシール帯状部33を介してシール
部材31に対して弾性的に一面が押圧される肩部32を
有する。
【0042】本発明によれば、シール部材31は、バル
ブ本体11内に圧入され、その下端がシール部材の上面
に押付けられている取付け管体60により底部12上に
保持されている。肩部32の他の面はコイルバネ27の
第2の端部27bに対する支持面を形成している。取付
け管体60分は、例えばスナップ締結、接着又は溶接の
ような任意の他の手段により所定位置に保持することも
できる。バルブ13が休止位置にあるとき、径方向に延
びる流路35は、取込み管路45をしっかりと遮断する
ようにするシール部材に対向している。
ブ本体11内に圧入され、その下端がシール部材の上面
に押付けられている取付け管体60により底部12上に
保持されている。肩部32の他の面はコイルバネ27の
第2の端部27bに対する支持面を形成している。取付
け管体60分は、例えばスナップ締結、接着又は溶接の
ような任意の他の手段により所定位置に保持することも
できる。バルブ13が休止位置にあるとき、径方向に延
びる流路35は、取込み管路45をしっかりと遮断する
ようにするシール部材に対向している。
【0043】これを達成するために、バルブステム部1
5は、シール部材31の中央流入口に強固に取付けられ
る。従って、バルブステム部15を作動して、バルブ本
体内に軸方向に押込むことにより、径方向に延びる流路
35が開放され、製品が通過できるようになり、同時に
シール部材とバルブステム部の間のシールが維持され
る。バルブステム部15への圧を解くことにより、シー
ル部材31は径方向に延びる流路35を遮断し、シール
帯状部32がシール部材31に当接することによりシー
ル性が補完される。
5は、シール部材31の中央流入口に強固に取付けられ
る。従って、バルブステム部15を作動して、バルブ本
体内に軸方向に押込むことにより、径方向に延びる流路
35が開放され、製品が通過できるようになり、同時に
シール部材とバルブステム部の間のシールが維持され
る。バルブステム部15への圧を解くことにより、シー
ル部材31は径方向に延びる流路35を遮断し、シール
帯状部32がシール部材31に当接することによりシー
ル性が補完される。
【0044】シール部材31をこのように取付けること
により、シール部材が完全に固定され、バルブが作動さ
れたときに過誤なく作動するようになる。
により、シール部材が完全に固定され、バルブが作動さ
れたときに過誤なく作動するようになる。
【0045】バルブステム部15は、底部の部位12に
形成された流入口12aを通じて凹所14内の容器の外
部に開口する第2の端部29を有している。このように
して取付けられた状態で、一方ではバネ27が施与バル
ブ4のシール帯状部40をシール部材23に当接させて
保持し、他方では取込みバルブ13のシール帯状部33
をシール部材31に対して押圧する。
形成された流入口12aを通じて凹所14内の容器の外
部に開口する第2の端部29を有している。このように
して取付けられた状態で、一方ではバネ27が施与バル
ブ4のシール帯状部40をシール部材23に当接させて
保持し、他方では取込みバルブ13のシール帯状部33
をシール部材31に対して押圧する。
【0046】バルブ本体11内に位置する施与バルブス
テム部20の肩部26からは、軸方向に押圧されたとき
にその移動を制限するように、又は作動されたときにバ
ルブステム部20の移動を制限するように、バルブステ
ム部15の第2の端部30に対するストッパ部を形成す
る軸方向に延びる部位37が延びている。バルブステム
部15の第2の端部は、相互に接触したときに二つのバ
ルブステム部15、20を中心に位置決めするように、
施与バルブステム部20の軸方向に延びる部位37の自
由端を収容可能な皿状表面30a(図4)を有している
ことに留意すべきである。
テム部20の肩部26からは、軸方向に押圧されたとき
にその移動を制限するように、又は作動されたときにバ
ルブステム部20の移動を制限するように、バルブステ
ム部15の第2の端部30に対するストッパ部を形成す
る軸方向に延びる部位37が延びている。バルブステム
部15の第2の端部は、相互に接触したときに二つのバ
ルブステム部15、20を中心に位置決めするように、
施与バルブステム部20の軸方向に延びる部位37の自
由端を収容可能な皿状表面30a(図4)を有している
ことに留意すべきである。
【0047】一つの同じバルブ本体11に収容され、同
じ弾性手段(又は付勢手段)27により閉止位置に付勢
される二つのバルブ4と15を備えた構造がこのように
して形成される。バネ以外の手段を用いることもでき
る。この二つのバルブは独立して作動する。
じ弾性手段(又は付勢手段)27により閉止位置に付勢
される二つのバルブ4と15を備えた構造がこのように
して形成される。バネ以外の手段を用いることもでき
る。この二つのバルブは独立して作動する。
【0048】従って、製品は、バルブステム部20を駆
動して径方向に延びる通路24をバルブ本体と連通させ
る押圧ボタン21への作用により施与される。バルブ本
体11に入れられた加圧製品はバルブステム部の内部流
路25を上昇し、施与流路を経て押圧ボタン21の出口
38に向けて移送される。押圧ボタン21に作用する圧
力を開放することにより、バネ27の復元力が部位26
をシール部材23上へ付勢し、流入口24を付勢してシ
ール部材23に面するようにし、製品Pの施与を妨げ
る。
動して径方向に延びる通路24をバルブ本体と連通させ
る押圧ボタン21への作用により施与される。バルブ本
体11に入れられた加圧製品はバルブステム部の内部流
路25を上昇し、施与流路を経て押圧ボタン21の出口
38に向けて移送される。押圧ボタン21に作用する圧
力を開放することにより、バネ27の復元力が部位26
をシール部材23上へ付勢し、流入口24を付勢してシ
ール部材23に面するようにし、製品Pの施与を妨げ
る。
【0049】貯蔵容器6の内容物を使い切ったとき、使
用者は、バルブ42が上部にくびれ加工により取付けら
れ充填用貯蔵容器を構成する加圧容器41(図2と図3
を参照)により、この貯蔵容器6を再充填する。このバ
ルブ42は、取込みバルブの出現ステム部15の端部の
直径より僅かに大きい直径の内部管路44を有する出現
雄バルブステム部43を有している。好ましくは、該ス
テム部15の自由端は、二つのバルブステム部15と4
3の間の液密的な協働を可能にするように、切頭円錐形
状を有している。従って、装置1を再充填するには、装
置1のバルブステム部15が充填用貯蔵容器41(図
2)のバルブステム部43の自由端にあてがわれる。再
充填可能な装置1に矢印Fの方向に軸方向の圧力をかけ
ることにより(図2)、バルブステム部15が軸方向に
駆動され、これにより、流路35、45がバルブ本体1
1の内部に連通せしめられる。部位30がバルブステム
部20の部位37に当接する。装置1への圧力を増大さ
せることにより(図3参照)、動きが充填用貯蔵容器4
1のバルブステム部43に伝達され、ステム部43を駆
動しバルブ42を開放する。充填用貯蔵容器41内に入
れられた加圧製品Pが管路44を上昇し、バルブステム
部15内の内部管路45に移送され、ついで流路35、
バルブ本体の内部、流入口19、溝18及び下方流入口
17を経由して貯蔵容器6内に移送される。移送は、充
填用貯蔵容器41と装置1内の圧力が平衡に達するまで
継続する。このようにして再充填された装置1は、先に
述べたような条件下で再び使用することができる。
用者は、バルブ42が上部にくびれ加工により取付けら
れ充填用貯蔵容器を構成する加圧容器41(図2と図3
を参照)により、この貯蔵容器6を再充填する。このバ
ルブ42は、取込みバルブの出現ステム部15の端部の
直径より僅かに大きい直径の内部管路44を有する出現
雄バルブステム部43を有している。好ましくは、該ス
テム部15の自由端は、二つのバルブステム部15と4
3の間の液密的な協働を可能にするように、切頭円錐形
状を有している。従って、装置1を再充填するには、装
置1のバルブステム部15が充填用貯蔵容器41(図
2)のバルブステム部43の自由端にあてがわれる。再
充填可能な装置1に矢印Fの方向に軸方向の圧力をかけ
ることにより(図2)、バルブステム部15が軸方向に
駆動され、これにより、流路35、45がバルブ本体1
1の内部に連通せしめられる。部位30がバルブステム
部20の部位37に当接する。装置1への圧力を増大さ
せることにより(図3参照)、動きが充填用貯蔵容器4
1のバルブステム部43に伝達され、ステム部43を駆
動しバルブ42を開放する。充填用貯蔵容器41内に入
れられた加圧製品Pが管路44を上昇し、バルブステム
部15内の内部管路45に移送され、ついで流路35、
バルブ本体の内部、流入口19、溝18及び下方流入口
17を経由して貯蔵容器6内に移送される。移送は、充
填用貯蔵容器41と装置1内の圧力が平衡に達するまで
継続する。このようにして再充填された装置1は、先に
述べたような条件下で再び使用することができる。
【0050】好ましくは、貯蔵容器本体2を構成する二
つの部位は、同じ材料又は物理化学的に相容性のある二
つの異なる材料を使用して、熱可塑性樹脂から形成され
ており、従って互いに溶着することができる。本発明に
おいて使用することができる材料としては、例えばポリ
オレフィン群、例えばポリプロピレン、ポリエチレン及
びエチレン−プロピレンコポリマー、ポリアセタール
群、例えばポリオキシエチレンをあげることができる。
ポリエチレンテレフタレート又はポリメチルメタクリレ
ートを使用することもできる。好ましくは、製品Pとの
不浸透性と相容性のために、ポリブチレンテレフタレー
トが使用される。
つの部位は、同じ材料又は物理化学的に相容性のある二
つの異なる材料を使用して、熱可塑性樹脂から形成され
ており、従って互いに溶着することができる。本発明に
おいて使用することができる材料としては、例えばポリ
オレフィン群、例えばポリプロピレン、ポリエチレン及
びエチレン−プロピレンコポリマー、ポリアセタール
群、例えばポリオキシエチレンをあげることができる。
ポリエチレンテレフタレート又はポリメチルメタクリレ
ートを使用することもできる。好ましくは、製品Pとの
不浸透性と相容性のために、ポリブチレンテレフタレー
トが使用される。
【0051】上に記載した実施形態では、製品は、液化
ガス、圧縮ガスまたは弾性的に圧縮可能な手段上に設け
られたピストンを使用して加圧される。
ガス、圧縮ガスまたは弾性的に圧縮可能な手段上に設け
られたピストンを使用して加圧される。
【0052】他の実施態様では、貯蔵容器中の製品は、
底部が本体に取付けられる前に、軸スカート状部7の廻
りに配設された環状体の形の独立気泡多孔質フォームの
ブロックにより加圧される。製品の充填の間、好ましく
はその全高に沿ってスリットがある環状のフォームが全
ての方向に圧縮され、これにより貯蔵容器中の製品Pが
加圧される。例としては、「プラスタゾート(plastazo
te)」(ポリオレフィンと窒素からなるガス製のフォー
ム)、又はゴム、例えばニトリル(BUNA)もしくは
ネオプレン型のもの、あるいはシリコーン、フォーム等
々があげられる。ガスは使用圧力で圧縮又は液化するこ
とができる任意のガスとすることができ、あるいは単に
圧縮空気とすることができる。本発明において使用する
ことができるこれらの全ての加圧手段は、本出願人名義
で出願されたフランス国特許公開第2741048号に
詳細に記載されている。
底部が本体に取付けられる前に、軸スカート状部7の廻
りに配設された環状体の形の独立気泡多孔質フォームの
ブロックにより加圧される。製品の充填の間、好ましく
はその全高に沿ってスリットがある環状のフォームが全
ての方向に圧縮され、これにより貯蔵容器中の製品Pが
加圧される。例としては、「プラスタゾート(plastazo
te)」(ポリオレフィンと窒素からなるガス製のフォー
ム)、又はゴム、例えばニトリル(BUNA)もしくは
ネオプレン型のもの、あるいはシリコーン、フォーム等
々があげられる。ガスは使用圧力で圧縮又は液化するこ
とができる任意のガスとすることができ、あるいは単に
圧縮空気とすることができる。本発明において使用する
ことができるこれらの全ての加圧手段は、本出願人名義
で出願されたフランス国特許公開第2741048号に
詳細に記載されている。
【0053】図4は、第1の上述の実施形態において、
バルブ本体11に取付ける前における、出現ステム部の
形態で提供された雄型バルブ作動部材15の拡大図を示
す。このバルブステム部15は、図1ないし3を説明す
るときに先に述べたような肩部32を有していることが
分る。本発明においては、この肩部の周囲には、半径方
向外方に延びこの周方向に均一に離間して分散した複数
のフィン70が設けられている。各フィン70の外端
は、所定長さの円筒状の取付け管体60の基部61に連
結されている。本発明の重要な特徴では、取付け管体の
基部61が肩部32の底部に対して高さδの位置にある
ようにして、フィンを配設することに留意すべきであ
る。取付け管体60の外径は、該取付け管体がバルブ本
体内に、例えば径方向に強固な嵌合又は接着により固定
されるように、バルブ本体11の内径に実質的に対応す
る(図5及び6参照)。フィン70は、取付け管体60
に肩部32に対しての軸方向の動きが作用すると破壊さ
れるような寸法とされている。
バルブ本体11に取付ける前における、出現ステム部の
形態で提供された雄型バルブ作動部材15の拡大図を示
す。このバルブステム部15は、図1ないし3を説明す
るときに先に述べたような肩部32を有していることが
分る。本発明においては、この肩部の周囲には、半径方
向外方に延びこの周方向に均一に離間して分散した複数
のフィン70が設けられている。各フィン70の外端
は、所定長さの円筒状の取付け管体60の基部61に連
結されている。本発明の重要な特徴では、取付け管体の
基部61が肩部32の底部に対して高さδの位置にある
ようにして、フィンを配設することに留意すべきであ
る。取付け管体60の外径は、該取付け管体がバルブ本
体内に、例えば径方向に強固な嵌合又は接着により固定
されるように、バルブ本体11の内径に実質的に対応す
る(図5及び6参照)。フィン70は、取付け管体60
に肩部32に対しての軸方向の動きが作用すると破壊さ
れるような寸法とされている。
【0054】図5と6及び図7と8は、本発明に従っ
て、バルブ本体11内へバルブステム部15を取付ける
状態を模式的に示すものである。これらの図において、
シール部材31がバルブ本体11の底部12上に配置さ
れていることが分る。図4に示されるようなバルブステ
ム部15は、ついでバルブ本体内に導入され、参照番号
101により全体を示した取付け具によりもたらされる
軸方向の並進移動により所定位置に位置させられる。
て、バルブ本体11内へバルブステム部15を取付ける
状態を模式的に示すものである。これらの図において、
シール部材31がバルブ本体11の底部12上に配置さ
れていることが分る。図4に示されるようなバルブステ
ム部15は、ついでバルブ本体内に導入され、参照番号
101により全体を示した取付け具によりもたらされる
軸方向の並進移動により所定位置に位置させられる。
【0055】取付け具101は、その外径がバルブ本体
11の内径より僅かに小さく取付け管体60の上縁に当
接可能な円筒部102を有する。この円筒部102の端
部は開口104を形成する環状リム部103を有してい
る。この開口に、コイルバネ107により上記リム部1
03に弾性的に押圧された径方向に延びる拡大部106
を有するステム部105が貫通している。該ステム部1
05は、ステム部15の皿状表面30aに支持され得る
第1の自由端108を有している。円筒部102は、肩
部110を形成する、より大なる径の部位109を有し
ている。この肩部に支持されるのは、バネ107を所定
位置に保持し、バネ107の復元力に対してステム部1
05を軸方向にある程度移動させるような押圧ロッド1
11である。このために、ステム部105の第2の端部
113が摺動するための空間112が設けられている。
11の内径より僅かに小さく取付け管体60の上縁に当
接可能な円筒部102を有する。この円筒部102の端
部は開口104を形成する環状リム部103を有してい
る。この開口に、コイルバネ107により上記リム部1
03に弾性的に押圧された径方向に延びる拡大部106
を有するステム部105が貫通している。該ステム部1
05は、ステム部15の皿状表面30aに支持され得る
第1の自由端108を有している。円筒部102は、肩
部110を形成する、より大なる径の部位109を有し
ている。この肩部に支持されるのは、バネ107を所定
位置に保持し、バネ107の復元力に対してステム部1
05を軸方向にある程度移動させるような押圧ロッド1
11である。このために、ステム部105の第2の端部
113が摺動するための空間112が設けられている。
【0056】バルブ本体11内にステム部15を取付け
る為に、エラストマーワッシャーからなるシール部材3
1が、径方向に延びる流路35に対向してステム部の廻
りに配置される。このようにして形成された装置は、つ
いでバルブ本体11の開放端内に導入される。丁度上記
した取付け具101を使用して、ステム部15が、バル
ブステム部15の表面30a上にステム部105の端部
を押圧することにより押し込まれる。このようにして、
移動の終りに、ワッシャー31が底部12上に位置させ
られる。この位置で、取付け管体60の下端はワッシャ
ー31から距離δのところにある。
る為に、エラストマーワッシャーからなるシール部材3
1が、径方向に延びる流路35に対向してステム部の廻
りに配置される。このようにして形成された装置は、つ
いでバルブ本体11の開放端内に導入される。丁度上記
した取付け具101を使用して、ステム部15が、バル
ブステム部15の表面30a上にステム部105の端部
を押圧することにより押し込まれる。このようにして、
移動の終りに、ワッシャー31が底部12上に位置させ
られる。この位置で、取付け管体60の下端はワッシャ
ー31から距離δのところにある。
【0057】取付け操作のこの段階において、継続して
圧力を加えることにより、押圧ロッド111が円筒部1
02を軸方向に並進移動させ、これにより、取付け管体
60の上端62上に円筒部を支持せしめ、底部12に対
してこれを押圧する。この操作の間、ステム部105が
距離δだけ退き、バネ107が圧縮する。この動きの間
にフィン70が破壊される。フィン70が破壊された
後、取付け管体60の下端61がワッシャー31上に位
置せしめられ、図6に示されるように、バルブの底部に
対して強固に押付けることによりこれを所定位置に維持
する。取付け具101は、操作の終りに引抜かれる。
圧力を加えることにより、押圧ロッド111が円筒部1
02を軸方向に並進移動させ、これにより、取付け管体
60の上端62上に円筒部を支持せしめ、底部12に対
してこれを押圧する。この操作の間、ステム部105が
距離δだけ退き、バネ107が圧縮する。この動きの間
にフィン70が破壊される。フィン70が破壊された
後、取付け管体60の下端61がワッシャー31上に位
置せしめられ、図6に示されるように、バルブの底部に
対して強固に押付けることによりこれを所定位置に維持
する。取付け具101は、操作の終りに引抜かれる。
【0058】図7と8は施与装置201の他の実施形態
の取付け状態を示す。この装置は、ステム部220を側
方に傾動させることにより作動する施与バルブ204を
取付けるもので、図1ないし3に示された装置とは区別
することができる。このステム部220は径方向に延び
る流路224内に開口する軸方向に延びる施与管路25
を有している。貯蔵容器6内に開口するステム部220
の自由端は円形板26を有しており、その周囲は円筒状
のスカート状部227の形である。バネ27の作用下
で、シールスカート状部227の自由縁がシール部材2
3に対して液密的に押圧される(図8)。
の取付け状態を示す。この装置は、ステム部220を側
方に傾動させることにより作動する施与バルブ204を
取付けるもので、図1ないし3に示された装置とは区別
することができる。このステム部220は径方向に延び
る流路224内に開口する軸方向に延びる施与管路25
を有している。貯蔵容器6内に開口するステム部220
の自由端は円形板26を有しており、その周囲は円筒状
のスカート状部227の形である。バネ27の作用下
で、シールスカート状部227の自由縁がシール部材2
3に対して液密的に押圧される(図8)。
【0059】図7に示されるように、第1の工程は、底
部8の中央の中空軸部10に形成されたバルブ本体11
内に、シール部材31とコイルバネ27を備えたバルブ
ステム部15を配置することである。この取付けは、特
に取付け管体60を用いてシール部材31を取付けるこ
とに関する限り、先に述べた取付け方法と同様にして実
施することができる。次の工程では、本体2を、例えば
接着又は溶着により、底部8上に組合せるもので、この
本体2は、対応するシール部材23により本体の軸スカ
ート状部7内の所定位置に維持されたバルブステム部2
20と予め嵌合される。取付け位置(図8参照)におい
て、中空軸部10の自由端は本体2の横断壁3に対して
施与バルブ204のシール部材23をブロックする。
部8の中央の中空軸部10に形成されたバルブ本体11
内に、シール部材31とコイルバネ27を備えたバルブ
ステム部15を配置することである。この取付けは、特
に取付け管体60を用いてシール部材31を取付けるこ
とに関する限り、先に述べた取付け方法と同様にして実
施することができる。次の工程では、本体2を、例えば
接着又は溶着により、底部8上に組合せるもので、この
本体2は、対応するシール部材23により本体の軸スカ
ート状部7内の所定位置に維持されたバルブステム部2
20と予め嵌合される。取付け位置(図8参照)におい
て、中空軸部10の自由端は本体2の横断壁3に対して
施与バルブ204のシール部材23をブロックする。
【0060】図9はバルブを作動するための雌型の部材
115の第2の実施形態を示す。この図において、図4
と同様であるか類似の役割を担う部分には同じ参照番号
を付す。図4のバルブステム部15と比較して、作動部
材115は出現ステム部を有しておらず、カップ状であ
る。肩部32により支持されている作動部材115の第
1の端部30は、図4の対応する端部と比較して延びて
おり、作動部材115の移動を制限可能な自由面30a
を有している。図4の実施形態の場合と同様に、肩部3
2は、環状シール部材32への復元バネ(図示せず)の
作用下で押圧可能な環状の帯状部33を有している。こ
のシール部材32の中央の開口は、再充填容器の一部を
構成するバルブステム部43が、軸方向に押圧すること
により、作動部材115を押し戻して取込みバルブと再
充填貯蔵容器のバルブを同時に開放することができるよ
うに液密的に係合され得るような寸法とされている。再
充填容器に入れられた製品を移送するために、ステム部
43の自由端は複数の切欠き部(ニック部)43aを有
している。
115の第2の実施形態を示す。この図において、図4
と同様であるか類似の役割を担う部分には同じ参照番号
を付す。図4のバルブステム部15と比較して、作動部
材115は出現ステム部を有しておらず、カップ状であ
る。肩部32により支持されている作動部材115の第
1の端部30は、図4の対応する端部と比較して延びて
おり、作動部材115の移動を制限可能な自由面30a
を有している。図4の実施形態の場合と同様に、肩部3
2は、環状シール部材32への復元バネ(図示せず)の
作用下で押圧可能な環状の帯状部33を有している。こ
のシール部材32の中央の開口は、再充填容器の一部を
構成するバルブステム部43が、軸方向に押圧すること
により、作動部材115を押し戻して取込みバルブと再
充填貯蔵容器のバルブを同時に開放することができるよ
うに液密的に係合され得るような寸法とされている。再
充填容器に入れられた製品を移送するために、ステム部
43の自由端は複数の切欠き部(ニック部)43aを有
している。
【0061】図9において、シール部材32をバルブ本
体に取付けるための取付け管体60がその元の状態で示
されている。つまり、複数の破壊可能なフィン70によ
って肩部32に取付けられている。バルブ本体への取付
け管体60の嵌合、フィン70の破壊及びシール部材3
2の固定は、図5及び6の説明において既に記載した方
法と同様な方法で実施される。
体に取付けるための取付け管体60がその元の状態で示
されている。つまり、複数の破壊可能なフィン70によ
って肩部32に取付けられている。バルブ本体への取付
け管体60の嵌合、フィン70の破壊及びシール部材3
2の固定は、図5及び6の説明において既に記載した方
法と同様な方法で実施される。
【0062】上記の詳細な説明においては、発明の好適
な実施形態を説明した。しかしながら、特許請求の範囲
に記載された発明の思想から逸脱しない範囲で実施形態
を変形もしくは変更できることは明らかである。
な実施形態を説明した。しかしながら、特許請求の範囲
に記載された発明の思想から逸脱しない範囲で実施形態
を変形もしくは変更できることは明らかである。
【図1】 本発明に係る再充填可能な施与装置の一実施
形態を示す断面図である。
形態を示す断面図である。
【図2】 充填貯蔵容器で再充填されている状態の図1
の施与装置を示す断面図である。
の施与装置を示す断面図である。
【図3】 充填中の図1の施与装置を示す断面図であ
る。
る。
【図4】 図1ないし3に示された施与装置に設けられ
た本発明の第1の実施形態に係る雄型のバルブ作動部材
を示す断面図である。
た本発明の第1の実施形態に係る雄型のバルブ作動部材
を示す断面図である。
【図5】 バルブ本体への図4のバルブステム部の取付
け状態を示す断面図である。
け状態を示す断面図である。
【図6】 図5と同様の断面図である。
【図7】 本発明の他の実施形態に係る施与装置への取
込みバルブステム部の取付け状態を概略的に示す断面図
である。
込みバルブステム部の取付け状態を概略的に示す断面図
である。
【図8】 図7と同様の断面図である。
【図9】 遮断部材に支承された本発明の他の実施形態
に係る雌型の作動部材を模式的に示す断面図である。
に係る雌型の作動部材を模式的に示す断面図である。
4 施与バルブ 6 貯蔵容器 11 バルブ本体 13 取込みバルブ 15、115 開放/閉止手段 31 シール部材(遮蔽部材) 60 取付け部材 70 破壊可能な部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/40 A45D 34/04 550 B05B 11/00 101
Claims (22)
- 【請求項1】 バルブ本体(11)の内部に設けられる
ためのバルブ(13)作動部材であって、バルブを遮断
するシール部材(31)と協働して、第1の位置ではバ
ルブ本体(11)の内部を外部と連通させ、第2の位置
ではバルブ本体の内部と外部の間の連通を防止し得る開
放/閉止手段(15、115)と、バルブ本体の内部の
所定位置にバルブ遮断部材(31)を保持可能な取付け
部材(60)とを具備し、上記取付け部材が、作動部材
(13)がバルブ本体に設けられて取付け部材(60)
が遮断シール部材(31)に係合し取付け部材をバルブ
本体内の所定位置に保つときに破壊され得る少なくとも
一つの破壊可能な部位(70)により開放/閉止手段
(15、115)に連結されたバルブ作動部材。 - 【請求項2】 上記開放/閉止部材が雄型であり、流入
口と流出口を有する軸方向に延びる管路(45)を具備
するステム部(15)からなることを特徴とする請求項
1に記載の作動部材。 - 【請求項3】 上記開放/閉止部材は雌型であり、バル
ブ(42)を作動する部材(43)の雄部材を収容可能
なカップ部材(115)からなることを特徴とする請求
項1に記載の作動部材。 - 【請求項4】 取付け部材は環状部材(60)からな
り、上記開放/閉止部材(15、115)は上記環状部
材(60)の軸線に実質的に沿って配設され、開放/閉
止部材の廻りに放射状に配設された複数の破壊可能な部
位(70)により上記環状部材に連結されたことを特徴
とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の作動部
材。 - 【請求項5】 作動部材(15、115)が内部に設け
られたバルブ本体(11)を具備する、流体製品(P)
を加圧下で施与するためのバルブ(13)において、上
記作動部材が請求項1ないし4の何れか1項に記載の作
動部材であり、上記開放/閉止部材が、如何なる作動命
令もない状態で、バルブ本体内に位置せしめられた弾性
復元手段(27)により上記第2の位置に付勢されるこ
とを特徴とするバルブ。 - 【請求項6】 上部に作動手段(21)が設けられたバ
ルブ(13)を備えた容器(6)を具備し、流体製品
(P)を収容し加圧下で施与するための装置(1、20
1)において、上記バルブが、請求項5に記載のバルブ
であることを特徴とする装置。 - 【請求項7】 施与バルブ(4)と取込みバルブ(1
3)が設けられた加圧製品の貯蔵容器(6)を具備し、
上記取込みバルブ(13)が施与バルブ(4)から離れ
る方向に向いて該施与バルブと実質的に同一直線上に配
置され、作動施与手段(21)が上記施与又は取込みバ
ルブの少なくとも一方に連動し、各バルブが、指令に応
答して、上記バルブ(4、13)の開放と閉止を選択的
に可能にする手段(20、24、26、15、30、3
5、115)を有する作動部材を具備し、弾性復元手段
(27)が、如何なる指令もない状態で、開放/閉止手
段(20、24、26、15、30、35、115)を
閉止位置に付勢するために設けられ、上記施与及び取込
みバルブ(4、13)が貯蔵容器(6)と連通した一つ
の同一の本体(11)内に設けられ、同一の弾性復元手
段(27)により閉止位置に付勢される、流体製品
(P)を収容し加圧下で施与する装置(1、201)に
おいて、上記バルブの少なくとも一つを作動する部材が
請求項1ないし4の何れか1項に記載の部材であること
を特徴とする装置。 - 【請求項8】 施与バルブ(4)を開放/閉止する手段
は、側方傾動又は押込み型の出現バルブステム部(2
0)を具備してなることを特徴とする請求項7に記載の
装置。 - 【請求項9】 施与バルブ(4)及び/又は取込みバル
ブ(13)を開放/閉止する手段は、作動ステム部(4
3)を取外し可能に収容可能な雌部材(115)を具備
してなることを特徴とする請求項7又は8に記載の装
置。 - 【請求項10】 施与バルブ(4)に、該バルブを作動
させて、ある量の製品を施与するための押圧ボタン(2
1)が備えられ、取込みバルブ(13)は貯蔵容器
(6)を充填又は再充填するためのものであることを特
徴とする請求項7ないし9の何れか1項に記載の装置。 - 【請求項11】 本体(12)と底部(8)を具備し、
本体(2)は施与バルブ(4)用のバルブ保持皿状部を
形成し、底部(8)は取込みバルブ(13)用のバルブ
保持皿状部を形成し、装置(1)の本体(2)は、底部
(8)と協働して、一方では加圧製品用の貯蔵容器
(6)を、他方では上記バルブ用のバルブ本体(11)
を形成することを特徴とする請求項7ないし10の何れ
か1項に記載の装置。 - 【請求項12】 施与バルブ(4)は、第1の端部(2
6)がバルブ本体(11)内に開口し、第2の端部(2
8)がバルブ本体外に開口する施与バルブステム部(2
0)を具備し、取込みバルブ(13)は、第1の端部
(30)が施与バルブステム部(20)の第1の端部
(26)に実質的に対向して、バルブ本体(11)内に
開口し、第2の端部(29)がバルブ本体(11)外に
開口する取込みバルブステム部(15)を具備し、弾性
復元手段(27)が上記バルブステム部の上記第1の端
部(26、30)間に保持されたバネからなることを特
徴とする請求項11に記載の装置。 - 【請求項13】 本体(2)が、溶接、スナップ締結、
ネジ止め、又は接着により液密的に底部(8)に設けら
れたことを特徴とする請求項11又は12に記載の装
置。 - 【請求項14】 本体(2)は、施与バルブ(4)用の
バルブ保持皿状部を形成する第1の横断壁(3)と、貯
蔵容器の外部輪郭を画成する第1の側方スカート状部
(5)と、与えられた内径で貯蔵容器(6)の内部輪郭
を画成する第1の中央中空軸部(7)とを有し、底部
(8)が、取込みバルブ(13)用のバルブ保持皿状部
を形成する第2の横断壁(9)と、第1のものと協働し
て底部(8)を本体(2)に取付ける第2の側方スカー
ト状部(9b)と、バルブ本体(11)を形成する第2
の中央中空軸部(10)とを有し、上記第2の横断壁
(9)もまたバルブ本体の底部(12)を形成し、上記
第2の中央中空軸部(10)が第1の中央中空軸部
(7)の内径よりも僅かに小さい外径を有し、貯蔵容器
(6)とバルブ本体(11)の間の連通をなす手段(1
6、17、18、19)が設けられたことを特徴とする
請求項11ないし13の何れか1項に記載の装置。 - 【請求項15】 取込みバルブステム部(15)の第1
の端部(30)は、一面が上記底部(12)に対向する
実質的に平坦な部位を有し、取込みバルブ(13)は上
記面に形成されたシール帯状部(33)と取込みバルブ
ステム部(15)が貫通しバルブ本体の底部(12)に
配設されたシール部材(31)の間において弾性圧によ
り閉止位置に保持され、上記シール部材(31)は一方
では第2の中央中空軸部(10)の内壁に、他方では第
2のバルブステム部(15)に密に接触せしめられたこ
とを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】 本体の横断壁(3)は、施与装置
(1、201)の外側に、該施与手段(21)の自由縁
(53)を収容するように第1の側方スカート状部
(5)と第1の中央中空軸部(7)の間に環状溝(2
2)を有することを特徴とする請求項14又は15に記
載の装置。 - 【請求項17】 上記第1及び第2の中央中空軸部
(7、10)は実質的に同一の高さであり、上記第1の
中央中空軸部は底部(8)の横断壁(9)に溶着された
自由縁を有することを特徴とする請求項14ないし16
の何れか1項に記載の装置。 - 【請求項18】 底部(8)は取込みバルブステム部
(15)が没入する凹所(14)を有し、該凹所は、施
与装置のX軸に沿って、該バルブステム部(15)の出
現部分(29)の高さを越える高さを有することを特徴
とする請求項11ないし17の何れか1項に記載の装
置。 - 【請求項19】 底部(8)は、第2の側方スカート状
部(9a)と第2の中央中空軸部(10)との間に、凹
部側(46)が貯蔵容器(6)の内部に向く丸い環状の
形状部を有することを特徴とする請求項11ないし18
の何れか1項に記載の装置。 - 【請求項20】 施与バルブステム部(20)の第1の
端部(26)は、貯蔵容器を充填又は再充填するため
に、取込みバルブ(13)が開くとき取込みバルブステ
ム部(15)の動きを制限するように軸線方向に延びる
ストップ部(37)を形成することを特徴とする請求項
11ないし18の何れか1項に記載の装置。 - 【請求項21】 施与装置(1、201)の外側に開口
する取込みバルブステム部(15)の端部(29)は、
加圧補助容器(41)のバルブステム部(43)の自由
端と協働して装置に充填又は再充填をするように設計さ
れた形状を有することを特徴とする請求項12ないし2
0の何れか1項に記載の装置。 - 【請求項22】 上記製品が、ピストン、袋等の可撓性
又は剛性部材により製品から分離された、加圧ガスによ
り、非液化ガス製品により、製品に混合された液化ガス
により、又は独立気泡多孔性材料(M)から形成された
部材により、加圧されることを特徴とする請求項6ない
し21の何れか1項に記載の装置。
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