JP3045489B2 - 縦型充填包装機 - Google Patents

縦型充填包装機

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JP3045489B2
JP3045489B2 JP9347920A JP34792097A JP3045489B2 JP 3045489 B2 JP3045489 B2 JP 3045489B2 JP 9347920 A JP9347920 A JP 9347920A JP 34792097 A JP34792097 A JP 34792097A JP 3045489 B2 JP3045489 B2 JP 3045489B2
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film
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heater
bar receiver
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俊治 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状あるいは粘体
等の充填物を樹脂製の筒状フィルムに投入し、その筒状
フィルムを熱シールすることで袋詰製品を製造する縦型
充填包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液状あるいは粘体等の充填物を樹
脂製の筒状フィルムに投入し、充填物が投入された筒状
フィルムを熱シールして袋詰めする充填包装機として
は、図12に示すような縦型充填包装機がある。図12
は、従来の縦型充填包装機の概略側面図である。
【0003】図12に示すように、この縦型充填包装機
は、投入パイプ102の内部に設けられた投入ノズル1
01から投入される充填物145を袋詰めするものであ
る。投入パイプ102の外周部には、シート状フィルム
140’を筒状に形成するための製袋ガイド103が取
り付けられている。製袋ガイド103によって筒状に形
成された筒状フィルム140は、製袋ガイド103の下
方に設けられた縦シール装置104によってその合わせ
面が熱シールされる。
【0004】投入パイプ102の下方には、筒状フィル
ム140の側端部を挟んで下方に送るための円盤状のフ
ィルム送りローラ105が配置されている。フィルム送
りローラ105の下方には、フィルム送りローラ105
の回転に同期して回転される2つの円柱状ローラからな
る一対のシゴキローラ106が設けられる。各シゴキロ
ーラ106は、筒状フィルム140を挟み込むことによ
って充填物145を分割するためのものであり、互いに
筒状フィルム140の送り方向に垂直な方向に対向移動
可能に設けられている。
【0005】各シゴキローラ106の下方には、筒状フ
ィルム140をその幅方向に熱シールするための横シー
ル装置110が配置されている。横シール装置110
は、筒状フィルム140を間において対向配置され互い
に対向移動可能に設けられたヒーターバー111とヒー
ターバー受け112とを有する。ヒーターバー111は
シリンダ(不図示)によって前進および後退移動され、
ヒーターバー111にはヒータ(不図示)が内蔵され
る。また、ヒーターバー受け112には、カッタ113
がヒーターバー111に向かって進退可能に設けられて
いる。ヒーターバー111とヒーターバー受け112と
は、ヒーターバー111の運動に連動してヒーターバー
受け112を対向移動させる運動伝達機構(不図示)を
介して連結され、シリンダによってヒーターバー111
を前進させたり後退させることで、ヒーターバー111
とヒーターバー受け112とが閉じたり開いたりする。
【0006】以上説明した従来の縦型充填包装機では、
まず、シゴキローラ106を開いた状態で、投入ノズル
101から筒状フィルム140内に充填物145を、シ
ゴキローラ106の位置よりも高い位置まで投入する。
充填物145の投入後、シゴキローラ106を閉じて筒
状フィルム140を押し潰し、これによって充填物14
5を分割する。その後、フィルム送りローラ105およ
びシゴキローラ106を回転させて筒状フィルム140
を下方に送る。これに伴って、筒状フィルム140に
は、充填物145が存在していない空充填部140aが
形成される。
【0007】この空充填部140aが熱シール装置11
0の間に達したら、筒状フィルム140の送りを停止さ
せ、ヒーターバー111とヒーターバー受け112とを
閉じる。そして、ヒータの駆動により筒状フィルム14
0を熱シールした後、熱シールされた部分をカッタ11
3を前進させて切断し、ヒーターバー111とヒーター
バー受け112とを開く。この一連の動作を繰り返すこ
とで、袋詰製品が連続的に生産される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の縦型充填包装機では、1本のシリンダによりヒーター
バーおよびヒーターバー受けの対向移動を行っている。
このことは、袋詰製品が小型のものである場合には問題
はないが、内容量が5〜10kgという重い袋詰製品を
製造する場合には以下に記載するような問題が生じる。
【0009】袋詰製品の重量が大きくなると、フィルム
としては、その重量に耐えられる強度を使用する必要が
あり、厚さの厚いフィルムが用いられる。そのため、そ
のような厚さの厚いフィルムを確実に熱シールするため
には、ヒータ熱量を増加させる他に、ヒーターバーとヒ
ーターバー受けとを大きな力で加圧しなければならなく
なる。また、袋詰製品の重量が重くなると、袋自体の大
きさも大きくなるので、充填物が投入された状態での筒
状フィルムの膨らみも大きくなる。そのため、ヒーター
バーとヒーターバー受けとが開いたときの間隔も広くし
なければならなくなる。
【0010】以上のことから、重量が大きな袋詰製品を
製造する際には、一定のシール強度が得られ、かつ、大
きく膨らんだ筒状フィルムがヒーターバーとヒーターバ
ー受けとの間を通過できるようにするために、断面積が
大きく、かつストロークが長いシリンダを選定する必要
があった。このようなシリンダでは、エアの必要量が増
大する他、シリンダを支持する基部に大きな荷重がかか
るためシリンダの支持構造が複雑かつ大きなものになる
という問題点があった。
【0011】そこで本発明は、横シール装置の駆動に必
要なエアの使用量が少なく、しかもシリンダの支持構造
が簡単な縦型充填包装機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の縦型充填包装機は、充填物が投入される筒状フ
ィルムを間において対向配置され、前記筒状フィルムを
挟みつつ回転して前記筒状フィルムを下方に送ることで
前記筒状フィルムに空充填部を形成する一対のシゴキロ
ーラと、前記空充填部をその幅方向に熱シールし切断す
る横シール装置とを有し、前記横シール装置は、前記筒
状フィルムを間において対向配置され、伝達機構を介し
て互いに対向移動可能に設けられたヒーターバーおよび
ヒーターバー受けと、前記ヒーターバー受けに、前記ヒ
ーターバーに向かって進退可能に設けられたカッタと、
前記ヒーターバーと前記ヒーターバー受けとを、両者が
開いた第1の位置と、該第1の位置よりも両者が接近し
第2の位置との間で移動させるための小出力の移動用
のエアシリンダと、前記ヒーターバーと前記ヒーターバ
ー受けとが前記第2の位置にあるときに、前記ヒーター
バーをヒーターバー受けに加圧させるために前記ヒータ
ーバーをさらに前記ヒーターバー受けに向けて移動させ
大出力の加圧用のエアシリンダとを備えるものであ
る。
【0013】上記のとおり構成された本発明の縦型充填
包装機では、充填物が投入された筒状フィルムは、シゴ
キローラで挟まれて充填物が分割され、シゴキローラの
回転により空充填部が形成される。この空充填部が横シ
ール装置の間まで送られたら、まず、移動用のエアシリ
ンダを駆動させて、ヒーターバーとヒーターバー受けと
を接近させる。次いで、加圧用のエアシリンダを駆動さ
せて、ヒーターバーとヒーターバー受けとで空充填部を
加圧し、熱シールした後、熱シールされた部分をカッタ
で切断し、これにより袋詰製品が得られる。
【0014】このように、ヒーターバーおよびヒーター
バー受けの主な移動(第1の位置と第2の位置との間の
移動)は移動用のエアシリンダでなされるので、移動用
のエアシリンダは、大きなストロークは必要であっても
大きな出力は特に必要としない。また、加圧用のエアシ
リンダは、ヒーターバーとヒーターバー受けとが接近し
た第2の位置で駆動されて空充填部を加圧するので、大
きな出力は必要であっても大きなストロークは必要とし
ない。従って、従来のように、大きなストロークかつ大
きな出力が必要なシリンダを用いる場合に比べて、全体
としては横シールに必要なエアの使用量が少なくてす
む。また、従来のように大型のシリンダを必要としない
ので、シリンダの支持構造も簡単である。
【0015】また、上記伝達機構は、中間部が回動自在
に支持されるとともに一部位が移動用のエアシリンダの
ロッドと回動自在に連結されたレバーと、ヒーターバー
およびヒーターバー受けの移動方向と平行に配設され、
ヒーターバーを支持する部材が摺動自在に設けられると
ともにヒーターバー受けを支持する部材が固定されたガ
イド軸と、レバーを間においてヒーターバーと反対側に
配置され、ガイド軸に固定されたスライダと、レバーの
両端部にそれぞれ回動自在に設けられ、レバーを介して
ヒーターバーを支持する部材とスライダとを連結する2
つの連結部材とを有する構造であってもよい。
【0016】このような構成によれば、移動用のエアシ
リンダの駆動によりレバーが回動し、それに伴う2つの
連結部材の移動により、ヒーターバーとヒーターバー受
けとが互いに対向移動される。特にこの場合、上記2つ
の連結部材を、移動用のエアシリンダのロッドを突出さ
せたとき、レバーの回動中心上を通りかつヒーターバー
およびヒーターバー受けの移動方向と平行な直線状に位
置するように連結させることで、伝達機構は一種のトグ
ルジョイントを構成する。その結果、移動用のエアシリ
ンダのロッドを突出させた状態では、ヒーターバーがヒ
ーターバー受けに加圧されたとき、ヒーターバーに大き
な反力が加わっても、レバーおよび各連結部材がこの反
力に屈して変位することはない。
【0017】さらに、ヒーターバーおよびヒーターバー
受けのそれぞれの上方および下方に、筒状フィルムを側
方から挟み込むフィルム押えが、ヒーターバーおよびヒ
ーターバー受けとで筒状フィルムを加圧する前に筒状フ
ィルムを挟み込むように設けられている構成としてもよ
い。このようにフィルム押えを設けることで、ヒーター
バーとヒーターバー受けとで空充填部を挟むときに、空
充填部にしわが発生するのが防止される。また、生産効
率を向上させるために横シール中に次の充填物を投入す
ることも可能である。
【0018】これらフィルム押えは、ヒーターバーを支
持する部材およびヒーターバー受けを支持する部材に設
けることで、フィルム押えのための駆動機構は不要とな
る。また、上記フィルム押えの少なくとも一つに、筒状
フィルムのヒーターバーとヒーターバー受けとで加圧さ
れる部分に向けて圧縮空気を噴射する噴射機構を設け、
ヒーターバーによる熱シール後、噴射機構から圧縮空気
を噴射させて、熱シールされた部分を冷却する構成とす
ることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0020】(第1の実施形態)図1は、本発明の縦型
充填包装機の第1の実施形態の構成を示す図である。本
実施形態の縦型充填包装機は、投入ノズル1から投入さ
れる充填物45を、製袋ガイド3によって筒状に形成さ
れその合わせ面が縦シール装置4で熱シールされた樹脂
製の筒状フィルム40に充填し、充填物45が充填され
た筒状フィルム40をその幅方向に熱シールすることで
袋詰製品を製造するものである。
【0021】図1において、投入ノズル1、投入パイプ
2、製袋ガイド3、縦シール装置4、各フィルム送りロ
ーラ5、各シゴキローラ6はそれぞれ図12に示したも
のと同様に構成されるので、それらの説明は省略する。
【0022】横シール装置10は、シゴキローラ6の下
方に配置され、移動用シリンダ11と加圧用シリンダ3
1との2種類のエアシリンダを有する。移動用シリンダ
11は、伝達機構20を介して、ヒーターバー32が設
けられた加圧ユニット30とヒーターバー受け35とを
対向移動させるためのものである。加圧用シリンダ31
は加圧ユニット30に設けられ、移動用シリンダ11に
よる移動とは別にヒーターバー32をヒーターバー受け
35に対して前進させ、これによってヒーターバー32
をヒーターバー受け35に加圧させるためのものであ
る。
【0023】なお、ヒーターバー受け35には、従来と
同様に、筒状フィルム40を幅方向に切断するためのカ
ッタ33が、ヒーターバー32との対向面に対して進退
可能に設けられている。また、ヒーターバー32には、
ヒータ(不図示)が内蔵されるとともに、カッタ33と
対向する位置に、カッタ33が前進したときにカッタ3
3が進入される溝32aが形成されている。
【0024】以下に、横シール装置10の駆動機構につ
いて、図2を参照して詳細に説明する。図2は、図1に
示した横シール装置の平面図である。
【0025】図2において、装置フレーム12には、移
動用シリンダ11を支持するシリンダ支持板13と、レ
バー支持板22とが、互いに間隔をおいて平行に配置さ
れて固定されている。レバー支持板22の中央部にはレ
バー軸22aが設けられ、このレバー軸22aに、略L
字状のレバー23が、その長辺の中間部で回動自在に軸
支されている。レバー23の短辺の先端部は、移動用シ
リンダ11のロッドの先端部に回動自在に連結されてい
る。これにより、レバー23は、図2に示した状態から
移動用シリンダ11のロッドを突出させると、レバー軸
22aを中心として図示時計回りに回動する構成となっ
ている。
【0026】シリンダ支持板13およびレバー支持板2
2の両端部にはそれぞれ、移動用シリンダ11のロッド
の進退方向と平行に配設されたガイド軸21が摺動自在
に設けられている。各ガイド軸21は、レバー支持板2
2を貫通する長さを有し、シリンダ支持板13に保持さ
れている部分と反対側の端部には、ヒーターバー受け3
5を支持するヒーターバー受け支持板36の両端部が固
定されている。また、レバー支持板22とヒーターバー
受け支持板36との間には、加圧用シリンダ支持板34
が、その両端部をガイド軸21に摺動自在に支持されて
設けられている。
【0027】加圧用シリンダ支持板34には、2つの加
圧用シリンダ31が固定され、これら各加圧用シリンダ
31のロッドにヒーターバー32が固定されている。こ
れにより、ヒーターバー32はヒーターバー受け35と
対向配置される。さらに、加圧用シリンダ支持板34
は、一端部が加圧用シリンダ支持板34の中央部に回動
自在に支持され他端部がレバー23の長辺と短辺との交
差部に回動自在に支持された連結部材24によって、レ
バー23と連結されている。
【0028】一方、シリンダ支持板13とレバー支持板
22との間には、スライダ26が、その両端部をガイド
軸21に固定されて配置されている。スライダ26は、
一端部がスライダ26の中央部に回動自在に支持され他
端部がレバー23の長辺の先端部に回動自在に支持され
た連結部材25によって、レバー23と連結されてい
る。また、スライダ26には、移動用シリンダ11の先
端部を摺動可能に保持する保持部材26aが設けられて
おり、これにより、移動用シリンダ11を動作させたと
きの移動用シリンダ11の軸心ぶれを防止している。
【0029】以上説明したように構成された横シール装
置10では、移動用シリンダ11のロッドを突出させる
ことによって、レバー23が図示時計回りに回動する。
それに伴って、図3に示すように、加圧用シリンダ支持
板34がガイド軸21に沿って前進し、ヒーターバー3
2がヒーターバー受け35に向かって移動する一方で、
スライダ26は後退する。スライダ26は、両端部がガ
イド軸21に固定されているので、スライダ26が後退
することでガイド軸21も後退し、それによってヒータ
ーバー受け35がヒーターバー32に向かって移動す
る。
【0030】ここで、移動用シリンダ11のロッドを引
き込ませたときのヒーターバー32とヒーターバー受け
35との位置を第1の位置、移動用シリンダ11のロッ
ドを突出させたときのヒーターバー32とヒーターバー
受け35との位置を第2の位置としたとき、第1の位置
では両者の間を充填物45が投入された筒状フィルム4
0が通過可能で、第2の位置では両者の間を少なくとも
後述する空充填部40a(図6(d)参照)が通過可能
にヒーターバー32とヒーターバー受け35とが保持さ
れるように、ヒーターバー32とヒーターバー受け35
との初期位置および移動量が設定される。
【0031】また、レバー23の回動中心から、各連結
部材24,25のレバー23との連結部での回動中心ま
での距離Aは互いに等しく、かつ、各連結部材24,2
5の両端部の回動中心間の距離Bも互いに等しい。これ
により、レバー23と各連結部材24,25とによって
一種のトグルジョイントを構成している。そして、移動
用シリンダ11のロッドを突出させた状態では、図3に
示したように、レバー23の長辺部分と各連結部材2
4,25とは、レバー軸22a上を通り、かつヒーター
バー32およびヒーターバー受け35の移動方向と平行
な直線上に配置され、これにより加圧用シリンダ支持板
34とスライダ26(ヒーターバー受け支持板36)と
は変位不能に保持される。
【0032】移動用シリンダ11のロッドを突出させた
後、さらに、各加圧用シリンダ31を駆動し、それらの
ロッドを突出させると、図4に示すように、ヒーターバ
ー32がヒーターバー受け35に向かって移動し、ヒー
ターバー受け35に加圧される。従って、ヒーターバー
32とヒーターバー受け35との間に筒状フィルム40
(図2参照)が配置された状態で各加圧用シリンダ31
のロッドを突出させてヒーターバー32とヒーターバー
受け35とで筒状フィルム40を加圧し、ヒーターバー
32のヒーターを駆動することで、筒状フィルム40は
幅方向に熱シールされる。
【0033】以上説明したことから明らかなように、レ
バー23と、2つの連結部材24,25と、スライダ2
6と、2本のガイド軸21とで、図1に示した伝達機構
20が構成され、加圧用シリンダ支持板34と、2つの
加圧用シリンダ31と、ヒーターバー32とで、図1に
示した加圧ユニット30が構成される。
【0034】次に、本実施形態の縦型充填包装機の動作
について、図2を参照しつつ、図5および図6を用いて
説明する。
【0035】まず、図5(a)に示すように、シゴキロ
ーラ6を開くとともに、移動用シリンダ11(図2参
照)のロッドおよび加圧用シリンダ31のロッドを引き
込ませ、ヒーターバー32とヒーターバー受け35との
間隔を最大とした状態で、投入ノズル1から筒状フィル
ム40内に充填物45を投入する。
【0036】充填物45がシゴキローラ6の位置よりも
高い位置まで投入されたら、充填物45の投入を止め、
図5(b)に示すように、シゴキローラ6を閉じて筒状
フィルム40内の充填物45を分割する。次いで、図5
(c)に示すように、フィルム送りローラ5およびシゴ
キローラ6を回転させて、筒状フィルム40を下方に送
る。これにより、筒状フィルム40には、充填物45が
存在しない空充填部40aが形成される。
【0037】筒状フィルム40が下方に送られ、空充填
部40aがヒーターバー32とヒーターバー受け35と
の間に達したら、フィルム送りローラ5およびシゴキロ
ーラ6の回転を停止した後、移動用シリンダ11のロッ
ドを突出させて、図6(d)に示すように、ヒーターバ
ー32およびヒーターバー受け35を前進させる。この
状態では、ヒーターバー32およびヒーターバー受け3
5は間隔をおいて保持され、空充填部40aは挟持され
ない。
【0038】次いで、加圧用シリンダ31のロッドを突
出させ、図6(e)に示すように、ヒーターバー32と
ヒーターバー受け35とで空充填部40aを挟持する。
このとき、ヒーターバー32には、ヒーターバー受け3
5による反力が加わるが、図3および4に示したよう
に、レバー23の長辺部分と各連結部材24,25と
は、レバー軸22a上を通りかつヒーターバー32およ
びヒーターバー受け35の移動方向と平行な直線上に配
置される。従って、ヒーターバー32に大きな反力が加
わってもレバー23および各連結部材24,25が、こ
の反力に屈して変位することはない。
【0039】そして、ヒーターバー32のヒーターを駆
動して空充填部40aを幅方向に熱シールし、ヒーター
バー受け35のカッタ33(図1参照)を前進させて、
熱シールされた部分を切断する。熱シールされた部分が
切断されたら、図6(f)に示すように、加圧用シリン
ダ31のロッドを引き込ませてヒーターバー32を後退
させる。これにより、ヒーターバー32とヒーターバー
受け35とによる空充填部40aの挟持が解除され、袋
詰製品47が落下する。
【0040】その後、移動用シリンダ11のロッドを引
き込ませてヒーターバー32およびヒーターバー受け3
5を後退させるとともに、シゴキローラ6を開き、図5
(a)に示したように、再び投入ノズル1から筒状フィ
ルム40内に充填物45を投入する。以上の一連の工程
を繰り返して行うことで、袋詰製品47が連続して生産
される。
【0041】上述したように、本実施形態では移動用シ
リンダ11と加圧用シリンダ31との2種類のシリンダ
を有する。移動用シリンダ11は、加圧ユニット30お
よびヒーターバー受け35が互いに加圧される直前まで
の移動のために用いられ、加圧のためには用いられな
い。従って、移動用シリンダ11は、それほど大きな力
を発生させる必要はなく、加圧ユニット30およびヒー
ターバー受け35の移動に必要なストロークがあれば、
シリンダ出力すなわち断面積は小さくても構わない。一
方、加圧用シリンダ31は、ヒーターバー32をヒータ
ーバー受け35に加圧させるために用いられ、大きな力
を発生させるためにシリンダ出力が大きいものを使用す
る必要がある。しかし、加圧用シリンダ31は、ヒータ
ーバー32とヒーターバー受け35とが互いに接近した
状態で駆動されるので、そのストロークは小さくて構わ
ない。
【0042】このように、ヒーターバー32およびヒー
ターバー受け35の移動工程と加圧工程とを、それぞれ
移動用シリンダ11と加圧用シリンダ31とで別々に受
け持っているため、2種類のシリンダを用いていても、
従来のようにストロークが長く、かつ、シリンダ出力が
大きなシリンダを使用する場合に比べて、全体としては
エアの使用量を大幅に少なくすることができる。
【0043】また、従来のようにストロークが長く、か
つ、シリンダ出力が大きいシリンダを使う必要がないの
で、シリンダの支持構造も簡略化することができる。さ
らに、移動用シリンダ11を駆動しただけではヒーター
バー32とヒーターバー受け35とは当接しないので、
空充填部40aを形成するために筒状フィルム40を下
方に送っている間に移動用シリンダ11を駆動すること
もできる。これによれば、袋詰製品1個当たりの生産時
間を短縮することができ、より効率的に袋詰製品を生産
することができる。
【0044】ところで、熱シールに最適な加圧力は、フ
ィルムの材質や厚さ等により異なり、それに応じてヒー
ターバー32とヒーターバー受け35との加圧力を設定
する必要がある。そのためには、最適なシリンダ出力を
もつシリンダを選択しなければならないが、従来のよう
に1本のシリンダのみを使用している場合には、シリン
ダ出力の他に、ストロークも考慮しなければならず、シ
リンダの選択範囲が狭くなってしまう。これに対して本
実施形態では、熱シールに直接関わる加圧用シリンダ3
1は、ストロークについて特別に考慮する必要はなく、
主としてシリンダ出力について考慮して選択すればよい
ので、使用可能なシリンダの選択の幅が広がる。
【0045】(第2の実施形態)図7は、本発明の縦型
充填包装機の第2の実施形態の構成を示す図である。
【0046】本実施形態では、横シール装置60に、筒
状フィルム40を側方から挟んで支持するフィルム押え
87a,87b,88a,88bが設けられている。フ
ィルム押え87a,87b,88a,88bは、ヒータ
ーバー82およびヒーターバー受け85のそれぞれの上
方と下方とに配置されている。
【0047】ヒーターバー82側に設けられた2つのフ
ィルム押え87a,87bは、加圧ユニット80の加圧
用シリンダ支持板84に固定され、その先端面は、ヒー
ターバー82の先端面よりも、加圧用シリンダ81のス
トローク分だけヒーターバー受け85側に位置してい
る。また、ヒーターバー受け85側に設けられた2つの
フィルム押え88a,88bは、ヒーターバー受け支持
板86に圧縮コイルばね89を介して取り付けられてお
り、その先端面は、ヒーターバー受け85の先端面より
もわずかにヒーターバー83側に位置している。
【0048】これにより、ヒーターバー82側のフィル
ム押え87a,87bは加圧用シリンダ支持板84の移
動に伴って移動され、ヒーターバー受け85側のフィル
ム押え88a,88bはヒーターバー受け支持板86の
移動に伴って移動されるので、フィルム押え87a,8
7b,88a,88bのための駆動機構は不要である。
【0049】各フィルム押え87a,87b,88a,
88bの先端面には、それぞれ筒状フィルム40を挟ん
だときに筒状フィルム40を傷付けないようにするた
め、シリコーンゴムが貼り付けられている。
【0050】上述したようにフィルム押え87a,87
b,88a,88bが設けられていること以外の構成、
すなわち、投入パイプ52、投入ノズル51、製袋ガイ
ド53、縦シール装置54、フィルム送りローラ55、
シゴキローラ56、移動用シリンダ61、および移動用
シリンダ61の出力を加圧ユニット80およびヒーター
バー受け85に伝達し両者を対向移動させるための伝達
機構70の構成は第1の実施形態と同様であるので、そ
の説明は省略する。
【0051】次に、本実施形態の縦型充填包装機の動作
について、図7〜図9を参照して説明する。
【0052】まず、図7に示すように、シゴキローラ5
6を開くとともに、移動用シリンダ61のロッドおよび
加圧用シリンダ81のロッドを引き込ませた状態で、投
入ノズル51から筒状フィルム40内に充填物45を投
入する。
【0053】充填物45がシゴキローラ56の位置より
も高い位置まで投入されたら、充填物45の投入を止
め、図8(a)に示すように、シゴキローラ56を閉じ
て筒状フィルム40内の充填物45を分割する。次い
で、図8(b)に示すように、フィルム送りローラ55
およびシゴキローラ56を回転させて、筒状フィルム4
0を下方に送る。これにより、筒状フィルム40には、
充填物45が存在しない空充填部40aが形成される。
【0054】筒状フィルム40が下方に送られ、空充填
部40aがヒーターバー82とヒーターバー受け85と
の間に達したら、筒状フィルム40の送りを停止した
後、移動用シリンダ61(図7参照)のロッドを突出さ
せて、図8(c)に示すように、ヒーターバー82およ
びヒーターバー受け85を前進させる。これにより、上
方のフィルム押え87a,88aおよび下方のフィルム
押え87b,88bは、ヒーターバー82およびヒータ
ーバー受け85の上下において空充填部40aを側方か
ら挟持する。なお、この状態では、ヒーターバー82お
よびヒーターバー受け85によっては空充填部40aは
挟持されない。
【0055】次いで、加圧用シリンダ81のロッドを突
出させ、図9(d)に示すように、ヒーターバー82と
ヒーターバー受け85とで空充填部40aを挟持する。
そして、第1の実施形態と同様に、空充填部40aの熱
シールおよび切断を行う。また、これと同時に、シゴキ
ローラ56を開き、次の充填物45’を筒状フィルム4
0内に投入する。筒状フィルム40の、ヒーターバー8
2とヒーターバー受け85とで挟持されている部分の上
方はフィルム押え87a,88aによって挟持され、フ
ィルム押え87a,88aの下方には充填物45’が投
入されないので、このように筒状フィルム40の熱シー
ルと同時に充填物45’を投入しても、熱シールされる
部分の温度が充填物45’によって低下したり、溶融し
たフィルムが充填物45’の重量で破れたりすることは
ない。
【0056】熱シールされた部分が切断されたら、図9
(e)に示すように、加圧用シリンダ81のロッドを引
き込ませてヒーターバー82を後退させ、さらに、移動
用シリンダ61のロッドを引き込ませて、図9(f)に
示すように、ヒーターバー82およびヒーターバー受け
85を後退させる。これにより、フィルム押え87a,
87b,88a,88bによる筒状フィルム40の挟持
が解除され、袋詰製品47が落下する。以上の一連の動
作を繰り返し行うことで、袋詰製品47が連続して生産
される。
【0057】本実施形態のように、ヒーターバー82お
よびヒーターバー受け85の上下にフィルム押え87
a,87b,88a,88bを設けることで、ヒーター
バー82とヒーターバー受け85とで挟まれる部分はフ
ィルム押え87a,87b,88a,88bにより平ら
にされた状態とされているので、筒状フィルム40をヒ
ーターバー82とヒーターバー受け85とで挟んだとき
に筒状フィルム40にしわ等が発生せず、良好な熱シー
ルが可能となる。さらに、フィルム押え87a,87
b,88a,88bは熱シール中も筒状フィルム40を
挟持しているため、熱シール中に次の充填物を45’投
入することができ、袋詰製品47の生産効率を向上させ
ることができる。
【0058】さらに、筒状フィルム40の熱シール部を
効率的に冷却するために、熱シール部に圧縮空気を噴射
する噴射機構を付加することもできる。
【0059】図10および11に、この噴射機構を有す
る加圧ユニットの一例を示す。図10は、噴射機構を有
する加圧ユニットをヒーターバー受け側から見た図であ
る。図11は、図10に示した加圧ユニットの側面図で
あり、フィルム押えの先端部を断面で示している。
【0060】図10および11に示すように、加圧ユニ
ット90に設けられた2つのフィルム押え97a,97
bの内部には、それぞれ幅方向ほぼ全域にわたって空気
流路98が形成されている。空気流路98の一端はフィ
ルム押え97a,97bの一端に開口し、その開口に
は、外部の圧縮空気供給源(不図示)から空気流路98
に圧縮空気を導入するための空気導入口98aが設けら
れている。各フィルム押え97a,97bの先端部に
は、フィルム押え97a,97bの幅方向に間隔をおい
て複数の噴射口98bが開口している。各噴射口98b
はそれぞれ空気流路98と連通しており、空気導入口9
8aから空気流路98内に導入された圧縮空気は各噴射
口98bから噴射される。また、各噴射口98bは、筒
状フィルムの、ヒーターバー92とヒーターバー受け
(図10および11では不図示)とで挟まれている部分
に向けて圧縮空気を噴射する位置に開口している。
【0061】上記のような噴射機構を設け、熱シール直
後にこの噴射機構から圧縮空気を噴射させることで、熱
シールされた部分をより速く冷却することができる。そ
の結果、熱シールから切断までの時間を短縮することが
できるとともに、十分なシール強度を確保することがで
きる。
【0062】なお、図10および11では各フィルム押
え97a,97bに噴射機構を設けた例を示したが、い
ずれか一方に設けるだけでもよい。また、噴射機構はヒ
ーターバー受け側に設けてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明の縦型充填包
装機は、筒状フィルムの空充填部を幅方向に熱シールし
て切断する横シール装置に、ヒーターバーおよびヒータ
ーバー受けの移動用のエアシリンダと、ヒーターバーを
ヒーターバー受けに加圧させるための加圧用のエアシリ
ンダとを設けることで、ストロークが大きくかつ出力が
大きなエアシリンダは不要となるので、結果的に、横シ
ールに必要なエアの使用量を少なくすることができ、し
かもエアシリンダの支持構造も簡単にすることができ
る。
【0064】さらに、ヒーターバーおよびヒーターバー
受けのそれぞれの上方および下方に、筒状フィルムを側
方から挟み込むフィルム押を設けることで、ヒーターバ
ーとヒーターバー受けとで空充填部を挟むときに、空充
填部にしわが発生するのを防止することができ、良好な
熱シールが可能となる。また、横シール中に次の充填物
を投入することができるようになり、生産効率を向上さ
せることができる。加えて、フィルム押えの少なくとも
一つに、筒状フィルムのヒーターバーとヒーターバー受
けとで加圧される部分に向けて圧縮空気を噴射する噴射
機構を設けることで、熱シールされた部分を早急に冷却
することができ、熱シールから切断までの時間を短縮す
ることができるとともに、十分なシール強度を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縦型充填包装機の第1の実施形態の構
成を示す図である。
【図2】図1に示した横シール装置の平面図である。
【図3】図1に示した横シール装置の、移動用シリンダ
のロッドを突出させた状態を示す平面図である。
【図4】図1に示した横シール装置の平面図であり、図
3に示した状態からさらに加圧用シリンダのロッドを突
出させた状態を示す。
【図5】図1に示した縦型充填包装機の動作を説明する
ための図である。
【図6】図1に示した縦型充填包装機の動作を説明する
ための図である。
【図7】本発明の縦型充填包装機の第2の実施形態の構
成を示す図である。
【図8】図7に示した縦型充填包装機の動作を説明する
ための図である。
【図9】図7に示した縦型充填包装機の動作を説明する
ための図である。
【図10】噴射機構を有する加圧ユニットをヒーターバ
ー受け側から見た図である。
【図11】図10に示した加圧ユニットの側面図であ
り、フィルム押えの先端部を断面で示している。
【図12】従来の縦型充填包装機の概略側面図である。
【符号の説明】
1,51 投入ノズル 2,52 投入パイプ 3,53 製袋ガイド 4,54 縦シール装置 5,55 フィルム送りローラ 6,56 シゴキローラ 10,60 横シール装置 11,61 移動用シリンダ 12 装置フレーム 13 シリンダ支持板 20,70 伝達機構 21 ガイド軸 22 レバー支持板 23 レバー 24,25 連結部材 26 スライダ 30,80,90 加圧ユニット 31,81 加圧用シリンダ 32,82,92 ヒーターバー 33 カッタ 34,84 加圧用シリンダ支持板 35,85 ヒーターバー受け 36,86 ヒーターバー受け支持板 40 筒状フィルム 45 充填物 87a,87b,88a,88b,97a,97b
フィルム押え 98 空気流路 98a 空気導入口 98b 噴射口

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填物が投入される筒状フィルムを間に
    おいて対向配置され、前記筒状フィルムを挟みつつ回転
    して前記筒状フィルムを下方に送ることで前記筒状フィ
    ルムに空充填部を形成する一対のシゴキローラと、 前記空充填部をその幅方向に熱シールし切断する横シー
    ル装置とを有し、 前記横シール装置は、 前記筒状フィルムを間において対向配置され、伝達機構
    を介して互いに対向移動可能に設けられたヒーターバー
    およびヒーターバー受けと、 前記ヒーターバー受けに、前記ヒーターバーに向かって
    進退可能に設けられたカッタと、 前記ヒーターバーと前記ヒーターバー受けとを、両者が
    開いた第1の位置と、該第1の位置よりも両者が接近し
    第2の位置との間で移動させるための小出力の移動用
    のエアシリンダと、 前記ヒーターバーと前記ヒーターバー受けとが前記第2
    の位置にあるときに、前記ヒーターバーをヒーターバー
    受けに加圧させるために前記ヒーターバーをさらに前記
    ヒーターバー受けに向けて移動させる大出力の加圧用の
    エアシリンダとを備える縦型充填包装機。
  2. 【請求項2】 前記伝達機構は、 中間部が回動自在に支持されるとともに、一部位が前記
    移動用のエアシリンダのロッドと回動自在に連結された
    レバーと、 前記ヒーターバーおよび前記ヒーターバー受けの移動方
    向と平行に配設され、前記ヒーターバーを支持する部材
    が摺動自在に設けられるとともに、前記ヒーターバー受
    けを支持する部材に固定されたガイド軸と、 前記レバーを間において前記ヒーターバーと反対側に配
    置され、前記ガイド軸に固定されたスライダと、 前記レバーの両端部にそれぞれ回動自在に設けられ、前
    記レバーを介して前記ヒーターバーを支持する部材と前
    記スライダとを連結する2つの連結部材とを有する請求
    項1に記載の縦型充填包装機。
  3. 【請求項3】 前記2つの連結部材は、前記移動用のエ
    アシリンダのロッドを突出させたとき、前記レバーの回
    動中心上を通り、かつ前記ヒーターバーおよび前記ヒー
    ターバー受けの移動方向と平行な直線上に位置するよう
    に連結されている請求項2に記載の縦型充填包装機。
  4. 【請求項4】 前記ヒーターバーおよび前記ヒーターバ
    ー受けのそれぞれの上方および下方に、前記筒状フィル
    ムを側方から挟み込むフィルム押えが、前記ヒーターバ
    ーおよび前記ヒーターバー受けとで前記筒状フィルムを
    加圧する前に前記筒状フィルムを挟み込むように設けら
    れている請求項1に記載の縦型充填包装機。
  5. 【請求項5】 前記フィルム押えは、それぞれ前記ヒー
    ターバーを支持する部材および前記ヒーターバー受けを
    支持する部材に設けられている請求項4に記載の縦型充
    填包装機。
  6. 【請求項6】 前記フィルム押えの少なくとも一つに
    は、前記筒状フィルムの前記ヒーターバーと前記ヒータ
    ーバー受けとで加圧される部分を冷却するために該部分
    に向けて圧縮空気を噴射する噴射機構が設けられている
    請求項4または5に記載の縦型充填包装機。
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