JP3045366U - 表面自然石結合消波ブロック - Google Patents
表面自然石結合消波ブロックInfo
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- JP3045366U JP3045366U JP1997006225U JP622597U JP3045366U JP 3045366 U JP3045366 U JP 3045366U JP 1997006225 U JP1997006225 U JP 1997006225U JP 622597 U JP622597 U JP 622597U JP 3045366 U JP3045366 U JP 3045366U
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- JP
- Japan
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- block
- natural stone
- perforated portion
- natural
- filled
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブロック設置場所の自然な感じを創出し、ブ
ロック設置場所の自然の感じを創出するとともに、ブロ
ック設置区域の海産物の棲息環境を保全し、魚介類の棲
息の場を作り出す表面自然石結合ブロックを提供する。 【解決手段】 自然石Aに設けた穿孔部1にエポキシ樹
脂接着剤2を充填してアンカー材3を挿入して前記穿孔
部1にアンカー材3を植立し、中心部より互いに直交す
る3つの軸に沿って脚片が岐出された6脚ブロック型の
コンクリートブロックBの表面に穿設され、且つ接着剤
が充填された穿孔部に前記アンカー材3を挿入し、前記
コンクリートブロックの表面に多数の自然石が固定され
た表面自然石結合消波ブロックを構成した。
ロック設置場所の自然の感じを創出するとともに、ブロ
ック設置区域の海産物の棲息環境を保全し、魚介類の棲
息の場を作り出す表面自然石結合ブロックを提供する。 【解決手段】 自然石Aに設けた穿孔部1にエポキシ樹
脂接着剤2を充填してアンカー材3を挿入して前記穿孔
部1にアンカー材3を植立し、中心部より互いに直交す
る3つの軸に沿って脚片が岐出された6脚ブロック型の
コンクリートブロックBの表面に穿設され、且つ接着剤
が充填された穿孔部に前記アンカー材3を挿入し、前記
コンクリートブロックの表面に多数の自然石が固定され
た表面自然石結合消波ブロックを構成した。
Description
【0001】
本考案は消波ブロック等、水工ブロックに係るものである。
【0002】
従来のブロックはコンクリートで製造されている。
【0003】
従来の消波ブロックはこのようにコンクリートで構成されているので、同ブロ ックが設置された海岸、港湾、漁港の景観を損ない、最近、地域住民や環境保護 団体からもブロック設置に対する反対要望が高まっている。 本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案されたもので、その目的と するところは、ブロック設置場所の自然な感じを創出するとともに、ブロック設 置地区の海産物の棲息環境を保全し、魚介類の棲息の場を作り出す表面自然石結 合ブロックを提供する点にある。
【0004】
前記の目的を達成するため、本考案に係る表面自然石消波ブロックは、自然石 に設けた穿孔部に接着剤を充填し、同穿孔部にアンカー材を挿入して固定し、か くして自然石から植立されたアンカー材を、ブロック中心部より互いに直交する 3つの軸に沿って直方体状ブロックが岐出された6脚ブロック型のコンクリート ブロックにおけるコンクリート部の表面に穿設され、且つ接着剤が充填された穿 孔部に挿入して、同穿孔部に前記自然石を固定して構成されている。
【0005】
以下、本考案を本考案の好ましい実施の形態を示す図面について説明する。 Aは自然石で、同自然石Aに穿設された穿孔部1に耐久性のあるエポキシ樹脂 系の接着剤2を充填し、同穿孔部1に防錆加工した異形鉄筋、又はアルミニウム 合金メッキ加工をしたワイヤー等よりなるアンカー材3を埋設して固定すること によって、前記自然石Aにアンカー材3を植立する。
【0006】 Bはブロック中心部より互いに直交するX、Y、Z軸に沿って直方体状ブロッ クが岐出された6脚ブロック型のコンクリート消波ブロックで、同ブロックBの 全面に亘って設けられた穿孔部に充填されたエポキシ樹脂の如き接着剤に前記自 然石Aより植立されたアンカー材3を挿入し、同アンカー材3を介して前記自然 石Aを消波ブロックと一体化する。
【0007】 なお相隣る前記自然石Aの間隙には同自然石Aより小型の填隙用自然石A′を 楔入し、かくして自然石Aと消波ブロックBとが一体化された景観に優れた表面 自然石消波ブロックを構成する。
【0008】
本考案に係る表面自然石結合ブロックは前記したように、自然石に穿孔部を設 けるとともに接着剤を充填し、このように接着剤が充填された前記穿孔部にアン カー材を挿入することによって、同アンカー材が植立された自然石を作り、前記 6脚ブロックに設けられた、充填剤が充填された穿孔部に、前記自然石から植立 された前記アンカー材を挿入固定したことによって、前記6脚ブロック表面に自 然石を一体化するものである。
【0009】 従って前記のように構成された本考案に係る表面自然石結合消波ブロックを、 海岸、港湾、漁港等に設置することにより、ブロック表面の自然石によって同ブ ロック設置地区の自然景観が保全されるとともに、ブロックの消波機能が十分に 発揮されるものである。 また本考案に係る表面自然石結合消波ブロック本体が、ブロック中心部より互 いに直交する3つの軸に沿って岐出された6本の脚片が噛合することによって、 安定性が高まるとともに、同脚片表面の自然石の粗度によってより一層、ブロッ ク間の拘束性が増大し、更に消波機能が高められ、魚礁、魚巣としての効果も期 待できる。更にブロック表面に設けられた自然石の凹凸によって表面積が増加し 、消波効果が高められる。
【0010】 更にまた本考案のブロックは表面が自然石で製作した構造物であるので、多数 敷設することによって景観に優れた人工岩礁となり、リーフと同様な波力減衰機 能が発揮される。
【図1】本考案に係る表面自然石結合消波ブロックの一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】アンカー材が植立された自然石の要部断面図で
ある。
ある。
A 自然石 A′ 填隙用自然石 B 6脚ブロック 1 穿孔部 2 接着剤 3 アンカー材
Claims (1)
- 【請求項1】 自然石に設けた穿孔部に接着剤を充填
し、同穿孔部にアンカー材を挿入して固定し、かくして
自然石から植立されたアンカー材を、ブロック中心部よ
り互いに直交する3つの軸に沿って直方体状ブロックが
岐出された6脚ブロック型のコンクリートブロックにお
けるコンクリート部の表面に穿設され、且つ接着剤が充
填された穿孔部に挿入して、同穿孔部に前記自然石を固
定してなることを特徴とする表面自然石結合消波ブロッ
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006225U JP3045366U (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 表面自然石結合消波ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006225U JP3045366U (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 表面自然石結合消波ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3045366U true JP3045366U (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=43179750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997006225U Expired - Lifetime JP3045366U (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 表面自然石結合消波ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3045366U (ja) |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP1997006225U patent/JP3045366U/ja not_active Expired - Lifetime
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