JP3045183U - 揚穀装置 - Google Patents
揚穀装置Info
- Publication number
- JP3045183U JP3045183U JP1997006541U JP654197U JP3045183U JP 3045183 U JP3045183 U JP 3045183U JP 1997006541 U JP1997006541 U JP 1997006541U JP 654197 U JP654197 U JP 654197U JP 3045183 U JP3045183 U JP 3045183U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frying
- motor
- hopper
- case
- grain
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータに直結したモータ軸に揚穀手段の揚穀
翼を取り付けることにより、装置全体の組立ての簡易化
を図り、損耗部品の少ない経済性及び取扱性の高い揚穀
装置を提供することにある。 【解決手段】 穀類乾燥機Aなどの穀類処理装置の側壁
に着脱可能に装着し得る取付手段(1)に、モータ
(4)によって回転駆動される揚穀翼(22)を内設し
た揚穀ケース(15a),揚穀ケース(15a)の一側
遠心方向に連設した揚穀筒(14),揚穀ケース(15
a)内に穀類を供給するホッパー(7)などからなるス
ロワー型の揚穀手段Bを搭載支持した揚穀装置におい
て、モータ(4)のベースフランジ(5)を、取付手段
(1)に接続されるセットフレーム(1)を介して揚穀
手段Bのホッパー(7)に装着し、一方、モータ(4)
のベースフランジ(5),セットフレーム(3),ホッ
パー(7)を貫通させたモータに直結せるモータ軸
(6)端に揚穀翼(22)を取り付けたことを特徴とす
る。
翼を取り付けることにより、装置全体の組立ての簡易化
を図り、損耗部品の少ない経済性及び取扱性の高い揚穀
装置を提供することにある。 【解決手段】 穀類乾燥機Aなどの穀類処理装置の側壁
に着脱可能に装着し得る取付手段(1)に、モータ
(4)によって回転駆動される揚穀翼(22)を内設し
た揚穀ケース(15a),揚穀ケース(15a)の一側
遠心方向に連設した揚穀筒(14),揚穀ケース(15
a)内に穀類を供給するホッパー(7)などからなるス
ロワー型の揚穀手段Bを搭載支持した揚穀装置におい
て、モータ(4)のベースフランジ(5)を、取付手段
(1)に接続されるセットフレーム(1)を介して揚穀
手段Bのホッパー(7)に装着し、一方、モータ(4)
のベースフランジ(5),セットフレーム(3),ホッ
パー(7)を貫通させたモータに直結せるモータ軸
(6)端に揚穀翼(22)を取り付けたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、穀類乾燥機などの穀類処理装置に装 着して穀類を跳ね上げ搬送する揚穀装置に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】 従来一般に知られている穀類乾燥機などの穀類処理装置に 着脱可能に装着して使用する揚穀装置は、穀類処理装置の側壁に着脱可能に装着 する取付フレームにモータを搭載支持したセットフレームを取り付け、一方、セ ットフレームの外側にホッパーを介して公知のスロワー型の揚穀手段を装着し、 この揚穀手段を構成する揚穀ケース内に設けた揚穀翼の回転軸を、ホッパー,セ ットフレームを貫通させるとともに、回転軸端とモータ軸に夫々対向的にプーリ ーを設け、両プーリー間をテンションプーリーで緊張されるベルトにて連結し、 モータの駆動をベルトを介して回転軸、詳しくは揚穀翼に伝え、穀類を遠くへ跳 ね上げ搬送するようにしたものである。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】 このような従来の揚穀装置においては、 モータ駆動軸の回転駆動を揚穀翼に伝達する手段として、プーリー,ベルトを介 して揚穀翼を備えた回転軸を回動する手段を採用することから、装置の部品点数 が多くなり装置全体が大型化するばかりでなく重量が増大し、揚穀装置の穀類乾 燥機の上部に着脱するのに多くの人手を要するという課題がある。また、回転軸 とモータ軸の平行精度やプーリーの取付け精度が要求され、これらの精度が悪い と回転軸に偏荷重が印加され、その結果ベルトの切断事故やプーリーの摩損によ る部品の交換頻度が高くなるなどきわめて不経済である。
【0003】 本考案の目的は、モータに直結したモータ軸に揚穀手段の揚穀翼を取り付ける ことにより、装置全体の組立ての簡易化を図り、損耗部品の少ない経済性及び取 扱性の高い揚穀装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 課題を解決する本考案の揚穀装置は、次の ような手段を採用する。
【0005】 上記目的は、穀類乾燥機などの穀類処理装置の側壁に着脱可能に装着し得る取 付手段に、モータによって回転駆動される揚穀翼を内設した揚穀ケース,揚穀ケ ースの一側遠心方向に連設した揚穀筒,揚穀ケース内に穀類を供給するホッパー などからなるスロワー型の揚穀手段を搭載支持した揚穀装置において、モータの ベースフランジを、取付手段に接続されるセットフレームを介して揚穀手段のホ ッパーに装着し、一方、モータのベースフランジ,セットフレーム,ホッパーを 貫通させたモータに直結せるモータ軸端に揚穀翼を取り付けたことにより達成さ れる。
【0006】 上記目的は、請求項1記載の揚穀装置において、揚穀手段を構成する揚穀翼を 回動可能に内蔵した揚穀ケースを、穀類供給ホッパーに対して回動可能に止着し 、揚穀ケースに連設した揚穀筒の揚穀角度が調整し得るようにしたことにより達 成される。
【0007】
【考案の実施の形態】 図面に基づいて本考案揚穀装置の実施の形態の詳細 を説明する。
【0008】 1は、縦方向に長い2本の取付フレームで、この両取付フレーム1は、例えば 図3で示す穀類乾燥機Aの側壁に対して着脱可能に装着されるもので、取付フレ ーム1の内側面上下部には穀類乾燥機Aに設けた受金具(図示略)に挿嵌係合す る垂直姿勢の取付ピン2が設けられている。又両取付フレームの下部間には、側 面形状がL字形した比較的広巾のセットフレーム3の水平辺両端部を夫々固着し 、セットフレーム3の外側垂直辺面には横向き姿勢としたモータ4のベースフラ ンジ5が装着してあり、モータ4に直結した水平姿勢のモータ軸6がセットフレ ーム3を貫通して外側方に突設されている。
【0009】 一方、Bはスロワー型の揚穀機で、この揚穀機Bは次のように構成されている 。
【0010】 7は、上端部に穀類の供給筒8の下端部が挿入連結される受入口9を設けた蓋 10を被嵌したホッパーで、このホッパー7の下部外側面には穀類の供給口11 を形成するとともに、ホッパー7内の下部にはホッパー7内に投入供給された穀 類を供給口11に導くための傾斜誘導板12が配設してある。図中13はホッパ ー7の内側壁に形成したモータ軸6が挿嵌される孔である。
【0011】 このように構成されたホッパー7の外側壁に、一側遠心方向に揚穀筒14を連 設せる揚穀ケース15aが、等分に複数個設けたボルト16によって結合される とともに、このボルト16はホッパー7の外側壁又は揚穀ケース15aの壁面に 設けた円弧状の案内長孔17内に挿通され、ホッパー7に対して揚穀ケース15 aが回動調節、詳しくは揚穀筒14による穀類の揚上搬送方向が調整設定しうる ようにしてある。尚、案内長孔17はモータ軸6を中心とした円弧である。
【0012】 揚穀ケース15aの外側に中央部に多数の空気吸引孔18を形成したケース蓋 19が被着されている。このケース蓋19は、揚穀ケース15aの外周に設けた 複数個の尾錠構造の止金具20によって着脱可能に被着してあり、又この揚穀ケ ース15aとケース蓋19によって扁平円筒形構造のケース本体15を構成する 。
【0013】 そして、ホッパー7の内側壁部に形成した孔13を介してモータ軸6を挿嵌す るとともに、ホッパー7を複数本のボルト21によってセットフレーム3に垂直 に固定し、ケース蓋19を取外した状態でモータ軸6端に揚穀翼22を固定した のち、揚穀ケース15aにケース蓋19を施蓋し止金具20で両者を結合するこ とによって、セットフレーム3に対して揚穀機Bが組立て装着される。
【0014】 上述したホッパー7,揚穀筒14を備えたケース本体15及び揚穀翼22によ って揚穀機Bは構成されるとともに、上述した全ての構成によって本願の揚穀装 置が成立するものである。
【0015】 次に図3に基づいて穀類乾燥機Aに本考案の揚穀装置を装着し使用する実施の 形態を説明する。 内部に穀類の流動乾燥手段(図示略)を設けた塔本体23の一側に、流動する 穀類を塔本体23の下方から取り出し塔本体23の上方に供給循環させる昇降式 のバケットコンベア24を設け、このバケットコンベア24の上端に設けた穀類 の流れ方向切換え手段の一方に、前記穀類の供給筒8を連設する。従って、本考 案揚穀装置は、図で示すようにバケットコンベア24が付設された側の塔本体2 3上部に着脱可能に装着し、ホッパー7の蓋10に設けた受入口9に供給筒8の 下端部を挿入連結し、乾燥済み穀類を連続的にホッパー7内に投入供給し、揚穀 翼22の跳ね上げ作用によって穀類を、例えば穀類の貯留タンク(図示略)など へ搬送供給するようにしたものである。
【0016】
【考案の効果】 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得 られる。 (a)例えば、穀類乾燥機に設けた昇降式のバケットコンベアの上端部に本考案 揚穀装置を着脱可能に装設し、バケットコンベアと連結することにより、乾燥処 理済みの穀類を連続的に穀類貯留タンクなどへ搬送処理することができることは 勿論のこと、 (b)モータ直結のモータ軸にスワロー型揚穀手段の揚穀翼が取付られているの で、従来装置のように回転軸とモータ軸の水平精度,駆動伝達機構の取付け精度 が要求されることなく、加えて部品点数が少ないことから構造が簡単で小型軽量 化することができ、穀類乾燥機などの上部への着脱操作が容易で、かつ経済的で ある。 (c)請求項2として、穀類の揚穀搬送方向が任意に調整でき、揚上搬送効率の 向上が図れる。
【図1】 本考案揚穀装置の一部切欠側面図である。
【図2】 図1の一部切欠正面図である。
【図3】 本考案装置の使用状態を示す斜視図である。
A 穀類乾燥機 B 揚穀機 1 取付フレーム 2 取付ピン 3 セットフレーム 4 モータ 5 ベースフランジ 6 モータ軸 7 ホッパー 8 供給筒 9 受入口 10 蓋 11 供給口 12 誘導板 13 孔 14 揚穀筒 15 ケース本体 15a 揚穀ケース 16 ボルト 17 案内長孔 18 空気吸引孔 19 ケース蓋 20 止金具 21 ボルト 22 揚穀翼 23 塔本体 24 バケットコンベア
Claims (2)
- 【請求項1】 穀類乾燥機などの穀類処理装置の側壁に
着脱可能に装着し得る取付手段に、モータによって回転
駆動される揚穀翼を内設した揚穀ケース,揚穀ケースの
一側遠心方向に連設した揚穀筒,揚穀ケース内に穀類を
供給するホッパーなどからなるスロワー型の揚穀手段を
搭載支持した揚穀装置において、モータのベースフラン
ジを、取付手段に接続されるセットフレームを介して揚
穀手段のホッパーに装着し、一方、モータのベースフラ
ンジ,セットフレーム,ホッパーを貫通させたモータに
直結せるモータ軸端に揚穀翼を取り付けたことを特徴と
する揚穀装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の揚穀装置において、揚穀
手段を構成する揚穀翼を回動可能に内蔵した揚穀ケース
を、穀類供給ホッパーに対して回動可能に止着し、揚穀
ケースに連設した揚穀筒の揚穀角度が調整し得るように
したことを特徴とする揚穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006541U JP3045183U (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 揚穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006541U JP3045183U (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 揚穀装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3045183U true JP3045183U (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=43179578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997006541U Expired - Lifetime JP3045183U (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 揚穀装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3045183U (ja) |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP1997006541U patent/JP3045183U/ja not_active Expired - Lifetime
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