JP3045063U - 照明器具の取付け構造 - Google Patents
照明器具の取付け構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 照明器具の筐体に支持アームを、ガタがない
ように、かつ取付け位置変更可能に強固に取り付ける。 【解決手段】 支持アームが、上下一対の板状体5d,
5e間の空隙の幅dよりも広い幅を有する第1の板部1
1dと、この第1の板部11dの先端から、一対の板状
体5d,5eをそれぞれ挿通し得る切欠きを上下に備え
た折返し部を介して折り返されて、第1の板部11dと
の間に一対の板状体5d,5eを挿通し得る間隙を隔て
て第1の板部11dと対向する、上記空隙の幅dよりも
広い幅を有する第2の板部11hとを備えている。そし
て、この支持アームを、第1および第2の板部11d,
11h間に一対の板状体5d,5eが挿通される態様で
一対の板状体5d,5eに装着した後、第1および第2
の板部11d,11h間にねじ14を締着して、第1お
よび第2の板部11d,11hで一対の板状体5d,5
eを挟持することにより、支持アームを一対の板状体5
d,5eに固定する。
ように、かつ取付け位置変更可能に強固に取り付ける。 【解決手段】 支持アームが、上下一対の板状体5d,
5e間の空隙の幅dよりも広い幅を有する第1の板部1
1dと、この第1の板部11dの先端から、一対の板状
体5d,5eをそれぞれ挿通し得る切欠きを上下に備え
た折返し部を介して折り返されて、第1の板部11dと
の間に一対の板状体5d,5eを挿通し得る間隙を隔て
て第1の板部11dと対向する、上記空隙の幅dよりも
広い幅を有する第2の板部11hとを備えている。そし
て、この支持アームを、第1および第2の板部11d,
11h間に一対の板状体5d,5eが挿通される態様で
一対の板状体5d,5eに装着した後、第1および第2
の板部11d,11h間にねじ14を締着して、第1お
よび第2の板部11d,11hで一対の板状体5d,5
eを挟持することにより、支持アームを一対の板状体5
d,5eに固定する。
Description
【0001】
本考案は、照明器具の取付け構造に関し、特に、陳列棚上に陳列される物品を 照明するために陳列棚の棚板の下面に配置される照明器具の、支持アームを介し た取付け構造に関する。
【0002】
一般に物品の陳列棚は、例えば図6および図7に示すような構造を有する。す なわち、上下方向に所定の間隔をおいて整列する多数の棚板支持部材取付け孔1 aを前面に備えて所定の間隔を隔てて立設された枠状の断面形状を有する少なく とも2本の支柱1,1と、各支柱1の上記多数の棚板支持部材取付け孔1aのう ちから選択された上下に隣接する2個の棚板支持部材取付け孔1a,1aに着脱 自在に取り付けられて支柱1からほぼ水平に前方へ延びる棚板支持部材2と、各 支柱1に互いに高さを合わせて取り付けられた棚板支持部材2,2間に水平に載 置された複数段の棚板3とから構成されている。
【0003】 そして、棚板3上に陳列された物品を照明する場合は、照明すべき物品が陳列 された棚板3よりも1段上方の棚板3の下面に照明器具4が取り付けられる。
【0004】 図8は、陳列棚の照明のために従来から用いられている照明器具4の筐体5の 一例を、その長手方向(左右方向)に対して垂直な面で切断して示す拡大断面図 である。図8において、アルミニウムの押出し材等によって形成される筐体5は 、前壁部5aおよびほぼ垂直な後壁部(垂直壁部)5bと、これら前壁部5aお よび後壁部5bの上端間を連結し、かつ棚板3が上面に載置される頂壁部5cと によって冂状の断面形状を有して左右に延びる細長い部材からなり、この筐体5 の内部に、詳細図示は省略するが蛍光灯6aおよびそのソケット、安定器等を含 む照明用部材6が収容されている。
【0005】 上記筐体5は、図6から特に明らかなように、左右の棚板支持部材2,2にそ れぞれ取り付けられたL字状の支持アーム7,7′によって両端部を支持される ようになっている。そのため、筐体5の後壁部5bには、図8の断面図から明ら かなように、この後壁部5bの外側においてこの後壁部5bの上部および下部か ら後壁部5bに対してそれぞれ溝8を介して垂下および立上がって左右方向に延 びる細長い上下一対の板状体5d,5eを備えている。そしてこれら一対の板状 体5d,5eは、筐体5の両側端に開口して左右方向に延びる、幅dを有する細 長い空隙Gを隔てて縁部同士が上下から対向するように、共通の垂直面上におい て左右方向に延びている。
【0006】 図9(a)〜(d)は、一対の棚板支持部材2,2の一方に取り付けられて筐 体5の一方の端部を支持する従来の支持アームの一例を示す平面図、正面図、左 側面図および右側面図である。
【0007】 この支持アーム7は金属板でL字状に形成され、棚板支持部材2の内側面に添 着される平坦な基板部7aと、この基板部7aの上縁から棚板支持部材2上に跨 がるように折り曲げられて棚板支持部材2の外側面に対向し、基板部7aととも に逆U字状の断面形状をなす支持片7bと、基板部7aから棚板支持部材2に直 交するようにほぼ直角に折り曲げられたアーム部7cとから構成され、このアー ム部7cは、上記筐体5が備えている一対の板状体5d,5e間の空隙Gの幅d よりも広い幅を有して溝8,8内に摺動自在に挿入されるようになっている。
【0008】 支持アーム7の支持片7bには固定用ねじ9が螺着され、このねじ9により、 支持アーム7の基板部7aが棚板支持部材2に位置変更可能に固定されるように なっている。また、アーム部7cの先端部には固定用ねじ10が螺着されており 、図10および図10のXI−XI線に沿った拡大断面図である図11に示すように 、アーム部7cを筐体5の溝8,8内に挿入した後、ねじ10を締め込むことに よって、アーム部7cが所望の位置で筐体5に固定され、照明器具4の筐体5の 一方の端部が支持アーム7を介して一方の棚板支持部材2に取り付けられるよう に構成されている。
【0009】 なお、筐体5の他方の端部は、図9(a)〜(d)に示す支持アーム7と左右 対称的な形状を有する支持アーム7′を介して他方の棚板支持部材2に取り付け られる(図6、図7参照)。
【0010】
ところで、上述した従来の照明器具の取付け構造では、図11に示すように、 照明器具4の筐体5の溝8,8内に挿入した支持アーム7のアーム部7cに螺着 されたねじ10を筐体5の後壁部5bに向かって締め込むことにより、ねじ10 の先端を筐体5の後壁部5bの外面に当接させ、これにより、筐体5が備えてい る上下一対の板状体5d,5eの溝8側の面にアーム部7cを押接させることに よって、アーム部7cを筐体5に固定しているため、ガタが出易いという問題が あり、これを防止するためには、ねじ10の先端を筐体5の後壁部5bの外面に かなり強く当接させなければならず、これによって、後壁部5bの外面に傷がつ くという欠点があった。
【0011】 また、上記筐体5の溝8を形成する一対の板状体5d,5eは、筐体5全体の コストおよび重量軽減のために一般に肉薄のアルミニューム材料で形成されてい るから、ねじ10を強く締め込むと、板状体5d,5eがアーム部7cに押され て外側へ広がるように変形するという問題もあった。
【0012】 上述の事情に鑑み、本考案は、上述のような問題点をすべて解決することがで きる照明器具の取付け構造を提供することを目的とする。
【0013】
本考案による照明器具の取付け構造は、少なくとも一側に開口する所定幅の細 長い空隙を隔てて縁部同士が対向してこの空隙の延長方向に延びる一対の板状体 を備えた照明器具の、支持アームを介した取付け構造であって、 上記支持アームが、上記一対の板状体間の空隙の幅よりも広い幅を有する第1 の板部と、この第1の板部の先端から、折返し部を介して折り返されて第1の板 部と対向する第2の板部とを備えている。これら第1および第2の板部間には、 上記一対の板状体を挿通し得る間隙が形成されており、また、上記折返し部には 、上記一対の板状体をそれぞれ挿通し得る切欠きが形成されている。
【0014】 そして、上記支持アームを、上記第1および第2の板部間に上記一対の板状体 が上記折返し部側から挿通される態様で、一対の板状体に装着した後、第1およ び第2の板部間にねじを締着して、上記第1および第2の板部で上記一対の板状 体を挟持することにより、上記支持アームを上記一対の板状体に固定することを 特徴とするものである。
【0015】 さらに具体的には、本考案による照明器具の取付け構造は、照明器具の筐体の 一部をなして左右方向に延びる垂直壁部と、この垂直壁部の外方においてこの垂 直壁部の上部および下部からこの垂直壁部に対して筐体の両側に開口する溝をそ れぞれ介して垂下および立上がり、かつ筐体の両側に開口する所定幅の細長い空 隙を隔てて縁部同士が対向して左右方向に延びる一対の板状体を備えた照明器具 の、支持アームを介した取付け構造であって、 上記支持アームが、上記一対の板状体間の空隙の幅よりも広い幅を有する第1 の板部と、この第1の板部の先端から、上記一対の板状体をそれぞれ挿通し得る 切欠きを上下に備えた折返し部を介して折り返されて、上記第1の板部との間に 上記一対の板状体を挿通し得る間隙を隔てて上記第1の板部と対向する、上記空 隙の幅よりも広い幅を有する第2の板部とを備え、 上記支持アームを、上記第1および第2の板部間に上記一対の板状体が上記折 返し部側から挿通される態様で、一対の板状体に装着した後、第1および第2の 板部間にねじを締着して、上記第1および第2の板部で上記一対の板状体を挟持 することにより、上記支持アームを一対の板状体に固定することを特徴とするも のである。
【0016】 本考案による照明器具の取付け構造は、陳列棚上に陳列される物品を照明する ために陳列棚の棚板下面に配置される照明器具の取付け構造に適用ことができる 。
【0017】 その場合、上記支持アームが、陳列棚の支柱からほぼ水平に延びる棚板支持部 材に位置変更可能に固定されるように構成されていることが好ましい。
【0018】 また、上記照明器具の筐体の上面に、前記棚板支持部材に支持された棚板を載 置することができる。
【0019】 また、本考案は、照明器具の取付け構造のみでなく、種々の被取付け部材の取 付け構造に適用することができる。
【0020】
本考案によれば、支持アームの上記第1および第2の板部間にねじを締着する ことにより、上記第1および第2の板部で上記一対の板状体を挟持する態様で上 記支持アームを一対の板状体に固定することができるから、広い面積で照明器具 ないしは被取付け部材を支持アームで支持することができ、支持強度が増大する 。したがって、ガタが皆無になる。
【0021】 また、垂直板部の外側に一対の板状体を備えた照明器具の筐体に、支持アーム をねじによって固定する場合に、従来のようにねじの先端を筐体の垂直壁部の壁 面に当接させないで済むから、垂直壁部の壁面に傷が生じるおそれもなく、また ねじの締結によって一対の板状体が変形するおそれもなくなる。
【0022】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】 図1(a)〜(d)は、本考案による照明器具の取付け構造の第1の実施の形 態において、一対の棚板支持部材2,2の一方に取り付けられて筐体5の一方の 端部を支持する支持アームを、図9(a)〜(d)にそれぞれ対応させて示す平 面図、正面図、左側面図および右側面図である。
【0024】 この支持アーム11も金属板でL字状に形成され、棚板支持部材2の内側面に 添着される平坦な基板部11aと、この基板部11aの上縁から棚板支持部材2 上に跨がるように折り曲げられて棚板支持部材2の外側面に対向し、基板部11 aとともに逆U字状の断面形状をなす支持片11b,11cと、基板部11aか ら棚板支持部材2に直交するようにほぼ直角に折り曲げられたアーム部とからな る。
【0025】 このアーム部は、図8に示す筐体5の溝8,8内に摺動自在に挿入される第1 の板部11dと、この第1の板部11dの先端から折曲げ部11eを介して第1 の板部11dとほぼ平行になるように外方へ折り返された第2の板部11hとか らなる。これら第1および第2の板部11d,11hは、筐体5の上下一対の板 状体5d,5e間の空隙Gの幅dよりも広い幅を有し、かつ第1および第2の板 部11,11h間には、筐体5の上下一対の板状体5d,5eをそれぞれ挿通し 得る間隙12が形成されている。そして、折曲げ部11eの上下部分には、板状 体5d,5eの上記間隙12内への挿通を可能にする切欠き11f,11gが形 成され、折曲げ部11eが幅狭になっている。
【0026】 支持アーム11の支持片11bには固定用ねじ13が螺着され、このねじ13 により、支持アーム11の基板部11aが棚板支持部材2に位置変更可能に固定 される。また、アーム部の第1の板部11dには、固定用ねじ14,14が第2 の板部11h側から第2の板部11hに形成された孔を通って螺着されており、 これらねじ14,14を締め込むと、第2の板部11hが第1の板部11d側に 引き寄せられて、第1および第2の板部11d,11h間の間隙12が狭まるよ うに構成されている。なお、固定用ねじ14,14は1本のみであってもよい。
【0027】 本実施の形態では、支持アーム11のアーム部が上述のような構成を有するこ とにより、図2〜図4に示すように、支持アーム11のアーム部を、筐体5の上 下一対の板状体5d,5eがアーム部の第1および第2の板部11d,11h間 の間隙12内に折返し部11e側から挿通される態様で上下一対の板状体5d, 5eに装着することができ、その場合にアーム部の第2の板部11hが筐体5の 上下一対の板状体5d,5eの外側に位置する。
【0028】 したがって、ねじ14,14を締め込むと、図4から明らかなように、筐体5 の上下一対の板状体5d,5eが第1および第2の板部11d,11h間に挟持 された態様で、支持アーム11のアーム部を筐体5に対し所望の位置で固定する ことができ、照明器具4の筐体5の一方の端部が支持アーム11を介して一方の 棚板支持部材2に取り付けられることになる。
【0029】 なお、筐体5の他方の端部は、図1(a)〜(d)に示す支持アーム11と左 右対称的な形状を有する支持アーム(図示は省略)を介して他方の棚板支持部材 2に取り付けられる。また、上下一対の板状体5d,5e間の空隙Gは、必ずし も筐体5の左右方向の全長に亘って形成されていなくてもよく、筐体5の左右端 から内方へ向かってそれぞれ必要な距離だけ形成されている状態であってもよい 。
【0030】 また、本実施の形態では、図4から明らかなように、第2の板部11hにおけ るねじ14,14のヘッドを受ける部分が外方へ膨出され、さらに第1の板部1 1dにおけるねじ14,14の螺着部分が外方へ膨出されていることにより、ね じ14,14を締め込んでもねじ14,14の先端が筐体5の後壁部5bの溝8 側の面には達しないようになっている。したがって、ねじ14,14を締め込ん でも筐体5の後壁部5bの壁面に傷が生じるおそれはないものである。
【0031】 また、筐体5の上下一対の板状体5d,5eを広い面積をもって支持アーム1 1で支持することができ、支持強度が増大する。したがって、ガタが皆無になる 。さらに板状体5d,5eの変形も防止される。
【0032】 なお、上記ねじ14,14を締着する代わりに、ねじのヘッド側を第1の板部 11dの垂直板部5b側に固定し、そのねじ部を第1および第2の板部11d, 11hを貫通させて第2の板部11hの外面側に突出させ、この突出部にナット を螺着して、このナットの締着により、支持アーム11のアーム部を筐体5に固 定するようにしてもよい。
【0033】 次に、図5(a)〜(c)は本考案による照明器具の取付け構造の第2の実施 の形態において用いられる支持アームを示す平面図、正面図および部分的左側面 図である。
【0034】 上述した第1の実施の形態における支持アーム11を用いた場合、図3から明 らかなように、照明器具4の左右方向の長さは、一対の棚板支持部材2,2間の 間隔以下に制限されるが、本実施の形態で用いられる支持アーム21は、照明器 具4の左右方向の長さが一対の棚板支持部材2,2の間隔よりも長い場合にもこ の照明器具4を支持することが可能な構造を有する。このことは、一対の棚板支 持部材2,2の間隔に比較して棚板3の左右方向の長さが長い場合にも、棚板3 の長さ全体に亘って照明することができることを意味する。
【0035】 すなわち、この支持アーム21は、棚板支持部材2上に跨がるようにして棚板 支持部材2に2本の固定用ねじ22によって固定される逆U字状の断面形状を有 する細長い基部23と、この基部23の先端に設けられた一対の支持片23a, 23aに、基部23と直交するようにリベット24,24によって固着されたア ーム部25とから構成されている。
【0036】 アーム部25は、上述した第1の実施の形態と同様に、筐体5の溝8,8内に 摺動自在に挿入される第1の板部25aと、この第1の板部25aの先端から折 曲げ部25bを介して第1の板部25aとほぼ平行になるように外方へ折り返さ れた第2の板部25eとからなり、第1の板部25aと第2の板部25eとの間 には、図8に示す筐体5の上下一対の板状体5d,5eをそれぞれ挿通し得る間 隙26が形成されている。そして、折曲げ部25bの上下部分にが、板状体5d ,5eの上記間隙26内への挿通を許容するように切欠き25c,25dが形成 されている点、および第1の板部25aに、第2の板部25eに形成された孔を 通って固定用ねじ27が第2の板部25c側から螺着され、このねじ27を締め 込むと、第1および第2の板部25a,25e間の間隙26が狭まって、筐体5 の上下一対の板状体5d,5eを第1および第2の板部25a,25e間に挟持 し得るように構成されている点も第1の実施の形態と同様である。
【0037】 そして本実施の形態の場合、図5(b),(c)から明らかなように、基部2 3の先端に設けられた一対の支持片23a,23aの上下方向の幅が折曲げ部2 5bの上下方向の幅とほぼ同一になっており、かつ図5(a),(b)から明ら かなように、基部23の直線部分の先端23bが、支持片23a,23aから後 退した位置にあることにより、第1および第2の板部25a,25eは、それら 間の間隙26内に筐体5の上下一対の板状体5d,5eを介装させた態様で、基 部23の位置に関係なく、板状体5d,5eの全長に亘って摺動可能である。す なわち、筐体5は図5(a),(b)において基部23の左側の支持片23aよ りもさらに左方へ延びることが可能になる。
【0038】 したがって、この支持アーム21を用いれば、一対の棚板支持部材2,2間の 間隔よりも左右方向の長さが長い照明器具4を支持することができる。さらにこ の支持アーム21は、例えば棚板3および筐体5の左右方向の長さが長く、これ らを3本の棚板支持部材2で支持する場合等に、中央の棚板支持部材2と筐体5 の長手方向の中央部との間を連結して筐体5をその中央部で支持することも可能 になる。
【0039】 本実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができ る。なお、上述した第1および第2の実施の形態は、すべて照明器具4の筐体5 を棚板支持部材2に取り付けるための取付け構造であるが、本考案は照明器具の の取付け構造の限らず、上述のような空隙Gを隔てて縁部同士が対向して空隙G の延長方向に延びる一対の板状体5d,5eを備えた種々の被取付け部材の取付 け構造に適用することができること明らかであり、その場合は「照明器具」また は「照明器具の筐体」を「被取付け部材」と読み替えればよい。
【図1】本考案による照明器具の取付け構造の第1の実
施の形態において用いられる支持アームの平面図、正面
図、左側面図および右側面図
施の形態において用いられる支持アームの平面図、正面
図、左側面図および右側面図
【図2】図1の支持アームによって照明器具の筐体が支
持された状態を示す正面図
持された状態を示す正面図
【図3】その平面図
【図4】図2のIV−IV線に沿った拡大断面図
【図5】本考案による照明器具の取付け構造の第2の実
施の形態において用いられる支持アームの平面図、正面
図および部分的左側面図
施の形態において用いられる支持アームの平面図、正面
図および部分的左側面図
【図6】従来の照明器具の取付け構造を示す一部を断面
とした平面図
とした平面図
【図7】その一部を断面とした側面図
【図8】照明器具の筐体の拡大断面図
【図9】従来の照明器具の取付け構造で用いられる支持
アームの平面図、正面図、左側面図および右側面図
アームの平面図、正面図、左側面図および右側面図
【図10】図9に示す支持アームによって照明器具の筐
体が支持された状態を示す正面図
体が支持された状態を示す正面図
【図11】図10のXI−XI線に沿った拡大断面図
1 支柱 2 棚板支持部材 3 棚板 4 照明器具 5 照明器具の筐体 5b 筐体の後壁部(垂直板部) 5d,5e 上下一対の板状体 6 照明用部材 7,11,21 支持アーム 8 溝 11a 支持アームの基板部 11b 支持アームの支持片 11d 支持アームのアーム部の第1の板部 11e 支持アームのアーム部の折曲げ部 11h 支持アームのアーム部の第2の板部 12,26 間隙
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも一側に開口する所定幅の細長
い空隙を隔てて縁部同士が対向して該空隙の延長方向に
延びる一対の板状体を備えた照明器具の、支持アームを
介した取付け構造であって、 前記支持アームが、前記一対の板状体間の前記空隙の幅
よりも広い幅を有する第1の板部と、該第1の板部の先
端から、前記一対の板状体をそれぞれ挿通し得る切欠き
を備えた折返し部を介して折り返されて、前記第1の板
部との間に前記一対の板状体を挿通し得る間隙を隔てて
前記第1の板部と対向する、前記空隙の幅よりも広い幅
を有する第2の板部とを備え、 前記支持アームを、前記第1および第2の板部間に前記
一対の板状体が前記折返し部側から挿通される態様で前
記一対の板状体に装着した後、前記第1および第2の板
部間にねじを締着して、該第1および第2の板部で前記
一対の板状体を挟持することにより、前記支持アームを
前記一対の板状体に固定することを特徴とする照明器具
の取付け構造。 - 【請求項2】 照明器具(4)の筐体(5)の一部をな
して左右方向に延びる垂直壁部(5b)と、該垂直壁部
(5b)の外方において該垂直壁部(5b)の上部およ
び下部から該垂直壁部(5b)に対して前記筐体(5)
の両側に開口する溝(8)をそれぞれ介して垂下および
立上がり、かつ前記筐体(5)の両側に開口する所定幅
(d)の細長い空隙(G)を隔てて縁部同士が対向して
左右方向に延びる一対の板状体(5d),(5e)を備
えた照明器具の、支持アーム(11)を介した取付け構
造であって、 前記支持アーム(11)が、前記一対の板状体(5
d),(5e)間の前記空隙(G)の幅(d)よりも広
い幅を有する第1の板部(11d)と、該第1の板部
(11d)の先端から、前記一対の板状体(5d),
(5e)をそれぞれ挿通し得る切欠き(11f),(1
1g)を上下に備えた折返し部(11e)を介して折り
返されて、前記第1の板部(11d)との間に前記一対
の板状体(5d),(5e)を挿通し得る間隙(12)
を隔てて前記第1の板部(11d)と対向する、前記空
隙(G)の幅(d)よりも広い幅を有する第2の板部
(11h)とを備え、 前記支持アーム(11)を、前記第1および第2の板部
(11d),(11h)間に前記一対の板状体(5
d),(5e)が前記折返し部(11e)側から挿通さ
れる態様で前記一対の板状体(5d),(5e)に装着
した後、前記第1および第2の板部(11d),(11
h)間にねじ(14)を締着して、該第1および第2の
板部(11d),(11h)で前記一対の板状体(5
d),(5e)を挟持することにより、前記支持アーム
(11)を前記一対の板状体板状体(5d),(5e)
に固定することを特徴とする照明器具の取付け構造。 - 【請求項3】 前記照明器具(4)が、陳列棚の棚板
(3)上に陳列される物品を照明するために前記棚板
(3)の下面に配置されることを特徴とする請求項2記
載の照明器具の取付け構造。 - 【請求項4】 前記支持アーム(11)が、前記陳列棚
の支柱(1)からほぼ水平に延びる棚板支持部材(2)
に位置変更可能に固定されることを特徴とする請求項3
記載の照明器具の取付け構造。 - 【請求項5】 前記照明器具(4)の筐体(5)の上面
に、前記棚板支持部材(2)に支持された棚板(3)が
載置されることを特徴とする請求項4記載の照明器具の
取付け構造。 - 【請求項6】 少なくとも一側に開口する所定幅の細長
い空隙を隔てて縁部同士が対向して該空隙の延長方向に
延びる一対の板状体を備えた被取付け部材の、支持アー
ムを介した取付け構造であって、 前記支持アームが、前記一対の板状体間の前記空隙の幅
よりも広い幅を有する第1の板部と、該第1の板部の先
端から、前記一対の板状体をそれぞれ挿通し得る切欠き
を備えた折返し部を介して折り返されて、前記第1の板
部との間に前記一対の板状体を挿通し得る間隙を隔てて
前記第1の板部と対向する、前記空隙の幅よりも広い幅
を有する第2の板部とを備え、 前記支持アームを、前記第1および第2の板部間に前記
一対の板状体が前記折返し部側から挿通される態様で、
前記一対の板状体に装着した後、前記第1および第2の
板部間にねじを締着して、該第1および第2の板部で前
記一対の板状体を挟持することにより、前記支持アーム
を前記一対の板状体に固定することを特徴とする被取付
け部材の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997005810U JP3045063U (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 照明器具の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997005810U JP3045063U (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 照明器具の取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3045063U true JP3045063U (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=43179465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997005810U Expired - Lifetime JP3045063U (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 照明器具の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3045063U (ja) |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP1997005810U patent/JP3045063U/ja not_active Expired - Lifetime
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