JP3044938U - システムボイラーユニット - Google Patents
システムボイラーユニットInfo
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- JP3044938U JP3044938U JP1997006136U JP613697U JP3044938U JP 3044938 U JP3044938 U JP 3044938U JP 1997006136 U JP1997006136 U JP 1997006136U JP 613697 U JP613697 U JP 613697U JP 3044938 U JP3044938 U JP 3044938U
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- JP
- Japan
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- hot water
- water supply
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- box
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】給湯配管ライン3aで結合された一基又は二
基以上のボイラー1とボイラー1と給油配管ライン5で
結合されたオイルタンク6と、給湯配管ライン3aに配設
された循環ポンプ7をボックス2内に収納し、ボックス
2の壁面には給湯配管ライン3aの入口端部8と出口端部
9を臨ませるようにしたボイラーユニット。 【効果】内部配管したボイラー、オイルタンク等をボッ
クス内に収納してボイラーユニットを構成しているた
め、極めて簡単に給湯システムを構築することができ、
工事期間の短縮を図ることができ、またホテル等の建築
施工の準備を容易に行うことができる。
基以上のボイラー1とボイラー1と給油配管ライン5で
結合されたオイルタンク6と、給湯配管ライン3aに配設
された循環ポンプ7をボックス2内に収納し、ボックス
2の壁面には給湯配管ライン3aの入口端部8と出口端部
9を臨ませるようにしたボイラーユニット。 【効果】内部配管したボイラー、オイルタンク等をボッ
クス内に収納してボイラーユニットを構成しているた
め、極めて簡単に給湯システムを構築することができ、
工事期間の短縮を図ることができ、またホテル等の建築
施工の準備を容易に行うことができる。
Description
【0001】
この考案は、ホテル等の冷暖房システム及び給湯システムの施工及び工期短縮 を容易にするボイラーユニットに関するものである。
【0002】
従来、ホテル等の冷暖房システム及び給湯システムにおいては、個々別々に配 置されているオイルタンク、ボイラー等を現場において配管設備を構築し、この ボイラー設備により加温された温水を暖房設備及び給湯設備内に循環させるよう にしていた。
【0003】
しかし、上記のようなボイラー設備においては、個々別々に配置されているオ イルタンク、ボイラーを結合して構築し、これと暖房システム及び給湯システム を結合するため、施工の準備に長時間を要し、また施工に際しては暖房システム 及び給湯システムに対してボイラー等の配置及び配管スペースに苦慮していた。
【0004】
この考案は、上記実情に鑑み、温水配管ラインで結合された一基又は二基以上 のボイラーと該ボイラーと給油配管ラインで結合されたオイルタンクと、上記温 水配管ラインに配設された循環ポンプ、更にはポンプの制御装置及び照明設備を 含めてボックス内に収納し、該ボックスの壁面には上記温水配管ラインの入口端 部と出口端部を臨ませるようにした給湯及び暖房用ボイラーユニットを提案する ものである。
【0005】 給湯システム用のボイラーユニットを構成する場合には二基以上のボイラーを 温水配管ラインで直列に結合し、暖房用のボイラーユニットを構成する場合には 二基以上のボイラーを温水配管ラインで並列に結合する。
【0006】 直列結合の場合はボイラーの容量を結合数だけ増加させることができ、このた め従来屋内外に貯温槽タンクを設置し、一基のボイラーによる給湯量の不足を補 ってきたが、缶水容量のある二基以上のボイラーを直列結合することにより、貯 温槽タンクを設置する必要がなくなる。
【0007】
この考案では温水配管ラインで結合されたボイラーと該ボイラーに対して給油 配管ラインで結合されたオイルタンクをボックス内に収納され、且つ温水配管ラ インの入口端部と出口端部をボックスの壁面に臨ませているため、温水配管ライ ンの入口端部と出口端部をホテル等の冷暖房設備及び給湯設備に結合すれば、冷 暖房システム及び給湯システムが完成する。
【0008】 したがって、この考案では極めて簡単に冷暖房システム及び給湯システムを構 築することができ、工事期間の短縮を図ることができる。
【0009】 また、この考案ではボックス内にオイルタンク及びボイラーが収納され、ボイ ラーユニットの占めるスペースが予め定められているため、ホテル等の建築施工 の準備を容易に行うことができる。
【0010】 なお、この考案に係る暖房用ボイラーユニットにおいて、ボックス内の暖房配 管ラインを分岐して冷水管を設け、暖房配管からボイラーへの給湯を停止すると 共に、循環ポンプを使用して冷却水を冷水管を通して屋内冷暖房システムのライ ンに冷却水を循環させるようにすれば、循環ポンプを暖房用と冷房用に兼用する ことができる。
【0011】
以下、この考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明すると、図1は二基のボ イラー1、1を直列に結合して給湯用ボイラーユニットを構成する実施例を示す ものであり、ボックス2内に給湯配管ライン3aにより直列に結合されたボイラー 1、1と、ボイラー1、1のバーナー部4に対して給油配管ライン5で結合され ているオイルタンク6と、給湯配管ライン3aに配設された循環ポンプ7、7を収 納し、且つ給湯配管ライン3aの入口端部8と出口端部9をボックス2の外壁面に 臨ませて給湯用ボイラーユニットを構成する。
【0012】 なお、この実施例では外部の給油ライン(図示せず)からオイルタンク6への 供給口10とオーバー口11もボックス2の外壁面に設けてあり、更に給湯配管ライ ン3aには給水管12が接続される。
【0013】 ボックス2に収納されたボイラーシステムを利用してホテル等の給湯システム を施工するには、先ずボックス2を収容するスペースを確保して給湯システムの ライン及び給油ライン(図示せず)を構築し、次に確保したスペースにボックス 2を嵌め込み、給油ラインと供給口10と排出口11を接続し、給湯システムのライ ンの入口と出口を給湯配管ライン3aの入口端部8と出口端部9を接続する。
【0014】 このようにして構成される給湯システムでは、ラインから給湯がボックス2内 の配管ライン3を通ってボイラー1、1に供給され、更に給水管12を通って補給 水がボイラー1、1に供給され、一方ボイラーのバーナー部4にはオイルタンク 6からは給油配管ライン5を通って燃料油が供給され、ボイラー1、1内の湯水 を加温し、加温された湯水は循環ポンプ7、7によりホテル等の給湯システムラ インを循環してホテル内の給湯が行われる。
【0015】 なお、従来は一基のボイラーでは容量が小さく、このため屋外に貯湯槽タンク を設けていたが、この実施例ではボイラ1と1を直列に結合して容量を倍増させ ているため、貯湯槽タンクを設ける必要がない。
【0016】 図3〜図5は、二基のボイラー1、1を並列に結合して暖房用ボイラーユニッ トを構成するこの考案の他の実施例を示すもので、この実施例ではボックス2内 に収納された二基のボイラー1、1は暖房配管ライン3bにより並列に結合されて いる。
【0017】 暖房配管ライン3bには出口端部9付近に並列に循環ポンプ7、7を配設し、且 つ循環ポンプ7、7の手前の暖房配管ライン3bを分岐して冷水管13を設け、更に 入口端部8近くの暖房配管ライン3bを分岐して冷水管14を設け、暖房配管ライン の入口端部8、出口端部9と同様に、冷水管の端部13a と14a はボックス2の外 壁面に臨ませる。
【0018】 他は図1の実施例と同様であるので、使用符号を同じくしてその説明を省略す る。
【0019】 ボックス2に収納されたボイラーシステムを利用してホテル等の冷暖房システ ムを施工するには、先ずボックス2を収容するスペースを確保して冷暖房システ ムのライン及び給油ライン(図示せず)を構築し、次に確保したスペースにボッ クス2を嵌め込み、給油ラインと供給口10と排出口11を接続し、冷暖房システム のラインの入口と出口を暖房配管ライン3bの入口端部8と出口端部9を接続し、 冷水管の端部13a と14a には空冷チラーユニットからの冷水配管(図示せず)を 接続し、暖房配管ライン3bには給水管12を接続する。
【0020】 ここで、冷暖房システムのラインに循環ポンプ7、7により温水を循環させる 場合には、冷水管のバルブ15、バルブ16を閉めておく。
【0021】 これにより、冷暖房システムのラインの温水は循環ポンプ7、7により入口端 部8よりボックス2内の暖房配管ライン3bに送り込まれ、給水管12からは補給水 が暖房配管ライン3bに送り込まれ、それぞれボイラー1、1を通過させられて、 出口端部9より冷暖房システムのラインに戻されて屋内の暖房が行われる。
【0022】 また、屋内の冷房を行う場合には、暖房配管ライン3bのバルブ17、18 を閉め、 冷水管のバルブ14、15 を開く。
【0023】 これにより、空冷チラーユニットからの冷却水は循環ポンプ7、7により冷暖 房システムのラインを循環して屋内の冷房が行われる。
【0024】 したがって、この実施例では極めて簡単な操作によって循環ポンプ7、7を屋 内の暖房と冷房に兼用できるのである。
【0025】
以上要するに、この考案によれば内部配管したボイラー、オイルタンク等をボ ックス内に収納してボイラーユニットを構成しているため、極めて簡単に冷暖房 システム及び給湯システムを構築することができ、工事期間の短縮を図ることが でき、またホテル等の建築施工の準備を容易に行うことができる。
【図1】 この考案の一実施例を示す給湯用ボイラーユ
ニットの平面図
ニットの平面図
【図2】 同上の給湯用ボイラーユニットにおける給湯
配管ラインを示す図
配管ラインを示す図
【図3】 この考案の他の実施例を示す暖房用ボイラー
ユニットの平面図
ユニットの平面図
【図4】 同上の側面図
【図5】 同上の実施例におけるボックス内の暖房配管
ラインを示す斜視図
ラインを示す斜視図
1はボイラー 2はボックス 3aは給湯配管ライン 3bは暖房配管ライン 4はバーナー部 5は給油配管ライン 6はオイルタンク 7は循環ポンプ 8は配管ライン3a乃至3bの入口端部 9は配管ライン3a乃至3bの出口端部 10は給油ラインの供給口 11は給油ラインの排出口 12は給水管 13、14 は冷水管 13a、14a は冷水管の端部 15、16、17、18 はバルブ
Claims (4)
- 【請求項1】 温水配管ラインで結合された一基又は二
基以上のボイラーと該ボイラーと給油配管ラインで結合
されたオイルタンクと、上記温水配管ラインに配設され
た循環ポンプをボックス内に収納し、該ボックスの壁面
には上記温水配管ラインの入口端部と出口端部を臨ませ
るようにしたことを特徴とするボイラーユニット。 - 【請求項2】 二基以上のボイラーを温水配管ラインで
直列結合した請求項1記載の給湯用ボイラーユニット。 - 【請求項3】 二基以上のボイラーを温水配管ラインで
並列結合した請求項1記載の暖房用ボイラーユニット。 - 【請求項4】 循環ポンプを暖房用及び冷房用に兼用す
る請求項1乃至3項記載の暖房用ボイラーユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006136U JP3044938U (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | システムボイラーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006136U JP3044938U (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | システムボイラーユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3044938U true JP3044938U (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=43179345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997006136U Expired - Lifetime JP3044938U (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | システムボイラーユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3044938U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094956A (ja) * | 2010-12-27 | 2011-05-12 | Asahi Kasei Homes Co | 冷暖房設備 |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP1997006136U patent/JP3044938U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011094956A (ja) * | 2010-12-27 | 2011-05-12 | Asahi Kasei Homes Co | 冷暖房設備 |
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