JP3044669U - 杖 - Google Patents

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JP3044669U
JP3044669U JP1997004982U JP498297U JP3044669U JP 3044669 U JP3044669 U JP 3044669U JP 1997004982 U JP1997004982 U JP 1997004982U JP 498297 U JP498297 U JP 498297U JP 3044669 U JP3044669 U JP 3044669U
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light
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cane
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emitting
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Inventor
彰 辰己
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彰 辰己
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い安全性、装飾性を得られる杖の提供。 【解決手段】棒状の軸柄3を透光性を有する材料で形成
して発光部3aを形成し、該発光部3aの上端部に、発
光部3aに光を供給する光源5を設け、発光部3aに
は、供給された光の向きを変えて外に出すべく、金粉や
銀粉、アルミ蒸着フィルムの細片等の多数の光り部材8
…を混入して反射面を形成した杖。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、安全性や装飾性に優れた杖に関する。なお、ここで杖とは、歩行 補助の目的を有するもののほか、ファッション的なものも含む。
【0002】
【従来の技術】
杖は、身体の重みを支えるのに充分な強度を有するだけでは足りない。例えば 盲人の使用する白い杖(安全杖)のように、他の者に注意を喚起するようなこと も必要である。現代のように車の多い社会では、お年寄りを含めた様々な人の安 全を守る意味で、大切なことである。
【0003】 しかし、杖は一般に、木などで形成され、外観上地味なものであり、ある主の 固定観念が生まれ、怪我などによって杖を付くことが必要になったような人々に とっても、それが躊躇される場合があった。
【0004】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、自動車の運転手など他の者に積極的に注意を喚起し、高い 安全性を得られるとともに、装飾性も高く既存の固定観念を払拭することができ るような杖の提供を主たる課題とする。
【0005】 そのための手段は、棒状の軸柄に、光を発する発光部を形成した杖であること を特徴とする。 前記発光部は、例えば、透光性を有する材料で形成するとともに、該発光部の 外端部に、発光部に光を供給する光源を設け、上記発光部に、供給された光の向 きを変えて外に出す反射面を形成して構成するとよい。
【0006】 このとき、前記発光部を合成樹脂で形成するとともに、前記反射面を、発光部 の成形時に金粉や銀粉、アルミ蒸着フィルムの細片等の多数の光り部材を混入し て形成したり、前記反射面を、発光部の成形時に気泡を混入して形成したりする とよい。
【0007】 また、前記反射面は、発光部の外側面に形成した凹面またはおよび凸面で構成 するもよい。 さらに、前記発光部を、軸柄の握り部を除く略全体に形成し、前記光源を、上 記発光部の上端部に位置する握り部内に収納するもよい。
【0008】
【作用及び効果】
すなわち、上述の構成によれば、発光部から光を発するので、杖や使用者の存 在を積極的に示すことができる。色で目立つようにした場合に比して、効果が大 きい。また、蛍光塗料を塗布した場合とは異なり昼夜を問わず効果が得られる。 しかも発光部の光り態様によっては、装飾効果を生むことができ、装飾性に富ん だ新規な杖を得ることができる。
【0009】 請求項2のように構成すると、光源から発光部に伝達された光は反射面で反射 して外に光を放つので、ランプやLEDを取付けて発光させたのとは違った、美 しい発光状態を得ることができる。しかも、例えば請求項3、請求項4、請求項 5のようにして反射面を適宜形成することにより、装飾性をより一層高めること ができる。
【0010】 請求項6のように握り部内に光源を収納して軸柄の略全体から発光するように すると、杖の形態を大きく変えることなく、装飾性の高い杖を得ることができる 。
【0011】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図1は、杖1の斜視図であり、この杖1は、略T字形の握り部材2の下に、棒 状の軸柄3を形成し、軸柄3の下端に、ゴム等からなる石突部材4を嵌合して構 成している。
【0012】 図2にその要部の縦断面を示している。握り部材2は、合成樹脂等の適宜の素 材で中空状に形成し、軸柄3の上端部に接続する縦長筒状の連結部2a内に、軸 柄3に向けて光を発する光源5を収納保持している。握り部材2内には、上記光 源5を点灯するための電源としてバッテリ6を着脱可能に収納するとともに、光 源をON、OFF操作するためのスイッチ7を装着している。
【0013】 前記軸柄3は、硬質で透明度の高い、例えばポリカーボネートなどのような合 成樹脂で、所定長さの中実の棒状に形成している。なお、透明の他、半透明、乳 白色などでもよい。そしてこの軸柄3における外側に露出する部分がすべて発光 部3aである。この軸柄3と上記握り部材2との連結は、例えば図示したように 軸柄3の上端部に、前記連結部2aに嵌合可能な小径部3bを、なるべく長く形 成し、この小径部3bをきっちり嵌め込んで一体化することで行なえばよい。
【0014】 また、軸柄3は、軸柄3内(発光部3a内)に供給された光の向きを変えて外 に出すため、その形成時に、金粉や銀粉、アルミ蒸着フィルムの細片等の多数の 光り部材8…を混入している。各光り部材8…の面が反射面である。光り部材8 …は、光を反射する光沢面を有するものであれば足りる。
【0015】 なお、上述例のような光り部材8…の混入によるほか、軸柄3の成形時に気泡 を混入することによっても、光源から伝達される光を外に出す反射面が、大小様 々な曲面で形成できる。
【0016】 また、気泡の混入によるほか、発光部3a(軸柄3)の外側面に図3に示した ような適宜形状の凹面9…を多数形成したり、螺旋状の溝により凹凸面を形成し たりして行なうもよい。
【0017】 このように構成した杖1では、発光部3aから光を発するので、杖1や使用者 の存在を積極的に示すことができる。色で目立つようにした場合に比して、効果 が大きい。また、蛍光塗料を塗布した場合とは異なり昼夜を問わず効果が得られ る。
【0018】 しかも、発光部3aの発光は、光源5から発光部3aに伝達された光が光り部 材8…の面や凹面9…等の反射面で反射されて外に光が出て行われるので、ラン プやLEDを取付けて発光させたのとは違った、美しい発光状態を得ることがで きる。そして、その発光状態(光り態様)は、反射面3aの形成の仕方によって 適宜、装飾性の高いものが得られる。
【0019】 図4は、発光部3aを光り態様の異なる複数の発光部位3c,3dに区分した ものの一例である。上側の発光部位3cは光り部材8…を、下の発光部位3dは 気泡10を混入して形成している。
【0020】 なお、軸柄3は、複数の部材を組み合わせて構成するもよい。例えば、図3に 示したように発光部3aに凹面からなる反射面を形成した場合には、図5に示し たようにチューブ状で透明のカバー部材11を嵌めるようにするとよい。外観を 良くすることができる。しかも、気泡を混入して形成した時と同様の作用を得ら れる上に、射出成形が可能なため製造が容易で、またカバー部材11の色を無色 透明だけではなく、他色の透明を適宜混ぜることによって、カラフルな杖を容易 に得ることができる。また、発光部3aを光り態様の異なる複数の発光部位に区 分しようとするときにも、カバー部材11を嵌める部位をカバー部材11の厚み 分小径にすることで、軸柄3を一本の部材で形成することができる。連結部分を 形成する必要はなく、丈夫な杖を簡単な工程で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】杖の斜視図。
【図2】杖の断面図。
【図3】他の例に係る杖の斜視図。
【図4】他の例に係る杖の斜視図。
【図5】他の例の軸柄の構造を示す斜視図。
【符号の説明】
1…杖 2…握り部材 3…軸柄 3a…発光部 3c,3d…発光部位 5…光源 8…光り部材 9…凹面 10…気泡
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状の軸柄に、光を発する発光部を形成し
    た杖。
  2. 【請求項2】前記発光部を透光性を有する材料で形成す
    るとともに、該発光部の外端部に、発光部に光を供給す
    る光源を設け、上記発光部に、供給された光の向きを変
    えて外に出す反射面を形成したた請求項1記載の杖。
  3. 【請求項3】前記発光部を合成樹脂で形成するととも
    に、前記反射面を、発光部の成形時に金粉や銀粉、アル
    ミ蒸着フィルムの細片等の多数の光り部材を混入して形
    成した請求項2記載の杖。
  4. 【請求項4】前記発光部を合成樹脂で形成するととも
    に、前記反射面を、発光部の成形時に気泡を混入して形
    成した請求項2記載の杖。
  5. 【請求項5】前記反射面を、発光部の外側面に形成した
    凹面またはおよび凸面で構成した請求項2記載の杖。
  6. 【請求項6】前記発光部を、軸柄の握り部を除く略全体
    に形成し、前記光源を、上記発光部の上端部に位置する
    握り部内に収納した請求項1から請求項5のうちのいず
    れか一項に記載の杖。
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