JP3044367U - パジャマ兼トレ−ナ - Google Patents

パジャマ兼トレ−ナ

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JP3044367U
JP3044367U JP1997005551U JP555197U JP3044367U JP 3044367 U JP3044367 U JP 3044367U JP 1997005551 U JP1997005551 U JP 1997005551U JP 555197 U JP555197 U JP 555197U JP 3044367 U JP3044367 U JP 3044367U
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shoulder
jacket
cloth piece
cloth
pad
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JP1997005551U
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English (en)
Inventor
健二 清
Original Assignee
健二 清
永田 健作
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パジャマを兼ねたトレ−ナの肩部や背中部
の裏面に保温当布片を取付けて保温性を高める。 【解決手段】 両袖部を備えると共に襟部11を設けた
木綿などの布地からなる上着10と、前記上着の背中上
部10bの裏面に合致させる保温当布片の背中当部21
の前端部に、前記上着の肩部10aの裏面に合致させる
保温当布片の肩当部21aを形成し、前記上着の肩部の
前側の裏面に合致させる保温当布片の前肩当部23を前
記背中当部に一体または別体に設けると共に、該前肩当
部および肩当部の中間部分に前側から凹入部25を形成
した木綿などの布地からなる該保温当布片20とからな
り、該保温当布片の凹入部を前記上着の襟部の裏面に合
致させて両者を夫々縫着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、肩部や背中部の冷えを防ぐパジャマを兼ねたトレ−ナに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、パジャマやトレ−ナは厚手の木綿布地を用いて全体を一様の厚さに形成 してあるので、肩部や背中部が冷えた場合には寒さに敏感なお年寄りは、ちょっ とした冷えでも風邪を引きやすい。そのため、お年寄りはパジャマを着て直ぐ寝 る場合はよいが、家族団欒の時を過ごす際にはパジャマの上からカ−デガンやチ ョッキ型の上着などを重ね着することによって肩部や背中部を保温して風邪引き を防いでいる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
最近、室内着としてトレ−ナを着用することが流行しているが、このトレ−ナ はそのままパジャマとして使用することができる。さらに、室内着やちょっとし た外出着にも利用できて便利である。しかも、従来のパジャマやトレ−ナは全体 を一様の厚さに形成してあり、それだけを着用することによって老人や体の弱い 身体の不自由な人の体、特に、肩部や背中部の冷えを防止するにはカ−デガンや 上っ張りを着る煩わしさがあった。その上、着膨れを生じて行動しにくい等の欠 点を有していた。 本考案は、パジャマを兼ねたトレ−ナの肩部や背中部の裏面に保温当布片を取 付けて保温性を高めることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、両袖部を備えると共に襟部を設けた木綿などの布地からなる上着と 、前記上着の背中上部の裏面に合致させる保温当布片の背中当部の前部に、前記 上着の肩部の裏面に合致させる保温当布片の肩当部を形成し、前記上着の肩部の 前側の裏面に合致させる保温当布片の前肩当部を前記背中当部に一体または別体 に設けると共に、該前肩当部および肩当部の中間部分に前側から凹入部を形成し た木綿などの布地からなる該保温当布片とからなり、該保温当布片の凹入部を前 記上着の襟部の裏面に合致させて両者を夫々縫着することを特徴とする。また本 考案は、両袖部を備えると共に襟部に襟部片を有し、大きく開放できる襟元部を 設けた木綿などの布地からなる上着と、前記上着の背中上部の裏面に合致させる 保温当布片の背中当部の前部に、前記上着の肩部の裏面に合致させる保温当布片 の肩当部を形成し、前記上着の肩部の前側の裏面に合致させる保温当布片の前肩 当部を前記背中当部に一体または別体に設けると共に、該前肩当部および肩当部 の中間部分に前側から凹入部を形成した木綿などの布地からなる該保温当布片と からなり、該保温当布片の凹入部を前記上着の裏面に合致させて両者を夫々縫着 することを特徴とするものである。
【0005】 このように、上着裏面の肩部や背中部に保温当布片を縫着して冷えを感じやす い肩部や背中部を二重に形成し、トレ−ナとして室内着に使用したり、また、パ ジャマとして使用する場合に寝るまでの間にカ−デガン等の上着を着る必要が殆 どない。また、夜寝る場合や朝起きた場合にトレ−ナをパジャマに着替えたり、 また、パジャマをトレ−ナに着替えたりしないで済むのでお年寄りや体の不自由 な人にとって便利である。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案に係る第1の実施の形態を図1〜3により説明すると、10は保温性、 吸湿性、通気性を有した厚手の繊維地で形成し、全体がシャツ形をしたパジャマ 兼トレ−ナの機能を有する上着である。この上着10の上部中央に、メリヤス編 みに形成して伸縮性を有する丸首形をした襟首部11を形成し、該上着の両側に 設けた袖部12、12の先端には夫々メリヤス編みして伸縮可能な袖口部13、 13を形成してある。この上着10の上部裏面には、保温性、吸湿性、通気性を 有する繊維で形成した保温当布片20を縫着して取付けてある(図2)。
【0007】 図3に示すように、この保温当布片20は略方形をした背中当部21の上部に 肩当部21aを一体に形成し、該肩当部21aの前部両側に前肩当部23、23 を一体または別体に形成してある。この肩当部21aおよび前肩当部23の中間 部分には、前部側(図面上方)からU字形に切り欠いた凹入部25を形成してあ る。この場合、背中当部21の一部をなす肩当部21aと該背中当部21とは必 ずしも一体に形成せずに別体に形成してもよい。さらに、この背中当部21は背 中の上半分だけでなく、背中全体を覆うように長く(図示せず)形成してもよい ものである。
【0008】 この保温当片20の肩当部21aは、第1の上着10の夫々肩部10a、10 aの裏面に当接させて取付け、この肩部の裏面前側に位置させて肩当部23、2 3を設けてある。さらにこの前肩当部23および肩当部21aの前側中央部分に は前部側から凹入部25を形成してあり、該凹入部25と襟首部11とを合致さ せて取付けてある。この背中当部21は、上着10の背中上部10bに取付けて あり、このように該保温当布片は背中の肩甲骨の略全体を覆うように上着10の 裏面に取付けてある。
【0009】 図4において、第2の実施の形態における第2の上着30は、保温性、吸湿性 、通気性を有する繊維により形成し、襟首部31に襟部片32を形成し、前側に 設けた襟元部33をボタン34で開閉可能に止着してあり、第2の上着30と同 一素材で形成してある。さらに、該上着30の袖部35、35の先端にボタン( 図示せず)で止着する袖口部36を形成してある。なお、第1の実施の形態に使 用した符号と同じ符号は同じものを表している。
【0010】 次に、第1の実施の形態の作用について説明すると、保温当布片20を第1の 上着10の裏面の背中上部10bを覆うと共に、肩当部21aを上着10の肩部 10aの裏面に位置させ、さらに、該肩当部に連続して前肩当部23を上着の上 部裏面に位置させて該上着に縫着し、それによって上着の肩部から背中部分にか けて二重構造に形成してある。このように保温当布片20と上着10とを二重に 縫着させて、両者の間に設けた空気層が体温により温められ、該空気が逃げられ ないので体を保温する効果を有している。
【0011】 この保温当布片20は、第1の上着10の裏面であって、背中上部10bから 肩部10aを介して前肩部分まで覆っているが、外観からは普通の上着にしか見 えないため違和感なく着用することができる。この場合、該保温当布片24の背 中当部21は、必要に応じて背中全体を覆うように長く形成してもよい。
【0012】 この第1の上着10は、トレ−ナとして室内着に利用することができるし、ま たちょっとした外出着として着用することも可能である。さらに、パジャマとし て使用することは勿論可能なため、このまま上着10を着用して寝ることができ る。この場合、筒状に形成してあって前開きではないので、寝ている間に体の前 側がはだける心配がないし、さらに、襟部11が伸縮可能に形成してあるので首 部に密着するため、該首部分から冷たい空気が上着内に進入することがなく体を 冷やすことはない。また、朝起きた後、他の洋服に着替えなくてそのまま室内で 過ごせるので老人や体の不自由な人にとっては極めて便利である。
【0013】 第2の上着30は、襟部31を大きく開けられるように襟部片32を有した襟 元部33を有することにより、襟を具えた外出着としての利用度が高まる。また 、このように襟首部31を大きく開けられるようにしたことにより、パジャマや トレ−ナの着脱を容易にできるため、介護人が老人や体の不自由な人に着用させ る際に便利である。
【0014】
【考案の効果】 本考案は、パジャマやトレ−ナの裏面に保温当布片を縫着して二重にして保 温させるようにしたので外観はなんら違和感がない。また老人や体の不自由な人 が着膨れする事なく着用できるので動きにくくなるようなことがなく、且つ、体 の冷えを防止して保温することができる。 保温当布片を上着の裏面に縫着して二重構造にして間に空気層を設け、体温 により保温された該空気層内の空気が逃げにくいため体を保温できるし、布団か ら露出する肩部分に該保温当布片を縫着してあるため睡眠中に体を冷やすことが ない。 襟首部に設けた襟元部をボタンで止着できるようにして必要に応じて襟元部 を大きく開けられるので老人や体の不自由な人を介護する介護人にとって能率よ く介護することができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る第1の実施の形態を示す第1の上
着の正面図である。
【図2】図1のA−A線方向断面図である。
【図3】保温当布片の展開図である。
【図4】本考案の第2の実施の形態を示す第2の上着の
正面図である。
【符号の説明】
10 第1の上着 10a 肩部 10b 背中上部 11 襟部 12 袖部 20 保温当布片 21 背中当部 21a 肩当部 23 前肩当部 25 凹入部 30 第2の上着 31 襟部 32 襟部片 33 襟元部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両袖部を備えると共に襟部を設けた木綿
    などの布地からなる上着と、 前記上着の背中上部の裏面に合致させる保温当布片の背
    中当部の前端部に、前記上着の肩部の裏面に合致させる
    保温当布片の肩当部を形成し、前記上着の肩部の前側の
    裏面に合致させる保温当布片の前肩当部を前記背中当部
    に一体または別体に設けると共に、該前肩当部および肩
    当部の中間部分に前側から凹入部を形成した木綿などの
    布地からなる該保温当布片とからなり、 該保温当布片の凹入部を前記上着の襟部の裏面に合致さ
    せて両者を夫々縫着することを特徴とするパジャマ兼ト
    レ−ナ。
  2. 【請求項2】 両袖部を備えると共に襟部に襟部片を有
    して大きく開放できる襟元部を設けた木綿などの布地か
    らなる上着と、 前記上着の背中上部の裏面に合致させる保温当布片の背
    中当部の前部に、前記上着の肩部の裏面に合致させる保
    温当布片の肩当部を形成し、前記上着の肩部の前側の裏
    面に合致させる保温当布片の前肩当部を前記背中当部に
    一体または別体に設けると共に、該前肩当部および肩当
    部の中間部分に前側から凹入部を形成した木綿などの布
    地からなる該保温当布片とからなり、 該保温当布片の凹入部を前記上着の裏面に合致させて両
    者を夫々縫着することを特徴とするパジャマ兼トレ−
    ナ。
JP1997005551U 1997-06-13 1997-06-13 パジャマ兼トレ−ナ Expired - Lifetime JP3044367U (ja)

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