JP3044033B1 - 浴槽用移動仕切壁及び浴槽装置 - Google Patents
浴槽用移動仕切壁及び浴槽装置Info
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- JP3044033B1 JP3044033B1 JP11045487A JP4548799A JP3044033B1 JP 3044033 B1 JP3044033 B1 JP 3044033B1 JP 11045487 A JP11045487 A JP 11045487A JP 4548799 A JP4548799 A JP 4548799A JP 3044033 B1 JP3044033 B1 JP 3044033B1
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Abstract
【要約】
【課題】 要介助者が入浴する際に、それら要介助者が
浴槽内の所定箇所に集中することなく浴槽全体の有効利
用を図る。 【解決手段】 浴槽2内に沈められる仕切壁本体30
と、仕切壁本体の下面に設けられたキャスタ31と、前
記仕切壁本体を浴槽内の所定位置に固定する固定手段3
2とを備える。仕切壁本体30の外周には手すり35、
36及び椅子37が取り付けられる。仕切壁本体30に
はウエイトが取り付けられる。
浴槽内の所定箇所に集中することなく浴槽全体の有効利
用を図る。 【解決手段】 浴槽2内に沈められる仕切壁本体30
と、仕切壁本体の下面に設けられたキャスタ31と、前
記仕切壁本体を浴槽内の所定位置に固定する固定手段3
2とを備える。仕切壁本体30の外周には手すり35、
36及び椅子37が取り付けられる。仕切壁本体30に
はウエイトが取り付けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽用移動仕切壁
及び浴槽装置に関する。
及び浴槽装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院あるいは老人ホーム等で
は、多人数を入浴させるために、浴室に広いスペースを
確保する他、浴槽自体も広く作られている。
は、多人数を入浴させるために、浴室に広いスペースを
確保する他、浴槽自体も広く作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の病院等で使用さ
れる浴槽には次の問題があった。すなわち、身体の動き
が不自由な老人や身体障害者等の要介助者が入浴する場
合、浴槽内の階段あるいは周囲の立壁付近等、手でつか
まるものがある場所に集中する傾向にあり、浴槽を広く
作ってもそれが有効に利用されないという問題があっ
た。
れる浴槽には次の問題があった。すなわち、身体の動き
が不自由な老人や身体障害者等の要介助者が入浴する場
合、浴槽内の階段あるいは周囲の立壁付近等、手でつか
まるものがある場所に集中する傾向にあり、浴槽を広く
作ってもそれが有効に利用されないという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、要介助者が入浴する際に、それら要介助者が浴
槽内の所定箇所に集中することなく浴槽全体の有効利用
が図れる、浴槽用移動仕切壁及び浴槽装置を提供するこ
とを目的とする。
であり、要介助者が入浴する際に、それら要介助者が浴
槽内の所定箇所に集中することなく浴槽全体の有効利用
が図れる、浴槽用移動仕切壁及び浴槽装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の手段をも
って上記目的の達成を図っている。請求項1記載の発明
では、浴槽内に沈められる仕切壁本体と、該仕切壁本体
の下面に設けられたキャスタと、前記仕切壁本体が固定
されるとき前記キャスタより下方に延びて、前記仕切壁
本体を浴槽内の所定位置に固定する固定手段とを備える
浴槽用移動仕切壁であって、前記仕切壁本体の外周に
は、入浴者が手をかける手すりが取り付けられるととも
に、該仕切壁本体にはウエイト(33)が取り付けら
れ、あるいは侵入されていることを特徴とする。
って上記目的の達成を図っている。請求項1記載の発明
では、浴槽内に沈められる仕切壁本体と、該仕切壁本体
の下面に設けられたキャスタと、前記仕切壁本体が固定
されるとき前記キャスタより下方に延びて、前記仕切壁
本体を浴槽内の所定位置に固定する固定手段とを備える
浴槽用移動仕切壁であって、前記仕切壁本体の外周に
は、入浴者が手をかける手すりが取り付けられるととも
に、該仕切壁本体にはウエイト(33)が取り付けら
れ、あるいは侵入されていることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明では、前記仕切壁本体
の外周には、手すりに代えて椅子が取り付けられている
ことを特徴とする。
の外周には、手すりに代えて椅子が取り付けられている
ことを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明では、前記仕切壁本体
には椅子が取り付けられていることを特徴とする。
には椅子が取り付けられていることを特徴とする。
【0008】
【0009】請求項4記載の発明では、前記固定手段
は、前記仕切壁本体にネジ棒が起立状態で螺合され、該
ネジ棒が回転操作されることによって、上下方向に移動
操作される構成であることを特徴とする。
は、前記仕切壁本体にネジ棒が起立状態で螺合され、該
ネジ棒が回転操作されることによって、上下方向に移動
操作される構成であることを特徴とする。
【0010】
【0011】請求項5記載の浴槽装置では、前記請求項
1〜4のいずれかに記載の浴槽用移動仕切壁を備えたこ
とを特徴とする。
1〜4のいずれかに記載の浴槽用移動仕切壁を備えたこ
とを特徴とする。
【0012】本発明によれば、浴槽内の仕切壁本体を移
動させるときには、固定手段による固定を解除し、キャ
スタを介して仕切壁本体を移動させ、所定の位置まで移
動させた後には、固定手段を働かせて仕切壁本体を固定
する。仕切壁本体は浴槽中に安定した状態で起立するの
で、要介助者は当該仕切壁本体につかまることにより、
自身の安定を図ることができる。また、仕切壁本体には
手すりあるいは椅子が取り付けられいるので、要介助者
は自身の安定をより一層図ることができる。このよう
に、要介助者等の入浴者が浴槽の中程に安心して行くこ
とができるので、入浴者が浴槽の所定箇所に集中すると
いった事態を未然に防止でき、浴槽を広く有効利用でき
る。
動させるときには、固定手段による固定を解除し、キャ
スタを介して仕切壁本体を移動させ、所定の位置まで移
動させた後には、固定手段を働かせて仕切壁本体を固定
する。仕切壁本体は浴槽中に安定した状態で起立するの
で、要介助者は当該仕切壁本体につかまることにより、
自身の安定を図ることができる。また、仕切壁本体には
手すりあるいは椅子が取り付けられいるので、要介助者
は自身の安定をより一層図ることができる。このよう
に、要介助者等の入浴者が浴槽の中程に安心して行くこ
とができるので、入浴者が浴槽の所定箇所に集中すると
いった事態を未然に防止でき、浴槽を広く有効利用でき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明にかかる浴槽装置1
の平面図、図2は同浴槽装置で使用される移動仕切壁2
の拡大平面図、図3は図1のIIIーIII線沿う断面図、図
4は図1のIV矢視図、図5は図1のVーV線に沿う側断面
である。
施の形態を説明する。図1は本発明にかかる浴槽装置1
の平面図、図2は同浴槽装置で使用される移動仕切壁2
の拡大平面図、図3は図1のIIIーIII線沿う断面図、図
4は図1のIV矢視図、図5は図1のVーV線に沿う側断面
である。
【0014】浴槽装置1は浴槽2と移動仕切壁3とから
構成されている。浴槽2は平面視長方形状とされてお
り、その一隅部には階段21が設けられている。また、
浴槽2の前記階段21が設けられた長辺部を除く残りの
3辺部には手すり22が設けられ、この浴槽周囲の手す
り22は階段21の手すりと一体化されている。また、
浴槽2の前記階段21が設けられた長辺部内側には腰掛
け部23が形成されている。そして、階段21を除く浴
槽2の周囲は立壁24で覆われいる。
構成されている。浴槽2は平面視長方形状とされてお
り、その一隅部には階段21が設けられている。また、
浴槽2の前記階段21が設けられた長辺部を除く残りの
3辺部には手すり22が設けられ、この浴槽周囲の手す
り22は階段21の手すりと一体化されている。また、
浴槽2の前記階段21が設けられた長辺部内側には腰掛
け部23が形成されている。そして、階段21を除く浴
槽2の周囲は立壁24で覆われいる。
【0015】前記移動仕切壁3は、ここでは、後述する
仕切壁本体30が只一つのもの3Aと、2つの仕切壁本
体30、30が、該仕切壁本体30から延びるブラケッ
ト29a、29bを連結するピン29を介して(図5参
照)結合され、互いに水平方向へ回動可能に連結されて
なるもの3Bと2種類の例を示している。
仕切壁本体30が只一つのもの3Aと、2つの仕切壁本
体30、30が、該仕切壁本体30から延びるブラケッ
ト29a、29bを連結するピン29を介して(図5参
照)結合され、互いに水平方向へ回動可能に連結されて
なるもの3Bと2種類の例を示している。
【0016】前記移動仕切壁3を、前記仕切壁本体30
が只一つ設けられたもの3Aを例に挙げて説明する。な
お、他方の移動仕切壁3Bは、基本的構成が前記のもの
3Aと同様なので、ここではその説明を省略する。この
移動仕切壁3Aは、図2に示すように、上部が浴槽2の
水面2Aから突出された状態でその下部を浴槽2内に沈
められる、一端が方形状で他端が円形状とされた略直方
体形状の仕切壁本体30と、仕切壁本体30の下面に設
けられた複数のキャスタ31…と、前記仕切壁本体30
が固定されるときキャスタ31…より下方に延びて、仕
切壁本体30を浴槽2内の所定位置に固定する固定手段
32とを備える。
が只一つ設けられたもの3Aを例に挙げて説明する。な
お、他方の移動仕切壁3Bは、基本的構成が前記のもの
3Aと同様なので、ここではその説明を省略する。この
移動仕切壁3Aは、図2に示すように、上部が浴槽2の
水面2Aから突出された状態でその下部を浴槽2内に沈
められる、一端が方形状で他端が円形状とされた略直方
体形状の仕切壁本体30と、仕切壁本体30の下面に設
けられた複数のキャスタ31…と、前記仕切壁本体30
が固定されるときキャスタ31…より下方に延びて、仕
切壁本体30を浴槽2内の所定位置に固定する固定手段
32とを備える。
【0017】前記仕切壁本体30は、ステンレスあるい
はプラスチック製からなるもので、その下面には、該仕
切壁本体30を沈めるためのウエイト33が取り付けら
れている。なお、ウエイト33には、金属製のものの
他、コンクリート、あるいは水等も利用することがで
き、水をウエイトとして利用する場合には、仕切壁本体
30内に水を収納する液密性のタンクが設置される。
はプラスチック製からなるもので、その下面には、該仕
切壁本体30を沈めるためのウエイト33が取り付けら
れている。なお、ウエイト33には、金属製のものの
他、コンクリート、あるいは水等も利用することがで
き、水をウエイトとして利用する場合には、仕切壁本体
30内に水を収納する液密性のタンクが設置される。
【0018】前記仕切壁本体30の外周、具体的には上
面と外側面には、それぞれ入浴者が手をかける手すり3
5、36が取り付けられている。外側面に取り付けられ
る手すり36は、浴槽2の水面2Aよりも上側に位置す
るように、その高さが設定されている。また、仕切壁本
体30の外側面には椅子37が折り畳み自在に取り付け
られている。
面と外側面には、それぞれ入浴者が手をかける手すり3
5、36が取り付けられている。外側面に取り付けられ
る手すり36は、浴槽2の水面2Aよりも上側に位置す
るように、その高さが設定されている。また、仕切壁本
体30の外側面には椅子37が折り畳み自在に取り付け
られている。
【0019】前記固定手段32は、図4に示すように前
記仕切壁本体30にネジ棒39が起立状態で螺合され、
該ネジ棒39が、仕切壁本体から突出する上端に取り付
けられた調整ノブ39aを回転操作されることによっ
て、上下方向に移動操作される構成とされている。すな
わち、前記調整ノブ39aを回転操作されることによっ
て、ネジ棒39の下端に回転自在に取り付けられた固定
脚39bが、キャスタ33よりも下方に至って設置され
るときには仕切壁本体30を固定し、逆に、ネジ棒39
が逆方向に回転操作されて固定脚39bがキャスタ33
よりも上方に至ったときには、仕切壁本体30を移動自
在とする。
記仕切壁本体30にネジ棒39が起立状態で螺合され、
該ネジ棒39が、仕切壁本体から突出する上端に取り付
けられた調整ノブ39aを回転操作されることによっ
て、上下方向に移動操作される構成とされている。すな
わち、前記調整ノブ39aを回転操作されることによっ
て、ネジ棒39の下端に回転自在に取り付けられた固定
脚39bが、キャスタ33よりも下方に至って設置され
るときには仕切壁本体30を固定し、逆に、ネジ棒39
が逆方向に回転操作されて固定脚39bがキャスタ33
よりも上方に至ったときには、仕切壁本体30を移動自
在とする。
【0020】なお、一方の移動仕切壁3Aには、当該移
動仕切壁3Aを浴槽の手すり22に固定するための手す
り固定手段40が設けられている(図3参照)。手すり
固定手段40は、仕切壁本体から延びるステー41と、
該ステー41の下面に前記手すり22を下側から把持す
るようにナットを介して取り付けられるU字状のバント
42とから構成される。
動仕切壁3Aを浴槽の手すり22に固定するための手す
り固定手段40が設けられている(図3参照)。手すり
固定手段40は、仕切壁本体から延びるステー41と、
該ステー41の下面に前記手すり22を下側から把持す
るようにナットを介して取り付けられるU字状のバント
42とから構成される。
【0021】次に、上記構成の浴槽用移動仕切壁3及び
浴槽装置1の作用について説明する。例えば、身体障害
者等の要介助者が入浴する場合、手すり22を利用しな
がら階段21から降りて浴槽2内に至る。前記階段21
から浴槽2内に至った入浴者は、移動仕切板3(3A、
3B)を利用することにより、浴槽2の中程まで安心し
て移動でき、かつ、その後移動仕切壁3の外周に取り付
けられた手すり35、36を把持して自身の安定を図る
こともできる。したがって、入浴者が浴槽2の所定箇所
に集中するといった事態を未然に防止でき、浴槽を広く
利用できる。
浴槽装置1の作用について説明する。例えば、身体障害
者等の要介助者が入浴する場合、手すり22を利用しな
がら階段21から降りて浴槽2内に至る。前記階段21
から浴槽2内に至った入浴者は、移動仕切板3(3A、
3B)を利用することにより、浴槽2の中程まで安心し
て移動でき、かつ、その後移動仕切壁3の外周に取り付
けられた手すり35、36を把持して自身の安定を図る
こともできる。したがって、入浴者が浴槽2の所定箇所
に集中するといった事態を未然に防止でき、浴槽を広く
利用できる。
【0022】また、移動仕切壁3は必要に応じて自由に
移動することができる。例えば、一方の移動仕切壁3A
を手すり22に沿って移動させる場合には、まず、図示
せぬナットを緩めて手すり固定手段40のU字状バント
42による手すり22への係合を解く。次いで、調整ノ
ブ39aを回転操作することによって、ネジ棒39を上
方へ移動させ、ネジ棒39の下端に取り付けてある固定
脚39bを浴槽の底面から離間させて該固定脚39bに
よる固定を解き、その後、キャスタ33を介して移動仕
切壁3Aを自由に移動させる。所定箇所まで移動させた
ら、前記調整ノブ39aを前記とは逆方向へ回転操作し
て、固定脚39bを設置させて固定し、同時に、手すり
固定手段40によって当該移動仕切壁3Aを手すり22
に固定する。
移動することができる。例えば、一方の移動仕切壁3A
を手すり22に沿って移動させる場合には、まず、図示
せぬナットを緩めて手すり固定手段40のU字状バント
42による手すり22への係合を解く。次いで、調整ノ
ブ39aを回転操作することによって、ネジ棒39を上
方へ移動させ、ネジ棒39の下端に取り付けてある固定
脚39bを浴槽の底面から離間させて該固定脚39bに
よる固定を解き、その後、キャスタ33を介して移動仕
切壁3Aを自由に移動させる。所定箇所まで移動させた
ら、前記調整ノブ39aを前記とは逆方向へ回転操作し
て、固定脚39bを設置させて固定し、同時に、手すり
固定手段40によって当該移動仕切壁3Aを手すり22
に固定する。
【0023】なお、他方の移動仕切壁3Bは、前記固定
手段32による固定を解除した後は、全体を浴槽内のい
ずれにでも自由に移動させることができ、また、2つの
仕切壁本体30、30同士のなす角度も自由に変えるこ
とができる。
手段32による固定を解除した後は、全体を浴槽内のい
ずれにでも自由に移動させることができ、また、2つの
仕切壁本体30、30同士のなす角度も自由に変えるこ
とができる。
【0024】なお、上記実施の形態はあくまで本発明の
一実施形態であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適
宜設計変更可能である。例えば、上記実施の形態では、
仕切壁本体30を只一つのものと、仕切壁本体30を2
つ互いにピン結合ささたものとの2つの例を挙げて説明
しているが、仕切壁本体30を3つ以上連結したもので
あっても良い。また、仕切壁本体30に湯を噴射させる
噴射ノズルを設けるようにしても良い。
一実施形態であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適
宜設計変更可能である。例えば、上記実施の形態では、
仕切壁本体30を只一つのものと、仕切壁本体30を2
つ互いにピン結合ささたものとの2つの例を挙げて説明
しているが、仕切壁本体30を3つ以上連結したもので
あっても良い。また、仕切壁本体30に湯を噴射させる
噴射ノズルを設けるようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、仕切壁本体を自由に移
動させて固定することができ、この仕切壁本体を浴槽中
の任意の位置に安定した状態で起立させることができる
ので、要介助者は当該仕切壁本体につかまることによ
り、自身の安定を図ることができる。また、仕切壁本体
には手すりあるいは椅子が取り付けられいるので、要介
助者は自身の安定をより一層図ることができる。このよ
うに、要介助者等の入浴者が浴槽の中程に安心して行く
ことができるので、入浴者が浴槽の所定箇所に集中する
といった事態を未然に防止でき、浴槽を広く有効利用で
きる。また、仕切壁本体を複数、互いに水平方向へ回動
可能に連結する構成にすれば、仕切壁本体のなす角度を
略90度に設定することによって、仕切壁本体自体を倒
れにくくすることができ、他の固定手段に頼ることなく
自立させることができる。
動させて固定することができ、この仕切壁本体を浴槽中
の任意の位置に安定した状態で起立させることができる
ので、要介助者は当該仕切壁本体につかまることによ
り、自身の安定を図ることができる。また、仕切壁本体
には手すりあるいは椅子が取り付けられいるので、要介
助者は自身の安定をより一層図ることができる。このよ
うに、要介助者等の入浴者が浴槽の中程に安心して行く
ことができるので、入浴者が浴槽の所定箇所に集中する
といった事態を未然に防止でき、浴槽を広く有効利用で
きる。また、仕切壁本体を複数、互いに水平方向へ回動
可能に連結する構成にすれば、仕切壁本体のなす角度を
略90度に設定することによって、仕切壁本体自体を倒
れにくくすることができ、他の固定手段に頼ることなく
自立させることができる。
【図1】 本発明の実施の形態を示す浴槽装置の平面図
である。
である。
【図2】 同浴槽装置で使用される移動仕切壁2の拡大
平面図である。
平面図である。
【図3】 図1のIIIーIII線沿う断面図である。
【図4】 図1のIV矢視図である。
【図5】 図1のVーV線に沿う側断面である。
1…浴槽装置、2…浴槽、3…移動仕切壁、22…手す
り、24…立壁、30…仕切壁本体、31…キャスタ、
32…固定手段、33…ウエイト、35.36…手す
り、37…椅子、39…ネジ棒。
り、24…立壁、30…仕切壁本体、31…キャスタ、
32…固定手段、33…ウエイト、35.36…手す
り、37…椅子、39…ネジ棒。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 33/02 A61H 1/02 A61H 3/04 A63B 21/008 A47K 3/02 A47K 3/14 B62B 5/04
Claims (5)
- 【請求項1】 浴槽(2)内に沈められる仕切壁本体
(30)と、 該仕切壁本体の下面に設けられたキャスタ(31)と、 前記仕切壁本体が固定されるとき前記キャスタより下方
に延びて、前記仕切壁本体を浴槽内の所定位置に固定す
る固定手段(32)とを備える浴槽用移動仕切壁であっ
て、 前記仕切壁本体(30)の外周には、入浴者が手をかけ
る手すり(35、36)が取り付けられるとともに、該
仕切壁本体にはウエイト(33)が取り付けられ、ある
いは侵入されていることを特徴とする浴槽用移動仕切
壁。 - 【請求項2】 前記仕切壁本体(30)の外周には、手
すりに代えて椅子(37)が取り付けられていることを
特徴とする請求項1記載の浴槽用移動仕切壁。 - 【請求項3】 前記仕切壁本体には椅子(37)が取り
付けられていることを特徴とする請求項1記載の浴槽用
移動仕切壁。 - 【請求項4】 前記固定手段は、前記仕切壁本体にネジ
棒(39)が起立状態で螺合され、該ネジ棒が回転操作
されることによって、上下方向に移動操作される構成で
あることを特徴とする1〜3のいずれかに記載の浴槽用
移動仕切壁。 - 【請求項5】 前記請求項1〜4のいずれかに記載の浴
槽用移動仕切壁を備えたことを特徴とする浴槽装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11045487A JP3044033B1 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 浴槽用移動仕切壁及び浴槽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11045487A JP3044033B1 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 浴槽用移動仕切壁及び浴槽装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3044033B1 true JP3044033B1 (ja) | 2000-05-22 |
JP2000237270A JP2000237270A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12720770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11045487A Expired - Fee Related JP3044033B1 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 浴槽用移動仕切壁及び浴槽装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3044033B1 (ja) |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP11045487A patent/JP3044033B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000237270A (ja) | 2000-09-05 |
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