JP3043928U - コアドリルにおける送りハンドルの位置調整装置 - Google Patents

コアドリルにおける送りハンドルの位置調整装置

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JP3043928U
JP3043928U JP1997005108U JP510897U JP3043928U JP 3043928 U JP3043928 U JP 3043928U JP 1997005108 U JP1997005108 U JP 1997005108U JP 510897 U JP510897 U JP 510897U JP 3043928 U JP3043928 U JP 3043928U
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JP
Japan
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handle
hole
core drill
locking
engaging
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Application number
JP1997005108U
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English (en)
Inventor
公一 高山
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Exen Corp
Original Assignee
Exen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアドリルにおけるコアビットの送りハンド
ルを所望の位置に仮止めできるようにし、作業性を向上
させることを課題とする。 【解決手段】 棒状のハンドル11の周壁に、ハンドル
取付け用の貫通孔10と係止する係止部13を複数形成
し、ハンドルが所定位置に仮止めされるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、コンクリートの切削に使用されるダイヤモンドコアドリルなどの コアドリルの筒状のビットを昇降させる際に操作する送りハンドルの位置を調整 するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コアドリルは、ラックを取付けた支柱に前記ラックと噛み合うピニオンを取付 けたクランプケースを装着し、操作ハンドルを回転させてピニオンを回転させ、 ラックとの噛み合いによりクランプケースを昇降させることによって、クランプ ケースの下方に取付けたビットを昇降させるようになっている。 そして、前記操作ハンドルは棒状であって、ピニオンを回転させるための駆動 軸に設けられた貫通孔に遊嵌させてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の送りハンドルは駆動軸の貫通孔に遊嵌されているものであるから、所望 の位置に仮止することができない。すなわち、切削時には大きな力でクランプケ ースないしコアビットを下方へ押し下げる必要があるので、図1に示すようにハ ンドルの上方を長くして使用するが、このとき瞬時手を離すとハンドルは下方へ 移動してしまい、再度上方へ引上げなければ作業を継続することができない。 また、小型のコアビットを使用する場合など、切削に要する力が比較的小さい ときには、ハンドルを短めにした状態での作業が好まれるが、ハンドルを中間位 置に保持するための配慮がされていないので、ハンドルを中間位置で使用として もずれてしまい、位置の保持が難しく、結局大きな力を掛ける場合と同様にハン ドルの手前側を長くした状態で作業を行なわざるを得ず、押し下げ力が過大にな りビットを破損するおそれもある。 更に、引上げるときには小さな力で足りるので、ハンドルを中間位置として回 転させることが効率がよいが、上記と同様中間位置で固定することができず、作 業性が悪い。 また、ハンドルは自由にスライドするために、不慮にスライドしたハンドルの 握り玉に手を挟まれるおそれもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ハンドルが貫通孔と係止して仮止されるようにして、上記課題を 解決するものである。 すなわち、ハンドルの周壁にその長さ方向の複数箇所にハンドル取付け用の貫 通孔側と係止する係止部を形成してハンドルが所定位置に仮止めされるようにし て、コアドリルにおける送りハンドルの位置調整装置を構成する。 請求項2の考案は、ハンドル周壁の係止部は環状溝とし、貫通孔には前記環状 溝に係止する係止部材を配設し、前記係止部材は環状溝方向へ付勢して環状溝に 係止するようにしたものである。 請求項3の考案は、貫通孔と直角に形成された係止部材の装着溝に係止部材を 装着し、前記装着溝には前記係止部材を送りハンドル方向へ付勢するバネを装着 したものである。
【0005】
【作用】
この考案において、貫通孔に遊嵌された送りハンドルは、その複数箇所に形成 された係止部において貫通孔側と係止し、ハンドルの位置は仮止される。したが って、図1のように上方を長くした状態であっても、この状態で仮止されること により、ハンドルから手を離してもハンドルが下方へ移動することがなく、ハン ドル位置を調整することなくそのまま作業を継続することができる。同じく中間 位置などでもハンドルは仮止され、作業に適した任意の位置を選択してハンドル を操作することができる。 請求項2の考案はハンドルと貫通孔側との係止構造にバネを利用したものであ り、バネの付勢力を越えて力を掛けることにより、ハンドルの位置を自由に移動 することができる。請求項3も同様である。
【0006】
【考案の実施の形態】
基面に固定されるベース盤1に支柱2が立設してあり、この支柱にラック3が 取り付けてある。前記支柱2にはクランプケース4が装着してあり、このクラン プケース4に取り付けられたピニオンが前記ラック3と噛み合っている。前記ク ランプケース4にはギアケース5を介してモータ6が取り付けてあり、モータ6 の出力軸にコアビット7が取り付けてある。
【0007】 前記クランプケース4に取り付けられたピニオンの駆動軸8の一端はクランプ ケース4の外側に延びる、その先端にハンドル取付用のスリーブ9が取り付けて ある。 前記スリーブ9には、前記駆動軸8と直角方向にハンドル取付用の貫通孔10 が設けてあり、この貫通孔10にハンドル11が遊嵌してある。
【0008】 前記ハンドル11は断面円形の棒状であって、その両端には握り玉12が設け てある。そして、ハンドル11の両端部及び中央部に環状の係止溝13、13a 、13bが形成してある。 一方前記スリーブ9には貫通孔10に向けて開口した係止部材の装着穴14が 貫通孔10と直角に形成してあり、この装着穴14の底部14a側にバネ15が 、そして開口側に球体の係止部材16がそれぞれ装着してあり、前記係止部材1 6はバネ15によってハンドル11方向へ付勢されている。 前記装着穴14は有底穴として形成しても良いが、貫通孔としておき、底部1 4aは別の底部材を用意して装着穴に螺合させるようにすると、係止部材のハン ドル方向への圧力を調整することができる。
【0009】 上記実施の形態において、ハンドル11は係止溝13、13a、13bにおい てバネで付勢された係止部材16と係止して仮止めされる。したがって、図1に 示すようにハンドルの上方を長く位置させた場合であっても、係止溝が係止部材 と係止するので、ハンドルから手を離してもハンドルが下方へ移動することなく そのままの状態を維持する。また、中間部で保持したい場合は、中間の係止溝1 3aを係止部材16に係止させて仮止めすれば、ハンドル11の両端部が均等に 突出した状態で保持される。 ハンドル11の位置を変更する場合は、ハンドル11を引っ張るか押すかする と、係止溝13と係止部材16との係止状態は解除され、ハンドルを任意の位置 に移動させることができる。
【0010】 上記実施形態においては、係止溝13を3本形成したが、係止溝の数は適宜選 定する。また、係止部材の構造は、上記のように別部材のバネで付勢する構造の 他、板バネの一部に係止溝に係止する凸部を形成し、係止部材とバネとを一体化 した構造とすることもできる。
【0011】
【考案の効果】
この考案によれば、コアビットの昇降させるための操作ハンドルをピニオンの 駆動軸側に係止仮止めすることができる。 したがって、ハンドルは常時所望の位置に保持することができ、作業目的に適 した位置に保持して、効率の良い作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の実施形態の正面図である。
【図2】 同じく要部の断面図である。
【図3】 同じく要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ベース盤 2 支柱 3 ラック 4 クランプケース 5 ギアケース 6 モータ 7 コアビット 8 駆動軸 9 スリーブ 10 貫通孔 11 ハンドル 12 握り玉 13 係止溝 14 装着穴 15 バネ 16 係止部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱にクランプケースが装着され、支柱
    に取付けられたラックとクランプケースに回転自在に取
    付けられたピニオンとが噛み合わされ、前記ピニオンを
    送りハンドルで回転させてクランプケースを昇降させる
    ようにした装置において、前記ピニオンを回転させる駆
    動軸に、この駆動軸と直角に形成された貫通孔に棒状の
    ハンドルが遊嵌され、このハンドルの周壁にはその長さ
    方向の複数箇所に前記貫通孔側と係止する係止部が形成
    され、ハンドルが所定位置に仮止めされるようにした、
    コアドリルにおける送りハンドルの位置調整装置
  2. 【請求項2】 ハンドル周壁の係止部は環状溝とし、貫
    通孔には前記環状溝に係止する係止部材が配設され、前
    記係止部材は環状溝方向へ付勢された、コアドリルにお
    ける送りハンドルの位置調整装置
  3. 【請求項3】 貫通孔と直角に形成された係止部材の装
    着溝に係止部材が装着されると共に、前記装着溝には前
    記係止部材を送りハンドル方向へ付勢するバネが装着さ
    れた、請求項2記載のコアドリルにおける送りハンドル
    の位置調整装置
JP1997005108U 1997-05-30 1997-05-30 コアドリルにおける送りハンドルの位置調整装置 Expired - Lifetime JP3043928U (ja)

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