JP3043925U - 保存式記録カレンダー - Google Patents

保存式記録カレンダー

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JP3043925U
JP3043925U JP1997005105U JP510597U JP3043925U JP 3043925 U JP3043925 U JP 3043925U JP 1997005105 U JP1997005105 U JP 1997005105U JP 510597 U JP510597 U JP 510597U JP 3043925 U JP3043925 U JP 3043925U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の行事予定等を日毎に書き込み可能に
し、当月前半終了時では当月後半と来月前半とが同時に
一覧できると共に、書き込み後は綴じ込み収納保管し、
永年に亙る長期保存を可能にして比較、参照も容易に行
なえる。 【構成】 カレンダー用紙本体1を上下に切り離し可能
にして下部側は該当月の前半における日及び曜日を表記
した日・曜日欄11、各日毎の行事予定等を書き込む自
由書き込み欄12を区画表示した日記枠欄10を表記形
成した前半区画カレンダー片6とし、上部側は同様に月
後半の日・曜日欄11、自由書き込み欄12を区画表示
した日記枠欄10を表記形成した後半区画カレンダー片
7とする。この1年分のカレンダー用紙本体1を綴合片
22に切り離し可能にして綴じ合わせて一体化して綴具
24に綴じておき、切り離した区画カレンダー片6,7
を折り畳み後に纏めて綴じ込み状に収納保管する綴じ込
み手段61を備えた保管ファイルホルダー60に保存収
納袋40、保存貼付用紙50と共に綴じ込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は各種の行事予定、経過、健康に関する検診データその他を日毎に自 由に書き込み、また書き込み後は各種の保存書類等と共に収納保管でき、これら の過去の各種の記録、データ等の比較対照等も容易に行なえると共に、当月から 来月に亙る行事予定等も容易に一覧了解できるようにした保存式記録カレンダー に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から週あるいは月単位で各種の行事予定等を書き込み、備忘録として使用 できるように絵柄、写真、図等を表示していない実用的なカレンダーが各種提供 されている。この種のカレンダーはその多くが月を単位として月毎に1枚にして 、その該当月の日、曜日夫々が順列的に配列され、各日に対応して自由書込み欄 が付設表示されて形成されているものである。
【0003】 一方、個々人にとってのビジネス上の予定、プライベートな約束等をメモする のに手帳等が、また毎日の出来事や感想等を書く日記等が夫々使用されており、 これらの使用方法も個人的には種々に工夫されているものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ただ従来の書込み式のカレンダーはカレンダー自体が家庭内で使用されるとき 、家族各人の夫々の行事予定、経過等を書き込むには十分な余白スペースが設け られておらず、必要とする各種の事項を一覧的に表記するには困難であった。し かも1週間毎に段状に表記されているタイプの書込み式カレンダーは、書込みに 際し横書き、縦書きするにしても場合によっては多数行に亙ることにもなり、そ うなると非常に読みにくく不便なものであった。また1ケ月毎の1枚ずつに月単 位で日、曜日夫々が月初めから月終りまで一覧的に表示されているカレンダーで あると、当月と来月とにまたがった行事等がある場合にその都度カレンダー用紙 を捲って書き込む必要があり、面倒でもある。更には当月の行事等が半ば終了し た月の後半になると、当該月の前半の日、曜日等がそのまま表示されているのは 、今後の行事予定等が重要でその予定を計画する場合には来月分のものがそのま までは確認できないものである。むしろ今後の来月分の予定、行事等を前月中に 簡単に了解できるようにすることが必要であっても、従来のカレンダーではその 確認等が直ちに判明しないから不便なものであり、来月分のものを見るためにそ の都度当月分のカレンダー用紙を捲るのも煩わしいものであった。
【0005】 また手帳、日記等は個人的なものであるから家族各人の行事予定は必然的に無 視、省略されるもので、これのみを各人が使用するとしたら家族各人更には家族 全員の行事予定との調整に手間取ることにもなり、煩わしいものである。
【0006】 そればかりでなく書込み式のカレンダーは使用が終了するとそのまま廃棄され ることが多く、例えば昨年、一昨年等の同時期の過去の行事、出来事等と本年の それらとを対照しようとしてもそれらを書き込んだカレンダーが残っていないた めにほとんど不可能である。これを解消すべく使用済みのカレンダーを保管する としてもカレンダー自体は非常に大判なものであるから、その収納保管は面倒で ある。またそのために折り畳み保管した場合であっても、カレンダー用紙に折り 線が付される故に繰り返し取り出し参照するとその折り線から破損したり、折り 線上の記録が見にくくなったりして不便なものであった。
【0007】 そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、例 えば家族全員に関する各種の行事予定、経過、出来事、健康管理に関する各種の 検診データその他を日毎に自由に大量に書き込み可能にすると共に、例えば当月 の前半が終了した場合にはその前半部分のみを切り離すことで当月の後半の書き 込み部分と来月の前半の書き込み部分である日・曜日欄、自由書き込み欄等が一 覧的に見ることができて今後の行事予定等の確認を容易にし、また書き込み後は 月毎に1枚ずつで例えば1年分を纏めて収納保管でき、しかもそれらに関連する 各種の保存書類等も散出させることなく整理保存でき、更にはこれらの過去の各 種の記録、データ等の比較対照等を行なうに際して繰り返し取り出し広げてもカ レンダー用紙が破損せず、永年に亙る使用も容易に行なえるようにした保存式記 録カレンダーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、該当月の日及びその日に 対応する曜日が表記されている日・曜日欄11、各日毎の行事予定、出来事その 他を自由に書き込める空白状の自由書き込み欄12が適当数で1区画として纏め て区画表示されている日記枠欄10を、この日記枠欄10内の表示においての月 初め側の日・曜日欄11、自由書き込み欄12は下部側に、同じく月終り側の日 ・曜日欄11、自由書き込み欄12は上部側に夫々配列されるようにして上下方 向に配置した複数の区画カレンダー片6,7夫々に各別に表示すると共に、これ らの区画カレンダー6,7片夫々は該当月毎に1枚に纏めて相互に上下で切り離 し可能にして配置形成させて成る所定枚数のカレンダー用紙本体1と、このカレ ンダー用紙本体1における切り離された区画カレンダー6,7片夫々を複数枚で 綴じ込み保管する保管ファイルホルダー60とを備えたものである。 またカレンダー用紙本体1は、該当月における日・曜日欄11、自由書き込み 欄12が月前半部分で纏められて区画表示された月前半の日記枠欄10を表示形 成した前半区画カレンダー片6を下部に、同じく月後半部分で纏められて区画表 示された月後半の日記枠欄10を表示形成した後半区画カレンダー片7を上部に 配すると共にそれらを切離線5で切り離し可能にして構成することができる。 区画カレンダー片6,7は、保管ファイルホルダー60の大きさに対応した大 きさに折り畳み可能な折り線3によって複数に区画された区域内に折り畳み区域 数で分割された日数に相当するよう区画カレンダー片6,7内に表示した日・曜 日欄11、自由書き込み欄12を区域数に対応して適当数で纏めて区画表示され ている日記枠欄10を表示形成してあるものとできる。 保管ファイルホルダー60内には、各種の保存書類P1を保存収納する保存収 納袋40が綴じ込まれているものとして、またその保存収納袋40は、背面片を 共通にして上下に適数段にして分割配置した底が浅い袋部42を夫々形成して、 更に保管ファイルホルダー60内には、各種の紙片P2等を貼付でき、また自由 に書き込み可能にした保存貼付用紙50が綴じ込まれているものとできる。 またカレンダー用紙本体1は、所定枚数で綴じ合わせられる綴合片22に切り 離し可能にして一体化され、綴合片22を捲り回転可能にして綴じる綴具24に 吊具25を付設してあると共に、綴じ込み孔21を開穿して構成することができ る。 綴じ合わせられる複数枚のカレンダー用紙本体1は、当該年における1年分の 月、日、曜日、暦注を表示した通年暦32を表裏のいずれかあるいは表裏に亙っ て表示形成してあるカレンダー表紙30と共に綴じ合わせて構成することができ る。 保管ファイルホルダー60は、所定幅員に設定された背表紙、所定の横幅、縦 幅に設定された表表紙、裏表紙及び内部に設けられた綴じ込み手段61を備え、 背表紙、表表紙等には保管してあるカレンダー用紙本体1における使用年その他 を記載する使用年欄62を形成してあるものとして、更には保管ケース65内に 収納可能にして構成することができる。
【0009】 以上のように構成されたこの考案に係る保存式記録カレンダーにあって、適宜 に掛けられるカレンダー用紙本体1の日記枠欄10における月日に対応する自由 書き込み欄12は、各種の行事予定、出来事その他を記入させ、備忘録、日記等 として使用させ、またそれらを一覧的に表示させる。そして終了したものは前半 区画カレンダー片6、後半区画カレンダー片7等に順次切り離して保管ファイル ホルダー60内に綴じ込み保管しておくことで、その使用年度内における過去の 記録等を比較対照させると共に、経過した過去の年度におけるそれらとの比較対 照をも可能にさせる。 使用している当月のカレンダー用紙本体1の前半が終了した場合に、下部側の 前半区画カレンダー片6は切離線5によって上部の後半区画カレンダー片7から 切り離させ、来月の前半区画カレンダー片6を表わさせることでをそのままで残 されている当月の後半区画カレンダー片7における当月後半の日記枠欄10と共 に次葉に綴じ込まれている来月の前半区画カレンダー片6における来月前半の日 記枠欄10を一覧的に表わさせ、当月、来月に亙っての今後の行事予定等を簡単 に記入、了解させる。 複数枚のカレンダー用紙本体1と共に綴じ合わせたカレンダー表紙30は、捲 り回転させて最終枚位置に置くことで当該年における通年暦32を常時表わさせ 、使用年度中の1年分の月、日、曜日、暦注を容易に確認させる。 カレンダー用紙本体1と共に保管ファイルホルダー60に綴じ込まれる保存収 納袋40は、例えば重要な書類として保存すべき各種の保存書類P1を収納保管 させ、また保存貼付用紙50は、同様に各種の紙片P2を貼付保存させる一方、 カレンダー用紙本体1における自由書き込み欄12内に書き入れられない場合に 使用させ、また通常は隠蔽状態にあることで他人に知られたくない個人情報、ビ ジネス上のシークレット事項等を書き入れさせる。 保管ファイルホルダー60は、使用終了後のカレンダー用紙本体1における区 画カレンダー片6,7夫々を綴じ込み状態で保管させ、この保管時にあって区画 カレンダー片6,7における折り線3は区画カレンダー片6,7自体を適当大き さに折り畳ませて保管ファイルホルダー60内へのコンパクトな収納保管を可能 にさせる。カレンダー用紙本体1における区画カレンダー片6,7の綴じ込み状 態の保管は、区画カレンダー片6,7夫々を綴じ込ませたままで一覧的に広げさ せ、捲りながらの他の月における各種の行事予定、出来事その他との比較対照を 容易にさせる。 区画カレンダー片6,7夫々を折り畳む際の折り線3は、この折り線3による 折り畳み区域内で日記枠欄10を表記しており、折り畳みによっても日記枠欄1 0内の記入部位を損傷、磨耗させない。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照してこの考案の実施の形態を説明するに、図において示され る符号1は、1月次、2月次等の1月から12月までの各月単位の各日及びその 曜日が表記されて、例えば月毎の、必要があれば複数月毎の別葉のものとして形 成されているカレンダー用紙本体である。このカレンダー用紙本体1は、後述す る保管ファイルホルダー60における綴じ込みができるような大きさに対応して おり、また保管ファイルホルダー60における綴じ込み手段61に対応する適数 の綴じ込み孔2が例えば左右縁部のいずれかあるいは図示を省略したが上縁部に 開穿配列されている。
【0011】 すなわちカレンダー用紙本体1自体は、後述するように所定数の日・曜日欄1 1、自由書き込み欄12が表示形成されて区画されている日記枠欄10に対応し て、切り離し可能に形成した複数の例えば月の前半、後半で2分割とした夫々の 月前半用の前半区画カレンダー片6、月後半用の後半区画カレンダー片7毎に、 またこれらの区画カレンダー片6,7を折り畳み可能な状態のものとして保管フ ァイルホルダー60に綴じ込み可能に形成してある。図示例のように下部側に前 半区画カレンダー片6を、上部側に後半区画カレンダー片7を切離線5を介して 切り離し可能にして上下に配置すると共に、区画カレンダー片6,7夫々は左右 で折り線3を介して折り畳み可能にし、正面から見て右縁部に所定数の綴じ込み 孔2を開穿配列してあるものである。そして図に示すように区画カレンダー片6 ,7夫々が二つ折りされて保管ファイルホルダー60に綴じ込まれるときに保管 ファイルホルダー60自体の大きさに合致するものとされている。例えば保管フ ァイルホルダー60自体が例えばJIS規格によるA4判程度の大きさのものと されているときには綴じ込み保管時でこれに対応してA4判程度のものとされる のであり、保管ファイルホルダー60自体が他の判形、例えばB5、B4、A3 、A5その他の大きさとなっている場合にはこれらに対応するものとなれば足り るものとしてある。
【0012】 もとよりこのカレンダー用紙本体1は、場合によっては日記枠欄10の形態、 配列等によっては左右方向に沿う一方向でのみあるいは上下方向及び左右方向で 折り畳んだ四つ折り状態にすることも、上下方向に沿う一方向でのみ折り畳まれ るものとすることも、上下方向でのほぼ中間位置に形成された1本の折り線によ って二つ折りされるものとすることも、2本の折り線3によって三つ折りされる ものとすること等も可能である(図示せず)。
【0013】 また図示にあっての綴じ込み孔2は、切り離して各別に綴じ込まれる区画カレ ンダー片6,7夫々が左右で折り畳まれたときに重ね合わされる部分から突出さ れるようにした夫々の右縁部に上下方向に沿って配列させてあり、保管ファイル ホルダー60内に綴じ込まれたときに、区画カレンダー片6,7夫々においての 折り重ねられる左半分の縁部が綴じ部位である後述の綴じ込み手段61に重なら ないように配慮してある。なお綴じ込み後の切損防止、補強等を考慮してカレン ダー用紙本体1自体の綴じ込み部分が二重になるよう折り返される折返し補強片 を形成しておき、折り返し後に合致するようにカレンダー用紙本体1、折返し補 強片夫々に綴じ込み孔2を開穿することで2列になるように配列しておくことも 可能である(図示せず)。
【0014】 カレンダー用紙本体1自体は、繰り返して折り畳みあるいは広げるときの折り 込み操作によっては切裂、破損、破断しない程度の強靭性を備えたものとなって いる素材によって形成されていることが望ましい。もとより強靭性が小さい素材 である場合には、折り線3位置の部分を補強する帯状の補強片(図示せず)をカ レンダー用紙本体1裏面に貼着したり、薄膜状の合成樹脂シートをいわゆる裏打 ちしたりすること等でその長期保存に耐えるような強化を図ることもよいもので ある。
【0015】 そして図に示すように、区画カレンダー片6,7夫々に上下で切り離され、ま た夫々が左右で折り畳まれることで計4区域に区画されることになる夫々の区域 には、1ケ月単位の日数を例えば4分割した日数に相当する日数例えばその日数 を8個にして区画している日記枠欄10が枠状に表記されている。この日記枠欄 10自体は、1ケ月分の日数を切り離し、折り畳み区域数に対応して分割した日 数に相当する該当月の日が表記されている日及びその日に対応する曜日が表記さ れている日・曜日欄11、各日毎の行事予定、出来事その他を自由に書き込める 空白状の自由書き込み欄12夫々に区画形成されている。またこのカレンダー用 紙本体1自体は後述のように月の前後半毎に分離されて収納保管されることから 、夫々が容易に判別されるように区画された夫々の区域には年・月を表示してい る年月欄13、及び該当月における順序を表記する頁数を表示する頁欄14夫々 が例えば日記枠欄10夫々の上方に設けられている。すなわち下部の前半区画カ レンダー片6における折り線3を介した左区域には1日から8日までの第1の日 記枠欄10が、同じく右区域には9日から16日までの第2の日記枠欄10が、 下部の後半区画カレンダー片7における折り線3を介した左区域には17日から 24日までの第3の日記枠欄10が、同じく右区域には25日から31日あるい は30日、28日、29日までの第4の日記枠欄10が、これらに対応する年月 欄13、頁欄14夫々と共に表示形成されているのである(図2参照)。
【0016】 もとより日・曜日欄11における日、曜日夫々を別枠にして表示したり、日に 関連する暦注等をも表示したりすることもでき、また相互に対応する日・曜日欄 11及び自由書き込み欄12夫々の配列、形態等は図示例に限定されるものでは ない。更に第4の日記枠欄10においての常時空欄となっている第8欄目には1 年間における日曜、祝日と成る日、暦注における「大安」、「仏滅」と成る日等 が一覧表として表示されたり、31日未満の月の場合には最終区域面において不 要となる区画欄部分は空欄とされたり、翌月の日、曜日等が表記されたりする。 要は切離線5、折り線3によってカレンダー用紙本体1が切り離され、折り畳ま れたときに、それらの切離線5、折り線3が区画する各面に切離線5、折り線3 部位を回避して適当数に日日が区画された日記枠欄10が表記配列されればよい ものである。
【0017】 またこの日記枠欄10において、土曜、日曜、祝日等は従来同様に他の日とは 異なる色別に更には祝祭日内容等が表示されるものとしてある。なお分割された 日記枠欄10が表示されている夫々の区域における空域部分に例えばこの考案に 係るカレンダーを提供する企業名、その広告等を表記することもでき、また夫々 の区域に表記されている日記枠欄10の日、曜日等が当該月のいずれの週に該当 するかの理解の補助のために例えば空域部分に当該月の日、曜日を七曜表形式で 表記すると共にその日記枠欄10における日を枠表示、色別表示等によって識別 できるようにしておくことも可能である。
【0018】 自由書き込み欄12による空白域は可能な限り大きく形成されており、必要が あれば家族各人毎、記載種別内容毎等に区分け使用できるように区画罫線、色等 による区画表示をすることもでき、使用態様によって予め各種の表記を形成して おくことも可能である。
【0019】 なおカレンダー用紙本体1裏面にも図示を省略したが、切離線5、折り線3部 分を回避して日記枠欄10を表示配設しておくこともでき、また図3に示すよう に例えば自由書き込み欄12内のスペースで十分に書き入れられない場合、家族 以外の第三者等の他人に知られたくない秘密の個人情報、ビジネス上のシークレ ット事項等を書き入れる場合等に使用される空白状の補助自由書き込み欄15、 レシート等の各種の伝票類、検診データ表その他の各種紙片P2等を貼付できる ようにした貼付欄を設けておくことができ、いずれのものも必要があれば横罫線 、縦罫線、方眼罫線等が付されることもある。
【0020】 こうしたカレンダー用紙本体1は、通常は1月分から12月分までの少なくと も12枚で1年分のカレンダーを構成するものとして順次に綴じ合わせられてお り、当月の前半区画カレンダー片6が切り離されたときには来月の前半区画カレ ンダー片6が同位置で表われるようにしてある。そして例えば図示のように綴合 孔21が開穿されている綴合片22夫々と切断可能にする切離線23を介して夫 々のカレンダー用紙本体1が一体化されたものとすると共に、綴合孔21に挿通 される綴具24を支点としてカレンダー用紙本体1を綴合片22から切り離すこ となく回転して最終用紙の裏面に順次に捲り合わせられるようにし、また左右部 分の綴具24に挿通させた正面ほぼΩ字形の吊具25によって適宜箇所に吊り下 げられるように構成する(図8参照)。なお図中符号26は、吊具25を回避す るために綴合片22の縁部に吊具25位置に対応して形成された切欠部である。 こうすることで切離線23を介して使用済みのカレンダー用紙本体1を切り離す ことができ、その際に月の前半が終了したときには切離線5によって前半区画カ レンダー片6を、後半が終了したときには切離線23によって後半区画カレンダ ー片7を夫々順次に切り離すものとでき、場合によっては各月毎に使用終了した カレンダー用紙本体1を前月分の裏面に順次に回転させて捲ることで、その年に おける前月以前の行事予定、出来事等を簡単に確認することもできるようにして ある。
【0021】 またこのカレンダー用紙本体1とは別にカレンダー表紙30が形成されていて 、カレンダー用紙本体1と共に綴じ合わせられるようにしてあり、このカレンダ ー表紙30は図5、図6に示すように当該年における1年分の月、日、曜日、暦 注を表示した通年暦32を表裏のいずれかあるいは図7に示すように表裏に亙っ て表示形成してある。図5、図6に示す例におけるカレンダー表紙30はカレン ダー用紙本体1と同様に、正面から見て右縁部に綴じ込み孔31を開穿配列し、 必要があれば上下部分で切り離させるように切り離し表示線35を上下のほぼ中 央部に、左右部分で折り畳ませる折り線33を左右で僅かに左側にずらしたほぼ 中央部に夫々形成してあると共に、裏面に通年暦32を表記してある。通年暦3 2はカレンダー表紙30の裏面において図5(B)に示すように、切り離し表示 線35、折り線33によって計4区域に区画されるものとしたときの上部左区域 に1月から3月までを、上部右区域に4月から6月までを、下部左区域に7月か ら9月までを、下部右区域に10月から12月までを夫々分割して表記してあり 、該当月の日、曜日、暦注等を土曜、日曜、祝日等が色別された状態で数行に亙 って表示してある。また図7に示すようにカレンダー表紙30が切り離し表示線 35、折り線33によって計4区域に区画されるものとしたときの表面において の下部左区域に1月から3月までを、下部右区域に4月から6月までを(図7( A)参照)、裏面においての下部左区域に7月から9月までを、下部右区域に1 0月から12月までを(図7(B)参照)夫々分割して通年暦32を表記するこ ともできる。こうすることでカレンダー表紙30は回転させて捲ることで、その 年における最終枚位置に配置することでいつでも1年間の日、曜日等を簡単に知 ることができ、場合によっては図6に示すように、切り離し表示線35によって 上下部分で切り離し、また折り線33によって左右部分相互で折り畳んだ状態で 綴じ込み孔31を利用して保管ファイルホルダー60に綴じ込むことができるよ うにしてある。なお通年暦32は七曜表形式とすることも可能であり、任意に設 定表示することができる。
【0022】 更にはこれらのカレンダー用紙本体1、カレンダー表紙30とは別に、レシー ト・領収書等の各種の伝票類、検診データ表その他の各種紙片、はがき等の書簡 類、会合・旅行時等の写真類、新聞・雑誌等の切抜き記事類等の各種の保存書類 P1を保存収納する保存収納袋40が、カレンダー用紙本体1等と同様に保管フ ァイルホルダー60に着脱自在に綴じ込まれるようにして形成されている(図1 参照)。すなわちこの保存収納袋40は、保管ファイルホルダー60の大きさに ほぼ対応した袋状に形成され、図示のように左右縁部のいずれかに綴じ込み孔4 1が開穿されていて、上方から保存書類等が出し入れできるようにしてある。例 えば図に示すように1枚の背面片を共通にして上下に例えば上下2段にして開口 部を有する底が浅い袋部42を夫々形成したり、図示を省略したが上段のものに はフラップを設け、下段のものにはフラップを設けずにして分割配置した底が浅 い袋部42を夫々形成したり、あるいは底が深い1つの袋部42を形成したりす る。前者のように底が浅い袋部42とすることで、例えば比較的に小さい各種の 保存書類P1等を保存収納袋40の全体に分散収納できて、一つの袋部42に収 納することでいわゆる団子状に膨らむのを防止できるばかりでなく、下段の袋部 42には折り曲げられない保存書類P1等を収納保持できるものである。なおこ の保存収納袋40は複数枚例えば6枚程度にして予め用意されて保管ファイルホ ルダー60に綴じ込まれるものとしてある。
【0023】 更にまたカレンダー用紙本体1、保存収納袋40とは別に、レシート等の各種 の伝票類、検診データ表その他の各種の紙片P2等を貼付できるようにした保存 貼付用紙50がカレンダー用紙本体1と同様に保管ファイルホルダー60に着脱 自在に綴じ込まれるようにして用意されている(図1参照)。すなわちこの保存 貼付用紙50は保管ファイルホルダー60の大きさにほぼ対応した紙片によって 形成され、図示のように左右縁部のいずれかに綴じ込み孔51が開穿されていて 、各種の紙片P2類を貼付することができるようにしてあり、場合によってはこ れの表面に、例えば自由書き込み欄12更には補助自由書き込み欄15内のスペ ースで十分に書き入れられない場合、家族以外の第三者等の他人に知られたくな い秘密の個人情報、ビジネス上のシークレット事項等を書き入れることができる ようにしてあってもよく、必要があればそのための罫線を表記しておく。この保 存貼付用紙50は複数枚例えば6枚程度にして予め用意されて保管ファイルホル ダー60に綴じ込まれるものとしてある。
【0024】 一方、使用済みのカレンダー用紙本体1すなわち相互に切り離された区画カレ ンダー片6,7夫々を収納保管する保管ファイルホルダー60がカレンダー用紙 本体1、カレンダー表紙30、保存収納袋40、保存貼付用紙50等とは別に構 成されている。この保管ファイルホルダー60は切り離されて折り畳まれる例え ば1年分の12枚のカレンダー用紙本体1すなわち24枚の区画カレンダー片6 ,7を綴じ込み収納するに十分な内部綴じ込み厚さ、大きさ等を備えており、図 示のように所定幅員に設定された背表紙、所定の横幅、縦幅に設定された表表紙 、裏表紙及び例えば背表紙内側面に設けられた綴じ込み手段61を備えて成るも のである。綴じ込み手段61は例えば図示のように揺動式、起伏式等によった開 閉可能な複数例えば30穴、2穴等の綴じ込みリングによるものとしたり、図示 を省略したが折曲される綴じ込みバンド及びバンド固定押えから成るものとした り、挿脱自在なパイプ構造の組合せから成るものとしたり、弾撥的に作用する強 制的な押えバンドから成るものとしたり等の公知のこの種の綴じ込み構造のもの としてあるものである。
【0025】 またこの保管ファイルホルダー60における背表紙、表表紙、裏表紙等はある 程度の強靭性を備えたものとしてあり、保管ファイルホルダー60自体で自立で きるようになっていることが望ましく、また図1、図9に示すように例えば保管 ケース65内に収納することで保管棚S内に並べて保管できるようにしてある。 この保管ファイルホルダー60の背表紙、表表紙等には保管してあるカレンダー 用紙本体1における使用年その他を記載できるように、あるいは予め表記されて いる使用年欄62が形成されている。そして例えば前述のように、カレンダー用 紙本体1が折り畳まれたときの大きさがA4判程度のものとされ、またその綴じ 込み手段61が綴じ込みリングのものとされるときにはカレンダー用紙本体1、 カレンダー表紙30、保存収納袋40、保存貼付用紙50等における綴じ込み孔 2,31,41,51はその数が対応合致されているものとなっているのは勿論 である。もとよりこの保管ファイルホルダー60自体の大きさは、これに限らず 、切り離されて折り畳まれるカレンダー用紙本体1における区画カレンダー片6 ,7夫々の大きさが異なればそれに対応したものが用意されることは言うまでも ないのである。
【0026】 次にこれの使用の一例を説明すると、一般家庭においての居間、食堂その他の 部屋で吊具25によって壁等に掛けてカレンダー表紙30を最終枚位置に捲って 当月のカレンダー用紙本体1を正面に表わしておき、家族あるいは各人毎の行事 予定、出来事等をそれらが予定される月日に対応するカレンダー用紙本体1にお ける区画カレンダー片6,7夫々の日記枠欄10の自由書き込み欄12に記入す る。そして当月の前半が終了すると、図4に示すように前半区画カレンダー片6 を切離線5によって切り離して当月の後半である後半区画カレンダー片7がその まま残されているカレンダー用紙本体1の下部で来月の前半である前半区画カレ ンダー片6を表わせるのである。更にまた当月の後半が終了すると、後半区画カ レンダー片7を切離線23によって切り離して来月のカレンダー用紙本体1の全 体を表わせるのであり、これを月の半ば、月末で繰り返して使用するのである。 また使用済みのカレンダー用紙本体1は、図1に示すようにその区画カレンダー 片6,7夫々を夫々に表記してある日記枠欄10が表面になるように折り線3に よって折り畳み、綴じ込み孔2によって保管ファイルホルダー60内に順次綴じ 込み保管すればよいのである。
【0027】 更には図1に示すようにカレンダー用紙本体1とは別に保管ファイルホルダー 60内に綴じ込まれる保存収納袋40内に写真、切抜き記事、伝票類、書簡類等 の各種の保存書類P1等を収納保管し、また保存貼付用紙50には例えば自由書 き込み欄12更には補助自由書き込み欄15に記入できない事項を記入し、各種 の伝票類、検診データ表等の紙片P2類を貼付するのである。このようにして各 年毎に纏められたものは、保管ファイルホルダー60表面の使用年欄62に使用 年の表示を記入後に、図8に示すように例えば保管ケース65内に収納された状 態で書棚その他の所定の保管棚S内に自立状態にして並べて保管しておくものと する。
【0028】 あるいはカレンダー用紙本体1における区画カレンダー片6,7夫々を切り離 さずにカレンダー用紙本体1全体を順次に回転させて捲ることとし、適当な時期 毎にあるいは1年終了後に纏めてカレンダー用紙本体1を保管ファイルホルダー 60に収納することとしてもよいのである。
【0029】 このとき自由書き込み欄12更には補助自由書き込み欄15、保存貼付用紙5 0等に記入される事項は、例えば誕生会、結婚式、祝賀会、新年会、忘年会、旅 行、クラス会、観劇会、研修会等の各種の会合、誕生日、就職祝い、入進学祝い 、知人・親戚等の来訪問、来客、出張、病気見舞い、通夜、告別式等の予定や経 過等であり、こうしたことを記入しておくことで例えば食事をしながらでも家族 全員でこれらの記入事項を見て今後の予定等を話し合うことができる。
【0030】 また近時の高齢化社会の到来に伴ない各自の健康管理が重要になりつつあるが 、その健康管理の記録のために例えば病院の検査予定日、検査結果のデータ、数 値等をも記入しておけば、家族の一員に緊急入院等の事態が生じても従前に記入 したデータ等を入院先の病院等に通知連絡でき、その治療に役立てることも可能 である。このとき検診データ表、診断結果書類自体は例えば保存収納袋40の袋 部42内に収納保管したり、保存貼付用紙50面に整理して貼付したりしておく とよい。また保存収納袋40内には例えば誕生会、結婚式、祝賀会、新年会、忘 年会、旅行、クラス会、観劇会、学術大会・業務関係等の研修会等の各種の会合 における写真類、各種のパンフレット、新聞・雑誌・業界誌・学会誌等の切抜き 記事、重要な手紙やはがき等の書簡その他を収納しておき、保存貼付用紙50に は各種の領収証、宅配便等の送り状等を貼付しておき、これらの整理保管に役立 てる。
【0031】 これは一般家庭のみならず職場においても同様に使用することで、例えば職場 の行事予定、営業成績の管理・記録、各種案件の経過その他の保存管理にも使用 できるものである。
【0032】 なお以上に説明した実施の形態にあっては、1ケ月における日数を前半、後半 で2分割してこれらを前半区画カレンダー片6、後半区画カレンダー片7夫々に 表記形成した場合のものであるも、これを3分割以上にしたり、週単位に分割し たりして表記形成すると共に、それに対応する数にした各別の区画カレンダー片 として順次に切り離し可能にすることも可能である。また各別の区画カレンダー 片において、折り畳むものとせずにそのままで保管ファイルホルダー60内に収 納するものとしてもよく、更に二つ折りとせずに三つ折り以上にすることも可能 である(いずれも図示せず)。
【0033】
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されており、これがため、例えば家族全員に関す る各種の行事予定、経過、出来事、健康管理に関する各種の検診データその他を カレンダー用紙本体1の前半区画カレンダー片6、後半区画カレンダー片7夫々 における日記枠欄10の月日に対応した自由書き込み欄12に大量に書き込むこ とができるのである。しかも日時の経過に伴ない使用済みとなったカレンダー用 紙本体1はその上下で順次に切り離すことができる区画カレンダー片6,7毎に 、当月であれば月後半の後半区画カレンダー片7を残したままで来月の月前半の 前半区画カレンダー片6をそのまま表わせることができ、当月の後半でも来月の 前半における今後の行事予定等をも直ちに了解できるものである。更に1年を通 じた月、日、曜日、暦注等は、捲ることで最終枚位置にあるカレンダー表紙30 の表記によって簡単に知ることもできるのである。
【0034】 また切り離された区画カレンダー片6,7等はそれらを纏めて保管ファイルホ ルダー60内に収納保管でき、例えば使用年度中での過去の各種の記録、データ 等の比較対照等を行なうに際しては保管ファイルホルダー60に綴じ込んだまま でもこれを広げて参照すればよいのであり、こうした参照時に繰り返し折り畳み 、広げてもカレンダー用紙本体1は簡単には破損せず、永年に亙る使用も容易な ものとなるのである。このとき保存収納袋40には各種の保存書類P1を取り出 し可能に保管してあることでそれらの内容・記載を確認でき、また保存貼付用紙 50には各種の紙片P2を貼付してあることで、紛失させずに保存しておくこと ができる。
【0035】 すなわちこれはこの考案において、日・曜日欄11、空白状の自由書き込み欄 12が区画表示されている1ケ月分の日記枠欄10を所定数で分割すると共に、 下部側では月初め側のものが、上部側では月終り側のものが夫々表記形成されて いるは複数の切り離し可能な複数の区画カレンダー片6,7から成るカレンダー 用紙本体1と、その切り離された区画カレンダー片6,7を複数枚で綴じ込み収 納保管する保管ファイルホルダー60とを備えたからであり、これによって各種 の行事予定、出来事、検診データその他を日毎に自由に書き込むことができ、ま た来月半ばの行事予定をも直ちに了解できるばかりでなく、書き込み後は綴じ込 み収納保管できて日記を兼ねるものともなって過去のそれらとの比較対照等も容 易に行なえるものである。
【0036】 カレンダー用紙本体1は1月から12月までの各月毎に形成されることで各月 毎の予定管理、記録を記入でき、備忘録、日記等として使用することができ、ま たカレンダー用紙本体1は一体化された綴合片22を介して適当な吊具25によ って掛けられることでそれらを一覧的に表示でき、見る者に記入内容を簡単に理 解させることができる。そして使用終了後のカレンダー用紙本体1は、当月の前 半終了時点では前半区画カレンダー片6を切り離すことで来月の前半の日記枠欄 10を表記している来月の前半区画カレンダー片6が、当月の後半の日記枠欄1 0を表記している今月の後半区画カレンダー片7と共に一覧的に表示されるから 今後の予定が来月半ばまで直ちに了解でき、また当月の後半終了時点では後半区 画カレンダー片7を切り離すことで来月の1ケ月分の日記枠欄10が表わせられ るから順次に今後の行事予定等が一覧的に明らかにできるのである。
【0037】 複数枚のカレンダー用紙本体1と共にカレンダー表紙30を綴じ合わせてある から、このカレンダー表紙30を捲り回転させて最終枚位置に置くことで当該年 における通年暦32をいつでも簡単に見ることができ、使用年度中の1年分の月 、日、曜日、暦注等を容易に確認することができるのである。
【0038】 保管ファイルホルダー60内に綴じ込まれる保存収納袋40は、例えば写真類 、切抜き記事、伝票類、書簡類等の重要な書類として保存すべき各種の保存書類 P1を収納保管でき、しかも上下に分割配置した底が浅い袋部42夫々は、これ らに保存書類P1が分散収納されることで保存収納袋40自体を団子状に膨らま せずに済み、体裁を良好なものとできる。
【0039】 また同様に保存貼付用紙50は各種の紙片P2を貼付保存させる一方、カレン ダー用紙本体1における自由書き込み欄12内に書き入れられない事項がある場 合、通常は第三者等に見られたくない秘匿事項、隠蔽状態にあることで他人に知 られたくない個人情報、ビジネス上のシークレット事項等がある場合に書き入れ させることができて便利である。
【0040】 保管ファイルホルダー60は、使用終了後のカレンダー用紙本体1における区 画カレンダー片6,7夫々を綴じ込み状態で保管でき、この保管時にあって区画 カレンダー片6,7における折り線3は区画カレンダー片6,7自体を適当大き さに折り畳ませて保管ファイルホルダー60内にコンパクトに収納保管できるも のとなる。また区画カレンダー片6,7を綴じ込ませたままで一覧的に広げさせ ることも可能であり、しかも区画カレンダー片6,7を綴じ込ませることで1年 を通じた日記のものとなり、過去に遡っての出来事等を参照するのに便利である ばかりでなく、捲りながらの他の月における各種の行事予定、出来事その他とも 容易に比較対照できるものとなる。
【0041】 更には区画カレンダー片6,7を折り畳む際の折り線3は、この折り線3によ る折り畳み区画内で日記枠欄10を表記しているから、折り畳みによっても日記 枠欄10内の記入部位を損傷、磨耗させることがなく、長期保存にも十分に耐え るものである。
【0042】 またカレンダー用紙本体1に配置形成の区画カレンダー片6,7夫々において の空域部分には例えばこの考案カレンダーを提供する企業名、そのロゴ、企業マ ーク、広告文その他の適当な表示を付すこともでき、こうすることで大きな宣伝 広告効果を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施の形態における分解概略斜視
図である。
【図2】同じくカレンダー用紙本体の使用の一例におけ
る斜視図である。
【図3】同じくカレンダー用紙本体の裏面図である。
【図4】同じくカレンダー用紙本体を切り離して綴じ込
む使用例を説明する斜視図である。
【図5】同じくカレンダー表紙を示すもので、その
(A)は正面図、(B)は裏面図である。
【図6】同じくカレンダー表紙の使用例を説明する斜視
図である。
【図7】同じくカレンダー表紙の他例を示すもので、そ
の(A)は正面図、(B)は裏面図である。
【図8】同じく要部の断面図である。
【図9】同じく保管ファイルホルダーを収納保存する状
態の斜視図である。
【符号の説明】
P1…保存書類 P2…紙片 S…保管棚 1…カレンダー用紙本体 2…綴じ込み孔 3…折り線 5…切離線 6…前半区画カレンダー片 7…後半区画カ
レンダー片 10…日記枠欄 11…日・曜日
欄 12…自由書き込み欄 13…年月欄 14…頁欄 15…補助自由
書き込み欄 21…綴合孔 22…綴合片 23…切離線 24…綴具 25…吊具 26…切欠部 30…カレンダー表紙 31…綴じ込み
孔 32…通年暦 33…折り線 35…切り離し表示線 40…保存収納袋 41…綴じ込み
孔 42…袋部 50…保存貼付用紙 51…綴じ込み
孔 60…保管ファイルホルダー 61…綴じ込み
手段 62…使用年欄 65…保管ケー

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 該当月の日及びその日に対応する曜日が
    表記されている日・曜日欄、各日毎の行事予定、出来事
    その他を自由に書き込める空白状の自由書き込み欄が適
    当数で1区画として纏めて区画表示されている日記枠欄
    を、この日記枠欄内の表示においての月初め側の日・曜
    日欄、自由書き込み欄は下部側に、同じく月終り側の日
    ・曜日欄、自由書き込み欄は上部側に夫々配列されるよ
    うにして上下方向に配置した複数の区画カレンダー片夫
    々に各別に表示すると共に、これらの区画カレンダー片
    夫々は該当月毎に1枚に纏めて相互に上下で切り離し可
    能にして配置形成させて成る所定枚数のカレンダー用紙
    本体と、このカレンダー用紙本体における切り離された
    区画カレンダー片夫々を複数枚で綴じ込み保管する保管
    ファイルホルダーとを備えたことを特徴とする保存式記
    録カレンダー。
  2. 【請求項2】 カレンダー用紙本体は、該当月における
    日・曜日欄、自由書き込み欄が月前半部分で纏められて
    区画表示された前半の日記枠欄を表示形成した前半区画
    カレンダー片を下部に、同じく月後半部分で纏められて
    区画表示された後半の日記枠欄を表示形成した後半区画
    カレンダー片を上部に配すると共にそれらを切離線で切
    り離し可能にしてある請求項1記載の保存式記録カレン
    ダー。
  3. 【請求項3】 区画カレンダー片は、保管ファイルホル
    ダーの大きさに対応した大きさに折り畳み可能な折り線
    によって複数に区画された区域内に折り畳み区域数で分
    割された日数に相当するよう区画カレンダー片内に表示
    した日・曜日欄、自由書き込み欄を区域数に対応して適
    当数で纏めて区画表示されている日記枠欄を表示形成し
    てある請求項1または2記載の保存式記録カレンダー。
  4. 【請求項4】 保管ファイルホルダー内には、各種の保
    存書類を保存収納する保存収納袋が綴じ込まれている請
    求項1乃至3のいずれか記載の保存式記録カレンダー。
  5. 【請求項5】 保存収納袋は、背面片を共通にして上下
    に適数段にして分割配置した底が浅い袋部を夫々形成し
    て成る請求項4記載の保存式記録カレンダー。
  6. 【請求項6】 保管ファイルホルダー内には、各種の紙
    片等を貼付でき、また自由に書き込み可能にした保存貼
    付用紙が綴じ込まれている請求項1乃至5のいずれか記
    載の保存式記録カレンダー。
  7. 【請求項7】 カレンダー用紙本体は、所定枚数で綴じ
    合わせられる綴合片に切り離し可能にして一体化され、
    綴合片を捲り回転可能にして綴じる綴具に吊具を付設し
    てあると共に、綴じ込み孔を開穿してある請求項1乃至
    6のいずれか記載の保存式記録カレンダー。
  8. 【請求項8】 綴じ合わせられる複数枚のカレンダー用
    紙本体は、当該年における1年分の月、日、曜日、暦注
    を表示した通年暦を表裏のいずれかあるいは表裏に亙っ
    て表示形成してあるカレンダー表紙と共に綴じ合わせて
    ある請求項1乃至7のいずれか記載の保存式記録カレン
    ダー。
  9. 【請求項9】 保管ファイルホルダーは、所定幅員に設
    定された背表紙、所定の横幅、縦幅に設定された表表
    紙、裏表紙及び内部に設けられた綴じ込み手段を備え、
    背表紙、表表紙等には保管してあるカレンダー用紙本体
    における使用年その他を記載する使用年欄を形成してあ
    る請求項1乃至8のいずれか記載の保存式記録カレンダ
    ー。
  10. 【請求項10】 保管ファイルホルダーは、保管ケース
    内に収納可能にしてある請求項1乃至9のいずれか記載
    の保存式記録カレンダー。
  11. 【請求項11】 該当月の日及びその日に対応する曜日
    が表記されている日・曜日欄、各日毎の行事予定、出来
    事その他を自由に書き込める空白状の自由書き込み欄が
    適当数で1区画として纏めて区画表示されている日記枠
    欄を、この日記枠欄内の表示においての月初め側の日・
    曜日欄、自由書き込み欄は下部側に、同じく月終り側の
    日・曜日欄、自由書き込み欄は上部側に夫々配列される
    ようにして上下方向に配置した複数の区画カレンダー片
    夫々に各別に表示すると共に、これらの区画カレンダー
    片夫々は該当月毎に1枚に纏めて相互に上下で切り離し
    可能にして配置形成させて成る所定枚数のカレンダー用
    紙本体と、当該年における1年分の月、日、曜日、暦注
    を表示した通年暦を表裏のいずれかあるいは表裏に亙っ
    て表示形成してカレンダー用紙本体と共に綴じ合わせら
    れるカレンダー表紙と、カレンダー用紙本体における切
    り離された区画カレンダー片夫々を複数枚で綴じ込み保
    管すると共に、所定幅員に設定された背表紙、所定の横
    幅、縦幅に設定された表表紙、裏表紙及び内部に設けら
    れた綴じ込み手段を備え、背表紙、表表紙等には保管す
    べきカレンダー用紙本体における使用年その他を記載す
    る使用年欄を形成してある保管ファイルホルダーと、背
    面片を共通にして上下に適数段にして分割配置した底が
    浅い袋部を夫々形成して各種の保存書類を保存収納する
    よう保管ファイルホルダーに綴じ込まれる保存収納袋
    と、各種の紙片等を貼付でき、また自由に書き込み可能
    にして、保管ファイルホルダーに綴じ込まれる保存貼付
    用紙とを備えて成り、前記カレンダー用紙本体は、所定
    枚数で綴じ合わせられる綴合片に切り離し可能にして一
    体化され、綴合片を捲り回転可能にして綴じる綴具に吊
    具を付設してあると共に、綴じ込み孔を開穿してあり、
    またカレンダー用紙本体の区画カレンダー片は、保管フ
    ァイルホルダーの大きさに対応した大きさに折り畳み可
    能な折り線によって複数に区画された区域内に折り畳み
    区域数で分割された日数に相当するよう区画カレンダー
    片内に表示した日・曜日欄、自由書き込み欄を区域数に
    対応して適当数で纏めて区画表示されている区域日記枠
    欄を表示形成してあることを特徴とする保存式記録カレ
    ンダー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3490621B2 (ja) 1998-11-27 2004-01-26 不二精機株式会社 カレンダー付き手帳
US7929016B2 (en) 2005-06-07 2011-04-19 Panasonic Corporation Monitoring system, monitoring method and camera terminal

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