JP3049845U - 保存式記録カレンダー - Google Patents

保存式記録カレンダー

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JP3049845U
JP3049845U JP1997009228U JP922897U JP3049845U JP 3049845 U JP3049845 U JP 3049845U JP 1997009228 U JP1997009228 U JP 1997009228U JP 922897 U JP922897 U JP 922897U JP 3049845 U JP3049845 U JP 3049845U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用開始する年・月に該当する年、月、日に
対応する曜日等を記入して何時からでも使用でき、また
各種の行事予定等を日毎に書き込み可能にし、書き込み
後は保管して永年に亙る保存によって各年毎に比較、参
照を行なう。 【構成】 カレンダー用紙本体1を上下に切り離し可能
にして下部側は所定月数の単位月毎の前半における日を
予め表記してあり、これに対応する曜日を任意に記入で
きる日・曜日欄11、各日毎の行事予定等を書き込む自
由書き込み欄12を区画表示した日記枠欄10を表記形
成した前半区画カレンダー片6とし、上部側は同様に単
位月毎の後半の日・曜日欄11、自由書き込み欄12を
区画表示した日記枠欄10を表記形成した後半区画カレ
ンダー片7とする。また日記枠欄10に付随関連して、
使用する年・月に該当する年、月を任意に記入できる年
・月記入欄13を設けておく。使用、書き込み後の複数
の区画カレンダー片6,7夫々を折り畳み、収納保管す
る保管収納体60を別に形成して用意する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は各種の行事予定、経過、健康に関する検診データその他を日毎に自 由に書き込み、また書き込み後は各種の保存書類等と共に収納保管でき、これら の過去の各種の記録、データ等の比較対照等も容易に行なえると共に、使用年・ 月に対応した使用年・月・曜日等の予めの任意な書き込みによって特定の年・月 に拘らずに使用できるようにして資源を有効利用でき、更には例えば当月から来 月に亙る行事予定等も容易に一覧了解できるようにした保存式記録カレンダーに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から週あるいは月単位で各種の行事予定等を書き込み、備忘録として使用 できるように絵柄、写真、図等を表示していない実用的なカレンダーが各種提供 されている。この種のカレンダーはその多くが月を単位として月毎に1枚にして 、予め特定した該当月の日、曜日夫々が順列的に配列され、各日に対応して自由 書込み欄が付設表示されて形成されているものである。
【0003】 一方、個々人にとってのビジネス上の予定、プライベートな約束等をメモする のに手帳等が、また毎日の出来事や感想等を書く日記等が夫々使用されており、 これらの使用方法も個人的には種々に工夫されているものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ただ従来の書込み式のカレンダーはカレンダー自体が家庭内で使用されるとき 、家族各人の夫々の行事予定、経過等を書き込むには十分な余白スペースが設け られておらず、必要とする各種の事項を一覧的に表記するには困難であった。し かも1週間毎に段状に表記されているタイプの書込み式カレンダーは、書込みに 際し横書き、縦書きするにしても場合によっては多数行に亙ることにもなり、そ うなると非常に読みにくく不便なものであった。また1ケ月毎の1枚ずつに特定 の月単位で日、曜日夫々が月初めから月終りまで一覧的に表示されているカレン ダーであると、当月と来月とにまたがった行事等がある場合にその都度カレンダ ー用紙を捲って書き込む必要があり、面倒でもある。更には当月の行事等が半ば 終了した月の後半になると、当該月の前半の日、曜日等がそのまま表示されてい るのは、今後の行事予定等が重要でその予定を計画する場合には来月分のものが そのままでは確認できないものである。むしろ今後の来月分の予定、行事等を前 月中に簡単に了解できるようにすることが必要であっても、従来のカレンダーで はその確認等が直ちに判明しないから不便なものであり、来月分のものを見るた めにその都度当月分のカレンダー用紙を捲るのも煩わしいものであった。
【0005】 しかも従来のカレンダーでは、特定した年・月・日・曜日等がカレンダー用紙 毎に予め表記されているために当該カレンダー用紙は例えばその特定された月の ものとしてしか使用できないものとなっている。そのために例えば年の途中から 使用する場合にはそれ以前のものが無駄になり、前年から次年に亘り使用したい とする場合には次年の当初月のものが予め用意されていないと極めて不便である ばかりでなく、また予め前年のカレンダーに次年の当初月のものが付随されてい るとすると、次年のカレンダーの使用が開始されたときにはこれがやはり無駄に なるものである。
【0006】 また手帳、日記等は個人的なものであるから家族各人の行事予定は必然的に無 視、省略されるもので、これのみを各人が使用するとしたら家族各人更には家族 全員の行事予定との調整に手間取ることにもなり、煩わしいものである。
【0007】 そればかりでなく書込み式のカレンダーは使用が終了するとそのまま廃棄され ることが多く、例えば昨年、一昨年等の同時期の過去の行事、出来事等と本年の それらとを対照しようとしてもそれらを書き込んだカレンダーが残っていないた めにほとんど不可能である。これを解消すべく使用済みのカレンダーを保管する としてもカレンダー自体は非常に大判なものであるから、その収納保管は面倒で ある。またそのために折り畳み保管した場合であっても、カレンダー用紙に折り 線が付される故に繰り返し取り出し参照するとその折り線から破損したり、折り 線上の記録が見にくくなったりして不便なものであった。
【0008】 そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、例 えば家族全員に関する各種の行事予定、経過、出来事、健康管理に関する各種の 検診データその他を日毎に自由に大量に書き込み可能にすると共に、使用年・月 に対応した使用年・月・曜日等を任意に書き込みできる空域欄を設けておくこと で予めのそれらの任意な書き込みによって特定の年・月に拘らずに使用可能にし て資源を有効利用できるようにし、更には例えば当月の前半が終了した場合には その前半部分のみを切り離すことで当月の後半の書き込み部分と来月の前半の書 き込み部分である日・曜日欄、自由書き込み欄等が一覧的に見ることができて今 後の行事予定等の確認を容易にし、また書き込み後は例えば月毎に1枚ずつで例 えば1年分を纏めて収納保管でき、更にはこれらの過去の各種の記録、データ等 の比較対照等を行なうに際して繰り返し取り出し広げてもカレンダー用紙が破損 せず、永年に亙る使用も容易に行なえるようにした保存式記録カレンダーを提供 することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、各日毎の行事予定、出来 事その他を自由に書き込めるようにした所定枚数のカレンダー用紙本体1と、こ の使用後のカレンダー用紙本体1を収納保管する保管収納体60とを備えて成り 、カレンダー用紙本体1は、適宜大きさに折り畳み可能な折り線3,(5)を介 した区画内に、折り畳み区画数で分割された日数に相当する日が予め表記されて いて、その日に対応する曜日が任意に記入される日・曜日欄11、この日・曜日 欄11に関連して各日毎の行事予定、出来事その他を自由に書き込める空白状の 自由書き込み欄12が区画表示されている日記枠欄10と、この日記枠欄10に おける使用年・月が任意に記入されるよう日記枠欄10に付随関連して設けられ た年・月記入欄13とを夫々表示形成したものである。 そして、より具体的なカレンダー用紙本体1は、使用する月単位毎の日が予め 表記されていて、その日に対応する曜日が任意に記入される日・曜日欄11、こ の日・曜日欄11に関連して各日毎の行事予定、出来事その他を自由に書き込め る空白状の自由書き込み欄12夫々が適当数で1区画として纏めて折り線3を介 して区画表示されている日記枠欄10と、この日記枠欄10における使用年・月 が任意に記入されるよう日記枠欄10に付随関連して設けられた年・月記入欄1 3とを、日記枠欄10内の表示においての使用月単位毎の初め側の日・曜日欄1 1、自由書き込み欄12は下部側に、同じく終り側の日・曜日欄11、自由書き 込み欄12は上部側に夫々配列されるようにして上下方向に配置した複数の区画 カレンダー片6,7夫々に各別に表示すると共に、これらの区画カレンダー6, 7片夫々は使用月単位毎に1枚に纏めて切離線5を介して相互に上下で切り離し 可能にして配置して形成し、また保管収納体60は、カレンダー用紙本体1にお ける切り離された区画カレンダー片6,7夫々を保管するようにしてあるもので ある。 また1枚のカレンダー用紙本体1における日記枠欄10は1ケ月単位で表示形 成され、その前半の1日から15日までの日・曜日欄11、自由書き込み欄12 を備えた日記枠欄10が下部の前半区画カレンダー片6に、また後半の16日か ら31日までの日・曜日欄11、自由書き込み欄12が上部の後半区画カレンダ ー片7に夫々表記されている1ケ月表示形式のものとすることができる。 同様に1枚のカレンダー用紙本体1における日記枠欄10は2ケ月単位で表示 形成され、その前半1ケ月分の日・曜日欄11、自由書き込み欄12を備えた日 記枠欄10が下部の前半区画カレンダー片6に、また後半1ケ月分の日・曜日欄 11、自由書き込み欄12が上部の後半区画カレンダー片7に夫々表記されてい る2ケ月表示形式のものとすることができる。 1枚のカレンダー用紙本体1における日記枠欄10は4ケ月単位で表示形成さ れ、その前半2ケ月分の日・曜日欄11、自由書き込み欄12を備えた日記枠欄 10が下部の前半区画カレンダー片6に、また後半2ケ月分の日・曜日欄11、 自由書き込み欄12が上部の後半区画カレンダー片7に夫々表記されている4ケ 月表示形式のものとすることができる。 保管収納体60は、複数のカレンダー用紙本体1を綴じ込み状に収納保管する 綴じ込み手段61を備えて形成することができる。
【0010】 以上のように構成されたこの考案に係る保存式記録カレンダーにあって、カレ ンダー用紙本体1の日・曜日欄11における空域状の曜日記入域、年・月記入欄 13における空域状の年・月記入域夫々は、カレンダー用紙本体1を使用すると きの任意の年・月に該当する年、月、曜日等の表示を任意に記入させ、1年の内 の何時からでも、任意の月から使用を開始させる。 また適宜に掛けられるカレンダー用紙本体1の日記枠欄10における月日に対 応する自由書き込み欄12は、各種の行事予定、出来事その他を記入させ、備忘 録、日記等として使用させ、またそれらを一覧的に表示させる。そして終了した ものは前半区画カレンダー片6、後半区画カレンダー片7等に順次切り離して保 管収納体60内に綴じ込み等によって保管しておくことで、その使用年度内にお ける過去の記録等を比較対照させると共に、経過した過去の年度におけるそれら との比較対照をも可能にさせる。 1ケ月表示形式、2ケ月表示形式、4ケ月表示形式等の1枚のカレンダー用紙 本体1は、1枚毎に表示されている夫々の単位月毎に使用させる。更には使用し ている単位月毎で表示されているカレンダー用紙本体1の前半が終了した場合に 、下部側の前半区画カレンダー片6は切離線5によって上部の後半区画カレンダ ー片7から切り離させ、次単位月の前半区画カレンダー片6を表わさせることで をそのままで残されている当単位月の後半区画カレンダー片7における単位月毎 の後半の日記枠欄10と共に次葉に綴じ込まれている次単位月毎の前半区画カレ ンダー片6における次単位月における前半の日記枠欄10を一覧的に表わさせ、 1ケ月あるいは2ケ月あるいは4ケ月の単位月に亙っての今後の行事予定等を簡 単に記入、了解させる。 保管収納体60は、使用終了後のカレンダー用紙本体1における区画カレンダ ー片6,7夫々を纏めて保管させ、この保管時にあって区画カレンダー片6,7 における折り線3は区画カレンダー片6,7自体を適当大きさに折り畳ませて保 管収納体60内へのコンパクトな収納保管を可能にさせる。カレンダー用紙本体 1における区画カレンダー片6,7を綴じ込み手段61によったものとする綴じ 込み状態の保管は、区画カレンダー片6,7夫々を綴じ込ませたままで一覧的に 広げさせ、捲りながらの他の月における各種の行事予定、出来事その他との比較 対照を容易にさせる。 区画カレンダー片6,7夫々を折り畳む際の折り線3は、この折り線3による 折り畳み区域内で日記枠欄10を表記しており、折り畳みによっても日記枠欄1 0内の記入部位を損傷、磨耗させない。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照してこの考案の実施の形態を説明するに、図1、図2におい て示される符号1は、1ケ月あるいは数ケ月毎に纏めた各月単位毎の各日が表記 されて、例えば月毎の、必要があれば複数月毎の別葉のものとして形成されてい るカレンダー用紙本体である。このカレンダー用紙本体1は、後述する保管収納 体60における収納、綴じ込みができるような大きさに対応しており、また保管 収納体60における綴じ込み形態に対応する適数の綴じ込み孔2が例えば左右縁 部のいずれかあるいは図示を省略したが上縁部に開穿配列されている。
【0012】 すなわちカレンダー用紙本体1自体は、後述するように日が予め表記されてい て、その日に対応する曜日が任意に記入される空域を備えた所定数例えば31あ るいは32個の日・曜日欄11、自由書き込み欄12が表示形成されて区画され ている日記枠欄10、及び使用する当該年・月を表示するために日記枠欄10に 付随関連して表示形成されて、年・月等が任意に記入できるように空域を備えて 区画されている年・月記入欄13夫々に対応したものとされ、またこれに対応し て切り離し可能に形成した複数の例えば月の前半、後半で2分割とした夫々の月 前半用の前半区画カレンダー片6、月後半用の後半区画カレンダー片7毎に、ま たこれらの区画カレンダー片6,7を折り畳み可能な状態のものとして保管収納 体60に収納可能に形成してある(図1、図2参照)。図示例のように下部側に 前半区画カレンダー片6を、上部側に後半区画カレンダー片7を切離線5を介し て切り離し可能にして上下に配置すると共に、区画カレンダー片6,7夫々は左 右で折り線3を介して折り畳み可能にし、正面から見て左縁部に所定数の綴じ込 み孔2を開穿配列してあるものである。
【0013】 そして図に示すように区画カレンダー片6,7夫々が二つ折りされて保管収納 体60に収納されるときに保管収納体60自体の大きさに合致するものとされて いる。例えば保管収納体60自体が例えばJIS規格によるA4判程度の大きさ のものとされているときには収納保管時でこれに対応してA4判程度のものとさ れるのであり、保管収納体60自体が他の判形、例えばB5、B4、A3、A5 その他の大きさとなっている場合にはこれらに対応するものとなれば足りるもの としてある。
【0014】 もとよりこのカレンダー用紙本体1は、場合によっては日記枠欄10の形態、 配列等によっては左右方向に沿う一方向でのみあるいは上下方向及び左右方向で 折り畳んだ四つ折り状態にすることも、上下方向に沿う一方向でのみ折り畳まれ るものとすることも、上下方向でのほぼ中間位置に形成された1本の折り線3に よって二つ折りされるものとすることも、2本の折り線3によって三つ折りされ るものとすること等も可能である(図示せず)。また図示を省略したが、1枚の カレンダー用紙本体1としては、これを上下に切り離し可能とせずに1ケ月分あ るいは2ケ月分更には4ケ月分等の数ケ月分の日・曜日欄11を月毎に纏めたも のとして順次に表記した日記枠欄10が形成されているものとすることも可能で ある。
【0015】 また図示にあっての綴じ込み孔2は、切り離して各別に綴じ込まれる区画カレ ンダー片6,7夫々が左右で折り畳まれたときに重ね合わされる部分から突出さ れるようにした夫々の左縁部に上下方向に沿って配列させてあり、綴じ込み形態 に対応して2個、4個、26個、30個等にして開穿されている。この綴じ込み 孔2自体は、図1、図2にあってはカレンダー用紙本体1の区画カレンダー片6 ,7夫々の左縁部に2個のものとして開穿配列したものであり、図3にあっては 同様に26個あるいは30個のもので1列にして、また2個のもので1列にして 計2列に開穿配列することで2穴あるいは多数穴のものの兼用形となるようにし たものであり、更に図4にあってはカレンダー用紙本体1の区画カレンダー片6 ,7夫々の右縁部に2個のものとして開穿配列したものである。いずれにしても その個数、配列形態等は限定されず、後述するように保管収納体60として市販 のものを利用できるようにすることに対応してそれらに簡単に綴じ込み収納可能 なようにされている。そして保管収納体60内に綴じ込まれたときに、区画カレ ンダー片6,7夫々においての折り重ねられる右半分の縁部が綴じ部位である後 述の綴じ込み手段61に重ならないように配慮してある。なお綴じ込み後の切損 防止、補強等を考慮してカレンダー用紙本体1自体の綴じ込み部分が二重になる よう折り返される折返し補強片を形成しておき、折り返し後に合致するようにカ レンダー用紙本体1、折返し補強片夫々に綴じ込み孔2を開穿することで2列に なるように配列しておくことも可能である(図示せず)。
【0016】 カレンダー用紙本体1自体は、繰り返して折り畳みあるいは広げるときの折り 込み操作によっては切裂、破損、破断しない程度の強靭性を備えたものとなって いる素材によって形成されていることが望ましい。もとより強靭性が小さい素材 である場合には、折り線3位置の部分を補強する帯状の補強片(図示せず)をカ レンダー用紙本体1裏面に貼着したり、薄膜状の合成樹脂シートをいわゆる裏打 ちしたりすること等でその長期保存に耐えるような強化を図ることもよいもので ある。
【0017】 そして図1、図2に示す例にあっては1ケ月単位で使用するカレンダー用紙本 体1とする場合において、その半月分を表記してある区画カレンダー片6,7夫 々に上下で切り離されるようにしてある。また区画カレンダー片6,7夫々が左 右で折り畳まれることで計4区域に区画されることになる夫々の区域には、1ケ 月単位の日数を例えば4分割した日数に相当する日数例えばその日数を8個にし て区画している日記枠欄10が枠状に表記されている。この日記枠欄10自体は 、1ケ月分の最大日数である31個の日・曜日欄11を切り離し、折り畳み区域 数に対応して分割した日数に相当する日が表記されている日及びその日に対応す る曜日が記入されるように空域を備えている日・曜日欄11、各日毎の行事予定 、出来事その他を自由に書き込める空白状の自由書き込み欄12夫々に区画形成 されている。またこのカレンダー用紙本体1自体は月の前後半毎に分離されて収 納保管されることから、夫々が容易に判別されるように区画された夫々の区域に は使用時に該当する年・月を任意に記入できる空域を設けた年・月記入欄13、 及び該当月における順序を表記する頁数を表示する頁欄14夫々が例えば日記枠 欄10夫々の上方に設けられている。すなわち下部の前半区画カレンダー片6に おける折り線3を介した左区域には1日から7日まで及び1個の空欄を設けた第 1の日記枠欄10が、同じく右区域には8日から15日までの第2の日記枠欄1 0が、上部の後半区画カレンダー片7における折り線3を介した左区域には16 日から23日までの第3の日記枠欄10が、同じく右区域には24日から31日 までの第4の日記枠欄10が表示形成されているのである(図2参照)。
【0018】 もとより日・曜日欄11において日のみの表示は必須とされるも、任意に記入 される曜日空域は同一枠とせずに別枠にして表示したり、曜日空域が明らかにな るように「( )」を予め表示しておいたり、更には当該日に関連する「大安」 、「友引」、「仏滅」等の暦注等をも記入したりすることもでき、また相互に対 応する日・曜日欄11及び自由書き込み欄12夫々の配列、形態等は図示例に限 定されるものではない。更に第1の日記枠欄10においての常時空欄となってい る第8欄目には使用する当該月における行事予定等を纏めて記入したり、その他 の注意事項等を記入したり、更には予め各種の標語等を表記しておいたりするこ とができる。なおこの空欄自体は、第1の日記枠欄10の上部位置にしたり、他 の第2、第3、第4の日記枠欄10のいずれかに配置したりすることもでき、そ れらは任意である。また31日未満の月の場合には最終区域面において不要とな る29日以降更には31日の日・曜日欄11、区画欄部分は空欄とされたり、日 の表示を使用者自身で訂正することで翌月の日、曜日等が記入されたりすること になってもよいものである。要は切離線5、折り線3によってカレンダー用紙本 体1が切り離され、折り畳まれたときに、それらの切離線5、折り線3が区画す る各面に切離線5、折り線3部位を回避して適当数に日日が区画された日記枠欄 10が表記配列されればよいものである。
【0019】 またこの日記枠欄10における日・曜日欄11において記入される曜日のうち 「土曜」、「日曜」、「祝日」等は他の日とは異なる色別にしたり、赤丸による 囲み表示を記入したり、更には祝祭日内容等を記入したりすることは使用時に混 乱を生じない故に有効なものである。なお分割された日記枠欄10が表示されて いる夫々の区域における空域部分に例えばこの考案に係るカレンダーを提供する 企業名、その広告等を表記することもできる。
【0020】 自由書き込み欄12による空白域は可能な限り大きく形成されており、必要が あれば家族各人毎、記載種別内容毎等に区分け使用できるように区画罫線、色等 による区画表示をすることもでき、使用態様によって予め各種の表記を形成して おくことも可能である。また行事予定等に対応したイラスト画となっているラベ ル・シール等を貼付できるように予め用意しておくのもよい。
【0021】 一方、年・月記入欄13は西暦年表示、年号年表示のいずれをも記入できるよ うに西暦年を記入できる空域を設けた「西暦 年」、年号年を記入できる空域を 設けた「( 年)」等をまた月数を記入できるように空域を設けた「 月」等を 予め表示してあるものである。この年・月記入欄13は日記枠欄10の上方に配 置表示してあるも、右あるいは左の側方に更には下方に配置表示することも可能 であり、任意に選定できる。
【0022】 なおカレンダー用紙本体1裏面にも図示を省略したが、切離線5、折り線3部 分を回避して日記枠欄10を表示配設しておくこともでき、更には図示を省略し たが例えば自由書き込み欄12内のスペースで十分に書き入れられない場合、家 族以外の第三者等の他人に知られたくない秘密の個人情報、ビジネス上のシーク レット事項等を書き入れる場合等に使用される空白状の補助自由書き込み欄、後 述するレシート等の各種の伝票類、検診データ表その他の各種紙片P2等を貼付 できるようにした貼付欄を設けておくことができ、いずれのものも必要があれば 横罫線、縦罫線、方眼罫線等が付されることもある。
【0023】 こうした1ケ月表示形式のカレンダー用紙本体1は、通常は1月分から12月 分までの少なくとも12枚で1年分のカレンダーを構成するものとして順次に綴 じ合わせられており、当月の前半区画カレンダー片6が切り離されたときには来 月の前半区画カレンダー片6が同位置で表われるようにしてある。このとき順次 に綴じ合わせられるカレンダー用紙本体1は前葉と次葉とが相互に異なる色彩の 用紙とされることで例えば前半区画カレンダー片6が切り離されたときに当月、 来月夫々のものに間違いを生じさせる余地が少なくなり、便利である。そして異 なる色彩の用紙とするときに交互に異なる色彩とするか、全てを異なる色彩とす るか等はいずれも任意である。
【0024】 またカレンダー用紙本体1における月表示は、複数月表示形式のものとするこ ともできる。すなわち図3に示すように2ケ月表示形式とする場合には、下部の 前半区画カレンダー片6には当月である1ケ月分が表示されるものとされ、その 左区域には1日から15日までの月前半の日記枠欄10が、同じく右区域には1 6日から31日までの月後半の日記枠欄10が夫々表示されると共に、同様に上 部の後半区画カレンダー片7には次月である1ケ月分が表示されるものとされ、 その左区域には1日から15日までの月前半の日記枠欄10が、同じく右区域に は16日から31日までの月後半の日記枠欄10が夫々表示されるのである。ま た図4に示すように4ケ月表示形式とする場合には、下部の前半区画カレンダー 片6には前半2ケ月に相当する2ケ月分が表示されるものとされ、その左区域に は先の月の1日から15日までの月前半と16日から31日までの月後半のもの が左右に分割表示された日記枠欄10が、同じく右区域には後の月の1日から1 5日までの月前半と16日から31日までの月後半のものが左右に分割表示され た日記枠欄10が夫々表示されると共に、同様に上部の後半区画カレンダー片7 には後半2ケ月である2ケ月分が表示されるものとされ、その左区域には先の月 である次月の1日から15日までの月前半と16日から31日までの月後半のも のが左右に分割表示された日記枠欄10が、同じく右区域には後の月である次々 月の1日から15日までの月前半と16日から31日までの月後半のものが左右 に分割表示された日記枠欄10が夫々表示されるのである。これらの複数月の表 示形式によるカレンダー用紙本体1においても、上記の説明と同様に日記枠欄1 0における日・曜日欄11では曜日が任意に記入され、また任意に年・月が記入 される年・月記入欄13の空域が設けられているものである。
【0025】 なおいずれの図示例においても、カレンダー用紙本体1は上下に分離されて下 部は前半区画カレンダー片6、上部は後半区画カレンダー片7とされているもの として説明したが、場合によっては上下で分離可能なものとせずに1枚毎に終了 するようなカレンダー用紙本体1を構成することも可能である(図示せず)。
【0026】 また複数のカレンダー用紙本体1を綴じ合わせるとき、図1、図2、図4に示 すように綴じ合わせた複数のカレンダー用紙本体1全体を纏めると共に吊具21 が付設されている綴じ手段22によるものとすることができる。また図3に示す ように綴合孔25が開穿されている綴合片26夫々と切断可能にする切離線27 を介して夫々のカレンダー用紙本体1が一体化されたものとすると共に、綴合孔 25に挿通される綴具28を支点としてカレンダー用紙本体1を綴合片26から 切り離すことなく回転して最終用紙の裏面に順次に捲り合わせられるようにし、 また左右部分の綴具28に挿通させた正面ほぼΩ字形の吊具29によって適宜箇 所に吊り下げられるように構成することもできる。こうすることで切離線27を 介して使用済みのカレンダー用紙本体1を切り離すことができ、その際に月の前 半が終了したときには切離線5によって前半区画カレンダー片6を、後半が終了 したときには切離線27によって後半区画カレンダー片7を夫々順次に切り離す ものとでき、場合によっては各月毎に使用終了したカレンダー用紙本体1を前月 分の裏面に順次に回転させて捲ることで、その年における前月以前の行事予定、 出来事等を簡単に確認することもできるようにしてある。
【0027】 またこれらのカレンダー用紙本体1とは別にカレンダー表示用紙30が別に形 成されることで別葉として挟み込まれたり、綴じ込まれたりする等によって用意 されることもある。すなわちこのカレンダー表示用紙30は図6(A)に示すよ うに現在使用し、更には今後に使用される数年分例えば10〜15年間分の年表 示と共に月、日、曜日、暦注、干支等を表示した通年暦31を表裏のいずれかあ るいは表裏に亙って表示形成してあり、使用開始年・月における日と曜日更には 暦注との関連を予め表記して参照可能なものとしておくことで、使用者がカレン ダー用紙本体1における日・曜日欄11における曜日、年・月記入欄13におけ る年・月等の記入を誤りなく行なえるようにしてある。またこのカレンダー表示 用紙30自体は図6(B)に示すように例えば最終葉あるいは第1葉のものとし て綴じ込まれるものとされていてもよく、上述したカレンダー用紙本体1と同様 に上下では切離線5によって、左右では折り線3によって折り畳まれるようにし た各区画毎あるいは区画にまたがって通年暦31を表示しておくものとすること ができる。なおこのカレンダー表示用紙30は場合によっては省略されることも あり、また通年暦31における各月の配列形態、その月毎の日、曜日等の配列等 は図示例に限定されないことは勿論である。
【0028】 更にはこれらのカレンダー用紙本体1、カレンダー表示用紙30とは別に、レ シート・領収書等の各種の伝票類、検診データ表その他の各種紙片、はがき等の 書簡類、会合・旅行時等の写真類、新聞・雑誌等の切抜き記事類等の各種の保存 書類P1を保存収納する保存収納袋40が、カレンダー用紙本体1等と同様に保 管収納体60に着脱自在に綴じ込まれるようにして形成されている(図1参照) 。すなわちこの保存収納袋40は、保管収納体60の大きさにほぼ対応した袋状 に形成され、図示のように左右縁部のいずれかに綴じ込み孔41が開穿されてい て、上方から保存書類等が出し入れできるようにしてある。例えば図に示すよう に1枚の背面片を共通にして上下に例えば上下2段にして開口部を有する底が浅 い袋部42を夫々形成したり、図示を省略したが上段のものにはフラップを設け 、下段のものにはフラップを設けずにして分割配置した底が浅い袋部42を夫々 形成したり、あるいは底が深い1つの袋部42を形成したりする。前者のように 底が浅い袋部42とすることで、例えば比較的に小さい各種の保存書類P1等を 保存収納袋40の全体に分散収納できて、一つの袋部42に収納することでいわ ゆる団子状に膨らむのを防止できるばかりでなく、下段の袋部42には折り曲げ られない保存書類P1等を収納保持できるものである。なおこの保存収納袋40 は複数枚例えば6枚程度にして予め用意されて保管収納体60に綴じ込まれるも のとしておくとよい。
【0029】 更にまたカレンダー用紙本体1、保存収納袋40とは別に、レシート等の各種 の伝票類、検診データ表その他の各種の紙片P2等を貼付できるようにした保存 貼付用紙50がカレンダー用紙本体1と同様に保管収納体60に着脱自在に綴じ 込まれるようにして用意されている(図1参照)。すなわちこの保存貼付用紙5 0は保管収納体60の大きさにほぼ対応した紙片によって形成され、図示のよう に左右縁部のいずれかに綴じ込み孔51が開穿されていて、各種の紙片P2類を 貼付することができるようにしてあり、場合によってはこれの表面に、例えば自 由書き込み欄12更には前記の補助自由書き込み欄内のスペースで十分に書き入 れられない場合、家族以外の第三者等の他人に知られたくない秘密の個人情報、 ビジネス上のシークレット事項等を書き入れることができるようにしてあっても よく、必要があればそのための罫線を表記しておく。この保存貼付用紙50は複 数枚例えば6枚程度にして予め用意されて保管収納体60に綴じ込まれるものと しておくとよい。
【0030】 一方、使用済みのカレンダー用紙本体1すなわち相互に切り離された区画カレ ンダー片6,7夫々を収納保管するよう、例えば綴じ込みバインダー構造の保管 収納体60がカレンダー用紙本体1、カレンダー表示用紙30、保存収納袋40 、保存貼付用紙50等とは別に構成されている。この綴じ込みバインダー構造の 保管収納体60は切り離されて折り畳まれる例えば1年分の12枚のカレンダー 用紙本体1すなわち24枚の区画カレンダー片6,7を綴じ込み収納するに十分 な内部綴じ込み厚さ、大きさ等を備えており、図示のように所定幅員に設定され た背表紙、所定の横幅、縦幅に設定された表表紙、裏表紙及び例えば背表紙内側 面に設けられた綴じ込み手段61を備えて成るものである。綴じ込み手段61は 例えば図示のように揺動式、起伏式等によった開閉可能な複数例えば2穴の綴じ 込みリングによるもの(図1参照)、30穴等の綴じ込みリングによるもの(図 7(A)参照)としたり、図示を省略したが折曲される綴じ込みバンド及びバン ド固定押えから成るものとしたり、挿脱自在なパイプ構造の組合せから成るもの としたり、弾撥的に作用する強制的な押えバンドから成るものとしたり等の公知 のこの種の綴じ込み構造のものとしてあるものである。また綴じ込み手段61と して2個の綴じ込み孔2に挿通される綴じ紐によるもの(図7(B)参照)とす ることもでき、更には必要があれば綴じ込み紐66によって縛結可能なフラップ 片67を備えた保管収納袋65によるものとすることもできる。
【0031】 またこの綴じ込みバインダー構造の保管収納体60における背表紙、表表紙、 裏表紙等、更には保管収納袋65自体の素材等はある程度の強靭性を備えたもの としてあり、いずれの保管収納体60,(65)自体等で自立できるようになっ ていることが望ましく、また図1、図8に示すように必要があれば例えば保管ケ ース63内に収納することで保管棚S内に並べて保管できるようにしてある。こ の保管収納体60の背表紙、表表紙等、保管収納袋65の側面等には保管してあ るカレンダー用紙本体1における使用年その他を記載できるように、あるいは予 め表記されている使用年欄62が形成されている。そして例えば前述のように、 カレンダー用紙本体1が折り畳まれたときの大きさがA4判程度のものとされ、 またその綴じ込み手段61が綴じ込みリングのものとされるときにはカレンダー 用紙本体1、カレンダー表示用紙30、保存収納袋40、保存貼付用紙50等に おける綴じ込み孔2,31,41,51はその数が対応合致されているものとな っているのは勿論である。もとよりこの保管収納体60、保管収納袋65自体等 の大きさは、これに限らず、切り離されて折り畳まれるカレンダー用紙本体1に おける区画カレンダー片6,7夫々の大きさが異なればそれに対応したものが用 意されることは言うまでもないのである。
【0032】 次にこれの使用の一例を説明すると、使用を開始する年・月に相当する年・月 の数字をカレンダー用紙本体1における年・月記入欄13の空域に、またその該 当月における日の曜日を同じく日・曜日欄11の空域に夫々予め記入しておくも のである。そうしておいて例えば一般家庭においての居間、食堂その他の部屋で 吊具21,29によって壁等に掛けて当月のカレンダー用紙本体1を正面に表わ しておき、家族あるいは各人毎の行事予定、出来事等をそれらが予定される月日 に対応するカレンダー用紙本体1における区画カレンダー片6,7夫々の日記枠 欄10の自由書き込み欄12に記入する。そして例えば1ケ月表示式のカレンダ ー用紙本体1であれば、当月の前半が終了すると、図5に示すように前半区画カ レンダー片6を切離線5によって切り離して当月の後半である後半区画カレンダ ー片7がそのまま残されているカレンダー用紙本体1の下部で来月の前半である 前半区画カレンダー片6を表わせるのである。更にまた当月の後半が終了すると 、後半区画カレンダー片7を切離線27によって切り離して来月のカレンダー用 紙本体1の全体を表わせるのであり、これを月の半ば、月末で繰り返して使用す るのである。また使用済みのカレンダー用紙本体1は、図1、図5に示すように その区画カレンダー片6,7夫々を夫々に表記してある日記枠欄10が表面にな るように折り線3によって折り畳み、綴じ込み孔2によって保管収納体60内に 順次綴じ込み保管すればよいのである。なお2ケ月表示形式、4ケ月表示形式等 のカレンダー用紙本体1においても同様に使用すればよいものである。
【0033】 すなわちカレンダー用紙本体1における日・曜日欄11の曜日表示区域、年・ 月記入欄13の年表示区域、月表示区域等は使用前においては空欄としてあるか ら、例えばカレンダー表示用紙30における通年暦31の表記例を参照しながら でも使用月毎に年、月及びその月における日数に対応した日・曜日欄11の曜日 等を記入することで順次に使用するのであり、年の初めである1月、年度の初め である4月、年の半ばである7月、年度後半の開始月である10月等に拘らずに 任意に使用を開始すればよいものである。
【0034】 更にはカレンダー用紙本体1を保管するに際し、図1に示すようにカレンダー 用紙本体1とは別に保管収納体60内に綴じ込まれる保存収納袋40内に写真、 切抜き記事、伝票類、書簡類等の各種の保存書類P1等を収納保管し、また保存 貼付用紙50には例えば自由書き込み欄12更には補助自由書き込み欄に記入で きない事項を記入し、各種の伝票類、検診データ表等の紙片P2類を貼付するの である。また使用後のカレンダー用紙本体1夫々は図7(B)に示すように綴じ 紐によって綴じられたり、図7(C)に示すように保管収納袋65内に収納され たりすることもでき、このようにして数ケ月分であるいは各年毎に纏められたも のは、保管収納体60表面の使用年欄62に使用年、使用年度等の表示を記入後 に、図1、図8に示すように例えば保管ケース63内に収納された状態で書棚そ の他の所定の保管棚S内に自立状態にして並べて保管しておくものとする。
【0035】 あるいはカレンダー用紙本体1における区画カレンダー片6,7夫々を切り離 さずにカレンダー用紙本体1全体を順次に回転させて捲ることとし、適当な時期 毎にあるいは1年終了後に纏めてカレンダー用紙本体1を保管収納体60に収納 することとしてもよいのである。
【0036】 このとき自由書き込み欄12更には補助自由書き込み欄、保存貼付用紙50等 に記入される事項は、例えば誕生会、結婚式、祝賀会、新年会、忘年会、旅行、 クラス会、観劇会、研修会等の各種の会合、誕生日、就職祝い、入進学祝い、知 人・親戚等の来訪問、来客、出張、病気見舞い、通夜、告別式等の予定や経過等 であり、こうしたことを記入しておくことで例えば食事をしながらでも家族全員 でこれらの記入事項を見て今後の予定等を話し合うことができる。
【0037】 また近時の高齢化社会の到来に伴ない各自の健康管理が重要になりつつあるが 、その健康管理の記録のために例えば病院の検査予定日、検査結果のデータ、数 値等をも記入しておけば、家族の一員に緊急入院等の事態が生じても従前に記入 したデータ等を入院先の病院等に通知連絡でき、その治療に役立てることも可能 である。このとき検診データ表、診断結果書類自体は例えば保存収納袋40の袋 部42内に収納保管したり、保存貼付用紙50面に整理して貼付したりしておく とよい。また保存収納袋40内には例えば誕生会、結婚式、祝賀会、新年会、忘 年会、旅行、クラス会、観劇会、学術大会・業務関係等の研修会等の各種の会合 における写真類、各種のパンフレット、新聞・雑誌・業界誌・学会誌等の切抜き 記事、重要な手紙やはがき等の書簡その他を収納しておき、保存貼付用紙50に は各種の領収証、宅配便等の送り状等を貼付しておき、これらの整理保管に役立 てる。
【0038】 これは一般家庭のみならず職場においても同様に使用することで、例えば職場 の行事予定、営業成績の管理・記録、各種案件の経過その他の保存管理にも使用 できるものである。
【0039】 なお以上に説明した実施の形態にあっては、数ケ月の単位月毎における日数を 前半、後半で2分割してこれらを前半区画カレンダー片6、後半区画カレンダー 片7夫々に表記形成した場合のものであるも、これを3分割以上にしたり、週単 位に分割したりして表記形成すると共に、それに対応する数にした各別の区画カ レンダー片として順次に切り離し可能にすることも可能である。また各別の区画 カレンダー片において、折り畳むものとせずにそのままで保管収納体60内に収 納するものとしてもよく、更に二つ折りとせずに三つ折り以上にすることも可能 である(いずれも図示せず)。
【考案の効果】
この考案は以上のように構成されているため、例えば家族全員に関する各種の 行事予定、経過、出来事、健康管理に関する各種の検診データその他を日毎に自 由に大量に書き込むことができ、またその日記枠欄10への記入使用に際し、使 用年・月・曜日等が予め空域としてあることで使用月に対応した使用年・月・曜 日等を任意に書き込みできるから特定の年・月に拘らずに使用可能であり、汎用 性に富むことで資源を有効利用できるものである。更には例えば1枚のカレンダ ー用紙本体1に表示される単位月の前半が終了した場合にはその前半部分のみを 切り離すことで単位月の後半の書き込み部分と単位月の前半の書き込み部分であ る日・曜日欄11、自由書き込み欄12等が一覧的に見ることができて今後の行 事予定等の確認を容易にし、また書き込み後は単位月毎に1枚ずつで例えば1年 分を纏めて保管収納体60内に収納保管できるのである。しかもそれらに関連す る各種の保存書類P1,P2等も散出させることなく整理保存でき、更にはこれ らの過去の各種の記録、データ等の比較対照等を行なうに際して繰り返し取り出 し広げてもカレンダー用紙本体1が破損せず、永年に亙る使用も容易に行なえる ものである。
【0040】 すなわちこれはこの考案において、カレンダー用紙本体1を上下に切り離し可 能にして、下部側は所定月数の単位月毎の前半における日を予め表記してあって 、これに対応する曜日を任意に記入できる日・曜日欄11、各日毎の行事予定等 を書き込む自由書き込み欄12を区画表示した日記枠欄10を表記形成した前半 区画カレンダー片6とし、上部側は同様に単位月毎の後半の日・曜日欄11、自 由書き込み欄12を区画表示した日記枠欄10を表記形成した後半区画カレンダ ー片7とすると共に、日記枠欄10に付随関連して、使用する年・月に該当する 年、月を任意に記入できる年・月記入欄13を設けておく一方、使用、書き込み 後の区画カレンダー片6,7夫々を収納保管する保管収納体60を別に形成した からであり、これによって任意の使用開始月に該当する年、月、曜日の記入後で 、各種の行事予定、出来事、検診データその他を日毎に自由に書き込むことがで き、また単位月毎の前後にまたがる行事予定をも直ちに了解できるばかりでなく 、書き込み後は収納保管できて日記を兼ねるものともなって過去のそれらとの比 較対照等も容易に行なえるものである。
【0041】 特にカレンダー用紙本体1に表示されている日記枠欄10における日・曜日欄 11は日のみが予め表記されるも曜日記入域は空欄となっており、また日記枠欄 10に付随関連して設けられる年・月記入欄13における年・月記入域も同様に 空欄となっているから、使用する年・月における日に対応する曜日を日・曜日欄 11に記入し、また年・月を年・月記入欄13にも記入することで直ちに使用を 開始できるのである。すなわち予め特定表記されていることでそれに該当する年 ・月のものとしてしか使用できないとすることの制限がないために任意の年・月 から使用でき、例えば年の初めである1月からの使用のみならず、年度の初めで ある4月、年の半ばである7月、年度後半の開始月である10月等からでも、更 にはこれらに拘らずにその他の月のいずれからでも任意に使用を開始できるので ある。そればかりでなく、例えば特定の年・月が予め表記されている通常のカレ ンダーに付随させておくことで、そのカレンダーの使用終了時に終了月後の新た な年・月・曜日等を記入することで引き続いての使用もできるものである。更に は年の半ば時期であってもこの考案カレンダーを提供することができ、しかも直 ちに使用できるから資源的に無駄がなく、また再生紙を素材とすることと相俟ち 資源を有効に利用できるのである。
【0042】 カレンダー用紙本体1は1ケ月、2ケ月、4ケ月等の単位月毎に纏められた日 記枠欄10が区画表示されていることで各単位月毎の予定管理、記録を記入でき 、備忘録、日記等として使用することができ、またカレンダー用紙本体1は適当 な吊具21,29によって掛けられることでそれらを一覧的に表示でき、見る者 に記入内容を簡単に理解させることができる。そして使用終了後のカレンダー用 紙本体1は、当単位月の前半終了時点では前半区画カレンダー片6を切り離すこ とで次単位月の前半の日記枠欄10を表記している次単位月の前半区画カレンダ ー片6が、当単位月の後半の日記枠欄10を表記している当単位月の後半区画カ レンダー片7と共に一覧的に表示されるから今後の予定が次単位月半ばまで直ち に了解でき、また当単位月の後半終了時点では後半区画カレンダー片7を切り離 すことで次単位月の全部の日記枠欄10が表わせられるから順次に今後の行事予 定等が一覧的に明らかにできるのである。
【0043】 保管収納体60は、使用終了後のカレンダー用紙本体1における区画カレンダ ー片6,7夫々を保管でき、この保管時にあって区画カレンダー片6,7におけ る折り線3は区画カレンダー片6,7自体を適当大きさに折り畳ませて保管ファ イルホルダー60内にコンパクトに収納保管できるものとなる。また綴じ込み状 にして区画カレンダー片6,7を綴じ込み収納することで一覧的に広げさせるこ とも可能であり、しかも区画カレンダー片6,7を綴じ込ませることで例えば1 年を通じた日記のものとなり、過去に遡っての出来事等を参照するのに便利であ るばかりでなく、捲りながらの他の月における各種の行事予定、出来事その他と も容易に比較対照できるものとなる。
【0044】 更には区画カレンダー片6,7を折り畳む際の折り線3は、この折り線3によ る折り畳み区画内で日記枠欄10及びこれに付随する年・月記入欄13等を表記 しているから、折り畳みによっても日記枠欄10内の記入部位を損傷、磨耗させ ることがなく、長期保存にも十分に耐えるものである。
【0045】 またカレンダー用紙本体1に配置形成の区画カレンダー片6,7夫々において の空域部分には例えばこの考案カレンダーを提供する企業名、そのロゴ、企業マ ーク、広告文その他の適当な表示を付すこともでき、こうすることで大きな宣伝 広告効果を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施の形態における分解概略斜視
図である。
【図2】同じくカレンダー用紙本体の使用の一例におけ
る斜視図である。
【図3】同じく2ケ月表示形式とした場合の実施の形態
におけるカレンダー用紙本体の正面図である。
【図4】同じく4ケ月表示形式とした場合の実施の形態
におけるカレンダー用紙本体の正面図である。
【図5】同じくカレンダー用紙本体の使用例における概
略斜視図である。
【図6】同じくカレンダー表示用紙の一例における正面
図であり、その(A)は別葉形態としたもの、(B)は
綴じ込み形態としたものである。
【図7】同じく保管収納体の他例を示す斜視図であり、
その(A)はファイルホルダー形態、(B)は紐綴じ形
態、(C)は袋形態としたものの夫々の場合を示す。
【図8】同じく保管収納体を収納保存する状態の斜視図
である。
【符号の説明】
P1…保存書類 P2…紙片 S…保管棚 1…カレンダー用紙本体 2…綴じ込み孔 3…折り線 5…切離線 6…前半区画カレンダー片 7…後半区画カ
レンダー片 10…日記枠欄 11…日・曜日
欄 12…自由書き込み欄 13…年・月記
入欄 14…頁欄 21…吊具 22…綴じ手段 25…綴合孔 26…綴合片 27…切離線 28…綴具 29…吊具 30…カレンダー表示用紙 31…通年暦 40…保存収納袋 41…綴じ込み
孔 42…袋部 50…保存貼付用紙 51…綴じ込み
孔 60…保管収納体 61…綴じ込み
手段 62…使用年欄 63…保管ケー
ス 65…保管収納袋 66…綴じ込み
紐 67…フラップ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各日毎の行事予定、出来事その他を自由
    に書き込めるようにした所定枚数のカレンダー用紙本体
    と、この使用後のカレンダー用紙本体を収納保管する保
    管収納体とを備えて成り、カレンダー用紙本体は、適宜
    大きさに折り畳み可能な折り線を介した区画内に、折り
    畳み区画数で分割された日数に相当する日が予め表記さ
    れていて、その日に対応する曜日が任意に記入される日
    ・曜日欄、この日・曜日欄に関連して各日毎の行事予
    定、出来事その他を自由に書き込める空白状の自由書き
    込み欄が区画表示されている日記枠欄と、この日記枠欄
    における使用年・月が任意に記入されるよう日記枠欄に
    付随関連して設けられた年・月記入欄とを夫々表示形成
    したことを特徴とする保存式記録カレンダー。
  2. 【請求項2】 各日毎の行事予定、出来事その他を自由
    に書き込めるようにした所定枚数のカレンダー用紙本体
    と、この使用後のカレンダー用紙本体を収納保管する保
    管収納体とを備えて成り、カレンダー用紙本体は、使用
    する月単位毎の日が予め表記されていて、その日に対応
    する曜日が任意に記入される日・曜日欄、この日・曜日
    欄に関連して各日毎の行事予定、出来事その他を自由に
    書き込める空白状の自由書き込み欄夫々が適当数で1区
    画として纏めて区画表示されている日記枠欄と、この日
    記枠欄における使用年・月が任意に記入されるよう日記
    枠欄に付随関連して設けられた年・月記入欄とを、日記
    枠欄内の表示においての使用月単位毎の初め側の日・曜
    日欄、自由書き込み欄は下部側に、同じく終り側の日・
    曜日欄、自由書き込み欄は上部側に夫々配列されるよう
    にして上下方向に配置した複数の区画カレンダー片夫々
    に各別に表示すると共に、これらの区画カレンダー片夫
    々は使用月単位毎に1枚に纏めて相互に上下で切り離し
    可能にして配置して形成し、また保管収納体は、カレン
    ダー用紙本体における切り離された区画カレンダー片夫
    々を保管するようにしてあることを特徴とする保存式記
    録カレンダー。
  3. 【請求項3】 1枚のカレンダー用紙本体における日記
    枠欄は1ケ月単位で表示形成され、その前半の1日から
    15日までの日・曜日欄、自由書き込み欄を備えた日記
    枠欄が下部の前半区画カレンダー片に、また後半の16
    日から31日までの日・曜日欄、自由書き込み欄が上部
    の後半区画カレンダー片に夫々表記されている1ケ月表
    示形式のものとしてある請求項2記載の保存式記録カレ
    ンダー。
  4. 【請求項4】 1枚のカレンダー用紙本体における日記
    枠欄は2ケ月単位で表示形成され、その前半1ケ月分の
    日・曜日欄、自由書き込み欄を備えた日記枠欄が下部の
    前半区画カレンダー片に、また後半1ケ月分の日・曜日
    欄、自由書き込み欄が上部の後半区画カレンダー片に夫
    々表記されている2ケ月表示形式のものとしてある請求
    項2記載の保存式記録カレンダー。
  5. 【請求項5】 1枚のカレンダー用紙本体における日記
    枠欄は4ケ月単位で表示形成され、その前半2ケ月分の
    日・曜日欄、自由書き込み欄を備えた日記枠欄が下部の
    前半区画カレンダー片に、また後半2ケ月分の日・曜日
    欄、自由書き込み欄が上部の後半区画カレンダー片に夫
    々表記されている4ケ月表示形式のものとしてある請求
    項2記載の保存式記録カレンダー。
  6. 【請求項6】 保管収納体は、複数のカレンダー用紙本
    体を綴じ込み状に収納保管する綴じ込み手段を備えて形
    成してある請求項1乃至5のいずれか記載の保存式記録
    カレンダー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3490621B2 (ja) 1998-11-27 2004-01-26 不二精機株式会社 カレンダー付き手帳
WO2012169378A1 (ja) * 2011-06-09 2012-12-13 株式会社カレンダー広告 リーフ印刷物、綴じリーフ、リーフ提供方法、折り畳みリーフ印刷物、及び本

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