JP3043782U - 水栓柱 - Google Patents
水栓柱Info
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- JP3043782U JP3043782U JP1997004363U JP436397U JP3043782U JP 3043782 U JP3043782 U JP 3043782U JP 1997004363 U JP1997004363 U JP 1997004363U JP 436397 U JP436397 U JP 436397U JP 3043782 U JP3043782 U JP 3043782U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配管工事の手間を減少しかつ工事費用も減少
することができる水栓柱を提供する。 【解決手段】 内部パイプ4 の上端部に設けられて吐水
用水栓6 に接続される水栓接続継手7 の上端部7bが、蓋
3 の中央にあけられた貫通孔3aから露出させられてい
る。これにより、水栓接続継手7 に縦形の水栓6 が接続
可能とされている。
することができる水栓柱を提供する。 【解決手段】 内部パイプ4 の上端部に設けられて吐水
用水栓6 に接続される水栓接続継手7 の上端部7bが、蓋
3 の中央にあけられた貫通孔3aから露出させられてい
る。これにより、水栓接続継手7 に縦形の水栓6 が接続
可能とされている。
Description
【0001】
この考案は、庭や公園などの屋外で給水するさいに設置される水栓柱に関する 。
【0002】
従来、庭や公園などの屋外で給水するさいに設置される水栓柱としては、下端 部が地中に埋め込まれる有底四角筒状ケースと、ケース上端の開口を塞いでいる 蓋と、ケース内を上下にのびている内部パイプと、内部パイプの下端部と水導入 管とを接続する水導入管接続継手と、内部パイプの上端部に設けられて吐水用水 栓に接続される水栓接続継手とを備えているものが知られている。
【0003】
図5に示すように、上記従来の水栓柱(51)では、水栓(52)接続継手の開口(51a ) および水導入管(53)接続継手の開口(51b) は、いずれも同方向に露出させられ ている。したがって、水栓柱(51)を屋外に設置してこれと屋内側にある管(54)と を接続する場合には、同図に破線で示すように、水栓柱(51)の後方にある屋内管 (54)を4つのL型継手(55)および3本の接続管(56)を用いることにより前に回す という配管工事を行う必要があり、配管工事に手間が掛かり工事費用も高くつく という問題があった。
【0004】 この考案の目的は、配管工事の手間を減少しかつ工事費用も減少することがで きる水栓柱を提供することにある。
【0005】
第1の考案による水栓柱は、下端部が地中に埋め込まれる有底角筒状ケースと 、ケース上端の開口を塞いでいる蓋と、ケース内を上下にのびている内部パイプ と、内部パイプの下端部と水導入管とを接続する水導入管接続継手と、内部パイ プの上端部に設けられて吐水用水栓に接続される水栓接続継手とを備えている水 栓柱において、蓋の中央に貫通孔が設けられるとともに、この貫通孔から水栓接 続継手の上端部が露出させられることにより、該水栓接続継手に縦形の水栓が接 続可能とされていることを特徴とするものである。
【0006】 第2の考案による水栓柱は、下端部が地中に埋め込まれる有底角筒状ケースと 、ケース上端の開口を塞いでいる蓋と、ケース内を上下にのびている内部パイプ と、内部パイプの下端部と水導入管とを接続する水導入管接続継手と、内部パイ プの上端部に設けられて吐水用水栓に接続される水栓接続継手とを備えている水 栓柱において、ケースの各側壁の上端部に貫通孔がそれぞれ設けられるとともに 、いずれか1つの貫通孔から水栓接続継手の端部が露出させられることにより、 該水栓接続継手に横形の水栓が接続可能とされており、残りの貫通孔が塞がれて いることを特徴とするものである。
【0007】
この考案の実施例を、以下図面を参照して説明する。以下の説明において、水 導入管(9) が配置されているほうを後、この逆を前、すなわち、図1および図3 の右を後、左を前というものとする。
【0008】 図1および図2は、第1の考案の水栓柱を示すもので、下端部が地中に埋め込 まれるステンレス鋼製有底四角筒状ケース(2) と、ケース(2) 上端の開口を塞い でいるステンレス鋼製蓋(3) と、ケース(2) 内を上下にのびている硬質塩化ビニ ル製内部パイプ(4) と、一端部が内部パイプ(4) の下端部に接続されており他端 部が水導入管(9) に接続されるL型の黄銅製水導入管接続継手(5) と、下端部(7 a)が内部パイプ(4) の上端部に接続されており上端部(7b)が吐水用水栓(6) に接 続される黄銅製水栓接続継手(7) とを備えている。
【0009】 ケース後壁(8) の地中に埋められる部分には、水導入管接続継手(5) を露出さ せるための下端部貫通孔(8a)が設けられており、この貫通孔(8a)を通して、水導 入管接続継手(5) と水導入管(9) の先端部に設けられた塩化ビニル管用継手(10) とが接続されている。
【0010】 蓋(3) は、下面が開口した直方体状であり、上面中央部には、水栓接続継手(7 ) を露出させるための上端部貫通孔(3a)が設けられている。水栓接続継手(7) は 、上下にのびる管状とされており、上端部(7a)内面に垂直めねじ部(12)が、上端 部(7a)外面に水平断面方形のフランジ(13)がそれぞれ設けられている。
【0011】 水栓接続継手(7) の垂直めねじ部(12)には、下端部に垂直おねじ部(14)を有す る水栓(6) 、すなわち、縦形の水栓(6) をねじ込むことができる。水栓(14)は、 垂直軸回りに回すことができる逆U字状の吐水管(15)を有しているものが好まし い。
【0012】 ケース(2) と内部パイプ(4) との間には、施工時に、硬質発泡ウレタン(11)が 充填され、これにより、内部パイプ(4) が保護される。
【0013】 図2は、ケース(2) 上端部への水栓接続継手(7) の取付手段の一例を示してい る。同図において、蓋(3) の上面には、上端部貫通孔(3a)を囲むように4つのね じ挿通孔(17)があけられており、水栓接続継手(7) のフランジ(13)には、各ねじ 挿通孔(17)に対応して4つのねじ孔(18)があけられている。そして、水栓接続継 手(7) の下端部に内部パイプ(4) が挿入されるとともに、蓋(3) が水栓接続継手 (7) のフランジ(13)にねじ(19)で止められることにより、水栓接続継手(7) が蓋 (3) を介してケース(2) に固定される。硬質発泡ウレタン(11)の充填は、蓋(3) を外した状態で行われる。
【0014】 図3および図4は、第2の考案の水栓柱(21)を示すもので、下端部が地中に埋 め込まれる有底四角筒状ケース(22)と、ケース(22)上端の開口を塞いでいる蓋(2 3)と、ケース(22)内を上下にのびている内部パイプ(4) と、一端部が内部パイプ (4) の下端に接続され他端部が水導入管(9) に接続されるL型の水導入管接続継 手(25)と、一端部(27a) が内部パイプ(4) の上端部に接続されており他端部(27b ) が吐水用水栓(26)に接続されるL型の水栓接続継手(27)とを備えている。
【0015】 ケース後壁(28)の地中に埋められる部分には、水導入管接続継手(5) を露出さ せるための下端部貫通孔(28a) が設けられており、この貫通孔(28a) を通して、 水導入管接続継手(5) と水導入管(9) の先端部に設けられた塩化ビニル管用継手 (10)とが接続されている。
【0016】 水栓接続継手(27)は、水導入管接続継手(25)と同じ形状であり、水平めねじ部 (31)を有している。
【0017】 ケース(22)の前後・左右壁(28)の上端部には、貫通孔(30A)(30B)がそれぞれ設 けられている。これらの貫通孔(30A)(30B)のうち、前壁(28)に設けられた貫通孔 (30A) から水栓接続継手(27)の他端部(27b) が露出させられている。
【0018】 水栓接続継手(27)の水平めねじ部(31)には、水平おねじ部(32)を有する水栓(2 6)、すなわち、横形の水栓(26)をねじ込むことができる。こうして、前壁(28)に 水栓(26)を設置することができる。なお、設置場所の配管の位置に応じて、後壁 や左右壁に水栓(26)を設けることができることはもちろんである。
【0019】 水栓接続継手(27)が設けられない貫通孔(30B) は、合成樹脂製蓋(29)により塞 がれており、これにより、ケース(22)と内部パイプ(4) との間に充填される発泡 プラスチック(11)の流出が防止されている。蓋(29)は、図4に拡大して示すよう に、径方向に弾性を有する複数の爪(29a) を有しており、手で押すことにより貫 通孔(30B) 縁部に係止することができる。
【0020】
第1の考案の水栓柱によると、水栓柱の水栓接続継手に縦形の水栓が接続可能 であるから、水導入管が水栓柱の前後左右どこにあっても、水導入管の取り回し のための配管が不要であり、配管工事の手間を減少しかつ工事費用も減少するこ とができる。
【0021】 第1の考案の水栓柱によると、所要の貫通孔に水栓接続継手を取り付けるとと もに、残りの貫通孔が塞がれることにより、水栓柱の前後左右どこにでも横形の 水栓が設置可能であるから、水導入管が水栓柱の前後左右どこにあっても、水導 入管の取り回しのための配管が不要であり、配管工事の手間を減少しかつ工事費 用も減少することができる。
【図1】第1の考案による水栓柱の垂直断面図である。
【図2】同水栓柱の上端部の構成を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図3】第2の考案による水栓柱の垂直断面図である。
【図4】同水栓柱の上端部の構成を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図5】従来の水栓柱の配管を示す斜視図である。
(1) 水栓柱 (2) ケース (3) 蓋 (3a) 貫通孔 (4) 内部パイプ (5) 水導入管接続継手 (6) 吐水用水栓 (7) 水栓接続継手 (7b) 上端部 (9) 水導入管 (11) 発泡ウレタン (21) 水栓柱 (22) ケース (23) 蓋 (26) 水栓 (27) 水栓接続継手 (27b) 端部 (28) 側壁 (30A)(30B)貫通孔
Claims (2)
- 【請求項1】 下端部が地中に埋め込まれる有底角筒状
ケース(2) と、ケース(2) 上端の開口を塞いでいる蓋
(3) と、ケース(2) 内を上下にのびている内部パイプ
(4) と、内部パイプ(4) の下端部と水導入管(9) とを接
続する水導入管接続継手(5) と、内部パイプ(4) の上端
部に設けられて吐水用水栓(6) に接続される水栓接続継
手(7) とを備えている水栓柱(1) において、蓋(3) の中
央に貫通孔(3a)が設けられるとともに、この貫通孔(3a)
から水栓接続継手(7) の上端部(7b)が露出させられるこ
とにより、該水栓接続継手(7) に縦形の水栓(6) が接続
可能とされていることを特徴とする水栓柱。 - 【請求項2】 下端部が地中に埋め込まれる有底角筒状
ケース(22)と、ケース(22)上端の開口を塞いでいる蓋(2
3)と、ケース(22)内を上下にのびている内部パイプ(4)
と、内部パイプ(4) の下端部と水導入管(9) とを接続す
る水導入管接続継手(5) と、内部パイプ(4) の上端部に
設けられて吐水用水栓(26)に接続される水栓接続継手(2
7)とを備えている水栓柱(21)において、ケース(22)の各
側壁(28)の上端部に貫通孔(30A)(30B)がそれぞれ設けら
れるとともに、いずれか1つの貫通孔(30A) から水栓接
続継手(27)の端部(27b) が露出させられることにより、
該水栓接続継手(27)に横形の水栓(26)が接続可能とされ
ており、残りの貫通孔(30B) が塞がれていることを特徴
とする水栓柱。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004363U JP3043782U (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 水栓柱 |
JP1997005818U JP3045068U (ja) | 1997-05-27 | 1997-07-04 | 水栓柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997004363U JP3043782U (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 水栓柱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3043782U true JP3043782U (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=43178228
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997004363U Expired - Lifetime JP3043782U (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 水栓柱 |
JP1997005818U Expired - Lifetime JP3045068U (ja) | 1997-05-27 | 1997-07-04 | 水栓柱 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997005818U Expired - Lifetime JP3045068U (ja) | 1997-05-27 | 1997-07-04 | 水栓柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP3043782U (ja) |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP1997004363U patent/JP3043782U/ja not_active Expired - Lifetime
- 1997-07-04 JP JP1997005818U patent/JP3045068U/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3045068U (ja) | 1998-01-23 |
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