JP3043678U

JP3043678U - コンドーム収容ケースを設けたシステム手帳

Info

Publication number: JP3043678U
Application number: JP1997004787U
Authority: JP
Inventors: 誠司山室
Original assignee: 株式会社ランダム
Priority date: 1997-05-22
Filing date: 1997-05-22
Publication date: 1997-11-28
Anticipated expiration: 2003-05-22

Abstract

(57)【要約】【課題】本考案は、コンドームを収容したコンドーム
収容ケースをシステム手帳に設けたコンドーム設けたシ
ステム手帳を提供することである。【解決手段】コンドーム収容ケースを設けたシステム
手帳１０のカバー体１２の背カバー部１４の内側にはリ
フィール係止爪固定金具２２が配設固定されている。こ
のリフィール係止爪固定金具２２にはリング状のリフィ
ール係止爪２４が取り付けられている。カバー体１２の
表カバー部１６と裏カバー部１８との間にはメモ用紙や
住所記録用紙等のリフィール用紙２６が多数枚配設され
ている。また、前記リフィール用紙２６と共にコンドー
ム収容ケース３０が２個配設されている。これらコンド
ーム収容ケース３０の中間部に形成されたコンドーム収
容部４０にはコンドーム４２が収容されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、システム手帳にコンドームを収容したコンドーム収容ケースを備えたシステム手帳に関する。

【０００２】

【従来の技術】

最近、エイズ等の病気の感染を未然に防止するため性交時にコンドームを使用することが勧められている。しかし、日常コンドームをポケット等に入れて持ち歩くのは煩わしくて面倒であるという不具合がある。一方、最近、メモ用紙や住所録容器等の多種多様の差し替え自在なリフィール用紙を備えてなるシステム手帳が開発されその便利さから多くの者に広く使用されるようになっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記事実に鑑みなされたものであり、コンドームを収容したコンドーム収容ケースをシステム手帳に設けたコンドーム設けたシステム手帳を提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、カバー体内側に複数設けられたリフィール係止爪を備えたシステム手帳であって、前記リフィール係止爪にコンドームを収容したコンドーム収容ケースを係脱可能に設けたことを特徴としている。請求項２の考案は、カバー体内側に複数設けられたリフィール係止爪と、前記カバー体内側に配設されるコンドーム収容ケースと、このコンドーム収容ケースの一側に形成されると共に前記リフィール係止爪が挿入可能な貫通孔と、前記コンドーム収容ケースの中央部に形成されてコンドームが収容されるコンドーム収容部と、前記コンドーム収容ケースの他側に形成されると共に前記コンドーム収容部に収容されたコンドームを出し入れできる開口部と、この開口部に設けられた開閉手段と、を有してなることを特徴としている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１乃至図３には本考案に係るコンドーム収容ケースを設けたシステム手帳の一実施例が示されている。図１及び図２に示すように、コンドーム収容ケースを設けたシステム手帳１０のカバー体１２は矩形状に形成され、背カバー部１４で折り曲げて表カバー部１６と裏カバー部１８が対向するように形成されている。前記裏カバー部１８にはバンド２０が取り付けられ、バンド２０は前記表カバー部１６に係合されるようになって不用意に表カバー部１６と裏カバー部１８が開かないようになっている。図１及び図３に示すように、前記背カバー部１４の内側にはリフィール係止爪固定金具２２が背カバー部１４に沿って配設固定されている。このリフィール係止爪固定金具２２にはリング状のリフィール係止爪２４が６個間隔を設けて取り付けられている。これらリフィール係止爪２４は対向した爪片２４Ａ，２４Ａによって形成されている。前記表カバー部１６と裏カバー部１８との間にはメモ用紙や住所記録用紙等のリフィール用紙２６が多数枚配設されている。これらリフィール用紙２６にはそれぞれ貫通孔２６Ａが形成され、これら貫通孔２６Ａには前記リフィール係止爪２４が挿入されている。従って、前記リフィール用紙２６は係止されると共にリフィール係止爪２４を開く（図３の状態）ことにより自由に取り外せるようになっている。また、図３に示すように、前記リフィール用紙２６と共にコンドーム収容ケース３０が２個配設されている。これらコンドーム収容ケース３０は第１シート３２と第２シート３４の３辺を接着して袋状に形成したものである。コンドーム収容ケース３０の基端部に形成された耳部３６には前記リフィール係止爪２４が挿入する貫通孔３８が３個形成されている。また、コンドーム収容ケース３０の中間部に形成されたコンドーム収容部４０にはコンドーム４２が収容されている。またコンドーム収容ケース３０の先端部には開口部４４が設けられている。前記開口部４４に対応する第１シートには開閉手段としての線状の突部４６が形成され、第２シート３４には開閉手段としての線状の溝部４８が形成され、突部４６と溝部４８が嵌合することにより前記開口部４４が閉じられるようになっている。

【０００６】次に、実施例の作用について説明する。コンドーム収容ケースを設けたシステム手帳１０を使用する場合は従来のシステム手帳と同様にして使用する。即ち、メモ用紙や住所記録用紙等のリフィール用紙２６を取り外す倍はリフィール係止爪２４を開くことによりリフィール用紙２６を取り外すことができる。また、コンドーム収容ケースを設けたシステム手帳１０にはコンドーム４２が収容されたコンドーム収容ケース３０を有しているので、コンドーム４２をポケット等に入れておく必要がない。そして、コンドーム４２を使用する場合はコンドーム収容ケース３０の開口部４４の突部４６と溝部４８の嵌合を解除して開口部４４を開けてコンドーム４２を取り出す。なお、コンドーム収容ケース３０からコンドーム４２を取り出してコンドーム収容ケース３０が空になった場合は購入したコンドーム４２を再び収容してもよいし、あるいはコンドーム収容ケース３０にコンドーム４２以外の物を収容するケースとして使用してもよいことは勿論である。

【０００７】なお、実施例ではコンドーム収容ケース３０の開口部４４に突部４６と溝部４８を設けて突部４６と溝部４８の嵌合，嵌合解除で開口部４４を開閉可能にしたが、これに限定されるものではなく例えばボタンやファスナー等の開閉手段を開口部４４に設けてもよいことは勿論である。また、実施例ではコンドーム収容ケースを設けたシステム手帳１０にコンドーム収容ケース３０を２個取り付けたが、２個に限定されないことは勿論である。

【０００８】

【考案の効果】

以上説明した如く、本考案に係るコンドーム収容ケースを設けたシステム手帳は、コンドームを収容することができるので、コンドームをポケット等に入れる必要がないという優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は一実施例のコンドーム収容ケースを設け
たシステム手帳を開いた状態の斜視図である。

【図２】図２は一実施例のコンドーム収容ケースを設け
たシステム手帳の斜視図である。

【図３】図３は一実施例のコンドーム収容ケースを設け
たシステム手帳を開いた状態からコンドーム収容ケース
を取り外した状態の斜視図である。

【符号の説明】

１０・・・コンドーム収容ケースを設けたシステム手帳１２・・・カバー体１４・・・背カバー部１６・・・表カバー部１８・・・裏カバー部２２・・・リフィール係止爪固定金具２４・・・リフィール係止爪２６・・・リフィール用紙３０・・・コンドーム収容ケース３８・・・貫通孔４４・・・開口部４６・・・凸部４８・・・溝部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】カバー体内側に複数設けられたリフィー
ル係止爪を備えたシステム手帳であって、前記リフィー
ル係止爪にコンドームを収容したコンドーム収容ケース
を係脱可能に設けたことを特徴とするコンドーム収容ケ
ースを設けたシステム手帳。
【請求項２】カバー体内側に複数設けられたリフィー
ル係止爪と、前記カバー体内側に配設されるコンドーム
収容ケースと、このコンドーム収容ケースの一側に形成
されると共に前記リフィール係止爪が挿入可能な貫通孔
と、前記コンドーム収容ケースの中央部に形成されてコ
ンドームが収容されるコンドーム収容部と、前記コンド
ーム収容ケースの他側に形成されると共に前記コンドー
ム収容部に収容されたコンドームを出し入れできる開口
部と、この開口部に設けられた開閉手段と、を有してな
ることを特徴とするコンドーム収容ケースを設けたシス
テム手帳。