JP3043664U - コンクリートブロックの破断装置 - Google Patents

コンクリートブロックの破断装置

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JP3043664U
JP3043664U JP1997004170U JP417097U JP3043664U JP 3043664 U JP3043664 U JP 3043664U JP 1997004170 U JP1997004170 U JP 1997004170U JP 417097 U JP417097 U JP 417097U JP 3043664 U JP3043664 U JP 3043664U
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concrete block
breaking
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JP1997004170U
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哲五郎 北原
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Tiger Machine Co Ltd
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Tiger Machine Co Ltd
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手を要せずに破損がなく自動的にコンクリ
ートブロックの端部を破断し、破断残滓も除去できるよ
うにする。 【解決手段】 スプリッターテーブル1,2と、搬入コ
ンベア5と、搬入コンベア5によって搬入されたコンク
リートブロック4aをスプリッターテーブル1上に移載
するプッシャー6と、スプリッターテーブル1,2の一
端から他端へ向けてコンクリートブロックを移動させる
移動手段11と、破断刃22と、破断刃22の近傍に移
動されたコンクリートブロックの前面に垂下当接する緩
衝部材24と、破断刃22の近傍からスプリッターテー
ブル2の他端に亘ってコンクリートブロックの上側に当
接する可撓部材26と、搬出コンベア27と、搬出コン
ベア27のスプリッターテーブル2とは反対の側に設け
られた破断部材受け手段28とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンクリートブロックの端部を所定の形状に破断するコンクリート ブロックの破断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンクリートブロックは、型枠で成型して養生した後、その端部を所定の形状 に破断して仕上げる必要がある。
【0003】 従来、コンクリートブロックの端部を破断する場合には、破断刃を備えた破断 装置に手動操作でコンクリートブロックを押し込み、破断刃を衝撃的にコンクリ ートブロックに当ててコンクリートブロックの端部を破断し、人手処理により破 断残滓を取り除いていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところがコンクリートブロックは相当の重量を有するため、破断装置に手動操 作でコンクリートブロックを押し込んでいると疲労が激しく、1日の破断処理個 数に限度があって、大量の需要に応じきれない場合があった。
【0005】 しかしながら、コンクリートブロックの端部を破断する工程を自動ライン化し て破断能力を向上させるには、破断した場合のコンクリートブロックの破損が多 くなって破断面が平面にならず、さらに破断残滓が破断工程の自動ラインの流れ を阻害する問題があった。
【0006】 本考案は、このような問題を解消し、人手を要せずに破損がなく自動的にコン クリートブロックの端部を破断し、破断残滓も除去できるようにしたコンクリー トブロックの破断装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、スプリッターテーブルと、該スプリッターテーブルの一端側に設け られた搬入コンベアと、該搬入コンベアによって搬入されたコンクリートブロッ クを前記スプリッターテーブル上の一端に移載するプッシャーと、前記スプリッ ターテーブル上の一端から前記スプリッターテーブル上の他端へ向けてコンクリ ートブロックを移動させる移動手段と、前記スプリッターテーブル上のコンクリ ートブロックの端部を破断する破断刃と、前記スプリッターテーブル上において 前記破断刃の近傍に移動されたコンクリートブロックの前記端部の前面に垂下当 接する緩衝部材と、前記スプリッターテーブル上において前記破断刃の近傍から スプリッターテーブルの他端に亘ってコンクリートブロックの上側に当接する可 撓部材と、前記スプリッターテーブルの他端側に設けられた搬出コンベアと、該 搬出コンベアの前記スプリッターテーブルとは反対の側に設けられた破断部材受 け手段と、を備えたことを特徴とするコンクリートブロックの破断装置に係るも ので、搬入コンベアで搬入されたコンクリートブロックは、プッシャーにより搬 入コンベアからスプリッターテーブル上の一端に移載され、スプリッターテーブ ル上の一端に移載されたコンクリートブロックは、移動手段によりスプリッター テーブル上の一端からスプリッターテーブル上の他端へ向けて移動され、その移 動中にコンクリートブロックの端部は破断刃により破断される。
【0008】 コンクリートブロックの端部が破断される際にはコンクリートブロックの端部 の前面に緩衝部材が垂下当接していて破断の際の衝撃を緩和してコンクリートブ ロックの破損を防ぎ、破断後は可撓部材が、製品となったコンクリートブロック から破断部材が離れないように上側から抑え、製品となったコンクリートブロッ クは搬出コンベア上に載って搬出され、破断されて破断屑となった端部材は破断 部材受け手段の方に押し出される。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案の実施の形態の一例を示す側面図、図2は図1のII−II線よ り見た平面図であって、スプリッターテーブル1,2が微小間隔3をあけて一平 面上で一直線上に並ぶように配置されており、図1、図2の左側に配置されてい るスプリッターテーブル1の左端側には、破断すべきコンクリートブロック4a を搬入する搬入コンベア5が配置されている。
【0011】 搬入コンベア5の左側のスプリッターテーブル1と対峙する位置には、プッシ ャー6が配置されている。
【0012】 プッシャー6は、鉛直方向に設けられているシリンダ7のピストンロッド8の 先端に取り付けられており、シリンダ7は、スプリッターテーブル1の中心線方 向に合わせて水平方向に設けられているシリンダ9のピストンロッド10の先端 に取り付けられていて、シリンダ7のピストンロッド8を上下方向に伸縮してプ ッシャー6の位置を搬入コンベア5で搬入されて来るコンクリートブロック4a の高さの中程の位置にに合わせておく。そしてシリンダ9のピストンロッド10 を伸長すると、プッシャー6は搬入コンベア5で搬入されて来たコンクリートブ ロック4aを右方に押し、コンクリートブロック4aを搬入コンベア5上からス プリッターテーブル1上の左端に移載するようになっている。
【0013】 スプリッターテーブル1,2の両側(図2において上側と下側)には移動手段 として無端状のチェーンコンベア11,11が、スプロケット12,13,14 ,15に掛け渡されて配置されている。そしてスプロケット12を図示しないモ ータで図1の時計方向に回転することにより、チェーンコンベア11は時計方向 に循環駆動されるようになっている。
【0014】 チェーンコンベア11,11には、コンクリートブロック4aの長さよりも若 干長い間隔で、杆16(図2参照)を介してフック17が取り付けられている。 スプリッターテーブル1,2の間にあけられている微小間隔3の周囲の上方を 跨ぐように枠体18が設けられており、枠体18の上部には、図1に示すように 鉛直方向にシリンダ19が取り付けられ、そのピストンロッド20の下端には昇 降フレーム21が固着されている。
【0015】 昇降フレーム21の下面には破断刃22が取り付けられていて、シリンダ19 のピストンロッド20を伸長して昇降フレーム21を下降させると、破断刃22 は、微小間隔3の間に向かって下降するようになっている。
【0016】 微小間隔3の直下には下方の破断刃23が配置されており、この下方の破断刃 23は上方の破断刃22の下降に連動して、微小間隔3の間に向かって上昇する ようになっている。
【0017】 破断刃22の図1、図2における右側に近接するように、昇降フレーム21下 面には、チェーン等の緩衝部材24が垂下されている。
【0018】 昇降フレーム21下面の緩衝部材24が垂下されている箇所の右側と、枠体1 8の図1における右方に突設されている支持杆25の先端との間には、チェーン 等の可撓部材26がたるませた状態で設けられている。
【0019】 スプリッターテーブル2の右端側には搬出コンベア27が配置されており、搬 出コンベア27のスプリッターテーブル2とは反対の側には、コンベア、受箱等 の破断部材受け手段28が設けられている。
【0020】 次に、上述した装置の作用を説明する。
【0021】 搬入コンベア5で搬入されて来たコンクリートブロック4aは、1個ずつプッ シャー6に押されてスプリッターテーブル1上の左端に移載される。
【0022】 スプリッターテーブル1上の左端に移載されたコンクリートブロック4bは、 チェーンコンベア11の循環駆動に伴って移動するフック17に押されてスプリ ッターテーブル1上の左端から右方に移動することになる。
【0023】 フック17に押されてスプリッターテーブル1上を右方に移動し、破断刃22 の下を若干通り過ぎた位置まで来たコンクリートブロック4cの前面には、図3 に拡大して示すように、昇降フレーム21の下面から垂下されている緩衝部材2 4が当接する。
【0024】 破断刃22の下を若干通り過ぎた位置までコンクリートブロック4cが移動さ れて来ると、図1に示すシリンダ19が作動してピストンロッド20が伸長し、 破断刃22,23によってコンクリートブロック4cの前面に近い箇所を衝撃的 な力で破断する。
【0025】 コンクリートブロック4cの前面に近い箇所が衝撃的な力で破断される際には 、コンクリートブロック4cの前面に緩衝部材24が当接していて、破断に際し ての衝撃的な力とこれに伴う衝撃的な振動は、緩衝部材24を介してコンクリー トブロック4cの外部に拡散されるため、コンクリートブロック4c自体の衝撃 的な振動は緩衝されて、コンクリートブロック4cの前面に近い箇所は破損せず に凹凸の少ない破断面を以て破断されることになる。
【0026】 コンクリートブロック4cは破断された後もフック17に押されて、スプリッ ターテーブル1上からスプリッターテーブル2上の方に移動する。この際緩衝部 材24は、次第にコンクリートブロック4cの前面の上方にずれて行くが、緩衝 部材24に代わって可撓部材26がコンクリートブロック4cの上側と前面とに 当接するようになる。
【0027】 そして破断刃22の下を通り過ぎてスプリッターテーブル2上に移動した破断 済みのコンクリートブロック4dと、破断刃22で破断されたコンクリートブロ ック4dの前面の破断残滓になる破断部材29とは、上側から当接している可撓 部材26に支えられて離れることなくスプリッターテーブル2上でさらに移動を 続けることになる。
【0028】 このように可撓部材26に支えられて破断済みのコンクリートブロック4dと 破断部材29とは離れたり破損することなくスプリッターテーブル2上を移動す るため、破断部材29が倒れたりして破断済みのコンクリートブロック4dの移 動を妨げるようなことは生じない。
【0029】 このように可撓部材26に支えられた状態を保ちながら、破断済みのコンクリ ートブロック4dと破断部材29とがさらにスプリッターテーブル2上を移動す ると、破断済みのコンクリートブロック4eは搬出コンベア27の上に移されて 搬出され、コンクリートブロック4eに押された破断残滓の破断部材29aは搬 出コンベア27上を通り越して破断部材受け手段28に移され、コンクリートブ ロック4eとは別途に搬出される。
【0030】
【考案の効果】
本考案は、破断刃を備えた破断装置に手動操作でコンクリートブロックを押し 込まなくても、搬入コンベアで搬入されたコンクリートブロックはプッシャーに よってスプリッターテーブル上の一端に移載され、スプリッターテーブル上の一 端に移載されたコンクリートブロックは移動手段によってスプリッターテーブル 上の他端へ向けて移動され、その移動の途中で破断刃により端部を破断された後 、破断されたコンクリートブロックは搬出コンベアの上に移されて搬出され、破 断部材は破断部材受け手段に移されるため、労力を必要としないで自動的にコン クリートブロックの破断処理が行われるので、大量生産に適する効果がある。
【0031】 また、コンクリートブロックを破断する際には、コンクリートブロックの前面 に緩衝部材が当接していてコンクリートブロックの衝撃的な振動を緩衝するため 、コンクリートブロックを破損させずに凹凸の少ない破断面を以て破断できる効 果がある。
【0032】 さらに破断済みのコンクリートブロックと破断部材とは、可撓部材に支えられ て離れることなくスプリッターテーブル上でさらに移動を続けるため、破断部材 が破断済みのコンクリートブロックの移動を妨げることがなく、円滑に破断済み のコンクリートブロックと破断部材とを搬出コンベア並びに破断部材受け手段ま で移動することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の一例を示す側面図であ
る。
【図2】図1のII−II線より見た平面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 スプリッターテーブル 2 スプリッターテーブル 5 搬入コンベア 6 プッシャー 11 チェーンコンベア(移動手段) 22 破断刃 24 緩衝部材 26 可撓部材 27 搬出コンベア 28 破断部材受け手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプリッターテーブルと、該スプリッタ
    ーテーブルの一端側に設けられた搬入コンベアと、該搬
    入コンベアによって搬入されたコンクリートブロックを
    前記スプリッターテーブル上の一端に移載するプッシャ
    ーと、前記スプリッターテーブル上の一端から前記スプ
    リッターテーブル上の他端へ向けてコンクリートブロッ
    クを移動させる移動手段と、前記スプリッターテーブル
    上のコンクリートブロックの端部を破断する破断刃と、
    前記スプリッターテーブル上において前記破断刃の近傍
    に移動されたコンクリートブロックの前記端部の前面に
    垂下当接する緩衝部材と、前記スプリッターテーブル上
    において前記破断刃の近傍からスプリッターテーブルの
    他端に亘ってコンクリートブロックの上側に当接する可
    撓部材と、前記スプリッターテーブルの他端側に設けら
    れた搬出コンベアと、該搬出コンベアの前記スプリッタ
    ーテーブルとは反対の側に設けられた破断部材受け手段
    と、を備えたことを特徴とするコンクリートブロックの
    破断装置。
JP1997004170U 1997-05-22 1997-05-22 コンクリートブロックの破断装置 Expired - Lifetime JP3043664U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05249777A (ja) * 1992-03-06 1993-09-28 Sharp Corp 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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