JP3043253B2 - 電話機 - Google Patents
電話機Info
- Publication number
- JP3043253B2 JP3043253B2 JP06337494A JP33749494A JP3043253B2 JP 3043253 B2 JP3043253 B2 JP 3043253B2 JP 06337494 A JP06337494 A JP 06337494A JP 33749494 A JP33749494 A JP 33749494A JP 3043253 B2 JP3043253 B2 JP 3043253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- power supply
- output
- interrupt input
- input port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機に係り、特に電話
機の外部電源切断時の記憶保持動作や内蔵時計の動作保
持に関する。
機の外部電源切断時の記憶保持動作や内蔵時計の動作保
持に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動作制御用マイクロコンピュータ
(以下マイコンという)及び時計を内蔵する電話機で
は、時計のカウントはマイコン以外のICで行なってい
るものがある。図3はこのような電話機の一例の回路図
であり、1はマイコン、2は時計用IC、3は外部電源
電圧の有無を検出する第1の検出回路、4はハンドセッ
トのフックスイッチの状態を検出する第2の検出回路、
P1はマイコン1の第1の割込み入力ポート、P2はマ
イコン1の第2の割込み入力ポート、+V1は外部電源
電圧、+V2は回線電圧、+V3はバックアップ電源で
ある。なお、割り込みポートとは、消費電流の少ない動
作モード時でもそのポートに状態変化があればマイコン
が起動するポートである。
(以下マイコンという)及び時計を内蔵する電話機で
は、時計のカウントはマイコン以外のICで行なってい
るものがある。図3はこのような電話機の一例の回路図
であり、1はマイコン、2は時計用IC、3は外部電源
電圧の有無を検出する第1の検出回路、4はハンドセッ
トのフックスイッチの状態を検出する第2の検出回路、
P1はマイコン1の第1の割込み入力ポート、P2はマ
イコン1の第2の割込み入力ポート、+V1は外部電源
電圧、+V2は回線電圧、+V3はバックアップ電源で
ある。なお、割り込みポートとは、消費電流の少ない動
作モード時でもそのポートに状態変化があればマイコン
が起動するポートである。
【0003】上記構成により、従来の電話機は、割込み
入力ポートP1及びP2の状態変化に応じて、マイコン
1により、表1の3つの動作モード、すなわちアクティ
ブ(高速)モード、サブアクティブ(中速)モード及び
スリープモードを使用していた。
入力ポートP1及びP2の状態変化に応じて、マイコン
1により、表1の3つの動作モード、すなわちアクティ
ブ(高速)モード、サブアクティブ(中速)モード及び
スリープモードを使用していた。
【0004】
【表1】
【0005】この場合、従来の電話機の割込みポートの
数は、高速モード、中速モード、スリープモードについ
てそれぞれ5ポートを使用することができた。したがっ
て、この5つの割込みポートのうちの2つのポートを使
用して、各3モードを全て制御することができた。
数は、高速モード、中速モード、スリープモードについ
てそれぞれ5ポートを使用することができた。したがっ
て、この5つの割込みポートのうちの2つのポートを使
用して、各3モードを全て制御することができた。
【0006】すなわち、第1の検出回路4は、外部電源
電圧(または外部電源に接続された電源アダプタの電
圧)+V1の電圧の有無を検出し、電圧があればハイ
「H」、電圧がなければ(すなわち、停電や非接続の
時)ロー「L」の論理出力を発生する。また、第2の検
出回路5は、ハンドセットのフックスイッチの状態を検
出し、オフフックであればL、オンフックであればHの
論理出力を発生する。そこで、表2に示すように、割込
み入力ポートP1及びP2の入力の状態遷移に応じて、
マイコン1の動作は高速モード、中速モード及びスリー
プモードのいずれかに切り換わる。
電圧(または外部電源に接続された電源アダプタの電
圧)+V1の電圧の有無を検出し、電圧があればハイ
「H」、電圧がなければ(すなわち、停電や非接続の
時)ロー「L」の論理出力を発生する。また、第2の検
出回路5は、ハンドセットのフックスイッチの状態を検
出し、オフフックであればL、オンフックであればHの
論理出力を発生する。そこで、表2に示すように、割込
み入力ポートP1及びP2の入力の状態遷移に応じて、
マイコン1の動作は高速モード、中速モード及びスリー
プモードのいずれかに切り換わる。
【0007】
【表2】 表2において、*はH、Lのどちらでも良い。
【0008】一方、図3に示した構成ではマイコン1と
時計用IC2を別々に設けていたが、時計のカウントも
マイコン1で行ない1チップ構成にしたものがある。こ
の場合は、図4のような構成となるが、マイコン1で時
計のカウントも行なうので、高速モード、中速モード及
びウォッチモードの動作モードも表3のようにしなけれ
ばならない。すなわち、高速モード、中速モードは図3
の構成の場合と同じだが、ウォッチモードでは、メモリ
(RAM)の記憶内容の保持及び内蔵時計の動作保持の
動作となるようにする。
時計用IC2を別々に設けていたが、時計のカウントも
マイコン1で行ない1チップ構成にしたものがある。こ
の場合は、図4のような構成となるが、マイコン1で時
計のカウントも行なうので、高速モード、中速モード及
びウォッチモードの動作モードも表3のようにしなけれ
ばならない。すなわち、高速モード、中速モードは図3
の構成の場合と同じだが、ウォッチモードでは、メモリ
(RAM)の記憶内容の保持及び内蔵時計の動作保持の
動作となるようにする。
【0009】
【表3】
【0010】しかし、ここで問題になるのが、各々の動
作モードの選択制御に用いる割り込みポートの数だが、
前述のように全て5ポートを使用可とすれば事足りる
が、それでは使用割込みポート数が増えてマイコン制御
が複雑になる。
作モードの選択制御に用いる割り込みポートの数だが、
前述のように全て5ポートを使用可とすれば事足りる
が、それでは使用割込みポート数が増えてマイコン制御
が複雑になる。
【0011】ここで、ウォッチモードの時のポート使用
数を1ポートにする場合、3つの動作モードを単純に割
り込み入力ポートP1及びP2のみで制御しようとする
と、表4のように、各モード切換え時において、高速モ
ード→中速モード時は、<P1>はH→L、高速モード
→ウォッチモード時は、<P1>はH→L、中速モード
→高速モード時は、<P1>はL→H、中速モード→ウ
ォッチモード時は、<P2>はL→Hとなって問題はな
いが、ウォッチモード→中速モード時及びウォッチモー
ド→高速モード時の時に問題になってしまう。<P1>
を割込みに使うと、ウォッチモード→中速モード時は、
L→Lとなりポートに変化が出ない。また、<P2>を
割込みに使うと、ウォッチモード→高速モード時は、H
→HまたはLとなりポートに変化が出ないことがある。
このため、独立したポート<P1>、<P2>のみで制
御しようとした場合、ウォッチモードから他の2つのモ
ードへの遷移を制御できなかった。
数を1ポートにする場合、3つの動作モードを単純に割
り込み入力ポートP1及びP2のみで制御しようとする
と、表4のように、各モード切換え時において、高速モ
ード→中速モード時は、<P1>はH→L、高速モード
→ウォッチモード時は、<P1>はH→L、中速モード
→高速モード時は、<P1>はL→H、中速モード→ウ
ォッチモード時は、<P2>はL→Hとなって問題はな
いが、ウォッチモード→中速モード時及びウォッチモー
ド→高速モード時の時に問題になってしまう。<P1>
を割込みに使うと、ウォッチモード→中速モード時は、
L→Lとなりポートに変化が出ない。また、<P2>を
割込みに使うと、ウォッチモード→高速モード時は、H
→HまたはLとなりポートに変化が出ないことがある。
このため、独立したポート<P1>、<P2>のみで制
御しようとした場合、ウォッチモードから他の2つのモ
ードへの遷移を制御できなかった。
【0012】
【表4】
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、3つ
の動作モードを選択的に切り換えて、外部電源付電話機
の外部電源からの電源供給が断れた時の記憶保持動作
や、内蔵時計の動作の保持を簡単な構成によって実現す
る電話機を提供することにある。
の動作モードを選択的に切り換えて、外部電源付電話機
の外部電源からの電源供給が断れた時の記憶保持動作
や、内蔵時計の動作の保持を簡単な構成によって実現す
る電話機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電話機は、動作
制御用マイクロコンピュータと時計とバックアップ電源
を有する電話機において、外部電源電圧を検出する第1
の検出手段と、ハンドセットのフックスイッチの状態を
検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段の検出
信号が入力される前記マイクロコンピュータの第1の割
込み入力ポートと、前記第2の検出手段の検出信号が入
力される前記マイクロコンピュータの第2の割込み入力
ポートと、前記第1及び第2の割込み入力ポートの状態
変化に応じて状態変化する前記マイクロコンピュータの
第3の割込み入力ポートとを備え、前記マイクロコンピ
ュータは、前記第1、第2及び第3の割込み入力ポート
の各状態変化に基づいて、電話機を3つの動作モードの
うちのいずれかの動作モードで動作させるように制御す
るものである。
制御用マイクロコンピュータと時計とバックアップ電源
を有する電話機において、外部電源電圧を検出する第1
の検出手段と、ハンドセットのフックスイッチの状態を
検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段の検出
信号が入力される前記マイクロコンピュータの第1の割
込み入力ポートと、前記第2の検出手段の検出信号が入
力される前記マイクロコンピュータの第2の割込み入力
ポートと、前記第1及び第2の割込み入力ポートの状態
変化に応じて状態変化する前記マイクロコンピュータの
第3の割込み入力ポートとを備え、前記マイクロコンピ
ュータは、前記第1、第2及び第3の割込み入力ポート
の各状態変化に基づいて、電話機を3つの動作モードの
うちのいずれかの動作モードで動作させるように制御す
るものである。
【0015】また、本発明の電話機は、3つの動作モー
ドは、外部電源電圧で電話機を動作させる第1の動作モ
ードと、回線電圧で電話機を動作させる第2の動作モー
ドと、バックアップ電源で電話機を動作させる第3の動
作モードからなるものである。
ドは、外部電源電圧で電話機を動作させる第1の動作モ
ードと、回線電圧で電話機を動作させる第2の動作モー
ドと、バックアップ電源で電話機を動作させる第3の動
作モードからなるものである。
【0016】また、本発明の電話機は、第1の動作モー
ド時は、電話機は必要な全動作を行ない、第2の動作モ
ード時は、電話機は少なくとも通話及び発呼の動作を行
ない、第3の動作モード時は、電話機は少なくともメモ
リの記憶内容保持及び内蔵時計の動作保持を行なうもの
である。
ド時は、電話機は必要な全動作を行ない、第2の動作モ
ード時は、電話機は少なくとも通話及び発呼の動作を行
ない、第3の動作モード時は、電話機は少なくともメモ
リの記憶内容保持及び内蔵時計の動作保持を行なうもの
である。
【0017】また、本発明の電話機は、第1の動作モー
ドは、外部電源に接続された電源アダプタの電圧で電話
機を動作させ、第1の検出手段は、外部電源に接続され
た電源アダプタの電圧を検出するものである。
ドは、外部電源に接続された電源アダプタの電圧で電話
機を動作させ、第1の検出手段は、外部電源に接続され
た電源アダプタの電圧を検出するものである。
【0018】また、本発明の電話機は、第1及び第2の
検出手段の出力が入力され、出力を第3の割り込み入力
ポートに供給する論理演算回路を備え、該論理演算回路
は、第1の検出手段の出力がHの時は、第2の検出手段
5の出力に無関係にLの出力を第3の割り込み入力ポー
トに供給し、第1の検出手段の出力がLの時は、第2の
検出手段の出力がLであれば第3の割込み入力ポートに
Lの出力を供給し、第2の検出手段の出力がHであれば
第3の割込み入力ポートHの出力を供給するものであ
る。
検出手段の出力が入力され、出力を第3の割り込み入力
ポートに供給する論理演算回路を備え、該論理演算回路
は、第1の検出手段の出力がHの時は、第2の検出手段
5の出力に無関係にLの出力を第3の割り込み入力ポー
トに供給し、第1の検出手段の出力がLの時は、第2の
検出手段の出力がLであれば第3の割込み入力ポートに
Lの出力を供給し、第2の検出手段の出力がHであれば
第3の割込み入力ポートHの出力を供給するものであ
る。
【0019】
【作用】マイコンに、外部電源電圧を検出する第1の検
出手段の検出出力が供給される第1の割り込み入力ポー
トと、ハンドセットのフックスイッチの状態を検出する
第2の検出手段の検出出力が供給される第2の割り込み
入力ポートと、第1及び第2の割込み入力ポートの状態
変化に応じて状態変化する第3の割込み入力ポートとを
備え、マイコンは、第1、第2及び第3の割込み入力ポ
ートの各状態変化に基づいて、電話機を3つの動作モー
ドのうちのいずれかの動作モードで動作させるように制
御する。
出手段の検出出力が供給される第1の割り込み入力ポー
トと、ハンドセットのフックスイッチの状態を検出する
第2の検出手段の検出出力が供給される第2の割り込み
入力ポートと、第1及び第2の割込み入力ポートの状態
変化に応じて状態変化する第3の割込み入力ポートとを
備え、マイコンは、第1、第2及び第3の割込み入力ポ
ートの各状態変化に基づいて、電話機を3つの動作モー
ドのうちのいずれかの動作モードで動作させるように制
御する。
【0020】3つの動作モードは、外部電源電圧で電話
機を動作させる第1の動作モード(高速モード)と、回
線電圧で電話機を動作させる第2の動作モード(中速モ
ード)と、バックアップ電源で電話機を動作させる第3
の動作モード(ウォッチモード)からなり、第1の動作
モード時は、電話機は必要な全動作を行ない、第2の動
作モード時は、電話機は少なくとも通話及び発呼の動作
を行ない、第3の動作モード時は、電話機は少なくとも
メモリの記憶内容保持及び内蔵時計の動作保持を行な
う。最小のポート数(3ポート)で高速モード、中速モ
ード及びウォッチモードの各動作モードの状態遷移を制
御可能であり、構成の簡易化が可能となる。
機を動作させる第1の動作モード(高速モード)と、回
線電圧で電話機を動作させる第2の動作モード(中速モ
ード)と、バックアップ電源で電話機を動作させる第3
の動作モード(ウォッチモード)からなり、第1の動作
モード時は、電話機は必要な全動作を行ない、第2の動
作モード時は、電話機は少なくとも通話及び発呼の動作
を行ない、第3の動作モード時は、電話機は少なくとも
メモリの記憶内容保持及び内蔵時計の動作保持を行な
う。最小のポート数(3ポート)で高速モード、中速モ
ード及びウォッチモードの各動作モードの状態遷移を制
御可能であり、構成の簡易化が可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の電話機の一実施例の概略構成図で
ある。本発明は、独立した割込み入力ポートP1及びP
2の状態変化に応じて状態変化する追加の割込み入力ポ
ートP3を使用し、P1、P2及びP3からなる最小の
ポート構成により、高速モード、中速モード及びウォッ
チモードの3つの動作モードの各々の状態変移を制御可
能にしたものである。
する。図1は本発明の電話機の一実施例の概略構成図で
ある。本発明は、独立した割込み入力ポートP1及びP
2の状態変化に応じて状態変化する追加の割込み入力ポ
ートP3を使用し、P1、P2及びP3からなる最小の
ポート構成により、高速モード、中速モード及びウォッ
チモードの3つの動作モードの各々の状態変移を制御可
能にしたものである。
【0022】図1において、5は第1の検出回路3及び
第2の検出回路4の論理出力が入力される論理演算回路
であり、その出力はマイコン1の割込み入力ポートP3
に供給される。論理演算回路5は、第1の検出回路4の
出力が抵抗R1を介してベースに入力され、エミッタが
接地され、コレクタが抵抗R3を介してバックアップ電
源+V3に接続されたトランジスタQと、トランジスタ
Qと抵抗R3の接続点と第2の検出回路5の出力(割込
み入力ポートP2の入力)間に順方向に接続されたダイ
オードD7とからなる。
第2の検出回路4の論理出力が入力される論理演算回路
であり、その出力はマイコン1の割込み入力ポートP3
に供給される。論理演算回路5は、第1の検出回路4の
出力が抵抗R1を介してベースに入力され、エミッタが
接地され、コレクタが抵抗R3を介してバックアップ電
源+V3に接続されたトランジスタQと、トランジスタ
Qと抵抗R3の接続点と第2の検出回路5の出力(割込
み入力ポートP2の入力)間に順方向に接続されたダイ
オードD7とからなる。
【0023】第1の検出回路3は、外部電源電圧(また
は外部電源に接続された電源アダプタの電圧)+V1の
電圧の有無を検出し、電圧があれば出力はHとなり、ト
ランジスタQがオンとなるので、割込み入力ポートP3
の状態は、第2の検出回路4の出力に無関係にLにな
る。また、第1の検出回路3の出力がLの時(すなわ
ち、停電や電源アダプタ非接続の時)は、トランジスタ
Qはオフとなり、第2の検出回路4の出力がLであれば
(オフフック時)、割込み入力ポートP3の状態はLに
なり、第2の検出回路4の出力がHであれば(オンフッ
ク時)、割込み入力ポートP3の状態はHになる。
は外部電源に接続された電源アダプタの電圧)+V1の
電圧の有無を検出し、電圧があれば出力はHとなり、ト
ランジスタQがオンとなるので、割込み入力ポートP3
の状態は、第2の検出回路4の出力に無関係にLにな
る。また、第1の検出回路3の出力がLの時(すなわ
ち、停電や電源アダプタ非接続の時)は、トランジスタ
Qはオフとなり、第2の検出回路4の出力がLであれば
(オフフック時)、割込み入力ポートP3の状態はLに
なり、第2の検出回路4の出力がHであれば(オンフッ
ク時)、割込み入力ポートP3の状態はHになる。
【0024】すなわち、各動作モードにおけるP1、P
2、P3の状態は表5のようになる。
2、P3の状態は表5のようになる。
【0025】
【表5】
【0026】この表5から分かるように、<P3>をウ
ォッチモード時でも働く割り込みポートにしてもおけば
3つの動作モードの制御が可能になる。したがって、時
計内蔵の1チップ構成のICの制御を行なうに当たり、
最小のポート数で各動作モードの状態遷移を制御可能と
なる。上記の制御動作のフローチャートを図2に示す。
図において、ステップ201でウォッチモードにする
と、ステップ202で、割込み入力ポートP3の状態が
変化したかどうかが確認される。もし状態変化があれ
ば、ステップ203で、割込み入力ポートP1の状態が
変化したかどうかが確認される。割込み入力P1に状態
変化があれば(<P1>=H)、ステップ204で、動
作モードが高速モードに切換えられる。状態変化がなけ
れば(<P1>=L)、ステップ205で、中速モード
に切換えられる(ステップ4)。
ォッチモード時でも働く割り込みポートにしてもおけば
3つの動作モードの制御が可能になる。したがって、時
計内蔵の1チップ構成のICの制御を行なうに当たり、
最小のポート数で各動作モードの状態遷移を制御可能と
なる。上記の制御動作のフローチャートを図2に示す。
図において、ステップ201でウォッチモードにする
と、ステップ202で、割込み入力ポートP3の状態が
変化したかどうかが確認される。もし状態変化があれ
ば、ステップ203で、割込み入力ポートP1の状態が
変化したかどうかが確認される。割込み入力P1に状態
変化があれば(<P1>=H)、ステップ204で、動
作モードが高速モードに切換えられる。状態変化がなけ
れば(<P1>=L)、ステップ205で、中速モード
に切換えられる(ステップ4)。
【0027】このようにして、マイコン1により、高速
モード時は、電話機は外部電源電圧+V1が供給されて
留守番機能等を含む必要な全動作を行ない、中速モード
時は、電話機は回線電圧+V2が供給されて少なくとも
通話及び発呼の動作を行ない、ウォッチモード時は、電
話機はバックアップ電源+V3が供給されて少なくとも
メモリの記憶内容保持及び内蔵時計の動作保持を行なう
ものである。以上説明したように、最小のポート数(3
ポート)で高速モード、中速モード及びウォッチモード
の各動作モードの状態遷移を制御可能であり、構成の簡
易化が可能となる。
モード時は、電話機は外部電源電圧+V1が供給されて
留守番機能等を含む必要な全動作を行ない、中速モード
時は、電話機は回線電圧+V2が供給されて少なくとも
通話及び発呼の動作を行ない、ウォッチモード時は、電
話機はバックアップ電源+V3が供給されて少なくとも
メモリの記憶内容保持及び内蔵時計の動作保持を行なう
ものである。以上説明したように、最小のポート数(3
ポート)で高速モード、中速モード及びウォッチモード
の各動作モードの状態遷移を制御可能であり、構成の簡
易化が可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明による電話機によれば、最小の数
の割り込み入力ポートを用いて3つの動作モードを選択
的に切り換え、外部電源付電話機の外部電源からの電源
供給が断たれた時の記憶保持動作や、内蔵時計の動作の
保持を簡単な構成によって実現する電話機を提供するこ
とができる。
の割り込み入力ポートを用いて3つの動作モードを選択
的に切り換え、外部電源付電話機の外部電源からの電源
供給が断たれた時の記憶保持動作や、内蔵時計の動作の
保持を簡単な構成によって実現する電話機を提供するこ
とができる。
【図1】本発明の電話機の一実施例の概略構成図であ
る。
る。
【図2】図1の電話機の動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図3】従来の電話機の一例の概略構成図である。
【図4】従来の電話機の他の例の概略構成図である。
1 マイクロコンピュータ 2 時計用IC 3 第1の検出回路 4 第2の検出回路 5 論理演算回路 +V1 外部電源電圧 +V2 回線電圧 +V3 バックアップ電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/253 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 G06F 1/00 330 - 341
Claims (5)
- 【請求項1】 動作制御用マイクロコンピュータと時計
とバックアップ電源を有する電話機において、外部電源
電圧を検出する第1の検出手段と、ハンドセットのフッ
クスイッチの状態を検出する第2の検出手段と、前記第
1の検出手段の検出信号が入力される前記マイクロコン
ピュータの第1の割込み入力ポートと、前記第2の検出
手段の検出信号が入力される前記マイクロコンピュータ
の第2の割込み入力ポートと、前記第1及び第2の割込
み入力ポートの状態変化に応じて状態変化する前記マイ
クロコンピュータの第3の割込み入力ポートとを備え、
前記マイクロコンピュータは、前記第1、第2及び第3
の割込み入力ポートの各状態変化に基づいて、電話機を
3つの動作モードのうちのいずれかの動作モードで動作
させるように制御することを特徴とする電話機。 - 【請求項2】 請求項1記載の電話機において、3つの
動作モードは、外部電源電圧で電話機を動作させる第1
の動作モードと、回線電圧で電話機を動作させる第2の
動作モードと、バックアップ電源で電話機を動作させる
第3の動作モードからなる電話機。 - 【請求項3】 請求項2記載の電話機において、第1の
動作モード時は、電話機は必要な全動作を行ない、第2
の動作モード時は、電話機は少なくとも通話及び発呼の
動作を行ない、第3の動作モード時は、電話機は少なく
ともメモリの記憶内容保持及び内蔵時計の動作保持を行
なう電話機。 - 【請求項4】 請求項1記載の電話機において、第1の
動作モードは、外部電源に接続された電源アダプタの電
圧で電話機を動作させ、第1の検出手段は、外部電源に
接続された電源アダプタの電圧を検出する電話機。 - 【請求項5】 請求項1記載の電話機において、第1及
び第2の検出手段の出力が入力され、出力を第3の割り
込み入力ポートに供給する論理演算回路を備え、該論理
演算回路は、第1の検出手段の出力がHの時は、第2の
検出手段5の出力に無関係にLの出力を第3の割り込み
入力ポートに供給し、第1の検出手段の出力がLの時
は、第2の検出手段の出力がLであれば第3の割込み入
力ポートにLの出力を供給し、第2の検出手段の出力が
Hであれば第3の割込み入力ポートHの出力を供給する
電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06337494A JP3043253B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06337494A JP3043253B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186620A JPH08186620A (ja) | 1996-07-16 |
JP3043253B2 true JP3043253B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=18309185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06337494A Expired - Fee Related JP3043253B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3043253B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160072283A1 (en) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | Creative Technology Ltd | Device capable of characterizing supply drawn and adapting device performance accordingly |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP06337494A patent/JP3043253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08186620A (ja) | 1996-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6553223B1 (en) | Virtual device architecture for mobile telephones | |
JP2826469B2 (ja) | 携帯電話機 | |
RU2447606C2 (ru) | Способ и устройство для энергосберегающей эксплуатации оконечного устройства связи | |
JP2000068922A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP3043253B2 (ja) | 電話機 | |
JP3434765B2 (ja) | 携帯電話装置用キーボード装置及びその電源制御方法 | |
KR20030009775A (ko) | 화상 이동통신 단말기의 통화모드에서 전원 제어를 통한배터리 소모량 절약방법 | |
JP2001186040A (ja) | 移動通信端末 | |
JPS61154397A (ja) | ボタン電話装置 | |
KR100452844B1 (ko) | 절전기능을 갖는 휴대용 단말기 및 그 제어방법 | |
JP2765772B2 (ja) | 電話機システム | |
KR200279844Y1 (ko) | 휴대 전화 기능이 부가된 개인 휴대 정보 단말기 | |
JPH11327705A (ja) | 情報処理装置 | |
JPS63204861A (ja) | デ−タ通信端末装置 | |
JPH0629902A (ja) | 移動無線機電源オン/オフ制御回路 | |
KR100697258B1 (ko) | 모뎀을 장착한 컴퓨터 시스템 | |
KR970011428B1 (ko) | 키폰 전화기의 내선번호 표시방법 | |
JPS61105949A (ja) | 電話端末への電源制御方式 | |
KR100318845B1 (ko) | Wll 단말기의 slic 전원 제어 장치 | |
KR940009781B1 (ko) | 무선전화기에서의 통화 제어방법 및 회로 | |
JPH0638526Y2 (ja) | 電話機の電源回路 | |
JP2001036631A (ja) | パーソナルコンピュータ連携電話システム | |
JPS61283264A (ja) | メモリダイヤル電話機 | |
KR940002728Y1 (ko) | 메모리의 데이터 리텐션 전류 소모 방지회로 | |
JP3486237B2 (ja) | 通信機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000208 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |