JP3042949U - センサヘッド - Google Patents

センサヘッド

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JP3042949U
JP3042949U JP1997003372U JP337297U JP3042949U JP 3042949 U JP3042949 U JP 3042949U JP 1997003372 U JP1997003372 U JP 1997003372U JP 337297 U JP337297 U JP 337297U JP 3042949 U JP3042949 U JP 3042949U
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政彦 野田
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池田電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁等の奥行き寸法が小さい場合でも、リード
線を壁等から突出することなくセンサヘッドを良好に装
着することができるようにする。 【解決手段】 壁等の取付部の取付孔にセンサへッドを
挿通ことにより前記フランジ3と羽根部27との間で取
付孔の開口縁部を挟持させるワンプッシュ式取付方法
と、前記フランジ3を取り外した雄ねじ26を利用して
壁等の取付部に螺合するねじ込み式取付方法とを可能に
したセンサヘッドにおいて、リード線21をセンサヘッ
ド本体1の軸方向と軸方向に直交する方向とに選択的に
取り出し可能とするように、センサ素子7に接続したリ
ード線21を取り出すための取出口22が、前記センサ
ヘッド本体1の軸方向他端に軸方向から軸方向に直交す
る方向に亘って形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、壁体等に取り付けられかつ発光素子又は受光素子等のセンサ素子を 収納保持するヘッドセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
壁体等に取り付けられかつ発光素子又は受光素子等のセンサ素子を収納保持す るセンサヘッドとして、図22に示すようにセンサ素子を収納保持する筒軸状の センサヘッド本体52を備え、センサヘッド本体52に外嵌装着されるホルダ5 3を備え、センサヘッド本体52の軸方向一端に雄ねじ54を形成すると共に、 該雄ねじ54に着脱自在に螺合装着されるフランジ55を備え、センサヘッド本 体52の軸方向の他端に、センサ素子に接続したリード線56を取り出すための 取出口を設け、前記センサヘッド本体51の中途部側に、カバー体57に、前記 フランジ55側に向かいながら外方に広がるように弾性的に突出する羽根部58 を周方向に複数個設けたものがある(例えば、実公平3−33919)。
【0003】 この場合、壁等の取付部の取付孔にセンサへッドを挿通することにより前記フ ランジ55と羽根部58との間で取付孔の開口縁部を挟持するワンプッシュ式取 付方法と、前記フランジ55を取り外した雄ねじ54を利用して壁等の取付部に 螺合するねじ込み式取付方法とが可能になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来では、前記センサ素子51に接続したリード線56をセンサヘッ ド本体52から外部に取り出すための取出口が、前記センサヘッド本体52の軸 方向他端に軸方向にのみ形成されていたため、センサ素子に接続したリード線5 6をセンサヘッド本体52の軸方向にのみしか取り出すことができず、壁等の奥 行き寸法がセンサヘッドがやっと収納固定できる程度に小さい場合、リード線5 6が壁等から突出してしまい、センサヘッドを良好に装着することが困難であっ た。
【0005】 また、壁等の取付部から装着したセンサヘッドを取り外す場合、フランジ55 に、ドライバーその他のセンサヘッド取り外し用の治具を係合するすることがで きず、センサヘッドの取り外し作業が面倒であった。 本考案は上記問題点に鑑み、壁等の奥行き寸法が小さい場合でも、リード線を 壁等から突出することなくセンサヘッドを良好に装着することができるようにす ると共に、センサヘッドの取り外し作業が簡単になるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本考案の第1の技術的手段は、センサ素子7 を収納保持する筒軸状のセンサヘッド本体1を備え、センサヘッド本体1の軸方 向一端側に、雄ねじ26を備えると共に、該雄ねじ26に着脱自在に螺合装着さ れるフランジ3を備え、センサヘッド本体1の軸方向の他端側に、センサ素子7 に接続したリード線21を取り出すための取出口22が設けられ、前記センサヘ ッド本体1の中途部側に、フランジ3側に向かいながら外方に広がるように弾性 的に突出する羽根部27を備え、壁等の取付部の取付孔にセンサへッドを挿通こ とにより前記フランジ3と羽根部27との間で取付孔の開口縁部を挟持させるワ ンプッシュ式取付方法と、前記フランジ3を取り外した雄ねじ26を利用して壁 等の取付部に螺合するねじ込み式取付方法とを可能にしたセンサヘッドにおいて 、 リード線21をセンサヘッド本体1の軸方向と軸方向に直交する方向とに選択 的に取り出し可能とするように、前記取出口22が、前記センサヘッド本体1の 軸方向他端に軸方向から軸方向に直交する方向に亘って形成されている点にある 。
【0007】 本考案の第2の技術的手段は、前記センサヘッド本体1に外嵌装着されるカバ ー体2が設けられ、該カバー体2の軸方向の一端に前記雄ねじ26が形成され、 カバー体2の軸方向の中途部に、前記羽根部27が周方向に複数個設けられてい る点にある。 本考案の第3の技術的手段は、前記フランジ3に、センサヘッド取り外し用の 治具が係合する係合凹部35が設けられている点にある。
【0008】 本考案の第4の技術的手段は、前記センサヘッド本体1が、半割り筒軸状の第 1分割体5と、半割り筒軸状の第2分割体6とから構成され、第1分割体5と第 2分割体6とが筒軸状に組み合わされている点にある。 本考案の第5の技術的手段は、前記第1分割体5又は第2分割体6のいずれか 一方に、前記センサ素子7の前方を塞ぐようにレンズ13が一体に設けられてい る点にある。
【0009】 従って、図3に示す如く壁37等の取付孔38を有する取付部39に、センサ ヘッドを取り付ける場合、図20に示す如くセンサヘッド本体1からリード線2 1を軸方向外方に取り出した状態で、センサヘッド本体1を取付部39の取付孔 38に挿入して、フランジ3を取付部39の取付孔38開口縁部に接当させれば よく、フランジ3と羽根部27との間で取付孔38の開口縁部を挟持し、センサ ヘッドは取付部39にワンプッシュ式に取り付けられる。そして、取付後は、壁 37等の奥行き寸法が小さい場合でも、図3に示す如くリード線21をセンサヘ ッド本体1から軸方向に直交する方向に取り出すことによって、壁37等からリ ード線21を外部に突出させることなくセンサヘッドを良好に取り付けることが できる。
【0010】 また、取付部39に取り付けたセンサヘッドを取り外す場合、図3に示す如く ドライバー等のセンサヘッド取り外し用の治具40を、フランジ3の係合凹部3 5に係合して、こじ上げることによってセンサヘッドをより簡単に取り外すこと ができる。 また、センサヘッドを壁等の薄いパネル状の取付部41に取り付ける場合には 、図21に示す如くカバー体2の雄ねじ26からフランジ3を取り外して、取付 部41に形成した雌ねじ42にカバー体2の軸方向一端を雄ねじ26を介して螺 合すればよく、カバー体2の雄ねじ26を利用して壁等の取付部41に対してね じ込み式の取り付け方法によって簡単に取り付けることができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、図1〜図3において、セン サヘッドは、筒軸状のセンサヘッド本体1と、センサヘッド本体1に外嵌装着さ れるカバー体2と、カバー体2に着脱自在に螺合されるフランジ3とを備える。 センサヘッド本体1は、半割り筒軸状の第1分割体5と、半割り筒軸状の第2 分割体6とから構成され、センサヘッド本体1は、近赤外線発光LEDにより構 成された発光素子又はフォトトランジスタにより構成された受光素子等のセンサ 素子7を収納保持している。
【0012】 第1分割体5は近赤外線透過樹脂により一体に形成され、図4〜図8にも示す ように、半割り円筒状の周壁11と軸方向他端の半円形の端部壁12と軸方向一 端の円形のレンズ13とを一体に備えている。 第2分割体6は、第1分割体5と同様に近赤外線透過樹脂により一体に形成さ れ、図9〜図13にも示すように、半割り円筒状の周壁15と軸方向他端の半円 形の端部壁16とを一体に備えている。
【0013】 前記第1分割体5及び第2分割体6には、嵌合凹部18と嵌合凸部19とが夫 々設けられ、これら第1分割体5の嵌合凹部18と第2分割体6の嵌合凸部19 とを嵌合すると共に、第1分割体5の嵌合凸部19と第2分割体6の嵌合凹部1 8とを嵌合することにより、第1分割体5と第2分割体6とは、筒軸状に組み合 わされている。
【0014】 前記センサ素子7はレンズ13を通して近赤外線を射出し又はレンズ13を通 して近赤外線を入射するようになっている。 センサヘッド本体1の軸方向の他端側に、センサ素子7に接続したリード線2 1を取り出すための取出口22が、第1分割体5と第2分割体6との間に位置し て設けられている。前記取出口22は、前記センサヘッド本体1の軸方向他端に 軸方向から軸方向に直交する方向に亘って形成され、リード線21がセンサヘッ ド本体1の軸方向と軸方向に直交する方向とに選択的に取り出し可能になってい る。また、センサヘッド本体1の取出口22よりやや軸方向一端側に、アース線 を外部に引き出すためのスリット24が、第1分割体5と第2分割体6とに跨が るように設けられている。
【0015】 前記カバー体2は円筒状に形成され、カバー体2の軸方向の一端に雄ねじ26 が形成され、カバー体2の軸方向の中途部に、羽根部27が周方向に複数個(図 例では4個)設けられている。各羽根部27は、カバー体2の軸方向の中途部か らフランジ3側に向かいながら径方向外方に広がるように弾性的に突出されてい る。カバー体2の軸方向の他端に、取出口22に対応して開口窓28が設けられ ている。カバー体2の一端に径方向内方に鉤形に突出した係合爪29が設けられ 、この係合爪29がレンズ13の外端縁に係合し、カバー体2がセンサヘッド本 体1に対して軸方向他端側に移動するのを規制している。
【0016】 センサヘッド本体1の各第1分割体5及び第2分割体6の軸方向他端に、夫々 山形に外方突出した係合突起31が設けられ、カバー体2の軸方向他端に、四角 形の係止孔32が各係合突起31に対応するように一対設けられ、各係止孔32 に係合突起31が係合することにより、カバー体2がセンサヘッド本体1に対し て軸方向に移動するのを規制すると共に、カバー体2のセンサヘッド本体1に対 する回動を規制するようになっている。
【0017】 図18及び図19に示すように前記フランジ3は、環状であってその内周面に 雌ねじ33が形成されており、この雌ねじ33を介してカバー体2の雄ねじ26 に着脱自在に螺合するようになっている。前記フランジ3に、ドライバー等のセ ンサヘッド取り外し用の治具40が係合する係合凹部35が設けられている。 前記実施の形態によれば、図3に示す如く壁37等の取付孔38を有する取付 部39に、センサヘッドを取り付ける場合、図20に示すようにセンサヘッド本 体1からリード線21を軸方向外方に取り出した状態で、センサヘッド本体1を 取付部39の取付孔38に挿入して、図3に示す如くフランジ3を取付部39の 取付孔38開口縁部に接当させればよく、フランジ3と羽根部27との間で取付 孔38の開口縁部を挟持し、これによりセンサヘッドは取付部39にワンプッシ ュ式に取り付けられる。
【0018】 そして、この場合、壁37等の奥行き寸法が小さい場合でも、リード線21を センサヘッド本体1から軸方向に直交する方向に取り出すことによって、壁37 等からリード線21を外部に突出させることなくセンサヘッドを良好に取り付け ることができる。 また、取付部39に取り付けたセンサヘッドを取り外す場合、図3に鎖線で示 す如くドライバー等のセンサヘッド取り外し用の治具40を、フランジ3の係合 凹部35に係合して、こじ上げることによってセンサヘッドがより取り外し易く なる。
【0019】 また、センサヘッドを壁等の薄いパネル状の取付部41に取り付ける場合には 、図21に示す如くカバー体2の雄ねじ26からフランジ3を取り外して、取付 部41に形成した雌ねじ42にカバー体2の軸方向一端を雄ねじ26を介して螺 合すればよく、前記フランジ3を取り外した雄ねじ26を利用して壁等の取付部 39に螺合することによって、センサヘッドを取付部41に対してねじ込み式に 簡単に取り付けることができる。なお、この場合、取付部41からセンサヘッド を取り外すには、カバー体2乃至センサヘッド本体1を軸心廻りに回動すること により取付部41から簡単に外すことができる。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、壁等の奥行き寸法が小さい場合でも、リード線21を壁等か ら突出することなくセンサヘッドを良好に装着することができる。また、フラン ジ3と羽根部27とを利用してセンサヘッドをワンプッシュ式取付方法で取付部 39に取り付けた場合、ドライバー等のセンサヘッド取り外し用の治具40を、 フランジ3の係合凹部35に係合して、こじ上げることによってセンサヘッドを 取付部37から簡単に取り外すことが可能になる。
【提出日】平成9年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、壁体等に取り付けられかつ発光素子又は受光素子等のセンサ素子を 収納保持するヘッドセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
壁体等に取り付けられかつ発光素子又は受光素子等のセンサ素子を収納保持す るセンサヘッドとして、図22に示すようにセンサ素子を収納保持する筒軸状の センサヘッド本体52を備え、センサヘッド本体52に外嵌装着されるホルダ5 3を備え、センサヘッド本体52の軸方向一端に雄ねじ54を形成すると共に、 該雄ねじ54に着脱自在に螺合装着されるフランジ55を備え、センサヘッド本 体52の軸方向の他端に、センサ素子に接続したリード線56を取り出すための 取出口を設け、前記センサヘッド本体51の中途部側に、カバー体57に、前記 フランジ55側に向かいながら外方に広がるように弾性的に突出する羽根部58 を周方向に複数個設けたものがある(例えば、実公平3−33919)。
【0003】 この場合、壁等の取付部の取付孔にセンサへッドを挿通することにより前記フ ランジ55と羽根部58との間で取付孔の開口縁部を挟持するワンプッシュ式取 付方法と、前記フランジ55を取り外した雄ねじ54を利用して壁等の取付部に 螺合するねじ込み式取付方法とが可能になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来では、前記センサ素子51に接続したリード線56をセンサヘッ ド本体52から外部に取り出すための取出口が、前記センサヘッド本体52の軸 方向他端に軸方向にのみ形成されていたため、センサ素子に接続したリード線5 6をセンサヘッド本体52の軸方向にのみしか取り出すことができず、壁等の奥 行き寸法がセンサヘッドがやっと収納固定できる程度に小さい場合、リード線5 6が壁等から突出してしまい、センサヘッドを良好に装着することが困難であっ た。
【0005】 また、壁等の取付部から装着したセンサヘッドを取り外す場合、フランジ55 に、ドライバーその他のセンサヘッド取り外し用の治具を係合するすることがで きず、センサヘッドの取り外し作業が面倒であった。 本考案は上記問題点に鑑み、壁等の奥行き寸法が小さい場合でも、リード線を 壁等から突出することなくセンサヘッドを良好に装着することができるようにす ると共に、センサヘッドの取り外し作業が簡単になるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本考案の第1の技術的手段は、センサ素子7 を収納保持する筒軸状のセンサヘッド本体1を備え、センサヘッド本体1の軸方 向一端側に、雄ねじ26を備えると共に、該雄ねじ26に着脱自在に螺合装着さ れるフランジ3を備え、センサヘッド本体1の軸方向の他端側に、センサ素子7 に接続したリード線21を取り出すための取出口22が設けられ、前記センサヘ ッド本体1の中途部側に、フランジ3側に向かいながら外方に広がるように弾性 的に突出する羽根部27を備え、壁等の取付部の取付孔にセンサへッドを挿通 せる ことにより前記フランジ3と羽根部27との間で取付孔の開口縁部を挟持さ せるワンプッシュ式取付方法と、前記フランジ3を取り外した雄ねじ26を利用 して壁等の取付部に螺合するねじ込み式取付方法とを可能にしたセンサヘッドに おいて、 リード線21をセンサヘッド本体1の軸方向と軸方向に直交する方向とに選択 的に取り出し可能とするように、前記取出口22が、前記センサヘッド本体1の 軸方向他端に軸方向から軸方向に直交する方向に亘って形成されている点にある 。
【0007】 本考案の第2の技術的手段は、前記センサヘッド本体1に外嵌装着されるカバ ー体2が設けられ、該カバー体2の軸方向の一端に前記雄ねじ26が形成され、 カバー体2の軸方向の中途部に、前記羽根部27が周方向に複数個設けられてい る点にある。 本考案の第3の技術的手段は、前記フランジ3に、センサヘッド取り外し用の 治具が係合する係合凹部35が設けられている点にある。
【0008】 本考案の第4の技術的手段は、前記センサヘッド本体1が、半割り筒軸状の第 1分割体5と、半割り筒軸状の第2分割体6とから構成され、第1分割体5と第 2分割体6とが筒軸状に組み合わされている点にある。 本考案の第5の技術的手段は、前記第1分割体5又は第2分割体6のいずれか 一方に、前記センサ素子7の前方を塞ぐようにレンズ13が一体に設けられてい る点にある。
【0009】 従って、図3に示す如く壁37等の取付孔38を有する取付部39に、センサ ヘッドを取り付ける場合、図20に示す如くセンサヘッド本体1からリード線2 1を軸方向外方に取り出した状態で、センサヘッド本体1を取付部39の取付孔 38に挿入して、フランジ3を取付部39の取付孔38開口縁部に接当させれば よく、フランジ3と羽根部27との間で取付孔38の開口縁部を挟持し、センサ ヘッドは取付部39にワンプッシュ式に取り付けられる。そして、取付後は、壁 37等の奥行き寸法が小さい場合でも、図3に示す如くリード線21をセンサヘ ッド本体1から軸方向に直交する方向に取り出すことによって、壁37等からリ ード線21を外部に突出させることなくセンサヘッドを良好に取り付けることが できる。
【0010】 また、取付部39に取り付けたセンサヘッドを取り外す場合、図3に示す如く ドライバー等のセンサヘッド取り外し用の治具40を、フランジ3の係合凹部3 5に係合して、こじ上げることによってセンサヘッドをより簡単に取り外すこと ができる。 また、センサヘッドを壁等の薄いパネル状の取付部41に取り付ける場合には 、図21に示す如くカバー体2の雄ねじ26からフランジ3を取り外して、取付 部41に形成した雌ねじ42にカバー体2の軸方向一端を雄ねじ26を介して螺 合すればよく、カバー体2の雄ねじ26を利用して壁等の取付部41に対してね じ込み式の取り付け方法によって簡単に取り付けることができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、図1〜図3において、セン サヘッドは、筒軸状のセンサヘッド本体1と、センサヘッド本体1に外嵌装着さ れるカバー体2と、カバー体2に着脱自在に螺合されるフランジ3とを備える。 センサヘッド本体1は、半割り筒軸状の第1分割体5と、半割り筒軸状の第2 分割体6とから構成され、センサヘッド本体1は、近赤外線発光LEDにより構 成された発光素子又はフォトトランジスタにより構成された受光素子等のセンサ 素子7を収納保持している。
【0012】 第1分割体5は近赤外線透過樹脂により一体に形成され、図4〜図8にも示す ように、半割り円筒状の周壁11と軸方向他端の半円形の端部壁12と軸方向一 端の円形のレンズ13とを一体に備えている。 第2分割体6は、第1分割体5と同様に近赤外線透過樹脂により一体に形成さ れ、図9〜図13にも示すように、半割り円筒状の周壁15と軸方向他端の半円 形の端部壁16とを一体に備えている。
【0013】 前記第1分割体5及び第2分割体6には、嵌合凹部18と嵌合凸部19とが夫 々設けられ、これら第1分割体5の嵌合凹部18と第2分割体6の嵌合凸部19 とを嵌合すると共に、第1分割体5の嵌合凸部19と第2分割体6の嵌合凹部1 8とを嵌合することにより、第1分割体5と第2分割体6とは、筒軸状に組み合 わされている。
【0014】 前記センサ素子7はレンズ13を通して近赤外線を射出し又はレンズ13を通 して近赤外線を入射するようになっている。 センサヘッド本体1の軸方向の他端側に、センサ素子7に接続したリード線2 1を取り出すための取出口22が、第1分割体5と第2分割体6との間に位置し て設けられている。前記取出口22は、前記センサヘッド本体1の軸方向他端に 軸方向から軸方向に直交する方向に亘って形成され、リード線21がセンサヘッ ド本体1の軸方向と軸方向に直交する方向とに選択的に取り出し可能になってい る。また、センサヘッド本体1の取出口22よりやや軸方向一端側に、アース線 を外部に引き出すためのスリット24が、第1分割体5と第2分割体6とに跨が るように設けられている。
【0015】 前記カバー体2は円筒状に形成され、カバー体2の軸方向の一端に雄ねじ26 が形成され、カバー体2の軸方向の中途部に、羽根部27が周方向に複数個(図 例では4個)設けられている。各羽根部27は、カバー体2の軸方向の中途部か らフランジ3側に向かいながら径方向外方に広がるように弾性的に突出されてい る。カバー体2の軸方向の他端に、取出口22に対応して開口窓28が設けられ ている。カバー体2の一端に径方向内方に鉤形に突出した係合爪29が設けられ 、この係合爪29がレンズ13の外端縁に係合し、カバー体2がセンサヘッド本 体1に対して軸方向他端側に移動するのを規制している。
【0016】 センサヘッド本体1の各第1分割体5及び第2分割体6の軸方向他端に、夫々 山形に外方突出した係合突起31が設けられ、カバー体2の軸方向他端に、四角 形の係止孔32が各係合突起31に対応するように一対設けられ、各係止孔32 に係合突起31が係合することにより、カバー体2がセンサヘッド本体1に対し て軸方向に移動するのを規制すると共に、カバー体2のセンサヘッド本体1に対 する回動を規制するようになっている。
【0017】 図18及び図19に示すように前記フランジ3は、環状であってその内周面に 雌ねじ33が形成されており、この雌ねじ33を介してカバー体2の雄ねじ26 に着脱自在に螺合するようになっている。前記フランジ3に、ドライバー等のセ ンサヘッド取り外し用の治具40が係合する係合凹部35が設けられている。 前記実施の形態によれば、図3に示す如く壁37等の取付孔38を有する取付 部39に、センサヘッドを取り付ける場合、図20に示すようにセンサヘッド本 体1からリード線21を軸方向外方に取り出した状態で、センサヘッド本体1を 取付部39の取付孔38に挿入して、図3に示す如くフランジ3を取付部39の 取付孔38開口縁部に接当させればよく、フランジ3と羽根部27との間で取付 孔38の開口縁部を挟持し、これによりセンサヘッドは取付部39にワンプッシ ュ式に取り付けられる。
【0018】 そして、この場合、壁37等の奥行き寸法が小さい場合でも、リード線21を センサヘッド本体1から軸方向に直交する方向に取り出すことによって、壁37 等からリード線21を外部に突出させることなくセンサヘッドを良好に取り付け ることができる。 また、取付部39に取り付けたセンサヘッドを取り外す場合、図3に鎖線で示 す如くドライバー等のセンサヘッド取り外し用の治具40を、フランジ3の係合 凹部35に係合して、こじ上げることによってセンサヘッドがより取り外し易く なる。
【0019】 また、センサヘッドを壁等の薄いパネル状の取付部41に取り付ける場合には 、図21に示す如くカバー体2の雄ねじ26からフランジ3を取り外して、取付 部41に形成した雌ねじ42にカバー体2の軸方向一端を雄ねじ26を介して螺 合すればよく、前記フランジ3を取り外した雄ねじ26を利用して壁等の取付部 39に螺合することによって、センサヘッドを取付部41に対してねじ込み式に 簡単に取り付けることができる。なお、この場合、取付部41からセンサヘッド を取り外すには、カバー体2乃至センサヘッド本体1を軸心廻りに回動すること により取付部41から簡単に外すことができる。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、壁等の奥行き寸法が小さい場合でも、リード線21を壁等か ら突出することなくセンサヘッドを良好に装着することができる。また、フラン ジ3と羽根部27とを利用してセンサヘッドをワンプッシュ式取付方法で取付部 39に取り付けた場合、ドライバー等のセンサヘッド取り外し用の治具40を、 フランジ3の係合凹部35に係合して、こじ上げることによってセンサヘッドを 取付部37から簡単に取り外すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示す側断面図である。
【図2】同図1のA−A線断面図である。
【図3】同センサヘッドの取り付け状態を示す側断面図
である。
【図4】同第1分割体の左側面図である。
【図5】同第1分割体の平面図である。
【図6】同第1分割体の右側面図である。
【図7】同第1分割体の背面図である。
【図8】同図6のB−B線断面図である。
【図9】同第2分割体の右側面図である。
【図10】同第2分割体の平面図である。
【図11】同第2分割体の左側面図である。
【図12】同第2分割体の背面図である。
【図13】同図6のC−C線断面図である。
【図14】同カバー体の側面図である。
【図15】同半欠平断面図である。
【図16】同図16のD−D線断面図である。
【図17】同カバー体の背面図である。
【図18】同フランジの側面図である。
【図19】同フランジの背面図である。
【図20】同センサヘッドの取り付け工程を示す側断面
図である。
【図21】同センサヘッドのねじ込み式の取り付け状態
を示す側断面図である。
【図22】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 センサヘッド本体 3 フランジ 5 第1分割体 6 第2分割体 7 センサ素子 21 リード線 22 取出口 26 雄ねじ 27 羽根部 37 壁 38 取付孔 39 取付部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 センサヘッド
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態を示す側断面図である。
【図2】同図1のA−A線断面図である。
【図3】同センサヘッドの取り付け状態を示す側断面図
である。
【図4】同第1分割体の左側面図である。
【図5】同第1分割体の平面図である。
【図6】同第1分割体の右側面図である。
【図7】同第1分割体の背面図である。
【図8】同図6のB−B線断面図である。
【図9】同第2分割体の右側面図である。
【図10】同第2分割体の平面図である。
【図11】同第2分割体の左側面図である。
【図12】同第2分割体の背面図である。
【図13】同図6のC−C線断面図である。
【図14】同カバー体の側面図である。
【図15】同半欠平断面図である。
【図16】同図16のD−D線断面図である。
【図17】同カバー体の背面図である。
【図18】同フランジの側面図である。
【図19】同フランジの背面図である。
【図20】同センサヘッドの取り付け工程を示す側断面
図である。
【図21】同センサヘッドのねじ込み式の取り付け状態
を示す側断面図である。
【図22】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 センサヘッド本体 3 フランジ 5 第1分割体 6 第2分割体 7 センサ素子 21 リード線 22 取出口 26 雄ねじ 27 羽根部 37 壁 38 取付孔 39 取付部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ素子(7)を収納保持する筒軸状
    のセンサヘッド本体(1)を備え、センサヘッド本体
    (1)の軸方向一端側に、雄ねじ(26)を備えると共
    に、該雄ねじ(26)に着脱自在に螺合装着されるフラ
    ンジ(3)を備え、センサヘッド本体1の軸方向の他端
    側に、センサ素子(7)に接続したリード線(21)を
    取り出すための取出口(22)が設けられ、前記センサ
    ヘッド本体(1)の中途部側に、フランジ(3)側に向
    かいながら外方に広がるように弾性的に突出する羽根部
    (27)を備え、壁等の取付部の取付孔にセンサへッド
    を挿通ことにより前記フランジ(3)と羽根部(27)
    との間で取付孔の開口縁部を挟持させるワンプッシュ式
    取付方法と、前記フランジ(3)を取り外した雄ねじ
    (26)を利用して壁等の取付部に螺合するねじ込み式
    取付方法とを可能にしたセンサヘッドにおいて、 リード線(21)をセンサヘッド本体1の軸方向と軸方
    向に直交する方向とに選択的に取り出し可能とするよう
    に、前記取出口(22)が、前記センサヘッド本体
    (1)の軸方向他端に軸方向から軸方向に直交する方向
    に亘って形成されていることを特徴とするセンサヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記センサヘッド本体(1)に外嵌装着
    されるカバー体(2)が設けられ、該カバー体(2)の
    軸方向の一端に前記雄ねじ(26)が形成され、カバー
    体(2)の軸方向の中途部に、前記羽根部(27)が周
    方向に複数個設けられていること特徴とする請求項1に
    記載のセンサヘッド。
  3. 【請求項3】 前記フランジ(3)に、センサヘッド取
    り外し用の治具が係合する係合凹部(35)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載のセンサ
    ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記センサヘッド本体(1)が、半割り
    筒軸状の第1分割体(5)と、半割り筒軸状の第2分割
    体(6)とから構成され、第1分割体(5)と第2分割
    体(6)とが筒軸状に組み合わされていることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のセンサヘッド。
  5. 【請求項5】 前記第1分割体(5)又は第2分割体
    (6)のいずれか一方に、前記センサ素子(7)の前方
    を塞ぐようにレンズ(13)が一体に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のセンサ
    ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05157327A (ja) * 1991-06-11 1993-06-22 Landis & Gyr Powers Inc ユニットベンチレータのカスケード式制御方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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