JP3042716U - 段ボール紙と透明な合成樹脂製フィルムを利用した包装用兼保管用靴箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、靴を保管するのに何らかの緩衝用材を
必要とし、外部から内容物の確認ができなかった靴箱
を、箱自体の緩衝性能を高めるとともに、外部から内容
物が確認できるようにする。 【構成】 本体を段ボール紙１を使用して作成し、上部
の面及び側面の１面に、透明な合成樹脂製フィルム２を
貼付した包装用兼保管用靴箱とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【従来の技術】

従来の包装用靴箱は、蓋の部分を含めた６面がすべて板ボール紙を使用し製作 されている。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

一般に、靴の保管方法は、下駄箱の許容量を超えた場合、購入時の包装用靴箱 に収納して保管することになる。

【０００３】 従来の包装用靴箱は、前記

【従来の技術】欄記載のとおり、６面全部を板ボー ル紙を使用しており、内容物を外部から確認できないため、いざこの包装用靴箱 に保管中の靴を使用する必要が生じた場合に、いちいち靴箱の蓋を開けて内容物 を確認しなければならないという問題点を有していた。

【０００４】 また、従来の包装用靴箱は、薄い板ボール紙が使用されているため、梱包の際 、別に紙を用いたり、空気を挿入したビニールを使用するなどの緩衝用材を使用 しなければならないという問題点を有していた。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、板ボール紙ではなく段ボール紙１を靴箱本体に使用することによっ て、靴箱本体の緩衝機能を高めるとともに、その２面に透明な合成樹脂製フィル ム２を組み合わせることによって、梱包したまま外部から内容物が確認できるよ うにすることを目的とする。

【０００６】

【考案の効果】

段ボール紙は、板ボール紙と異なり、複数のボール紙が貼り合わされている。 本考案は、段ボール紙のうち波状のボール紙を包装用兼保管用靴箱の内側に利用 することによって、靴箱自体の緩衝性を高めて、緩衝用材を節約する。

【０００７】 また、本考案は、靴箱の上部の面と側面のうちの１面に、透明な合成樹脂製フ ィルムを貼付することによって、外部から、蓋を開けずに内容物が確認できるよ うにして、無駄な手間を省く。

【図面の簡単な説明】

【図１】包装用兼保管用靴箱の斜視図

【図１−２】蓋を一体化した包装用兼保管用靴箱の斜視
図

【図２】包装用兼保管用靴箱の展開図

【図２−２】蓋を一体化した包装用兼保管用靴箱の展開
図

【図３】包装用兼保管用靴箱を実際に使用した場合の状
態を示す斜視図

【図４】包装用兼保管用靴箱の断面図

【符号の説明】

１ 段ボール紙を利用した靴箱本体 ２ 透明な樹脂製フィルム

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 段ボール紙１と透明な合成樹脂フィルム
   ２を組み合わせることによって、内容物を外部から確認
   可能にした、包装用兼保管用靴箱
2. 【請求項２】 段ボール紙１を利用することによって、
   緩衝性能を高めた、包装用兼保管用靴箱