JP3042478B2 - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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JP3042478B2
JP3042478B2 JP9324983A JP32498397A JP3042478B2 JP 3042478 B2 JP3042478 B2 JP 3042478B2 JP 9324983 A JP9324983 A JP 9324983A JP 32498397 A JP32498397 A JP 32498397A JP 3042478 B2 JP3042478 B2 JP 3042478B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0008Arrangements for reducing power consumption
    • H03K19/0013Arrangements for reducing power consumption in field effect transistor circuits

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力バッファ回路
に関し、特に半導体集積回路に内蔵される出力バッファ
回路において消費電力の低減を実現するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、無線機器に用いる論理IC
(Integrated Circuit)では、出力バッファから出力さ
れる電圧中のノイズを如何に低減するかが課題となって
いる。このような出力バッファとして、例えば、特開平
5−243957号公報に開示されているものがある。
【0003】図10は、上記従来例の出力バッファの回
路構成を示す図である。この出力バッファにおいて、入
力端子88から入力される入力信号のレベルが“L”で
定常状態にあるときは、積分回路87の出力信号のレベ
ルは、“L”となっている。一方、出力端子83から出
力される出力信号のレベルは、“L”である。このと
き、コンパレータ86の出力信号のレベルは“H”、N
OTゲート80の出力信号のレベルは“H”である。従
って、OR回路によって構成される制御回路84、AN
D回路によって構成される制御回路45の出力信号のレ
ベルは、いずれも“H”となる。このため、pチャネル
MOSトランジスタ81はオフ、nチャネルMOSトラ
ンジスタ82はオフとなり、出力端子83からは出力さ
れる出力信号のレベルは、“L”となる。
【0004】次に、入力信号のレベルが“L”から
“H”に変化すると、積分回路87は、その時定数に従
って、出力信号のレベルを“L”から“H”に徐々に変
化させる。積分回路87の出力信号のレベルが、出力端
子83から出力される出力信号のレベルよりも高くなる
と、コンパレータ86の出力信号のレベルが“L”とな
り、pチャネルMOSトランジスタ81をオンさせ、n
チャネルMOSトランジスタ82をオフさせる。これに
より、出力端子83から出力される出力信号のレベルが
上昇する。
【0005】そして、出力端子83から出力される出力
信号のレベルが積分回路87の出力信号のレベルよりも
高くなると、コンパレータ86の出力信号のレベルが
“H”となり、pチャネルMOSトランジスタ81をオ
フさせる。これにより、出力端子83から出力される出
力信号の電圧の上昇が中断する。
【0006】さらに、積分回路87の出力信号のレベル
が上昇し、再び出力端子83から出力される出力信号の
レベルよりも高くなると、コンパレータ86の出力信号
のレベルが“L”となり、出力端子83から出力される
出力信号のレベルが上昇する。すなわち、この従来例の
出力バッファでは、出力端子83から出力される出力信
号のレベルが積分回路87の出力信号に追随することに
よって、入力信号中のノイズによる出力信号の急峻な上
昇を抑え、出力信号中のノイズ成分を低減させるもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の出力バッファでは、出力電圧中のノイズの低減の
みを考慮して設計され、pチャネルMOSトランジスタ
81及びnチャネルMOSトランジスタ82からなるC
MOSの貫通電流による電力消費を抑えることは考慮さ
れていなかった。すなわち、上記従来例の出力バッファ
では、電圧の変化速度が遅く、これによりかなりの貫通
電流が流れるため電力消費が大きくなるという問題点が
あった。
【0008】本発明は、上記従来例の問題点を解消する
ためになされたものであり、出力電圧中のノイズを抑え
ることができると共に、消費電力が小さい出力バッファ
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の出力バッファ回路は、外部から信号電圧を
入力する入力端子と、電流路の一端に第1の電圧が印加
されている第1のトランジスタと、前記第1のトランジ
スタの電流路の他端に電流路の一端が接続され、他端に
第2の電圧が印加されている第2のトランジスタと、前
記第1、第2のトランジスタによって分圧された前記第
1、第2のトランジスタ間の電圧を前記入力端子から入
力された信号電圧と比較する第1の比較回路と、前記第
1、第2のトランジスタによって分圧された前記第1、
第2のトランジスタ間の電圧と基準電圧とを比較する第
2の比較回路と、前記第1、第2の比較回路の比較結果
に基づいて、前記第1、第2のトランジスタの制御端子
に制御信号を出力する制御回路と、前記第1、第2のト
ランジスタによって分圧された前記第1、第2のトラン
ジスタ間の電圧を外部に出力する出力端子と、を備える
ことを特徴とする。
【0010】上記の出力バッファ回路では、前記制御回
路が前記第1、第2のトランジスタの制御端子に出力す
る制御信号を制御し、信号電圧の変化時における出力電
圧の変化を緩やかなものとすれば、入力された信号電圧
中に含まれるノイズの影響を抑制することができる。一
方、ノイズを抑えるのに十分な時間を経過した後は、前
記出力端子から出力される電圧を前記信号電圧とほぼ同
様に変化させれば、前記第1、第2のトランジスタ間に
電流が流れる時間を比較的短くすることができ、電力消
費を抑えることができる。
【0011】なお、前記制御回路による制御信号は、前
記基準電圧によって変えることができる。このため、前
記基準電圧の設定によってノイズの抑制と電力消費の低
減とのいずれを主流として回路を設計するかを容易に行
うことができる。
【0012】上記の出力バッファ回路において、前記第
1の比較回路により前記入力端子から入力された信号電
圧が前記第1、第2のトランジスタ間の電圧よりも高く
なったと比較された場合には、前記制御回路は、前記第
2の比較回路により前記第1、第2のトランジスタ間の
電圧が前記基準電圧よりも低いと比較されているとき、
前記第1、第2のトランジスタ間の電圧が前記信号電圧
の上昇よりも緩やかに上昇するように、前記第1、第2
のトランジスタの制御端子に入力する制御信号を制御
し、前記第2の比較回路により前記第1、第2のトラン
ジスタ間の電圧が前記基準電圧よりも高いと比較されて
いるとき、前記第1、第2のトランジスタ間の電圧が、
前記第2の比較回路が基準電圧よりも低いと比較してい
るときよりも速い速度で上昇するように、前記第1、第
2のトランジスタの制御端子に入力する制御信号を制御
することができる。
【0013】また、前記第1の比較回路により前記入力
端子から入力された信号電圧が前記第1、第2のトラン
ジスタ間の電圧よりも低くなったと比較された場合に
は、前記制御回路は、前記第2の比較回路により前記第
1、第2のトランジスタ間の電圧が前記基準電圧よりも
高いと比較されているとき、前記第1、第2のトランジ
スタ間の電圧が前記信号電圧の下降よりも緩やかに下降
するように、前記第1、第2のトランジスタの制御端子
に入力する制御信号を制御し、前記第2の比較回路によ
り前記第1、第2のトランジスタ間の電圧が前記基準電
圧よりも低いと比較されているとき、前記第1、第2の
トランジスタ間の電圧が、前記第2の比較回路が基準電
圧よりも低いと比較しているときよりも速い速度で下降
するように、前記第1、第2のトランジスタの制御端子
に入力する制御信号を制御することができる。
【0014】なお、第2の比較回路を2つのコンパレー
タによって構成し、それぞれ異なる値を有する基準電圧
と比較することによって電圧の上昇時と下降時との両方
に対応することが可能な出力バッファ回路を構成するこ
とができる。
【0015】上記の出力バッファ回路は、前記入力端子
から入力された信号電圧の変化を遅延させて、前記第1
の比較回路に供給する遅延回路をさらに備えるものとす
ることができる。
【0016】上記の出力バッファ回路は、前記第1、第
2のトランジスタは、それぞれMOSトランジスタによ
って構成されている場合に適用することを好適とする。
【0017】前記第1、第2のトランジスタがMOSト
ランジスタによって構成される場合として、一方がpチ
ャネルのMOSトランジスタ、他方がnチャネルのMO
SトランジスタとなるCMOS構造となる場合がある。
このようなCMOS構造では、両MOSトランジスタ間
の電圧変化による貫通電流によって電力が消費される。
そこで、本発明の出力バッファ回路では、電圧変化の時
間を短くすることができるので、貫通電流を低減するこ
とができ、電力消費を抑えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0019】図1は、この実施の形態にかかる出力バッ
ファ回路が適用されるICを用いたシステムの構成を示
す図である。図示するように、このシステムは、プリン
ト基板(図示せず)上に搭載される出力側IC1と入力
側IC2とから構成される。出力側IC1は、内部回路
3と、出力バッファ4と、出力端子5とから構成されて
いる。入力側IC2は、内部回路6と、入力バッファ7
と、入力端子8とから構成されている。出力端子5と入
力端子8とは、プリント基板上の配線9により接続され
ている。
【0020】このシステムにおいては、出力側IC1の
内部回路3で処理された信号は、出力バッファ4を介し
て出力端子5から出力される。入力側IC2では、出力
端子5から出力された信号が配線9を介して入力端子6
より入力する。入力端子6に入力した信号は、入力バッ
ファ7を介して内部回路8に入力し、内部回路8内で所
定の処理が行われる。
【0021】図2は、図1の出力側IC1に設けられて
いる出力バッファ4の構成を示すブロック図である。図
示するように、出力バッファ4は、NOTゲート40
と、pチャネルMOSトランジスタ(以下p−MOSと
いう)41と、nチャネルMOSトランジスタ(以下、
n−MOSという)42と、出力端子43と、制御回路
44、45と、コンパレータ46と、積分回路47と、
入力端子48と、中間電圧判断回路51と、コンパレー
タ52、53と、基準電圧入力端子54、55とから構
成されている。
【0022】NOTゲート40は、入力端子48から入
力された信号が所定のレベル以下である場合に“H”レ
ベルの信号を、入力端子48から入力された信号が所定
のレベル以上である場合に“L”レベルの信号を制御回
路44、45にそれぞれ供給する。
【0023】p−MOS41とn−MOS42とは、C
MOS構造によって出力バッファ4の出力段を構成して
いる。p−MOS41のソースとn−MOS42のドレ
インとが接続され、p−MOS41とn−MOS42と
で分圧された電圧が出力端子43から取り出される。ま
た、p−MOS41のドレインは電源電圧VCCが印加
され、n−MOS42のソースは接地され、0(V)が
印加されている。
【0024】p−MOS41は、ゲートに“L”(ロー
レベル)の電圧が印加されることによりオンされ、ドレ
イン−ソース間が低抵抗化する。n−MOS42は、ゲ
ートに“H”(ハイレベル)の電圧が印加されることに
よりオンされ、ドレイン−ソース間が低抵抗化する。す
なわち、n−MOS42のゲートに印加される電圧のレ
ベルが“H”で、p−MOS41のゲートに印加される
電圧のレベルが“L”に変化したとき、出力端子43か
ら出力される電圧のレベルは、“L”から“H”に変化
する。p−MOS41のゲートに印加される電圧のレベ
ルが“H”で、n−MOS42のゲートに印加される電
圧のレベルが“H”に変化したとき、出力端子43から
出力される電圧のレベルは、“H”から“L”に変化す
る。このように出力電圧のレベルが変化するまでの間、
出力電圧は中間レベルとなり、CMOSの貫通電流(p
−MOS41とn−MOS42との間に流れる電流をい
う)が流れる。
【0025】制御回路44は、NORゲート44aとN
OTゲート44bとからなるAND回路によって構成さ
れ、入力論理に従って、p−MOS41のゲートに印加
する電圧のレベルを制御する。制御回路44の入力論理
と出力論理との関係を表す真理値表を、表1に示す。
【表1】
【0026】制御回路45は、NORゲート45aとN
OTゲート45bとからなるOR回路によって構成さ
れ、入力論理に従って、n−MOS42のゲートに印加
する電圧のレベルを制御する。制御回路45の入力論理
と出力論理との関係を表す真理値表を、表2に示す。
【表2】
【0027】積分回路47は、NOT回路47a、47
b、抵抗47c及びキャパシタ47dとから構成され、
入力端子48からの入力信号の波形をNOT回路47
a、47bによって整形し、抵抗47b及びキャパシタ
47dによって積分することによって、入力信号中に含
まれるノイズ成分を低減させる。
【0028】コンパレータ46は、出力端子43から出
力される出力電圧と積分回路47の出力電圧とを比較
し、出力端子43から出力される出力電圧の方が高いと
きに、“H”(ハイレベル)の信号を出力する。
【0029】コンパレータ52は、出力端子43から出
力される出力電圧を基準電圧入力端子54から入力され
た基準電圧Vref1と比較し、出力端子43から出力され
る出力電圧の方が高いときに、“H”(ハイレベル)の
信号を出力する。基準電圧入力端子54から入力される
基準電圧Vref1は、CMOSにおける“L”(ローレベ
ル)の最大値である。
【0030】コンパレータ53は、出力端子43から出
力される出力電圧を基準電圧入力端子55から入力され
た基準電圧Vref2と比較し、出力端子43から出力され
る出力電圧の方が高いときに、“H”(ハイレベル)の
信号を出力する。基準電圧入力端子54から入力される
基準電圧Vref2は、CMOSにおける“H”(ハイレベ
ル)の最小値である。
【0031】中間電圧判断回路51は、コンパレータ5
2の出力信号とコンパレータ53の出力信号の反転論理
とのNANDをとるNANDゲート51aと、NAND
ゲート51aの出力信号とコンパレータ46の出力信号
とのNANDをとるNANDゲート51bと、NAND
ゲート51bの出力信号を反転するNOTゲート51c
と、NANDゲート51aの出力信号の反転論理とコン
パレータ46の出力信号のNORをとるNORゲート5
1dと、NORゲート51dの出力信号を反転するNO
Tゲート51eとから構成される。
【0032】中間電圧判断回路51の入力論理と出力論
理との関係を表す真理値表を、表3に示す。
【表3】 中間電圧判断回路51は、この真理値表が示すNOTゲ
ート51c、51eの出力論理によりそれぞれ制御回路
44、45を制御する。
【0033】以下、この実施の形態の出力バッファ4に
おける動作について説明する。初期状態においては、入
力端子48から入力される入力電圧のレベルは、“L”
であり、出力端子43から出力される出力電圧のレベル
は、“L”であるとする。この状態が定常状態であり、
この状態で十分に時間が経っていると、積分回路7の出
力電圧のレベルも“L”となる。従って、コンパレータ
46の出力信号のレベルは、“H”となり、コンパレー
タ52、53の出力信号のレベルもいずれとも“L”と
なる。従って、表3の真理値表に示したように、中間電
圧判断回路49から制御回路44、45への供給される
信号のレベルは、いずれも“H”となる。一方、この場
合、NOTゲート40から制御回路44、45に供給さ
れる信号のレベルは、“H”となっている。従って、上
記の表1及び表2の真理値表に示したように、制御回路
44、45の出力信号のレベルはいずれも“H”とな
り、p−MOS41はオン、n−MOS42はオフとな
る。
【0034】次に、この状態から入力端子43からの入
力電圧のレベルが“H”に変化した場合の動作を図4の
フローチャートを参照して説明する。入力端子43から
入力される入力電圧のレベルが“H”に変化すると、N
OTゲート40からの出力信号のレベルが“L”になる
(ステップS11)。すると、表2の真理値表に示した
ように、制御回路45から出力される信号のレベルは
“L”となり、n−MOS42がオフされる(ステップ
S12)。
【0035】一方、積分回路47は、“H”にレベルが
変化した入力端子43からの入力電圧を遅延させ、出力
レベルを緩やかに上昇させる。この間、コンパレータ4
6は、積分回路47の出力電圧を出力端子43からの出
力電圧と比較しており(ステップS13)、積分回路4
7の出力電圧が出力端子43からの出力電圧よりも高く
なったときに、“H”から“L”へ出力レベルを変化さ
せる。その結果、表3の真理値表に示したように、NO
Tゲート51cの出力信号のレベルは“L”となる。ま
た、このときNOTゲート40の出力信号のレベルも
“L”なので、表1の真理値表に示したように、制御回
路44の出力信号のレベルは“L”となる。これによ
り、p−MOS41がオンされ、出力端子43からの出
力電圧が上昇し始める(ステップS14)。
【0036】出力端子43からの出力電圧の上昇は、コ
ンパレータ52、53によって監視され、出力端子43
からの出力電圧は、それぞれ基準電圧Vref1、Vref2と
比較されている(ステップS15)。ここで、出力端子
43からの出力電圧が基準電圧Vref1を越えるまで、コ
ンパレータ52の出力信号のレベルは“L”のままであ
る。
【0037】この間も、積分回路47の出力電圧は、出
力端子43からの出力電圧よりも緩やかに上昇してい
る。コンパレータ46は、積分回路47の出力電圧を出
力端子43からの出力電圧と比較しており(ステップS
16)、積分回路47の出力電圧が出力端子43からの
出力電圧よりも低くなったときに、“H”から“L”へ
出力のレベルを変化させる。その結果、図3の真理値表
に示したように、NOTゲート51cの出力信号のレベ
ルは“H”となり、表1の真理値表に示したように、制
御回路44の出力信号のレベルは“H”となる。これに
より、p−MOS41がオフされ、出力端子43からの
出力電圧の上昇が停止する(ステップS17)。
【0038】出力端子43からの出力電圧の上昇が停止
した後も、積分回路47の出力電圧は緩やかに上昇を続
けている。そして、積分回路47の出力電圧が出力端子
43からの出力電圧よりも高くなると(ステップS1
3)、コンパレータ46の出力信号のレベルは“L”に
変化し、制御回路44の出力信号のレベルが“L”とな
ってp−MOS41がオンされる。これにより、出力端
子43からの出力電圧が再び上昇し始める(ステップS
14)。以下、出力端子43からの出力電圧は、基準電
圧Vref1を越えるまで、このような電圧の上昇/停止を
繰り返し、緩やかに上昇する。
【0039】出力端子43からの出力電圧が基準電圧V
ref1を越えると(ステップS15)、コンパレータ52
の出力信号のレベルは“H”となる。これにより、表
1、表3の真理値表に示したように、制御回路44の出
力信号のレベルが“H”となり、p−MOS41がオン
する。このとき、表3の真理値表に示したように、コン
パレータ46の出力信号のレベルに関わらず、中間電圧
判断回路51の出力信号の状態が維持されるので、出力
端子43からの出力電圧は、停止することなく急速に上
昇する(ステップS14)。
【0040】さらに、出力端子43からの出力電圧が基
準電圧Vref2を越えると(ステップS15)、入力端子
48からの入力信号のレベルも基準電圧Vref2を越えて
いるので、NOT回路40の出力信号のレベルは“L”
となる。また、このとき、表3の真理表に示すように、
中間電圧判断回路51のNOTゲート51cの出力信号
のレベルは、コンパレータ46の比較結果に従って、
“L”と“H”とが変化する。すなわち、積分回路47
の出力電圧が出力端子43からの出力電圧よりも低いと
(ステップS16)、出力端子43からの出力電圧は上
昇を停止し(ステップS17)、積分回路47の出力電
圧が出力端子43からの出力電圧よりも高いと(ステッ
プS13)、出力端子43からの出力電圧は上昇する
(ステップS14)。このようにして、出力端子43か
らの出力電圧は、上昇/停止を繰り返し、電源電圧VC
Cまで緩やかに上昇する。
【0041】次に、この状態から入力端子43からの入
力電圧のレベルが“H”に変化した場合の動作を図5の
フローチャートを参照して説明する。入力端子43から
入力される入力電圧のレベルが“H”に変化すると、N
OTゲート40からの出力信号のレベルが“H”になる
(ステップS21)。すると、表1の真理値表に示した
ように、制御回路44から出力される信号のレベルは
“H”となり、n−MOS42がオフされる(ステップ
S22)。
【0042】一方、積分回路47は、“L”にレベルが
変化した入力端子43からの入力電圧を遅延させ、出力
レベルを緩やかに下降させる。この間、コンパレータ4
6は、積分回路47の出力電圧を出力端子43からの出
力電圧と比較しており(ステップS23)、積分回路4
7の出力電圧が出力端子43からの出力電圧よりも高く
なったときに、“H”から“L”へ出力レベルを変化さ
せる。その結果、表3の真理値表に示したように、NO
Tゲート51eの出力信号のレベルは“H”となる。ま
た、このときNOTゲート40の出力信号のレベルも
“H”なので、表1の真理値表に示したように、制御回
路44の出力信号のレベルは“H”となる。これによ
り、n−MOS42がオンされ、出力端子43からの出
力電圧が下降し始める(ステップS24)。
【0043】出力端子43からの出力電圧の上昇は、コ
ンパレータ52、53によって監視され、出力端子43
からの出力電圧は、それぞれ基準電圧Vref1、Vref2と
比較されている(ステップS25)。ここで、出力端子
43からの出力電圧が基準電圧Vref2より低くなるま
で、コンパレータ53の出力信号のレベルは“H”のま
まである。
【0044】この間も、積分回路47の出力電圧は、出
力端子43からの出力電圧よりも緩やかに下降してい
る。コンパレータ46は、積分回路47の出力電圧を出
力端子43からの出力電圧と比較しており(ステップS
26)、積分回路47の出力電圧が出力端子43からの
出力電圧よりも低くなったときに、“H”から“L”へ
出力のレベルを変化させる。その結果、図3の真理値表
に示したように、NOTゲート51eの出力信号のレベ
ルは“L”となり、表1の真理値表に示したように、制
御回路44の出力信号のレベルは“L”となる。これに
より、n−MOS42がオフされ、出力端子43からの
出力電圧の下降が停止する(ステップS27)。
【0045】出力端子43からの出力電圧の下降が停止
した後も、積分回路47の出力電圧は緩やかに下降を続
けている。そして、積分回路47の出力電圧が出力端子
43からの出力電圧よりも高くなると(ステップS2
3)、コンパレータ46の出力信号のレベルは“L”に
変化し、制御回路45の出力信号のレベルが“H”とな
ってn−MOS42がオンされる。これにより、出力端
子43からの出力電圧が再び下降し始める(ステップS
24)。以下、出力端子43からの出力電圧は、基準電
圧Vref2を下回るまで、このような電圧の上昇/停止を
繰り返し、緩やかに下降する。
【0046】出力端子43からの出力電圧が基準電圧V
ref2より低くなると(ステップS25)、コンパレータ
53の出力信号のレベルは“L”となる。これにより、
表1、表3の真理値表に示したように、制御回路45の
出力信号のレベルが“H”となり、n−MOS42がオ
ンする。このとき、表3の真理値表に示したように、コ
ンパレータ46の出力信号のレベルに関わらず、中間電
圧判断回路51の出力信号の状態が維持されるので、出
力端子43からの出力電圧は、停止することなく急速に
下降する(ステップS24)。
【0047】さらに、出力端子43からの出力電圧が基
準電圧Vref1を下回ると(ステップS25)、表3の真
理表に示すように、中間電圧判断回路51のNOTゲー
ト51eの出力信号のレベルは、コンパレータ46の比
較結果に従って、“L”と“H”とが変化する。すなわ
ち、積分回路47の出力電圧が出力端子43からの出力
電圧よりも低いと(ステップS26)、出力端子43か
らの出力電圧は下降を停止し(ステップS27)、積分
回路47の出力電圧が出力端子43からの出力電圧より
も高いと(ステップS23)、出力端子43からの出力
電圧は下降する(ステップS24)。このようにして、
出力端子43からの出力電圧は、上昇/停止を繰り返
し、電源電圧VCCまで緩やかに上昇する。
【0048】以下、この実施の形態の出力バッファ4に
おける入力電圧と出力電圧との関係を、図5の入力波形
図及び図6の出力波形図を参照して説明する。入力端子
48から入力された入力電圧が、タイミングt1〜t2
までの間、0から電源電圧VCCまで立ち上がると、出
力端子43から出力される出力電圧は、基準電圧Vref1
まで緩やかに上昇した後、基準電圧Vref2まで急速に上
昇し、さらに電源電圧VCCまで緩やかに上昇する。一
方、入力端子48から入力された入力電圧が、タイミン
グt3〜t4までの間、電源電圧VCCから0まで経ち
下がると、出力端子43から出力される出力電圧は、基
準電圧Vref2まで緩やかに下降した後、基準電圧Vref1
まで急速に下降し、さらに0まで緩やかに下降する。
【0049】ここで、ノイズ成分の入力について考える
と、ノイズ成分には急峻性がある。すなわち、入力電圧
が低い(例えば、0(V))のときに入力したノイズ成
分は、急速に立ち上がるが、これに対して出力電圧は緩
やかにしか上昇しない。このノイズ成分はすぐに消え、
入力電圧はすぐにまた低くなるので、出力電圧にはこの
ノイズ成分の影響がほとんど表れない。一方、入力電圧
が高い(例えば、VCC)のときに入力したノイズ成分
は、急速に立ち下がるが、これに対して出力電圧は緩や
かにしか下降しない。このノイズ成分はすぐに消え、入
力電圧はすぐにまた高くなるので、出力電圧にはこのノ
イズ成分の影響がほとんど表れない。
【0050】一方、入力端子48からの入力電圧の本来
的な上昇に対しては、基準電圧Vref1からVref2まで出
力端子43から出力される出力電圧は急速に上昇する。
また、入力端子48からの入力電圧の本来的な下降に対
しては、基準電圧Vref1からVref2まで出力端子43か
ら出力される出力電圧は急速に下降する。このため、入
力電圧の変化に対して、出力電圧が変化するまでの時間
を短く抑えることができる。
【0051】以上説明したように、この実施の形態の出
力バッファ4では、基準電圧Vref1とVref2との間にお
いて出力電圧は急速に変化するので、CMOSの貫通電
流が流れる時間を短くすることができる。このため、C
MOSによる電力消費を低く抑えることができる。しか
も、このために必要となる回路は、2個のコンパレータ
と数個の論理回路で実現できるため、ICチップ内に内
蔵するための回路構成も簡単で済む。
【0052】さらに、入力電圧の立ち上がりまたは立ち
下がりに対する出力電圧の当所の上昇または下降が緩や
かなので、出力電圧にノイズ成分の影響がほとんど表れ
ない。さらに、基準電圧Vref1、Vref2を適当な電圧に
調整することにより、電圧の変化速度を調整することが
でき、電力消費の低減とノイズの低減とのいずれに主流
をおくかの設計が容易になる。
【0053】上記の実施の形態では、出力バッファ4の
出力段は、p−MOS41とn−MOS42とのCMO
S構造によって構成されていた。しかしながら、出力バ
ッファの出力段は、図6に示すようにp−MOS41を
n−MOS41’に替えた構成、図7に示すようにn−
MOS42をp−MOS42’に替えた構成、図8に示
すようにp−MOS41をn−MOS41’に、n−M
OS42をp−MOS42’に替えた構成のいずれにも
することができる。ここで、p−MOS41をn−MO
S41’に替えた場合は、制御回路44’はNOTゲー
トを有さないNORゲート44aによってのみ構成さ
れ、n−MOS42をp−MOS42’に替えた場合
は、制御回路45’はNOTゲートを有さないNAND
ゲート45aによってのみ構成される。このような構成
の出力バッファも上記の出力バッファ4と同様に動作す
ることができる。
【0054】上記の実施の形態では、入力端子48から
入力された入力信号を積分回路47によって積分し、こ
の積分回路47の出力信号と出力端子43から出力され
るこの出力バッファの出力信号とをコンパレータ46に
よって比較するタイプの出力バッファ回路4に本発明を
適用した場合について説明した。しかしながら、本発明
はこれに限られない。本発明は、出力電圧の変化時の中
間電圧レベルを上記のコンパレータ52、53が行った
ように基準電圧と比較し、この比較結果に基づいて出力
段のMOSトランジスタのゲートに印加される電圧を制
御する出力バッファに適用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の出力バッ
ファ回路では、制御回路によってトランジスタの制御端
子に入力する制御信号を制御することによって、ノイズ
を抑えることができるようになると共に、トランジスタ
間に電流が流れる時間を比較的短くすることができるの
で、電力消費を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる出力バッファ回路
が適用されるICを用いたシステムの構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態にかかる出力バッファの回
路構成を示す図である。
【図3】図2の回路において出力電圧がローレベルから
ハイレベルに変化する場合の動作を示すフローチャート
である。
【図4】図2の回路において出力電圧がハイレベルから
ローレベルに変化する場合の動作を示すフローチャート
である。
【図5】図2の回路における入力電圧の波形図の例を示
す図である。
【図6】図2の回路における出力電圧の波形図の例を示
す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態にかかる出力バッファ
の回路構成を示す図である。
【図8】本発明の他の実施の形態にかかる出力バッファ
の回路構成を示す図である。
【図9】本発明の他の実施の形態にかかる出力バッファ
の回路構成を示す図である。
【図10】従来例の出力バッファの回路構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 出力側IC 2 入力側IC 3 内部回路 4 出力バッファ 5 出力端子 6 内部回路 7 入力バッファ 8 入力端子 9 配線 40 NOTゲート 41 pチャネルMOSトランジスタ(p−MOS) 42 nチャネルMOSトランジスタ(n−MOS) 43 出力端子 44 制御回路 45 制御回路 46 コンパレータ 47 積分回路 48 入力端子 51 中間電圧判断回路 52、54 コンパレータ 53、55 基準電圧入力端子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から信号電圧を入力する入力端子と、 電流路の一端に第1の電圧が印加されている第1のトラ
    ンジスタと、 前記第1のトランジスタの電流路の他端に電流路の一端
    が接続され、他端に第2の電圧が印加されている第2の
    トランジスタと、 前記第1、第2のトランジスタによって分圧された前記
    第1、第2のトランジスタ間の電圧を前記入力端子から
    入力された信号電圧と比較する第1の比較回路と、 前記第1、第2のトランジスタによって分圧された前記
    第1、第2のトランジスタ間の電圧と基準電圧とを比較
    する第2の比較回路と、 前記第1、第2の比較回路の比較結果に基づいて、前記
    第1、第2のトランジスタの制御端子に制御信号を出力
    する制御回路と、 前記第1、第2のトランジスタによって分圧された前記
    第1、第2のトランジスタ間の電圧を外部に出力する出
    力端子と、を備えることを特徴とする出力バッファ回
    路。
  2. 【請求項2】前記制御回路は、前記第1の比較回路によ
    り前記入力端子から入力された信号電圧が前記第1、第
    2のトランジスタ間の電圧よりも高くなったと比較され
    た場合には、 前記第2の比較回路により前記第1、第2のトランジス
    タ間の電圧が前記基準電圧よりも低いと比較されている
    とき、前記第1、第2のトランジスタ間の電圧が前記信
    号電圧の上昇よりも緩やかに上昇するように、前記第
    1、第2のトランジスタの制御端子に入力する制御信号
    を制御し、 前記第2の比較回路により前記第1、第2のトランジス
    タ間の電圧が前記基準電圧よりも高いと比較されている
    とき、前記第1、第2のトランジスタ間の電圧が、前記
    第2の比較回路が基準電圧よりも低いと比較していると
    きよりも速い速度で上昇するように、前記第1、第2の
    トランジスタの制御端子に入力する制御信号を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】前記制御回路は、前記第1の比較回路によ
    り前記入力端子から入力された信号電圧が前記第1、第
    2のトランジスタ間の電圧よりも低くなったと比較され
    た場合には、 前記第2の比較回路により前記第1、第2のトランジス
    タ間の電圧が前記基準電圧よりも高いと比較されている
    とき、前記第1、第2のトランジスタ間の電圧が前記信
    号電圧の下降よりも緩やかに下降するように、前記第
    1、第2のトランジスタの制御端子に入力する制御信号
    を制御し、 前記第2の比較回路により前記第1、第2のトランジス
    タ間の電圧が前記基準電圧よりも低いと比較されている
    とき、前記第1、第2のトランジスタ間の電圧が、前記
    第2の比較回路が基準電圧よりも低いと比較していると
    きよりも速い速度で下降するように、前記第1、第2の
    トランジスタの制御端子に入力する制御信号を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の出力バッファ回路。
  4. 【請求項4】前記入力端子から入力された信号電圧の変
    化を遅延させて、前記第1の比較回路に供給する遅延回
    路を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載の出力バッファ回路。
  5. 【請求項5】前記第1、第2のトランジスタは、それぞ
    れMOSトランジスタによって構成されている、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    の出力バッファ回路。
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