JP3042167U - 建築用ボード - Google Patents
建築用ボードInfo
- Publication number
- JP3042167U JP3042167U JP1997003074U JP307497U JP3042167U JP 3042167 U JP3042167 U JP 3042167U JP 1997003074 U JP1997003074 U JP 1997003074U JP 307497 U JP307497 U JP 307497U JP 3042167 U JP3042167 U JP 3042167U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front surface
- back surface
- facing
- top plate
- building board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遮音性、断熱性、耐火性に勝れ、頑丈でしか
も簡単に組付けられて一定厚さの建造物の壁面を形成す
ることができる。 【解決手段】 鉄板、又は、プラスチック板で形成した
表側の面2と背面3とを対面せしめた各内面5,6の対
向する一直線上の位置に支持突起4,4,…を突設す
る。対向する支持突起4,4に両端を挿入横架した空隙
形成筒7により表側の面2と背面3との間に一定幅の空
隙Wを形成する。表側の面2と背面3の左右の端面及び
上下の端面に、側面8,8及び天板9並びに底面10を
被蓋して取付け、立方体形の建築用ボード1を形成す
る。天板9と底面10には縦方向組付け穴11を穿設
し、左右の側面8には横方向組付け穴12を穿設する。
も簡単に組付けられて一定厚さの建造物の壁面を形成す
ることができる。 【解決手段】 鉄板、又は、プラスチック板で形成した
表側の面2と背面3とを対面せしめた各内面5,6の対
向する一直線上の位置に支持突起4,4,…を突設す
る。対向する支持突起4,4に両端を挿入横架した空隙
形成筒7により表側の面2と背面3との間に一定幅の空
隙Wを形成する。表側の面2と背面3の左右の端面及び
上下の端面に、側面8,8及び天板9並びに底面10を
被蓋して取付け、立方体形の建築用ボード1を形成す
る。天板9と底面10には縦方向組付け穴11を穿設
し、左右の側面8には横方向組付け穴12を穿設する。
Description
【0001】
本考案は建築用のボードに関するものである。
【0002】
従来の建築用ボードは、近来特に遮音性、断熱性、耐火性、軽量化等が要求さ れるために石油化学系、或は木質系の繊維を板状に形成したものが多く開発され ている。
【0003】
従来の建築用ボードは、例えばより高い遮音性、軽量化を計るためには、周知 の如くボード内部の空隙を多くしなければならず、空隙が多いと強度の点におい て問題が生じ、それに加えて繊維系だと一層脆弱となり、使用個所が限定される のみならず、補強のための取付け枠の工事等に多くの時間と労力を必要とする問 題点を有していた。
【0004】 本考案は従来のこれらの問題点を解決し、遮音性、断熱性、耐火性に優れ、し かも頑丈で取付け工事も簡単な建築用ボードを提供する目的で考案されたもので ある。
【0005】
鉄板、又は、プラスチック板で形成する表側の面と背面とを平行に設けた各内 面の対向する一直線上の位置に円柱形の支持突起を突設し、該支持突起に両端を 挿入横架した空隙形成筒により前記表側の面と背面との間に一定幅の空隙を形成 し、表側の面と背面の左右の端面、及び上下の端面に左右の側面及び天板、並び に底面を被蓋して取付け、前記表側の面と背面、左右の側面、天板、底面とで直 方体形に形成し、天板と底面には縦方向組付け穴、左右の側面には横方向組付け 穴を穿設する。
【0006】
本考案を図面に基づいて説明すると、図1〜図3において建築用ボード1の表 側の面2及び背面3は、例えば厚さ約3〜5mm、縦×横の寸法は2000mm×250mm の鉄板で形成し、表側の面2及び背面3は、後述する空隙Wの間隔をあけて平行 に対面させて取付ける。支持突起4,4は前記対面する表側の面2の内面5と背 面3の内面6との対向する一直線上の位置に、各々内側に向けて円柱形に対向突 設する。さらに詳しくは、支持突起4,4の円柱形の高さは約10〜15mm、直径は 約14〜24mmに形成することが望ましい。
【0007】 空隙形成筒7は、鉄管を所要寸法に切断して円筒形に形成し、前記支持突起4 ,4に両端部を挿入して内面5と内面6と直角方向に横架して空隙Wを形成し、 表側の面2と背面3とを平行に設ける。さらに詳しくは、空隙形成筒7の内径は 前記支持突起4,4に挿入できる大きさの内径15〜25mmに形成することが望まし い。空隙形成筒7の長さは空隙Wの寸法を形成するので、例えば建築用ボード1 の所望厚さが100mmの場合、表側の面2及び背面3の厚さが3mmの場合には94mm に形成するとよい。
【0008】 左右の側面8,8及び天板9並びに底面10は前記空隙Wを有して対面する表 側の面2及び背面3の左右及び上下の端面の表面積の大きさに合わせて表側の面 2及び背面3と略同一厚さの約3〜5mmの鉄板、又はプラスチック板で形成して 直方体形に取付けることが望ましい。さらに詳しくは、側面8,8及び天板9並 びに底面10を表側の面2及び背面3に取付けるには、例えば図3に示す如く各 隅部の交差部にL字形の鉄板を当接し、溶接着することが望ましいが、螺子を挿 入し締め付けて螺着してもよい。縦方向組付け穴11,11,…は天板9及び底 面10に各表面より内面に向かって貫通し穿設する。横方向組付け穴12,12 ,…は左右の側面8に、各表面より内面に向かって貫通し穿設する。
【0009】
【実施例】 建築用ボード1は鉄板に代えて、例えば塩化ビニール等のプラスチック材で形 成してもよく、又空隙形成筒7もプラスチック材で形成してもよい。又支持突起 4は角柱形でもよく、この場合空隙形成筒7は中空の角柱形に形成する。又、縦 方向組付け穴11及び横方向組付け穴12を表側の面2及び背面3に穿設すると これを用いて更に連結がし易くなる。
【0010】 次に本考案を実施し使用する場合の一例を図4に基づいて述べると、縦方向に 積み重ねる場合は、縦方向組付け穴11,11に組付け用の楔Kを打ち込み、建 築用ボード1,1を互いに押しつけることにより縦方向に組付けることができる 。この場合楔には外周面に先尖の戻りを突設しているものを用いることが好まし い。さらに横方向に連結する場合は、横方向組付け穴12に楔を打ち込み横方向 から建築用ボード1,1を互いに強力に押しつけることにより横方向に簡単に連 結することができる。
【0011】 さらに2階、3階等の高層用壁面等を形成する場合には、図4に示す如く、建 築用ボード1が厚さ方向に嵌入できる1枚分、或は2枚分の厚さと略同寸法の内 幅の断面コ字形状に形成したボード嵌入受板Bで本考案品を上下から挾持するよ うにして使用すると積み重ねても一層強固に使用することができる。
【0012】
以上述べた如く本考案は、内部に大量の空気を保有する空隙を有すので遮音性 、断熱性能に勝れさらに組付け作業も簡単で即、頑強な建造物の壁面等が構成で きるので経済的効果も大きくそれに加えて耐火性にも勝れている。
【図1】建築用ボードの斜視図である。
【図2】建築用ボードの縦断した側面図である。
【図3】建築用ボードの縦断した正面図である。
【図4】建築用ボードの使用態様の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
1 建築用ボード 2 表側の面 3 背面 4 支持突起 5 内面 6 内面 7 空隙形成筒 8 側面 9 天板 10 底面 11 縦方向組付け穴 12 横方向組付け穴
Claims (2)
- 【請求項1】 鉄板で形成する表側の面2と背面3とを
対面せしめた各内面5,6の対向する一直線上の位置に
支持突起4,4,…を突設し、対向する支持突起4,4
に両端を挿入横架した空隙形成筒7により前記表側の面
2と背面3との間に一定幅の空隙Wを形成し、表側の面
2と背面3の左右の端面及び上下の端面に、側面8,8
及び天板9並びに底面10を被蓋して取付け、前記表側
の面2と背面3、左右の側面8、天板9、底面10とで
直方体形に建築用ボード1を形成し天板9と底面10及
び左右の側面8に縦方向組付け穴11と、横方向組付け
穴12を各々穿設せしめてなる建築用ボード。 - 【請求項2】 請求項1の建築用ボード1がプラスチッ
ク板で形成されていることを特徴とする請求項1記載の
建築用ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003074U JP3042167U (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 建築用ボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997003074U JP3042167U (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 建築用ボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3042167U true JP3042167U (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=43176673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997003074U Expired - Lifetime JP3042167U (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 建築用ボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042167U (ja) |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP1997003074U patent/JP3042167U/ja not_active Expired - Lifetime
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