JP3041881U - 容器カバー - Google Patents

容器カバー

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JP3041881U
JP3041881U JP1997002136U JP213697U JP3041881U JP 3041881 U JP3041881 U JP 3041881U JP 1997002136 U JP1997002136 U JP 1997002136U JP 213697 U JP213697 U JP 213697U JP 3041881 U JP3041881 U JP 3041881U
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cloth
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JP1997002136U
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Inventor
勇作 森下
Original Assignee
株式会社大志茂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の形状の容器に密着することができ、装
飾的美観を呈する容器カバーを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 伸縮性を有する布を円筒状に形成して、
容器に被覆させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、円筒状、円錐台状、角円筒状等の容器に、被覆させて使用する容器 カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、植木鉢は、草花や観葉植物等の植木をその姿を鑑賞するため栽培しておく 、底に孔をあけた形状を有する器であり、一般に粘土質であり釉薬をかけないも ので、比較的低温度で焼成したものが多く、その素地は、多孔質で機械的強度は 小さい。従ってその表面は、材質である粘度の焼成したものの色彩に限られる。 粘度の焼成の色は、土の色に近く、また、吸湿性があるため、湿気を呼び、苔が 付着する場合もある。そのため、屋外において、そのままの外観及び色調、質感 で、公園、庭先等の周辺に一体化して馴染む。しかし、植物によっては、外気よ り室内の一定した温度、湿度を好むもののあり、また、開花時期の美しさを身近 に楽しむために室内に設置する場合がある。この場合、植物を栽培してから時間 が経過した植木鉢は、日々の水やりにより水分や養分や外壁に付着したり、風雨 による植木鉢周辺の土の付着や、苔や微生物による着色等により、これらの汚れ を拭き取っても、外観が新品の時点よりも汚れている。このような植木鉢を室内 に設置する場合、本来植木鉢の外観は屋外に設置するものとの印象が強く、一般 に室内の調度品、装飾に調和しない場合が多い等、衛生面、外観的にも植木鉢の 形状のままでは、室内装飾品としては、外観、色調、質感等の点で、適さないと いう問題点かあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、植木鉢等を室内においても、違和感なく、室内装飾に調和し、美観上 、また衛生面、安全面からも、さらに経済的に適用することができる容器カバー の開発が待たれていた。そこで、本考案者は、上記の問題点を解決した容器カバ ーの開発のため、鋭意研究を重ね、本考案に想到するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
【0005】 本考案に係る容器カバーは、伸縮性を有する布を円筒状に形成し、円柱状、円 錐台状、角筒状等の容器に被覆させて、使用することを特徴とする。
【0006】 また、前記円筒状の布が、ラッセル編みで編まれていることを特徴とする。
【0007】 さらに、前記ラッセル編みによる布の、経糸が伸縮性を有することを特徴とす る。
【0008】 また、前記ラッセル編みによる布の、経糸及び緯糸が伸縮性を有することを特 徴とする。
【0009】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本考案に係る容器カバ ーの1例を植木鉢に被覆した斜視図である。
【0010】 図1において、本考案に係る容器カバー10は、ラッセル編みにより編まれた 布で構成されている。本考案に係る容器カバーを、植物を植えた植木鉢12に被 覆する(14)。容器カバーの横幅は、ラッセル編み機に掛けられた経糸の数及 びゲージによるが、使用する容器の高さに合わせて設定する。ラッセル編み機に よる横幅は、設定により、自在に変化させることができる。容器の高さより広い 幅にした場合、容器の底部、及び上部内側も被覆させることもでき、また、容器 の約2倍の幅を有する容器カバーを製作して、二重に重ねたうえで、容器のカバ ーとすることもできる。また、外周は、容器に密着させるため、容器の外周と同 一または外周以下であることが好ましい。ラッセル織りの布を容器の外周のうち 最小の外周またはそれ以下の外周を有するように、切断し、縫着・圧着・又は接 着等して、本考案に係る容器カバーを製作する。
【0011】 この伸縮自在の繊維を円筒状にした本考案に係る容器カバーは、植木鉢の外側 の汚れ等が人目に触れることを防ぐことができる。さらに、植木鉢の外形の質感 、色調に多様性を与えることができる。また、伸縮性のある布を使用することに より、台錘形、球形等、下部より中部、上部にかけて広がる形状または瓢箪型の ように凹みのある形状の容器であっても、表面の形状に密着して被覆することが できる。さらに、一旦被覆すると設置した状態では容器から外れず、また移動す る場合も、容器から外れることがない。また、着脱容易であって他のカバーに取 り替えることも容易であり、他のカバーにより、別異の質感、色調を楽しむこと ができる。さらに、布の保温性により、手で触れた場合の触感が温かく、柔らか い印象を与える。さらに、植木鉢の保護という面より、破損をある程度防ぐこと もできる。
【0012】 第2図は、本考案に係る容器カバーの要部拡大図である。この円筒状の布によ る容器カバーは、ラッセル編みで編まれている。ラッセル編みは、たてメリヤス の種類の1種であり、たてに伸びが少なく、それに比較してよこに伸びが多い。 よこ編みよりランしにくい網目構造であり、比較的経済的に安価に編み地を得ら れるものである。生地の厚さについては、よこ編みに比較し種々の厚さの生地を 作りうる編み方である。種々の繊維を使用することができ、厚さ、色彩、風合い 等において多様な布を製造することができる。
【0013】 図2−aは、緯糸にスラブヤーンを使用したものである。2色以上の糸を使用 してもよい。また、図2−bは、緯糸に平織の細いリボンを使用したものである 。共に経糸は、伸縮性のある繊維であるポリウレタンを使用している。
【0014】 緯糸の性質及び、繊維の太さにより、あるいは質感の有無により、網目の間隔 を調整する。布の伸縮性により、緯糸の間隔が容器の形状により変化して網目の 間隙から植木鉢の表面が見える場合、繊維の色調を、植木鉢の色調と調和させる と、視覚上美しいものとなる。また、密に織って、植木鉢の表面が透けて見えな い程度にすると、容器カバーのみの質感、色調を楽しむことができる。その他、 緯糸の種類、太さは限定されず、ループヤーン、ネップヤーン等の特殊より糸や 、リボン、平紐等、伸びても、糸の質感、量感を保てるような糸を使用すること が好ましい。
【0015】 さらに、緯糸を、消臭性や抗菌性を有する繊維とした場合、植物とともに植木 鉢に付着している、雑菌の増殖を防いだり、土や肥料の臭い、また植物特有の臭 いを消すこともできるため、装飾的美観の他、衛生面での利点がある。その他、 植物の活性に効果があるといわれている成分をマイクロカプセルに封入して、繊 維材料に混合して製造した繊維を使用すると、植物を長持ちすることができ、長 期間室内装飾として楽しむことができる。
【0016】 また、この布は、経糸が伸縮性を有するものが採用できる。上記ラッセル編み は、たてに伸びが少ないという特徴を有するが、このラッセル編みの経糸に伸縮 性のあるものを使用すると、たて方向にも自在に伸縮することができるようにな り、ラッセル編みのよこ方向を容器の高さ部分に使用して、円筒状に形成した本 考案に係る容器カバーは、植木鉢等の容器の側面が、たとえ平坦でなく不定型で あっても、伸縮性のために、側面に密着させることができ、一旦被覆すると設置 した状態では容器から外れず、また移動する場合も、容器から外れることがない 。また、着脱容易であって他のカバーに取り替えることも容易であり、他のカバ ーにより、別異の質感、色調を楽しむことができる。伸縮性のある経糸の素材は 、伸縮性を有するものであれば、基本的には限定されないが、たとえば、ポリウ レタン製、ナイロン製、ポリエステル製等がある。
【0017】 さらに、この布は、経糸及び緯糸が伸縮性を有するものも、採用することがで きる。前述のような縦方向に伸縮性がある容器カバーに、さらによこ方向におい ても、伸縮性の繊維を使用すると、更に、布全体の伸縮性が高まり、着脱容易性 や、密着性の他、繊維の密度を容器の表面において変化させることができ、色調 ・風合いの変化が複雑となり、デザイン上容器の外形を楽しむことができる。
【0018】 以上、説明した容器カバーは、ラッセル編み機による編み地であるが、本考案 は、この編み方に限定されず、上記繊維を使用して、他の編み方、織り方で製造 した布を使用してもよい。たとえば、編み方では、丸編みジャージや、靴下製造 の場合の編み方によれば、編み地が、円筒状に形成されているので、端部処理を すれば、ラッセル編みでは必要とする切断して後に縫製又は接着等をするという 工程を省くことできる。また、織り方には、平織、綾織等がある。また、伸縮性 の繊維を交織したり、また伸縮性のない繊維を使用してから、シャーリング加工 を行なう等、容器カバーの製品とした時点で、伸縮性を有していれば、特に限定 されない。また、伸縮性を有していれば、不織布、コーティング布等の特殊加工 製品であっても良い。これらの織り地は、切断面が編み地のようにほつれないの で、扱いやすい。
【0019】 以上、本考案に係る容器カバーについて説明したが、本考案はこれらの実施の 態様の1例に限定されず、たとえば、本考案の実施例は、植木鉢に限らず、屑籠 その他あらゆる容器にも適用することができる。例えば、図3は、角柱状のワイ ヤネット製の容器16、18に、本考案に係る容器カバーを設置した例である( 20、22)。ワイヤネット製の容器は、一般に冷たく、硬質で、無機質な印象 を受けることより、涼しげで夏の季節向きであるが、本考案に係る容器カバーを 設置した場合、例えば、容器カバーの布に、暖色系でボリュームのある糸を使用 すると、風合い、質感、色調により、温かく、柔らかい印象に変化し、冬の季節 の室内装飾として好適に使用することができる。
【0020】 また、屑籠や、整理箱のカバーとしても、利用することができ、また、花瓶や 果物入れ等の容器にも被覆して、その外観の変化を楽しむこともできる。
【0021】 その他、その趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良 、変更、修正を加えた態様で実施しうるものである。
【0022】
【実施例】
ラッセル編み機(たて編み機)を使用し、経糸に太さ90番手のポリウレタン ゴムを使用し、緯糸に太さ3.6番手のアクリル糸を使用して、おさ数2枚の条 件で、ラッセル編みによる14cm幅の布を作製した。この布を26cmの長さに切 断し、両端を、ミシンで縫着し、本考案に係る容器カバーを作製した。この円筒 状の形状をした容器カバーを、6号植木鉢に適用するように、被覆させた。
【0023】
【考案の効果】
以上、本考案にかかる容器カバーは、伸縮自在の布を使用して円筒状に形成し たもので、植木鉢の固定した外観・色調・質感を、被覆し、設置する周囲の環境 に合わせ、繊維の質感、色調により種々の装飾的外観を提供することができる。 また、上記装飾性の他、取扱いやすく、容器の保護機能も兼ね備え、取替え自在 であることより多様性を有し、さらに、安価に製造することができる経済性をも 有する有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る容器カバーの1の実施例の斜視図
である。
【図2】図2(a)は、図1に示す本考案にかかる容器
カバーの実施例の要部拡大図である。図2(b)は、本
考案にかかる容器カバーの他の実施例の要部拡大図であ
る。
【図3】本考案に係る容器カバーの他の実施例である。
【符号の説明】
10;本考案に係る容器カバーの1例 12;植木鉢 14;容器カバーの設置例 16、18;金属製の容器 20、22;本考案に係る容器カバーの設置例

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮性を有する布を円筒状に形成し、円
    柱状、円錐台状、角筒状等の容器に被覆させて、使用す
    ることを特徴とする容器カバー。
  2. 【請求項2】 前記円筒状の布が、ラッセル編みで編ま
    れていることを特徴とする請求項1に記載する容器カバ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記ラッセル編みによる布の、経糸が伸
    縮性を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載する容器カバー。
  4. 【請求項4】 前記ラッセル編みによる布の、経糸及び
    緯糸が伸縮性を有することを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載する容器カバー。
JP1997002136U 1997-03-27 1997-03-27 容器カバー Expired - Lifetime JP3041881U (ja)

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