JP3041262U - 包装体のシール構造 - Google Patents
包装体のシール構造Info
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- JP3041262U JP3041262U JP1997002022U JP202297U JP3041262U JP 3041262 U JP3041262 U JP 3041262U JP 1997002022 U JP1997002022 U JP 1997002022U JP 202297 U JP202297 U JP 202297U JP 3041262 U JP3041262 U JP 3041262U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- seal
- opening
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 袋口を密封するために比較的広幅でシールを
行う場合、この広幅シール部分に気泡がまんだら状に残
留するのを防止する。 【構成】 袋10の開口辺12を広幅でシール13した
包装体であつて、前記シール部分に、横幅3ミリ未満で
袋外部へのみ開口する複数本の未溶着毛細通路15を並
列に形成した。
行う場合、この広幅シール部分に気泡がまんだら状に残
留するのを防止する。 【構成】 袋10の開口辺12を広幅でシール13した
包装体であつて、前記シール部分に、横幅3ミリ未満で
袋外部へのみ開口する複数本の未溶着毛細通路15を並
列に形成した。
Description
【0001】
本考案は、熱可塑性プラスチックフイルム或は、熱可塑性材を内面にラミネー トしたアルミ箔などの袋を用いた包装体のシール構造に関する。
【0002】
一般に、極薄フイルム製の袋に比べると、厚みの大きいフイルム製の袋ほど、 その開口部に施すシールは広幅な傾向にあり、物によっては50ミリ幅のシール を施した袋を見掛けることがある。この傾向は美観を引き立てるためだけなのか 、それとも広幅シール部分を掴んで重量袋を運搬しやすくしようとするためなの か、当業者でもその理由は明確に答られない。しかし図2のごとく切り取り線1 に鋏を入れ、吐出通路2から内部の液剤などを絞り出す袋3では、その開口部に 施すシール幅4が細い幅だと、絞り圧を加えたときにシール5の懐部分6に存在 する液の圧力が吐出通路2を塞ぐ、という難点があるから、この種の袋では袋口 シールが広幅7でなければならない、という明確な理由が存在する。
【0003】
いずれにしても前記のごとき広幅シールの普及はあるが、袋口を一対のシール バーで挟圧して熱を加えるとき、広幅であるため挟圧面から空気が逃げきれず、 広幅シール内に気泡がまんだら状で残留するので、細幅シールを数段階に施す手 間が必要であった。
【0004】
本考案は気泡を残さないで広幅シールを施せるように、三方を封じた袋の開口 辺における2枚の開口面を溶着して広幅シールを行ったものであつて、該広幅シ ール13内に、横幅3ミリ未満で袋外部へのみ開口する複数本の未溶着状毛細通 路15を並列に形成して構成する。
【0005】
広幅シール内に形成した未溶着状毛細通路は、袋外部のみに開口し、袋内部に は未開口であるから、溶着のため袋開口面をシールバーで挟圧力を加えたとき、 挟圧面内の空気は前記毛細通路を通って袋外部に排出され、広幅シール部での空 気残留が防止される。
【0006】
図1は袋10の底側半分の図示を省略しているが、該袋は重ね合わせた2枚の 透明なフイルムの底縁(省略)及び両側縁11の三方辺をそれぞれ溶着すると共 に、開口辺12において2枚の開口面を梨地模様で表すように溶着して広幅シー ル13を施している。
【0007】 前記の広幅シール部分に形成した横幅14が3ミリ未満の複数本の毛細通路1 5は、対向するフイルムに熱及び圧力を加えず、未溶着な状態にすることによっ て形成でき、また前記各毛細通路15の間に、幅3ミリ未満の未溶着状バイパス 通路16を形成している。
【0008】 なお、前記毛細通路15及びバイパス通路16の幅を3ミリ未満としたのは、 これら通路に自然に埃が侵入するのを防ぐためであつて、これら通路に強制的に 針状物を突き入れない限り、フイルムは固有の剛性があるから、3ミリ未満の未 溶着だと、この未溶着部分が自然に開くことはなく、各毛細い通路15は、無秩 序に存在しようとする気泡に比べると並列で秩序もあり、美観もある。
【図1】 部分正面図
【図2】 従来例の説明図
10…‥袋 12…‥開口辺 13…‥シール 15…
‥未シール状毛細通路 16…‥未シール状バイパス通
路
‥未シール状毛細通路 16…‥未シール状バイパス通
路
Claims (2)
- 【請求項1】 三方を封じた袋の開口辺における2枚の
開口面を溶着して広幅シールを行ったものであつて、該
広幅シール13内に、横幅3ミリ未満で袋外部へのみ開
口する複数本の未溶着状毛細通路15を並列に形成した
包装体のシール構造。 - 【請求項2】 各毛細通路15間に、幅3ミリ未満の未
溶着状バイパス通路16を形成した請求項1に記載の包
装体シール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002022U JP3041262U (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 包装体のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002022U JP3041262U (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 包装体のシール構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3041262U true JP3041262U (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=43175796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997002022U Expired - Lifetime JP3041262U (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 包装体のシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3041262U (ja) |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP1997002022U patent/JP3041262U/ja not_active Expired - Lifetime
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