JP3041109U - 排水溝用の蓋体 - Google Patents

排水溝用の蓋体

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JP3041109U
JP3041109U JP1997001850U JP185097U JP3041109U JP 3041109 U JP3041109 U JP 3041109U JP 1997001850 U JP1997001850 U JP 1997001850U JP 185097 U JP185097 U JP 185097U JP 3041109 U JP3041109 U JP 3041109U
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JP1997001850U
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Inventor
貴之 柿沼
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貴之 柿沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通水性を保持しながらも、ゴミや小物等の落
下侵入を防止し、それに伴って清掃作業が不要となり、
また、履物が挟まったり、滑ったりすることによる怪我
を防止するとともに、景観を向上させ、計画的に街並の
創造をもなすことができ、メンテナンスも容易となる排
水溝用の蓋体とする。 【解決手段】 通水孔を底面に設け、側縁に受壁を立設
させたベース枠体を有し、そのベース枠体上に粉砕した
廃ゴムをバインダーと顔料で複合化したプレート体を載
置固定してあることとし、前記した廃ゴムは車両用タイ
ヤのリサイクル品としたこととする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は排水溝用の蓋体の改良に関する。
【0002】
【考案の背景】
従来、排水溝用の蓋体としては部分的に、あるいは全体的に雨水等の流入を 考慮して通水性を重んじた鉄亜鉛メッキ製の格子状としたものが使用されている 。この従来製品は当然のことながら目が粗いため通水性はよく、また、耐摩擦性 にも優れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の排水溝用の蓋体は目が粗い故に、ゴミや落葉等を はじめ、鍵、コイン、リング、等の小物が目を通って落下してしまうことも多く 、また、ハイヒールの踵や子供の足等が挟まってしまい怪我を誘発するものとも なっていた。加えて、外観上が単調なため、目立たず、逆に景観を損なうものと もなっていた。
【0004】
【考案の目的】
そこで、本考案は上記した従来の実情、問題点に着目してなされたもので、 かかる問題点を解消して、通水性を保持しながらも、ゴミや小物等の落下侵入を 防止し、それに伴って清掃作業が不要となり、また、履物が挟まったり、滑った りすることによる怪我を防止するとともに、景観を向上させ、計画的に街並の創 造をもなすことができ、メンテナンスも容易となる排水溝用の蓋体を提供するこ とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係る排水溝用の蓋体は通水孔を底面に 設け、側縁に受壁を立設させたベース枠体を有し、そのベース枠体上に粉砕した 廃ゴムをバインダーと顔料で複合化したプレート体を載置固定してあることを特 徴とし、前記した廃ゴムは車両用タイヤのリサイクル品としたことを特徴として いる。
【0006】
【作用】
かかる構成としたことにより、水はプレート体を通過して、ベース枠体の通 水孔を通り、排水溝へと導かれる。そして、表面がプレート体となっているため 、ゴミや小物等々の通過は抑えられ、清掃の必要性はなくなり、事故が生じる虞 もない。また、プレート体の構成上、種々の彩色や文字や図柄等の表出が可能と なって景観を著しく向上させ、街としての創造が自在になし得ることとなるので あり、プレート面は表裏逆転させての使用や交換も容易なため、メンテナンスも 楽になる。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案を実施 した排水溝用の蓋体の第一実施例を示す図、図2は同じくプレート体の平面図、 図3は同じくベース枠体の平面図、図4は同じく第二実施例を示す図、図5は同 じくプレート体の平面図、図6は同じくベース枠体の平面図、図7は同じく第三 実施例を示す図、図8は同じくプレート体の平面図、図9は同じくベース枠体の 平面図である。
【0008】 まず、図1乃至図3によって第一実施例を説明すると、図中1はFCD鋳鉄 で成形されたベース枠体を示している。このベース枠体1は長四角形板状とされ ており、その底面(板体部)2に通水用の角丸とした長孔3、3…が並列的(二 列)に穿設されている。そして、この長孔3、3…の内壁面3aは通水作用を補 助し、有効に導くよう下方へ向って挟まるテーパ面とされている。
【0009】 また、前記したベース枠体1の外周側縁には全体を囲む受壁4が一体に立設 されており、後述するプレート体を位置ずれすることがないよう嵌合受するもの としている。
【0010】 さらに、図中5は前記したベース枠体1の受壁4の内面に密に嵌合されるサ イズの長四角板状とされたプレート体であり、このプレート体5は粉砕した廃ゴ ム、特に車両用タイヤをチップ化して粉砕し、バインダーと顔料で複合化し、成 形したものである。そして、その厚さは、前記した受壁4の頂部よりも1mm程 度突出するものとされている。
【0011】 このプレート体5のベース枠体1への組み付けは、接着剤を使用してもよい が、後にプレート体5を反転し、裏面を表出させること等も考慮すると、弾性を 利用した圧嵌合が良策となる。
【0012】 次いで、図4乃至図6により、第二実施例を説明する。この図4乃至図6に あって図中6はベース枠体を示し、第一実施例と同様にFCD鋳鉄で略正方形状 に形成され、その底面(板体部)7には通水用の角丸とした長孔8、8…が穿設 されているもので、この長孔8、8…の内壁面8aもテーパ面とされている。
【0013】 このベース枠体6も外周側縁に受壁9が一体に立設されているが、この場合 、この受壁9の頂面から、外方へ突出し、端縁の上面をテーパ状に形成したフラ ンジ10が一体に形成されているもので、このフランジ10によって、排水溝の 開口へ掛止させることを可能としている。
【0014】 また、図中11は、第一実施例と同様の素材及び構造としたプレート体であ り、このプレート体11は、ベース枠体6の受壁9に嵌合する略正方形状とされ 、厚さはやはり受壁9の頂面より1mm程度突出するものとしている。
【0015】 さらに、図7乃至図8により第三実施例を説明する。図中12はベース枠体 を示しており、このベース枠体12はやはりFCD鋳鉄で成形された長四角形板 状となっている。この場合底面(板体部)13には、通水用の角丸とした長孔1 4、14…が並設穿設され、その長孔14の内壁面14aはテーパ面となってい る。
【0016】 このベース枠体12の場合、底面13の短手方向縁には、前記した長孔14 、14…の縦割りサイズとした切り欠き部15、15…が形成されており、ベー ス枠体12を複数枚長手方向に連接することで、その切り欠き部15、15…に よって通水孔を形成することを可能としている。
【0017】 また、この場合のベース枠体12は長手方向に沿って底面13の両側縁に受 壁16、16が立設されたものとされ、短手方向は前記したように開放され、長 手方向に沿った連接を可能としている。そして、受壁16、16の頂部には外方 へ向かって突出され、端縁上面をテーパ状としたフランジ17、17が形成され ているもので、このフランジ17、17によって排水溝の開口への掛止を可能と している。
【0018】 さらに、図中19は前記と同様の素材、構造としたプレート体であり、この プレート体19は幅を受壁16、16間に嵌合するものとしているが、長さは特 にこだわりなく、連接したベース枠体12、12…にも対応できるものとしてい る。また、厚さは受壁16、16の頂面より1mm程度突出するものとしている 。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る排水溝用の蓋体は上述のように構成されている。そのために、 通水性を保持したまま、色彩や模様を自在に創造して景観を向上させ、また、ゴ ミや小物等が落下してしまう虞もないものとしている。加えて、クッション性も よくなり、足元の引っ掛かりや滑りもなくなるので怪我をする虞もなく、メンテ ナンスも容易なものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した排水溝用の蓋体の第一実施例
を示す図である。
【図2】プレート体の平面図である。
【図3】ベース枠体の平面図である。
【図4】第二実施例を示す図である。
【図5】プレート体の平面図である。
【図6】ベース枠体の平面図である。
【図7】第三実施例を示す図である。
【図8】プレート体の平面図である。
【図9】ベース枠体の平面図である。
【符号の説明】
1 ベース枠体 2 底面 3 長孔 3a 内壁面 4 受壁 5 プレート体 6 ベース枠体 7 底面 8 長孔 8a 内壁面 9 受壁 10 フランジ 11 プレート体 12 ベース枠体 13 底面 14 長孔 14a 内壁面 15 切り欠き部 16 受壁 17 フランジ 19 プレート体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水孔を底面に設け、側縁に受壁を立設
    させたベース枠体を有し、そのベース枠体上に粉砕した
    廃ゴムをバインダーと顔料で複合化したプレート体を載
    置固定してあることを特徴とする排水溝用の蓋体。
  2. 【請求項2】 前記した廃ゴムは車両用タイヤのリサイ
    クル品としたことを特徴とする請求項1に記載の排水溝
    用の蓋体。
JP1997001850U 1997-03-04 1997-03-04 排水溝用の蓋体 Expired - Lifetime JP3041109U (ja)

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