JP3040820B2 - 選択的に作動可能なライター - Google Patents

選択的に作動可能なライター

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JP3040820B2
JP3040820B2 JP6511202A JP51120293A JP3040820B2 JP 3040820 B2 JP3040820 B2 JP 3040820B2 JP 6511202 A JP6511202 A JP 6511202A JP 51120293 A JP51120293 A JP 51120293A JP 3040820 B2 JP3040820 B2 JP 3040820B2
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valve actuator
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23QIGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
    • F23Q2/00Lighters containing fuel, e.g. for cigarettes
    • F23Q2/16Lighters with gaseous fuel, e.g. the gas being stored in liquid phase
    • F23Q2/164Arrangements for preventing undesired ignition
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23QIGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
    • F23Q2/00Lighters containing fuel, e.g. for cigarettes
    • F23Q2/28Lighters characterised by electrical ignition of the fuel
    • F23Q2/285Lighters characterised by electrical ignition of the fuel with spark ignition
    • F23Q2/287Lighters characterised by electrical ignition of the fuel with spark ignition piezoelectric

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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 関連出願の相互参照 本願は、「選択的に作動可能なライター(Selectivel
y Actuatable Lighter)」という名称に係る1991年7月
1日付米国特許出願第07/723,989号の一部継続出願であ
り、該米国特許出願第07/723,989号は、「選択的に作動
可能なライター(Selectively Actuatable Lighter)」
という名称に係る1990年11月6日付米国特許出願第07/6
09,668号の一部継続出願(放棄)である。また、この米
国特許出願第07/609,668号は、「選択的に作動可能なラ
イター(Selectively Actuatable Lighter)」という名
称に係る1988年9月2日付米国特許出願第07/239,734号
の継続出願であり、該米国特許出願第07/239,734号は19
91年3月26日付米国特許第5,002,482号として発行され
ている。また本願は、米国特許出願第07/609,668号の継
続出願である「選択的に作動可能なライター(Selectiv
ely Actuatable Lighter)」という名称に係る1992年7
月10日付米国特許出願第07/912,421号の一部継続出願で
もある。これらの4つの特許出願の各々は本願に援用す
る。
また本願は、「2方向に選択的に作動可能なライター
(Bidirectional Selectively Actuatable Lighter)」
という名称に係る1992年7月30日付米国特許第5,125,82
9号及び「ロッキング弁キャップを備えた選択的に作動
可能なライター(Selectively Actuatable Lighter Wit
h Locking Valve Cap)」という名称に係る1992年3月
3日付米国特許第5,092,764号にも関連する。またこの
出願は、それぞれ「選択的に作動可能なライター(Sele
ctively Actuatable Lighter)」という名称に係る同日
付の米国特許出願第07/965,958号、第07/965,831号及び
第07/965,832号にも関連する。これらの2つの米国特許
及び3つの米国特許出願は本願に援用する。
技術分野 本発明は、広くは、液体状態でリザーバ内に貯蔵さ
れ、次に弁手段に通され、最終的に火花又は他の同様な
手段により点火される例えばブタンのような燃料を使用
するライターに関する。より詳しくは、本発明は、弁ア
クチュエータの押下げを妨げ、弁ノズル(すなわち燃料
ノズル)からの燃料の放出及び/又は火花の発生を防止
し、これにより幼い子どもによるライターの操作を一層
困難にするという特徴を有するたばこ用ブタンライター
に関する。ライターのこの特徴はラッチを非干渉位置に
移動させることにより解除され、炎を発生させることが
できる点で優れている。
従来技術の説明 多くのライターが知られており、これらのうちの幾つ
かは、或る使用者によるライター操作を困難にするよう
に設計されている。これらの特徴の幾つかは、ライター
を正しい方向に向けなくては燃料源の点火ができないよ
うに設計された機構、燃料源供給弁を自動的に遮断する
ように設計された機構、及びいたずら保護構造に関する
ものである。
最近では、炎の本質的危険性を一般に理解できない人
によるライターの使用が容易に行えないようにしたもの
に関心が向けられている。このような人として通常考え
られるのは、5才未満の幼い子どもである。
Nittaの米国特許第4,784,601号は、燃料の流れを制御
するガスレバーの降下を防止するように位置決めでき
る、摺動可能なL形ストッパを備えたガスライターに関
する。このライターは、ストッパを外方に移動させて、
その垂直脚をライターハウジングの頂面から変位させる
ことにより操作できるようになる。摺動可能なL形スト
ッパは、ライターをロックしたいと望む度毎にそのロッ
キング位置に手で移動しなければならない。
Nittaの米国特許第4,784,602号は、燃料の流れを制御
するガスレバーの降下を防止するように位置決めでき
る、摺動可能なL形ストッパを備えたガスライターに関
する。このライターは、ストッパを内方に移動させて、
その垂直ピンをライターハウジングの表面の孔と係合さ
せることにより操作できるようになる。摺動可能なL形
ストッパは、ライターをロックしたいと望む度毎にその
ロッキング位置に手で移動しなければならない。
Nittaの米国特許第4,786,248号は、ライターハウジン
グ内に摺動可能に嵌合された親指ラッチを備えた圧電ラ
イターに関する。親指ラッチは、親指プッシャの押下げ
を妨げる位置及び妨げない位置に、手で摺動される。ラ
イターは、親指ラッチを手で非ロック位置に摺動さるこ
とにより操作できるようになる。ライターをロックする
には、使用者は、ライターの使用後に親指ラッチをその
ロック位置に手で摺動しなければならない。
Nittaの米国特許第4,904,180号は、ライターの使用後
に自動的にロック位置に戻るロック手段を備えた圧電ラ
イターに関する。ロック手段は、ストッパと、該ストッ
パを風防体の方向に押圧した状態に保つ板ばねとを備え
ている。ライターは、ストッパを風防体から離れるよう
に後方に引い後にのみ操作できる。ライターは、使用者
が一定の力を加えない限り、ストッパを後方に引いた位
置に維持することはできない。すなわち、ライターを非
ロック状態に維持するための手段は何ら設けられていな
い。
Fisherの米国特許第1,895,032号は、手動制御手段を
押下げてライターを操作できるようにするため、手動制
御手段をライターの肩部と係合しなくなるように移動で
きるライターに関する。制御手段は、ライターの使用後
に肩部と係合する位置に戻る。このライターは、使用者
が一定の力を加えない限り、制御手段を非係合位置に維
持することはできない。
Ciramiの米国特許第4,830,603号は、ロッキング機構
の一部が弁作動プッシュボタンの下に設けられ且つ一隔
室(燃料隔室に付属するけれども独立した隔室)内に延
びている構成のたばこ用ライターに関する。このロッキ
ング機構は、プッシュボタンを押下げる度毎に自己再ロ
ックする。より詳しくは、剛性の大きいばね鋼ワイヤの
一端が隔室内に確実に保持されている。ばね鋼ワイヤの
他端は、プッシュボタンの下面に設けられたチャンネル
内に延びたプローブを形成している。ロック状態におい
て、ばね鋼ワイヤは、プッシュボタンの下面の低い天井
との係合によりプッシュボタンの押下げを防止する。ラ
イターから外方に延びたループの形態をなすばね鋼ワイ
ヤの一部は、使用者がアクセスして適当に移動でき、こ
れにより、プッシュボタンの下面のチャンネル内でプロ
ーブを移動させることができる。
Morris,Sr.の米国特許第4,832,596号は、ガス弁作動
レバーと解放可能に係合するように摺動可能に取り付け
られたストッパ部材を備えたたばこ用ライターに関す
る。より詳しくは、ばね押圧されたストッパ部材が、慣
用的な使い捨てライターの頂部に摺動可能に取り付けら
れている。ストッパ部材は、その一端がガス弁作動レバ
ーの下に位置するように押圧され、ガス弁を開く方向へ
のレバーの移動を防止する。ひとたびストッパ部材がば
ねの押圧力とは逆方向に押されると、レバーが作動され
て、ライターのガス弁の下にある端部を外方に摺動させ
る。
Lovelessの米国特許第4,717,335号は、火花発生輪の
回転が制限される構成のたばこ用ライターに関する。よ
り詳しくは、火花発生輪は、ガス燃料が通るノズルに向
けて火花を飛ばす方向に回転され、これにより燃料に点
火し、ライターを作動させる。火花発生輪を逆方向に回
転させると、ノズルとは反対方向に火花が飛ぶ。火花発
生輪にはピン形構造体が取り付けられており、該ピン形
構造体は、ハウジング構造体との接触により火花発生輪
の回転を360゜以下に制限する。かくして、火花は、実
際に、試みた回転方向及びハウジング構造体に対するピ
ン形構造体の位置に基づいて発生される。理論的には、
ひとたびライターが操作されて燃料に点火され且つピン
形構造体がその全移動経路を横切ると、ピン形構造体が
ハウジングと接触するようになるのでライターの次の作
動が妨げられ、燃料ノズルの近傍での火花の発生を防止
する。
いずれもNeyretの米国特許第4,028,043号及び第4,04
9,370号は、ライターの火花発生輪、燃料ノズル又は押
下げ可能な弁作動部材を部分的に包囲する販売前のいた
ずら保護機構に関する。これらの販売前のいたずら保護
機構は、脆いウェブによりライターハウジングに取り付
けられており且つライターの販売後に購入者により除去
されて、火花発生輪、燃料ノズル及び/又は押下げ可能
な弁アクチュエータ部材を露出する。しかしながら、こ
のような販売前のいたずら保護機構は、購入者が最初に
一旦除去した後は価値が減じられてしまう。
Tamarinの米国特許第3,547,566号及びLockwood等の米
国特許第3,899,286号は、反転位置でのライターの操作
を禁じるすなわち防止する方向検知機構を備えたライタ
ーに関する。残念ながら、この機構は、規定方向での作
動を防止するに過ぎないため、ライターをいたずらする
幼い子どもにとって充分な効果は得られない。
Jhonstonの米国特許第4,921,420号は、慣用的な点火
手段から物理的に分離される解放手段を備えた使い捨て
ライターに関する。このライターは、ひとたび解放手段
が解放されたときにのみ作動できる。解放手段と慣用的
な点火手段とを分離する距離は、小さな子どもによるラ
イターの操作を困難にするため、充分に大きくなるよう
に意図されている。
Fujitaの米国特許第5,074,781号は、押下げ可能な弁
アクチュエータを押下げてライターを操作できるように
するにはライターの一側に向かう特定方向に回転しなけ
ればならないロック部材を備えたたばこ用ライターに関
する。
Fremundの米国特許第5,076,783号は、ロッキング部材
と接触するところでライターの反対側端部に延びている
垂直ロッドに連結された押下げ可能な弁アクチュエータ
を備えたライターに関する。弁アクチュエータを押下げ
ることができるようにするには、ロッキング部材を最初
に変位させなくてはならない。
Floriotに与えられた米国特許第5,090,893号が、摺動
部材を有するライターに関するものであり、この摺動部
材は、第1の位置にある場合には、弁アクチュエータの
押し下げを防止する。この摺動部材は、弁アクチュエー
タを押し下げることのできる第2の位置へと摺動して移
動することができる。この摺動部材は、垂直方向の運動
をすることができない。加えて、この摺動部材は、第1
の位置にある場合には、ライターから突出している。
或る使用者によるライターの操作をより困難にするよ
う設計された多くの機構は、不必要に複雑であり、それ
らの製造には困難があり、使用中に機械的な故障する公
算が高く、及び/又は追加の構成要素をライターに組み
込むことを要する。
例えば、或る装置に用いられた特定の構成は、かかる
機構を収納するようハウジングは十分大きいという要件
のため、ライターのハウジングの形状及び大きさを限定
するものである。比較的容易に破損する機構もあれば、
十分に信頼できない装置もある。例えば、比較的容易に
使いつぶされ又は外れてしまう機構がある。或る装置
は、右利き及び左利きの使用者双方に等しく適合してお
らず、また或る装置は、ライターを稼働させるには使用
者による作動が必要な不便な形状及び配置になったレバ
ー又はノブを含んでいる。或る装置は、ライターの使用
後、使用者がライターを手でロックすることを必要とす
る。更に、これらの装置のうちの或るものは、機構の作
動後、炎を生じさせるためにライターを操作する前に、
操作する者の手中で位置変えをすることを要する。例え
ば、或るライターは、ライターの操作がし難くなるよう
な、弁作動手段から十分に離れて位置する作動可能な手
段、又はライターの弁作動手段とは別の側に位置する作
動可能な手段を含んでいる。
理解されようが、「チャイルドプルーフ」ライター自
体の開発は、多分実行不可能であろう。せいぜい、合理
的に求められることは、子どものいたずらに耐える能力
を高める特徴をもつライターを創出することである。し
かしながら、どれほど「子どものいたずらに耐える」か
は、多くのファクタ及び環境に基づいて定まるであろ
う。それにも係わらず、子どものいたずらに耐える能力
を高める特徴をもつ全てのライターが幼い子どもに関す
る制限を有し、このようないかなるライターも両親又は
大人に安全についての間違った考えを与えるものではな
い。このため、両親又は大人は、ライター取扱いの注意
深さに欠けるようになるか、幼い子どもがライターにア
クセスできるようにする。また、このようなライター
は、大人が別の形態の点火具すなわちマッチ(マッチは
本質的にライターより危険であると一般に考えられてい
る)を使いたくなるようにするほど点火が困難であって
はならない。
本発明は、使用者が親しみ易く且つ大人が操作できる
けれども、幼い子ども(5才未満の子ども)がライター
を操作するには大きな困難性を与えるように、選択的に
作動される信頼性のある炎発生ライターに関する。
発明の概要 本発明は、通常はラッチ位置にあり、且つ、ライター
を操作することができる非ラッチ位置すなわち非干渉位
置に移動することができる弁アクチュエータを有する選
択的に作動可能な炎発生ライターに関する。更に詳しく
は、弁アクチュエータは、押し下げることができないそ
のラッチ位置から、押し下げることができ、それによっ
て、燃料を流出させることができる非ラッチ位置に内方
に摺動することができる。弁アクチュエータは、使用者
が外力を加えることなくそのラッチ位置および非ラッチ
位置に保持されることができる。弁アクチュエータがそ
の非ラッチ位置に移動された後は、弁アクチュエータの
押し下げ、および、解放によって弁アクチュエータのそ
のラッチ位置に復帰する。
本発明の或る特定の実施態様は、ハウジング、燃料を
選択的に放出するための弁手段及び燃料を点火する手段
を有する種類の改良されたライターに関するものであ
り、このライターにおいては、改良は、弁アクチュエー
タを押し下げることができない第1の位置から、弁アク
チュエータを押し下げることができ、それにより、ライ
ターの稼働ができるようにする第2の位置へと移動する
ことができる押し下げ可能な弁アクチュエータを包含す
るものである。
好ましいことには、第2の位置は、第1の位置の内側
であり、弁アクチュエータは、外力をかけることなしに
第2の位置に保持される。加えて、弁アクチュエータを
押し下げて解放した後、弁アクチュエータは、自動的に
その第1の位置に復帰する。弁アクチュエータは、その
第1の位置から第2の位置への唯だ一つだけの経路に沿
って移動することができ、この単一の経路は、右利きの
使用者にも左利きの使用者にも等しく適している。
このライターの好ましい実施態様は、弁アクチュエー
タが第2の位置で押し下げられた際に、弁アクチュエー
タに対してその第1の位置に向けて外方にカム作用を与
えるためのカム手段を、更に備えている。このライター
は、弁アクチュエータが第1の位置にある場合には弁ア
クチュエータの押し下げを防止する干渉部分も含んでい
る。好ましいことには、弁アクチュエータは、第1の組
み合い構造体を含み、ライターは、第2の組み合い構造
体を含んでおり、第2の組み合い構造体は、弁アクチュ
エータが押し下げられて解放された後、第1の組み合い
構造体に賦勢力をかけ、この賦勢力は、弁アクチュエー
タをその第1の位置に向けて外方に賦勢する。
燃料を点火するための手段は、火打ち石材料及び火打
ち石材料と選択的に摩擦接触するよう位置決めされ配置
された歯付面を有する回転可能な火花発生ホイールを備
えているのがよい。或いはまた、燃料を点火するための
手段は、圧電火花発生手段のような電気的火花発生手段
を備えているのもよい。
本発明の他の実施態様は、許可されていない使用を防
ぎ、通常はラッチ状態に保持されている炎発生ライター
に関するものであり、このライターは、ハウジングと;
点火する燃料を供給する燃料供給手段と;燃料の流れを
制御するための弁手段と;通常は燃料の流れを防ぎ、燃
料供給手段から燃料が流出できるようにするよう押し下
げ可能な弁アクチュエータであって、弁アクチュエータ
が非干渉位置に移動した後のみ押し下げ可能な弁アクチ
ュエータとを備えている。この実施態様では、弁アクチ
ュエータの非干渉位置へと向う内方への運動が、弁アク
チュエータを押し下げることができるよう、弁アクチュ
エータの干渉部分が、移動してハウジングの干渉部分と
整列を外れることを可能にする。
また本発明は、選択的に燃料を放出する弁手段と、燃
料に点火する手段と、燃料を放出させるべく弁手段を作
動させる弁アクチュエータ手段とを有し、弁手段は燃料
ノズルを備えており、該燃料ノズルは弁アクチュエータ
手段により上方に持上げられると燃料を放出する形式の
改良形ライターにおいて、弁アクチュエータが最初に作
動されるときに燃料ノズルをその下方位置に維持してお
く補償ばねを有することを特徴とする改良形ライターに
関する。補償ばねは、燃料ノズルを下方に押圧すべく弁
アクチュエータ手段と燃料ノズルの部分との間に配置さ
れている。補償ばね手段は金属コイルばねであるのが好
ましい。燃料ノズルは、弁アクチュエータ手段により通
常下方に押圧されているのが好ましい。
他の好ましい実施例では、このライターが、弁アクチ
ュエータ手段の作動を通常妨げるように位置決めされる
干渉手段と、該干渉手段が弁アクチュエータ手段の作動
を妨げるように通常位置決めされるとき、弁アクチュエ
ータ手段の移動を補償するための補償ばね手段とを有し
ている。
このライターを作動させるには、或る程度の器用さ
と、集中力を加えること並びに多方向に一定順序で複数
の力を加えることが必要である。また、ライターの作動
には、或るレベルの理解能力が必要である。
また、本発明のライターは受動ラッチライターであ
る。優れた点は、押下げられた弁アクチュエータがひと
たび解放されると、ライターが自動的にそのラッチ状態
に戻ることである。したがって、ライターは、燃料の流
出及び炎の発生を防止する休止状態すなわち使用不可状
態に維持される。
有利には、本発明のライターは、ラッチ/非ラッチ構
造をもたらすのに追加の構成要素を組み入れることを必
要としない。
また、本発明のライターは受動ラッチライターであ
る。優れた点は、押下げられた弁アクチュエータがひと
たび解放されると、ライターが自動的にそのラッチ状態
に戻ることである。したがって、ライターは、燃料の流
出及び炎の発生を防止する休止状態すなわち使用不可状
態に維持される。
このライターは、右利きの使用者だけでなく左利きの
使用者による使用も、同様に比較的容易に、できるよう
になっており、右利きの使用者及び左利きの使用者の何
れによっても同様に作動される。更に、使用者は、弁ア
クチュエータを押し下げるのに用いるのと同じ指で、使
用者の手中でライターの位置変えをする必要なしに、そ
のラッチ機構操作することができる。
図面の簡単な説明 本発明の上記及び他の目的、特徴及び長所は、本発明
の以下に述べる詳細な説明から容易に明らかになるであ
ろう。
第1図は、ラッチ状態にある本発明の選択的に作動可
能なライターの好ましい実施例を示す部分斜視図であ
る。
第2図は、ラッチ状態にあるラッチを示す第1図のラ
イターの部分断面図である。
第3図は、第1図及び第2図に示した弁アクチュエー
タ及びラッチを示す分解図である。
第4図は、第3図に示した弁アクチュエータの底面図
である。
第5図は、第3図に示したラッチの底面図である。
第6図は、本発明を適用できる圧電ライターであっ
て、開位置で示された任意のスイッチ及び火花の発生及
び燃料の流出を防止するラッチ位置で示されたラッチ手
段を備えた圧電ライターを示す概略図である。
第7図は、第6図の圧電ライターのスイッチが閉位置
にあり且つラッチ手段が非ラッチ状態にあって、炎が発
生しているところを示す概略図である。
第8図は、ラッチがその非ラッチ位置にあって、弁ア
クチュエータの押下げを許容し、弁の開放及び燃料ノズ
ルを通るガスの放出が可能な非ラッチ状態にあるライタ
ーの好ましい実施例の斜視図である。
第9図は、弁アクチュエータが押下げられた位置にあ
り且つ弁が開放していて炎が発生しているところを示す
第8図のライターの斜視図である。
第10図は、弁アクチュエータの押下げ及び作動を防止
するラッチ状態にあるライターの好ましい実施例の部分
断面図である。
第11図は、弁アクチュエータが押下げられておらずラ
イターの作動準備が整った非ラッチ状態にあるところを
示す第10図のライターの部分断面図である。
第12図は、弁アクチュエータが完全に押下げられて、
燃料の流出ができる部分的な非ラッチ状態にあるところ
を示す第11図のライターの部分断面図である。
第13図は、第12図のライターを更に詳細に示す部分断
面図である。
第14図は、弁アクチュエータが完全に押下げられ且つ
解放された後の状態を示す第12図のライターの部分断面
図である。
好ましい実施例の詳細な説明 最初に第1図を参照すると、使用不可状態すなわち休
止状態にある本発明のライター10が示されており、該ラ
イター10は、主本体部12と、押下げ可能な弁アクチュエ
ータ14と、歯付き面19を備えた火花発生輪組立体18とを
有する。優れた点は、使用不可状態が、弁アクチュエー
タ14がラッチ位置にあり、押し下げることができないよ
うなラッチ状態でもあることである。例示的には、ハウ
ジング12の干渉部分(図示せず)にとって与えられる干
渉が、弁アクチュエータがそのラッチ位置にあるときに
弁アクチュエータの押し下げを防止する。弁アクチュエ
ータ14を押下げると、燃料が、燃料ノズルを通って流れ
且つ火打ち石と摩擦係合する火花発生輪組立体18の歯付
き面19により発生される火花により点火される。弁アク
チュエータ14ががその図示の休止位置すなわち使用不可
位置から非干渉位置に位置決めされない限り、弁アクチ
ュエータ14を押下げようといかに試みても、燃料が流れ
ることはなく且つライターを作動させることはできな
い。第1図及び第2図に示す弁アクチュエータ14の位置
は、通常状態の下での「使用不可位置(“default posi
tion")」として最も良く特徴付けられる。
認められるように、弁アクチュエータ及び弁アクチュ
エータが干渉即ちラッチ位置と非干渉即ち非ラッチ位置
との間で可動なハウジングに関して種々の態、形状及び
相対的配置がある。本発明を、弁アクチュエータがその
ラッチ位置にある場合には、弁アクチュエータを押し下
げることはできないが、弁アクチュエータを非ラッチ位
置に移動させた後は、押し下げることのできる好ましい
実施態様に関して説明する。説明的には、弁アクチュエ
ータのそのラッチ位置からその非ラッチ位置への移動
は、ほぼ弁アクチュエータの内方への摺動からなる。認
められるように、理解を容易にするため、弁アクチュエ
ータのかかる内方への運動は、弁アクチュエータのあら
ゆる部分のあらゆる内方への運動又はその運動の成分を
含むものと見做す。弁アクチュエータは、使用者によっ
てその非ラッチ位置に移動された後は、非ラッチ位置に
保持されるのが好ましく、使用者が弁アクチュエータを
押し下げて解放すると、自動的にそのラッチ位置に戻る
のが好ましい。
一般に使用者は、慣用的なライターの主本体部を手の
中に保持し、親指で火花発生輪をほぼ弁アクチュエータ
の押下げ可能面に向かう方向に回転して火花を発生さ
せ、且つ弁アクチュエータを押下げて燃料が燃料ノズル
すなわち弁ノズルを通って流れ得るようにする。火花発
生輪により発生された火花が燃料を点火する。これは、
使い捨てライターを含む殆どのライターについての慣用
的な構造である。
第2図を参照すると、ラッチ状態にある第1図のライ
ターの断面が描かれている。より詳細には、弁アクチュ
エータ14が、側壁部13(第1図参照)の間に取り付けら
れており、側壁部は、例示的に、本体部12の側壁の延長
部からなる。例示的には、弁アクチュエータ14は、側壁
部13に枢着されている。好都合なことには、弁アクチュ
エータの延長部を受容するよう、細長い孔部13A(第1
図参照)が各々の側壁部13に形成され、それにより、弁
アクチュエータの内方及び外方への摺動のほかに、弁ア
クチュエータの孔部の回りの回動も可能にしている。孔
部13Aは、種々の形状、例えば、湾曲形状部を有する細
長い孔部の形状をとることができ、この場合には、弁ア
クチュエータの孔部内での摺動が、弁アクチュエータ延
長部の上方及び/又は下方への運動に帰着する。認めら
れるように、孔部13Aは、弁アクチュエータの運動を制
限する。弁アクチュエータ14は、弁ハウジング28内に摺
動可能に支持された中空な燃料ノズル20に取り付けられ
ている。中空な燃料ノズル20は、弁アクチュエータ14の
スロット等の開口内に、フランジ21、補償ばね手段11及
びフランジ延長部23Aによって保持されている。フラン
ジ21及びフランジ延長部23Aは、各々、ノズル20が弁ア
クチュエータ14のスロットを滑り抜けるのを防止するの
に十分な大きさを有し、かかる滑り抜けを防止するよう
な形態になっている。加えて、ばね手段11は、第2図に
示すように、フランジ21が燃料ノズル20に取り付けられ
ているように燃料ノズル20に取り付けられたフランジ23
によって保持されている。圧縮ばね手段30が、弁アクチ
ュエータ14の下にあって、燃料ノズル20を、下方に弁ハ
ウジング28及び本体部12内に付勢する。特に、圧縮ばね
30は、弁アクチュエータ14がフランジ23に力を与えるば
ね手段11に力をかけるようにし、それにより、燃料ノズ
ル20を下方に弁ハウジング28及び本体部12内に付勢し、
燃料がノズルを通って流れることを防止する。加えて、
ノズル20近傍における弁アクチュエータ14の下方への運
動が、弁アクチュエータ14の下側とフランジ延長部23A
との間の接触によって制限される。かかる実施態様で
は、弁アクチュエータ14は、燃料を噴出させるため、フ
ランジ21に力を加えることによりノズル20を持ち上げる
のに使用される。弁組立体(十分には示さず)が、ノズ
ル20の凹んだ端部の近くに位置し、弁アクチュエータ14
が押し下げられてノズル20が持ち上げられた時にのみ、
燃料がノズル20を通って流れることができるようにして
いる。
理解されようが、一般に弁アクチュエータ14を作動す
ると、ノズル20の近傍で弁アクチュエータ14が上方に移
動される。しかしながら、第2図に示す実施例では、ノ
ズル20の近傍での弁アクチュエータ14の初期上方移動中
は、ノズル20は、補償ばね手段11の作用により下方に留
まっている。より詳しくは、ノズル20の近傍での弁アク
チュエータ14の頂面がフランジ21と接触するのに充分な
大きさで、弁アクチュエータ14弁がノズル20の近傍でひ
とたび上方に移動したときにのみ、ノズル20が上方に移
動する。優れた点は、ライターがラッチ状態にあるとき
に弁アクチュエータを押下げても、例えば弁アクチュエ
ータの干渉部分14Aとハウジングの干渉部分12Aとの間の
ギャップにより、ノズル20の近傍で弁アクチュエータを
上方に移動できるけれども、燃料ノズルのいかなる上方
移動も生じないことである。したがって、ライターがラ
ッチ状態にあるときに弁アクチュエータを押下げても燃
料が放出されることはない。理解されようが、補償ばね
のこのような使用は、ラッチされた弁アクチュエータの
幾分かの押下げを許容するギャップ(このギャップを設
けないと、弁アクチュエータのこの押下げによって燃料
が放出されてしまう)が設けられたライターに好ましい
ものである。
ライター10は更に火打ち石22を有し、該火打ち石22
は、主本体部12の火打ち石/ばねハウジング29により形
成されたボア24内に取り付けられる。火打ち石22は、ば
ね26により火花発生輪組立体の歯付き面19に向かって押
圧される。歯付き面19(該歯付き面19は適当に硬化する
のが好ましく且つ該歯付き面19には火打ち石22が押圧さ
れる)を備えた火花発生輪組立体18は、慣用的な方法
で、両側壁部延長部13間で回転できるように取り付けら
れている。歯付き面19は、火花発生輪組立体18を回転し
たときに歯付き面19が火打ち石22を擦って火花を発生さ
せる歯を形成する適当なギザギザを有する。また、火花
発生輪組立体18は、使用者の指により該組立体18を容易
に回転できるようにするための適当なギザギザを有して
いる。
主本体12は内部チャンバ15を形成しており、該チャン
バ15には、弁の制御下で燃料ノズル20を通って流れるガ
ス状媒体を形成すべく慣用的な方法で気化できるブタン
のような燃料9が充填されている。主本体12は任意の適
当な構造材料(単一又は複数)から構成でき、プラスチ
ック材料から構成するのが好ましい。シールド32(金属
から構成するのが好ましい)が設けられており、該シー
ルド32は炎の周囲の風防体として機能し、これにより燃
料の点火を補助する。
理解されようが、主本体12は、概略的にいえば、弁ア
クチュエータ及びばね、火花発生輪組立体、火打ち石及
びばね、弁手段を除くライターのあらゆる部品、部分、
構造又は下地構造を含んでいる。したがって、ハウジン
グとして説明されるものは、このようなあらゆる部品、
部分等を含むものと考えられる。
再び第2図を参照すると、ラッチ状態の弁アクチュエ
ータ14が描かれており、この状態においては、ハウジン
グ12の干渉部分12Aが、弁アクチュエータ14と干渉して
弁アクチュエータ14が押し下げられることを妨げるよう
な位置及び形態になっている。より具体的には、弁アク
チュエータ14を押し下げようとすると、弁アクチュエー
タ14の干渉部分14Aが、ハウジング12の干渉部分12Aと接
触し、それにより、弁手段の作動を防止し、したがっ
て、燃料の放出を防止する。第10図〜第14図に関連して
論述するように、弁アクチュエータ14は、弁アクチュエ
ータ14の延長部が、孔部13A内におけるそれらの行程の
限界に達するまで、内方に移動することができる。加え
て、かかる内部位置で、弁アクチュエータ停止部14B
が、ハウジング12内に例示的に形成されたカム手段12B
と接触するのが好ましい。かかる内部位置では、弁アク
チュエータの干渉部分14Aは、ハウジングの干渉部分12A
と最早整列しておらず、そのため、弁アクチュエータ14
の押し下げが可能であり、弁アクチュエータに燃料ノズ
ル20を持ち上げさせるための弁アクチュエータの干渉部
分14Aの十分な下方への運動が可能である。ライターを
作動させることを所望する使用者は、先ず、弁アクチュ
エータの干渉部分14Aを、ハウジングの干渉部分12Bと脱
干渉させなければならない。これは、使用者が、干渉部
分14Aが干渉部分12Aとの整列を外れて移動するように、
弁アクチュエータ14を内方に移動させることにより行な
われる。第10図〜第14図に関連して論述するように、使
用者が、弁アクチュエータ14を十分内方に移動させる
と、弁アクチュエータは、使用者が弁アクチュエータを
押し下げて解放するまで、その非ラッチ位置で内部にと
どまる。
今、第3図を参照すると、ここには弁アクチュエータ
14がかなり詳細に示されている。弁アクチュエータ14
は、指押下げ可能面31、延長部36、ボア38のようなノズ
ル開口、及び保持手段37を有する。このような保持手段
は、例えば、弁アクチュエータの各側に1つずつ配置さ
れた2つのチャンネルからなる。延長部36は本体部12の
側壁部13のボアと係合し、延長部36の回りで弁アクチュ
エータが枢動できるようにする。ボア38は、フランジ21
と23との間の燃料ノズル20の部分を受け入れ且つ掴むこ
とができるようにする。
弁アクチュエータ14は、ライターの寿命中、絶えず、
弁アクチュエータ14の干渉部分14Aとハウジング12の干
渉部12Bとの適正な相対位置決めを確保できるように、
充分な寸法的安定性及び剛性を有する材料から構成され
ている。アクチュエータ14は、亜鉛又はガラス充填形ポ
リエーテルイミドから構成するのが好ましい。弁アクチ
ュエータ14を構成できる他の材料として、例えば、アル
ミニウム、ポリエーテルスルホン等の他のガラス充填形
ポリマー並びにこれらの材料の組合せがある。
第2図に戻って参照すると、ライターには、組み合い
構造体39が備わっている。かかる組み合い構造体は、弁
アクチュエータの組み合い構造体37と噛み合うような形
状、形態、配置になっている。かかる組み合い構造体39
は、ハウジング12に関して動かないことが好ましく、例
示のように二つの突起39A及び39Bを備えているのが好ま
しい。
認められるように、組み合い構造体37及び39は、種々
の形状、配置及び態をとることができる。それら組み合
い構造体の具体的構造は、本発明にとって重大なもので
はない。加えて、各々の構造体37及び39は、任意の妥当
数の別個の構造体を備えることができる。やはり認めら
れるように、組み合い構造体37と組み合い構造体39との
相互作用は、ライターをその非ラッチ状態だけでなくラ
ッチ状態に保持するのを容易にする。
14Aとともに弁アクチュエータの組み合い構造体37の
凹み37A及び37Bを示す図である。加えて、第4図は、弁
アクチュエータの組み合い構造部40を示している。かか
る組み合い構造部は、例示的に二つの部分40A及び40Bを
備えている。
第5図を参照すると、第3図の弁アクチュエータ14の
下側の眺めが描かれている。弁アクチュエータ14の部分
35が、第2図に示すように、ばね30を受けるようになっ
ており、種々の形態、例えば、突起部材、そのほか、部
分的に弁アクチュエータ14にくい込んだ凹み又は孔等の
形態をとることができる。燃料ノズルは、例示的に、ノ
ズル開口38の巾よりも大きな直径を有する燃料ノズルフ
ランジ21及び23並びにばね手段11(第2図参照)によっ
てノズル開口38内に保持されている。
第6図は、本発明を適用できる圧電形ライターを概略
的に示すものである。圧電形ライターは、ハンマー/燃
料放出手段64と、火花発生手段66と、任意の電気遮断ス
イッチ68と、干渉手段70と、弁手段71とを有する。この
圧電形ライターは、本発明にしたがって作動する干渉手
段70が設けられているためハンマー手段64の押下げが防
止される点を除き、慣用的な方法で作動する。例えば、
このようなラッチ手段は火花の発生を防止するラッチで
構成される。より詳しくは、ラッチ手段70は、エネルギ
源と火花発生手段とを電気的及び/又は機械的に遮断す
ることにより火花の発生を防止することができる。別の
構成として、ラッチ手段は燃料の流れのみを選択的に防
止するように構成できるし、或いは火花の発生及び燃料
の流れの両方を選択的に防止するように構成することも
できる。第6図に示すように、干渉手段70がハンマー手
段64の作動を防止するように位置決めされているので、
ライターはラッチ状態にある。また、任意のスイッチ68
が開位置又は閉位置にあるところが示されている。
第7図は、第6図の圧電形ライターが非ラッチ状態に
あるところを概略的に示すものである。より詳しくは、
ハンマー手段64は、ハンマー手段64を作動できるように
干渉手段70に対して位置決めされている。また、スイッ
チ68は閉位置すなわちオン位置にあるところが示されて
いる。理解されようが、任意のスイッチ68を組み込む
と、燃料に点火するには、スイッチ68を閉じ且つハンマ
ー手段68を非ラッチ状態にする必要がある。
本発明は、ライターが付勢された後、より詳しくは弁
アクチュエータが押下げられ且つ解放された後に、ラッ
チをそのラッチ位置に自動的に戻すことが優れた点であ
る。また、本発明は、アクチュエータ組み合い構造37
と、ハウジング組み合い構造39との干渉が、第2図およ
び第10図−第14図に示されているカム手段12が行うよう
に、かかる自動的な復帰を容易にする。
本発明の操作にあっては、第1図、第8図及び第9図
に示すように、使用者は、最終的に弁アクチュエータ14
の押し下げ及びアクチュエータの下方への移動ができる
ようにするため、弁アクチュエータ14の干渉部分14Aを
十分に変位させてハウジング12の干渉部分12Aとの脱干
渉から外すよう(第2図参照)、先ず、弁アクチュエー
タ14を内方に移動させなければならない(第8図参
照)。弁アクチュエータ14を非干渉位置に保持するのを
容易にするためには、第11図に関連してより詳細に説明
するように、弁アクチュエータ14を十分内方に変位させ
なければならない。
加えて、弁アクチュエータを十分内方に変位させる
と、弁アクチュエータ停止部14Bが、カム手段12Bと当接
又はほぼ当接し、弁アクチュエータの延長部36は、第2
図において最もよく分るように、孔部13Aによって画定
されるそれらの行程の限界に到達する。したがって、カ
ム手段12Bは、停止部材としても機能して弁アクチュエ
ータ14の内方への運動を制限し、使用者へのフィードバ
ックをもたらすことができる。認められるように、弁ア
クチュエータの内方への運動を制限するのに、他の構成
要素又は部分を用いることができる。弁アクチュエータ
14のかかる変位は、ライターを、第8図に示すような非
ラッチ状態にするものである。この状態での弁アクチュ
エータ14の押し下げ及び火花発生輪組立体18の適当な回
転が、ライターを稼働させるとともに、弁アクチュエー
タ14の一部を、第9図に示すように、下方に進行させ
る。特に、そのようにして生じた火花は、弁アクチュエ
ータ14がノズルを持ち上げることにより弁を作動させた
時に、燃料ノズルから放出させることのできる気体燃料
を点火する。ノズル近傍の弁アクチュエータ14の持ち上
げ作用は、燃料を燃料チャンバーから放出させ、それに
より、気体媒体としての燃料がノズルを通って流れ、か
かる燃料の続いての燃焼を可能にする。
加えて、弁アクチュエータ14の表面31の押し下げは、
弁アクチュエータを、外方にそのラッチ位置へと移動さ
せる。より具体的には、弁アクチュエータが下方に付勢
されると、弁アクチュエータ停止部14Bは下方に付勢さ
れ、弁アクチュエータ14を外方に押しやるカム手段12B
に押圧される。弁アクチュエータ14のその非ラッチ位置
(第5図、第8図及び第9図参照)からそのラッチ位置
(第1図参照)に向う外方への運動は、好ましい実施態
様では、初めは、弁アクチュエータの組み合い構造体37
を構造体39に対して変位させる役割をするカム手段12B
により、次いで、弁アクチュエータ14の表面31が上方に
移動する際に構造体39によって構造体37にかけられる力
によるものと一般的に考えることができる。
そのため、本発明の目下の好ましい実施態様は、弁ア
クチュエータの干渉部分14Aを、干渉部分12Aに対して十
分に変位させることにより、その不履行ラッチ状態から
非ラッチ状態にすることができる。これは、弁アクチュ
エータ14を、十分に内方に摺動させることによって行な
うことができる。
第10図〜第14図は、弁アクチュエータの干渉部分14A
を干渉部分12Aと整列を外して配置することによりライ
ターのラッチを外すのに要する操作の順序を示してい
る。特に、第10図は、不履行即ちラッチ位置にある弁ア
クチュエータ14を示している。認められるように、第1
図及び第10図各々は、同じラッチ位置にある弁アクチュ
エータを示している。この位置では、表面31への指の圧
力による弁アクチュエータ14の押し下げは、弁アクチュ
エータ14の干渉部分14Aとハウジング12の干渉部分12Aと
の間の接触によって防止される。第10図に示すように、
弁アクチュエータ14の干渉部分14Aは本体12の干渉部分1
2Aに、それらの間に小さな隙間がなければ、当接するの
で、弁アクチュエータ14は、それ以上の下方への運動を
妨げられる。説明を容易にするためには、図面における
部分14Aと12Aとの間の隙間は、必ずしも一定の比率で描
く必要はない。加えて、かかる隙間は、本発明の適正な
作動に必ずしも必要ではない。
加えて、第11図の非ラッチ位置への内方へ向う弁アク
チュエータの運動は、弁アクチュエータの幾分下方へ向
うの運動、より具体的には、弁アクチュエータの押し下
げ可能な表面31の下方への運動に帰着するのが典型的で
ある。この理由により、部分14Aと12Aとの間の小さな隙
間は、ライターがラッチされている時に、存在すること
が望ましい。しかしながら、孔部13Aの別の形状が、弁
アクチュエータの押し下げ可能な表面を内方に移動する
際に、弁アクチュエータの押し下げ可能な表面の下方へ
の運動をもたらさないこともあり得ることが認められよ
う。
再び第10図を参照すると、弁アクチュエータが図示の
ラッチ位置にある場合には、ばね30によって弁アクチュ
エータ14に加えられる力により、弁アクチュエータの組
み合い構造体37は、ハウジングの組み合い構造体39に接
触している。より具体的には、弁アクチュエータの組み
合い構造体37の凹み37Aが、ハウジングの組み合い構造
体39の突起部39Aと係合している。認められるように、
図示のラッチ位置からの内方又は外方への弁アクチュエ
ータ14の運動は、先ず、弁アクチュエータ14の構造体37
近傍の部分を上方に移動させ、それにより、ばね30を更
に圧縮させる。したがって、如何なる外力もかからなけ
れば、ライターは、第10図のラッチ状態を維持する。加
えて、第1図において最も良く分るように、孔部13A内
の行程の外側の限界に達している弁アクチュエータの延
長部36により、ラッチされた弁アクチュエータの如何な
る外方への運動も防止される。
第10図は、例示的にハウジング12内に二つの突起とし
てばねの両側に一つずつ形成されたカム手段12Cも示し
ている。第10図に見られるように、弁アクチュエータの
組み合い構造部40が、カム手段12Cの右手上方に位置し
ている。認められるように、カム手段12C及び弁アクチ
ュエータの組み合い構造部40は、種々の形状、配置、及
び形態をとることができる。それらの具体的構造は、本
発明にとって重大ではない。加えて、カム手段12C及び
組み合い構造部40各々は、任意の妥当数の別個の部分又
は要素を備えることができる。認められるように、カム
手段12C及び組み合い構造部40は、それらの機能をカム
手段12B及び弁アクチュエータ停止部14Bのみによって果
たすこともできるので、本発明の適正な作動に必ずしも
必要ではない。
第11図は、内方に非ラッチ位置へと移動しており、押
し下げることのできるようになっている弁アクチュエー
タ14を示している。認められるように、第8図及び第11
図各々は、同じ非ラッチ位置にある弁アクチュエータを
示している。干渉部分14Aを含む弁アクチュエータ14
は、弁アクチュエータの延長部36が孔部13A内における
それらの行程の内側の限界に到達し、及び/又は弁アク
チュエータ停止部14Bがカム手段12Bと接触し、それによ
り、弁アクチュエータの干渉部分14Aがハウジングの干
渉部分12Aと干渉しない位置になるまで、矢印によって
示すように内方に移動されている。好都合なことには、
弁アクチュエータ14を十分に内方にその非ラッチ位置へ
と移動させると、弁アクチュエータの組み合い構造体37
とハウジングの組み合い構造体39との係合により、弁ア
クチュエータ14が押し下げられるまで、たとえ、ばね手
段30がラッチ14に力をかけてラッチを外方に付勢するこ
とになったとしても、指で押し下げ可能な表面31からの
保持圧力の除去が、弁アクチュエータ14がラッチ位置に
向って摺動して戻ることには帰着せず、ライターを第11
図に示す非ラッチ状態に維持する。言い換えれば、弁ア
クチュエータの組み合い構造体37をハウジングの組み合
い構造体39と再び係合させ、それにより、弁アクチュエ
ータの干渉部分14Aをハウジングの干渉部分12Aと脱干渉
させるよう、弁アクチュエータ14の指で押し下げ可能な
表面31に適当な力を加えて干渉部分14Aを含む弁アクチ
ュエータ14を内方に移動させることにより、ライターを
作動及び炎発生できるようにすることができる。
より具体的には、第11図に示す非ラッチ状態にある場
合には、弁アクチュエータの組み合い構造体37の凹み37
Bは、ハウジングの組み合い構造体39の突起部39Aと係合
している。弁アクチュエータの組み合い構造体37の凹み
37Aを、ハウジングの組み合い構造体39の突起部39Bと、
随意、係合させてもよい。加えて、カム手段12Cは、弁
アクチュエータの組み合い構造部40Bの下に位置する。
認められるように、カム手段12Cと構造部40Bとの間に隙
間が描かれているが、かかる隙間は、本発明の適正な稼
働には必ずしも必要ではない。
第11図に示すような弁アクチュエータ14の指で押し下
げ可能な表面31に適当な下方への指の圧力を加えること
は、弁アクチュエータ14が押し下げられていることによ
って燃料が弁及び燃料ノズル(図示せず)を通って流れ
ることのできる第12図に示す配置をもたらす。特に、第
13図により明瞭に示すように、弁アクチュエータ14のか
かる押し下げは、ばね30の圧縮、及び燃料ノズル20が上
方へ付勢されて弁ハウジング28と本体部12から部分的に
外にでることをもたらす。燃料ノズル20のかかる持ち上
げは、燃料がチャンバー15から弁を通ってノズル20を流
れ出ることを可能にし、そこでは、火打ち石22と火花発
生組立体輪18の歯付き面19とによって発生した火花によ
って燃料が着火されている。かかる燃料は、弁アクチュ
エータ14への十分な圧力が維持されている限り、流れて
燃焼し続ける。弁アクチュエータ14の下方への運動は、
第12図及び第13図に示すように、弁アクチュエータの干
渉部分14Aがハウジング12のハウジング干渉部分12Aに近
接した部分に接触することにより制限される。
第12図及び第13図において分るように、弁アクチュエ
ータ表面31の押し下げは、弁アクチュエータ14を、その
ラッチ位置へと向う外方だけでなく下方にも付勢する。
かかる外方への運動は、弁アクチュエータが下方へ移動
する際の、弁アクチュエータ停止部14Bとカム手段12Bと
の間の接触に起因するものである。かかる接触は、第12
図及び第13図に示すように、弁アクチュエータ14を、制
限された距離だけ外方に移動させ、それにより、弁アク
チュエータの組み合い構造体37の突起37Bを、ハウジン
グの組み合い構造体39の突起部39Aから脱係合させ、弁
アクチュエータの組み合い構造体37の凹み37Aを、ハウ
ジングの組み合い構造体39の突起部39Aと、少なくとも
部分的に係合させる。加えて、かかる運動は、随意、弁
アクチュエータの組み合い構造体37の凹み37Cを、ハウ
ジングの組み合い構造体39と、ほぼ突起部39Aと39Bとの
間の位置において、少なくとも部分的に係合させること
ができる。
かかる外方への運動は、弁アクチュエータが下方へ移
動する際の、弁アクチュエータの部分40Bとカム手段12C
との間の接触にも起因する。かかる接触は、弁アクチュ
エータ14を、制限された距離だけ外方に移動させ、それ
により、弁アクチュエータの組み合い構造体37を、ハウ
ジングの組み合い構造体39に対して先に説明したように
移動させる。したがって、非ラッチ位置(第11図)から
ラッチ位置(第12図〜第14図)への弁アクチュエータ14
の外方への運動は、初めは、カム手段12Bとともにカム
手段12Cによるものと一般的に考えることができる。
認められるように、弁アクチュエータが適当に押し下
げられた時に、弁アクチュエータを外方に移動させるた
め、側壁部13等のハウジングの他の部分を用いて弁アク
チュエータの他の部分にカム作用を与えることができ
る。
第14図に示すように、指の圧力が、弁アクチュエータ
14から除かれると、弁アクチュエータは、ばね30によっ
てもたらされる付勢力により上方に移動し、炎が消され
る。好都合なことには、弁アクチュエータ14は、上方に
移動する際に、そのラッチ位置の方にも移動する。第12
図及び第13図に関連して説明したように、弁アクチュエ
ータ14の押し下げが、弁アクチュエータ14を外方に移動
させ、弁アクチュエータの凹み37Bをハウジングの突起
部39Aから離脱させる。しかしながら、弁アクチュエー
タ14を十分に押し下げたとしても、弁アクチュエータ
は、十分に外側にあるわけではなく、十分にラッチされ
るわけではない。弁アクチュエータ14は、弁アクチュエ
ータが十分上方に且つ十分外方に移動した時にのみ十分
にラッチされた位置にくるのである。
認められるように、弁アクチュエータが十分に押し下
げられた時のハウジングの組み合い構造体39の位置に対
する弁アクチュエータの組み合い構造体37の位置は、弁
アクチュエータを外方に付勢する付勢力になり、弁アク
チュエータが解放されると、弁アクチュエータを外方に
向けてそのラッチ位置へと移動させる。
より具体的には、第12図及び第13図に示すようなハウ
ジングの突起部39Aの弁アクチュエータの凹み37Aとの部
分的係合は、弁アクチュエータがその押し下げられた位
置(第12図)からラッチ位置(第14図)へと移動する際
に、弁アクチュエータを外方に付勢する力になる。加え
て、第12図及び第13図に示すようなばね30が、ラッチ14
に付勢力をかけてラッチを外方に押しやる役割をする。
本明細書において開示された本発明は、上記の目的を
満たすよう好適に計画されていることは明らかである
が、当業者によって多くの変更及び態様が案出されうる
ことが認められよう。請求の範囲は、本発明の真の精神
及び範囲内にある全てのかかる変更及び態様を網羅する
ことを意図するものである。
より具体的には、本明細書において開示され、権利請
求された弁アクチュエータ及びライターは、使い捨てラ
イターに用いることに限定されない。更に、本発明は、
非ラッチ位置へとほぼ内方にのみ移動する弁アクチュエ
ータに限定されない。同様に、弁アクチュエータが受け
る干渉は、他の位置にある干渉部分に由来するものであ
ってもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モーニア ジーン マイケル アメリカ合衆国 コネチカット州 06477 オレンジ ミーティング ハウ ス サークル 532 (56)参考文献 特表 平8−504932(JP,A) 特表 平8−502815(JP,A) 米国特許5165885(US,A) 米国特許5217365(US,A) 米国特許5217364(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23Q 2/16 102 F23Q 2/28 118

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向軸線を有し、燃料リザーバを構成
    するハウジングと、 前記燃料リザーバから燃料を選択的に放出するための弁
    手段と、 放出された燃料を点火するための点火手段と、 アクチュエータ手段と、を含む、ライターであって、前
    記アクチュエータ手段は、該アクチュエータ手段の押し
    下げ可能な部分が前記ハウジングの長手方向軸線に沿っ
    て押し下げられるときに燃料が放出されるように前記弁
    手段に係合するための一体ノズル開口部を有し、前記ア
    クチュエータ手段の少なくとも一部は、前記アクチュエ
    ータ手段がラッチ位置にあるときに、前記ハウジングの
    一部の上方に配置され、それによって、前記アクチュエ
    ータの前記少なくとも一部が前記ハウジングの一部に当
    接することによって前記アクチュエータ手段が押し下げ
    られるのを防止し、 前記アクチュエータ手段の前記押し下げ可能な部分が非
    ラッチ位置に内方に移動することによって、前記アクチ
    ュエータ手段と前記ハウジングとの間に空隙が作られ、
    該空隙は、前記燃料リザーバから燃料が放出されるよう
    に前記アクチュエータ手段が押し下げられることができ
    るのに十分な寸法を有し、 前記ライターは、前記押し下げ可能な部分が前記ハウジ
    ングの長手方向軸線の方に内方に移動される前記非ラッ
    チ位置に前記アクチュエータ手段があるとき、および、
    前記アクチュエータ手段が押し下げられるときに前記ア
    クチュエータ手段に作動的に係合されるカム手段をさら
    に含み、該カム手段は、前記アクチュエータ手段を前記
    長手方向軸線から遠ざかるように外方に前記ラッチ位置
    に向かって移動させるのに使用されることを特徴とする
    ライター。
  2. 【請求項2】前記点火手段は、火打ち石材料と、前記火
    打ち石材料に選択的に摩擦接触するように位置決めさ
    れ、構成された歯付き面を有する回転可能な火花発生輪
    とを含むことを特徴とする請求項1に記載のライター。
  3. 【請求項3】前記点火手段は、電気火花発生手段を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のライター。
  4. 【請求項4】前記点火手段は、圧電火花発生手段を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のライター。
  5. 【請求項5】前記アクチュエータ手段は第1の組み合い
    構造を含み、前記第ハウジングは第2の組み合い構造を
    含み、前記第2の組み合い構造は、前記押し下げ可能な
    部分が押し下げられた後に前記第1の組み合い構造に付
    勢力を加え、該付勢力は、前記アクチュエータ手段をハ
    ウジングの長手方向軸線から遠ざかるように外方に付勢
    することを特徴とする請求項1に記載のライター。
  6. 【請求項6】前記弁手段は、前記アクチュエータ手段に
    よって上方に移動することが可能であるときに燃料を追
    い出す燃料ノズルを含み、前記ライターは、前記燃料ノ
    ズルを下方に押圧するための補償ばね手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のライター。
  7. 【請求項7】前記補償ばね手段は、コイルばねからなる
    ことを特徴とする請求項6に記載のライター。
  8. 【請求項8】長手方向軸線を有するハウジングと、 燃料を供給するための燃料供給手段と、 前記燃料を点火するための点火手段と、 前記燃料の流れを制御するための弁手段と、 前記弁手段に作動的に係合するための一体ノズル開口部
    を有する弁アクチュエータと、を含む、ラッチ状態に通
    常維持されるライターであって、前記弁アクチュエータ
    は、第1の位置にあるときに、前記燃料の流れを防止
    し、前記弁アクチュエータの押し下げ可能な部分が前記
    ハウジングの長手方向軸線に沿って第2の位置に押し下
    げ可能であり、前記弁アクチュエータの干渉部分が、前
    記ラッチ状態にあるときに、前記弁アクチュエータの押
    し下げ可能な部分が前記長手軸線に沿って移動するのを
    妨げることによって前記弁アクチュエータの押し下げ可
    能な部分が前記第2の位置に押し下げられることを防止
    するように前記ハクジングの一部の上方に配置され、前
    記弁アクチュエータ手段は、前記ハウジングに摺動可能
    かつ回動可能に取り付けられており、 前記弁アクチュエータの前記押し下げ可能な部分が非ラ
    ッチ位置に内方に移動することによって、前記干渉部分
    はハウジング内のキャビティと整合され、かつ、前記ラ
    イターが非ラッチ状態に配置され、前記キャビティは、
    前記弁アクチュエータの前記押し下げ可能な部分を押し
    下げることができるように前記干渉部分を収容するのに
    十分な寸法を有し、 前記ライターは、前記弁アクチュエータの前記押し下げ
    可能な部分が押し下げられるときに、前記弁アクチュエ
    ータの前記押し下げ可能な部分を前記長手方向軸線から
    遠ざかるように外方にその第1の位置に、かつ、ライタ
    ーがその非ラッチ位置になくなるように押すように前記
    弁アクチュエータに作動的に係合するカム手段をさらに
    含むことを特徴とするライター。
  9. 【請求項9】前記点火手段は、火打ち石材料と、前記火
    打ち石材料に選択的に摩擦接触するように位置決めさ
    れ、構成された歯付き面を有する回転可能な火花発生輪
    とを含むことを特徴とする請求項8に記載のライター。
  10. 【請求項10】前記点火手段は、電気火花発生手段を含
    むことを特徴とする請求項8に記載のライター。
  11. 【請求項11】前記点火手段は、圧電火花発生手段を含
    むことを特徴とする請求項8に記載のライター。
  12. 【請求項12】前記弁アクチュエータは第1の組み合い
    構造を含み、前記第ハウジングは第2の組み合い構造を
    含み、前記第2の組み合い構造は、前記押し下げ可能な
    部分が押し下げられた後に前記第1の組み合い構造に付
    勢力を加え、該付勢力は、前記弁アクチュエータをハウ
    ジングの長手方向軸線から遠ざかるように外方に付勢す
    ることを特徴とする請求項8に記載のライター。
  13. 【請求項13】前記弁手段は、前記弁アクチュエータ手
    段によって上方に移動することが可能であるときに燃料
    を追い出す燃料ノズルを含み、前記ライターは、前記燃
    料ノズルを下方に押圧するための補償ばね手段をさらに
    含むことを特徴とする請求項8に記載のライター。
  14. 【請求項14】前記補償ばね手段は、コイルばねからな
    ることを特徴とする請求項13に記載のライター。
  15. 【請求項15】燃料隔室を有するハウジングと、 前記燃料隔室から燃料を解放するための燃料放出手段
    と、 前記放出された燃料を点火するための点火手段と、 親指で押し下げ可能な部分と、前記親指で押し下げ可能
    な部分が前記ハウジングの長手方向軸線に沿って押し下
    げられるときに燃料が放出されるように前記燃料放出手
    段に係合するための一体ノズル開口部とを有するアクチ
    ュエータと、を含む、ライターであって、前記アクチュ
    エータ手段は、その両側に延長部を有し、前記アクチュ
    エータは、その下側に第1の組み合い構造を有し、 前記アクチュエータの少なくとも一部は、前記アクチュ
    エータがラッチ位置にあるときに、前記ハウジングの一
    部の上方に配置され、それによって、前記ハウジングの
    一部に当接することによって前記アクチュエータが押し
    下げられるのを防止し、前記アクチュエータの前記延長
    部は、前記ハウジングの側壁部分の孔部内に摺動可能か
    つ回動可能に取り付けられており、それによって、前記
    アクチュエータの押し下げ可能な部分は前記ハウジング
    の長手方向軸線に向かって内方に向かって回動し、か
    つ、移動することが可能にされ、 前記アクチュエータの前記押し下げ可能な部分が非ラッ
    チ位置に内方に移動することによって、前記アクシュエ
    ータ手段と前記ハウジングとの間に空隙が作られ、該空
    隙は、前記燃料リザーバから燃料が解放されるように前
    記アクチュエータ手段が押し下げられることができるの
    に十分な寸法を有し、前記ハウジングは、前記アクチュ
    エータを非ラッチ位置に保持するように前記第1の組み
    合い構造と係合し、組み合う第2の組み合い構造を有
    し、 前記ライターは、前記アクチュエータに付勢力を加えて
    前記アクチュエータをラッチ位置に移動させるように前
    記アクチュエータが押し下げられるときに第1の組み合
    い構造および第2の組み合い構造を互いに遠ざかるよう
    に変位させるように前記アクチュエータに作動的に係合
    するカム手段をさらに含むことを特徴とするライター。
  16. 【請求項16】前記点火手段は、火打ち石材料と、前記
    火打ち石材料に選択的に摩擦接触するように位置決めさ
    れ、構成された歯付き面を有する回転可能な火花発生輪
    とを含むことを特徴とする請求項15に記載のライター。
  17. 【請求項17】前記点火手段は、電気的火花発生手段を
    含むことを特徴とする請求項15に記載のライター。
  18. 【請求項18】前記点火手段は、圧電火花発生手段を含
    むことを特徴とする請求項15に記載のライター。
  19. 【請求項19】前記弁手段は、前記アクチュエータ手段
    によって上方に移動することが可能であるときに燃料を
    追い出す燃料ノズルを含み、前記ライターは、前記燃料
    ノズルを下方に押圧するための補償ばね手段をさらに含
    むことを特徴とする請求項15に記載のライター。
  20. 【請求項20】前記補償ばね手段は、コイルばねからな
    ることを特徴とする請求項15に記載のライター。
JP6511202A 1992-10-23 1993-10-22 選択的に作動可能なライター Expired - Lifetime JP3040820B2 (ja)

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