JP3039815B2 - 衛星放送受信システム - Google Patents

衛星放送受信システム

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JP3039815B2
JP3039815B2 JP3241971A JP24197191A JP3039815B2 JP 3039815 B2 JP3039815 B2 JP 3039815B2 JP 3241971 A JP3241971 A JP 3241971A JP 24197191 A JP24197191 A JP 24197191A JP 3039815 B2 JP3039815 B2 JP 3039815B2
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功一 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体側の衛星放送受信
装置と、他の衛星放送受信装置とで、1つのスクランブ
ルデコーダを共用可能に接続する衛星放送受信システム
に係り、特に2つの衛星放送受信装置の少なくとも一方
がスクランブル放送を受信している時には、交流電源か
ら前記スクランブルデコーダに対して自動的に電源供給
できるようにした衛星放送受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衛星放送受信装置においては、B
Sチューナを内蔵し、スクランブル放送を受信するため
のスクランブルデコーダが外部接続されるようになって
いる。スクランブルデコーダを外部接続し、衛星放送受
信装置をスクランブルモードに設定してスクランブル放
送を受信した時には、BSチューナから映像検波出力及
びビットストリーム出力が前記スクランブルデコーダに
供給され、ここでデスクランブルされた映像信号及び
左,右音声信号は衛星放送受信装置内のビデオクロマ処
理回路で処理されてCRTに出力されるようになってい
る。
【0003】ところで、このような衛星放送受信装置で
は、スクランブルデコーダを外部接続した状態で、スク
ランブルのない放送を受信する場合にはスクランブルデ
コーダの交流電源をオフにし、スクランブル放送を受信
する場合はスクランブルデコーダの交流電源をオンにす
るよう、自動的に制御するようになっているものがあ
る。
【0004】即ち、衛星放送受信装置には、スクランブ
ル放送受信時にこれを検出して衛星放送受信装置からス
クランブルデコーダに対して自動的に交流電源供給をオ
ン・オフ制御する交流電源出力制御装置を搭載したもの
がある。
【0005】さらに、現在の衛星放送受信装置では、2
つ以上の衛星放送受信装置で、1つのスクランブルデコ
ーダを共用できるようにしたものがある。
【0006】図4は衛星放送受信装置における交流電源
出力制御装置を示す回路図である。
【0007】図4において、符号1は交流電源(以下、
ACと略記する)で、その電源電圧は電源トランス2を
通して衛星放送受信装置内の一対のAC入力端子3に入
力され、電源電圧が該端子3から衛星放送受信装置内の
図示しない電源回路に供給される一方、該電源電圧がリ
レー4のスイッチ4Aを通してAC出力端子5に供給さ
れるようになっている。AC出力端子5には図示しない
スクランブルデコーダのAC入力端子(ACプラグ)が
接続可能となっている。リレー4の駆動巻線4Bの一端
はリレー制御用のトランジスタ6のコレクタ・エミッタ
路を通して基準電位点に接続しており、駆動巻線4Bの
他端は、衛星放送受信装置にAC電源が供給されている
ときには衛星放送受信装置の電源入切にかわらず常に電
源電圧を発生している直流電源(以下、EVER系電源
という)に接続されている。リレー駆動巻線4Bの両端
にはサージ電圧吸収用ダイオードD1 が接続されてい
る。リレー制御用トランジスタ6のベ−スはAC出力制
御モードスイッチ7の接点dに接続されている。AC出
力制御モードスイッチ7はスライドスイッチで構成され
ており、接点a〜e(但し、接点dとeは接続されてい
る)を備え、スライダ7Aが接点d(またはe)と他の
接点a,b又はc間を移動して選択的に接続し得る構造
となっている。接点aは前記EVER系電源に接続され
ており、接点bは衛星放送受信装置の電源入切に連動し
て電源電圧を発生する直流電源(以下、ON/OFF系
電源という)に接続されている。そして、接点cには、
衛星放送受信装置内の図示しないスクランブル判別回路
からのスクランブル判別信号が供給されるようになって
おり、また該スクランブル判別信号はスイッチ回路8に
切換信号として供給されるようになっている。スイッチ
回路8は、本体側の衛星放送受信装置の映像検波出力及
びビットストリーム出力と、他の衛星放送受信装置から
の映像検波出力及びビットストリーム出力とを切り換え
るもので、前記スクランブル判別信号によって切換制御
され、該スクランブル判別信号が存在するとき(判別信
号がハイレベルのとき)は摺動子8A,8Bは端子a,
b側に接続され、ロ−レベルのときは摺動子8A,8B
は端子c,d側に接続されるようになっている。端子
a,bにはそれぞれ、本衛星放送受信装置からの映像検
波出力及びビットストリーム出力が供給されるようにな
っており、端子c,dにはそれぞれ外部映像検波入力端
子9及び外部ビットストリーム入力端子10が接続さ
れ、他の衛星放送受信装置からの映像検波出力及びビッ
トストリーム出力が供給されるようになっている。前記
摺動子8A,8Bの各出力端はそれぞれ端子e,fを介
して映像検波出力端子11,ビットストリーム出力端子
12に接続している。映像検波出力端子11,ビットス
トリーム出力端子12からの各出力はそれぞれ、図示し
ないスクランブルデコーダの映像検波入力端子,ビット
ストリーム入力端子に供給される。
【0008】図4の構成において、AC出力制御は外部
スイッチ7により3つのモードが任意に設定可能であ
る。スイッチ7を接点b(電源連動モード)に設定する
と、リレー制御用トランジスタ6のベ−スにON/OF
F系電源からの電圧が供給され、電源入切に連動してA
C出力端子5にAC出力が供給される。スイッチ7を接
点a(電源非連動モード)に設定すると、衛星放送受信
装置の電源入切にかかわらず、EVER電源からの電圧
がリレー制御用トランジスタ6のベ−スに供給され、A
C出力端子5に常にAC出力が供給される。また、スイ
ッチ7を接点c(スクランブルデコーダモード)に設定
すると、衛星放送受信装置がスクランブル放送を受信し
ている期間のみスクランブル判別信号がリレー制御用ト
ランジスタ6のベ−スに供給されるので、該期間のみリ
レー4がオンしてAC出力端子5にAC出力を供給して
いた。
【0009】このように、スクランブルデコーダのAC
プラグを衛星放送受信装置のAC出力端子5に接続し、
外部スイッチ7を接点cに設定すると、衛星放送受信装
置がスクランブル放送を受信している期間のみAC出力
をスクランブルデコーダにAC入力として自動的に供給
する。ところで、図4に示したように現在の衛星放送受
信装置では、スクランブルデコーダの映像検波入力,ビ
ットストリーム入力が一系統しかないという欠点を補う
ため、他の衛星放送受信装置からの映像検波出力,ビッ
トストリーム出力を入力する端子9,10を設け、本体
側の衛星放送受信装置がスクランブル放送を受信してい
る期間のみスイッチ回路8を端子a,b側に接続し、本
体側の映像検波出力,ビットストリーム出力を出力端子
11,12に出力し、その他の期間は他の衛星放送受信
装置からの映像検波出力,ビットストリーム出力を出力
端子11,12に出力するようにし、2つの衛星放送受
信装置でスクランブルデコーダを共用できるようにして
いる。
【0010】しかしながら、スクランブルデコーダに供
給されるAC出力端子5からのAC出力は本体側のスク
ランブル判別信号で制御しているため、本体側でスクラ
ンブル放送以外を受信し、他の衛星放送受信装置でスク
ランブル放送を受信した期間には、スクランブルデコー
ダにAC出力を供給する必要があるにもかかわらず、A
C出力が供給されていなかった。このように他の衛星放
送受信装置のみがスクランブル放送を受信している期間
には、従来は、外部スイッチ7の設定を接点a又はbに
変えて、手動でAC出力をスクランブルデコーダに供給
するよう切り換えなければならなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の衛星放送受信装
置のAC出力制御装置では、他の衛星放送受信装置から
の映像検波出力,ビットストリーム出力を入力する入力
端子を設け、2つの衛星放送受信装置でのスクランブル
デコーダの共用を可能にしているにもかかわらず、スク
ランブルデコーダへのAC出力の制御は本体側の衛星放
送受信装置のスクランブル判別のみで行っていたため
に、本体側の衛星放送受信装置がスクランブル放送以外
を受信し、他の衛星放送受信装置がスクランブル放送を
受信している期間はスクランブルデコーダへのAC出力
の供給が必要であるにもかかわらず、AC出力を自動的
に供給することができなかった。
【0012】そこで、本発明は、本体側の衛星放送受信
装置がスクランブル放送以外を受信し、他の衛星放送受
信装置がスクランブル放送を受信している時にもスクラ
ンブルデコーダへのAC出力の自動供給を可能にする衛
星放送受信システムを提供することを目的とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
本体側となる第1の衛星放送受信装置と、他の第2の衛
星放送受信装置とで、1つのスクランブルデコーダを共
用可能に接続し、第1,第2の衛星放送受信装置の少な
くとも一方がスクランブル放送を受信している時には、
交流電源から前記スクランブルデコーダへ自動的に電源
を供給するようにした衛星放送受信システムであって、
前記交流電源から前記スクランブルデコーダへの電源供
給を、制御信号によって、オン・オフ制御する第1のス
イッチ手段と、前記第1の衛星放送受信装置からの映像
検波出力及びビットストリーム出力と、前記第2の衛星
放送受信装置からの映像検波出力及びビットストリーム
出力とを、前記第1の衛星放送受信装置からのスクラン
ブル判別信号の有無に応じて選択的に切り換えて、前記
スクランブルデコーダへ供給する第2のスイッチ手段
と、前記第2の衛星放送受信装置からの映像検波出力又
はビットストリーム出力の有無を判別する信号検出手段
と、前記第1の衛星放送受信装置からのスクランブル判
別信号と前記信号検出手段からの検出信号とのオアをと
り、そのオア出力を前記第1のスイッチ手段に制御信号
として供給するオア回路とを具備したことを特徴とする
ものである。
【0014】請求項2記載の発明は、本体側となる第1
の衛星放送受信装置と、他の第2の衛星放送受信装置と
で、1つのスクランブルデコーダを共用可能に接続し、
第1,第2の衛星放送受信装置の少なくとも一方がスク
ランブル放送を受信している時には、交流電源から前記
スクランブルデコーダへ自動的に電源を供給するように
した衛星放送受信システムであって、前記交流電源から
前記スクランブルデコーダへの電源供給を、制御信号に
よって、オン・オフ制御する第1のスイッチ手段と、前
記第1の衛星放送受信装置からの映像検波出力及びビッ
トストリーム出力と、前記第2の衛星放送受信装置から
の映像検波出力及びビットストリーム出力とを、前記第
1の衛星放送受信装置からのスクランブル判別信号の有
無に応じて選択的に切り換えて、前記スクランブルデコ
ーダへ供給する第2のスイッチ手段と、前記第2の衛星
放送受信装置からのビットストリーム出力を入力し、該
ビットストリーム出力に含まれるスクランブル信号の有
無を判別するスクランブル判別手段と、前記第1の衛星
放送受信装置からのスクランブル判別信号と前記スクラ
ンブル判別手段からのスクランブル判別信号とのオアを
とり、そのオア出力を前記第1のスイッチ手段に制御信
号として供給するオア回路とを具備したことを特徴とす
るものである。
【0015】
【作用】上記の構成によれば、本体側の衛星放送受信装
置がスクランブル放送を受信している期間、本体側及び
他の衛星放送受信装置共にスクランブル放送を受信して
いる時、或いは本体側の衛星放送受信装置がスクランブ
ル放送以外を受信し、他の衛星放送受信装置がスクラン
ブル放送を受信している期間には、スクランブルデコー
ダに対して自動的に交流電源が供給されることになる。
【0016】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例の衛星放送受信システムにおける
AC出力制御装置を示す回路図である。図4と同一部分
には同一符号を付して説明する。
【0017】図1において、符号1は交流電源(AC)
で、その電源電圧は電源トランス2を通して衛星放送受
信装置内の一対のAC入力端子3に入力され、電源電圧
が該端子3から衛星放送受信装置内の電源回路に供給さ
れる一方、リレー4のスイッチ4Aを通してAC出力端
子5に供給されるようになっている。AC出力端子5に
は図示しないスクランブルデコーダのAC入力端子(A
Cプラグ)が接続されるようになっている。リレー4の
駆動巻線4Bの一端はリレー制御用のトランジスタ6の
コレクタ・エミッタ路を通して基準電位点に接続してお
り、駆動巻線4Bの他端は、衛星放送受信装置にAC電
源が供給されているときには衛星放送受信装置の電源入
切にかわらず常に電源電圧を発生しているEVER系電
源に接続されている。リレー駆動巻線4Bの両端にはサ
ージ電圧吸収用ダイオードD1 が接続されている。リレ
ー制御用トランジスタ6のベ−スはAC出力制御モード
スイッチ7の接点dに接続されている。AC出力制御モ
ードスイッチ7はスライドスイッチで構成されており、
接点a〜e(但し、接点dとeは接続されている)を備
え、スライダ7Aが接点d(またはe)と他の接点a,
b又はc間を移動して選択的に接続し得る構造となって
いる。接点aはEVER系電源に接続され、接点bは衛
星放送受信装置の電源入切に連動して電源電圧を発生す
るON/OFF系電源に接続されている。そして、衛星
放送受信装置内の図示しないスクランブル判別回路から
のスクランブル判別信号と、後述する外部映像検波入力
端子9からの映像検波出力の有無を信号検出回路16で
判別した信号とが、オア回路17を通して外部スイッチ
7の接点cに供給されるようになっており、また本体側
の前記スクランブル判別信号はスイッチ回路8に切換信
号として供給されるようになっている。前記信号検出回
路16はアンプ16Aとコンパレ―タ16Bとで構成さ
れ、映像検波出力の有無を検出している。スイッチ回路
8は、本体側の衛星放送受信装置からの映像検波出力及
びビットストリーム出力と、他の衛星放送受信装置から
の映像検波出力及びビットストリーム出力とを切り換え
るもので、本体側の前記スクランブル判別信号によって
切換制御され、該スクランブル判別信号が存在するとき
(スクランブル判別信号がハイレベルのとき)は摺動子
8A,8Bは端子a,b側に接続され、ロ−レベルのと
きは摺動子8A,8Bは端子c,d側に接続されるよう
になっている。端子a,bにはそれぞれ、本体側の衛星
放送受信装置からの映像検波出力及びビットストリーム
出力が供給されるようになっており、端子c,dにはそ
れぞれ外部映像検波入力端子9及び外部ビットストリー
ム入力端子10が接続され、他の衛星放送受信装置から
の映像検波出力及びビットストリーム出力が供給される
ようになっている。前記摺動子8A,8Bはそれぞれ端
子e,fを介して映像検波出力端子11,ビットストリ
ーム出力端子12に接続している。映像検波出力端子1
1,ビットストリーム出力端子12からの各出力はそれ
ぞれ、図示しないスクランブルデコーダの映像検波入力
端子,ビットストリーム入力端子に供給される。
【0018】次に、上記実施例の動作を説明する。AC
出力制御モ―ドスイッチ7がaの位置に設定された時に
は、本体側の衛星放送受信装置の電源スイッチの入切に
かかわらず本衛星放送受信装置にAC電源が供給されて
いれば必ず発生しているEVER系の直流電源が、リレ
―制御用トランジスタ6のベ―スに加わり、常にAC電
源がAC出力端子5に出力されるように制御される。ス
イッチ7がbの位置に設定された時には、本体側の衛星
放送受信装置の電源入切に連動して発生するON/OF
F系の直流電源がリレ―制御用トランジスタ6のベ−ス
に加えられ、AC出力が本体側の衛星放送受信装置の電
源入切に連動してAC出力端子5に出力される。
【0019】また、スイッチ7が接点cの位置に設定さ
れた時には、リレ―制御用トランジスタ6のベ―スに、
本体側の衛星放送受信装置がスクランブル放送を受信し
ている期間に発生するスクランブル判別信号と、他の衛
星放送受信装置からの映像検波出力の有無を判別する信
号検出回路16の検出信号とのオア出力が加えられ、本
体側の衛星放送受信装置が受信した期間又は他の衛星放
送受信装置からの映像検波出力がある期間のいずれかの
判別信号があった場合にAC出力がAC出力端子5に出
力される。
【0020】このように、外部スイッチ7をスクランブ
ルデコーダモードに設定(接点cに設定)したときに、
本体側の衛星放送受信装置及び/又は他の衛星放送受信
装置が、スクランブル放送を受信していれば、オア回路
17の出力は常にハイレベルとなるから交流電源1から
前記スクランブルデコーダへ電源が自動的に供給され
る。また、2つの衛星放送受信装置が共にスクランブル
放送を受信していなければ、オア回路17の出力はロ−
レベルとなり交流電源1から前記スクランブルデコーダ
への電源供給は行われない。
【0021】尚、上記実施例では、他の衛星放送受信装
置からの信号を検出する手段として、映像検波出力を検
出する手段を用いたが、ビットストリ―ム出力を検出信
号として用いることもできる。
【0022】図2は本発明の他の実施例を示す回路図で
ある。図2の実施例においては、図1における信号検出
回路16に代えて、外部ビットストリ―ム入力端子10
からのビットリ―ム出力に含まれるスクランブル信号を
判別するスクランブル判別回路18を設け、本体側の衛
星放送受信装置のスクランブル判別信号とのオア出力を
リレ―制御用トランジスタ6のベ―スに加える構成とし
たもので、この構成によりAC出力の供給を制御するこ
とも可能である。
【0023】図3はAC出力制御装置を搭載した衛星放
送受信装置と他の衛星放送受信装置とで、1つのスクラ
ンブルデコーダを共用する場合の、各機器間の端子接続
を示す接続図である。図は各機器の背面にある端子板を
示しており、図1と同一部分には同一符号を付してあ
る。
【0024】AC出力制御装置搭載の衛星放送受信装置
100において、AC出力端子5にはスクランブルデコ
ーダ200のAC入力端子(ACプラグ)が接続され、
映像検波出力端子11,ビットストリーム出力端子12
はそれぞれスクランブルデコーダ200の映像検波入力
端子21,ビットストリーム入力端子22に接続され
る。スクランブルデコーダ200のデスクランブルされ
た信号が出力される第1の映像出力端子23,第1の左
音声出力端子24,第1の右音声出力端子25はそれぞ
れ、本体側の衛星放送受信装置100の映像入力端子1
3,左音声入力端子14,右音声入力端子15に接続さ
れる。他の衛星放送受信装置300の映像検波出力端子
31,ビットストリーム出力端子32はそれぞれ、本体
側の衛星放送受信装置100の映像検波入力端子9,ビ
ットストリーム入力端子10に接続されている。スクラ
ンブルデコーダ200に設けた第2の映像出力端子2
6,第2の左音声出力端子27,第2の右音声出力端子
28はそれぞれ、他の衛星放送受信装置300の映像入
力端子33,左音声入力端子34,右音声入力端子35
に接続されている。なお、第2の映像出力端子26,第
2の左音声出力端子27,第2の右音声出力端子28は
それぞれ、第1の映像出力端子23,第1の左音声出力
端子24,第1の右音声出力端子25とスクランブルデ
コーダ内で互いに接続されている。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、AC
出力制御のモ―ド切換えスイッチをスクランブルデコ―
ダ側に設定した状態で、本体側の衛星放送受信装置がス
クランブル放送以外を受信し、他の衛星放送受信装置が
スクランブル放送を受信している時にも、スクランブル
デコ―ダへのAC出力の供給が可能となる。従って、本
体側の衛星放送受信装置と他の衛星放送受信装置の少な
くとも一方がスクランブル放送を受信していれば、スク
ランブルデコ―ダへの電源を自動的に投入することがで
き、いずれの衛星放送受信装置もスクランブル放送を受
信していない時にはスクランブルデコ―ダの電源を自動
的に断にすることができ、不要な電力消費をなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の衛星放送受信システムにお
ける交流電源出力制御装置を示す回路図。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図3】2つの衛星放送受信装置でスクランブルデコ―
ダを共用する場合の機器間の接続関係を示す接続図。
【図4】従来の衛星放送受信システムにおける交流電源
出力制御装置を示す回路図。
【符号の説明】
1 交流電源 4 リレー 5 AC出力端子 6 リレー制御用トランジスタ 4,6 第1のスイッチ手段 8 スイッチ回路(第2のスイッチ手段) 9 外部映像検波入力端子 10 外部ビットストリーム入力端子 11 映像検波出力端子 12 ビットストリーム出力端子 16 信号検出回路 17 オア回路 18 スクランブル判別回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−235486(JP,A) 特開 平4−266290(JP,A) 特開 平5−74118(JP,A) 実開 平4−126478(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体側となる第1の衛星放送受信装置と、
    他の第2の衛星放送受信装置とで、1つのスクランブル
    デコーダを共用可能に接続し、第1,第2の衛星放送受
    信装置の少なくとも一方がスクランブル放送を受信して
    いる時には、交流電源から前記スクランブルデコーダへ
    自動的に電源を供給するようにした衛星放送受信システ
    ムであって、 前記交流電源から前記スクランブルデコーダへの電源供
    給を、制御信号によって、オン・オフ制御する第1のス
    イッチ手段と、 前記第1の衛星放送受信装置からの映像検波出力及びビ
    ットストリーム出力と、前記第2の衛星放送受信装置か
    らの映像検波出力及びビットストリーム出力とを、前記
    第1の衛星放送受信装置からのスクランブル判別信号の
    有無に応じて選択的に切り換えて、前記スクランブルデ
    コーダへ供給する第2のスイッチ手段と、 前記第2の衛星放送受信装置からの映像検波出力又はビ
    ットストリーム出力の有無を判別する信号検出手段と、 前記第1の衛星放送受信装置からのスクランブル判別信
    号と前記信号検出手段からの検出信号とのオアをとり、
    そのオア出力を前記第1のスイッチ手段に制御信号とし
    て供給するオア回路とを具備したことを特徴とする衛星
    放送受信システム。
  2. 【請求項2】本体側となる第1の衛星放送受信装置と、
    他の第2の衛星放送受信装置とで、1つのスクランブル
    デコーダを共用可能に接続し、第1,第2の衛星放送受
    信装置の少なくとも一方がスクランブル放送を受信して
    いる時には、交流電源から前記スクランブルデコーダへ
    自動的に電源を供給するようにした衛星放送受信システ
    ムであって、 前記交流電源から前記スクランブルデコーダへの電源供
    給を、制御信号によって、オン・オフ制御する第1のス
    イッチ手段と、 前記第1の衛星放送受信装置からの映像検波出力及びビ
    ットストリーム出力と、前記第2の衛星放送受信装置か
    らの映像検波出力及びビットストリーム出力とを、前記
    第1の衛星放送受信装置からのスクランブル判別信号の
    有無に応じて選択的に切り換えて、前記スクランブルデ
    コーダへ供給する第2のスイッチ手段と、 前記第2の衛星放送受信装置からのビットストリーム出
    力を入力し、該ビットストリーム出力に含まれるスクラ
    ンブル信号の有無を判別するスクランブル判別手段と、 前記第1の衛星放送受信装置からのスクランブル判別信
    号と前記スクランブル判別手段からのスクランブル判別
    信号とのオアをとり、そのオア出力を前記第1のスイッ
    チ手段に制御信号として供給するオア回路とを具備した
    ことを特徴とする衛星放送受信システム。
JP3241971A 1991-09-20 1991-09-20 衛星放送受信システム Expired - Fee Related JP3039815B2 (ja)

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