JP3039735U - 光ディスク研磨機 - Google Patents

光ディスク研磨機

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JP3039735U
JP3039735U JP1996011868U JP1186896U JP3039735U JP 3039735 U JP3039735 U JP 3039735U JP 1996011868 U JP1996011868 U JP 1996011868U JP 1186896 U JP1186896 U JP 1186896U JP 3039735 U JP3039735 U JP 3039735U
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JP
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optical disk
buff
polishing machine
drive motor
shaft
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Application number
JP1996011868U
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English (en)
Inventor
三起三 鳥海
Original Assignee
エム・ティー・パステル株式会社
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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 研磨機を完全に密封し、研磨能率の向上を図
り取扱いを簡便にする。 【解決手段】 蓋2の内側に回転自在に押えテーブル2
1を取り付け、押え皿22を固定する。研磨機本体1の
上面に着脱自在に受皿11を取り付け、下側にバフ駆動
用モータ12、光ディスク駆動用モータ13、サスペン
ション機構14を設ける。バフ駆動用モータ12に連結
されたバフ・テーブル15を受皿11の上方に水平に配
置し、バフ・テーブル15に円板状バフ16を着脱自在
に取り付ける。光ディスク駆動用モータ13およびバフ
駆動用モータ12を上下方向にサスペンション機構14
に取り付け、光ディスク駆動用モータ13に伝達機構を
介し光ディスク装填シャフト17を連結し、先端を受皿
11を貫通し、押えテーブル21の中心に向け突出す
る。軸心151とシャフトの軸心171との軸間を所定
の距離dだけ離間し、研磨機本体1の側部にファン18
を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンパクト・ディスク(CD)、CD−ROM、レーザ・ディスク (LD)、オーディオ・ハイ・デンシティ・ディスク(AHD)等の光ディスク の信号を研磨する光ディスク研磨機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンパクト・ディスク(CD)、CD−ROM、レーザ・ディスク(L D)、オーディオ・ハイ・デンシティ・ディスク(AHD)等の光ディスクの信 号面に塵芥、手脂等の異物が付着したとき、または浅い傷を付けたとき、再生さ れる情報に乱れが生じるので、手作業でこれらの異物または傷を除去していた。 この手作業は労力と熟練を要し、好ましくない。
【0003】 そこで、いくつかの自動研磨機が提案されている。そのうちの代表例には、特 開平7−122038号公報に開示されているようなクリーナー装置がある。
【0004】 このクリーナー装置は、「ディスクを着脱可能及び回転可能に保持するアーム と、円筒外周面を有し該円筒外周面をディスクの表面に圧接傾向に当接させる塵 芥又は傷除去用の回転体と、該回転体をその軸芯を中心にして回転駆動する駆動 源と」を有している。
【0005】 この装置においては、アームが装置の内外に出入するので装置に間隙を設ける 必要があり、研磨中に粉塵または研磨剤が漏れ出てくるおそれがある。また、回 転体とディスク表面とは線接触となるので、研磨能率が悪い。さらに、取扱いが 難しく、熟練を要する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、光ディスクの研磨中は、研磨機を完全に密封して環境衛生を乱すこ となく、しかも簡便で、能率よく、確実に光ディスクを研磨することを課題にし ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の光ディスク研磨機は、研磨機本体と、該本体の上部に開閉自在に装着 された蓋とからなる。この光ディスク研磨機においては、蓋の内側に回転自在に 押えテーブルを取り付け、その押えテーブルに押え皿を固定している。研磨機本 体の上面に着脱自在に受皿を取り付け、受皿の下側の本体内空間にバフ駆動用モ ータ、光ディスク駆動用モータ、サスペンション機構を設けている。バフ駆動用 モータに連結されたバフ・テーブルを受皿の上方に水平に配置し、バフ・テーブ ルに円板状バフを着脱自在に取り付けている。そして、光ディスク駆動用モータ およびバフ駆動用モータを上下方向に弾性変位自在にサスペンション機構に取り 付け、光ディスク駆動用モータに伝達機構をかいして光ディスク装填シャフトを 連結し、シャフト先端を受皿を貫通させ、押えテーブルの中心に向けて突出させ る。バフ・テーブルの軸心とシャフトの軸心との軸間を所定の距離だけ離間させ 、研磨機本体の側部にファンを取り付けている。
【0008】 前記両モータの電源回路にタイマ及び/またはバフ逆転スイッチを設けること が好ましい。
【0009】 前記サスペンション機構にバネ偏倚量調節部材を設けることが好ましい。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1−12を参照して、本考案の光ディスク研磨機の実施例について説明する 。
【0011】
【実施例1】 図1−5に示すように、本考案の光ディスク研磨機は、研磨機本体1と、本体 1の上部に丁番3によって開閉自在に装着された蓋2とからなる。
【0012】 この光ディスク研磨機においては、図6−9に示すように、蓋2の内側に回転 自在に押えテーブル21を取り付け、その押えテーブル21に押え皿22を固定 している。蓋2は慣用の掛金4によって着脱自在に本体1に掛止される。
【0013】 さらに、図7−9に示すように、研磨機本体1の上面に着脱自在に受皿11を 取り付け、受皿11の下側の本体1内空間にバフ駆動用モータ12、光ディスク 駆動用モータ13、サスペンション機構14を設けている。受皿11は、光ディ スク5を研磨したときに生じる研磨剤切粉等を受ける。受皿11はラッチ111 によって機枠6に着脱自在に取り付けられる。モータ12はバフ・テーブル15 を回転駆動し、また、モータ13は光ディスク5を回転駆動する。サスペンショ ン機構14は、モータ12、13を上下方向に弾性変位自在に支持する。
【0014】 図3、7−9に示すように、バフ・テーブル15は受皿11の上方に水平に配 置されていて、バフ駆動用モータ12に連結されている。バフ16は、固定ピン 151によって、バフ・テーブル15に空転を防止されて着脱自在に取り付けら れる。
【0015】 サスペンション機構14は、図7−9に示すように、支柱141、圧縮バネ1 42、スライド・スリーブ143、ブラケット144とからできている。スライ ド・スリーブ143は圧縮バネ142によって上下方向に弾性変位自在に支柱1 41に遊嵌される。ブラケット144はスライド・スリーブ143に固定される 。ブラケット144にモータ12、13が固定される。
【0016】 図8、9に示すように、サスペンション機構14にバネ偏倚量調節部材145 を設けることが好ましい。この部材145により、光ディスク押圧力を微調整で きる。
【0017】 図7−9に示すように、光ディスク装填シャフト17は、光ディスク駆動用モ ータ13に伝達機構(図示せず)をかいして連結され、そして、シャフト17の 先端が受皿11を貫通し、押えテーブル21の中心に向けて突出している。シャ フト17の先端に光ディスク5の中央孔が嵌合する。
【0018】 図10、11に示すように、バフ・テーブルの軸心151とシャフト17の軸 心171との軸間を所定の距離dだけ離間させることが好ましい。この距離dは 、使用するバフ16の直径よりもわずかに小さくすることが好ましい。
【0019】 図7に示すように、研磨機本体1の側部にファン18を取り付けて、モータ1 2、13、バフ16等によって本体1および蓋2内に発生した熱を排気孔100 をかいして外部に放散させることが好ましい。
【0020】 本考案の光ディスク研磨機の電気系統19の回路図の一例を図12に示す。こ の電気系統19の一部が図4、7にも示されている。電気系統19に用いられて いるものはすべて周知のものであるから、部品名のみを列挙しておく。
【0021】 電気系統19は、図12の左からAC100V接続コード191、電源スイッ チ192、ヒューズ193、接地端子194、光ディスク検出マイクロスイッチ 195、ファン18、モータ12、13、コネクタ196、タイマ197、動作 表示灯198、光ディスク逆転スイッチ199からなる。
【0022】 次に、上述の光ディスク研磨機の作動について説明する。
【0023】 光ディスク5のレーベル印刷面を上向き(アクセル面を下向き)にして、シャ フト17に装填し、バフ16に研磨剤を塗布した後、蓋2を静かに閉じる。電源 スイッチ192をオンにし、タイマ197の動作時間(通常3−5分)を設定す ると、動作表示灯198が点灯し、研磨を開始する。
【0024】 最初のタイマ設定時間が完了した後、バフ逆転スイッチ199をオンにして、 再度タイマ197を設定し、研磨を再開する。
【0025】 光ディスク5の汚れ、傷の程度により上述の動作を数回繰り返す。
【0026】 蓋2を閉じたとき、押えテーブル21、押え皿22が光ディスク5をシャフト 17に押し付けるが、この押圧力はサスペンション機構14の圧縮バネ142が 吸収する。光ディスク5への押圧力はバネ偏倚量調節部材145によって微調整 される。
【0027】 光ディスク検出マイクロスイッチ195は、光ディスク押圧力の調整のさいに 用いるとともに、使用時に光ディスク5が研磨機に装着されていないときは、安 全のために電源を切る働きをする。
【0028】 図11は、光ディスク5の信号面の汚れ51および傷52の研磨の作用を誇張 して示す。研磨剤および切粉は受皿11に受けられ、適当な時機に受皿11を取 り外して洗浄することができる。
【0029】
【考案の効果】
本考案によれば、蓋を密閉して研磨を行うので、きわめて簡便、衛生的、かつ 安全である。また、バフは光ディスクに面接触をするので、研磨能率も向上する 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の光ディスク研磨機の側面図である。
【図2】図1のII−II線からみた平面図である。
【図3】図2の蓋を取り去った後の研磨機本体の平面図
である。
【図4】図1のIV−IV線からみた正面図である。
【図5】図1のV−V線からみた背面図である。
【図6】図7のVI−VI線からみた蓋の内側の平面図であ
る。
【図7】図1と同様な図面であって内部の構造を示すた
めに透視した側面図である。
【図8】図5と同様な図面であって内部の構造を示すた
めに図7のVIII−VIII線から透視した背面図である。
【図9】図4と同様な図面であって内部の構造を示すた
めに図7のIX−IX線から透視した正面図である。
【図10】光ディスクの研磨状態を示すためにバフ側か
らみた平面図である。
【図11】図10の横断面図である。
【図12】本考案の光ディスク研磨機の概略回路構成図
である。
【符号の説明】
1…研磨機本体 2…蓋 3…丁番 4…掛金 5…光ディスク 6…機枠 11…受皿 12…バフ駆動用モータ 13…光ディスク駆動用モータ 14…サスペン
ション機構 15…バフ・テーブル 16…バフ 17…光ディスク装填シャフト 18…ファン 21…押えテーブル 22…押え皿

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨機本体と、該本体の上部に開閉自在
    に装着された蓋とからなり、 前記蓋の内側に回転自在に押えテーブルを取り付け、該
    押えテーブルに押え皿を固定し、 前記研磨機本体の上面に着脱自在に受皿を取り付け、該
    受皿の下側の本体内空間にバフ駆動用モータ、光ディス
    ク駆動用モータ、サスペンション機構を設け、 前記バフ駆動用モータに連結されたバフ・テーブルを前
    記受皿の上方に水平に配置し、該バフ・テーブルに円板
    状バフを着脱自在に取り付け、 前記光ディスク駆動用モータおよび前記ハブ駆動用モー
    タを上下方向に弾性変位自在に前記サスペンション機構
    に取り付け、該光ディスク駆動用モータに伝達機構をか
    いして光ディスク装填シャフトを連結し、該シャフト先
    端を前記受皿を貫通し前記押えテーブルの中心に向けて
    突出させ、 前記バフ・テーブルの軸心と前記シャフトの軸心との軸
    間を所定の距離だけ離間させ、 前記研磨機本体の側部にファンを取り付けたことを特徴
    とした光ディスク研磨機。
  2. 【請求項2】 前記両モータの電源回路にタイマを設け
    たことを特徴とする請求項1記載の光ディスク研磨機。
  3. 【請求項3】 前記両モータの電源回路にバフ逆転スイ
    ッチを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の
    光ディスク研磨機。
  4. 【請求項4】 前記サスペンション機構にバネ偏倚量調
    節部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の光ディ
    スク研磨機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3519351B2 (ja) 2000-09-12 2004-04-12 オリエント測器コンピュータ株式会社 ディスク研磨装置

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