JP3039630U - 時計自動調整機能を有する電子機器 - Google Patents
時計自動調整機能を有する電子機器Info
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- JP3039630U JP3039630U JP1997000135U JP13597U JP3039630U JP 3039630 U JP3039630 U JP 3039630U JP 1997000135 U JP1997000135 U JP 1997000135U JP 13597 U JP13597 U JP 13597U JP 3039630 U JP3039630 U JP 3039630U
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- JP
- Japan
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- station
- pbs
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ネットワークネーム又はステーションIDを
検出することによってPBS局の有無を判別することに
より、時計自動調整機能による現在時刻合わせの時間を
大幅に短縮する。 【解決手段】 PBS局から送信されてくる文字情報を
含むEDS情報を抽出し、再生するEDS再生回路10
と、選局制御部11を制御することによって全放送局を
順次選局し、その選局動作中にEDS再生回路10から
得られるネットワークネーム又はステーションIDに基
づいてPBS局の有無を判別して時計自動調整機能の動
作を開始する時刻調整制御部12とを備える。
検出することによってPBS局の有無を判別することに
より、時計自動調整機能による現在時刻合わせの時間を
大幅に短縮する。 【解決手段】 PBS局から送信されてくる文字情報を
含むEDS情報を抽出し、再生するEDS再生回路10
と、選局制御部11を制御することによって全放送局を
順次選局し、その選局動作中にEDS再生回路10から
得られるネットワークネーム又はステーションIDに基
づいてPBS局の有無を判別して時計自動調整機能の動
作を開始する時刻調整制御部12とを備える。
Description
【0001】
本考案は、ネットワークネームを含む文字情報に時刻データやステーションI Dといった種々の情報を付加してテレビジョン信号の同期信号部分に重畳し送信 する放送局をPBS局とするとき、このPBS局から送信されてくる文字情報を 受信側の操作によって再生し画面上に表示するクローズドキャプション(clo sed caption)機能と、PBS局から送信されてくる時刻データに基 づいて現在時刻の調整を行う時計自動調整機能とを有する電子機器(テレビ、ビ デオ、テレビデオ等)に係り、より詳細には、時計自動調整機能による現在時刻 合わせの所要時間を大幅に短縮することのできる時計自動調整機能を有する電子 機器に関する。
【0002】
米国では、耳の聞こえない人へのサービスとして、ネットワークネームを含む 文字情報をテレビジョン信号の同期信号部分に重畳して送信し、受信側での操作 によってこれを必要に応じて再生し画面上に表示できるようにしたクローズドキ ャプションと呼ばれる放送サービスが開始されている。 また、ネットワークネームを含む文字情報の他に、時刻データ、ステーション ID(放送局名)、番組名、番組開始時刻等の種々の情報を付加して送信するい わゆるEDS放送も開始されている。
【0003】 このようなEDS放送の受信が可能な電子機器では、内蔵している時計の時刻 を調整する手段として、PBS局から送信されてくる時刻データを参照して現在 時刻の調整を自動で行う時計自動調整機能を備えているものがある。 この時計自動調整機能では、まず通常の選局動作によって全放送局を順次選局 し、1つの放送局を選局するたびに、その放送局から送信されてくるテレビジョ ン信号の中にEDS放送の中の付加情報である時刻データが含まれているか否か を判別している。そして、EDS放送の中の付加情報である時刻データが含まれ ている場合には、その時刻データに従って内蔵時計を現在時刻に調整するように なっている。
【0004】
この場合、EDS放送の付加情報である時刻データは、1分間に3回程度(す なわち、20秒に1回程度)しか送られてこないため、選局した放送局がPBS 局であった場合でも、最長で20秒経過しないと内蔵時計の調整が行えないこと になる。通常は、誤検出を防止するために時刻データを3回検出してから時刻調 整を行っていることから、実際には最短で40秒、最長で1分経過しないと内蔵 時計の時刻調整が行われないことになる。
【0005】 また、上述したように、まず選局動作によって全放送局を順次選局し、1つの 放送局を選局するたびに時刻データの有無を判別しているので、例えば選局動作 が最小チャンネルから行われ、PBS局が17番目のチャンネルであったとする と、現在時刻の調整に最短でも11分20秒(40秒×17)、最長で17分か かることになる。 このように、従来の時計自動調整機能では内蔵時計の現在時刻合わせに長い時 間がかかってしまうといった問題があった。
【0006】 ところで、EDS放送に含まれる情報(以下、EDS情報という)のうち、ネ ットワークネームとステーションIDとは、1秒ごとに交互に連続して送信され てくる情報である。そして、ネットワークネームはEDS放送に必ず含まれてお り、ステーションIDもほとんどのEDS放送に含まれている情報である。つま り、ネットワークネームとステーションIDとは、途中に他の情報が付加されな い限り原則として2秒間隔で送信されてくる情報である。そのため、このネット ワークネーム又はステーションIDを検出することによって、EDS放送を行っ ている放送局、つまりPBS局であるか否かが判断できることになる。
【0007】 本考案はこの点に着目して創案されたもので、その目的は、ネットワークネー ム又はステーションIDを検出することによってPBS局の有無を判別すること により、時計自動調整機能による現在時刻合わせの所要時間を大幅に短縮するこ とのできる時計自動調整機能を有する電子機器を提供することにある。
【0008】
上記課題を解決するため、本考案の請求項1記載の時計自動調整機能を有する 電子機器は、ネットワークネームを含む文字情報に時刻データやステーションI Dといった種々の情報を付加してテレビジョン信号の同期信号部分に重畳し送信 する放送局をPBS局とするとき、前記PBS局から送信されてくる前記文字情 報を受信側の操作によって再生し画面上に表示するクローズドキャプション機能 と、前記PBS局から送信されてくる前記時刻データに基づいて現在時刻の調整 を行う時計自動調整機能とを有する電子機器において、前記PBS局の選局動作 時に前記情報の中のネットワークネーム又はステーションIDを検出することに よってPBS局有りと判別するPBS局判別手段を備え、現在時刻の調整動作モ ード時、前記PBS局判別手段によって受信している放送局がPBS局であると 判別されたとき前記時計自動調整機能の動作を開始するものである。 また、本考案の請求項2記載の時計自動調整機能を有する電子機器は、ネット ワークネームを含む文字情報に時刻データやステーションIDといった種々の情 報を付加してテレビジョン信号の同期信号部分に重畳し送信する放送局をPBS 局とするとき、前記PBS局から送信されてくる前記文字情報を受信側の操作に よって再生し画面上に表示するクローズドキャプション機能と、前記PBS局か ら送信されてくる前記時刻データに基づいて現在時刻の調整を行う時計自動調整 機能とを有する電子機器において、前記PBS局の選局動作時に前記情報の中の ネットワークネームとステーションIDとの検出を行うとともに、ネットワーク ネーム又はステーションIDのいずれかを検出することによってPBS局有りと 判別するPBS局判別手段を備え、現在時刻の調整動作モード時、前記PBS局 判別手段によって受信している放送局がPBS局であると判別されたとき前記時 計自動調整機能の動作を開始するものである。 また、本考案の請求項3記載の時計自動調整機能を有する電子機器は、ネット ワークネームを含む文字情報に時刻データやステーションIDといった種々の情 報を付加してテレビジョン信号の同期信号部分に重畳し送信する放送局をPBS 局とするとき、前記PBS局から送信されてくる前記文字情報を受信側の操作に よって再生し画面上に表示するクローズドキャプション機能と、前記PBS局か ら送信されてくる前記時刻データに基づいて現在時刻の調整を行う時計自動調整 機能とを有する電子機器において、前記PBS局の選局動作時に前記情報の中の ネットワークネーム又はステーションIDを検出することによってPBS局有り と判別するPBS局判別手段と、このPBS局判別手段によって判別されたPB S局を記憶する記憶手段とを備え、現在時刻の調整動作モード時、前記記憶手段 に記憶されているPBS局を受信するように選局動作を行い、PBS局の選局後 に前記時計自動調整機能の動作を開始するものである。 また、本考案の請求項4記載の時計自動調整機能を有する電子機器は、ネット ワークネームを含む文字情報に時刻データやステーションIDといった種々の情 報を付加してテレビジョン信号の同期信号部分に重畳し送信する放送局をPBS 局とするとき、前記PBS局から送信されてくる前記文字情報を受信側の操作に よって再生し画面上に表示するクローズドキャプション機能と、前記PBS局か ら送信されてくる前記時刻データに基づいて現在時刻の調整を行う時計自動調整 機能とを有する電子機器において、前記PBS局の選局動作時に前記情報の中の ネットワークネームとステーションIDとの検出を行うとともに、ネットワーク ネーム又はステーションIDのいずれかを検出することによってPBS局有りと 判別するPBS局判別手段と、このPBS局判別手段によって判別されたPBS 局を記憶する記憶手段とを備え、現在時刻の調整動作モード時、前記記憶手段に 記憶されているPBS局を受信するように選局動作を行い、PBS局の選局後に 前記時計自動調整機能の動作を開始するものである。
【0009】
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図1は、本考案の一実施形態である時計自動調整機能を有するテレビジョン受 像機の電気的構成を示すブロック図である。
【0010】 このテレビジョン受像機は、ネットワークネームを含む文字情報に時刻データ やステーションIDといった種々の情報を付加してテレビジョン信号の同期信号 部分に重畳し送信するPBS局からの送信信号の受信が可能であって、このPB S局から送信されてくる文字情報を再生し画面上に表示するクローズドキャプシ ョン機能と、PBS局から送信されてくる時刻データに基づいて現在時刻の調整 を行う時計自動調整機能とを備えている。
【0011】 同図において、受信アンテナ1が接続されたチューナ回路2は、選局制御部1 1からの制御信号によって受信チャンネルの選局動作う行うようになっており、 チューナ回路2の出力は、中間周波増幅回路3に導かれている。 そして、中間周波増幅回路3からの音声信号は、音声検波回路7を介して低周 波増幅回路8に導かれており、低周波増幅回路8の出力は、スピーカ9に導かれ ている。一方、中間周波増幅回路3からの映像信号は、映像検波回路4を介して 映像信号処理回路5に導かれており、映像信号処理回路5の出力は、RGBの各 原色信号として受像機6に導かれている。
【0012】 また、中間周波増幅回路3からの映像信号は、映像信号に重畳されたEDS情 報を抽出、再生するEDS再生回路10に導かれている。 EDS再生回路10には、選局制御部11からの制御信号と、映像信号処理回 路5からの同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号)とが導かれているととも に、EDS再生回路10から映像信号処理回路5に対して、RGB信号とブラン キング信号とが出力されるようになっている。また、EDS再生回路10におい て検出されたネットワークネーム又はステーションID等の情報が、時刻調整制 御部12に出力されるようになっている。
【0013】 時刻調整制御部12は、選局制御部11及びPBS局記憶部13とそれぞれ双 方向に接続されており、時刻調整制御部12の制御信号が時計部14に導かれた 構成となっている。
【0014】 EDS情報には、ネットワークネームを含む文字情報の他に、時刻データやス テーションID(放送局名)、番組名、番組開始時刻等の種々の情報が含まれて おり、この中でネットワークネームとステーションIDとは、1秒ごとに交互に 連続して送信されてくる情報である。そして、ネットワークネームはEDS情報 として必ず含まれており、ステーションIDもほとんどの場合EDS情報として 含まれている情報である。つまり、ネットワークネームとステーションIDとは 、途中に他の情報が付加されない限り原則として2秒間隔で送信されてくる情報 である。また、時刻データは、1分間に3回程度(すなわち、20秒に1回程度 )の割合で、ネットワークネームとステーションIDとの間に挿入されて送られ てくる情報である。
【0015】 EDS再生回路10は、映像信号からこのようなEDS情報を抽出、再生し、 映像信号処理回路5から供給される同期信号(水平同期信号及び垂直同期信号) にタイミングを合わせながら、EDS情報の中の文字情報に対応したRGB信号 と文字表示タイミングの基準となるブランキング信号とを、映像信号処理回路5 に出力する。また、EDS再生回路10は、EDS情報の中のネットワークネー ム又はステーションIDを検出し、その検出信号を時刻調整制御部12に出力す る。
【0016】 時刻調整制御部12は、テレビジョン受像機に内蔵されている時計部14の現 在時刻の調整に際し、PBS局の選局動作と、現在時刻の調整動作とを制御する ブロックである。このうち、現在時刻の調整動作は従来から行われている動作で あり、本考案ではPBS局の選局動作が新たに付加された動作となっている。つ まり、時刻調整制御部12が、請求項1ないし4に記載のPBS局判別手段を構 成している。 PBS局記憶部13は、PBS局の選局動作によって選局されたPBS局を記 憶するブロックである。
【0017】 次に、上記構成のテレビジョン受像機におけるPBS局選局動作モードと現在 時刻調整動作モードとについて、図2に示すフローチャートを参照して説明する 。 図示しない時刻調整ボタンが操作されて、内蔵している時計部14の調整を開 始する場合、時刻調整制御部12は、まずPBS局記憶部13にPBS局が記憶 されているか否かを判別する(ステップS1)。ここで、時計部14の調整が初 めてである場合には、PBS局記憶部13には何も記憶されていないので、PB S局選局動作モードを実行することになる(ステップS2)。
【0018】 一方、時計部14の調整が2回目以降である場合には、最初の(若しくは前回 の)PBS局選局動作モードの実行によって、PBS局記憶部13にはすでに選 局されたPBS局が記憶されていることから、この場合には選局制御部11に制 御信号を出力して、その記憶されているPBS局をダイレクトに選局した後(ス テップS13)、ステップS5へと動作を進めることになる。 ステップS2のPBS局選局動作モードでは、まず通常の選局動作によって全 放送局を順次選局し(ステップS3,S4)、1つの放送局を選局するたびに、 その放送局から送信されてくるテレビジョン信号の中にEDS情報のネットワー クネーム又はステーションIDが含まれているか否かを判断する(ステップS5 ,S6)。
【0019】 ここで、ネットワークネームとステーションIDとは、上述した如く1秒ごと に交互に連続して送信されてくる情報である。つまり、ネットワークネーム又は ステーションIDは、共に2秒間隔で送信されてくる情報である。また、ネット ワークネーム又はステーションIDの有無の判断に際しては、誤判断を避けるた め、ネットワークネーム又はステーションIDを3回検出したときに、ネットワ ークネーム又はステーションIDであると判断するようにしている。
【0020】 そのため、ステップS6でのネットワークネーム又はステーションIDが含ま れているか否かの判断は、各放送局について最長6秒間行い(ステップS7)、 この間にネットワークネーム又はステーションID無しと判断した場合には、次 の放送局(チャンネル)の選局に移行することになる(ステップS4,S2)。 つまり、受信した1つの放送局がPBS局であるか否かの判断(ステップS5 ,S6)が、最長6秒で終了することになる。
【0021】 受信した1つの放送局のテレビジョン信号にネットワークネーム又はステーシ ョンIDが含まれていると判断した場合には、ステップS6からステップS7へ と動作を進めて、ネットワークネームとステーションIDとの間に挿入されて送 信されてくる時刻データの検出待ちとなる。 そして、この検出待ち状態が60秒経過しても時刻データを検出できないとき には(ステップS9,S10)、時刻データが含まれていないと判断し、この時 点で次の放送局(チャンネル)の選局に移行する(ステップS4,S2)。ここ で、60秒を時刻データ有無の判断時間としたのは、上述の如く時刻データが2 0秒に1回しか送られて来ず、また、通常は誤検出を防止するために時刻データ を3回検出してから時刻調整を行うこととしているためである。
【0022】 また、60秒経過前に時刻データを検出した場合には、その時刻データに従っ て時計部14の現在時刻を調整する(ステップS11)。本実施形態では、最初 の時刻データの検出で現在時刻の調整を行うが、時刻データを3回検出してから 時刻調整を行うようにしてもよい。 また、時刻調整制御部12は、この時点で選局したPBS局をPBS局記憶部 13に記憶させる(ステップS12)。これにより、次からの時刻調整に際して は、ステップS2,S3,S4の動作を省略することができるので、現在時刻合 わせの所要時間が大幅に短縮されることになる。
【0023】 なお、PBS局記憶部13に記憶されているPBS局を選局して(ステップS 13)、ネットワークネーム又はステーションIDの有無の判断(ステップS5 ,S6)を行った結果、データ無しと判断されてステップS7からステップS4 ,ステップS2,ステップS3へと動作が移行し、新たなPBS局の選局が行わ れた場合には、PBS局記憶部13に記憶されていたPBS局を、この新たに選 局したPBS局に書き換えるものとする。つまり、PBS局記憶部13には、常 に、最新のPBS局が記憶されることになる。
【0024】 このように、本考案のPBS局選局動作モードと現在時刻調整動作モードとを 実行した場合、例えば選局動作が最小チャンネルから行われ、PBS局が17番 目のチャンネルであったとすると、現在時刻の調整が2分程度(すなわち、6秒 ×17(=102秒)に時刻データの送信間隔である20秒を加えた122秒) で行われることになる。
【0025】 なお、上記の実施形態では、ネットワークネーム又はステーションIDのいず れかを検出してPBS局の有無を判断しているが、ネットワークネームとステー ションIDとの両方を検出するようにしてもよい。このようにすると、EDS情 報にステーションIDが含まれていなかった場合でも、ネットワークネームによ ってPBS局の有無を判断することができるものである。
【0026】
本考案の請求項1記載の時計自動調整機能を有する電子機器は、PBS局から 送信されてくる文字情報を受信側の操作によって再生し画面上に表示するクロー ズドキャプション機能と、PBS局から送信されてくる時刻データに基づいて現 在時刻の調整を行う時計自動調整機能とを有する電子機器において、PBS局の 選局動作時に付加情報の中のネットワークネーム又はステーションIDを検出す ることによってPBS局有りと判別するPBS局判別手段を備え、現在時刻の調 整動作モード時、PBS局判別手段によって受信している放送局がPBS局であ ると判別されたとき時計自動調整機能の動作を開始するように構成している。つ まり、2秒間隔で送信されてくるネットワークネーム又はステーションIDを検 出してPBS局の有無を判別しているので、20秒間隔で送信されてくる時刻デ ータを直接検出することによってPBS局の有無を判別していた従来のものと比 べて、PBS局の判別時間、ひいては現在時刻合わせに要する時間を大幅に短縮 することができる。 また、本考案の請求項2記載の時計自動調整機能を有する電子機器は、PBS 局から送信されてくる文字情報を受信側の操作によって再生し画面上に表示する クローズドキャプション機能と、PBS局から送信されてくる時刻データに基づ いて現在時刻の調整を行う時計自動調整機能とを有する電子機器において、PB S局の選局動作時に付加情報の中のネットワークネームとステーションIDとの 検出を行うとともに、ネットワークネーム又はステーションIDのいずれかを検 出することによってPBS局有りと判別するPBS局判別手段を備え、現在時刻 の調整動作モード時、PBS局判別手段によって受信している放送局がPBS局 であると判別されたとき時計自動調整機能の動作を開始するように構成している 。つまり、2秒間隔で送信されてくるネットワークネーム又はステーションID を検出してPBS局の有無を判別しているので、20秒間隔で送信されてくる時 刻データを直接検出することによってPBS局の有無を判別していた従来のもの と比べて、PBS局の判別時間、ひいては現在時刻合わせに要する時間を大幅に 短縮することができる。また、ネットワークネームとステーションIDとの両方 を検出し、ネットワークネーム又はステーションIDのいずれかを検出すること によってPBS局有りと判別するようにしているので、EDS情報にステーショ ンIDが含まれていなかった場合でも、ネットワークネームによってPBS局の 有無を確実に判断することができる。 また、本考案の請求項3記載の時計自動調整機能を有する電子機器は、PBS 局から送信されてくる文字情報を受信側の操作によって再生し画面上に表示する クローズドキャプション機能と、PBS局から送信されてくる時刻データに基づ いて現在時刻の調整を行う時計自動調整機能とを有する電子機器において、PB S局の選局動作時に付加情報の中のネットワークネーム又はステーションIDを 検出することによってPBS局有りと判別するPBS局判別手段と、このPBS 局判別手段によって判別されたPBS局を記憶する記憶手段とを備え、現在時刻 の調整動作モード時、記憶手段に記憶されているPBS局を受信するように選局 動作を行い、PBS局の選局後に時計自動調整機能の動作を開始するように構成 している。つまり、PBS局を選局するために、全放送局を順次選局していく必 要が無くなるので、PBS局の判別時間、ひいては現在時刻合わせに要する時間 を大幅に短縮することができる。 また、本考案の請求項4記載の時計自動調整機能を有する電子機器は、PBS 局から送信されてくる文字情報を受信側の操作によって再生し画面上に表示する クローズドキャプション機能と、PBS局から送信されてくる時刻データに基づ いて現在時刻の調整を行う時計自動調整機能とを有する電子機器において、PB S局の選局動作時に付加情報の中のネットワークネームとステーションIDとの 検出を行うとともに、ネットワークネーム又はステーションIDのいずれかを検 出することによってPBS局有りと判別するPBS局判別手段と、このPBS局 判別手段によって判別されたPBS局を記憶する記憶手段とを備え、現在時刻の 調整動作モード時、記憶手段に記憶されているPBS局を受信するように選局動 作を行い、PBS局の選局後に時計自動調整機能の動作を開始するように構成し ている。つまり、PBS局を選局するために、全放送局を順次選局していく必要 が無くなるので、PBS局の判別時間、ひいては現在時刻合わせに要する時間を 大幅に短縮することができる。また、ネットワークネームとステーションIDと の両方を検出し、ネットワークネーム又はステーションIDのいずれかを検出す ることによってPBS局有りと判別するようにしているので、EDS情報にステ ーションIDが含まれていなかった場合でも、ネットワークネームによってPB S局の有無を確実に判断することができる。
【図1】本考案の一実施形態である時計自動調整機能を
有するテレビジョン受像機の電気的構成を示すブロック
図である。
有するテレビジョン受像機の電気的構成を示すブロック
図である。
【図2】本考案のテレビジョン受像機におけるPBS局
選局動作モードと現在時刻調整動作モードとを説明する
ためのフローチャートである。
選局動作モードと現在時刻調整動作モードとを説明する
ためのフローチャートである。
10 EDS再生回路 11 選局制御部 12 時刻調整制御部 13 PBS局記憶部 14 時計部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/03 H04N 7/08 A 7/035 // H04H 1/00
Claims (4)
- 【請求項1】 ネットワークネームを含む文字情報に時
刻データやステーションIDといった種々の情報を付加
してテレビジョン信号の同期信号部分に重畳し送信する
放送局をPBS局とするとき、前記PBS局から送信さ
れてくる前記文字情報を受信側の操作によって再生し画
面上に表示するクローズドキャプション機能と、前記P
BS局から送信されてくる前記時刻データに基づいて現
在時刻の調整を行う時計自動調整機能とを有する電子機
器において、 前記PBS局の選局動作時に前記情報の中のネットワー
クネーム又はステーションIDを検出することによって
PBS局有りと判別するPBS局判別手段を備え、 現在時刻の調整動作モード時、前記PBS局判別手段に
よって受信している放送局がPBS局であると判別され
たとき前記時計自動調整機能の動作を開始することを特
徴とする時計自動調整機能を有する電子機器。 - 【請求項2】 ネットワークネームを含む文字情報に時
刻データやステーションIDといった種々の情報を付加
してテレビジョン信号の同期信号部分に重畳し送信する
放送局をPBS局とするとき、前記PBS局から送信さ
れてくる前記文字情報を受信側の操作によって再生し画
面上に表示するクローズドキャプション機能と、前記P
BS局から送信されてくる前記時刻データに基づいて現
在時刻の調整を行う時計自動調整機能とを有する電子機
器において、 前記PBS局の選局動作時に前記情報の中のネットワー
クネームとステーションIDとの検出を行うとともに、
ネットワークネーム又はステーションIDのいずれかを
検出することによってPBS局有りと判別するPBS局
判別手段を備え、 現在時刻の調整動作モード時、前記PBS局判別手段に
よって受信している放送局がPBS局であると判別され
たとき前記時計自動調整機能の動作を開始することを特
徴とする時計自動調整機能を有する電子機器。 - 【請求項3】 ネットワークネームを含む文字情報に時
刻データやステーションIDといった種々の情報を付加
してテレビジョン信号の同期信号部分に重畳し送信する
放送局をPBS局とするとき、前記PBS局から送信さ
れてくる前記文字情報を受信側の操作によって再生し画
面上に表示するクローズドキャプション機能と、前記P
BS局から送信されてくる前記時刻データに基づいて現
在時刻の調整を行う時計自動調整機能とを有する電子機
器において、 前記PBS局の選局動作時に前記情報の中のネットワー
クネーム又はステーションIDを検出することによって
PBS局有りと判別するPBS局判別手段と、このPB
S局判別手段によって判別されたPBS局を記憶する記
憶手段とを備え、 現在時刻の調整動作モード時、前記記憶手段に記憶され
ているPBS局を受信するように選局動作を行い、PB
S局の選局後に前記時計自動調整機能の動作を開始する
ことを特徴とする時計自動調整機能を有する電子機器。 - 【請求項4】 ネットワークネームを含む文字情報に時
刻データやステーションIDといった種々の情報を付加
してテレビジョン信号の同期信号部分に重畳し送信する
放送局をPBS局とするとき、前記PBS局から送信さ
れてくる前記文字情報を受信側の操作によって再生し画
面上に表示するクローズドキャプション機能と、前記P
BS局から送信されてくる前記時刻データに基づいて現
在時刻の調整を行う時計自動調整機能とを有する電子機
器において、 前記PBS局の選局動作時に前記情報の中のネットワー
クネームとステーションIDとの検出を行うとともに、
ネットワークネーム又はステーションIDのいずれかを
検出することによってPBS局有りと判別するPBS局
判別手段と、このPBS局判別手段によって判別された
PBS局を記憶する記憶手段とを備え、 現在時刻の調整動作モード時、前記記憶手段に記憶され
ているPBS局を受信するように選局動作を行い、PB
S局の選局後に前記時計自動調整機能の動作を開始する
ことを特徴とする時計自動調整機能を有する電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000135U JP3039630U (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 時計自動調整機能を有する電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997000135U JP3039630U (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 時計自動調整機能を有する電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3039630U true JP3039630U (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=43174247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997000135U Expired - Lifetime JP3039630U (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 時計自動調整機能を有する電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3039630U (ja) |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP1997000135U patent/JP3039630U/ja not_active Expired - Lifetime
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