JPH05327639A - 視聴ソース検出装置 - Google Patents

視聴ソース検出装置

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JPH05327639A
JPH05327639A JP15853192A JP15853192A JPH05327639A JP H05327639 A JPH05327639 A JP H05327639A JP 15853192 A JP15853192 A JP 15853192A JP 15853192 A JP15853192 A JP 15853192A JP H05327639 A JPH05327639 A JP H05327639A
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義和 伊藤
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調査対象者のBSチューナー内蔵AVテレビ
等において実際にどのソースを視聴しているかを検出可
能とする。 【構成】 テレビ1からV同期センサー6,H同期セン
サー7等により同期信号を検出し、PIFセンサー8に
よりテレビ1の内蔵VHF/UHFチューナーの映像中
間周波信号を検出する。また、配線等によりテレビ1の
AV端子に与えられる映像信号とテレビ1の内蔵機器の
映像信号とを取り出す。アナログスイッチ16は、PI
Fセンサー8とAV端子と内蔵機器とから得た映像信号
をソース毎に順次に通過させ、同期分離回路17はそれ
から同期信号を抽出する。時間差測定部18は、テレビ
1から検出した同期信号と同期分離回路17で抽出した
同期信号との時間差を測定する。マイクロプロセッサー
28は、測定した時間差が最小となった際のアナログス
イッチ16の選択位置から、視聴中のソースを判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ視聴率測定に際し
てBS(衛星放送)チューナー内蔵AVテレビジョン受
像機(複数の外部入力端子を有し、外部に接続されたビ
デオテープレコーダー等のモニターとして使用できるよ
うにしたテレビジョン受像機)等で実際に視聴している
ソース(VHF/UHFチューナー,BSチューナー,
ビデオテープレコーダー,電子ゲーム,ビデオムービー
(再生機能を有する小型ビデオカメラ)等)が何である
かを検出する視聴ソース検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機(以下「テレビ」と
略称する。)が単体で使用されるのが一般的であった時
代には、視聴率測定のためには、テレビのオン・オフの
状態と、テレビ内のVHF/UHFチューナーのチャン
ネルの番号とを時刻データと関連付けて採取すれば充分
であったが、ビデオテープレコーダー等のAV機器やA
Vテレビの普及に伴い、テレビで実際に視聴しているソ
ースは何かという情報を採取する必要が生じてきた。
【0003】このような状況に応じ、既に出願人の1人
は、特願昭60−69841号において「AV端子検出
方式」と題した発明を提案している。これは、ビデオテ
ープレコーダー等からテレビに与えられる音声信号に非
可聴域の識別信号を混入した信号を複数のAV端子(オ
ーディオおよびビデオ信号を接続する端子)に順繰りに
接続すると共に、テレビのスピーカーからマイクで採取
した音声信号に識別信号が含まれているか否かを調べ、
識別信号が含まれていると判断された時点においてその
識別信号を混入しているAV端子を視聴のために選択し
ているAV端子として特定するものである。なお、どの
AV端子でもないと判断された場合、テレビがオンであ
り、なおかつチャンネルが特定できればテレビ内のチュ
ーナーにより放送波を受信し視聴していることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のAV端子検出方式は、AVテレビで選択されているA
V端子を検出することは可能であったが、再び対応でき
ない事態が生じてきている。それは、BSチューナー内
蔵AVテレビ,ビデオテープレコーダー内蔵AVテレ
ビ,電子ゲーム内蔵AVテレビ等の出現である。
【0005】すなわち、前述したAV端子検出方式では
AV端子のいずれが選択されているかを判断することが
でき、いずれでもない場合はテレビ内のチューナーによ
り放送波を受信して視聴していると判断することができ
るが、BSチューナー内蔵AVテレビにあってはAV端
子を経由することなくBS放送が視聴されるため、AV
端子のいずれも選択されていない場合に、視聴している
のがVHF/UHF放送であるのかBS放送であるのか
が区別できないことになる。なお、このような場合であ
っても、テレビの内部回路に手を加え、半田付け等によ
り直接に非可聴域の識別信号を音声信号に混入させるこ
とは可能であるが、調査対象者の個人所有のテレビの内
部に手を加えることは好ましくなく、測定機(メータ
ー)の設置を拒否される理由ともなりかねないため、実
施は困難である。
【0006】また、ビデオテープレコーダー内蔵AVテ
レビや電子ゲーム内蔵AVテレビ等にあっても事情は同
じである。
【0007】本発明は上記の点に鑑み提案されたもので
あり、その目的とするところは、調査対象者のテレビ等
に対する接続が容易で、BSチューナー内蔵AVテレビ
等であっても実際にどのソースを視聴しているかを検出
することのできる視聴ソース検出装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、テレビのブラウン管に加えられる垂直同期
信号を検出する手段と、テレビのブラウン管に加えられ
る水平同期信号を検出する手段と、テレビの内蔵VHF
/UHFチューナー近傍から映像中間周波信号を検出す
るPIF(ピクチャー中間周波)センサーと、テレビの
AV端子に与えられる映像信号を取り出す手段と、テレ
ビの内蔵機器の映像信号を取り出す手段と、PIFセン
サーで検出した映像中間周波信号から検波して復元した
映像信号とテレビのAV端子および内蔵機器から得た映
像信号とをソース毎に順次に選択して通過させるアナロ
グスイッチと、アナログスイッチを通過した映像信号か
ら垂直同期信号と水平同期信号とを抽出する同期分離回
路と、テレビから検出した同期信号と同期分離回路で抽
出した同期信号との時間差を測定する時間差測定部と、
アナログスイッチおよび時間差測定部を制御すると共
に、測定した時間差に各ソース固有の遅延時間に対する
補正を加え、補正後の時間差が最小となるソースが視聴
中のソースと判定するマイクロプロセッサーとを備えて
いる。
【0009】
【作用】本発明の視聴ソース検出装置にあっては、テレ
ビからV同期センサー等の手段により垂直同期信号を検
出し、H同期センサー等の手段により水平同期信号を検
出し、PIFセンサーによりテレビの内蔵VHF/UH
Fチューナー近傍から映像中間周波信号を検出する。ま
た、配線等の手段によりテレビのAV端子に与えられる
映像信号とテレビの内蔵機器の映像信号とを取り出す。
次いで、マイクロプロセッサーの制御のもと、アナログ
スイッチは、PIFセンサーにより検出した映像中間周
波信号を検波して得た映像信号とテレビのAV端子およ
び内蔵機器から得た映像信号とをソース毎に順次に選択
して通過させ、同期分離回路はアナログスイッチを通過
した映像信号から垂直同期信号と水平同期信号とを抽出
する。次いで、マイクロプロセッサーの制御のもと、時
間差測定部は、テレビから検出した同期信号と同期分離
回路で抽出した同期信号との時間差を測定する。そし
て、マイクロプロセッサーは測定した時間差に各ソース
固有の遅延時間に対する補正を加え、補正後の時間差が
最小となるアナログスイッチの選択位置から、テレビ視
聴中のソースを判定する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。
【0011】図1は本発明の視聴ソース検出装置の一実
施例を示す構成図である。
【0012】図1において、本実施例は、調査対象者の
所有にかかるテレビ(BSチューナー内蔵AVテレビ)
1,ビデオテープレコーダー2,電子ゲーム3,ビデオ
ムービー4と、視聴率測定のために設置するメーター5
とから構成されている。なお、テレビ1に内蔵または接
続されるAV機器は一例を示したものであり、これに限
られるものではない。
【0013】一方、テレビ1の内部には、ブラウン管の
偏向ヨーク等の近傍から垂直同期信号を検出するV同期
センサー6と、フライバックトランス等の近傍から水平
同期信号を検出するH同期センサー7と、内蔵VHF/
UHFチューナー近傍から映像中間周波信号を検出する
PIFセンサー8とが設けられており、検出した信号が
メーター5に入力されるようになっている。なお、テレ
ビ1からモニター出力としてブラウン管に映し出される
映像信号が取り出せる場合には、その映像信号から同期
分離することにより同期信号を得ることができ、その場
合にはV同期センサー6,H同期センサー7は不要とな
る。
【0014】また、ビデオテープレコーダー2,電子ゲ
ーム3の左右の音声信号はテレビ1のAV端子に直接に
与えられるが、映像信号はメーター5を経由してAV端
子に与えられるようになっている。なお、ビデオムービ
ー4の音声信号および映像信号はメーター5を経由する
ことなく、テレビ1のAV端子に直接に与えられる。こ
れは、ビデオムービー4は一般にテレビ1の前面パネル
に設けられたAV端子に使用時にのみ接続されるもので
あるため、予めメーター5との接続を行えないからであ
るが、後述のようにビデオムービー4の使用であるか否
かも検出することができる。また、ビデオムービー4と
定常的に接続が行える場合は、ビデオテープレコーダー
2,電子ゲーム3と同様にメーター5に入力するように
して、直接の判定の対象とすることができる。
【0015】また、テレビ1に内蔵のBSチューナーの
映像信号はメーター5に入力されるようになっている。
なお、BSチューナー内蔵型のテレビではBSチューナ
ーの映像信号を外部に取り出す端子を設けることが規格
で定められているため、テレビ1内部に手を加える必要
はない。
【0016】このように、テレビ1とメーター5との接
続は、V同期センサー6,H同期センサー7,PIFセ
ンサー8を除いて、数本のビデオケーブルの接続だけで
行うことができ、個人所有のテレビ1等にできるだけ手
を加えないで済むようになっている。
【0017】一方、メーター5内の構成を説明すると、
V同期センサー6,H同期センサー7の検出信号をそれ
ぞれ入力して一定幅のパルスに整形する1ショットマル
チバイブレーター9,10と、PIFセンサー8の検出
信号を入力して所定のレベルまで増幅するアンプ11お
よび映像信号を復元するPIF増幅検波回路12と、ビ
デオテープレコーダー2,内蔵BSチューナー,電子ゲ
ーム3の映像信号をそれぞれ分岐して取り込むバッファ
ー13,14,15とが入力段に設けられている。な
お、1ショットマルチバイブレーター9,10を設けて
いるのは、テレビ1から検出した生の同期信号のパルス
幅は不均一であるため、一定のパルス幅にして後段の時
間差測定での誤差を少なくするためである。
【0018】また、PIF増幅検波回路12,バッファ
ー13,14,15の出力である映像信号を入力し順次
に選択して通過させるアナログスイッチ16と、アナロ
グスイッチ16の出力である映像信号から垂直同期信号
および水平同期信号を分離する同期分離回路17とが設
けられている。
【0019】更に、1ショットマルチバイブレーター
9,10で整形された垂直同期信号,水平同期信号を入
力すると共に、同期分離回路17から垂直同期信号,水
平同期信号を入力し、垂直同期信号と水平同期信号の各
々について、2経路の同期信号の到来の時間差を測定す
る時間差測定部18と、アナログスイッチ16,時間差
測定部18の制御およびソース判定等を行うマイクロプ
ロセッサー28とが設けられている。なお、マイクロプ
ロセッサー28には時間差測定のタイミングをとるた
め、1ショットマルチバイブレーター9,10の出力で
ある同期信号が与えられている。
【0020】時間差測定部18は、1ショットマルチバ
イブレーター9,10の同期信号をリセット信号として
入力し、同期分離回路17の同期信号をセット信号とし
て入力し、マイクロプロセッサー28から測定開始を決
定するイネーブル信号を入力するフリップフロップ1
9,20と、所定の周期のクロック信号を発生するクロ
ック発生器21と、該クロック発生器21のクロック信
号とフリップフロップ19,20の出力信号をそれぞれ
入力するナンドゲート22,23と、この出力とマイク
ロプロセッサー28からのプリセット信号とを入力する
負論理入力オアゲート(以下「ゲート」という。)2
4,25と、この出力をクロック信号として入力するプ
リセット型ダウンカウンター26,27とから構成され
ている。なお、このカウンター26,27は、マイクロ
プロセッサー28から書き込み可能なレジスタ部を備え
ており、マイクロプロセッサー28によってレジスタ部
に所定の値が書き込まれた後の最初の1つのクロック信
号で上記所定値を内部のカウンタ部にプリセットし、続
くクロック信号でダウンカウントする機能を持つカウン
ターである。もっとも、カウンター26,27としてア
ップカウンターを使用するときはゲート24,25は不
要となるが、カウンター26,27にマイクロプロセッ
サー28からリセット信号を加える必要がある。
【0021】なお、メーター5内には、図示していない
が、テレビ放送のチャンネルを判定する回路部等も通常
は設けられる。
【0022】以下、上記の実施例の動作を説明する。
【0023】テレビ1の電源がオンとなっており、何ら
かの映像がブラウン管に表示されている場合には、V同
期センサー6,H同期センサー7に同期信号のパルスが
検出され、1ショットマルチバイブレーター9,10に
より所定パルス幅の同期信号に整形される。
【0024】一方、PIFセンサー8にはテレビ1に内
蔵されたVHF/UHFチューナーの映像中間周波信号
が検出され、アンプ11により増幅された後、PIF増
幅検波回路12で検波されて映像信号に復元される。
【0025】また、ビデオテープレコーダー2,内蔵B
Sチューナー,電子ゲーム3は、それらが映像信号を出
力していれば、バッファー13,14,15により取り
込まれる。
【0026】アナログスイッチ16は、PIF増幅検波
回路12で復元された内蔵VHF/UHFチューナーの
映像信号と、バッファー13を介して得たビデオテープ
レコーダー2の映像信号と、バッファー14を介して得
た内蔵BSチューナーの映像信号と、バッファー15を
介して得た電子ゲーム3の映像信号とを入力し、マイク
ロプロセッサー28の制御に従って所定の順序、例えば
I1,I2,I3,I4の順序で選択的に通過させる。
【0027】同期分離回路17はアナログスイッチ16
を通過してきた映像信号から垂直同期信号と水平同期信
号とを抽出する。
【0028】マイクロプロセッサー28は、アナログス
イッチ16で1つの入力を選択する毎に、時間差測定部
18のカウンター26,27のレジスタ部に所定の値を
書き込むと共にゲート24,25を通じて1つのパルス
(プリセット信号)をカウンター26,27に入力する
ことで上記所定の値をカウンター26,27にプリセッ
トし、次に所定のタイミングでフリップフロップ19,
20に与えるイネーブル信号をアクティブ(ハイレベ
ル)にし、その後の所定のタイミングでイネーブル信号
をノンアクティブ(ローレベル)にし、その時点のカウ
ンター26,27の計数値をデータとして取り込む。
【0029】ここで、フリップフロップ19,20の出
力は1ショットマルチバイブレーター9,10から同期
信号のパルスが与えられた時点でローレベルとなり、同
期分離回路17から同期信号のパルスが与えられた時点
でハイレベルとなることから、同期分離回路17からパ
ルスが与えられてから1ショットマルチバイブレーター
9,10からパルスが与えられるまでの時間tだけナン
ドゲート22,23はクロック発生器21のクロック信
号を反転して通過させることとなり、この信号がゲート
24,25を通じてカウンター26,27に入力される
ことから、カウンター26,27の計数値は上記の時間
tに応じた値となる。
【0030】図2は、テレビ1から得た同期信号(ブラ
ウン管)と、内蔵VHF/UHFチューナーから得た同
期信号(検出PIF)と、ビデオテープレコーダー2か
ら得た同期信号(VTR)と、内蔵BSチューナーから
得た同期信号(BS)との時間的関係の例を示したもの
であり、その時点でそのソースがアナログスイッチ16
により選択された場合のカウント期間(斜線を引いた部
分)を対応させて示してある。なお、垂直同期信号と水
平同期信号とでは周期が大幅に異なるが、それぞれの関
係はほぼ同様である。
【0031】一般に、少なくとも短時間の間において
は、各ソースの同期信号の位相は変わらない。また、ソ
ースが異なれば同期信号が一致する確率は相当低い。従
って、前記カウンター26,27の計数値は各ソースに
よって異なる一定値となる。
【0032】ところで、PIFセンサー8による検出信
号はPIF増幅検波回路12によって比較的大きな遅延
を受ける。また、V同期センサー6またはH同期センサ
ー7によって検出される同期信号も、内蔵する検波回路
によって遅延を受けるが、前者の遅れは後者の遅れより
大きい。更に、AV端子に接続するAV機器および内蔵
BS等からのビデオ信号から検出される同期信号の遅れ
はほとんどない。
【0033】そのため、このままでは前記計数値は、各
ソースにおける垂直同期信号,水平同期信号の位相とV
同期センサー6,H同期センサー7で検出された垂直同
期信号,水平同期信号の位相とのずれ量を正しく反映し
ないものとなる。そこで、検出条件を揃え、またブラウ
ン管に映し出されたソースの時間差計数値が好ましい最
小値になるよう補正を行う。
【0034】上記の補正は、メーター5の設置時等に予
め各ソースについてV同期センサー6またはH同期セン
サー7で検出される同期信号を基準とした遅延時間を測
定してマイクロプロセッサー28に記憶させておき、実
際の測定時において時間差測定部18から得られたデー
タに補正を加える。なお、メーター設置時の各ソースの
遅延時間の測定は時間差測定部18等を用いて行うこと
ができ、ハードウェアの追加は必要としない。
【0035】本発明においては、これらの性質を利用し
て視聴中のソースを特定することができる。即ち、マイ
クロプロセッサー28はアナログスイッチ16を巡回さ
せ、それぞれのソースについて時間差測定部18からデ
ータを取得すると共にこの取得したデータに各ソース固
有の遅延時間に基づく補正を加え、この補正後のデータ
に基づき、V同期センサー6,H同期センサー7で検出
された垂直同期信号,水平同期信号と同期分離回路17
で抽出した垂直同期信号,水平同期信号との時間差が前
記好ましい最小値となるソースを、テレビ視聴中のソー
スと判定する。なお、垂直同期信号と水平同期信号の両
者について時間差を測定するのは、判定精度を高めるた
めである。また、アナログスイッチ16を一巡させても
好ましい最小値が得られない場合は、ビデオムービー4
がソースとなっていると判定する。
【0036】なお、上記の実施例ではPIFセンサー8
で検出した映像中間周波信号から検波して得た映像信号
を用いることにより、テレビ1の内蔵VHF/UHFチ
ューナーがソースであるか否かも判断するようにしてい
るが、メーター5内でチャンネルの判定を併せて行う場
合には、PIFセンサー8を省略することもできる。す
なわち、PIFセンサー8を省略した場合、図1のAV
機器の構成では、ソースがビデオテープレコーダー2で
も電子ゲーム3でも内蔵のBSチューナーでもないと判
断された場合、考えられるのは内蔵VHF/UHFチュ
ーナーかビデオムービー4かということになるが、その
場合であってもチャンネル判定を行うことにより、チャ
ンネルが特定できれば内蔵VHF/UHFチューナーが
ソースであることが特定でき、チャンネル判定が不能で
あればビデオムービー4がソースであることが特定でき
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の視聴ソー
ス検出装置にあっては、テレビから容易に取り出すこと
のできるブラウン管の同期信号と各ソースの映像信号と
の時間的なズレから実際に視聴しているソースを検出す
るようにしているため、AV端子を経由しないソースが
存在するBSチューナー内蔵AVテレビ等であっても、
視聴しているソースを一意に特定することができ、視聴
率測定の精度向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視聴ソース検出装置の一実施例を示す
構成図である。
【図2】実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1…テレビ 2…ビデオテープレコーダー 3…電子ゲーム 4…ビデオムービー 5…メーター 6…V同期センサー 7…H同期センサー 8…PIFセンサー 9,10…1ショットマルチバイブレーター 11…アンプ 12…PIF増幅検波回路 13〜15…バッファー 16…アナログスイッチ 17…同期分離回路 18…時間差測定部 19,20…フリップフロップ 21…クロック発生器 22,23…ナンドゲート 24,25…ゲート(負論理入力オアゲート) 26,27…カウンター(プリセット型ダウンカウンタ
ー) 28…マイクロプロセッサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受像機のブラウン管に加え
    られる垂直同期信号を検出する手段と、 テレビジョン受像機のブラウン管に加えられる水平同期
    信号を検出する手段と、 テレビジョン受像機の内蔵VHF/UHFチューナー近
    傍から映像中間周波信号を検出するPIFセンサーと、 テレビジョン受像機のAV端子に与えられる映像信号を
    取り出す手段と、 テレビジョン受像機の内蔵機器の映像信号を取り出す手
    段と、 PIFセンサーで検出した映像中間周波信号から検波し
    て復元した映像信号とテレビジョン受像機のAV端子お
    よび内蔵機器から得た映像信号とをソース毎に順次に選
    択して通過させるアナログスイッチと、 アナログスイッチを通過した映像信号から垂直同期信号
    と水平同期信号とを抽出する同期分離回路と、 テレビジョン受像機から検出した同期信号と同期分離回
    路で抽出した同期信号との時間差を測定する時間差測定
    部と、 アナログスイッチおよび時間差測定部を制御すると共
    に、測定した時間差に各ソース固有の遅延時間に対する
    補正を加え、補正後の時間差が最小となるソースが視聴
    中のソースと判定するマイクロプロセッサーとを備えた
    ことを特徴とする視聴ソース検出装置。
JP4158531A 1992-05-26 1992-05-26 視聴ソース検出装置 Expired - Lifetime JP3035407B2 (ja)

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