JP3039490U

JP3039490U - アームホルダー

Info

Publication number: JP3039490U
Application number: JP1996007943U
Authority: JP
Inventors: 薫渡部
Original assignee: 薫渡部
Priority date: 1996-07-04
Filing date: 1996-07-04
Publication date: 1997-07-22
Anticipated expiration: 2002-07-04

Abstract

(57)【要約】【課題】マラソン、競歩、サッカーなどで体力の消
耗を防ぐために、腕を固定または安定させたい。【解決手段】ベルトや衣服などの一部に、腕や手を支え
る部分を取り付け、腕を安定または固定させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、マラソン、競歩、サッカーなどで、腕を固定または安定させることにより、体力の消耗をおさえるものである。

【０００２】

【従来の技術】

今までにない考案である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

マラソンや競歩やサッカーなどで、腕を長時聞振り続けると腕は大変重たく、体力の消耗は多大である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

体の一部を支点としたベルトなどで腕を支える。また、衣服などに腕を支える部分を取りつける。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１において、例へばタオル地のベルト部に腕挿入部を取付け、または、縫いあわせて腕挿入部をつくり、腕挿入部に腕を通し、ベルト部を首、若しくは肩口に背負うようにして腕を支える。ベルト部の長さは、長さ調節機能により調節する。なお、ベルト部と腕挿入部の素材形態は、ベルト状のほか、ヒモ状、網状のものを含み、素材は布、タオル地のほか、革、ゴム、プラスチックなどの合成樹脂、金属など、既成の素材のすべてとし、腕挿入部の形状は筒状、袋状、手袋状などのほか、マジックテープなどの粘着テープで接続すると筒状になるものを含む。また、腕挿入部の取付けは、完全縫合型のほか、ヒモ、金具などの既成の接続用具、マジックテープなどの粘着テープで腕挿入部の脱着を可能とすることができる。

【０００６】図２はベルト部が輪になっており、そのままでもアームホルダーとして機能するが中間の一部を接合することにより、ベルト部と腕挿入部が一体となるもので、両端に腕を通し、首、若しくは肩口から背負うようにして腕を支える。まお、接続部分が複数個所であれば、複数の腕挿入部ができる。また、これに更に腕挿入部やパットを取り付けることができる。

【０００７】図３は、サポーターに肩パットを取付け、つるしヒモで腕挿入部をつり下げたもので、サポーターを着用後、腕挿入部に腕を通して腕を支える。また、つるしヒモで腕挿入部までの長さを調節することができる。なお、この場合、サポーターがベルト部にあたるが、サポーターのほかにもサスペンダー、ショルダーブロック状のもの、たすき状のものなどがある。

【０００８】図４は、衣服に複数の腕挿入部を取付け、挿入する腕の高さを変えられるようにしたもので、衣服を着用後、腕挿入部に腕を通し腕を支える。なお、この場合、衣服がベルト部にあたる。

【０００９】図５は、衣服にマジックテープを取付け、手袋の手の平側にもマジックテープを取り付けたもので、衣服を着用後手袋に手を通し、衣服側のマジックテープにくっけて手や腕を支える。

【００１０】

【考案の効果】

図１、図２は、腕挿入部に腕を通し、背負うだけで腕を固定、または安定させられる。なお、シンプルで製造方法も比較的容易である。

【００１１】図３は、ゴム状のサポーターに肩パットを取り付けたものであり、サポーターのキジを補強すると共に、肩にかかる荷重を分散する。なお、腕挿入部は、つるしヒモで自由に長さを変えられる。また、腕挿入部自体にマジックテープが取り付けられており、腕の脱着が容易である。

【００１２】図４は、衣服に腕挿入部を取り付けてあり、段階ごとに挿入する腕の高さを変えられる。なお、衣服と腕挿入部が同じ色であれば、腕挿入部が目立たず、衣服と一体のもののように見える。

【００１３】図５は、衣服にマジックテープ、手袋の平にマジックテープが取り付けてあり例へばマラソンでは、腕を振る必要のあるときはただちに取りはずしが出来、くっつけると腕を安定させられる。（注）考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標である。

【図面の簡単な説明】

【図１】ベルト部に腕挿入部を取り付けた、アームホル
ダーの斜視図である。

【図２】ベルト部が輪になっているもので、中間を一部
接続しているアームホルダーの斜視図である。

【図３】サポーターにショルダーパットを取り付け、こ
れに腕挿入部を取り付けたアームホルダーの斜視図であ
る。

【図４】衣服に腕挿入部を取り付けたアームホルダーの
斜視図である。

【図５】衣服にマジックテープを取り付け、手袋の手の
平側にもマジックテープを取り付けたアームホルダーの
斜視図である。

【符合の説明】

１．腕挿入部２．ベルト部３．長さ調節機能４．ベルト部および腕挿入部５．接続部または長さ調節機能６．マジックテープ７．サポーター８．つるしヒモ９．通し穴１０．パット１１．衣服

【手続補正書】

【提出日】平成９年２月３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ベルト状の素材のベルト部（２）に、腕挿
入部（１）を取り付けたアームホルダー。および、ベル
ト部が輪になっているもので、そのままアームホルダー
として機能するもの、また、中間で一部接続されている
アームホルダー。なお、腕挿入部の取付け角度は３６０
度の範囲とし、１個または複数とする。
【請求項２】衣服（１１）等に腕挿入部を取り付けたア
ームホルダー。および、衣服やベルト部の一部にパット
（１０）を取り付けたアームホルダー。