JP3039426U - マイクロホン・ヘッドの緩衝装置 - Google Patents

マイクロホン・ヘッドの緩衝装置

Info

Publication number
JP3039426U
JP3039426U JP1997000067U JP6797U JP3039426U JP 3039426 U JP3039426 U JP 3039426U JP 1997000067 U JP1997000067 U JP 1997000067U JP 6797 U JP6797 U JP 6797U JP 3039426 U JP3039426 U JP 3039426U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
ring
cushioning
microphone head
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997000067U
Other languages
English (en)
Inventor
金 爐 張
Original Assignee
張 金爐
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 張 金爐 filed Critical 張 金爐
Priority to JP1997000067U priority Critical patent/JP3039426U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3039426U publication Critical patent/JP3039426U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロホン・ヘッドの回りに設けられて、
マイクロホン本体の発する雑音を軽減し得る、最もバラ
ンスよく安定した高品質なマイクロホン・ヘッドの緩衝
装置を提供する。 【解決手段】 硬質プラスチック材或いは金属材により
一体成型してなる緩衝座10及び緩衝リング20を具え
て、該緩衝座10内周壁内側に複数の緩衝帯11を介し
て該内周壁から適当な等間隔に緩衝環12を一体成型し
てマイクロホン・ヘッド30中段部位の適当な位置周回
りに嵌着させ、且つ上記緩衝リング20内周壁内側にも
複数の緩衝帯21を介して該内周壁から適当な等間隔に
緩衝環22を一体成型してマイクロホン・ヘッド30末
端の適当な位置周回りに嵌装させて、該緩衝座10と該
緩衝リング20のそれぞれ緩衝帯11,21及びそれぞ
れの緩衝環12,22外周縁を軟質プラスチック材で形
成するように構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は緩衝装置に関し、特にマイクロホン・ヘッドの緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロホンの最も発生し易い問題として雑音の干渉があって、マイクロホン を手にして楽しく歌っている際、しばしばマイクロホン本体からかなり耳障りな 雑音が甲高くフィードバックして伝って出る。この雑音の発生する原因を突きつ めて分析すると次の通りである。
【0003】 マイクロホンがON状態である時、もしも正しく把持せずに、ぞんざいに取り 扱ったり或いは降り動かしたりすると、容易に耳障りな雑音が生じる。その原因 は、マイクロホン・ヘッドが多種の剛性磁性材により造られて、感度が極めて高 いため、ヘッド回りに緩衝装置を設けていないと、マイクロホンが外力を受けて 振動し或いはぶつかり又はヘッドが丁度発生源へ向かうようにマイクが傾けられ ると、振動波をキャッチしてヘッドが容易にその回りや外シェル内周面の隙間か らフィードバックする雑音が生じる。また、落としたり等して強いショックを受 けたことがあるマイクロホンは、通常品質に欠陥があって寿命も長くない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のマイクロホンの構造上における多くの問題点に鑑み、本考案は、マ イクロホン・ヘッドの回りに設けられて、マイクロホン本体の発する雑音を軽減 し得る、最もバランスよく安定した高品質なマイクロホン・ヘッドの緩衝装置を 提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、硬質プラスチック材或いは金属材により 一体成型してなる緩衝座及び緩衝リングを具えて、該緩衝座内周壁内側に複数の 緩衝帯を介して該内周壁から適当な等間隔緩衝環を一体成型してマイクロホン・ ヘッド中段部位の適当な位置周回りに嵌着させ、且つ上記緩衝リング内周壁内側 にも複数の緩衝帯を介して該内周壁から適当な等間隔に緩衝環を一体成型してマ イクロホン・ヘッド末端の適当な位置周回りに嵌装させて、該緩衝座と該緩衝リ ングのそれぞれ緩衝帯及びそれぞれの緩衝環外周縁を軟質プラスチック材で形成 するように構成される。
【0006】 或いは、単に硬質プラスチック材或いは金属材により一体成型してなる緩衝座 を具えて、該緩衝座内周壁内側に複数の緩衝帯を介して該内周壁から適当な等間 隔に緩衝環を一体成型してマイクロホン・ヘッド中段部位の適当な位置周回りに 嵌着させ、かつ該緩衝座の緩衝帯および緩衝環外周縁を軟質プラスチック材で形 成するように構成される。
【0007】 そして、上記緩衝座および緩衝リングのそれぞれ緩衝環内部に硬質プラスチッ ク材を内包埋設したり、或いは、上記緩衝座だけを中段部位適所周回りに嵌装し たマイクロホン・ヘッドの末端適当な位置周回りに、更に中心部に穿孔を貫設さ れたスポンジ体を嵌装したりすれば一層好ましくなる。
【0008】 上記のように構成された本考案は、マイクロホン・ヘッドに嵌着して使用され ると、該マイクロホン・ヘッドが外力を受けて震動し或いは何かとかぶつかって も、該マイクロホン・ヘッド中段部位に緩衝座を固設しているので、ぶつかり合 いによる衝撃・揺動を緩衝軽減することができて、マイクロホンに耳障りな雑音 を生じさせず、さらに緩衝リング或いはスポンジ体をマイクロホン・ヘッド末端 適所に固設しているので、マイクロホン・ヘッドに直接過大な震幅を伝達させず に、該マイクロホン・ヘッドに安定した二重の震動防止効果を具えさせることが できる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を実施の形態例に基づいて具体的に説明するが、本考案はこの例 のみに限定されない。 図1に示すのは、本考案のマイクロホン・ヘッドの緩衝装置における比較的好 ましい実施例で、図示の如く、マイクロホン・ヘッドに周設されて、主として緩 衝座10および緩衝リング20により構成される。
【0010】 そのうち、該緩衝座10は図2、図3に示すように、比較的硬質なプラスチッ ク材或いは金属材により射出成型(硬度約80度以上)して形成され、その内周 壁内側に複数の緩衝帯11(本実施例は4つの緩衝帯11を設けているが、一体 に周設してもよい)を介して該内周壁から等間隔に緩衝環12を一体成型すると 共に、該緩衝帯11および緩衝環12をともに軟質プラスチック材(硬度約50 度以下)で形成して、該緩衝環12内に硬質プラスチック環13を埋設内包させ 、且つこのように形成された緩衝座10は、その緩衝環12をマイクロホン・ヘ ッド30の適当な中段部位に外嵌させることにより、マイクロホン・ヘッド30 の中段部位適当な位置に周設される。
【0011】 該緩衝リング20は、第1、4図に示すように、同様に比較的硬質のプラスチ ック材或いは金属材により射出成型して形成され、その全体周縁に軟質プラスチ ック体を成型して、その内周壁内側に複数の緩衝帯21(本実施例は3つの緩衝 帯21を設けているが、一体に周設してもよい)を介して該内周壁から等間隔に 緩衝環22を一体成型し、且つ該緩衝帯21と緩衝環22をともに軟質プラスチ ック材で形成して、該緩衝環22内に硬質プラスチック環23を内包埋設し、こ のように形成された緩衝リング20は、その緩衝環22をマイクロホン・ヘッド 30末端の適当な部位に外嵌させることにより、マイクロホン・ヘッド30の末 端適当部位に周設される。
【0012】 以上、本考案の主要な構成部材について構造上の特徴とを述べたが、次にその 組立、使用操作および得られる効果について述べるとする。 本考案をマイクロホンに組立る時は、図1、図5に示すように、先ず緩衝座1 0をマイクロホン・ヘッド30の中段部位適所に外嵌して、該マイクロホン・ヘ ッド30中段部位周回りに緩衝環12を直接密着させ、次に上本体部40を該マ イクロホン・ヘッド30末端に外嵌して、該マイクロホン・ヘッド30末端のね じロッド31を該上本体部40の軸孔41に貫挿し、且つ緩衝リング20も該ね じロッド31に貫挿されて該上本体部40底端面に貼着し、該緩衝リング20の 緩衝環22をマイクロホン・ヘッド30のねじロッド31周回りに密接嵌着する 。
【0013】 しかる後に、遠形状電気回路板50を該ねじロッド31により貫挿して該緩衝 リング20底面に固着させ、更にナット60を該ねじロッド31に螺締して該電 気回路板50底面に固定させ、最後にマイクロホンの下本体部70を該上本体部 40末端に螺定すると同時に、マイクロホンカプセル部80を該マイクロホン・ ヘッド30に被覆して該上本体部40前端に螺定させることにより組立を完成す る。
【0014】 そして、本考案を装着したマイクロホン・ヘッド30を使用している際に、外 力を受けて震動し或いは何かとかぶつかると、該マイクロホン・ヘッド30中段 部位に緩衝座10を固定していることから、ぶつかり合いによる衝撃・揺動を緩 衝軽減することができ、マイクロホンをして耳障りな雑音を生じさせず、さらに 緩衝リング20をマイクロホン・ヘッド20末端のねじロッド31(電気回路板 50の直径は緩衝リング20の緩衝環22の直径よりもやや大きい)に固設して いるので、緩衝環22を固定させる得ると共に過大な揺動震幅を防止して、マイ クロホン・ヘッド30をして緩衝帯11,21の作用を介して緩衝済みの震動だ けを受けさせ、過大な震幅が生じずに上本体内40周壁とも直接ぶつかり合わせ ず、該マイクロホン・ヘッド30本体に安定した二重の震動防止効果を具えさせ て、マイクロホンの使用寿命を向上させることができる。
【0015】 図6に示すのは、本考案における比較的好ましい第2の実施例で、本実施例の 特徴は、マイクロホン・ヘッド30中段部位の適当な位置周回りに緩衝座90( その組立や使用態様および達成できる効果は上記第1の実施例と同様なので、こ こでは冗舌を省くしする)を外嵌している他に、該マイクロホン・ヘッド30末 端の適当な位置にスポンジ体100を嵌着していることで、即ち、該スポンジ体 100中心部に穿孔101を貫設して、該穿孔101にねじロッド31を貫挿し て該スポンジ体100を上本体40底端面に貼着していることであり、その組立 や使用情況および達成できる効果も上記第1の実施例と同じなので、これ以上の 饒舌を避けるとする。
【0016】 そして、上記比較的好ましい第1、第2の実施例における緩衝座10および緩 衝リング20の緩衝帯11、21をリング状に形成して、それぞれ緩衝座10の 緩衝環12および緩衝リング20の緩衝環22に周設してもよく、その機能効果 は複数の緩衝帯11,21を等間隔に周設した場合と同じである。
【0017】 上記本考案の比較的好ましい第1、第2の実施例において、若しも緩衝リング 20或いはスポンジ体100を設けずに、単に緩衝座10,90だけを設けて震 動緩衝させるようにしても、マイクロホン本体から発する耳障りな雑音を低減さ せ得るのであるが、さらに緩衝リング20或いはスポンジ体100をマイクロホ ン・ヘッド30末端の適当な位置に配設すると、より安定したバランスの取れた 二重の震動緩衝効果を得ることができる。
【0018】
【考案の効果】
上記のように構成された本考案は、そのマイクロホン・ヘッド中段部位の適当 な位置に周設される緩衝座の緩衝環に硬質プラスチック環を内包埋設してマイク ロホン・ヘッドに対する挟持付着力を強化しているので、該マイクロホン・ヘッ ドが外力を受けて震動しても、軟質な緩衝帯の緩衝作用により大部分の揺動震幅 を吸収して、十分に雑音の干渉を低減することができる。また、さらに緩衝リン グ或いはスポンジ体をマイクロホン・ヘッド末端適所に設けているので、該緩衝 リングの緩衝環の軟質な緩衝帯或いは該スポンジ体の海綿質の特性から、もう一 重の震動による耳障りな雑音の発生防止機能を具え付けられることになり、した がって、バランスよく安定した二重の震動緩衝機能効果があると共に、品質が優 れて使用寿命も向上し且つ容易に作製し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における比較的好ましい第1の実施例を
マイクロホン・ヘッドに装着する立体表示図。
【図2】上記第1の実施例の緩衝座の立体斜視図。
【図3】上記第1の実施例の緩衝座の側視断面図。
【図4】上記第1の実施例の緩衝リングの側視断面図。
【図5】上記第1の実施例をマイクロホン・ヘッドに装
着した側視断面表示図。
【図6】本考案における比較的好ましい第2の実施例を
マイクロホン・ヘッドに装着する立体表示図。
【符号の説明】
10 緩衝座 11 緩衝帯 12 緩衝環 13 硬質プラスチック環 20 緩衝リング 21 緩衝帯 22 緩衝環 23 硬質プラスチック環 30 マイクロホン・ヘッド 31 ねじロッド 40 上本体 41 軸孔 50 電気回路板 60 ナット 70 下本体 80 マイクロホンカプセル部 90 緩衝座 100 スポンジ体

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬質プラスチック材或いは金属材により一
    体成型してなる緩衝座及び緩衝リングを具えて、該緩衝
    座内周壁内側に複数の緩衝帯を介して該内周壁から適当
    な等間隔に緩衝環を一体成型してマイクロホン・ヘッド
    中段部位の適当な位置周回りに嵌着させ、且つ上記緩衝
    リング内周壁内側にも複数の緩衝帯を介して該内周壁か
    ら適当な等間隔に緩衝環を一体成型してマイクロホン・
    ヘッド末端の適当な位置周回りに嵌装させて、該緩衝座
    と該緩衝リングのそれぞれ緩衝帯及びそれぞれの緩衝環
    外周縁を軟質プラスチック材で形成するようにしてなる
    マイクロホン・ヘッドの緩衝装置。
  2. 【請求項2】上記緩衝座の緩衝環内部に硬質プラスチッ
    ク材を内包埋設してなる請求項1に記載のマイクロホン
    ・ヘッド緩衝装置。
  3. 【請求項3】上記緩衝リングの緩衝環内部に硬質プラス
    チック材を内包埋設してなる請求項1に記載のマイクロ
    ホン・ヘッドの緩衝装置。
  4. 【請求項4】硬質プラスチック材或いは金属材により一
    体成型してなる緩衝座を具えて、該緩衝座内周壁内側に
    複数の緩衝帯を介して該内周壁から適当な等間隔に緩衝
    環を一体成型してマイクロホン・ヘッド中段部位の適当
    な位置周回りに嵌着させ、かつ該緩衝座の緩衝帯びおよ
    び緩衝環外周縁を軟質プラスチック材で形成するように
    してなるマイクロホン・ヘッドの緩衝装置。
  5. 【請求項5】上記マイクロホン・ヘッド末端の適当な位
    置周回りに、中心部に穿孔を貫設されたスポンジ体を嵌
    装してなる請求項4に記載のマイクロホン・ヘッドの緩
    衝装置。
JP1997000067U 1997-01-10 1997-01-10 マイクロホン・ヘッドの緩衝装置 Expired - Lifetime JP3039426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997000067U JP3039426U (ja) 1997-01-10 1997-01-10 マイクロホン・ヘッドの緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997000067U JP3039426U (ja) 1997-01-10 1997-01-10 マイクロホン・ヘッドの緩衝装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3039426U true JP3039426U (ja) 1997-07-22

Family

ID=43174060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997000067U Expired - Lifetime JP3039426U (ja) 1997-01-10 1997-01-10 マイクロホン・ヘッドの緩衝装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3039426U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04130614U (ja) * 1991-05-21 1992-11-30 株式会社伊藤喜工作所 自立型衝立パネル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04130614U (ja) * 1991-05-21 1992-11-30 株式会社伊藤喜工作所 自立型衝立パネル装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10687133B2 (en) Headphone
US9628900B2 (en) Double-vibrating-diaphragm loudspeaker module
KR100586140B1 (ko) 골도스피커
JPS622866Y2 (ja)
US20140274229A1 (en) Mobile phone employing bone conduction device
US8027501B2 (en) Headphone
JP3039426U (ja) マイクロホン・ヘッドの緩衝装置
US5912967A (en) Speaker-phone assembly and method
CN1671247B (zh) 麦克风装置
JP3966222B2 (ja) スピーカ用筐体及びスピーカ装置
JP2003179990A (ja) 密閉型ヘッドホン
JPS58112883A (ja) 自動車のスペアタイヤ支持構造
JP2020096355A (ja) 懸架システムを備えた音響パネルアセンブリ
JP2010178006A (ja) ダイナミックヘッドホン
JPH05168079A (ja) スピーカユニット
JP4898957B2 (ja) スピーカ装置
WO2024111227A1 (ja) マイクロホン
JP2598980Y2 (ja) スピーカ
WO2024111228A1 (ja) マイクロホン
JPS5848872Y2 (ja) スピ−カ
JPH0342798Y2 (ja)
WO2024111184A1 (ja) 骨伝導スピーカユニット及びそれを内蔵したヘッドレスト
CN210120663U (zh) 一种终端设备
JP2003153377A (ja) スピーカ
JPS5824546Y2 (ja) マイクロホン