JP3039125U - 回転鏝用円盤取り付け装置 - Google Patents

回転鏝用円盤取り付け装置

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JP3039125U
JP3039125U JP1996013791U JP1379196U JP3039125U JP 3039125 U JP3039125 U JP 3039125U JP 1996013791 U JP1996013791 U JP 1996013791U JP 1379196 U JP1379196 U JP 1379196U JP 3039125 U JP3039125 U JP 3039125U
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disk
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Inventor
政子 菊池
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菊池機工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転範囲が重なる2組のローターにも円盤状
の部材を取り付けられるようにする。 【構成】 ローター11の回転羽根12に取り付けたと
きに接触しないようにその回転範囲よりも円盤20の直
径を小径に形成し、円盤20の縁に設けられた立ち上が
り部21より上位でローター11の回転羽根12を支え
る支持台22を円盤20の背面に羽根数と同数個設置
し、回転羽根12の回転方向前縁13と係合して一体化
する係合部23を各支持台22の上面に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンクリート表面をならすために使用する2組のローターを有し、 各ローターの回転羽根の回転範囲が端部で重なり合う型式の回転鏝に円盤を取り 付けるための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
回転鏝による作業には翼状の回転羽根を用いた作業と、円盤状のパンを用いた 作業とがある。回転羽根による場合には、2組のローターの回転範囲が離れたも のと、2組のローターの回転範囲が端部で重なるものとがあり、後者の型式のも のはならし面の境界が目立たず、かつより効率的である。
【0003】 前記のパンを用いる場合、従来は、回転羽根をパンの背面に取り付けているの で、パンの半径よりも小さい回転羽根にしかパンを取り付けることができない。 このため従来は、回転羽根の回転範囲が離れたものと端部で重なるものとの2種 の回転鏝を必要とした。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、回転範囲が重なる 回転羽根に円盤状の部材を取り付けられるようにすることである。
【0005】 また本考案は、1台の回転鏝を回転羽根による作業にもパンによる作業にも使 用できるように汎用性を持たせることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、ローター11の回転羽根12に取り付けた ときに接触しないようにその回転範囲よりも直径が小径の円盤20を組み合わせ 、かつ円盤20の縁に設けられた立ち上がり部21より上位でローター11の回 転羽根12を支える支持台22を円盤20の背面に羽根数と同数個設置し、回転 羽根12の回転方向前縁13と係合して一体化する係合部23を各支持台22の 上面に設けたものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の円盤取り付け装置は、未硬化のコンクリート表面をならすために使用 するもので、2組以上のローター11を有し、各ローター11の回転羽根12が 端部で重なり合う型式の回転鏝10に適用することができる。
【0008】 各ローター11は、通常3〜4枚の回転羽根12が等間隔で配置された構造を 有する。回転羽根12には幾つかの種類もあるが、中心のハブ14から放射状に 分岐したアーム15に取り付けられ、羽根下面でコンクリート表面をならす点は 皆共通である。16は背板を示す。なお、回転羽根12のならし面(下面)がコ ンクリート表面に対して作る角度は調節可能である。
【0009】 上記各ローター11の回転羽根12の先端が描く円弧は互いに交わるが、左右 の各組のローター11の回転のタイミングを調節し接触を回避する。即ち、一方 の組の羽根間に他方の組の羽根が来るように同期回転させる。図2参照。なお、 回転方向は反転が良い。
【0010】 これらのローター11の回転羽根12に取り付けたときに接触しないように、 夫々の回転範囲よりも小径に形成された回転円盤20が組み合わされる。図2参 照。回転円盤20は図1、図4、図7に示すように円弧状に見えるならし面を下 面に有しており、従って背面(上面)から見れば凹状である。回転円盤20の縁 は立ち上がり部21となっている。このため、その直径を超える半径を持った回 転羽根12は立ち上がり部21に当たって、そのままでは円盤の取り付けができ ない。
【0011】 そこで本考案では、立ち上がり部21より上位の位置にてローター11の回転 羽根12の下面に接し、それを支えるために支持台22を円盤20の背面に設け る。24は支持台22の上面の羽根支え面を示す。図4、図5参照。支持台22 は回転羽根12の数と同数個設置する。例示の支持台22は凸状に類似の断面を 持った部材を本体背面に溶接により設けてある。
【0012】 さらに、回転羽根12の回転方向前縁13と係合して一体化する係合部23を 各支持台22の上面に設ける。つまり、回転羽根12の回転方向前縁にのみ係合 する係合部12だけで円盤は一体化される。図3〜図5。このため、回転方向が 異なる羽根に対しては異なる方向から係合する係合部23が必要であある。図2 のものはそのような状態を示している。例示の係合部23は前縁押え25と軸方 向への外れ止め26とから成り立っている。
【0013】 これに対して、左右いずれの回転方向の回転羽根にも取り付けられかつ安全に 使用できる係合部23も実施可能であり、この例2は図6〜図8に示してある。 この例2の係合部23は、回転羽根12の前縁13に係合する前縁押さえ25と 、後縁17に係合する後縁押さえ27及びそれらにわたされた軸方向への外れ止 め26とから成る。この例2の円盤20は左回転、右回転いずれのローター11 にも共用できるので、説明中の前縁、後縁は便宜的なものである。
【0014】 実施例2でも、係合部23は、円盤20の立ち上がり縁21より上位に設ける 。そのための支持台22は例1と同様に設け、例の構成も同様で良いので図3〜 図5の符号を援用し詳細な説明は略す。
【0015】 本案装置によって円盤20を取り外した状態では、互いにならし領域、つまり 回転羽根11の回転範囲が重なり合ったならし作業を実施することができる。ま た本案装置によって円盤20を取り付けた状態では、ならし領域は重ならないけ れども二つのパンつまり円盤20によるならし作業を同時に実施することができ る。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成され、かつ作用するものであるから回転範囲が互いに 重なる2組の回転羽根12、12に夫々円盤状の部材20を取り付けること及び 取り付けられた円盤状の部材20を取り外すことが容易に行なえるとともに、1 台の回転鏝を回転羽根によるならし作業にもパンによるならし作業にも使用でき るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る回転鏝を示す正面図。
【図2】同上ローター部分を示す平面説明図。
【図3】同じく実施例1の円盤の平面図。
【図4】同じく実施例1の要部拡大図。
【図5】同じく実施例1の円盤の断面図。
【図6】同じく実施例2の円盤の平面図。
【図7】同じく実施例2の要部拡大図。
【図8】同じく実施例2の円盤の断面図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート表面をならすために使用す
    る2組のローターを有し、各ローターの回転羽根の回転
    範囲が端部で重なり合う型式の回転鏝に円盤を取り付け
    るための装置であって、ローター11の回転羽根12に
    取り付けたときに接触しないようにその回転範囲よりも
    直径が小径の円盤20を組み合わせ、かつ円盤20の縁
    に設けられた立ち上がり部21より上位でローター11
    の回転羽根12を支える支持台22を円盤20の背面に
    羽根数と同数個設置し、回転羽根12の回転方向前縁1
    3と係合して一体化する係合部23を各支持台22の上
    面に設けたことを特徴とする回転鏝用円盤取り付け装
    置。
  2. 【請求項2】 係合部23は、回転羽根12の前縁13
    に係合する前縁押さえ25と、後縁17に係合する後縁
    押さえ27及びそれらにわたされた軸方向への外れ止め
    26とから成る請求項第1項記載の回転鏝用円盤取り付
    け装置。
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