JP3038816U - 二重ロック構造に形成したカフスボタン - Google Patents

二重ロック構造に形成したカフスボタン

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JP3038816U
JP3038816U JP1996013927U JP1392796U JP3038816U JP 3038816 U JP3038816 U JP 3038816U JP 1996013927 U JP1996013927 U JP 1996013927U JP 1392796 U JP1392796 U JP 1392796U JP 3038816 U JP3038816 U JP 3038816U
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JP
Japan
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locking piece
piece
lock
cufflink
cuff button
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JP1996013927U
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Inventor
泰弘 新岡
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泰弘 新岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カフスボタンを装着した場合に、通常の
腕の動きでは脱落することがないように構成した二重ロ
ック構造に形成したカフスボタンを提供する。 【解決手段】 カフスボタン本体1の裏面側から延設さ
れたU字型係着腕2に、脱落防止用の係止片3を取付け
て形成したカフスボタンにおいて、該係止片3と連設し
たロック片5にスプリング7を介在させた回動機構を付
設して、該ロック片5の設定位置を、係止片3に対して
ほぼ十字状に交差して設けることにより、係止片3の起
立を防止するように構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、カフスボタンをワイシャツの袖口に装着した場合に、そのカフスボ タンの脱落を防止するように構成した二重ロック構造に形成したカフスボタンに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のカフスボタンは、カフスボタンのU字型係着腕に起伏自在に取付けられ た係止片を伏倒することにより、その脱落を防止するように構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、係止片を伏倒することによってカフスボタンの脱落を防止する ようにした構成においては、日常生活の中で腕を動かしているうちに係止片が起 立してその機能が喪失され、高価なカフスボタンを紛失してしまうという問題点 があり、この係止片の不必要な起立を防止することが課題であった。
【0004】 そこで本考案は、通常の腕の動きでは脱落するようなことがなく、安心してカ フスボタンを装着できるようにした二重ロック構造に形成したカフスボタンを提 供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、カフスボタン本体の裏面側から延設されたU字型係着腕に、脱落防 止用の係止片を取付けて形成したカフスボタンにおいて、やや肉厚状に形成した 係止片の外方にロック片を積層し、その両者の内部を貫通して設けられたスプリ ング収納孔にスプリングを内設するとともに、前記ロック片に回動機構を付設し て、該ロック片の位置を係止片に対してほぼ十字状に交差して設定することによ り、伏倒状態における係止片の起立を防止して、カフスボタンの脱落を阻止する ように構成したものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の使用手順を説明する。 先ず、係止片3とロック片5を一体状に積層した状態で起立させ、通常のカフ スボタンの装着方法と同様にカフスボタンを装着し、係止片3とロック片5を一 体状のまま伏倒させる。次にロック片5の上部に設けられたつまみ部6を持って 外方に引っ張りながら(スプリング7の引張力を作動させながら)、係止片3と ロック片5がほぼ十字状となる位置までロック片5を回動させる。そしてその位 置でつまみ部6から手を離すと、ロック片5が係止片3の上面部で十字状に密着 した状態となり、伏倒状態における係止片3の起立を防止することが可能となる のである。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図中1はカフスボタン本体で、 図面における下方部分に宝飾品等による装飾が施されたものである。また該カフ スボタン本体1の裏面からは、U字型係着腕2が立ち上がって設けられており、 そのU字型係着腕2の両端部に設けられた支軸4を支点として、通常のカフスボ タンと同様の脱落防止用の係止片3が起伏自在に取付けられている。
【0008】 上記した係止片3は通常の係止片よりやや肉厚状に設けられており、後述する ロック片5と一体状に積層した場合に、図1に示すようなほぼ椀形状に形成され るとともに、図2に示すように、前記U字型係着腕2の間で起立および伏倒可能 な細長状に形成されたものである。このように係止片3が通常の係止片に比較し てやや肉厚状に形成されているのは、前記したU字型係着腕2がロック片5の回 動を阻止することがないように、係止片3の上面部がU字型係着腕2の上面部よ りやや上方に位置するように構成したのである。また係止片3とロック片5を椀 形状のような美しい形状に形成することにより、カフスボタンの装飾性を高める という付加価値も期待することができる。
【0009】 またロック片5の上部には、該ロック片5を引っ張りながら回動させるための つまみ部6が設けられていて、その全面には、各図に示すような小溝が刻設され ているが、この小溝は必ずしも設けなくても差し支えない。
【0010】 次にロック片5に付設された回動機構について図5を参照して説明する。係止 片3とロック片5のほぼ中央部を貫通して、それぞれスプリング収納孔9と11 が形成されており、係止片3側に設けられたスプリング収納孔9には、その底板 10を外方に突設した筒体8が回動自在に納置されている。そして該筒体8とロ ック片5側に設けられたスプリング収納孔11の内部にはスプリング7が貫設さ れているので、ロック片5のつまみ部6を引っ張るとスプリング7が伸長して、 係止片3の上面部とロック片5の下面部の間に空隙が形成されるのである。
【0011】 またスプリング収納孔9内に納置された筒体8の上部は、係止片3の上面より 突出するように形成されており、さらにその突出した筒体8の上方部分を、ロッ ク片3のスプリング収納孔11の内部に摺動自在に収納するとともに、その一部 がロック片3と連結するようになっているので、つまみ部6を図面における上方 に引き上げながら水平方向に回動させると、ロック片5とスプリング7および筒 体8は同時に回動して、ロック片5を係止片3に対して十字状に交差した位置に 設定することができるのである。
【0012】 本考案は以上のように構成されているので、本考案のカフスボタンを使用する 場合には、先ず、図2に示すようにロック片5を一体状に積層した係止片3を、 U字型係着腕2の間に起立させながら袖口のボタン穴に挿通させ、その係止片3 を、図1に示すように伏倒させてロックする。次に図3に示すように、つまみ部 6を引き上げてスプリング7の引張力を用いながら、図4のように係止片3に対 してほぼ十字状となる位置まで回動させ、その位置でつまみ部6の持ち手を離す と、係止片3はロック片5によって十字状に交差した状態でロックされる。その 結果、カフスボタンは先の係止片3でロックされ、さらにその係止片3はロック 片5でロックされるという二重ロック機能が施されたことになるのである。
【0013】
【考案の効果】
本考案の二重ロック構造に形成したカフスボタンは、カフスボタンの脱落防止 用の係止片が不必要に起立することを防止するために、係止片をさらにロックす るように構成しているので、高価なカフスボタンを紛失するようなことがなく、 安心して装着することができるという効果がある。また係止片およびロック片を 美しい形状に形成しているので、カフスボタンの装飾性をさらに高めるという利 点があるとともに、ロック片を簡単な構造に形成しているので、ロック機能を発 揮するための構成部材を安価に製作することができるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の二重ロック構造に形成したカフスボタ
ンの正面図である。
【図2】係止片を起立した状態の側面図である。
【図3】ロック片を引き上げた状態の正面図である。
【図4】二重ロック状態を示す平面図である。
【図5】係止片とロック片の内部の状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・カフスボタン本体 2・・・U字型係着腕 3・・・係止片 4・・・支軸 5・・・ロック片 6・・・つまみ部 7・・・スプリング 8・・・筒体 9,11・・・スプリング収納孔 10・・・底板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カフスボタン本体の裏面側から延設され
    たU字型係着腕に、脱落防止用の係止片を取付けて形成
    したカフスボタンにおいて、該係止片と連設したロック
    片にスプリングを介在させた回動機構を付設して、該ロ
    ック片の設定位置を、係止片に対してほぼ十字状に交差
    して設けることにより、係止片の起立を防止するように
    構成したことを特徴とする二重ロック構造に形成したカ
    フスボタン。
JP1996013927U 1996-12-17 1996-12-17 二重ロック構造に形成したカフスボタン Expired - Lifetime JP3038816U (ja)

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