JP3038278U - あぶらとり紙帳 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 結婚式等の記念ギフト等、個人的な表紙や特
殊な目的をもつ表紙等を有し、且つ限定された数量を、
低コストで設備や時間的な制約なく、目的に応じて多品
種で、簡単に供給することができるあぶらとり紙帳の提
供を課題とする。 【解決手段】 表表紙10と裏表紙20との間に複数枚のあ
ぶらとり紙30が綴じられた状態に形成されてなるあぶら
とり紙帳であって、前記表表紙10と裏表紙20のうちの少
なくとも表表紙10の表面に、予め印刷がなされる印刷領
域10a と該印刷領域10a の一部若しくは領域外に写真を
貼るための写真貼り付け領域10b とを設け、該写真貼り
付け領域10b に写真40を貼り付けることで、前記少なく
とも表表紙10の表面を印刷表示11と貼り付け写真表示41
との組み合わせで構成した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、表表紙と裏表紙との間に複数枚のあぶらとり紙が綴じられてなるあ ぶらとり紙帳に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、あぶらとり紙は顔等に生じたあぶらをとる化粧用具として用いられたり している。 このあぶらとり紙はその複数枚を重ねて１枚１枚取り出せるようにしたものや 、表表紙と裏表紙の間に複数枚を綴じたあぶらとり紙帳としたりする等、種々の 形態にして販売されている。 一方、比較的小さくて嵩張らないので、商品に付随する景品や広告宣伝用のノ ベルティ等として用いることができる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

以上のように、あぶらとり紙はノベルティ等として、ちょっとしたギフト等に 使用することが可能である。このような場合、必要量が多数量の場合にはあぶら とり紙帳等の表紙を印刷によって制作するのが簡単であるが、その一方、特に私 的なギフトや限定された数だけが必要とされるようなギフトとして用いようとし た場合には、印刷では却ってコストが高くつくなどの問題が生じ、また設備や時 間的な問題もある。

【０００４】 そこで本考案は上記従来の状況に鑑みて、結婚式等の記念ギフト等、個人的な 目的や特殊な目的、その他、種々の目的に応じた表紙等とすることができ、且つ 限定された数量を、低コストで設備的な制約や時間的な制約なく、簡単に供給す ることができるあぶらとり紙帳の提供を課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本考案のあぶらとり紙帳は、表表紙と裏表紙との間 に複数枚のあぶらとり紙が綴じられた状態に形成されてなるあぶらとり紙帳であ って、前記表表紙と裏表紙のうちの少なくとも表表紙の表面に、予め印刷がなさ れる印刷領域と該印刷領域の一部若しくは領域外に写真を貼るための写真貼り付 け領域とを設け、該写真貼り付け領域に写真を貼り付けることで、前記少なくと も表表紙の表面を印刷表示と貼り付け写真表示との組み合わせで構成したことを 第１の特徴としている。 また本考案のあぶらとり紙帳は、上記第１の特徴に加えて、写真は裏面に粘着 剤を塗布した印画紙に焼き付けられてなるシール写真とし、このシール写真が貼 り付けられていることを第２の特徴としている。 また本考案のあぶらとり紙帳は、上記第１又は第２の特徴に加えて、印刷表示 は色、模様、図形、文字、記号の単独又は組み合わせからなることを第３の特徴 としている。 また本考案のあぶらとり紙帳は、上記第１〜３の何れかの特徴に加えて、貼り 付け写真表示には、少なくとも撮影された人物像を含むことを第４の特徴として いる。 また本考案のあぶらとり紙帳は、上記第４の特徴に加えて、撮影された人物像 は新婚のカップルであることを第５の特徴としている。 また本考案のあぶらとり紙帳は、上記第１〜５の何れかの特徴に加えて、貼り 付け写真表示には、少なくとも撮影された物を含むことを第６の特徴としている 。 また本考案のあぶらとり紙帳は、上記第４〜６の何れかの特徴に加えて、貼り 付け写真表示には、色、模様、図形、文字、記号の単独又は組み合わせが付加さ れていることを第７の特徴としている。 また本考案のあぶらとり紙帳は、表表紙と裏表紙との間に複数枚のあぶらとり 紙が綴じられた状態に形成されてなるあぶらとり紙帳であって、前記表表紙と裏 表紙はその全体を、印画された１枚の写真により、これを折り曲げた形で構成し ていることを第８の特徴としている。 また本考案のあぶらとり紙帳は、上記第８の特徴に加えて、写真はパノラマ写 真であることを第９の特徴としている。 また本考案のあぶらとり紙帳は、上記第８又は第９の特徴に加えて、写真には 少なくとも新婚のカップルが写っていることを第10の特徴としている。 また本考案のあぶらとり紙帳は、上記第８〜10の何れかの特徴に加えて、写真 には文字が付加されていることを第11の特徴としている。

【０００６】 上記第１の特徴によれば、少なくとも表表紙には印刷領域と写真貼り付け領域 とが構成され、印刷領域には予め印刷表示がなされる。また写真貼り付け領域に は後から写真が貼り付けられることで、貼り付け写真表示となる。 前記印刷表示には一般的な言葉やデザイン等を施すことで、ギフト等としての 目的等を特に限定しないようにしておくことができる。これによって印刷表示だ けがなされた目的が未だ限定されていない表紙を持つあぶらとり紙帳を予め多数 量作製しておくことができる。 一方、前記後から貼られる写真には、個人的な像や物等、ギフト等としての目 的等が限定された事柄を含め、これを貼り付け写真表示とすることで、特定の人 等を対象とした特定の限定された意味を持つ表紙が出来上がる。 前記写真は撮影後に比較的短時間で仕上げることができ、また自己の設備とし て保有する必要がない。 以上のようにすることで、種々の目的に応じて、その目的に応じた表紙を持つ 限定された数のあぶらとり紙帳を、低コストで、設備や時間的な制約なく、簡単 に供給することができる。 上記第２の特徴によれば、上記第１の特徴による作用、効果に加えて、貼り付 けられる写真については、これを裏面に粘着剤を塗布した印画紙に焼き付けられ てなるシール写真とすることで、出来上がった写真を、糊付け手段を用いること なく極簡単に、短時間の作業で、貼り付けることができる。即ち、例えば数十枚 程度の写真ならば簡単に短時間で作業を終えることができる。従って、写真撮影 後に短時間でギフトや記念品等として手渡すことができる。 上記第３の特徴によれば、上記第１又は第２の特徴による作用、効果に加えて 、予め施される印刷表示には、色や、模様や、図形や文字や、記号による種々の デザインからなる印刷を行うことができる。この印刷表示には、あぶらとり紙帳 自体に関する、商標名やキャッチフレーズ、その他の文字、意匠を施すことがで きる。 上記第４の特徴によれば、上記第１〜３の何れかの特徴による作用、効果に加 えて、撮影された人の写真を記念として貼り付け写真表示し、このあぶらとり紙 帳を手渡すことができる。 上記第５の特徴によれば、上記第４の特徴による作用、効果に加えて、結婚式 やその披露宴において撮影された新婚カップルの写真が入ったあぶらとり紙帳を 、参加した人やその他の人に記念として渡すことができる。 上記第６の特徴によれば、上記第１〜５の何れかの特徴による作用、効果に加 えて、個人的或いは営業的な対象としての物品やその他の物を写真表示したあぶ らとり紙帳を提供することができる。 上記第７の特徴によれば、上記第４〜６の何れかの特徴による作用、効果に加 えて、写真には撮影された人物や物に加えて、言葉等の文字や日付やその他の模 様、記号、色彩等が付加されることで、前記撮影された人物や物の付加説明やそ の他の個人的或いはその他の限定的目的を表す付加的効果を与えることができる 。 上記第８の特徴によれば、あぶらとり紙帳の表表紙と裏表紙とが、撮影されて 印画された１枚の写真そのもので構成される。この場合には予め表裏の表紙のな い状態のあぶらとり紙帳を用意しておき、撮影後に必要枚数を印画紙等に焼き付 け、これを折り曲げて表表紙と裏表紙として、前記表紙のない状態のあぶらとり 紙帳に表紙として取り付ける。 本特徴によれば、印画された写真だけで表紙となるので、予め表表紙や裏表紙 として印刷された表紙を用意しておく必要がなく、印刷コスト等が不要となる。 よって本特徴によれば、人や物の写真、その他ギフト等としての目的等が限定さ れた事柄が写された写真によって構成されたオリジナルな表紙からなるあぶらと り紙帳を、必要数だけ限定して提供することができる。写真は撮影後に比較的短 時間で仕上げることができ、また写真の現像、印画紙への焼き付け等は写真屋に 任せることで、自己の設備として保有する必要ない。よって低コストで、設備や 時間的な制約なく、目的に応じて異なる表紙を持つあぶらとり紙帳を、限定され た数で、簡単に供給することができる。 上記第９の特徴によれば、上記第８の特徴による作用、効果に加えて、表表紙 と裏表紙となる１枚の写真をパノラマ写真とすることで、１枚の写真による表表 紙と裏表紙の作製が非常に容易となる。表表紙から裏表紙へかけて連続した写真 の内容とさせることができる。 上記第10の特徴によれば、上記第８又は第９の特徴による作用、効果に加えて 、新婚のカップルが写された写真をもってあぶらとり紙帳の表紙とすることで、 結婚式や結婚披露宴での記念品等として、参加した人やその他の人に渡すことが できる。 上記第11の特徴によれば、上記第８〜10の何れかに記載の作用、効果に加えて 、写真に文字を付加することで、撮影された人物や物の写真に対する付加説明や その他、表紙としての役割等を効果的に付加することができる。

【０００７】

【考案の実施の形態】

図１は本考案に係るあぶらとり紙帳の全体斜視図である。図２は本考案に係る あぶらとり紙帳の表表紙を示す図である。図３は表紙に貼り付けされる写真の例 としてのシール写真の例を示す図である。図４はあぶらとり紙帳の表裏の表紙を １枚の写真だけで構成する場合の例を示す図である。

【０００８】 先ず図１を参照して、あぶらとり紙帳は、表表紙10と裏表紙20からなる表紙と 、該表表紙10と裏表紙20との間に綴じられた複数枚のあぶらとり紙30とからなる 。

【０００９】 図２を参照して、前記表表紙10と裏表紙20の内の少なくとも表表紙10には、そ の表面に印刷領域10a と写真貼り付け領域10b とが設けられている。 前記印刷領域10a は、表紙の表面の全面若しくは一部とすることができる。図 ２に示す例では、印刷領域10a は全面とされている。印刷領域10a には文字11a 、記号11b 、模様11c 、その他、図形や色等による、単独又は組み合わせからな る印刷表示11がなされている。この印刷表示11は予め印刷によって行う。

【００１０】 前記写真貼り付け領域10b は、前記印刷領域10a の一部に設けるか或いは印刷 領域10a 以外に設けることができる。この例では、印刷領域10a の一部に設けて いる。即ち、この例では模様11c だけからなる印刷領域10a の一部を写真貼り付 け領域10b としている。 写真貼り付け領域10b には、写真40が貼り付けられる。これによって人物像41 ａ、文字41b 、その他、物や模様や図形や記号や色等による、単独又は組み合わ せからなる貼り付け写真表示41がなされる。図２に示す例の場合には、写真40に は新婚カップルの写真が人物像として表され、それに組み合わされて「寿」の文 字と結婚の挨拶文が表されている。

【００１１】 あぶらとり紙帳を結婚の記念品とする場合は、前記のように、写真には新婚カ ップルの写真を載せ、それに付随する文字等も結婚に関する文章等を載せること になるが、貼り付けられる写真は前記結婚に関するものに限定されないことは勿 論である。目的に応じた人物や物やその他の写真が載せられ、また写真には必要 に応じて目的に応じた言葉やその他の文字が付随せられる。例えば、あぶらとり 紙帳を自動車の販売促進に使用する場合には、その特定の自動車の写真を採用し 、キャッチフレーズ等と共に写真表示することができる。

【００１２】 前記写真には目的に応じた内容の写真や文字等が表示される一方、予め印刷さ れる印刷表示11については、種々の目的に対応して利用できるように、特定の目 的を対象とした内容にはしない方がよい。即ち、印刷表示11は比較的一般的な表 示とし、或いはあぶらとり紙帳を提供する出所等に関する商標やキャッチフレー ズ等を内容とし、これによって多目的性を保有させる。そして後から貼り付けら れる写真40による貼り付け写真表示41によって、特定の目的を明確にするのであ る。これによってあぶらとり紙帳を提供するメーカや商社の利益が確保できると 共に、特定の目的に使用する者の意向も満足させることができる。

【００１３】 前記写真40については、その貼り付けに関しては特に限定された貼り方がある わけではなく、通常の印画紙に焼き付けられた写真の裏に糊を付け、これを上記 写真貼り付け領域10b に貼り付ければよい。 その一方、効率的な貼り付け作業を確保する場合には、裏面に予め粘着剤を塗 布した印画紙に焼き付けを行うようにするのが好ましい。図３はそのような例を 示す図である。即ち、剥がしやすい紙51を粘着剤の塗布された裏面に合わされて なる印画紙52を用い、且つこの印画紙52を一方向に延長された長い帯状の印画紙 とし、この帯状の印画紙52に一定間隔で順次焼き付けを行うようにすると共に、 焼き付けが行われる印画紙52の各焼き付け領域52a には上記写真貼り付け領域10 b に対応した大きさの寸法を持つ写真切り離しライン52b を形成しておく。これ によって前記帯状の印画紙52に一定間隔で焼き付けられた写真40を前記写真切り 離しライン52b に沿って次々と剥がし、この剥がされた写真40を次々とあぶらと り紙帳の上記写真貼り付け領域10b に貼り付けてゆく。これによって写真40の貼 り付け作業が容易、簡単となり、時間の短縮が図れる。

【００１４】 図４に本考案の他の実施の態様例を示す。本例はあぶらとり紙帳の表表紙10と 裏表紙20とを１枚の印画された写真60により構成するようにしている。即ち、こ の例では、印画された写真60を表表紙10と裏表紙20に対応する形状及び寸法に調 整し、中心付近で折り曲げ61を行い、これを予めあぶらとり紙帳として綴じられ た複数枚のあぶらとり紙に対して取り付けることで表表紙10と裏表紙20とする。 前記写真60は一方向に長いパノラマ写真とすることで、容易に表表紙10と裏表 紙20とすることができる。 前記写真60は、人物62a を写真表示62として写したものとすることができる。 また人物以外の物を写したものを写真表示62とした写真とすることができる。前 記人物については新婚のカップルとすることができる。勿論、他の人物を写真表 示62した写真であってももよい。また前記撮影された人物62a や物の他に、文字 62b や記号、図形等を付加したものを写真表示62とした写真としてもよい。

【００１５】

【考案の効果】 本考案は以上の構成、作用からなり、請求項１に記載のあぶらとり紙帳によれ ば、表表紙と裏表紙のうちの少なくとも表表紙の表面に、予め印刷がなされる印 刷領域と該印刷領域の一部若しくは領域外に写真を貼るための写真貼り付け領域 とを設け、該写真貼り付け領域に写真を貼り付けることで、前記少なくとも表表 紙の表面を印刷表示と貼り付け写真表示との組み合わせで構成したので、 目的に応じた表紙を持つ限定された数のあぶらとり紙帳を、低コストで、設備 や時間的な制約なく、目的に応じて多品種で、簡単に供給することができる。 また請求項２に記載のあぶらとり紙帳によれば、請求項１に記載の構成による 効果に加えて、写真は裏面に粘着剤を塗布した印画紙に焼き付けられてなるシー ル写真とし、このシール写真を貼り付けるようにしているので、 出来上がった写真を、糊付け手段を用いることなく極簡単に短時間の作業で、 貼り付けることができる。従って、写真撮影後に短時間でギフトや記念品等とし て手渡すことができる。 また請求項３に記載のあぶらとり紙帳によれば、請求項１又は２に記載の構成 による効果に加えて、印刷表示は色、模様、図形、文字、記号の単独又は組み合 わせからなるので、デザイン等が限定されることなく、必要に応じて種々の印刷 表示を行うことができる。 また請求項４に記載のあぶらとり紙帳によれば、請求項１〜３の何れかに記載 の構成による効果に加えて、貼り付け写真表示には、少なくとも撮影された人物 像を含むので、 撮影された人の写真を貼り付け写真表示したあぶらとり紙帳を、記念等として 提供することができる。 また請求項５に記載のあぶらとり紙帳によれば、請求項４に記載の構成による 効果に加えて、撮影された人物像は新婚のカップルであるので、 結婚式やその披露宴において撮影された新婚カップルの写真が入ったあぶらと り紙帳を、参加した人やその他の人に記念として渡すことができる。 また請求項６に記載のあぶらとり紙帳によれば、請求項１〜５の何れかに記載 の構成による効果に加えて、貼り付け写真表示には、少なくとも撮影された物を 含むので、個人的或いは営業的な対象としての物品やその他の物を写真表示した あぶらとり紙帳を提供することができる。 また請求項７に記載のあぶらとり紙帳によれば、請求項４〜６の何れかに記載 の構成による効果に加えて、写真には撮影された人物や物に加えて、言葉等の文 字や日付やその他の模様、記号、色彩等が付加されるので、 撮影された人物や物の付加説明やその他の個人的或いはその他の限定的目的を 表す付加的効果を効果的に与えることができる。 また請求項８に記載のあぶらとり紙帳によれば、表表紙と裏表紙はその全体を 、印画された１枚の写真により、これを折り曲げた形で構成したので、 印画された写真だけで表裏の表紙とすることができ、表表紙や裏表紙として印 刷された表紙を予め用意しておく必要がなく、印刷コスト等が不要となる。また 、写真は撮影後に比較的短時間で仕上げることができ、且つ写真の現像、印画紙 への焼き付け等は写真屋に任せることで、自己の設備として保有する必要ない。 よって目的に応じて異なる表紙を持つオリジナルなあぶらとり紙帳を、限定され た数だけ、低コストで、設備や時間的な制約なく、簡単に供給することができる 。 また請求項９に記載のあぶらとり紙帳によれば、請求項８に記載の構成による 効果に加えて、写真はパノラマ写真であるので、 １枚の写真による表表紙と裏表紙の作製が非常に容易となる。また表表紙から 裏表紙へかけて連続した写真の内容とさせることができる。 また請求項10に記載のあぶらとり紙帳によれば、請求項８又は９に記載の構成 による効果に加えて、写真には少なくとも新婚のカップルが写っているので、 結婚式や結婚披露宴での記念品等として、参加した人やその他の人に渡すこと ができる。 また請求項11に記載のあぶらとり紙帳によれば、請求項８〜10の何れかに記載 の構成による効果に加えて、写真には文字が加えられているので、 撮影された人物や物の写真に対する付加説明やその他、表紙としての役割等を 効果的に付加することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るあぶらとり紙帳の全体斜視図であ
る。

【図２】本考案に係るあぶらとり紙帳の表表紙を示す図
である。

【図３】表紙に貼り付けされる写真の例としてのシール
写真の例を示す図である。

【図４】あぶらとり紙帳の表裏の表紙を１枚の写真だけ
で構成する場合の例を示す図である。

【符号の説明】

10 表表紙 10a 印刷領域 10b 写真貼り付け領域 11 印刷表示 20 裏表紙 30 あぶらとり紙 40 写真 41 貼り付け写真表示 60 写真 62 写真表示

Claims (11)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 表表紙と裏表紙との間に複数枚のあぶら
   とり紙が綴じられた状態に形成されてなるあぶらとり紙
   帳であって、前記表表紙と裏表紙のうちの少なくとも表
   表紙の表面に、予め印刷がなされる印刷領域と該印刷領
   域の一部若しくは領域外に写真を貼るための写真貼り付
   け領域とを設け、該写真貼り付け領域に写真を貼り付け
   ることで、前記少なくとも表表紙の表面を印刷表示と貼
   り付け写真表示との組み合わせで構成したことを特徴と
   するあぶらとり紙帳。
2. 【請求項２】 写真は裏面に粘着剤を塗布した印画紙に
   焼き付けられてなるシール写真とし、このシール写真が
   貼り付けられている請求項１に記載のあぶらとり紙帳。
3. 【請求項３】 印刷表示は色、模様、図形、文字、記号
   の単独又は組み合わせからなる請求項１又は２に記載の
   あぶらとり紙帳。
4. 【請求項４】 貼り付け写真表示には、少なくとも撮影
   された人物像を含む請求項１〜３の何れかに記載のあぶ
   らとり紙帳。
5. 【請求項５】 撮影された人物像は新婚のカップルであ
   る請求項４に記載のあぶらとり紙帳。
6. 【請求項６】 貼り付け写真表示には、少なくとも撮影
   された物を含む請求項１〜５の何れかに記載のあぶらと
   り紙帳。
7. 【請求項７】 貼り付け写真表示には、色、模様、図
   形、文字、記号の単独又は組み合わせが付加されている
   請求項４〜６の何れかに記載のあぶらとり紙帳。
8. 【請求項８】 表表紙と裏表紙との間に複数枚のあぶら
   とり紙が綴じられた状態に形成されてなるあぶらとり紙
   帳であって、前記表表紙と裏表紙はその全体を、印画さ
   れた１枚の写真により、これを折り曲げた形で構成して
   いることを特徴とするあぶらとり紙帳。
9. 【請求項９】 写真はパノラマ写真である請求項８に記
   載のあぶらとり紙帳。
10. 【請求項１０】 写真には少なくとも新婚のカップルが
    写っている請求項８又は９に記載のあぶらとり紙帳。
11. 【請求項１１】 写真には文字が付加されている請求項
    ８〜10の何れかに記載のあぶらとり紙帳。