JP3038257U - 食品加熱調理用の変形合掌型包装袋 - Google Patents

食品加熱調理用の変形合掌型包装袋

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JP3038257U
JP3038257U JP1996012766U JP1276696U JP3038257U JP 3038257 U JP3038257 U JP 3038257U JP 1996012766 U JP1996012766 U JP 1996012766U JP 1276696 U JP1276696 U JP 1276696U JP 3038257 U JP3038257 U JP 3038257U
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芳広 川口
佳正 横田
光明 佃
恒人 岩橋
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TOYO FEATHER INDUSTRY CO., LTD.
Ishihara Chemical Co Ltd
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TOYO FEATHER INDUSTRY CO., LTD.
Ishihara Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍食品などを電子レンジで加熱調理する場
合、食品から生じる水分及び油分により食品自体がベタ
付くのを防止し、食事を簡便にとる。 【解決手段】 ヒートシール性合成繊維を含有させたヒ
ートシール紙を内層1とし、羽毛微細粉末の配合シート
を中間層2とし、合成樹脂シートなどを外層3として三
層の積層シート4を構成し、ヒートシール紙同士を対向
させて積層シート4の左・右を胴合掌状に折り返し、シ
ート4の前・後の各外周部7・8をヒートシールし、合掌
部6を食品収容口11とした変形合掌型包装袋である。
食品を加熱調理すると、食品から生じる水蒸気、油分を
羽毛微細粉末配合シート2で強力に吸収・保持し、食品
のベタ付きを有効に防止する。変形合掌袋であるため、
皿上でヒートシール部分を展開状に広げられ、食事を簡
便にとれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は食品を電子レンジ、オーブンなどで加熱調理する際に用いる包装袋に 関し、食品から生じる水分や油分により食品自体がふやけたり、ベタ付くことが なく、食品をおいしく加熱調理できるとともに、袋自体を展開状に広げて周囲を 汚損することなく簡便に食事をとることができるものを提供する。
【0002】
【従来の技術】
近年は食生活の変化に伴い、電子レンジ、オーブンなどで冷凍食品を加熱調理 することが多いが、この場合、ガスバリア性のポリ塩化ビニリデン、或は、透湿 性のほとんどないポリエチレンなどのラップフィルムで食品を包んで加熱調理す ると、食品から出る多量の水蒸気がラップ内で結露し、食品自体がこの結露水を 吸収してふやけてしまい、食感、風味或は食味を大幅に損なうという実情があっ た。
【0003】 そこで、このような問題点を解消することを目的として、実開平3−1086 71号公報には(図5参照)、疎水性繊維シートを内層51とし、吸収性繊維シー トを中間層52とし、不通気性シートを外層53とする積層シート54であって 、積層シート54の内側寄りである疎水性繊維シート51と吸水性繊維シート5 2の二層の耐水度と通気度を所定の条件に設定した食品用の包材が開示されてい る。 当該従来技術では、電子レンジで食品を加熱した場合、食品から発生した水蒸 気は疎水性繊維シート51と吸水性繊維シート52を通過して不通気性シート5 3で結露し、その水分を吸水性繊維シート52で吸収するため、結露による食品 のベタ付きはかなり改善される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術の包材では、水分を吸収する中間層52が単なる 繊維性シートであるため、吸収能力に限界があり、食品の種類や調理方法によっ ては水蒸気が多量に発生した場合、その多くを円滑に吸収できず、食品のベタ付 きを充分に防止できないという問題がある。 また、食品がフライドチキン、コロッケ、天ぷらなどの揚げものである場合、 食品から生じる油分に関しても同様の問題があり、吸収機能を担う上記中間層5 2の吸油速度などはそれほど速くなく、食品に過剰の油分が付着して風味や食味 を損なう虞れが大きい。 しかも、例えば、この包材を代表的な袋形態である合掌型の包装袋に製袋する と、加熱調理した食品を食する場合には、袋から取り出した食品を別途皿などに 移し換えて、食事をすることになり、皿などの汚損は避けられない。
【0005】 本考案は、冷凍食品などを電子レンジで加熱調理する場合、食品から生じる水 分並びに油分により食品自体がベタ付くのを有効に防止するとともに、食事の手 間を簡略化することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本出願人は、先に、特開平4−312534号公報、及び特開平6−3465 76号公報で、羽毛微細粉末並びにこれを利用した表面改質剤を開示しているが 、この羽毛微細粉末は当該公報でも述べているように、吸湿性及び吸油性などに 優れている。 本考案者らは、この羽毛微細粉末に水分及び油分の吸収機能を担わせて、一旦 保持した水分と油分を外部に逃がさない仕組みの包材にするとともに、この包材 を皿の上で展開可能な袋に形成することを着想し、本発明を完成した。
【0007】 即ち、本考案は、繊維組成物とヒートシール性合成繊維を湿式抄紙したヒート シール紙を内層1とし、羽毛微細粉末の配合シートを中間層2とし、ポリエチレ ン、ポリプロピレン、ポリアミド等の合成樹脂シート及びアルミニウム箔等の金 属箔などの少なくともいずれかを外層3として三層の積層シート4を構成し、 上記内層1のヒートシール紙同士が対向状になるようにして積層シート4の左・ 右を胴合掌状に折り返し、積層シート4の前・後の各外周部7・8を天・地として ヒートシールし、前後方向に沿う上記合掌部6を食品収容口11として開放する ことを特徴とする食品加熱調理用の変形合掌型包装袋である。
【0008】
【考案の実施の形態】
上記羽毛微細粉末は、製法を問わず、あらゆる方式で製造した羽毛粉末を含む が、例えば、ミル、クラッシャーなどの各種粉砕機(具体的には、ボールミル、ハ ンマーミル、石臼式磨砕機等)による羽毛の粉砕で製造するのが一般的である。 また、パッフィング・マシンを使用し、羽毛を含水下で加圧して粉砕する加圧 方式(即ち、爆砕)や、凍結粉砕方式などで製造することも可能である。
【0009】 上記粉砕機を用いた粉砕処理は、本出願人が前述の特開平4―312534号 公報などで開示したように、加熱などを行わずに、羽毛をアルコール系溶媒に浸 漬し、石臼式回転磨砕を施して微粉砕するのを基本原理とするが、具体的には、 羽毛を予備洗浄して、上述の微粉砕を施してから、濾過洗浄と乾燥処理を施して 製造するのが好ましい。
【0010】 上記予備洗浄では、水洗してからアルコール系溶媒で洗浄し、羽毛に付着する 油脂分を溶解除去するとともに、水になじみの悪い羽毛を次工程での湿式粉砕処 理に適した浸漬物にする。
【0011】 上記アルコール洗浄の利点は、水洗後の水分の残存を問題にせず、アルコール への完全置換を必要としない点にもある。このアルコール洗浄から次の磨砕、粉 砕までの一貫した工程におけるアルコールの濃度は、0.01〜99.99%とす ることができるが、実用上は、羽毛の殺菌消毒効果を同時に発揮できる30〜7 0%のものが好ましい。 使用するアルコールは、飽和、不飽和の脂肪族及び芳香族のモノ、ジ、そして 多価アルコールなどの広範なものを使用できるが、エタノール、イソプロパノー ルが好ましく、さらには、日本薬局方収載のものを70%エタノール、30%、 50%イソプロパノールとして用いることができる。
【0012】 上記微粉砕では、羽毛の前記アルコール浸漬物に石臼式回転磨砕を施して、粉 砕物の懸濁液を得る。 当該石臼式磨砕機は上下2枚の特殊グラインダーによって構成され、固定側の 上部グラインダーと回転側の下部グラインダーの間に生じる衝撃、剪断、圧縮、 ころがり摩擦等の力により原料を粉砕するものである。用いるグラインダーには 、従来通りのものも使用できるが、最近開発された無気孔で割れない特性を有す るセラミックスのものが適している。 投入されるケラチン物質のアルコール浸漬物においては、浸漬比率は一般的に 1:0.5(固体:分散媒(V/V))以上であるが、実際には1:20〜1:100の範囲 が好ましい。運転に際して、一度磨砕されたものを繰り返し磨砕機に投入する連 続磨砕処理も効果的である。さらに、連続磨砕処理の間にアルコール分散媒を交 換すると、洗浄効果を一層促進できる。
【0013】 上記粉砕物の分離回収は、所定のフィルターで粉砕物懸濁液を濾過して行う。 この濾集粉砕物は、アルコール又は他の揮発性有機溶媒により、羽毛由来の残 存油脂分を洗浄除去した後、乾燥して羽毛微細粉末を得る。 この最終段階の洗浄では、元の羽毛の容積が小さくなっており、また逆に表面 積が大きくなっているので、効果的に油脂分を溶解除去できる。洗浄溶媒は各々 単用若しくは併用できるが、アセトン、エーテルを使用するのが好ましい。
【0014】 前述したように、上記微粉砕の工程で、より細かい羽毛微細粉末を得たい場合 には、前記羽毛のアルコール浸漬物を石臼式回転磨砕とボールミル式粉砕を繰り 返して粉砕物懸濁液を得ることになる。 この場合には、上記石臼式磨砕を終えた磨砕物を、そのままボールミル式粉砕 機に投入するのである。 当該ボールミル式粉砕には、円筒の中に被粉砕物と粉砕媒体(例えば、ジルコニ アボール)を入れて、円筒内の回転軸の動きにより回転粉砕するか、円筒を振動 させて粉砕する方法を利用することができる。本工程においても、被粉砕物であ るケラチン物質のアルコール浸漬比率は前の工程と同様のものとする。 本工程からの粉砕物の分離回収は、粉砕媒体のボールの直径より小さい枡目の ふるいを通してボールを捕捉しておき、下段に設けたマイクロフィルターで粉砕 物懸濁液を濾過することにより行う。 ボールの洗浄と濾集粉砕物は、前述と同様に、アルコールなどにより、羽毛の 残存油脂分を洗浄した後、乾燥し、より細かい羽毛微細粉末を得るのである。
【0015】 本考案の包装袋の中間層2を形成する羽毛微細粉末の配合シートとは、次のよ うな形態のシート層などをいう。 (1)羽毛微細粉末の塗膜層 (2)羽毛微細粉末配合紙 (3)内層又は外層の表面上に、羽毛微細粉末を粉末のままビニル系、アクリル 系、ウレタン系などの溶剤型接着剤で担持した羽毛微細粉末の固着層、或はフラ ット状の紙と山形状の紙の間隙に羽毛微細粉末を充填したハニカム形状充填紙な ど (4)羽毛微細粉末を練り込んだ合成樹脂シート
【0016】 上記羽毛微細粉末の塗膜層とは、基本的にビヒクルに羽毛微細粉末を含有した 印刷インキや塗料などを本発明の外層又は内層に塗布して得られる塗膜をいう。 上記ビヒクルに含有される樹脂(塗膜形成成分)はウレタン樹脂、アルキド樹脂 、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂などの合成樹脂やロジン、セラックなどの天然 樹脂を問わない。また、ビヒクルに配合する色料は省略できる。
【0017】 上記羽毛微細粉末配合紙とは、基本的に繊維組成物と羽毛微細粉末を混合した 分散水溶液から湿式抄紙で得られる羽毛微細粉末を配合した紙をいう。 上記湿式抄紙は機械漉き、手漉きを問わず、機械漉きでは、円網、短網、長網 、サクションホーマーなどの一般の抄紙機を使用できる。
【0018】 上記羽毛微細粉末配合紙の原材料である繊維組成物は、製紙用として普通に使 用できるNBKP、LBKP、NLUKP等の木材パルプ、脱墨パルプ(DIP) のほか、リンターパルプ、麻、バガス、ケナフ、エスパルト草、ワラなどの非木 材繊維パルプでも良い。また、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルアル コール、ポリエステル、ポリアクリルニトリル系等の合成繊維、レーヨン、キュ プラ、アセテート等の再生又は半合成繊維、ロックウール、ガラス繊維、炭素繊 維等の無機繊維などでも差し支えない。
【0019】 上記包装袋の内層1を形成するヒートシール紙は、ヒートシール機能を有する 紙であり、基本的にポリエチレン、ポリプロピレン、変成ポリエステルなどのヒ ートシール性を備えた合成繊維を含む分散水溶液から湿式抄紙して得られる抄造 紙をいう。 当該抄造紙は、木材パルプ、脱墨パルプ、非木材繊維パルプなどの天然系の繊 維組成物に上記ヒートシール性合成繊維を混合した分散水溶液から製造した混合 紙、ヒートシール性合成繊維のみから製造した単層紙、上記混合紙と単層紙を積 層した紙、或は、当該混合紙とパルプ100%紙との積層紙などを含む概念であ る。 但し、ヒートシール紙が混合紙とパルプ100%紙の積層紙である場合、ヒー トシール性合成繊維を含む混合紙は疎水性を有するため、この側を食品と接する 最内層にするのが好ましい。
【0020】 上記包装袋の外層3は合成樹脂シート又は金属箔のいずれか、或はこの両者の 複合層であり、基本的には水分不透過性及び油分不透過性を具備する。 上記合成樹脂シートはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリア ミドなどのシートをいい、単層シート、或は2種類以上の複合シートでも差し支 えない。当該シートは膜厚の寸法を問わないため、フィルムを含む概念である。 上記金属箔はアルミニウム箔、ニッケル箔などをいう。但し、外層に金属箔を 使用する包材は、オーブンなどで加熱調理する場合に適用可能であり、電子レン ジでの調理には適しない。 この外層3のさらに外側には、保形性や触感を良くするために、紙層を張り合 わせることもできる。
【0021】 本考案の包装袋を構成する積層シート4は、上記内層1、中間層2及び外層3 に常法のラミネーションなどを施して製造され、具体的にはドライラミネーショ ン(無溶剤型ラミネーションを含む)、ウェットラミネーション、ホットメルトラ ミネーション、或は多層共押出し成形などが用いられるが、使用時に層間剥離が 生じないものであれば、製法は特に限定されない。
【0022】 上記包装袋の形態は、この積層シート4をヒートシールして製造した偏平で上 向きの開口を有する変形合掌型の袋である。 即ち、内層1を形成するヒートシール紙同士が対向するようにして積層シート 4の左・右を胴合掌に折り返し、積層シート4の前後方向の天・地をヒートシール し、当該合掌部6はヒートシールせずに、食品収容口11として開放状にする。 従って、食品の出し入れは偏平形状の包装袋10に開けた上向きの食品収容口1 1から行う。
【0023】
【作用】
本考案の積層シート4において、内層1はヒートシール紙であるため、水蒸気 透過性、吸油性並びに通気性を備えている。中間層2は羽毛微細粉末の配合層で あるため、吸湿性並びに吸油性に優れている。また、外層3は合成樹脂シート又 は/及び金属箔であるため、既述のように水分不透過性及び油分不透過性を備え ている。
【0024】 従って、当該積層シート4から成る包装袋は、その材質の組み合わせが生む特 長により次の作用をする。 先ず、冷凍食品を包装袋に10に包み、電子レンジ、或はオーブンなどで加熱 調理すると、加熱で発生する水蒸気は内層1を通過し、中間層2の羽毛微細粉末 配合層で強力に吸水されるため、包装袋10の内側の食品収容空間5に結露水を 作らず、食品のベタ付きやふやけるのを有効に防止できる。 特に、中間層2の材質が羽毛微細粉末であり、吸湿性能に優れるうえ、充分な 保水性能を備えるため、冒述の従来技術に比べて、食品のベタ付きなどをより円 滑に防止できる。
【0025】 また、食品がフライドチキン、コロッケ、天ぷらなどの揚げ物である場合、揚 げものから浸み出した油分を内層1を介して中間層2で迅速且つ強力に吸油する ため、揚げ物の表面に過剰の油分が付着せず、カラッとした状態に保てる。 特に、中間層2の材質が羽毛微細粉末であり、吸油速度が速く、且つ吸油量が 大きいため、上記従来技術に比べて、食品の油によるベタ付きをより円滑に防止 できる。
【0026】 しかも、中間層2で結露した水分は、中間層2で吸収・保持するうえ、内層1 のヒートシール紙が合成繊維を含んで疎水性を有するため、食品へのウェットバ ックを防止する。このため、食品を常時サラッとした状態に保てる。
【0027】 一方、外層1により水分が外部に漏れるのを遮断する。中間層2で吸収した油 分も同様に外層1により漏れを遮断する。このため、食品を包装袋10ごと手に 持って食する場合、手の汚損がない。また、外層1で水分の逃げを遮断するため 、中間層2で保水した水分が内層1を介して適度の水蒸気補給をして食品の過乾 燥を防止する。
【0028】
【考案の効果】
本考案の包装袋は変形合掌型であるため、次の効果を奏する。 (1)積層シートを製袋する場合、繊維組成物にヒートシール性合成繊維を混合 したヒートシール紙の側をヒートシールするため、例えば、通常の合成樹脂シー トをヒートシールする場合に比べてヒートシール強度が若干低くなるうえ、ヒー トシール紙自体も水に濡れると強度が低下する(後述のヒートシール紙の評価表 の(4)参照)。この結果、食品を加熱調理した場合、食品から発生した水蒸気でヒ ートシール部は剥がれ易くなるので、合掌部を持って互いに左・右の反対側に引 くことで、袋の天・地が順次剥がれていき、包装袋の全体を展開状に開くことが できる(図2B参照)。 因みに、従来技術の公報には折り畳み方式の箱が開示されているが、本考案で は、このような箱ではなく、積層シートを引き開け方式のイージーオープン機能 を備えた袋にすることにより、食品を袋に載せた状態で皿の上に広げられるので 、皿に油分や汚れなどが付着することなく清浄に保て、食事の後始末が容易にな り、手間がかからない。
【0029】 (2)偏平形状の袋の上向きに食品収容口が開口するため、汁ものなどの水分の 多い食品の場合、横側に収容口が開いた通常の合掌袋に比べて、仮に加熱調理の 際に吹きこぼれが起きても下に敷いた皿などの汚損が少なくなる。 また、食品の水蒸気が上向きの食品収容口から逃げ易いため、包装袋の吸湿能 力を越える過剰の水蒸気が発生した場合でも、包装袋の食品収容空間内を適正な 水蒸気に保持でき、食品がベタつくことがない。
【0030】 (3)オーブンなどで調理する場合、外層をアルミニウム箔で形成すると、包装 袋の食品収容口に保形性を付与できるので、当該収容口の開口面積を適宜に変化 させて、水蒸気の逃げを一層容易に調整できる。
【0031】 (4)包装袋の中間層に羽毛微細粉末の配合シートを用いることで、吸湿性能及 び吸油性能に優れ、包装袋の厚みを薄くしても従来の包材と同様、或はそれ以上 の機能を期待できるため、包装袋の軽量化を図れる。包装袋の大きさは電子レン ジのターンテーブルなどに合わせて設計すると良い。 また、包装袋の左・右の端部をガゼット折りにすると、嵩高い食品の包装に便 利である。
【0032】 (5)ほとんど廃棄処分にされている羽毛の微細粉末として包装袋に活用するの で、廃材の有効利用と資源の省力化を同時に図れる。
【0033】
【実施例】
以下、積層シートの製造実施例、当該積層シートの吸油速度、吸放湿挙動など の機能試験例、上記積層シートから変形合掌型の包装袋を得る製袋実施例、並び に当該包装袋で冷凍食品を加熱調理した場合の調理試験例などを順次説明する。
【0034】 《積層シートの製造実施例》 本実施例では、羽毛微細粉末を配合した印刷インキをポリエステルフィルム上 に塗布し、当該塗膜層を備えたポリエステルフィルムとヒートシール紙とをラミ ネートした積層シートの製造例を詳述する。 当該積層シートはヒートシール紙を内層とし、羽毛微細粉末の塗膜層を中間層 とし、ポリエステルフィルムを外層とする。
【0035】 2層ヘッドボックスを備えた傾斜短網抄紙機、又は円網、短網などのコンビネ ーション型抄紙機を用いて抄き合わせて、パルプ繊維50%及びポリプロピレン 繊維50%の混合層と、パルプ繊維100%の単一層とから成る二層状のヒート シール紙を製造した。
【0036】 当該ヒートシール紙の各評価は下表の通りであった。 (1)秤量 35.2g/m2 (2)紙厚 83μm (3)密度 0.42g/cm3 (4)引っ張り強度 (ドライ) 縦:6050gf/15mm幅 横:6050gf/15mm幅 (ウェット) 縦:2380gf/15mm幅 横:1480gf/15mm幅 (5)透気度 62cc/cm2/秒 (6)吸水速度 (混合層側) 134.8秒 (単一層側) 83.1秒 (7)吸油速度 (混合層側) 22.1秒 (単一層側) 20.6秒 (8)吸水倍率 5.4倍(190g/m2) (9)吸油倍率 8.2倍(289g/m2)
【0037】 上記透気度試験は、JIS−P8117の紙及び板紙の透気度試験方法に基づ いて行った。 上記吸油速度は、試料に軽油(1号軽油)を注射針のH−5号を通して1滴(約 4mg)を滴下し、吸収し終わるまでの秒数で表した。 上記吸水速度は、滴下する1滴が約0.1mlになるように調整したピペットを 使用し、試料に蒸留水を滴下し、水滴が完全に吸収されて反射光が消えるまでの 時間を秒数で表した。 上記吸油倍率は、コーン油に試料を15秒間浸漬した後に取り出し、10秒間 手で保持して、重量増加により求めた。 上記吸水倍率は、吸油倍率の試験を基本にして、コーン油を蒸留水に置き換え て求めた。
【0038】 尚、上記ヒートシール紙においては、ポリプロピレンがヒートシール性合成繊 維であるが、ポリオレフィン系繊維・芯鞘ポリエステル複合繊維(例えば、ソフィ ットN720;(株)クラレ製)をヒートシール性合成繊維として、この合成繊維40 %とパルプ繊維60%の混合層から成る一層状のヒートシール紙を製造すること もできる。
【0039】 次いで、下記の要領で羽毛微細粉末を調製した。 即ち、ニワトリの羽毛を水洗し、血液や肉片を除去して風乾し、エーテルで脱 脂するとともに、70%エタノールに浸漬した。脱脂羽毛のエタノール浸漬物を 石臼式磨砕機(マスコロイダーMKZA6―5;増幸産業製)により3回循環させ て磨砕処理した後、濾過、水洗、再び濾過処理をして第一段磨砕物を得た。 この第一段磨砕物を乾燥して、繊維形状を含む平均粒子径20μm程度の羽毛 微細粉末を得た。
【0040】 但し、羽毛をより細かく微細化する場合には、上記第一段磨砕処理に引き続い て、振動ボールミル粉砕機又は遊星ボールミル磨砕機を用いたボールミル式粉砕 処理、或は分級処理を追加しても良い。 上記分級処理で微粉末を調製する場合には、前記第一段磨砕物の一部を解砕機 (カレントジェットCJ25;日清エンジニアリング社製)で気流粉砕したのち、 分級機(ターボクラシファイヤーTC−25N;日清エンジニアリング社製)にか けて空気分級すると、粗砕画分とともに10μm以下の微砕画分を得ることがで きる。
【0041】 そして、上記羽毛微細粉末をデンプンと合わせてウレタン樹脂及びワニスの混 合溶液中に分散させ、次の組成により印刷インキを調製した。 ウレタン樹脂及びワニス 150部 羽毛微細粉末 11部 デンプン 16部 溶剤(メチルエチルケトン、その他の混合溶剤) 45部
【0042】 次いで、ポリエステルフィルム(二軸延伸PETフィルム)上に上記印刷インキ をダイレクト・グラビア印刷方式で塗布し、乾燥処理を経て膜厚2μm程度の羽 毛微細粉末の塗膜層を得た。 上記印刷インキの塗布は大量生産、巻き取りが容易なグラビア印刷で行うのが 好ましいが、平均粒子径の細かい羽毛微細粉末を使用する場合には、スクリーン 印刷も可能であり、さらには、その他の印刷方式で塗布しても差し支えない。
【0043】 前記ヒートシール紙のうちのパルプ繊維100%の単一層側を、上記ポリエス テルフィルムの塗膜層側に臨ませて、ヒートシール紙とポリエステルフィルムを ドライラミネーション方式で積層し、図1に示すような三層構造の積層シートを 得た。 尚、ヒートシール紙の性状を良好に保持するためには、羽毛微細粉末の塗膜層 を外層側のポリエステルフィルムに形成する方が良いが、この塗膜層を内層側の ヒートシール紙に形成し、ポリエステルフィルムとラミネートすることも可能で ある。 また、三層ラミネーションとしては通常のドライラミネーションが好ましいが 、ウェットラミネーション、或は無溶剤型ドライラミネーションなどで行うこと もできる。
【0044】 《積層シートの機能試験例》 そこで、上記製造例で得た積層シートを実施例1とするとともに、上記製造例 を基本としながら、ヒートシール紙に羽毛微細粉末の塗膜層を形成した後にポリ エステルシートをラミネートした積層シートを実施例2として、吸油量、吸水量 などの機能試験を行い、下表の結果を得た。 尚、比較例としては、冒述の従来技術の出願人が製造元であり、構造が同従来 技術に近いと推定される市販の食品加熱調理用包材を用いた。
【0045】 実施例1 実施例2 比較例 秤量(g/m2) 60.9 62.9 57.8 シートの厚み(μm) 91 98 103 密度(g/cm3) 0.67 0.64 0.56 吸水速度(秒) 65.4 600以上 600以上 吸油速度(秒) 4.3 4.3 2.0 吸水量(g/m2) 79 50 46 吸油量(g/m2) 323 315 237
【0046】 上記積層シートの各評価方法は、前記ヒートシール紙の評価方法を基本とした 。従って、例えば、液体としての水を対象とする吸水速度については、実施例2 では、比較例と同じく吸水しにくい性質が付与されているが、実施例1のように 多少吸水速度を速くすることもできる。 また、実施例1〜2の吸水量は比較例より大きいことが判る。 一方、吸油量については、実施例1〜2は比較例より大きいことが判る。 吸油速度に関しては、実施例1〜2の厚みが比較例より若干薄いこと、羽毛微 細粉末の含有量は多くないことなどを勘案すると、実施例1〜2と比較例との差 異はそれほど大きいものではない。
【0047】 《吸油速度の試験例》 そこで、中間層を形成する塗膜層における羽毛微細粉末の含有量を0.5g/m2 、1.0g/m2に増した場合について、吸油速度をコーン油の滴下法に基づいて調 べ、下記の結果を得た。但し、試料1は羽毛微細粉末の含有量が0.5g/m2のも の、試料2は同含有量が1.0g/m2のものであり、比較例の数値は前記機能試験 例で得た比較例の吸油速度結果を援用したものである。 試料1 試料2 比較例 吸油速度(秒) 1.7 1.3 2.0 この結果によると、試料1〜2は比較例よりも吸油速度の数値が小さく、従っ て、羽毛微細粉末の含有量の調整で吸油速度が速くなることが判る。
【0048】 《吸放湿挙動の試験例》 前記試験例では、実施例1〜2の積層シートについて液体としての水分の吸収 性能である吸水速度、吸水量を各々示したが、本試験例では、当該実施例1〜2 による水蒸気の吸収性能の試験(吸放湿試験)を行った。 即ち、2g前後の重量に整えた実施例1と2の積層シートに予備の乾燥処理を 施した後、室温下で水蒸気飽和状態にした容器中に各積層シートを収容し、0〜 24時間に亘り吸着含水率(%)の経時変化を測定して吸湿挙動を調べた。 但し 、吸着含水率(%)は、下式のように乾燥処理前・後の重量差に基づいて表した。 〔(試験片の乾燥前の測定重量)−(絶乾重量)/(測定重量)〕×100 また、各積層シートを速やかに乾燥状態にある容器に移し、同じく吸着含水量 (%)の経時変化を25〜48時間に亘り測定し、放湿挙動を調べた。
【0049】 図4はその結果を示し、実施例1〜2共に、水蒸気飽和容器に入れた直後に吸 湿曲線は急勾配を示し、その後も大きな勾配を保持した。このことから、実施例 1〜2の各包材の吸湿速度はかなり速く、食品の加熱調理に各包材を適用した場 合、食品から生じる水蒸気を速やかに吸収できることが判る。
【0050】 《変形合掌型包装袋の製造実施例》 そこで、図2Aに示すように、上記製造実施例で得た方形状の積層シート4の 左・右寄りを折り畳んで胴合掌にし、積層シート4の上側7及び下側8を天・地と して、内層1のヒートシール紙同士が対向する状態で天・地の両方をヒートシー ルし、合掌部6をヒートシールせずに食品の収容口11に開放して、変形合掌型 の包装袋10を製造した。
【0051】 図2Aの包装袋10では、袋の内側に積層シート4のうちのヒートシール紙1 が臨むため、ヒートシール紙を材質とする内層1の内側が食品収容空間5になり 、当該内層1(より具体的には、ヒートシール紙のうちのヒートシール性合成繊維 とパルプ繊維の混合層の側)が食品と接することになる。 また、包装袋10の左・右の各端部をガゼット折り12に形成して、包装袋1 0自体を上下方向に膨らむように構成し、嵩高い食品を収容する場合にも対応可 能にしている。 尚、図3は当該変形合掌型のガゼット包装袋の展開図であり、同図の上寄りの 数値は大型の袋を製造する場合のガゼット部、合掌部などの各寸法を示し、下寄 りの数値は小型の袋を製造する場合の寸法を示す。
【0052】 因みに、この変形合掌型の包装袋10では、既述したように、汁ものなどの水 分の多い食品では、食品収容口11の開口度の調節により過剰の水蒸気を逃がす こともできるうえ、偏平形状の袋の上向きに食品収容口11が開口するため、横 側に収容口が開いた通常の合掌型袋に比べて、仮に加熱調理の際に吹きこぼれが 起きても下に敷いた皿などの汚損が少なくなる。尚、外層3をポリエステルフィ ルムではなくアルミニウム箔にしてオーブンなどで調理すると、袋に保形性を付 与できるため、食品収容口11の開口度の調整は一層容易になる。
【0053】 《加熱調理試験例》 図2Aの包装袋10を本試料として冷凍したフライドチキンを包装袋内に収容 し、電子レンジで所定時間加熱調理して、加熱後の食品の食感、風味、食味など を調べた。但し、本試料に替えて前記機能試験例で使用した比較例の包装袋に収 容したものを比較例1とし、ポリ塩化ビニリデン製のラップフィルムで包装した ものを比較例2とした。
【0054】 その結果、本試料では、食品の水分及び油分によるベタ付き、ふやけはなく、 一方で、硬く乾燥し過ぎることもなく、カリッとした適度の食感が得られた。風 味、食味も良好に復元していた。 これに対して、比較例2では、食品内部から生じた水分及び油分で食品自体が かなりベタ付き、カリッとした食感にはほど遠かった。風味、食味も損なわれて いた。また、比較例1では、食品のふやけ度合は比較例2に比べてかなり改善さ れていたが、本試料に比べると、特に油分によるベタ付きが認められ、その分風 味や食味が低下していた。
【0055】 一方、加熱調理後に、本試料の包装袋10を皿のうえに載せ、合掌部6を持っ て互いに反対側の左・右方向に引き開けると、図2Bに示すように、天・地のヒー トシール部7・8が順次円滑に剥がれていき、皿上で包装袋10を容易に展開状 に開くことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の包装袋を構成する積層シートの縦断面
図である。
【図2】上記積層シートから製造した変形合掌型の包装
袋を示し、図2Aは製袋状態にある包装袋の斜視図、図
2Bは包装袋を展開した状態を示す斜視図である。
【図3】変形合掌型のガゼット包装袋の展開図である。
【図4】上記積層シートの吸放湿挙動の結果を示す図で
ある。
【図5】従来技術を示す図1の相当図である。
【符号の説明】
1…内層、2…中間層、3…外層、4…積層シート、5
…食品収容空間、6…合掌部、7…積層シートの上側、
8…積層シートの下側、10…変形合掌型の包装袋、1
1…食品収容口、12…ガゼット折り部。
フロントページの続き (72)考案者 横田 佳正 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 新宿 住友ビル20階 東洋羽毛工業株式会社内 (72)考案者 佃 光明 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 新宿 住友ビル20階 東洋羽毛工業株式会社内 (72)考案者 岩橋 恒人 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 新宿 住友ビル20階 東洋羽毛工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維組成物とヒートシール性合成繊維を
    湿式抄紙したヒートシール紙を内層(1)とし、羽毛微細
    粉末の配合シートを中間層(2)とし、ポリエチレン、ポ
    リプロピレン、ポリアミド等の合成樹脂シート及びアル
    ミニウム箔等の金属箔などの少なくともいずれかを外層
    (3)として三層の積層シート(4)を構成し、 上記内層(1)のヒートシール紙同士が対向状になるよう
    にして積層シート(4)の左・右を胴合掌状に折り返し、
    積層シート(4)の前・後の各外周部(7)・(8)を天・地と
    してヒートシールし、前後方向に沿う上記合掌部(6)を
    食品収容口(11)として開放することを特徴とする食品
    加熱調理用の変形合掌型包装袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7057023B1 (ja) 2021-10-27 2022-04-19 日本紙工株式会社 ティーバッグ包装食品、及び食品の調理方法

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