JP3037983U - 髪飾り - Google Patents

髪飾り

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JP3037983U
JP3037983U JP1996010006U JP1000696U JP3037983U JP 3037983 U JP3037983 U JP 3037983U JP 1996010006 U JP1996010006 U JP 1996010006U JP 1000696 U JP1000696 U JP 1000696U JP 3037983 U JP3037983 U JP 3037983U
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JP
Japan
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hair
comb
ornament
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fixing portion
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JP1996010006U
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English (en)
Inventor
誠治 石黒
Original Assignee
有限会社 石黒商店
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い髪でなくともしっかりと頭に固定するこ
とができる髪飾りを提供する。 【解決手段】 固定部11と飾り部12とを備え、上記
固定部11は櫛状に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、髪飾りに係り、特に、比較的少ない量の髪であっても装うことが できる、和装用の髪飾りに関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、女性が晴れ着として和服を着用する際には、髪飾りを付ける場合が多 い。このような髪飾り21は、従来、図4に示すように、下り藤と呼ばれるもの が多く用いられている。 即ち、藤に似せて作られた飾19りと、この飾り19が固定された固定部20 とを備えている。このような髪飾り21を髪へ固定する固定部20は、従来、か んざし状の長めの棒状の柄により形成されいた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような髪飾り21にあっては、上記のかんざし状の棒状の柄の 部分を髪の毛の中に差し入れて、髪の毛に固定することとなっており、長い髪の 毛を有する女性は、一定量の髪の毛を纏めることができるため、上記かんざし状 の柄により固定することが可能であった。
【0004】 しかしながら、近年、多くの女性の髪の毛は一般的に、従来よりも短い傾向に あり、いわゆるショートカットの女性も多く、従来ほど豊かな量の髪の毛を纏め ることができなくなっている。 従って、従来のようなかんざし状の柄を有する髪飾りを頭部の髪の毛に装着し た場合には、しかりと髪の毛に固定することができず、早足に歩いた場合には脱 落したり、また、長時間装着する間には、同様に脱落する場合もあった。
【0005】 そこで、請求項1乃至4記載の考案にあっては、長い髪でなくともしっかりと 頭に固定することができる髪飾りを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような技術的課題解決のため、請求項1記載の考案にあっては、固定部1 1と飾り部10とを備え、上記固定部11は櫛状に形成されていることを特徴と する。 従って、請求項1記載の考案にあっては、固定部11が櫛状に形成されている ことから、髪の毛に入り込み易すく、また、髪の毛が絡み付きやすい。
【0007】 その結果、請求項1記載の考案にあっては、長い髪の毛でなくとも、髪の毛に 固定されやすい髪飾りを提供することができる。 請求項2記載の考案にあっては、上記固定部11は、飾り部12が固定された 基材15と、この基材15に取り付けられ、細幅のワイヤーが捻られて形成され た複数の櫛片13を有することを特徴とする。
【0008】 従って、請求項2記載の考案にあっては、上記固定部11は、細幅のワイヤー が捻られて形成された複数の櫛片13を有しているため、髪の毛が纏わりつきや すく、頭部に固定されやすい。 その結果、請求項2記載の考案にあっては、より頭に固定し易い髪飾りを提供 することができる。
【0009】 請求項3記載の考案にあっては、上記櫛片は、基端部16は幅広に形成されて いると共に先端部17は細幅に形成されていることを特徴とする。 従って、請求項3記載の考案にあっては、櫛片が髪の毛に進入しやすく、また 、髪の毛が隣接する櫛片13間において固定されやすい。 その結果、請求項3記載の考案にあっては、より頭部の髪の毛に固定しやすい 髪飾りを提供することができる。
【0010】 請求項4記載の考案にあっては、上記櫛片13は平面略涙滴状に形成されてい ることを特徴とする。 従って、請求項4記載の考案にあっては、上記櫛片13が平面涙滴状にワイヤ ー14により形成されており、このワイヤー14が幅方向において弾性変形して 、櫛片13間に髪の毛を両側から押圧するため、髪の毛は両側から櫛片13によ り保持される形となり、より強固に髪の毛に固定される。
【0011】 その結果、請求項4記載の考案にあっては、髪飾り10を頭部に装着する際に 、髪の毛に入り込みやすく、また、髪の毛に固定されやすい、という効果を奏す る。 請求項5記載の考案にあっては、上記上記基材15は、飾り部12に対して膨 出するように湾曲して形成されていることを特徴とする。
【0012】 従って、請求項5記載の考案にあっては、上記基材15が湾曲して形成されて いるため、頭部のカーブによく適合して髪の毛の中に深く櫛片13が入り込む。 その結果、より髪の毛にしっかりと固定することができる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案に係る髪飾りを詳細に説明 する。 本実施の形態に係る髪飾り10は、固定部11と飾り部12とを備え、固定部 11は櫛状に形成されている。
【0014】 上記固定部11は、バー状の基材15と、この基材15に略等間隔に巻き付け 固定されて形成された複数の櫛片13により構成されている。 この各櫛片13は、細幅の金属製のワイヤーにより、平面涙滴状に形成され、 基端部16は、上記基材15に沿って幅広に形成されていると共に先端部17は 基端部16の幅方向に対して直角の方向に捻って、幅方向においては細幅に形成 され、基端部16側において上記基材15に巻き付けられて固定されている。
【0015】 そして、上記飾り部12は、上記飾り部12は下り藤として形成されていると と共に基材15はこの飾り部12の長さ方向に対して幅方向に直交するように配 置されている。基材15は、本実施の形態にあっては、上記飾り部12に対して 膨出するように湾曲して形成されている。 一方、本実施の形態にあっては、飾り部12は、複数本のワイヤー14の先端 部に固定された糸に藤様の花18が付けられて垂下されており、これらのワイヤ ー14は上記基材15に巻回して、基材15に対して略直角に固定されている。
【0016】 一方、上記各櫛片13は、上記飾り部12の長さ方向に沿って、同一方向に突 設されており、先端部17から基端部16へ向かって、次第に幅寸法が大きくな るような涙滴状に形成されている。また、上記各櫛片13の基端部16の間の間 隔寸法は、約2mm程度に形成されると共に各櫛片13の間の先端部17の間の 間隔寸法は、約4mm程度に形成されている。
【0017】 そして、本実施の形態に係る髪飾り10にあっては、上記櫛片13は10本形 成されており、これらの櫛片13及び上記基材15とにより、固定部11は全体 として櫛状に形成されている。 以下、本実施の形態に係る髪飾り10の作用について説明する。 従って、本実施の形態に係る髪飾り10を髪の毛に装着する場合には、上記固 定部11の櫛片13を、髪の毛を櫛により梳く要領で髪の毛にさし込む。
【0018】 この場合、上記のように、各櫛片13はワイヤーにより、涙滴状に形成されて おり、さらに、先端部17は基端部16よりも、より細幅に形成されていると共 に、基端部16の幅方向に対して直角の方向に捻られて形成されているため、先 端部17は髪の毛に入り易い。 また、先端部17が髪の毛に入った場合には、髪の毛は複数の櫛片13の間に 入り込み、櫛片13内に入った髪の毛は上記基端部16側へ至る。
【0019】 この際、櫛片13の間の間隔寸法は、基端部16側においては、先端部17側 におけるよりも狭く形成されており、基端部16は、ワイヤーにより基材15の 長さ方向に沿って拡開する、涙滴状に形成されているため、櫛片13の間に入り 込んだ髪の毛を各櫛片13の基端部16が両側から弾性的に把持する。 その結果、各櫛片13が、基材15の長さ方向において撓み、櫛片13間に入 った髪の毛を両側から押圧する。従って、各櫛片13間の髪の毛は、各櫛片13 により押圧されることとなるため、固定部11は髪の毛に固定される。
【0020】 従って、髪飾り部12を含めて、髪飾り10は使用者の頭部にしっかりと固定 されることとなる。 また、本実施の形態に係る髪飾り10を販売する際には、図4に示すような透 明なプラスチック製の容器18に収納して販売する。 この容器18にあっては、背面板22に上記固定部11を係止する係止部20 が設けられており、この係止部23に固定部11の櫛片13を差し込んで固定し て収納する。
【0021】 この容器18によれば、本実施の形態に係る髪飾り10を外部から視認するこ とができ、かつ、流通過程に置かれ、手荒く扱われた際にも、何等、髪飾り10 物理的な衝撃等の影響を及ぼすことなく、販売することができる。 なお、本実施の形態にあっては、上記櫛片13が金属製のワイヤーにより形成 されている場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、例えば、樹脂 製であって基材15と一体に形成されていてもよい。
【0022】
【考案の効果】
請求項1記載の考案にあっては、固定部が櫛状に形成されていることから、髪 の毛に入り込み易すく、また、髪の毛が絡み付きやすい。 その結果、請求項1記載の考案にあっては、髪の毛に固定されやすく、髪の毛 が長くない場合であっても、容易に固定することができる。
【0023】 請求項2記載の考案にあっては、固定部は、細幅のワイヤーが捻られて形成さ れた複数の櫛片により構成されているため、髪の毛が纏わりつきやすく、頭部に 固定されやすい。 その結果、請求項1記載の効果に加えて、より頭に固定し易い髪飾りを提供す ることができる。
【0024】 請求項3記載の考案にあっては、櫛片が髪の毛に進入しやすく、また、髪の毛 が隣接する櫛片間において固定されやすい。 その結果、請求項2記載の効果に加えて、より頭部の髪の毛に固定しやすい髪 飾りを提供することができる。 請求項4記載の考案にあっては、頭部に装着する際に、髪の毛に入り込みやす く、また、入り込んだ髪の毛が抜けにくい。
【0025】 その結果、請求項3記載の効果に加えて、より確実に頭部に固定することがで きる髪飾りを提供することができる。 請求項5記載の考案にあっては、上記基材が湾曲して形成されているため、頭 部のカーブによく適合して髪の毛の中に深く櫛片が入り込む。 その結果、請求項2記載の効果に加えて、より髪の毛にしっかりと固定するこ とができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る髪飾りの一実施の形態を示す斜視
図である。
【図2】本考案に係る髪飾りの一実施の形態を示し、そ
の使用状態を示す斜視図である。
【図3】本考案に係る髪飾りの一実施の形態を示し、専
用の収納容器への収納状態を示す斜視図である。
【図4】従来の髪飾りを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 髪飾り 11 固定部 12 飾り部 13 櫛片 14 ワイヤー 15 基材 16 基端部 17 先端部 18 容器 19 飾り 20 固定部 21 髪飾り 22 背面板 23 係止部 24 飾り

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部と飾り部とを備え、上記固定部は
    櫛状に形成されていることを特徴とする髪飾り。
  2. 【請求項2】 上記固定部は、飾り部が固定された基材
    と、この基材に取り付けられ、細幅のワイヤーが捻られ
    た複数の櫛片を有することを特徴とする請求項1記載の
    髪飾り。
  3. 【請求項3】 上記櫛片は、基端部側は幅広に形成され
    ていると共に先端部側は細幅に形成されていることを特
    徴とする請求項2記載の髪飾り。
  4. 【請求項4】 上記櫛片は平面涙滴状に形成されている
    ことを特徴とする請求項3記載の髪飾り。
  5. 【請求項5】 上記上記基材は、飾り部に対して膨出す
    るように湾曲して形成されていることを特徴とする請求
    項2記載の髪飾り。
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