JP3037948U - 開閉式の指輪 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、一個の指輪で二種の形態を楽し
む為のものである。 【構成】 指輪の一部に可動部分を設け、更にその内部
に板バネ材を取り付けて、剛性感のある動きを可能にす
る。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、指輪の一部を可動式にする事により一本の指輪で二種類の形 態を、随時楽しめる様にした物であります。

図１の様に、指輪上部を左右に開くことができ、閉じている時には、大変シン プルで、おとなしい指輪でありますが、可動部を開く事により、内部（指輪本体 ）を露出させ、その部分に留めた宝石が見えるようになります。

つまり、一本の指輪で、二種類の表情を楽しむことができる訳であります。

構造は、指輪本体（１）に取り付けられた可動部（２）が、支点（３）を可動 軸として動くようになっております。

このままでは、可動部は指輪装着中に勝手に動いてしまうので、図３の様に、 内側にバネ材（４）を取り付け、そのバネ材が本体側の突起部（６）と、すれ合 うことにより、勝手な動きが阻止されます。

また、バネ材により、開閉時の剛性感も、もたらされます。

バネ材の形状は、図４の通りであります。

バネ材（４）は、可動部（２）の内側にある二本のピン（５）に、両端の穴と 切れ込みを差し込みたたいてかしめる事により固定されています。

又、この新案は、図１の様に指輪に対して直角に可動部が開くという形だけで はなく、図５のように、指輪に対して平行に可動部が開くという形にすることも できます。

可動部分には小粒のダイヤを留めておき、開いたときに露出する本体部分に、 ルビー、エメラルド等の色のある石を留めておきますと、開いて使用する時と、 閉じて使用するときでは、全く別の指輪の様な印象を与える事ができる訳です。

更にこの新案は指輪だけ出なく、 （１）ブレスレット （２）ピアス及びイヤリング （３）ペンダント及びブローチ （４）タイピン及びタイタック （５）帯留め （６）カフスボタン 等、広く装身具一般に応用することができるのであります。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案を応用した指輪の斜視図

【図２】本考案を応用した指輪の平面図

【図３】本考案を応用した指輪の上部の断面図

【図４】本考案に使用するバネ材の斜視図

【図５】本考案を応用した指輪、並びに他の具体例

【符号の説明】

１は、指輪本体 ２は、指輪の可動部分 ３は、可動部を支える支点 ４は、可動部に取り付けるバネ材 ５は、バネ材をおさえるピン ６は、バネ材に接する本体側突起部

【手続補正書】

【提出日】平成９年１月２０日

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 内部にバネ材を取り付け、一部が開閉す
   る様にした指輪。