JP3037839U - 熱効率型加熱蒸散装置 - Google Patents

熱効率型加熱蒸散装置

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JP3037839U
JP3037839U JP1996009040U JP904096U JP3037839U JP 3037839 U JP3037839 U JP 3037839U JP 1996009040 U JP1996009040 U JP 1996009040U JP 904096 U JP904096 U JP 904096U JP 3037839 U JP3037839 U JP 3037839U
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liquid
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JP1996009040U
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照子 加藤
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照子 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬液ボトルから吸液芯をとおして薬液を吸い
上げ、その吸液芯を熱して薬剤を空気中に放出する加熱
蒸散装置において、その発熱物質又は放熱物質の設定温
度を通常よりも低く設定しても、効率的に吸液芯より薬
液の発散が行われるようにすることを目的としている。 【構成】 薬液ボトルから吸液芯をとおして薬液を吸い
上げ、その吸液芯を熱して薬剤を空気中に放出する加熱
蒸散装置において、図３、図４のように吸液芯２にアル
ミや銅などの熱伝導物質４を埋め込む、張る、練り込
む、織り込むなどして、熱伝導物質を通して発熱物質又
は放熱物質１からの輻射熱エネルギーを吸液芯に取り込
むと同時に、その他の吸液芯の部分で発熱物質又は放熱
物質からの輻射熱エネルギーの取り込みと言った両方の
熱エネルギーを吸液心に与えて効率的に吸液芯より薬剤
の発散が行われるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案が解決しようとする課題】
薬液ボトルから吸液芯をとおして薬液を吸い上げ、その吸液芯を熱して薬剤を 空気中に放出する加熱蒸散装置は、吸液芯の外側を囲むようにした発熱物質又は 放熱物質から発する輻射熱で薬液芯を熱して薬剤を空気中に発散させている。こ の時吸液芯の熱吸収率の関係から、吸液芯から薬剤を空気中に放出するための適 正温度以上の温度を発熱物質又は放熱物質に与える必要があった。
【０００２】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決するために、吸液心に熱伝導性の良いアルミや銅と言った熱 伝導物質のチップを埋め込む、張る、又はその両方を利用して発熱物質又は放熱 物質からの熱エネルギーを熱伝導物質に取り込みこの熱伝導による熱エネルギー と発熱物質又は放熱物質からの輻射熱による熱エネルギーとで吸液芯を温める。 これにより、発熱物質又は放熱物質の熱エネルギーで効率よく吸液芯を温めるこ とが可能となり、従来よりも低い発熱物質又は放熱物質からの熱エネルギーで吸 液芯から薬剤の空気中への放出が可能となる。
【０００３】 上記と同じように、吸液心に熱伝導性の良いアルミや銅と言った熱伝導物質を 練り込む又は織り込むことにより上記と同じ効果が得られる。
【０００４】
【考案の効果】
これらにより、発熱物質又は放熱物質の温度を、吸液芯から薬剤を空気中に放 出するための適正温度以下に設定しても充分な薬剤の放出効果が得られ省エネと なる。
【０００５】 発熱物質又は放熱物質の温度を低く設定出来ることにより、火災や火傷といっ た危険性を軽減できると同時に、断熱部分を少なくすることが出来コスト削減と なる
【０００６】 発熱物質又は放熱物質の温度を低く設定できることにより、壁などに直に加熱 蒸散装置を設置するタイプのコードレス加熱蒸散装置などにその効力を発揮する 。
【０００７】 発熱物質又は放熱物質の温度を低く設定出来ることと同時に熱効率が高いので 、乾電池などを熱源とする携帯用加熱蒸散装置にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】加熱蒸散装置の全体図である。
【図２】現在一般的に使用されている加熱蒸散装置の、
吸液芯と発熱物質又は放熱物質との位置関係の一例を示
す断面図である。
【図３】熱効率型加熱蒸散装置で、熱伝導物質を埋め込
んだ吸液心と発熱物質又は放熱物質とそ位置関係の一例
を示す断面図である。
【図４】熱効率型加熱蒸散装置で、熱伝導物質を練り込
んだ吸液芯と発熱物質又は放熱物質との位置関係の一例
を示す断面図である。
【図５】乾電池による携帯用熱効率型加熱蒸散装置で、
熱伝導物質を埋め込んだ吸液心と発熱物質又は放熱物質
との位置関係の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
１ 発熱物質又は放熱物質 ５ ヒータ
ー ２ 吸液芯 ６ 乾電池 ３ 薬液ボトル ４ アルミや銅などの熱伝導物質
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年１１月２１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】薬液ボトルから吸液芯をとおして薬液を吸
    い上げ、その吸液芯を熱して薬剤を空気中に放出する加
    熱蒸散装置において、吸液心にアルミや銅と言った熱伝
    導物質のチップを埋め込む、張る、又はその両方を利用
    して、発熱物質又は放熱物質からの熱エネルギーをこれ
    らの熱伝導物質を通して取り込みその熱エネルギーを吸
    液心に熱伝導で伝えて吸液芯を温め、吸液芯からの薬剤
    の放出が容易になるようにする事を特徴とする加熱蒸散
    装置。
  2. 【請求項２】上記加熱蒸散装置において、吸液心にアル
    ミや銅と言った熱伝導物質を練り込む、又は織り込ん
    で、発熱物質又は放熱物質からの熱エネルギーをこれら
    の熱伝導物質を通して取り込みその熱エネルギーを吸液
    芯に熱伝導で伝えて吸液芯を温め、吸液芯からの薬剤の
    放出が容易になるようにすることを特徴とする加熱蒸散
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010527711A (ja) * 2007-05-23 2010-08-19 ベルメイ， インコーポレイテッド ゲルまたはポリマー芳香剤支持体を含む使い捨て式のエアフレッシュナー
JP2014525282A (ja) * 2011-08-15 2014-09-29 ポレックス コーポレーション 伝導性複合灯心およびその作成および使用の方法

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